JPS6197541A

JPS6197541A - 電子式体温計

Info

Publication number: JPS6197541A
Application number: JP59220095A
Authority: JP
Inventors: Junichi Ishida; 純一石田; Toshiyuki Kobayashi; 敏幸小林; Norihito Yamamoto; 山本　則仁; Tamio Miyake; 三宅　民生
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1984-10-19
Filing date: 1984-10-19
Publication date: 1986-05-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の分野）この発明は、過去複数回分の測定体温を再確認できる機
能を備えた電子式体温計に関する。

（発明の背景）病気の診断あるいは婦人体温の測定による排卵日の認定
等のためには、体温を経時的に観察する必要があるが、
従来のこの種の体温計では、測定された体温値を記憶す
る機能がないため、測定のたびに別途用紙に記録するな
どの手間が必要で。

使い勝手が悪いという問題があった。

（発明の目的）この発明の目的は、過去複数回の測定体温を記憶し、こ
れを何時でも再確認できる機能を備えた電子式体温計を
提供することにある。

（発明の構成と効果）この発明は上記の目的を達成するために、この種の電子
式体温計に対して、測温データを複数個だけ記憶できる
容量を備え、かつ測温終了後も記憶内容が保持される記
憶手段と、所定の条件が満足するのに応答して、前記記
憶手段に測温データを格納させる記憶制御手段と、所定
の操作に応答して、前記記憶手段に格納された測温デー
タの１つを読出して、所定の表示器に表示させる表示制
御手段とを設けたことを特徴とする。

ここで、所定の条件とは、記憶指令スイッチが操作され
たこと、あるいは測定温度変化の収束が検出されたこと
などの様々な条件をとることができ、更に記憶手段とし
てはシフトレジスタ、ＦＩＦＯスタック、ＦＩＬＯスタ
ック等のシーケンシャルアクセスタイプのメモリを使用
することが好ましい。

このような構成によれば、過去複数回分の体温測定値を
後日再確認できるため、別途記録用紙を（賄えずども体
温の経時的な変化を容易に観察することができ、殊に婦
人体温の測定等には極めて好適なものとなる。

（実施例の説明）第１図に本発明実施例装置の外観を示す。図示電子式体
温計は婦人体温測定用に設Ｓ１されたもので、装置本体
１とこれにコードで接続された検温プルーブ２とから構
成されている。

装置本体１の正面パネル３には、体温を表示させるため
の表示器４と、電源オン／オフ用のモメンタリタイプの
押釦スイッチ５と、後述する測温データの記憶／読出に
兼用されるモメンタリタイプの押釦スイッチ６と、装置
の動作モードをメモリモードと測定モードとに切替える
ためのスライド型の切替スイッチ７とが設けられている
。

表示器４には、数値表示器で゛構成された測温データ表
示部４ａと、測温データの単°位（’Ｃ）を表示する単
位表示部４ｂと、装置の動作モードが記憶モードか読出
モードかを示すモード表示部４Ｃと、後述するメモリア
ドレスあるいはデータ回数等を表示するための数値表示
器で構成されたアドレス表示部４ｄとが設けられている
。

第２図に本発明実施例の電気的なハードウェア構成を示
す。同図において、温度センサ８はサーミスタなどの感
温素子で構成され、第１図に示す検温プルーブ２の先端
部に内蔵されている。

Ａ　、／　Ｄ変換器９は、温度センサ８の出力をＡ／Ｄ
変換して、ｃｐｕｉｏに伝える。

ｃｐｕｉｏはマイクロプロセッサを主体として構成され
たストアードプロダラム方式のロジック制御装置であっ
て、その電源は内蔵バッテリ１１によって与えられる。

メモリ１２はＲＡＭで構成され、後述する電源オン状態
、電源オフ状態の如何にかかわらずバッテリ１１から常
時給電がなされ、記憶内容が保持されるようなされてい
る。

次に、第３図に本発明実施例のソフトウェア構成を示す
。このフローチャートに従って１本発明装置の動作を系
統的に説明する。

電源オン／オフ用の押釦スイッチ５（第２図参照〉が抑
圧操作されると、プログラムがスタートしてイニシャラ
イズ処理が行なわれ、後述する初回読出終了フラグＦは
０″にリセットされる（ステップ１００）。

以後、切替えスイッチ７がメモリ続出側か測定側かに応
じて、測定処理（ステップ２００〜２０７）、あるいは
メモリ読出処理（ステップ３００〜３０８）の何れかが
択一的に実行される。

まず測定処理から説明する。測定処理が開始されると、
フラグＦのリセット処理（ステップ２００）を経て、Ａ
／Ｄ変換器９を介して温度センサ８の出力が読込まれ〈
ステップ２０１）、次いで表示器４には測定温度に対応
する表示（またはピークホールド値に対応する表示）が
なされ（ステップ２０２）、同時に表示器４のアドレス
表示部４ｄには、測温データ記憶用メモリ１３の現在ア
ドレ、スを示すアドレスレジスタＩＤ＋の内容が、相対
アドレス（ｒｌＪ、ｒ２Ｊ・・・）で表示される（ステ
ップ２０３）。

以後、測温を継続する間、以上の動作（ステップ２００
〜２０３）が繰り返し行なわれ、表示器４に表示された
測温数値は次第に上昇して被測定者の体温値に収束して
いく。

次いで、表示器４上の数値の変化が収束したならば、記
憶／ＦＡ出兼用の押釦スイッチ６を抑圧操作する。する
と、その時点で表示器４に表示された測温データは、ア
ドレスレジスタＩＤ＋で指定されたメモリエリアの該当
アドレスへと転送され（ステップ、２０５　＞　、同時
にアドレスレジスタＩＤ１の内容は＋１だけ更新される
（ステップ２０６）″。

以上を繰り返すことによって、押釦スイッチ６を必要な
タイミングで押圧操作することにより、測定された体温
データをメモリ１３内のアドレスレジスタＩＤ＋で指定
されたエリアへ順次記憶させることができる。また、こ
の実施例ではメモリへの記憶を、メモリスイッチ６がオ
ン操作されたことを条件として行なったため、同一の体
温計を交互に複数人で使用するような場合にも、特定の
者に関わる体温だけを必要なタイミングで蓄積記憶させ
ることよって、特定の者だけの体温を経時的に観察する
ことが可能となる。

なお、アドレスレジスタＩＤ＋を更新した結果。

メモリの最終アドレスｎに到来した場合には（ステップ
２０７肯定）、アドレスレジスタＩＤの内容は再び「１
」に初期設定される（ステップ２０８）。

次に、切替えスイッチ７をメモリ側に切替えた場合にお
ける動作（ステップ３００〜３０８）を説明する。スイ
ッチ７をメモリ側に切替えると、初回読出未了と判断さ
れて（ステップ３００肯定）、続出用アドレスレジスタ
ＩＤ２の内容は最新データの格納アドレス、すなわち記
憶用アドレスレジスタＩＤ、の内容で書替えられる（ス
テップ３０１）。同時に、最新の測温データから何番目
の１温データであるかを示すアドレスレジスタＩＤ３は
「０」にプリセットされる。

以後フラグＦは“１′′にセットされたのも（ステップ
３０２）、表示器４にはまずアドレスレジスタＩＤ３の
内容とともに該当するアドレスの測温データ、すなわち
最新の測温データが表示される（ステップ３０３．３０
４＞。

また、より旧い測温データを確認したい場合には、押釦
スイッチ６を押圧操作する。すると、アドレスレジスタ
ＩＤ２の内容は−１だけ、またアドレスレジスタＩＤ３
の内容は＋１だけそれぞれ更新され（ステップ３０６）
　、次のアドレスについて前述の動作（ステップ３０３
，３０４）が繰り返し行なわれ、順次旧い測温データに
ついてこれを表示器４に表示させることができる。なお
、アドレスレジスタＩ　Ｄ　２を−１だけ、またＩＤａ
を＋１だけ更新した結果、記憶エリアの先頭および最終
アドレスとなった場合には（ステップ３０４肯定）、ア
ドレスレジスタＩＤｚの内容はｒｎＪに、またＩＤ３の
内容はｒＯＪにセットされ、以下同様な動作が繰り返し
行なわれる。

従って、この実施例によれば、メモリ用の押釦スイッチ
６を繰り返し押圧操作することによって、過去の測温デ
ータを順次続出し表示器４に表示させ、またアドレス表
示部４ｄの表示内容により、過去何回目のデータである
かを確認しつつ測温データの再確認を行なうことができ
る。

なお、以上の実施例では、測温データをアドレスレジス
タＩＤ、で指定されたエリアへ転送するための条件とし
て、メモリ用の押釦スイッチ６が抑圧操作されたことを
条件としたが、これに代えて測温データの変化が収束し
たことを検出し、これに基づいてただちに測温データを
メモリの指定されたアドレスへ転送するようにしても良
い。このようにすれば、メモリの際に押釦スイッチ操作
が不要となる。

また、メモリ４としてはＦＩＦ○スタック、ＦＩＬＯス
タックのほか、シフトレジスタ等のシーケンシャルアク
セスタイプのメモリを使用することで、アドレス設定ス
イッチの構成を簡素化することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例装置の外観図、第２図は本発明実
施例の電気的なハードウェア構成を示すブロック図、第
３図は本発明実施例の電気的なソフトウェア構成を示す
フローチャート、第４図は記憶エリアの内容を示すメモ
リマツプである。４・・・表示器５・・・電源オン／オフ用の押釦スイッチ６・・・記憶
／読出用の押釦スイッチ７・・・メモリ／測定切替用の切替スイッチ８・・・温
度センサ１０・・・ＣＰＵ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）測温データを複数個だけ記憶できる容量を備え、
かつ測温終了後も記憶内容が保持される記憶手段と；所定の条件が満足するのに応答して、前記記憶手段に測
温データを格納させる記憶制御手段と；所定の操作に応
答して、前記記憶手段に格納された測温データの１つを
読出して、所定の表示器に表示させる表示制御手段と；を具備することを特徴とする電子式体温計。
（２）前記所定の条件とは、記憶指令スイッチが操作さ
れたことであることを特徴とする特許請求の範囲第１項
に記載の電子式体温計。
（３）前記所定の条件とは、測定温度変化の収束が検出
されたことであることを特徴とする特許請求の範囲第１
項に記載の電子式体温計。
（４）前記記憶手段は、シフトレジスタ、ＦＩＦＯスタ
ック、ＦＩＬＯスタックなどのシーケンシャルアクセス
タイプのメモリであることを特徴とする特許請求の範囲
第１項に記載の電子式体温計。