JPS6199787A - バンド型配管支持装置 - Google Patents

バンド型配管支持装置

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JPS6199787A
JPS6199787A JP21840584A JP21840584A JPS6199787A JP S6199787 A JPS6199787 A JP S6199787A JP 21840584 A JP21840584 A JP 21840584A JP 21840584 A JP21840584 A JP 21840584A JP S6199787 A JPS6199787 A JP S6199787A
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JP
Japan
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band
pipe
piping
key
connection hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP21840584A
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English (en)
Inventor
卓哉 小林
水野 貞男
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6199787A publication Critical patent/JPS6199787A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はバンド型配管支持装置に係シ、特に、高速増殖
炉のような配管の熱変形が著しく、かつ剛性の高い耐震
支持を要求されるような配管系に適用するのに好適なバ
ンド型配管支持装置に関する。
〔発明の背景〕
従来、高速増殖炉において使用されたバンド型配管支持
装置の例を第12回に示す。(文献−High Tem
perature Pipe Clamp Appli
catonsin Japan =H,M、 Mina
mi et al、A8MEPvP−40,P、139
.1980)第12図では、配管1の耐震支持を行なう
ため、配管1の周囲にバンド2を取付け、更にバンド2
をラグ3によって支持装置4に接合している。配管1は
約500Cのナトリウムがプラント運転時には流れてお
シ、地震等によってプラントが停止する場合には原子炉
における熱出力が過渡的に変化するため、冷却材でらる
ナトリウムの温度も追従して大きく変化する。ところが
、ナトリウムのような液体金属と鋼構造物との間の熱伝
達率は一般に極めて大きい。そのため配管1の温度は内
部ナトリウムの温度変化に対して鋭敏に追従し、この結
果、配管1の断面寸法が運転中に大きく変化する。高速
増殖炉の主冷却系配管では、この直径の変化量は通常数
■程度であり、例えば配管の熱膨張に対してその変形を
拘束すると大きな熱応力の発生を招き、配管の構造建全
性の確保の観点から問題となるうそこで、第12図の例
では、配管1とバンド20間に予めクリアランスを設け
、熱膨張に対する拘束を招かない構造を採用している。
しかしながら、このような構造は配管1とバンド2が互
いに密着しておらず、ルーズな結合となっているために
地震時において配管1とバンド20間にクリアランスの
分だけ相対変位を生じ、割な支持を期待できない不具合
がめった。また、バンド2の横振れを防止するため、配
管1の表面にストッパ7を溶接によって取付けており、
鋼構造のクリープ効果が問題となるような高速増殖炉の
運転温度領域(約5ooc)では、溶接部の健全性の確
保が容易でないという問題があった。
このような問題点を解決するための例として、実開昭5
4−162933のような考案がある。本考案を第13
図、第14図により説明する。配管1の周囲には、刺状
のストッパ7を溶接ろるいは鍛造によって取付ける6パ
ンド2にはストツノく7の位置に合わせて接続孔8を設
けてあり、バンド2の端部にあるフランジ5をボルト6
によって締付けると、配管1とバンド2はスイッパ7を
介して接合される。また、配管1とバンド2の間には第
12図の場合を同様にクリアランスを設け、ノ<ンド2
が配管1に対して直接に拘束を与えない構造となってい
る。このような構造において、配管1の断面に熱変形を
生ずると、変形の方向は、第14図に示すように配管1
の半径方向となる。従って、ストッパ7の寸法が大きく
なければストッパ7と接続孔8の相対的な変位は、配管
1の半径方向の変位に限られ、配管1が熱膨張または熱
収縮するいずれの場合についても、ストッパ7と接続孔
8の間で過大な拘束やガタの発生を招く恐れは少ない。
しか′しながら、配管1とバンド2を組み立てる場合に
おいて、ストッパ7と接続孔8が滑らかに接続するよう
にするためには、ストッパ7と接続孔8の間に十分な製
作公差を見込むことが必要なだけでなく、両者の接続面
はテーパ面とする必要がある。このようなテーパ面を設
けると、第15図に示すように配管1の熱収縮に伴って
、ストッパ7と接続孔80間にテーパ角度によってガタ
δを生ずることになる。地震時においては、プラントの
運転が停止されて熱出力が低下するため、配管1の熱収
縮と地震とは重畳する事象となる。従って、配管1を支
持する剛性の実質的な低下を招くようなガタの発生は好
ましくないということができる。
また、配管1の表面にストッパ7が溶接るるいは鍛造に
よって取付けられていることは、配管lの内部流体の温
度が過渡的に変化した場合に、ストッパ7の近傍の温度
追従が遅れ、局所的に高い熱応力を発生する可能性があ
った。
なお、上記考案と同様な考え方に基づく考案として、特
開昭56−6976がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、配管の熱変形に対して過大な拘束ある
いはガタの発生がなく、また、地震時において配管を高
い剛性で支持できるバンド型配管支持構造を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
配管の熱変形に対して拘束わるいはガタの発生がないよ
う、配管とバンドを放射状に配置したキー構造により接
合するとともに、キー構造の位置を調整可能なものとし
、据付公差によるクリアランスの発生を防止し、また、
キー構造が、地震時においてバンドに加わる荷重を有効
に受けとめ、バンドの変形を防止することによって高い
耐震支持剛性を確保できるよう、バンドの曲げ変形を拘
束する境界条件として作用する部材をバンドに取付けた
点に特徴を有する。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の−の実施例を第1図、第2図により説明
する。なお、第12図〜第15図と同一部分には同一の
符号を使用する。
配管1における支持装置の取付部は局所的に肉厚を増加
した構造とするうこれは、高速増殖炉のような大口径薄
肉の配管の場合、配管断面の剛性が比較的低いため、支
持装置の取付部の耐震支持剛性を向上させる必要がある
からである。また、配管厚肉部には放射状位置にキー溝
11を設け、バンド2に溶接にて取付けられるキー10
との嵌合を可能としている。
これに対して、支持装置は、2つ割のバンド2をフラン
ジ5で合わせ、このフランジ5にてボルト6により締付
ける。バンド2には、配管側のキー溝11と位置を合わ
せて、接続孔8が設けられており、キー溝11と嵌合す
るキー10を溶接にてバンド2に固定する構造となって
いる。また、バンド2とフランジ5の間には、補強用の
リブ9を設け、バンド2の曲シ梁として変形を拘束する
機能を有する。本発明のように、配管1と支持装置がキ
ーによって局所的に接続されているような構造では、接
続部近傍に局所的な変形及び高い応力が発生することを
防止する必要がアシ、リブ9はそのために設置するもの
である。
上述の支持装置の施工にあたっては、まず配管1の周囲
にバンド2を巻き付け、フランジ5をボルト6によって
仮組する。このとき、配管1とバンド2の間には、配管
1の断面の熱膨張変位を吸収できる量のクリアランスを
設ける。次に、キー10をバンド2に設けた接続孔8全
通して、配管1に設けたキー溝11に嵌合させる。嵌合
後、キー10を接続孔8に溶接にて固定し、最後にボル
ト6の締付力を調整して施工を終了する。
次に、第3図KX第1図、第2図に示した実施例におけ
る配管1の外形を示す。配管1の厚肉部は、構造的な不
連続を防止するよう、除々に肉厚が増加するように配慮
している。第4図、第5図は配管1に設けたキー溝11
の詳細を示してお広それぞれ第3図に示したA及びB方
向からの矢視図である。キー溝11の隅部は、8寸法を
取ってあり、応力集中を防止する構造を採用している。
第3図〜第9図に示した配管1及びキー溝11のl造は
、旋盤及びフライス盤等による厚肉管からの切削加工に
よる製作が可能であるため、鍛造加工を利用する必要が
なく、製作工数の低減を図り得る効果を派生的に有する
第6図は、第2図に示したC方向からの矢視図でろり、
バンド2に設けた接続孔8とキー10の取合を示す。サ
ポートの施工にあたっては、バンド2と配管1を仮組し
た後にバンド2とキー10を固定する手順となるため、
キー10と接続孔8の間には、バンド2と配管1の製作
公差及び両者の取合に関する据付公差を吸収し得る調整
代を準備しておく必要がある。そこで、キー10と接続
孔8の間はくさび12で接続し、据付時の寸法調整を可
能な構造とした。このように据付時の寸法調整を可能に
することにより、キー接合に関してガタのない構造を実
現することができ、耐震支持剛性の向上をもたらすこと
が可能でらる。
次に、以上に述べた本実施例によって得られる支持装置
の力学的挙動を第7図、第8図を用いて説明する。第7
図は、不実、tf−1例の力学的境界条件を示すういま
、フランジ5に地震荷重が図中Fの方向に加わる状態を
想定する。キーlOは、バンド2の接線方向の拘束を与
える。また、ボルト6は、フランジ面に垂直方向の拘束
を与える。このような境界条件に対して、有限要素法を
用いて構造解析を実施した結果を第8図に示す。第8図
中、破線は本実施例のキー構造を有する場合、一点鎖線
はキー構造がない場合の解析結果である。第8図から明
らかなように、キー10がバンド2の接線方向の拘束を
与えるため、バンド2の曲シ梁としての変形が抑制され
剛性が向上していることがわかる。
次に、本発明の他の実施例を第9図、第10図により説
明する。なお、同一部分には同一符号を用いる。
この実施例では、配管1の厚肉部をバンド2の両側のみ
とした構造となっている。従って、バンド2は配管2の
厚肉部に狭まれるため、配管1の軸方向の支持がバンド
2によって可能となる。すなわち、第11図に示すよう
にフランジ5と垂直方向にラグ3が取付けられ、荷重が
作用する場合には、バンド2が2つ側構造となっている
ため、フランジ5を挾んで2つのバンドが互いに独立な
変位を生ずる可能性がめる。このとき、ラグ3に加わる
荷重に対しては、ラグ3が取付けられている側のバンド
2だけが有効な強度部材となシ、取付けられていない側
のバンド2′は有効に作用しない可能性がおる。そこで
、フランジ5に嵌合13を設けることにより2つ割のバ
ンドの相対的な変位を防止する構造とすることができる
本実施例によれば、2つ割のバンド間に嵌合構造を設け
、2つのバンド間の互いに独立な変位を防止できるので
、2つ割部に垂直方向の荷重に対しても2つのバンドは
同等に強度部材として作用し、高い配管支持剛性を確保
できる効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、位置v4整が可能なキー構造によって
配管とバンドを接続することができ、また、キー構造は
配管の円周上に放射状に取付けられ、配管の半径方向の
熱変位を吸収できるので、配管の熱変位に伴う配管とバ
ンドの相互の干渉による熱応力あるいはガタの発生が防
止でき、高い配管支持剛性を確保できる効果がめる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の−の実施例を示す平面図、第2図は同
縦断面図、第3図は配管の厚肉部を示す平面図、第4図
はキー溝の構造を示す第3図の入方向矢視図、第5図は
B方向矢視図、g6図は第2図のC方向矢視図、第7図
は−の実施例の支持装置の力学的境界条件を示す説明図
、第8図はキーの有無による配管の変形状態の差異を示
す説明図、第9図は本発明の他の実施例を示す平面図、
−第9図は本発明の他の実施例を示す平面図、第1 Q
、図は同配管の厚肉部を示す平面図、第11図は同縦断
面図、第12図は従来の支持装置の側面縦断面図、第1
3図はその部分断面図、第14図はその縦断面図、第1
5図はストッパと接続孔との嵌合状態を示す部分波大所
面図である。 1・・・配管、2・・・バンド、3・・・ラグ、4・・
・支持装置、5・・・フランジ、6・・・ボルト、7・
・・ストッパ、8・・・接続孔、9・・・リブ、10・
・・キー、11・・・キー溝、そ7m Δl(△2 若15m

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも2個一対のバンドにより配管を挾持する
    ことにより当該配管を支持する装置において、前記配管
    の挾持部は厚肉化され、この厚肉化された挾持部外周の
    放射状位置に前記配管の軸方向に延在するキー溝が設け
    られており、前記バンドの両端には締結フランジが設け
    られ、かつ、側端には前記キー溝と連通可能な位置であ
    つて挿入されるキーとの間に調整用クリアランスを存す
    る開口幅を有する接続孔が設けられており、前記キー溝
    と接続孔に連通してキーを挿入し、前記調整用クリアラ
    ンスにくさびを打込んで配管とバンドの相対位置を固定
    するとともに、前記締結フランジ相互を締結手段により
    固定して成ることを特徴とするバンド型配管支持装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の支持装置において、前
    記挾持部の厚肉化は、バンドの両側端に当接する部分に
    のみ施して配管の軸方向におけるバンドの移動を拘束す
    るようにしたことを特徴とするバンド型配管支持装置。
JP21840584A 1984-10-19 1984-10-19 バンド型配管支持装置 Pending JPS6199787A (ja)

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JP21840584A JPS6199787A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 バンド型配管支持装置

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JP21840584A JPS6199787A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 バンド型配管支持装置

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JPS6199787A true JPS6199787A (ja) 1986-05-17

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ID=16719395

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JP21840584A Pending JPS6199787A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 バンド型配管支持装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10543189B2 (en) 2013-04-09 2020-01-28 Boston Biomedical, Inc. 2-acetylnaphtho[2,3-b]furan -4,9-dione for use on treating cancer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10543189B2 (en) 2013-04-09 2020-01-28 Boston Biomedical, Inc. 2-acetylnaphtho[2,3-b]furan -4,9-dione for use on treating cancer

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