JPS6195056A - 透明な高弾性エラストマ−組成物 - Google Patents

透明な高弾性エラストマ−組成物

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JPS6195056A
JPS6195056A JP21516184A JP21516184A JPS6195056A JP S6195056 A JPS6195056 A JP S6195056A JP 21516184 A JP21516184 A JP 21516184A JP 21516184 A JP21516184 A JP 21516184A JP S6195056 A JPS6195056 A JP S6195056A
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polypropylene
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Yoshikuni Akiyama
義邦 秋山
Yasushi Kishimoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、成形加工性、柔軟性、透明性、耐熱変形性、
圧縮永久歪、機械的強度、衛生上の安全性に優れた水添
ブロック共重合体の透明な高弾性ニジストマー組成物に
関するものである。
(従来の技術) 従来、食品包装材、医療用器具の分野において透明で柔
軟な成形品を得るため各種の成形用材料が提案されてい
る。これらの例として、エチレン−酢酸ビニル共重合体
、エチレン−アクリレート共重合体、軟質ポリ塩化ビニ
ル、エチレン−プロピレン共重合体、ポリウレタンニジ
ストマー、ポリエステルエラストマー等が挙げられる。
しかしこれらの成形材料は、機械的強度、柔軟性、透明
性、経済性、耐熱性、衛生性の面でそれぞれに欠点を有
しているのが現状でアリ、ことに軟質ポリ塩化ビニルは
柔軟性、透明性、機械的強度、耐熱性に優れるものの、
通常は大量の可塑剤を含有しているため食品包装、医療
用器具等においては可塑剤の内容物への移行が起こるこ
とが予測され、衛生上好ましくないことが周知となって
いる。
従ってこれら食品包装、医療用器具等の用途分野におい
ては、柔軟性、機械的強度、透明性、耐熱性、衛生性、
成形加工性に優れた成形用材料が切望されているのが現
状でるる。これら特性を考慮した成形用材料の提案の1
つとして特開昭59−74153号公報には、水添ブロ
ック共重合体を主体とする樹脂組成物が提案されている
(発明が解決しようとする問題点) しかし、ここで提案されている樹脂組成物は、透明性、
高温強度が良好な成形材料でおるものの、食品包装、医
療用器具等の成形品とした場合、120℃以上の高温加
熱滅菌処理操作において十分なシム弾性を示さず、そ゛
の♂ム状成形品(例えばチューブ゛、医療用バッグ等)
の保形性はいまだ不十分であるのが現状である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記した従来の成形材料では困難であった問題
点を解決すべくなされたものであって、特に透明性を維
持しかつ高温加熱滅菌処理においても十分なシム弾性を
示し、成形品の耐熱保形性に優れた成形材料の要望に基
すいてなされたものであり、特定の分子tを有する水添
ブロック共重  、1合体と特定の樹脂との組合せから
成る組成物の示す全光線透過率70%以上かつ圧縮永久
歪(To℃×22時間)60%以下の両性能が、上記の
要望を達成し得るものであることを見い出し、さらに実
用的に有用な組成物であることを見い出しなされたもの
である。
すなわち、本発明は、(a)少なくとも1個のビニル芳
香族化合物を主体とする重合体ブロック人と、少なくと
も1個の水素添加された共役ジエン化合物を主体とする
重合体ブロックBとから成る数平均分子量が100,0
00〜400,000の水添ブロック共重合体40〜9
0重量%、(b)結晶性ポリプロピレンまたはそれを主
成分とする共重合体5〜30重量%、(C)アクリレー
ト含ts%以上のエチレン−アクリレート共重合体5〜
30重量%から成り、全光線透過率が70%以上かつ圧
縮永久歪(70℃×22時間)が60%以下の性能を有
する透明な高弾性ニジストマー組成物であり、また、本
発明は、(1)少なくとも1個のビニル芳香族化合物を
主体とする重合体ブロック人と、少なくとも1個の水素
添加された共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロッ
クBとからなる数平均分子量が100,000〜400
,000の水添ブロック共重合体40〜asMz%、(
ii)結晶性ポリプロピレンまたはそれを主成分とする
共重合体5〜30重量%。(ii+)アクリレート含量
5%以上のエチレン−アクリレート共重合体5〜30重
量%、(iv)結晶性低分子量ポリプロピレン5〜30
jIL量%から成り、全光線透過率が70%以上かつ圧
縮永久歪(70℃×22時間)が60%以下の性能を有
する透明な高弾性エラストマー組成物である。
以下、本発明に関して詳しく述べる。
本発明で(a)または(1)成分として用いられろ水添
ブロック共重合体は、少なくとも1個のビニル芳香族化
合物を主体とする重合体ブロック人と、少なくとも1個
の水素添加された共役ジエン化合物を主体とする重合体
ブロックBとから成る構造を有しており、例えば、A−
B−A、B−人−B−人、B−A−B −A−B 、 
(A−B+−8i 、 (B −A−B+別、A−Bお
よびこれらの混合物等から成る水添ブロック共重合体で
ある。また、との水添ブロック共重合体はビニル芳香族
化合物を5〜60重量%、好ましくは10〜40重量%
含み、さらにブロック構造について言及すると、ビニル
芳香族化合物を主体とする重合体ブロック人が、ビニル
芳香族化合物重合体ブロックまたは、ビニル芳香族化合
物を50重量%を越え好ましくは70重量%以上含有す
るビニル芳香族化合物と水素添加された共役ジエン化合
物との共重合体ブロックの構造を有しておシ、そしてさ
らに、水素添加された共役ジエン化合物を主体とする重
合体ブロックBが、水素添加された共役ジエン化合物重
合体ブロック、または水素添加された共役ジエン化合物
を50重量%を越え好ましくは70重量%以上含有する
水素添加された共役ジエン化合物とビニル芳香族化合物
との共重合体ブロックの構造を有するものである。また
、これらのビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロ
ックA1水素添加された共役ジエン化合物を主体とする
重合体ブロックBは、それぞれの重合体ブロックにおけ
る分子鎖中の水素添加された共役ジエン化合物またはビ
ニル芳香族化合物の分布がランダム、テーノクード(分
子鎖に沿って七ツマー成分が増加または減少するもの)
、一部ブロック状またはこれらの任意の組合せで成って
いてもよく、ビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブ
ロックおよび水素添加された共役ジエン化合物を主体と
する重合体ブロックがそれぞれ2個以上ある場合は、各
ブロックはそれぞれが同一構造でおってもよく、異なる
構造であってもよい。
水添ブロック共重合体を構成するビニル芳香族化合物と
しては、例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニル
トルエン、9−第3フテルスチレン等のうちから1棟ま
たは2種以上が選ばれ、中でもスチレ/が好ましい。ま
た水素添加された共役ジエン化合物を構成する水添前の
共役ジエン化合物としては、例えば、ブタジェン、イン
プレン・1・3−ペンタジェン、2・3−ジメチル−1
・3−ブタジェン等のうちから1種または2種以上が選
ばれ、中でもブタジェン、イソプレンおよびこれらの組
合せが好ましい。そして、水添される前の共役ジエン化
合物を主体とする重合体ブロック   5、ハ、ソノブ
ロック中におけるミクロ構造を任意に選ぶことができ、
例えばポリブタジェンブロックにおいては、1・2−ミ
クロ構造が20〜50%、好ましくは25〜45%であ
る。
また、上記した構造を有する本発明に供する水添ブロッ
ク共重合体の数平均分子量はZGo、000〜400 
、000の範囲であることが必須で1L本発明の組成物
が圧縮永久歪(70℃×22時間)60%以下の性能を
有し、優れた高弾性を示すための特定された必須構造で
ある。数平均分子量が100 、000に満たない水添
ブロック共重合体は、得られる組成物の圧縮永久歪(7
0℃×22時間)が60%を越え優れた高弾性を示さな
い、また、数平均分子量が400,000 ’(i:越
える水添ブロック共重合体は、優れ°た高弾性を示すも
のの、加工性に゛劣シ好ましくない。
本発明で供する水添ブロック共重合体の分子構造は、直
鎖状、分岐状、放射状あるいはこれらの任意の組合せの
いずれであってもよく、上述した構造および必須構造を
有するものであればどのような製造方法で得られるもの
であってもかまわない。例えは、特公昭40−2379
8号公報に記載された方法により、リチウム触媒等を用
いて不活性溶媒中でビニル芳香族化合物−共役ジエン化
合物ブロック共重合体を合成し、ついで特公昭42−8
704号公報に記載された方法により、不活性溶媒中で
水添触媒の存在下に水素添加して合成することができる
。その際ビニル芳香族化合物−共役ジエン化合物ブロッ
ク共重合体の共役ジエン化合物に基づく脂肪族二重結合
は少なくとも80%を水素添加せしめ、共役ジエン化合
物を主体とする重合体ブロックを形態的にオレフィン性
化合物重合体ブロックBに変換させることができる。ま
た、ビニル芳香族化合物を主体とするブロック人および
必要に応じて共役ジエン化合物を主体とする1合体ブロ
ックBに共重合されているビニル芳香族化合物に基づく
芳香族二重結合の水素添加率については特に制限はない
が、水素添加率を20%以下にするのが好ましい。該水
添ブロック共重合体中に含まれる未水銖の脂肪族二重結
合の量は、赤外分光光度計、核磁気共鳴装置等により容
易に知ることができる。
つぎに、本発明の(blまたは(11)成分として用い
る結晶性ポリプロピレンまたはそれを主成分とする共重
合体は例えばMFI(230℃、 2.16却荷重)が
0.2〜15L?/10分の一般に成形用として用いら
れるものであり、得られる組成物の機械的強度、耐熱変
形性、硬度の向上をなさしめ、さらに(alまたは(1
)成分として供する水添ブロック共重合体の加工性をツ
llc躍的に改良するための必須成分であり、この(b
)または(11)成分としては、ポリプロピレン、プロ
ピレンとエチレン、l−ブテン等のα−オレフィンとの
ランダム共重合体、ブロック共重合体等が挙げられる。
さらに本発明の(C)または(ii)成分として用いる
エチレン−アクリレート共重合体は、(a)または(1
)成分の水添ブロック共重合体と(b)または(ii)
成分のポリプロピレンの2成分から成る組成物の透明性
、低温柔軟性の向上をならしめ、また(a)またはm成
分の水添ブロック共重合体の加工性を向上なしめること
ができる。このtelまたは(ii)成分として用いる
エチレン−アクリレート共重合体はアクリレート含量が
5%以上であることが必要であり、アクリレート含量が
5%以下では得られる組成物の柔軟性が悪くなシ、透明
性が著しく低下し好ましくない。該アクリレートとして
は、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチル
アクリレート、2−エチルへキシルアクリレート等が挙
げられるが、エチルアクリレートが中でも好ましい。
そしてさらに(iV)成分として用いる結晶性低分子量
ポリプロピレンは得られる組成物の透明性、ことに全光
線透過率の向上をなさしめ、さらに(11成分として供
する水添ブロック共重合体の加工性を飛躍的に改良する
ための必須成分である。ここで供することのでさる結晶
性低分子量ポリプロピレンとしては一般に高分子量ポリ
プロピレンの熱分解によって工業的に生産されているも
のがあるが、高分子量ポリプロピレン製造時に副生され
るものでもよく、例えば数平均分子量20,000以上
、軟化点が”〜”0・密度°・°°程度0性状を示す結
   〜)品性低分子量ポリプロピレンが挙げられ有用
である。
上記した(al 、 (b) 、 (C)の必須成分か
らなる本発明の組成物は、(a)成分の水添ブロック共
重合体を40〜90重量%含有し、該水添ブロック共重
合体が40重社%未満の場合は得られる組成物の柔軟性
、透明性が劣り、圧縮永久歪(70℃×22時間)が悪
化し、高温下の好ましいゴム弾性を得ることができない
。また90重量%を越えると得られる組成物の成形加工
性が劣り、さらに耐熱変形性が劣シ好ましくない。つぎ
にfb)成分のポリプロピレンは組成物中5〜30重量
%含有し、該ポリプロピレンが5重量%未6省の場合は
得られる組成物の耐熱変形性、成形加工性が劣り好まし
くない。また30重量%を越えると得られる組成物の柔
軟性、透明性が劣り、圧縮永久歪が悪化し、高温下の好
ましいゴム弾性を得ることができない。(C)成分のエ
チレン−アクリレート共重合体は組成物中5〜30を量
%含有し、該エチレン−アクリレート共重合体が5重量
%未満では得られる組成物の低温柔軟性の維持ができず
、特に透明性の改良が達成できず好ましくない。また3
0M量%を越えると耐熱変形性、透明性が劣り好ましく
なく、特に圧縮永久歪が著しく悪化し、高温下のゴム弾
性が失なわれ好ましくない。
そしてさらに上記した(i) * (ii) + (i
ll) 、 (ivlの必須成分からなる本発明の組成
物は、(1)の水添ブロック共重合体を40〜85重量
%含有し、該水添ブロック共重合体が40重量%未満の
場合は得られる組成物の柔軟性、透明性が劣り、圧縮永
久歪(70℃×22時間)が悪化し、高温下の好ましい
ゴム弾性を得ることができない。また85M量%を越え
る場合は以下に記した(iil 、 (ii) 、 (
M成分の添加効果が減少し好ましくない。つぎに(11
)成分のポリプロピレンは組成物中5〜30重量%含有
し、該ポリプロピレンが5重量%未満の場合は得られる
組成物の耐熱変形性、成形加工性が劣り好ましくない。
また303[址%を越えると得られる組成物の柔軟性、
透明性が劣り、圧縮永久歪が悪化し、高温下の好ましい
ゴム弾性を得ることができない。(iiil成分のエチ
レン−アクリレート共重合体は組成物中5〜30重i%
含有し、該エチレンーアクリレート共重合体が5重量%
未満では得られる組成物の低過柔軟性の維持ができず、
特に透明性の改良が達成できず好ましくない。また30
宣量%を越えると耐熱変形性、透明性が劣り好ましくな
く、特に圧縮永久歪が著しく悪化し、高温下のゴム弾性
が失なわれ好ましくない。(間成分の結晶性低分子量ポ
リプロピレンは組成物中5〜30重量%含有し、5%未
満では得られる組成物の成形加工性が劣シ好ましくなく
、特に透明性、ことに全光線透過率の向上を達成できず
好ましくない。また30重、i19?。
を越えると得られる組成物の柔軟性、機械的強度が劣り
、さらに圧縮永久歪が悪化し高温下の好ましいゴム弾性
を得ることができない。
なお本発明の組成物で用いる(1v)成分の結晶性低分
子量ポリプロピレンは上記した通り得られる組成物の全
光線透過率の向上をならしめ透明性の改良を達成できる
が、同様に本発明外の数平均分子1toO,000未満
の水添ブロック共重合体からなる全光線透過率70%以
上、圧縮永久歪が60%を越える組成物においても全光
線透過率の向上をならしめ透明性の改良、加工性の改良
を達成することができる。
上記した本発明の組成物は必要に応じて、柔軟性、透明
性、高温下におけるゴム弾性(圧縮永久歪)、耐熱変形
性、成形加工性、衛生性、機械的強度に悪影響を与えな
い限り、数平均分子量100.000未満の水添ブロッ
ク共重合体、各種の可塑剤、酸化防止剤、耐熱安定剤、
紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤、ブロッキ
ン/防止剤、滑剤、シール性改良剤、結晶核剤、顔料、
無機充填剤、他のポリオレフィン系樹脂等を加えること
も可能である。
本発明の組成物の成形方法としては、(al〜(c)成
分または(1)〜(iv)成分をヘンシェルミキサー、
ブレ/グー等で混合後、加熱ロールで混練し加熱プレス
により容易にシートとして得られるほかに、単軸押出機
、二軸押出機等によってペレット化し、′″’c’fz
−r・4′1・異形品・ ′−ト・′°・、ツク等を押
出成形できる。さらに射出成形やプロー成形等の加工方
法が適用でき各洩成形品を成形することができる。
(発明の効果) 本発明によって得られる組成物は、透明性、柔軟性、耐
熱変形性、機械的強度、高温時のゴム弾性に優れかつ、
成形加工性、および電気絶縁性に優れるため、各種電線
被覆、自動車用部品、電気製品、家庭用品等の分野に有
用できるが、特に透明性、高温時のゴム弾性(圧縮永久
歪)、耐熱変形性、衛生上の安全性が優れる特徴がある
ため、高温殺菌の必要な食品包装材、医療器具の分野に
おいて有用であり、例えば、人ロ透析液ノ々ッグ、血液
バッグ、輸液ノ9ッグ等の医療用Aラグ等に成形し、好
適に使用することができる。
(実施例) 以下に実施例を示すが、これは本発明上より具体的に説
明するものであって、本発明をこれらの例に限定するも
のではない。
なお、実施例および比奴例において測定した諸物性は厚
み0.5 Mのシートヲ200℃、100却/c1n2
の条件下で圧縮成形し、以下の試験方法で行なった。
(1)引張強度及び引張伸度; JIS−に6301に
準じて測定。(シート厚さ2閣) (2)全光線透過率及びHaze ; ASTM−D 
1003に準じて測定。
(3)  ショアー硬度;ASTM−D−1706に準
じて測定。
(4)圧縮永久歪; JIS−に−6301、70℃、
25%変形、22時間放置 実施例1〜5 水素添加されたポリブタジェン−ポリスチレン−水素添
加されたポリシタジエン−ポリスチレンの構造を有し、
結合スチレン1i30%、数平均分子−1i−163,
000、分子量分布1.07、水添前のポリブタジェン
部の1.2結合量が38%、水添率97%の水添ブロッ
ク共重合体と、エチレン含量5%のポリプロピレンラン
ダム共!を合体’(MpI=s)およびエチルアクリレ
ート含量7%のエチレン−エチルアクリレート共重合体
を表1に示す組成で配合し、二軸押出機で造粒後テスト
ピースを作成して所定の方法で諸物性を測定した。その
結果を表1に示す。
表  1 比較例1〜3 ポリスチレン−水素添加されたポリブタジェン−ポリス
チレンの構造を有し、結合スチレ″ン量28%、数平均
分子量6x、ooo、分子量分布1.05、水添前のポ
リブタジェン部の1.2結合量が35%、水添率95%
の水添ブロック共重合体と実施例1で用いたポリプロピ
レンランダム共重合体およびエチレン−エチルアクリレ
ート共重合体を表2に示す組成で配合し実施例1と同様
の方法でテストピースを作成し諸物性を測定した。その
結果を表2に示す。
以下余白 表  2 実施例6〜8 ポリスチレン−水素添加されたポリブタジエンーホリス
チレンの構造を有し、結合スチレン量26%、数平均分
子蓋112.000 、分子量分布1.1、水添前のポ
リブタジェンの1.2結合量が28%、水添率96%の
水添ブロック共重合体(1)および水素添加されたIリ
ブタジエンーポリステレンー水素添加されたポリブタジ
ェン−ポリスチレンの構造を有し、結合スチレン量13
%、数平均分子量40.000.分子量分布1.04、
水添前のポリブタジェンの1.2結合量が43%、水添
率95%の水添ブロック共重合体(n)と実施例1で用
いたポリプロピレンランダム共重合体およびエチレン−
エチルアクリレート共重合体を表3に示す組成で配合し
、実施例1と同様の方法でテストピースを作成し所定の
方法で諸物性を測定した。その結果全表3に示す。
以下余白 表  3 比較例4.5 実施例6〜8で用いた水添ブロック共重合体(If)単
独に、実施例1で用いたポリプロピレンランダム共重合
体および二チン/−エチルアクリレート共重合体を表3
に示す組成で配合し所定の方法で諸物性を測定した。そ
の結果を@3に示す。
実施例9〜12 水素添加されたポリゾタジエンーポリステレンー水素添
加されたポリブタジェン−ブリスチレンの構造を有し、
結合スチレン蓋36%、数平均分子量tos、ooo、
分子量分布1.04、水添前のポリブタジェンの1.2
結合量が42%、水添率97%の水添ブロック共重合体
側、(ポリスチレン−水素添加されたポリブタジェン+
8iの構造を有し、結合スチレンi16%、数平均分子
量384,000 。
分子量分布1.3、水添前のポリブタジェンの1゜2結
合量が40%、水添率95%の水添ブロック共重合休閑
と実施例1で用いたポリプロピレン、″エチルアクリレ
ー)含ft7%、20%のエチレン−エチルアクリレー
ト共重合体(PEA)を表4に示す組成で配合し所定の
方法で諸物性を測定した。
その結果を表4に示す。
表  4 比較例6 水添ブロック共重合体としてクレイトンG −1650
、0−1657(いずれもシェル化学社製)をそれぞれ
40重室部、20′i食%、ポリプロピレン樹脂’(M
F I = 14、旭ポリプロM−1600;旭化成社
製)20重室部、エチルアクリレート含量7%のエチレ
ン−エチルアクリレート共重合体(NUO−6220i
日本ユニカー社製)20重量%を二軸押出機で混練造粒
し、所定の方法でテストピースを作成し物性を測定した
ところ、全光線透過率が83%、ヘイズが11%、圧縮
永久歪(70℃×22時間)が67%;引張強度310
 kf/α2、伸び580%、硬度が37でめった。
実施例13〜16 ポリスチレン−水素添加されたポリブタジェン−ポリス
チレンの構造を有し、結合ステンン量33%、数平均分
子量133,000、分子量分布1.06、水添前のポ
リブタジェン部の1.2結合量が40%、水添率94%
の水添ブロック共重合体とポリプロピレン(旭ポリプロ
M−1600;旭化成社製)、工チレンーエチルアクリ
レート共重合体(エチルアクリレート7%含有)、数平
均分子量4.ooOの結晶性低分子量ポリプロピレンを
表5に示す組成で配合し所定の方法で諸物性を測定した
。その結果を表5に示す。なお実施例14は実施例13
と比べ全光線透過率の向上が見られ、結晶性低分子量ポ
リプロピレンの添加効果が発現される。同様に実施例1
6も実施例15と比較して、結晶性低分子量ポリプロピ
レンを添加することにより全光線透過率が大巾に改善さ
れていることがわかる。
以下余白 表  5 比較例7〜10 ポリスチレン−水素添加されたポリブタジェン−ポリス
チレンの構造を有し、結合スチレン量34%、数平均分
子量ss、ooo 、分子量分布1.04、水添前のポ
リブタジェン部の1,2結合量が40%、水添率96%
の水添ブロック共重合体を用いる以外は実施例13〜1
6と同じ組成で配合し所定の方法で諸物性を測定した。
その結果を表6に示す。
表6からもわかるように、本発明で規足する範囲外の分
子tを有する水添ブロック共重合体を用いた場合、圧縮
永久歪が60%を越えた性能を示す。
また、比較例7.8を比べてみると結晶性低分子量ポリ
プロピレンを添加した比較例8の方が全光線透過率の向
上がみられる。同様に比較例9.10についても結晶性
低分子量ポリプロピレンの添加効果が発現されているこ
とがわかる。ここで挙げた比較例7〜10は全光線透過
率が70%以上を有し透明性に優れるものの圧縮永久歪
性能が60%を越えるため本発明の組成物として供する
ことはできない。
表  6 実施例17 実施例5で用いたPPランダム共重合体を10wt%、
エチレン−エチルアクリレート共重合体を15wt%に
減らし、新らたに数平均分子量15,000の結晶性低
分子量ポリプロピレンを30重量%添加し、実施例5で
用いた水添ブロック共重合体45重量%からなる組成物
はへイズ23%、全光線透過率88%、圧縮永久歪60
%、引張強度250kV/cm” 、伸び640%、硬
度39の諸物性であった。
実施例18〜21 実施例9〜12で供した水添ブロック共重合体■。
■、ポリプロピレン(旭ポリプロM−1600;旭化成
社製)、エチレンアクリレート含量7%、20%のエチ
レン−エチルアクリレート共重合体(EE人)、結晶性
低分子量ポリプロピレン(数平均分子1iz 15,0
00 )を表7に示す組成で配合し所定の方法で諸物性
を測定した。その結果を表7に示す。
以下余白 表  7

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)少なくとも1個のビニル芳香族化合物を主
    体とする重合体ブロックAと、少なくとも1個の水素添
    加された共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロック
    Bとからなる数平均分子量が100,000〜400,
    000の水添ブロック共重合体40〜90重量%、 (b)一般成形用結晶性ポリプロピレンまたはそれを主
    成分とする共重合体5〜30重量%、 (c)アクリレート含量5%以上のエチレン−アクリレ
    ート共重合体5〜30重量% から成り、全光線透過率が70%以上かつ圧縮永久歪(
    70℃×22時間)が60%以下の性能を有する透明な
    高弾性エラストマー組成物
  2. (2)(i)少なくとも1個のビニル芳香族化合物を主
    体とする重合体ブロックAと、少なくとも1個の水素添
    加された共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロック
    Bとからなる数平均分子量が100,000〜400,
    000の水添ブロック共重合体40〜85重量%、 (ii)一般成形用結晶性ポリプロピレンまたはそれを
    主成分とする重合体5〜30重量%、 (iii)アクリレート含量5%以上のエチレン−アク
    リレート共重合体5〜30重量%、 (iv)数平均分子量が20,000以下の結晶性低分
    子量ポリプロピレン5〜30重量% から成り、全光線透過率が70%以上かつ圧縮永久歪(
    70℃×22時間)が60%以下の性能を有する透明な
    高弾性エラストマー組成物
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4792581A (en) * 1985-12-28 1988-12-20 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Rubber composition

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5974153A (ja) * 1982-10-21 1984-04-26 Dainippon Plastics Co Ltd 樹脂組成物

Patent Citations (1)

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