JPS6196219A - 高速円筒ころ軸受 - Google Patents
高速円筒ころ軸受Info
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- JPS6196219A JPS6196219A JP59218061A JP21806184A JPS6196219A JP S6196219 A JPS6196219 A JP S6196219A JP 59218061 A JP59218061 A JP 59218061A JP 21806184 A JP21806184 A JP 21806184A JP S6196219 A JPS6196219 A JP S6196219A
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- Japan
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- bearing
- oil supply
- supply side
- inner ring
- Prior art date
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C37/00—Cooling of bearings
- F16C37/007—Cooling of bearings of rolling bearings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/583—Details of specific parts of races
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6637—Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
- F16C33/6659—Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles
- F16C33/6677—Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles from radial inside, e.g. via a passage through the shaft and/or inner ring
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6637—Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
- F16C33/6681—Details of distribution or circulation inside the bearing, e.g. grooves on the cage or passages in the rolling elements
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2250/00—Geometry
- F05B2250/20—Geometry three-dimensional
- F05B2250/23—Geometry three-dimensional prismatic
- F05B2250/231—Geometry three-dimensional prismatic cylindrical
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/24—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly
- F16C19/26—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly with a single row of rollers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/23—Gas turbine engines
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ll上勿■且分!
この発明は、ジェット・エンジンのタービン、圧縮機等
の高速度回転体に使用される高速円筒ころ軸受、特に、
軸受内輪を冷却すると同時に、軸受内に油を注ぎ込ませ
、漬り部や転がり部に油を供給するアンダー・レース潤
滑法を用いた高速円筒ころ軸受に関するものである。
の高速度回転体に使用される高速円筒ころ軸受、特に、
軸受内輪を冷却すると同時に、軸受内に油を注ぎ込ませ
、漬り部や転がり部に油を供給するアンダー・レース潤
滑法を用いた高速円筒ころ軸受に関するものである。
Lii技−術
ジェット・エンジンのタービン、圧縮機等の高速度回転
体に使用される転がり軸受は、がなり過酷な条件で運転
される。その為に、軸受材料として真空熔解した耐熱軸
受鋼(M−50)が使われたり、潤滑油としてジエステ
ル油(Mll、−1,−7808)或いはテトラエステ
ル油(M I L−■、−23699)が使われたりし
ている。また、清溝法にもいろいろ研究がなされ、最近
の高速回転周転がり軸受には、アンダー・レース潤滑法
が最適とされ、一般に広く利用されている。このアンダ
ー・レース潤滑法は、軸受内輪を冷却すると同時に、遠
心力で軸受内に油を注ぎ込ませ、滑り部や転がり部に油
を供給する方法で、従来のジェット清湧法に替るもので
ある。
体に使用される転がり軸受は、がなり過酷な条件で運転
される。その為に、軸受材料として真空熔解した耐熱軸
受鋼(M−50)が使われたり、潤滑油としてジエステ
ル油(Mll、−1,−7808)或いはテトラエステ
ル油(M I L−■、−23699)が使われたりし
ている。また、清溝法にもいろいろ研究がなされ、最近
の高速回転周転がり軸受には、アンダー・レース潤滑法
が最適とされ、一般に広く利用されている。このアンダ
ー・レース潤滑法は、軸受内輪を冷却すると同時に、遠
心力で軸受内に油を注ぎ込ませ、滑り部や転がり部に油
を供給する方法で、従来のジェット清湧法に替るもので
ある。
第5図及び第6図はアンダー・レースill滑法を用い
た公知の高速円筒ころ軸受を示し、同図に於いて、(1
)は軸受内輪、(2)は軸受外軸、(3)は内外輪(1
)(2)間に介在した転動体である円筒ころ= (4)
は円筒ころ(3)を回転自在に保持する保持器である。
た公知の高速円筒ころ軸受を示し、同図に於いて、(1
)は軸受内輪、(2)は軸受外軸、(3)は内外輪(1
)(2)間に介在した転動体である円筒ころ= (4)
は円筒ころ(3)を回転自在に保持する保持器である。
そして、軸受内輪(1)の内周面には、多数の冷却溝(
5)が軸方向に設けられ、かつ、この冷却溝(5)と内
輪軌道面(6)の両ヌスミ部(6a)(6b)とを夫々
連通ずる周径の潤滑路(7a)(7b)が同じ個数ずつ
設けられている。
5)が軸方向に設けられ、かつ、この冷却溝(5)と内
輪軌道面(6)の両ヌスミ部(6a)(6b)とを夫々
連通ずる周径の潤滑路(7a)(7b)が同じ個数ずつ
設けられている。
そして、前記高速円筒ころ軸受は、例えばジェット・エ
ンジンのタービン、圧縮機等の高速度回転体に組付けら
れおり、運転時、給油された油を、軸受内輪(1)の冷
却溝(5)に送り、冷却溝(5)を通過させて軸受内輪
(1)を冷却すると同時に、遠心力で潤滑路(7a)
(7b)から軸受内に油を注ぎ込ませ、軸受内輪(1
)と円筒ころ(3)の滑り部や転がり部に油を供給して
核部を潤滑するようになされている。
ンジンのタービン、圧縮機等の高速度回転体に組付けら
れおり、運転時、給油された油を、軸受内輪(1)の冷
却溝(5)に送り、冷却溝(5)を通過させて軸受内輪
(1)を冷却すると同時に、遠心力で潤滑路(7a)
(7b)から軸受内に油を注ぎ込ませ、軸受内輪(1
)と円筒ころ(3)の滑り部や転がり部に油を供給して
核部を潤滑するようになされている。
鬼凱が籠扱旦本立上を1朋り
ところで、この種の高速円筒ころ軸受は冷却用油量と潤
滑用油量が略同量で、がっ、軸受内輪(1)の給油側潤
滑路(7a)と排油側潤滑路(7b)の潤滑用油量が略
同量であるのが望ましい。ところが、従来の高速円筒こ
ろ軸受では、給油側111漬路(7a)と排油側潤滑路
(7b)は同径であり、また、同数であるので、回転数
が低い域では冷却用油量が潤滑用油量より多いが、ある
回転数以上になると、これが逆転し、潤滑用油■が冷却
用油量より多くなり、回転数の増加に伴い、その差が拡
がって行く。これは、回転数が上がると、遠心力が増し
、この方が軸受内輪(1)の潤滑路(7a) (7b
)に油を送り込んで1III肩用油量を多くしているか
らで、給油量が少ないときの方が、多いときに比べ、冷
却用油量と潤滑用油量の逆転する点(冷却用油量と潤滑
用油量が同量になる点)が低い回転数になって行く傾向
にある。従って、高い回転数で良好な運転条件を得るに
は、給油量を多くする必要があった。また、上述のよう
に給油量を多くして回転数の高速度化を行っても、排油
側の潤 1滑路(7b)を通る油量が、
給油側の潤滑路(7a)を通る油量よりも少なく、また
、油の温度も給油側より排油側の油温度の方が軸受内輪
(1)を冷却した後だから高くなり、軸受内輪(1)が
歪んで円筒ころ(3)の端面摩耗等の好ましくない現象
が起こる。
滑用油量が略同量で、がっ、軸受内輪(1)の給油側潤
滑路(7a)と排油側潤滑路(7b)の潤滑用油量が略
同量であるのが望ましい。ところが、従来の高速円筒こ
ろ軸受では、給油側111漬路(7a)と排油側潤滑路
(7b)は同径であり、また、同数であるので、回転数
が低い域では冷却用油量が潤滑用油量より多いが、ある
回転数以上になると、これが逆転し、潤滑用油■が冷却
用油量より多くなり、回転数の増加に伴い、その差が拡
がって行く。これは、回転数が上がると、遠心力が増し
、この方が軸受内輪(1)の潤滑路(7a) (7b
)に油を送り込んで1III肩用油量を多くしているか
らで、給油量が少ないときの方が、多いときに比べ、冷
却用油量と潤滑用油量の逆転する点(冷却用油量と潤滑
用油量が同量になる点)が低い回転数になって行く傾向
にある。従って、高い回転数で良好な運転条件を得るに
は、給油量を多くする必要があった。また、上述のよう
に給油量を多くして回転数の高速度化を行っても、排油
側の潤 1滑路(7b)を通る油量が、
給油側の潤滑路(7a)を通る油量よりも少なく、また
、油の温度も給油側より排油側の油温度の方が軸受内輪
(1)を冷却した後だから高くなり、軸受内輪(1)が
歪んで円筒ころ(3)の端面摩耗等の好ましくない現象
が起こる。
これらの原因は、従来の高速円筒ころ軸受では、軸受内
輪(1)の潤滑路(7a) (7b)の孔径が、給油
側も排油側も同径で、しかも、その個数が同じ、即ち、
潤滑路(7a) (7b)の総花開口面積が同じであ
るからと考えられる。
輪(1)の潤滑路(7a) (7b)の孔径が、給油
側も排油側も同径で、しかも、その個数が同じ、即ち、
潤滑路(7a) (7b)の総花開口面積が同じであ
るからと考えられる。
゛ るための 段
この発明は軸受内輪と、軸受外輪と、前記軸受内外輪間
に介在した円筒ころとからなり、前記軸受内輪の内周面
には、多数の冷却溝が軸方向に設けられ、かつ、この冷
却溝と内輪軌道面の両ヌスミ部とを夫々連通ずる潤滑路
が数個ずつ設けられたアンダー・レース潤滑法を用いる
高速円筒ころ軸受に於いて、前記軸受内輪の冷却溝を給
油側から排油側に向けて漸次大きく形成し、かつ、給油
側潤滑路の総花開口面積を排油側潤滑路の総花開口面積
より小さく形成したものである。
に介在した円筒ころとからなり、前記軸受内輪の内周面
には、多数の冷却溝が軸方向に設けられ、かつ、この冷
却溝と内輪軌道面の両ヌスミ部とを夫々連通ずる潤滑路
が数個ずつ設けられたアンダー・レース潤滑法を用いる
高速円筒ころ軸受に於いて、前記軸受内輪の冷却溝を給
油側から排油側に向けて漸次大きく形成し、かつ、給油
側潤滑路の総花開口面積を排油側潤滑路の総花開口面積
より小さく形成したものである。
実施例
第1図及び第2図はこの発明に係る高速円筒ころ軸受の
一例を示し、同図に於いて、(8)は□軸受内輪、(9
)は軸受外軸、(10)は内外輪(8)(9)間に介在
した転動体である円筒ころ、(11)は円筒ころ(10
)を回転自在に保持する保持器である。そして、軸受内
輪(8)の内周面には、多数の冷却溝(12)が軸方向
に設けられ、かつ、この冷却溝(12)と内輪軌道面(
13) (7)両ヌスミ部(13a)(13b)とを夫
々連通する潤滑路(14a)(14b)が数個ずつ設け
られている。
一例を示し、同図に於いて、(8)は□軸受内輪、(9
)は軸受外軸、(10)は内外輪(8)(9)間に介在
した転動体である円筒ころ、(11)は円筒ころ(10
)を回転自在に保持する保持器である。そして、軸受内
輪(8)の内周面には、多数の冷却溝(12)が軸方向
に設けられ、かつ、この冷却溝(12)と内輪軌道面(
13) (7)両ヌスミ部(13a)(13b)とを夫
々連通する潤滑路(14a)(14b)が数個ずつ設け
られている。
上記構造の高速円筒ころ軸受に於いて、この発明では排
油側の圧力を給油側より低くして油が出て行きやすいよ
うに軸受内輪(8)の冷却溝(12)を給油側から排油
側に向けて漸次大きいテーパ状或いはラッパ状に形成し
、がっ、給油側潤滑路(14a )の紐孔開口面積が排
油側潤滑路(14b )の紐孔開口面積より小さくなる
ように、給油側潤滑路(14a)を排油側潤滑路(14
b )より小さな孔径にするか、或いはその個数を少な
くしている。
油側の圧力を給油側より低くして油が出て行きやすいよ
うに軸受内輪(8)の冷却溝(12)を給油側から排油
側に向けて漸次大きいテーパ状或いはラッパ状に形成し
、がっ、給油側潤滑路(14a )の紐孔開口面積が排
油側潤滑路(14b )の紐孔開口面積より小さくなる
ように、給油側潤滑路(14a)を排油側潤滑路(14
b )より小さな孔径にするか、或いはその個数を少な
くしている。
そして、この発明の前記高速円筒ころ軸受は、例えばジ
ェット・エンジンのタービン、圧縮機等の高速度回転体
に、第3図に示すように、組付けられる。尚、同図に於
いて、(15)は回転軸、(1G)はキャップ、(17
)はスリーブ、(18)はハウジング、(19)は給油
ノズルであって、軸受内輪(8)が回転軸(15)上に
嵌合されてキャップ(16)により回転軸(12)上に
固定したスリーブ(17)に向けて押付けて結合され、
かつ、軸受外輪(9)がハウジング(18)に嵌合保持
されている。そして、回転軸(15)とキャップ(16
)との間には給油通路(20)が形成され、また、スリ
ーブ(17)には排油通路(21)が形成されており、
運転時、給油ノズル(19)より噴出された油を、給油
通路(20)を経て軸受内輪(8)の冷却溝(12)に
送り、冷却溝(12)を通過させて軸受内輪(8)を冷
却すると同時に、遠心力等で潤滑路(14a)(14b
)から軸受内に油を注ぎ込ませ、軸受内外輪(1)(2
)、円筒ころ(10)及び保持器(11)の滑り部や転
がり部に油を供給して核部を潤滑するようになされてい
る。
ェット・エンジンのタービン、圧縮機等の高速度回転体
に、第3図に示すように、組付けられる。尚、同図に於
いて、(15)は回転軸、(1G)はキャップ、(17
)はスリーブ、(18)はハウジング、(19)は給油
ノズルであって、軸受内輪(8)が回転軸(15)上に
嵌合されてキャップ(16)により回転軸(12)上に
固定したスリーブ(17)に向けて押付けて結合され、
かつ、軸受外輪(9)がハウジング(18)に嵌合保持
されている。そして、回転軸(15)とキャップ(16
)との間には給油通路(20)が形成され、また、スリ
ーブ(17)には排油通路(21)が形成されており、
運転時、給油ノズル(19)より噴出された油を、給油
通路(20)を経て軸受内輪(8)の冷却溝(12)に
送り、冷却溝(12)を通過させて軸受内輪(8)を冷
却すると同時に、遠心力等で潤滑路(14a)(14b
)から軸受内に油を注ぎ込ませ、軸受内外輪(1)(2
)、円筒ころ(10)及び保持器(11)の滑り部や転
がり部に油を供給して核部を潤滑するようになされてい
る。
第4図(a)は給油側と排油側との潤滑路(14a)(
14b)の紐孔開口面積を同じにした場合、第4図(b
)は給油側潤滑路(14a )の紐孔開口面積を排油側
潤滑路(14b )の紐孔開口面積より小さくした(実
験例では〃にした)場合の油の分配状態の比較実験を行
った結果を示すものである。この時の測定は、給油量5
.517s+inで給油させ、無負荷の状態で行った。
14b)の紐孔開口面積を同じにした場合、第4図(b
)は給油側潤滑路(14a )の紐孔開口面積を排油側
潤滑路(14b )の紐孔開口面積より小さくした(実
験例では〃にした)場合の油の分配状態の比較実験を行
った結果を示すものである。この時の測定は、給油量5
.517s+inで給油させ、無負荷の状態で行った。
この実験結果から、給油側潤滑路(14a)の紐孔開口
面積を排油側潤滑路(14b )の紐孔開口面積の〃に
することで、冷却用油量と潤滑用油量との逆転点(冷却
用油量と潤滑用油量とが同一となる点)は、7800r
p−から11000rpIlへと高
1い回転数に移り、回転数の高速度化を推進することが
可能となる。このように冷却用油量と潤滑用油量の逆転
点が高い回転数に移るので、理想的な軸受潤滑と軸受内
輪(8)の冷却ができ、軸受内輪(8)が歪°んだり、
クリープを起こしたり等の心配がなくなる。
面積を排油側潤滑路(14b )の紐孔開口面積の〃に
することで、冷却用油量と潤滑用油量との逆転点(冷却
用油量と潤滑用油量とが同一となる点)は、7800r
p−から11000rpIlへと高
1い回転数に移り、回転数の高速度化を推進することが
可能となる。このように冷却用油量と潤滑用油量の逆転
点が高い回転数に移るので、理想的な軸受潤滑と軸受内
輪(8)の冷却ができ、軸受内輪(8)が歪°んだり、
クリープを起こしたり等の心配がなくなる。
以上のことから、アンダー・レース潤滑法を用いた高速
円筒ころ軸受に於いて給油側潤滑路(14a)の紐孔開
口面積を排油側潤滑路(14b )の紐孔開口面積より
小さくする効果は十分にある。
円筒ころ軸受に於いて給油側潤滑路(14a)の紐孔開
口面積を排油側潤滑路(14b )の紐孔開口面積より
小さくする効果は十分にある。
充m九果
この発明は、以上説明したように、アンダー・レース潤
滑法を用いた高速円筒ころ軸受に於、いて、軸受内輪の
冷却溝を給油側か゛ら排油側に向かって漸次大きいテー
パ状或いはラッパ状に形成し、かつ、給油側潤滑路の紐
孔開口面積を排油側潤滑路の紐孔開口面積より小さくし
たもので、回転数の高速度化を推進することができ、し
かも排油側に油が流れ易くなって排油側と給油側の潤滑
路の油量が略同置になるので、軸受内軸が歪んで円筒こ
ろの端面摩耗等の心配がなくなり、軸受寿命の向上が図
れる。
滑法を用いた高速円筒ころ軸受に於、いて、軸受内輪の
冷却溝を給油側か゛ら排油側に向かって漸次大きいテー
パ状或いはラッパ状に形成し、かつ、給油側潤滑路の紐
孔開口面積を排油側潤滑路の紐孔開口面積より小さくし
たもので、回転数の高速度化を推進することができ、し
かも排油側に油が流れ易くなって排油側と給油側の潤滑
路の油量が略同置になるので、軸受内軸が歪んで円筒こ
ろの端面摩耗等の心配がなくなり、軸受寿命の向上が図
れる。
第1図及び第2図はこの発明の高速円筒ころ軸受の正面
図及び第1図のA−A線縦断面図、第′3図はこの発明
の高速円筒ころ軸受を高速回転体に組み込んだ要部拡大
断面図、第4図(a)及び(b)は従来品と本発明品と
の比較実験結果を示すグラフ、第5図及び第6図は従来
の高速円筒ころ軸受の正面図及び第5図のB−B線維断
面図である。 (8)−・−軸受内輪、(9)−・−軸受外輪、(10
)−円筒ころ、(11)−保持器、(12)−冷却溝、
(13)屑内輪軌道面、(14a)−給油側潤滑路、(
14bi−排油側潤滑路。 ′ 特許出願人 エヌ・チー・エヌ東洋ベアリング
株式会社
図及び第1図のA−A線縦断面図、第′3図はこの発明
の高速円筒ころ軸受を高速回転体に組み込んだ要部拡大
断面図、第4図(a)及び(b)は従来品と本発明品と
の比較実験結果を示すグラフ、第5図及び第6図は従来
の高速円筒ころ軸受の正面図及び第5図のB−B線維断
面図である。 (8)−・−軸受内輪、(9)−・−軸受外輪、(10
)−円筒ころ、(11)−保持器、(12)−冷却溝、
(13)屑内輪軌道面、(14a)−給油側潤滑路、(
14bi−排油側潤滑路。 ′ 特許出願人 エヌ・チー・エヌ東洋ベアリング
株式会社
Claims (1)
- (1)軸受内輪と、軸受外輪と、前記軸受内外輪間に介
在した円筒ころとからなり、前記軸受内輪の内周面には
、多数の冷却溝が軸方向に設けられ、かつ、この冷却溝
と内輪軌道面の両ヌスミ部とを夫々連通する潤滑路が数
個ずつ設けられたアンダー・レース潤滑法を用いる高速
円筒ころ軸受に於いて、前記軸受内輪の冷却溝を給油側
から排油側に向けて漸次大きく形成し、かつ、給油側潤
滑路の総孔開口面積を排油側潤滑路の総孔開口面積より
小さく形成したことを特徴とする高速円筒ころ軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59218061A JPS6196219A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 高速円筒ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59218061A JPS6196219A (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 | 高速円筒ころ軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6196219A true JPS6196219A (ja) | 1986-05-14 |
JPS641710B2 JPS641710B2 (ja) | 1989-01-12 |
Family
ID=16714031
Family Applications (1)
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1984
- 1984-10-16 JP JP59218061A patent/JPS6196219A/ja active Granted
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