JPS6210041Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210041Y2 JPS6210041Y2 JP8434682U JP8434682U JPS6210041Y2 JP S6210041 Y2 JPS6210041 Y2 JP S6210041Y2 JP 8434682 U JP8434682 U JP 8434682U JP 8434682 U JP8434682 U JP 8434682U JP S6210041 Y2 JPS6210041 Y2 JP S6210041Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- center
- centering
- measuring device
- centering device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 6
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工作物の芯出し作業において、作業者
の勘にたよることなく、ダイヤルゲージ、スモー
ルテスタ等の測定器を使用して誰にでも簡単に芯
出し作業を行なえるようにする芯出し装置に関す
るものである。
の勘にたよることなく、ダイヤルゲージ、スモー
ルテスタ等の測定器を使用して誰にでも簡単に芯
出し作業を行なえるようにする芯出し装置に関す
るものである。
従来、旋盤の単動チヤツクでチヤツキングした
工作物をセンタとポンチ穴で芯出しする場合、第
1図に示すように、単動チヤツク1で工作物2を
挾持し、あらかじめ設けられたポンチ穴3へトー
スカン4の先端を寄せて、そのトースカン4の先
端とポンチ穴3のずれを作業者がチヤツク1を操
作して修正することにより行なわれていた。
工作物をセンタとポンチ穴で芯出しする場合、第
1図に示すように、単動チヤツク1で工作物2を
挾持し、あらかじめ設けられたポンチ穴3へトー
スカン4の先端を寄せて、そのトースカン4の先
端とポンチ穴3のずれを作業者がチヤツク1を操
作して修正することにより行なわれていた。
このような方法では作業者の勘にたよることに
なり、一般性がないばかりでなく、芯出し時間も
多くかかり、芯出し精度も悪い。
なり、一般性がないばかりでなく、芯出し時間も
多くかかり、芯出し精度も悪い。
本考案は芯出し作業に関わる上記欠点を改善
し、作業者の勘に頼らず誰にでも簡単に芯出しが
行なえるようにするための芯出し装置、すなわ
ち、その装置の本体を中空円筒形とし、その本体
の一端部に先細のテーパ軸を同軸に設け、他端部
は貫通孔を持つ端面とし、該端面には円錐形先端
部を持つつば付き揺動センタを遊貫させており、
本体内部にはつば付き揺動センタの球環部と、つ
ば付き揺動センタの円錐形先端側へ本体の軸心を
中立位置として前記つば付き揺動センタを押圧す
るスプリングを収容し、さらに本体の外部には突
出した支柱を設け、その支柱の先端には変位測定
器を設けた支持棒が回動可能に取付けられ、その
支持棒に設けられる変位測定器の位置をつば付き
揺動センタ側へ回動した場合に変位測定器の測定
端がつばの側面に当接する位置に固定することを
特徴とする芯出し装置を提供するものである。
し、作業者の勘に頼らず誰にでも簡単に芯出しが
行なえるようにするための芯出し装置、すなわ
ち、その装置の本体を中空円筒形とし、その本体
の一端部に先細のテーパ軸を同軸に設け、他端部
は貫通孔を持つ端面とし、該端面には円錐形先端
部を持つつば付き揺動センタを遊貫させており、
本体内部にはつば付き揺動センタの球環部と、つ
ば付き揺動センタの円錐形先端側へ本体の軸心を
中立位置として前記つば付き揺動センタを押圧す
るスプリングを収容し、さらに本体の外部には突
出した支柱を設け、その支柱の先端には変位測定
器を設けた支持棒が回動可能に取付けられ、その
支持棒に設けられる変位測定器の位置をつば付き
揺動センタ側へ回動した場合に変位測定器の測定
端がつばの側面に当接する位置に固定することを
特徴とする芯出し装置を提供するものである。
以下、本考案の一実施例につき図により説明す
る。
る。
第2図で示すように、芯押し台5の芯押し軸6
の中へ芯出し装置7のテーパ軸8を挿入し、ハン
ドル9を回わして芯出し装置を工作物側へ前進さ
せ、芯出し装置7の円錐形先端部10を工作物3
のポンチ穴へはめ合わせる。
の中へ芯出し装置7のテーパ軸8を挿入し、ハン
ドル9を回わして芯出し装置を工作物側へ前進さ
せ、芯出し装置7の円錐形先端部10を工作物3
のポンチ穴へはめ合わせる。
第3図で示すように、工作物の芯出しができて
いなければ、芯出し装置の先端部つまりつば付揺
動センタ11が振れてダイヤルゲージ12の針が
振れる。ダイヤルゲージ12の針の振れ方に従つ
てチヤツクの位置を修正するとダイヤルゲージ1
2の針の振れが止まる位置を探し出すことができ
る。
いなければ、芯出し装置の先端部つまりつば付揺
動センタ11が振れてダイヤルゲージ12の針が
振れる。ダイヤルゲージ12の針の振れ方に従つ
てチヤツクの位置を修正するとダイヤルゲージ1
2の針の振れが止まる位置を探し出すことができ
る。
このような機能を持つ芯出し装置7は、第4
図、第5図に示すように、円筒形の本体13の一
端部に芯押し軸6の中へ挿入されるテーパ軸8を
先細に同軸に設け、他端部は貫通孔14を持つ端
面15とし、該端面15には円錐形先端部10を
持つつば付き揺動センタ11を遊貫させている。
本体13の内部にはつば付き揺動センタ11の球
環部16が円錐形先端部10側を球面にして収容
され、その球面とは反対側の端面17とテーパ軸
8側端面18を軸心と垂直な面に形成し、その両
面の間にコイルスプリング19を入れて、つば付
き揺動センタ11を軸心を中立位置として、円錐
形先端部10の方へ押圧する。本体13の外部に
は軸心と直角方向に支柱20を設け、その支柱2
0の先端にはダイヤルゲージを固定した支持棒2
1が回動自在に取付けられ、その支点にはつまみ
付きねじ22が取付けられて必要に応じて締付け
状態を調整できるようにする。支持棒21に取付
けられるダイヤルゲージ12の位置は支持棒21
をつば付きセンタ11側へ回動した時に、ダイヤ
ルゲージ12の測定端がつば23の側面に当接す
る位置に固定される。
図、第5図に示すように、円筒形の本体13の一
端部に芯押し軸6の中へ挿入されるテーパ軸8を
先細に同軸に設け、他端部は貫通孔14を持つ端
面15とし、該端面15には円錐形先端部10を
持つつば付き揺動センタ11を遊貫させている。
本体13の内部にはつば付き揺動センタ11の球
環部16が円錐形先端部10側を球面にして収容
され、その球面とは反対側の端面17とテーパ軸
8側端面18を軸心と垂直な面に形成し、その両
面の間にコイルスプリング19を入れて、つば付
き揺動センタ11を軸心を中立位置として、円錐
形先端部10の方へ押圧する。本体13の外部に
は軸心と直角方向に支柱20を設け、その支柱2
0の先端にはダイヤルゲージを固定した支持棒2
1が回動自在に取付けられ、その支点にはつまみ
付きねじ22が取付けられて必要に応じて締付け
状態を調整できるようにする。支持棒21に取付
けられるダイヤルゲージ12の位置は支持棒21
をつば付きセンタ11側へ回動した時に、ダイヤ
ルゲージ12の測定端がつば23の側面に当接す
る位置に固定される。
上記構成の各部については必要に応じて変化形
が用いられる。たとえば芯押し軸6へ挿入される
テーパ軸8はモールステーパ、ナシヨナルテー
パ、ブラウン、シヤープテーパ、ジヤーノテー
パ、メートルテーパ、の他ストレートでも良い。
測定器としてはスピンドル型ダイヤルゲージ、て
こ式ダイヤルゲージ等が用いられる。スプリング
19はコイルスプリングに限らず、ゴムパイプ、
チユーブ、スポンジでも良い。
が用いられる。たとえば芯押し軸6へ挿入される
テーパ軸8はモールステーパ、ナシヨナルテー
パ、ブラウン、シヤープテーパ、ジヤーノテー
パ、メートルテーパ、の他ストレートでも良い。
測定器としてはスピンドル型ダイヤルゲージ、て
こ式ダイヤルゲージ等が用いられる。スプリング
19はコイルスプリングに限らず、ゴムパイプ、
チユーブ、スポンジでも良い。
以上のように本考案の芯出し装置では測定器を
利用して、作業者自身の目で、確めながら芯出し
ができるようになる。そのため、正確な芯出し作
業ができるばかりでなく、初心者でも簡単にセン
タポンチ穴の芯出しが短時間で行えるようにな
る。
利用して、作業者自身の目で、確めながら芯出し
ができるようになる。そのため、正確な芯出し作
業ができるばかりでなく、初心者でも簡単にセン
タポンチ穴の芯出しが短時間で行えるようにな
る。
第1図は従来の芯出し方法の斜視図、第2図は
本考案の芯出し装置を用いて芯出しする場合の正
面図、第3図は芯出し状態を示す正面図、第4図
は本考案の芯出し装置の斜視図、第5図は本考案
の芯出し装置の部分断面図。 7……芯出し装置、8……テーパ軸、10……
円錐形先端部、11……つば付き揺動センタ、1
2……ダイヤルゲージ、13……本体、14……
貫通孔、15……端面、16……球環部、19…
…コイルスプリング、20……支柱、21……支
持棒、23……つば。
本考案の芯出し装置を用いて芯出しする場合の正
面図、第3図は芯出し状態を示す正面図、第4図
は本考案の芯出し装置の斜視図、第5図は本考案
の芯出し装置の部分断面図。 7……芯出し装置、8……テーパ軸、10……
円錐形先端部、11……つば付き揺動センタ、1
2……ダイヤルゲージ、13……本体、14……
貫通孔、15……端面、16……球環部、19…
…コイルスプリング、20……支柱、21……支
持棒、23……つば。
Claims (1)
- 芯押し台に挿入されるテーパ軸を持つ芯出し装
置において、該芯出し装置の本体を中空円筒形と
し、該本体の一端部に先細のテーパ軸を同軸に設
け、他端部は貫通孔を持つ端面とし、該端面には
円錐形先端部を持つつば付き揺動センタを遊貫さ
せており、前記本体内部には前記つば付き揺動セ
ンタの球環部と、該つば付き揺動センタの円錐形
先端側へ本体の軸心を中立位置として前記つば付
き揺動センタを押圧するスプリングを収容し、さ
らに本体の外部には突出した支柱を設け、該支柱
の先端には変位測定器を設けた支持棒が回動可能
に取付けられ、該支持棒に設けられる変位測定器
の位置をつば付き揺動センタ側へ回動した場合に
変位測定器の測定端がつばの側面に当接する位置
に固定することを特徴とする芯出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8434682U JPS58188188U (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 芯出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8434682U JPS58188188U (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 芯出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58188188U JPS58188188U (ja) | 1983-12-14 |
JPS6210041Y2 true JPS6210041Y2 (ja) | 1987-03-09 |
Family
ID=30093298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8434682U Granted JPS58188188U (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 芯出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58188188U (ja) |
-
1982
- 1982-06-07 JP JP8434682U patent/JPS58188188U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58188188U (ja) | 1983-12-14 |
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