JPS6198504A - 化粧単板の製造方法 - Google Patents
化粧単板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6198504A JPS6198504A JP22070884A JP22070884A JPS6198504A JP S6198504 A JPS6198504 A JP S6198504A JP 22070884 A JP22070884 A JP 22070884A JP 22070884 A JP22070884 A JP 22070884A JP S6198504 A JPS6198504 A JP S6198504A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flitch
- veneer
- sliced
- veneers
- different colors
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、板面に特異なパターンを現出させる化粧単
板の製造方法に関するものである。
板の製造方法に関するものである。
従来の化粧単板の製造方法は、主として天然樹種の板目
柄や柾目柄を人工的に表現することを目的とし、天然樹
種への忠実度の高い化粧単板を得るべく、素材単板の複
数枚を接着剤を介し°ζ積層し圧締接着して集成フリッ
チを得、これをスライスして所望の化粧単板を作成して
いた。
柄や柾目柄を人工的に表現することを目的とし、天然樹
種への忠実度の高い化粧単板を得るべく、素材単板の複
数枚を接着剤を介し°ζ積層し圧締接着して集成フリッ
チを得、これをスライスして所望の化粧単板を作成して
いた。
この発明の目的は、従来にはない特異なパターンを表現
した化粧単板の製造方法を提供することである。
した化粧単板の製造方法を提供することである。
この発明の化粧単板の製造方法は、互いに色の異なる複
数種の着色単板をランダムに積層して圧締接着して１次
集成フリッチを得、この１次集成フリッチを積層面と交
差する方向からスライスして側面に異なる色がランダム
に並設されたスライス単板を作成し、このスライス単板
の側面を一致させかつ前後方向を相互にずらせて積層し
圧締接着して２次集晟フリ・ノチを得、この２次集成フ
リッチをスライスして板面の縦方向および横方向に異な
る色がランダムに配設された化粧単板を得るものである
。
数種の着色単板をランダムに積層して圧締接着して１次
集成フリッチを得、この１次集成フリッチを積層面と交
差する方向からスライスして側面に異なる色がランダム
に並設されたスライス単板を作成し、このスライス単板
の側面を一致させかつ前後方向を相互にずらせて積層し
圧締接着して２次集晟フリ・ノチを得、この２次集成フ
リッチをスライスして板面の縦方向および横方向に異な
る色がランダムに配設された化粧単板を得るものである
。
この発明の化粧単板の製造方法を第１図（Ａ）〜（Ｅ）
に基づいて説明する。まず同図（Ａ）に示すように、素
材単板を染色して色の異なる複数枚の着色単板１ａ、
ｌｂ、 ｌｃを作成する。これらの着色単板をランダム
に組合わせて積層して圧締接着して１次集成フリッチ２
を得る（同図（Ｂ））。着色単板１ａ、ｌｂ、ｌｃの組
合わせは、たとえば、乱数表を用いるなどしてランダム
に組合わせる。
に基づいて説明する。まず同図（Ａ）に示すように、素
材単板を染色して色の異なる複数枚の着色単板１ａ、
ｌｂ、 ｌｃを作成する。これらの着色単板をランダム
に組合わせて積層して圧締接着して１次集成フリッチ２
を得る（同図（Ｂ））。着色単板１ａ、ｌｂ、ｌｃの組
合わせは、たとえば、乱数表を用いるなどしてランダム
に組合わせる。
圧締は、平型（図示せず）を用いて行う。
ついで、前記１次集成フリッチ２を繊維方向（矢印Ａで
示す）に所定の傾斜角度θで斜めに切断して同図（Ｃ）
に示すブロック体３を得る。このブロック体３を同図（
Ｃ）の二点鎖線で示すように積層面に交差する方向から
スライスして同図（Ｄ）に示すようなスライス単板４を
作成する。
示す）に所定の傾斜角度θで斜めに切断して同図（Ｃ）
に示すブロック体３を得る。このブロック体３を同図（
Ｃ）の二点鎖線で示すように積層面に交差する方向から
スライスして同図（Ｄ）に示すようなスライス単板４を
作成する。
このスライス単板４はその全周にわたって異なる色がラ
ンダムに並設されている。このスライス単板４を同図（
Ｅ）に示すように側面を一致させ前後方向を任意にずら
せて積層して圧締接着し２次集成フリッチ５を得る。こ
れを側面と平行または斜めにスライスすることにより、
板面の縦方向および横方向に異なる色がランダムに配設
された特異なパターンの化粧単板６が得られる。
ンダムに並設されている。このスライス単板４を同図（
Ｅ）に示すように側面を一致させ前後方向を任意にずら
せて積層して圧締接着し２次集成フリッチ５を得る。こ
れを側面と平行または斜めにスライスすることにより、
板面の縦方向および横方向に異なる色がランダムに配設
された特異なパターンの化粧単板６が得られる。
着色単板は第１図（Ａ）に示すような３種類のみに限定
されるものではなく、２種以上の多種類の着色単板が使
用可能である。また、１次集成フリッチ２の切断角度θ
を変えることにより、同図（Ｅ）に示す化粧単ｖｉ６に
表われたパターン単位長さａを任意に決めることができ
る。また、同図ＣＤ）のスライス単板４の厚さｔを変え
ることにより、同図（Ｅ）の幅すを任意に決めることが
できる。このようにして、多種多様な特異パターンを有
する化粧単板を作成することが可能になる。
されるものではなく、２種以上の多種類の着色単板が使
用可能である。また、１次集成フリッチ２の切断角度θ
を変えることにより、同図（Ｅ）に示す化粧単ｖｉ６に
表われたパターン単位長さａを任意に決めることができ
る。また、同図ＣＤ）のスライス単板４の厚さｔを変え
ることにより、同図（Ｅ）の幅すを任意に決めることが
できる。このようにして、多種多様な特異パターンを有
する化粧単板を作成することが可能になる。
なお、以上の説明では１次集成フリッチ２を所定角度θ
で切断してブロック体３を作成したが、ブロック体３を
作成することなく１次集成フリッチをその積層面とを交
差する方向からスライスしてスライス単板４を作成して
もよい。この場合、スライス単板４は側面にのみ異なる
色がランダムに並設される。このスライス単板４を前記
と同様にして積層して圧締接着して２次集成フリッチ５
を得、これをスライスしても同様な特異パターンが得ら
れる。
で切断してブロック体３を作成したが、ブロック体３を
作成することなく１次集成フリッチをその積層面とを交
差する方向からスライスしてスライス単板４を作成して
もよい。この場合、スライス単板４は側面にのみ異なる
色がランダムに並設される。このスライス単板４を前記
と同様にして積層して圧締接着して２次集成フリッチ５
を得、これをスライスしても同様な特異パターンが得ら
れる。
次に、実施例をあげてこの発明の詳細な説明する。
実施例：厚み１．０￥のロークリ単板（シナ材）を槽染
色にて青色、黄色、赤色の３種類に等枚数ずつ染色した
。これらの単板を絶乾含水率２０〜３０％に乾燥した各
着色単ＪＩｉ（青色・・・Ａ、黄色・・・Ｂ、赤色・・
・Ｃ）をランダムに組合せ湿式接着剤を介して積層して
圧締接着して１次集成フリッチを得る。組合せは、ＡＢ
Ｃ配列が６ｉ１１１りあることがら（ＡＢＣ，ＡＣＢ、
ＣＡＢ・・・・・・）、その６通りの組合せを５回乱数
発生により決定し、以上の３０枚を１サイクルとし、以
下その繰り返しで配列した。接着剤には湿式接着剤を用
い１００ ｇ／ｒｄの塗布量で塗布した。また、積層し
た単板は平型内で１０ｋｇ／ｃＸａで加圧成形した。
色にて青色、黄色、赤色の３種類に等枚数ずつ染色した
。これらの単板を絶乾含水率２０〜３０％に乾燥した各
着色単ＪＩｉ（青色・・・Ａ、黄色・・・Ｂ、赤色・・
・Ｃ）をランダムに組合せ湿式接着剤を介して積層して
圧締接着して１次集成フリッチを得る。組合せは、ＡＢ
Ｃ配列が６ｉ１１１りあることがら（ＡＢＣ，ＡＣＢ、
ＣＡＢ・・・・・・）、その６通りの組合せを５回乱数
発生により決定し、以上の３０枚を１サイクルとし、以
下その繰り返しで配列した。接着剤には湿式接着剤を用
い１００ ｇ／ｒｄの塗布量で塗布した。また、積層し
た単板は平型内で１０ｋｇ／ｃＸａで加圧成形した。
ついで、第２図に示すように１次集成フリッチ２′を傾
斜角度θが６．５°で切断した。第３図に示すように得
られたブロック体３′を厚さ１．８ ａｍにてスライス
してスライス単板４′を得た。このスライス単板４′を
第４図に示すように相互にずらせて積層し圧締接着した
。スライス単板４′をずらせるには、ずらしτＦ法を０
．５．’ ｌ （１＋ｇ＋の３種ｒ（ｔ （Ｘ、Ｙ、
Ｚ）とし、その組合せを乱数表によりランダムに決定す
る。たとえば、０． ５．１０゜０．５，１０．５．０
・・・・・・といった組合せである。
斜角度θが６．５°で切断した。第３図に示すように得
られたブロック体３′を厚さ１．８ ａｍにてスライス
してスライス単板４′を得た。このスライス単板４′を
第４図に示すように相互にずらせて積層し圧締接着した
。スライス単板４′をずらせるには、ずらしτＦ法を０
．５．’ ｌ （１＋ｇ＋の３種ｒ（ｔ （Ｘ、Ｙ、
Ｚ）とし、その組合せを乱数表によりランダムに決定す
る。たとえば、０． ５．１０゜０．５，１０．５．０
・・・・・・といった組合せである。
以上の組合せで３０枚を１サイクルとし、以下その繰り
返しでずらせていった。接着剤は湿式接着剤を用い、１
００ ｇ／ｒｄで塗布し、平型で１０ｋｇ／−の加圧成
形した。得られた２次集成フリフチ５′を垂直にスライ
スして特異なパターンの化粧単板を得た。
返しでずらせていった。接着剤は湿式接着剤を用い、１
００ ｇ／ｒｄで塗布し、平型で１０ｋｇ／−の加圧成
形した。得られた２次集成フリフチ５′を垂直にスライ
スして特異なパターンの化粧単板を得た。
この発明によれば、複数の異なる色がランダムに配設さ
れた従来にない特異なパターンを有する化粧単板を作成
することができ、しかも１次集成フリッチや２次集成フ
リッチのスライス厚みや角度を変えることにより、種々
のパターンを現出させることができるという効果がある
。
れた従来にない特異なパターンを有する化粧単板を作成
することができ、しかも１次集成フリッチや２次集成フ
リッチのスライス厚みや角度を変えることにより、種々
のパターンを現出させることができるという効果がある
。
第１図はこの発明の概要を示す工程説明図、第２図はこ
の発明の実施例における１次集成フリッチの側面図、第
３図はそのブロック体の斜視図、第４図は２次集成フリ
ッチの部分斜視図である。 ｌ ａ、 ｌ ｂ、 ｌ ｃ・・・着色単板、２．
２’・ １次集成フリッチ、３．３′・・・ブロック体
、４，４′・・・スライス単板、５．５′・・・２次集
成フリッチ、６・・・化粧単板
の発明の実施例における１次集成フリッチの側面図、第
３図はそのブロック体の斜視図、第４図は２次集成フリ
ッチの部分斜視図である。 ｌ ａ、 ｌ ｂ、 ｌ ｃ・・・着色単板、２．
２’・ １次集成フリッチ、３．３′・・・ブロック体
、４，４′・・・スライス単板、５．５′・・・２次集
成フリッチ、６・・・化粧単板
Claims (1)
- 互いに色の異なる複数種の着色単板をランダムに積層し
て圧締接着して１次集成フリッチを得、この１次集成フ
リッチを積層面と交差する方向からスライスして側面に
異なる色がランダムに並設されたスライス単板を作成し
、このスライス単板の側面を一致させかつ前後方向を相
互にずらせて積層し圧締接着して２次集成フリッチを得
、この２次集成フリッチをスライスして板面の縦方向お
よび横方向に異なる色がランダムに配設された化粧単板
を得る化粧単板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22070884A JPS6198504A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | 化粧単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22070884A JPS6198504A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | 化粧単板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6198504A true JPS6198504A (ja) | 1986-05-16 |
Family
ID=16755254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22070884A Pending JPS6198504A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | 化粧単板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6198504A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5731509A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of artificial decorative veneer |
| JPS5818206A (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-02 | 松下電工株式会社 | 人工化粧単板の製法 |
| JPS5851803A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-26 | 皆川 功 | 畝作り機 |
-
1984
- 1984-10-19 JP JP22070884A patent/JPS6198504A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5731509A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of artificial decorative veneer |
| JPS5818206A (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-02 | 松下電工株式会社 | 人工化粧単板の製法 |
| JPS5851803A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-26 | 皆川 功 | 畝作り機 |
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