JPS619481A - 天蓋用密封剤 - Google Patents

天蓋用密封剤

Info

Publication number
JPS619481A
JPS619481A JP59131629A JP13162984A JPS619481A JP S619481 A JPS619481 A JP S619481A JP 59131629 A JP59131629 A JP 59131629A JP 13162984 A JP13162984 A JP 13162984A JP S619481 A JPS619481 A JP S619481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
canopy
viscosity
sealant
polyol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59131629A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kinoshi
木野氏 昭
Yasumasa Yoshio
吉尾 安正
Katsumi Watanabe
克己 渡辺
Takashi Sano
孝 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kagaku Kenkyusho KK
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
Nippon Kagaku Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd, Nippon Kagaku Kenkyusho KK filed Critical Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
Priority to JP59131629A priority Critical patent/JPS619481A/ja
Publication of JPS619481A publication Critical patent/JPS619481A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は天蓋用密封剤に係わり、更に詳しくはベール化
、オープンドラム等の容器天蓋用密封剤に好適な天蓋用
密封剤に関する。
周知の通り、ベール化、オープンドラム等の容器の製造
に関しては、容器天蓋の周端に形成された溝内に密封剤
を施こし、容器の密封を図っている。
上記密封剤としては、従来軟質ポリ塩化ビニル密封剤又
はクロロブレンゴム発泡体密封剤が用いられている。即
ちポリ塩化ビニル密封剤は、ポリ塩化ビニルプラスチゾ
ルを自動吐出機により容器天蓋の周端溝内にライニング
し、200〜2100Cで3〜5分間加温することによ
りゲール化して形成するものであり、又クロロブレンゴ
ム発泡体密封剤は、ひも状の加硫ゴム発泡体を成形し、
これを天蓋の周端溝に合う様に切り取り、両端を接着し
てリング状と成し、このリングを上記溝に嵌め込むこと
により密封剤を形成するものである。
これらは個々に特徴を有するが、それぞれ一長一短を有
する。即ち、軟質ポリ塩化ビニル密封剤の場合は、比較
的生産性が良好であるが、容器内容物がオイル系統の場
合、その影響によりポリ塩化ビニル中の可塑剤が抽出せ
しめられて密封剤が収縮硬化する傾向を有し、長期に亘
って密封性を維持出来なくなる欠点を有している。他方
、クロロプレン発泡体密封剤の場合、内容物がオイル系
統であっても比較的i対性が良好であるが、製造加工が
繁雑で、生産性が著しく低く、コストアップになるとい
う欠点を有している。
本発明者等はこれらの点に鑑み、容器天蓋の周端溝内へ
のライニングが容易であって生産性が高く、且つより良
い密封性能を有する密封剤について鋭意研究を重ねた結
果、液状ポリウレタンプレポリマーと、ポリオールの組
み合わせにより、極めて容易に天蓋の周端に形成された
溝内にライニング出来、しかも内容物が水系、オイル系
を問わず優れた密封性能を付与出来る事を見い出し、こ
の知見に基づいて本発明を成すに至ったものである。
即ち本発明は、ポリウレタンプレポリマーを主成分とす
る第一液と、ポリオールを主成分とする第二液とを混合
して成り、θ℃〜60℃の温度範囲に於けるその粘度が
200〜20,000CPSの範囲に調整されているこ
とを特徴とする天蓋用密封剤である。
上記第一液のポリウレタンプレポリマーとしては、分子
中に水酸基を2〜3個有するポリオール又はそのポリオ
ールの混合物に過剰量のポリイソシアネート化合物を付
加して得られる末端イソシアネート基含有ポリウレタン
プレポリマー等が挙げられる。水酸基を2〜3個有する
ポリオールとしては1例えば活性水素基を2〜3個有す
る化合物(以下活性水素基含有化合物という)にアルキ
レンオキサイドを付加したもので、好ましくは分子量が
200〜6.000のものが−挙げられる。
活性水素基含有化合物としては例えばエチ(ングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、1.4−ブタンジオール等の活
性水素基を2個有する化合物、グリセリン、トリメチロ
ールプロパン等の活性水素基を3個有する化合物等が挙
げられる。
アルキレンオキサイドとしては例えばエチレンナキサイ
ド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等が挙
げられる。次にポリイソシアネート化合物としては例え
ばトリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート等が挙げられる。
上記第二液のポリオールとしては、前記水酸基を2〜3
個有するポリオール又はそのポリオールの混合物等が挙
げられる。
ポリオールの水酸基数について、2個未満の場合ウレタ
ン樹脂が硬化しにくく、ベタツキの原因となる。3個よ
り大きい場合、硬化したウレタン樹脂の伸びが低く天蓋
を締めつけた時にワレが発生して密封が不完全となる場
合がある。
更に第二液で使用するポリオールに必要に応じて配合す
る配合物としては、ポリアミン、ウレタン化触媒、充填
剤等が挙げられる。
ポリアミンとしては1例えばメチレンビスオルトクロロ
アニリン(MOCA)、ジフェニルメタンシアミン(D
AM)等が挙げられる。
ウレタン化触媒としては例えばオクチル酸鉛、ジブチル
チンジラウレート、ジブチルチンジアセテート等の有機
金属触媒、トリエチレンジアミン、トリエチルアミン等
の三級アミン触媒等が挙げられる。
充填剤としては、例えば炭酸カルシウム、タルク、マイ
カ粉末、シリカ粉末、炭酸マグネシウム、カーボンブラ
ック等が挙げられる。
本発明は上記第一液と第二液との混合物を天蓋1用密封
剤とするものであるが、この混合に於いて、第一液と第
二液の混合割合は重量比で1=lO−10:1の範囲が
望ましく、混合物としての天蓋用密封剤の粘度は、天蓋
の周端溝にライニングする際の作業環境温度を考慮して
、θ℃〜60℃の範囲に於いて200〜20,0OOC
PSの範囲に調整されていることが必要であり、望まし
くは略1,000〜10,0OOCPS程度が良い。粘
度が200CPSより低い場合、天蓋の周端に形成され
た溝内に柱入した時、周囲に飛散し易く天蓋の汚れの原
因になり易い。又粘度が2o 、ooocpsを越えた
場合、流動性が不良となり、均=−な厚さに仕−Eげに
くく、密封性が悪くなる場合がある。
このように第一液と第二液の混合物としての天蓋用密封
剤はO℃〜60’Cの温度範囲内に於いて2oo〜20
,000CPS範囲であることが必要であるが、混合前
の第一液又は第二液自体の粘度は必ずしも200〜20
,000CPSの範囲である必要はなく、望ましくは第
一液は、その粘度が200〜20,0OOCPSであっ
て、遊離のインシアネート基が2〜9%となるように調
整されたものがよいと共に、第二液も、その粘度が20
0〜20,000CPSとなるように調整されたものが
よい。更に上記の混合に於いて、第一・液と第二液の粘
変差が大きい場合、混合不良が生じ、部分的に硬化不完
全な部分が生じ易いので、第一・液と第二液の粘度は同
程度であることが好ましい。
このような本発明天蓋用密封剤によれば、天蓋の周端に
形成された溝内ヘライニングするだけでよく、且つその
ライニングも容易なので生産性がよいと共に、特に内容
物が水系、オイル系を問わず良好な密封性を発揮する。
次に本発明の実施例及び従来技術との比較試験例を詳述
する。
■本発明の天蓋用密封剤の一例を次に示す様な耐容で調
整した。
第一液 ポリウレタンプレポリマー(注1)  100重量部粘
度; 5,0OOCPS/25℃ 第二液。
ポリオール(注2)        42.9重量部M
OCA              4.8  //オ
クチル醸鉛(20%品)       2.4 7/炭
酸カルシウム         49.9  tt粘度
、 10,0OOCPS/25℃ これら第一液と第二液とを混合し、粘度7,000CP
S/25℃の天蓋用密封剤を得た。
注1.ポリプロピレングリコール(分子量2000) 
55tt部とトリレンジイソシアネート15重量部とを
反応させて得 られたポリウレタンプレポリマー: 遊離インシアネート基3.7% 注2.グリセリンにプロピレンオキサイドを付加して得
た分子量5,000のポリオール この天蓋用密封剤を型枠の中に流し込み100°Cで5
分間加熱硬化し、厚さ約1.5mmのシートを作成し、
これをダンベル3号に打ち抜き浸漬試験用の試料とした
又1−記天蓋用密封剤をペール缶天蓋の周端に形成され
た溝内にライニングし、二〇〇℃で5分間加熱硬化し、
密封剤を施こし、密封試験用の試験蓋とした。
■他方、従来の天蓋用密封剤を次に示す様な配合で調整
した。但し硬化は200℃で3分間行った。
ポリ塩化ビニル         100重量部DOP
              9Q  //炭酸カルシ
ウム         3Q  tt安定剤     
        3  tt発泡剤         
    l 〃そして、これを浸漬試験用の試料及び密
封試験用の試験蓋とし、比較例とした。
■浸漬試験方法はダンベル型に打ち抜いた試料を各浸漬
液40℃で1週間浸し、硬度、寸法の変化を測定した。
この試験結果を次の表1に示す。
表−1浸漬試験結果 各浸漬液に40℃で1週間浸漬 ■密封性試験方法は、ベール缶に各試験液をlO1充填
し、これを試験蓋でかしめ、ペール缶天蓋を下にして4
0℃で1ケ月静置し、漏洩の有無を観察した。この試験
結果を次の表2に示す。
表−2漏洩缶数 試験体数 各10缶 ■この試験結果より、従来の天蓋用密封剤は内容物をオ
イル系統にした場合、硬度が−F昇し、収縮して良好な
密封性を保持出来ないのに対して、本発明の天蓋用密封
剤は、水系、オイル系いずれの内容物に対しても硬度の
上昇が見られず、また収縮も認められない。そして水系
、オイル系いずれの内容物に対しても優れた密封性を保
持していることが認められた。
以上詳述した如く本発明はポリウレタンプレポリマーを
主成分とする第一液と、ポリオールを主成分とする第二
液とを混合して成り、0℃〜60°Cの温度範囲に於け
るその粘度が200〜20゜000CPSの範囲に調整
されていることを特徴とする天蓋用密封剤なので、極め
て容易にベール缶、オープンドラム等の容器天蓋の周端
に形成された溝内にライニング出来ると共に特に水系、
オイル系のいずれの内容物に対しても優れた密封性能を
保持しているものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリウレタンプレポリマーを主成分とする第一液
    と、ポリオールを主成分とする第二液とを混合して成り
    、0℃〜60℃の温度範囲に於けるその粘度が200〜
    20,000CPSの範囲に調整されていることを特徴
    とする天蓋用密封剤。
  2. (2)上記第一液の粘度と上記第二液の粘度が略同様程
    度に調整されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の天蓋用密封剤。
  3. (3)上記第一液及び第二液の、0℃〜60℃の温度範
    囲に於けるその粘度が、各々200〜20,000CP
    Sの範囲に調整されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の天蓋用密封剤。
JP59131629A 1984-06-26 1984-06-26 天蓋用密封剤 Pending JPS619481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59131629A JPS619481A (ja) 1984-06-26 1984-06-26 天蓋用密封剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59131629A JPS619481A (ja) 1984-06-26 1984-06-26 天蓋用密封剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS619481A true JPS619481A (ja) 1986-01-17

Family

ID=15062513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59131629A Pending JPS619481A (ja) 1984-06-26 1984-06-26 天蓋用密封剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS619481A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1199324A1 (en) * 2000-10-18 2002-04-24 Toyo Seikan Kaisha Limited Sealing gasket for closure and process for production of closure using the same
US6608160B2 (en) 2000-08-21 2003-08-19 Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd. Composition for production of cover packing and process for production of cover packing using the same
WO2005087830A1 (ja) * 2004-03-17 2005-09-22 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. 蓋用密封材及びそれを用いた蓋の製造方法
JP2007529656A (ja) * 2004-03-17 2007-10-25 ダイナコ アンテルナショナル ソシエテ アノニム ローラ・カーテン装置
JP2011111179A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Japan Crown Cork Co Ltd 金属製キャップの製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129075A (ja) * 1974-09-06 1976-03-11 Hitachi Ltd Shiiaarutaima
JPS54138072A (en) * 1978-04-19 1979-10-26 Mitsui Nisso Urethane Production of molded packing

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129075A (ja) * 1974-09-06 1976-03-11 Hitachi Ltd Shiiaarutaima
JPS54138072A (en) * 1978-04-19 1979-10-26 Mitsui Nisso Urethane Production of molded packing

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6608160B2 (en) 2000-08-21 2003-08-19 Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd. Composition for production of cover packing and process for production of cover packing using the same
EP1199324A1 (en) * 2000-10-18 2002-04-24 Toyo Seikan Kaisha Limited Sealing gasket for closure and process for production of closure using the same
WO2005087830A1 (ja) * 2004-03-17 2005-09-22 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. 蓋用密封材及びそれを用いた蓋の製造方法
JP2007529656A (ja) * 2004-03-17 2007-10-25 ダイナコ アンテルナショナル ソシエテ アノニム ローラ・カーテン装置
JP2011111179A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Japan Crown Cork Co Ltd 金属製キャップの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970006961B1 (ko) 폴리알디민을 함유하는 습기경화성 폴리우레탄 조성물
US20050222290A1 (en) Low-hardness thermosetting polyurethane elastomer and production method thereof
NO874209L (no) Fuktighetsbevarende forseglingsmateriale.
US20040167275A1 (en) Curable resin composition
JPS619481A (ja) 天蓋用密封剤
US3594352A (en) Polyurethane elastomer compositions prepared from polyarylpolyisocyanates and high molecular weight polyether polyols
US10577450B2 (en) Storage stable activated prepolymer composition
US4143092A (en) Polyurethane-derived plasticizer for polyacrylonitrile printing rolls
JP5073978B2 (ja) 一液型の容器密封用シール素材とそれを用いた容器密封用シール部材
JPS6328107B2 (ja)
JPS638155B2 (ja)
US3494896A (en) Polyurethane compositions
JP3060418B2 (ja) ニトリル/ウレタンゴム成形体の製造方法
JP3780691B2 (ja) 二液硬化型ウレタン組成物及びシーリング材
JP2000336341A (ja) ポリウレタンシーラント
JP3386208B2 (ja) ウレタン湿気硬化型組成物
JP4407016B2 (ja) オキサゾリジン含有ポリ(メタ)アクリレート樹脂および一液湿気硬化性樹脂組成物
JP2008019289A5 (ja)
JP4979223B2 (ja) 蓋用密封材組成物
JPH06287538A (ja) 水膨潤シーリング材及びその製造方法
JP4117953B2 (ja) ポリウレタン組成物とその合成方法
JPH0331743B2 (ja)
JPS58189222A (ja) ポリウレタン組成物
JPS6248988B2 (ja)
JP2000336339A (ja) ポリウレタンシーラント