JPS6196082A - 方向性珪素鋼帯の製造方法 - Google Patents
方向性珪素鋼帯の製造方法Info
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- JPS6196082A JPS6196082A JP21739184A JP21739184A JPS6196082A JP S6196082 A JPS6196082 A JP S6196082A JP 21739184 A JP21739184 A JP 21739184A JP 21739184 A JP21739184 A JP 21739184A JP S6196082 A JPS6196082 A JP S6196082A
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- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
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- C21D3/02—Extraction of non-metals
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- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
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- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、方向性珪素鋼帯の製造方法に関する。
[従来の技術]
第2図は従来の方向性珪素鋼帯の製造ラインの一部を示
す模式図である。ゼンジミアミル等の圧延機によって最
終板厚まで冷間圧延された鋼帯lは1巻出軸2から巻出
され、硫酸等の酸洗槽3で表面を清浄化された後、水ス
プレー4.乾燥装置5を経て、連続焼鈍装置6において
例えば800〜850℃で脱炭焼鈍を施されてその表面
にS i 02等のサブスケールを形成され、さらにM
go塗布装置7によってその表面にMgOの懸濁液を塗
布され、巻取軸8に巻取られる。上記鋼帯1は、さらに
、コイル状態で仕上焼鈍炉9に装入され、例えば120
0℃、5時間の高温焼鈍を施される。
す模式図である。ゼンジミアミル等の圧延機によって最
終板厚まで冷間圧延された鋼帯lは1巻出軸2から巻出
され、硫酸等の酸洗槽3で表面を清浄化された後、水ス
プレー4.乾燥装置5を経て、連続焼鈍装置6において
例えば800〜850℃で脱炭焼鈍を施されてその表面
にS i 02等のサブスケールを形成され、さらにM
go塗布装置7によってその表面にMgOの懸濁液を塗
布され、巻取軸8に巻取られる。上記鋼帯1は、さらに
、コイル状態で仕上焼鈍炉9に装入され、例えば120
0℃、5時間の高温焼鈍を施される。
上記MgOは、仕上焼鈍炉9による焼鈍時に鋼帯lが密
着するのを防止するとともに、連続焼鈍装置6による焼
鈍に伴なって鋼帯1の表面に生じているSiO□等のサ
ブスケールと仕上焼鈍炉9による焼鈍時に反応して鋼帯
1の表面に絶縁物質としてのフォルステライトを形成可
能とする。
着するのを防止するとともに、連続焼鈍装置6による焼
鈍に伴なって鋼帯1の表面に生じているSiO□等のサ
ブスケールと仕上焼鈍炉9による焼鈍時に反応して鋼帯
1の表面に絶縁物質としてのフォルステライトを形成可
能とする。
ここで、酸洗453は、連続焼鈍装置6による脱炭焼鈍
前の鋼帯lの表面に付着しているFeO等の酸化物を溶
解除去して鋼帯1の表面を清浄化し、脱炭焼鈍時の鋼帯
lの表面に生ずるS t 02等のサブスケール上に上
記FeO等の酸化物が存在することを回避し、高温焼鈍
時の鋼帯1の表面においてMgOをFeO等の酸化物と
反応させることなく、MgOとS s 02等のサブス
ケールとの確実な反応によるフォルステライトの形成を
確保可能としている。
前の鋼帯lの表面に付着しているFeO等の酸化物を溶
解除去して鋼帯1の表面を清浄化し、脱炭焼鈍時の鋼帯
lの表面に生ずるS t 02等のサブスケール上に上
記FeO等の酸化物が存在することを回避し、高温焼鈍
時の鋼帯1の表面においてMgOをFeO等の酸化物と
反応させることなく、MgOとS s 02等のサブス
ケールとの確実な反応によるフォルステライトの形成を
確保可能としている。
【発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記酸洗槽3による鋼帯1の酸洗作業は
、例えば硫酸濃度を10%、硫酸温度を60℃、酸洗槽
3の長さを30m、鋼帯1の通板速度を25m/分とい
うような条件下で行なわれ、鋼帯lの表面の結晶粒の粒
界を浸食し、鋼帯lの表面を第3図に示すような凹凸面
とする。第3図は酸洗された鋼帯lの表面を3000倍
の倍率で示す走査電子顕微鏡写真である。
、例えば硫酸濃度を10%、硫酸温度を60℃、酸洗槽
3の長さを30m、鋼帯1の通板速度を25m/分とい
うような条件下で行なわれ、鋼帯lの表面の結晶粒の粒
界を浸食し、鋼帯lの表面を第3図に示すような凹凸面
とする。第3図は酸洗された鋼帯lの表面を3000倍
の倍率で示す走査電子顕微鏡写真である。
上記酸洗槽3を経た鋼帯1t一連続焼鈍装置6において
脱炭焼鈍すると、鋼帯1の表面には第4図に示すような
凹凸の多いSiO□等のサブスケール面が形成される。
脱炭焼鈍すると、鋼帯1の表面には第4図に示すような
凹凸の多いSiO□等のサブスケール面が形成される。
第4図は従来の脱炭焼鈍された鋼帯lの表面を3000
倍の倍率で示す走査型、子顕微鏡写真である。
倍の倍率で示す走査型、子顕微鏡写真である。
そこで、上記酸洗槽3、連続焼鈍装置6を経た鋼帯1に
MgOを塗布した後、仕上焼鈍炉9において仕上げ焼鈍
を施すと、鋼帯lの表面には粗いフォルステライトの被
膜が形成されることとなり、最終製品の表面粗度、占積
率、磁束密度、鉄損値等の電磁特性の向上を阻害し、か
つ表面に金属光沢を持つ点状疵を生ずる。
MgOを塗布した後、仕上焼鈍炉9において仕上げ焼鈍
を施すと、鋼帯lの表面には粗いフォルステライトの被
膜が形成されることとなり、最終製品の表面粗度、占積
率、磁束密度、鉄損値等の電磁特性の向上を阻害し、か
つ表面に金属光沢を持つ点状疵を生ずる。
なお、特開昭57−101873に係る発明は、MgO
が塗布される鋼帯表面を平滑化するため、脱炭焼鈍後、
MgO塗布前の鋼帯表面の凹凸を研削または酸洗槽によ
って除去しようとするものである。
が塗布される鋼帯表面を平滑化するため、脱炭焼鈍後、
MgO塗布前の鋼帯表面の凹凸を研削または酸洗槽によ
って除去しようとするものである。
しかしながら、この場合には、脱炭焼鈍によって折角鋼
帯表面に形成されるS i02等のサブスケールが消失
して、フォルステライトの形成を阻害する恐れがある。
帯表面に形成されるS i02等のサブスケールが消失
して、フォルステライトの形成を阻害する恐れがある。
本発明は方向性珪素鋼帯の表面に均一で密な安定した、
密着性の良好なフォルステライトの被膜を形成し、鋼帯
の表面粗度、占積率、電磁特性。
密着性の良好なフォルステライトの被膜を形成し、鋼帯
の表面粗度、占積率、電磁特性。
外観を向上することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために1本発明は、脱炭焼鈍後の鋼
帯表面にMgOを塗布し1次いで高温焼鈍を施し、鋼帯
表面にフォルステライトの被膜を形成する方向性珪素鋼
帯の°製造方法において、脱炭焼鈍前の鋼帯表面を、カ
ーボランダム砥粒またはアランダム砥粒を含む軟質材料
からなる研削手段によって研削するようにしたものであ
る。
帯表面にMgOを塗布し1次いで高温焼鈍を施し、鋼帯
表面にフォルステライトの被膜を形成する方向性珪素鋼
帯の°製造方法において、脱炭焼鈍前の鋼帯表面を、カ
ーボランダム砥粒またはアランダム砥粒を含む軟質材料
からなる研削手段によって研削するようにしたものであ
る。
[作用]
本発明によれば、脱炭焼鈍後の鋼帯表面を研削手段によ
って清浄化するものであるから、鋼帯表面の結晶粒の粒
界を浸食して鋼帯表面に凹凸を形成することなく、鋼帯
表面の酸化鉄を除去することが可能である。したがって
、脱iR焼鈍時の鋼帯表面に、酸化鉄を含まない、かつ
平滑なS i 02等のサブスケール面を形成し、Mg
O塗布後の高温焼鈍時の鋼帯表面に均一で密なフォルス
テライトの被膜を形成することが可能となる。
って清浄化するものであるから、鋼帯表面の結晶粒の粒
界を浸食して鋼帯表面に凹凸を形成することなく、鋼帯
表面の酸化鉄を除去することが可能である。したがって
、脱iR焼鈍時の鋼帯表面に、酸化鉄を含まない、かつ
平滑なS i 02等のサブスケール面を形成し、Mg
O塗布後の高温焼鈍時の鋼帯表面に均一で密なフォルス
テライトの被膜を形成することが可能となる。
[実施例]
第1図は本発明が実施される方向性珪素鋼帯の製造ライ
ンの一部を示す模式図である。ゼンジミアミル等の圧延
機によって最終板厚まで冷間圧延された鋼帯11は、巻
出軸12から巻出され、研削ブラシロール13で表面を
清浄化された後、水スプレー14、乾燥装置15を経て
、連続焼鈍装置16において例えば800〜850℃で
脱炭焼鈍を施されてその表面にS i 02等のサブス
ケールを形成され、さらにMgO塗布装置17によって
その表面にMgO懸濁液を塗布され、巻取軸18に巻取
られる。上記鋼帯11は、さらに、コイル状態で仕上焼
鈍炉19に装入され、例えば1200℃、5時間の高温
焼鈍を施されるとともに。
ンの一部を示す模式図である。ゼンジミアミル等の圧延
機によって最終板厚まで冷間圧延された鋼帯11は、巻
出軸12から巻出され、研削ブラシロール13で表面を
清浄化された後、水スプレー14、乾燥装置15を経て
、連続焼鈍装置16において例えば800〜850℃で
脱炭焼鈍を施されてその表面にS i 02等のサブス
ケールを形成され、さらにMgO塗布装置17によって
その表面にMgO懸濁液を塗布され、巻取軸18に巻取
られる。上記鋼帯11は、さらに、コイル状態で仕上焼
鈍炉19に装入され、例えば1200℃、5時間の高温
焼鈍を施されるとともに。
MgOとS i 02等のサブスケールとの反応によっ
て、その表面にフォルステライトの被膜を形成される。
て、その表面にフォルステライトの被膜を形成される。
然して、上記研削ブラシロール13は、240メツシユ
のカーボランダム(カーボランダム社の商品名)(Si
C)砥粒を含むナイロン繊維からなり、例えば1200
rpmで強制回転され、鋼帯11の表面を研削可能とし
ている。上記研削ブラシロール13は、上下4対からな
っている。この研削ブラシロール13の配設数は、多い
ほど鋼帯11に対して軽圧下とすることができるものの
、経済性から見て上下3対〜6対の範囲で選定するのが
好適である。なお、研削ブラシロール13は、アランダ
ム(ツートン社の商品名)(A u、O,)4粒を含む
ものであってもよい、また。
のカーボランダム(カーボランダム社の商品名)(Si
C)砥粒を含むナイロン繊維からなり、例えば1200
rpmで強制回転され、鋼帯11の表面を研削可能とし
ている。上記研削ブラシロール13は、上下4対からな
っている。この研削ブラシロール13の配設数は、多い
ほど鋼帯11に対して軽圧下とすることができるものの
、経済性から見て上下3対〜6対の範囲で選定するのが
好適である。なお、研削ブラシロール13は、アランダ
ム(ツートン社の商品名)(A u、O,)4粒を含む
ものであってもよい、また。
研削ブラシロール13に代えて、カーボランダム砥粒ま
たはアランダム砥粒を含む不綱布から形成される研削ロ
ールを用いるものであってもよい。
たはアランダム砥粒を含む不綱布から形成される研削ロ
ールを用いるものであってもよい。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、脱炭焼鈍前の鋼帯11の表面を研
削ブラシロール13によって清浄化するものであるから
、鋼帯11の表面の結晶粒の粒界を浸食して鋼帯11の
表面に凹凸を形成することなく、鋼帯11の表面の酸化
物を除去することが可能となる。したがって、脱炭焼鈍
時の鋼帯11の表面に酸化物を含まない、かつ平坦なS
i02等のサブスケール面を形成し、MgO塗布後の
高温焼鈍時の鋼帯11の表面に、均一で密なフォルステ
ライトの被膜を形成することが可能となる。したがって
、鋼帯11の表面に安定した密着性の良好なフォルステ
ライトの被膜を形成し、鋼帯11の表面粗度、占積率、
電磁特性、外観を向上することが可能となる。
削ブラシロール13によって清浄化するものであるから
、鋼帯11の表面の結晶粒の粒界を浸食して鋼帯11の
表面に凹凸を形成することなく、鋼帯11の表面の酸化
物を除去することが可能となる。したがって、脱炭焼鈍
時の鋼帯11の表面に酸化物を含まない、かつ平坦なS
i02等のサブスケール面を形成し、MgO塗布後の
高温焼鈍時の鋼帯11の表面に、均一で密なフォルステ
ライトの被膜を形成することが可能となる。したがって
、鋼帯11の表面に安定した密着性の良好なフォルステ
ライトの被膜を形成し、鋼帯11の表面粗度、占積率、
電磁特性、外観を向上することが可能となる。
第5図は、研削ブラシロール13によって清浄化された
鋼帯11の表面を3000倍の倍率で示す走査電子顕微
鏡写真である。この第5図によれば。
鋼帯11の表面を3000倍の倍率で示す走査電子顕微
鏡写真である。この第5図によれば。
研削ブラシロール13によって、脱炭焼鈍前の鋼帯表面
を凹凸状とすることなく、該鋼帯表面の酸化物を除去可
能であることが認められる。
を凹凸状とすることなく、該鋼帯表面の酸化物を除去可
能であることが認められる。
第6図は、連続焼鈍装置16において脱炭焼鈍された鋼
帯11の表面を3000倍の倍率で示す走査電子顕微鏡
写真である。この第6図によれば、脱炭焼鈍後の鋼帯表
面に、酸化物を含まない、かつ平滑なS i 02等の
サブスケール面を形成可能であることが認められる。
帯11の表面を3000倍の倍率で示す走査電子顕微鏡
写真である。この第6図によれば、脱炭焼鈍後の鋼帯表
面に、酸化物を含まない、かつ平滑なS i 02等の
サブスケール面を形成可能であることが認められる。
表1は、本発明によって製造された方向性珪素鋼帯と、
従来の前記第2図に基づく方法によって製造された方向
性珪素鋼帯とを1表面粗度、電磁特性、フォルステライ
ト被膜状態のそれぞれについて比較したものである。
従来の前記第2図に基づく方法によって製造された方向
性珪素鋼帯とを1表面粗度、電磁特性、フォルステライ
ト被膜状態のそれぞれについて比較したものである。
表 1
表1によれば、本発明の実施により、表面粗度が0.0
5〜0.i p−tm向上し、鉄損値が0.03u/k
g向上し、磁束密度が0.007向上することが認めら
れる。
5〜0.i p−tm向上し、鉄損値が0.03u/k
g向上し、磁束密度が0.007向上することが認めら
れる。
[発明の効果]
以上のように1本発明は、脱炭焼鈍後の鋼帯表帯表面に
フォルステライトの被膜を形成する方向性珪素鋼帯の製
造方法において、脱炭焼鈍前の鋼帯表面を、カーボラン
ダム砥粒またはアランダム砥粒を含む軟質材料からなる
研削手段によって研削するようにしたものである。した
がって、方向性珪素鋼帯の表面に均一で密な安定した、
密着性の良好なフォルステライトの被膜を形成し、該鋼
帯の表面粗度、占積率、電磁特性、外観を向上すること
が可能となる。
フォルステライトの被膜を形成する方向性珪素鋼帯の製
造方法において、脱炭焼鈍前の鋼帯表面を、カーボラン
ダム砥粒またはアランダム砥粒を含む軟質材料からなる
研削手段によって研削するようにしたものである。した
がって、方向性珪素鋼帯の表面に均一で密な安定した、
密着性の良好なフォルステライトの被膜を形成し、該鋼
帯の表面粗度、占積率、電磁特性、外観を向上すること
が可能となる。
第1図は本発明が実施される方向性珪素鋼帯の。
製造ラインの一部を示す模式図、第2図は従来の方向性
珪素鋼帯の製造ラインの一部を示す模式図、第3図は従
来の酸沈された鋼帯表面を示す顕微鏡写真、第4図は従
来の脱炭焼鈍された鋼帯表面を示す顕微鏡写真、第5図
は本発明において研削された鋼帯表面を示す顕微鏡写真
、第6図は本発明において脱炭焼鈍された鋼帯表面を示
す顕微鏡写真である。 11・・・鋼帯、13・・・研削ブラシロール、16・
・・連続焼鈍装置、17・・・MgO塗付装置、19・
・・仕上焼鈍炉。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 手続補正書(方式) 昭和60年 2月74−日
珪素鋼帯の製造ラインの一部を示す模式図、第3図は従
来の酸沈された鋼帯表面を示す顕微鏡写真、第4図は従
来の脱炭焼鈍された鋼帯表面を示す顕微鏡写真、第5図
は本発明において研削された鋼帯表面を示す顕微鏡写真
、第6図は本発明において脱炭焼鈍された鋼帯表面を示
す顕微鏡写真である。 11・・・鋼帯、13・・・研削ブラシロール、16・
・・連続焼鈍装置、17・・・MgO塗付装置、19・
・・仕上焼鈍炉。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 手続補正書(方式) 昭和60年 2月74−日
Claims (1)
- (1)脱炭焼鈍後の鋼帯表面にMgOを塗布し、次いで
高温焼鈍を施し、鋼帯表面にフォルステライトの被膜を
形成する方向性珪素鋼帯の製造方法において、脱炭焼鈍
前の鋼帯表面を、カーボランダム砥粒またはアランダム
砥粒を含む軟質材料からなる研削手段によって研削する
ことを特徴とする方向性珪素鋼帯の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21739184A JPS6196082A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 方向性珪素鋼帯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21739184A JPS6196082A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 方向性珪素鋼帯の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6196082A true JPS6196082A (ja) | 1986-05-14 |
Family
ID=16703441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21739184A Pending JPS6196082A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 方向性珪素鋼帯の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6196082A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0225619A2 (en) * | 1985-12-06 | 1987-06-16 | Nippon Steel Corporation | Grain-oriented electrical steel sheet having improved glass film properties and low watt loss and a process for producing same |
KR100595001B1 (ko) | 2005-08-23 | 2006-07-31 | 주식회사 와이투스틸 | 스테인레스 반사판 제조장치 |
WO2024111637A1 (ja) * | 2022-11-22 | 2024-05-30 | 日本製鉄株式会社 | 方向性電磁鋼板及びその製造方法 |
WO2024111638A1 (ja) * | 2022-11-22 | 2024-05-30 | 日本製鉄株式会社 | 方向性電磁鋼板及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-10-18 JP JP21739184A patent/JPS6196082A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0225619A2 (en) * | 1985-12-06 | 1987-06-16 | Nippon Steel Corporation | Grain-oriented electrical steel sheet having improved glass film properties and low watt loss and a process for producing same |
KR100595001B1 (ko) | 2005-08-23 | 2006-07-31 | 주식회사 와이투스틸 | 스테인레스 반사판 제조장치 |
WO2024111637A1 (ja) * | 2022-11-22 | 2024-05-30 | 日本製鉄株式会社 | 方向性電磁鋼板及びその製造方法 |
WO2024111638A1 (ja) * | 2022-11-22 | 2024-05-30 | 日本製鉄株式会社 | 方向性電磁鋼板及びその製造方法 |
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