JPS6194047A - 静電記録媒体 - Google Patents

静電記録媒体

Info

Publication number
JPS6194047A
JPS6194047A JP21567784A JP21567784A JPS6194047A JP S6194047 A JPS6194047 A JP S6194047A JP 21567784 A JP21567784 A JP 21567784A JP 21567784 A JP21567784 A JP 21567784A JP S6194047 A JPS6194047 A JP S6194047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
recording device
dielectric layer
electrostatic recording
block copolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21567784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0352055B2 (ja
Inventor
Kouzou Arahara
荒原 幸三
Tatsuo Takeuchi
達夫 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP21567784A priority Critical patent/JPS6194047A/ja
Priority to US06/785,616 priority patent/US4745030A/en
Publication of JPS6194047A publication Critical patent/JPS6194047A/ja
Publication of JPH0352055B2 publication Critical patent/JPH0352055B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/32Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/385Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material
    • B41J2/41Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material for electrostatic printing
    • B41J2/415Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material for electrostatic printing by passing charged particles through a hole or a slit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/0202Dielectric layers for electrography
    • G03G5/0205Macromolecular components
    • G03G5/0208Macromolecular components obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsatured bonds
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/0202Dielectric layers for electrography
    • G03G5/0205Macromolecular components
    • G03G5/0211Macromolecular components obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、静電記録装置に関し、特に複数回使用可能な
静電記録媒体を用いた転写方式の静電記録装置に関する
従来、静電記録装置における記録媒体としては記録層と
基紙の中間に導電層を設けた静電記録紙が一般に用いら
れており、該記録層表面にマルチスタイラスなどの金1
電極を用いて静電潜像を形成しこれをトナーで現像、定
着させて記録画像をイMている。しかしこの様な静電記
録紙を用いた場合、記録紙表面への余分なトナーの付着
は避けられず、また使用時の雰囲気(水分や熱など)に
非常に左右され易い等の欠点をもつばかりでなく、静電
記録紙自体が普通紙に比べて特殊であるため消耗品とし
て使用することはランニングコストが著しく高くなると
いう欠点があった。これらの欠点を解決するため普通紙
に転写する方式の静電記録装置が開発されている(例え
ば特公昭46−34077号公報)。
この方式によれば、例えば二軸延伸されたポリエステル
基村上に1012Ω・0m以上の体積抵抗率を有する誘
電体層を設けた記録媒体をベルト形に構成しマルチスタ
イラスによって針電極と誘電体表面との間に高電圧を印
加し放電を生ぜしめることにより誘電体表面を帯電し、
ついで形成された静電潜像をトナーで現像し粉体像を得
、これを普通紙に静電的に転写することにより画像が得
られている。しかし乍ら、この方式では普通紙へ静電的
にトナー画像を転写するため転写効率が80%程度と低
く、画像濃度の低下、さらに残留トナーのクリーニング
、飛散の面で不利であるほか、静電転写による画像の乱
れが生じる。
一方、導電性の剛体シリンダーの表面に誘電体薄層を設
け、この誘電体薄層表面に静電潜像を形成し、この潜像
をトナーで現像したのち圧力により普通紙に転写かつ定
着する方式が知られている(例えば特開昭54−781
34号公報、特開昭55−134872号公報)。この
方式では誘電体薄層は紙により摺擦を受けるため表面が
研摩されることとなる。従って誘電体層の硬度を高くす
る見地より陽極酸化アルミニウム、溶射によるA12h
3.ガラスエナメルなどの無機誘電体及びポリアミド、
ポリイミドなどの有機誘電体が使用されている。しかし
陽極酸化アルミニウム、溶射Au203.ガラスエナメ
ルなどの無機誘電体層は雰囲気中の水分の付着により著
しい表面抵抗の低下を招き、常に安定で良好な画像が得
られない。
一方、ポリイミド、ポリアミド或いはフッ素系樹脂等か
らなる有機誘電体記録層は、その電気特性が比較的温湿
度の環境依存を受けにくいと言える。しかし、有機記録
層は耐摩耗性が不十分なため、転写方式の静電記録装置
に適用する場合、クリーナーによる表面の切削や摺擦傷
等の問題から十分な耐久性が得られないのが現状である
。特に先述した圧力転写同時定着工程を行なう場合、転
写紙との擦過痕も加味され、有機記録層は一層使用が困
難となる。又更に、これらの有機記録層は長期使用に対
して高電界下ではオゾン等による酸化を受け、いづれは
湿度特性が悪化するものである。
ア 一般に、ポリイミド系やポリ(ミド系の樹脂は硬度は比
較的大きいが、衝撃に弱く、クラック状の傷が出来易く
、その場所から切削が生じる。又、圧力転写方式では、
表面エネルギーが大きいため転写効率が80%以下と低
い傾向にある。フッ素系樹脂は転写効率は十分であるが
、軟質のため摺擦傷が発生し易い傾向にある。
又、一般にこれまでの誘電体層に使用されていた高絶縁
性樹脂が、静電潜像形成時に使用するイオン発生器等か
ら生じるオゾンにより酸化され、そのためその表面に極
性基が導入され、繰・返し使用しているうちに電気信号
に従った静電潜像を形成できなくなる問題点があった。
本発明の目的tま静電記録装置、特に圧力によって記録
媒体の誘電体層表面のトナー像を普通紙に転写し定着す
る方式の静電記録装置に用いられる複数回使用可能な記
録媒体であって、高湿雰囲気下でも画像への悲影響がな
く、現像剤の転写効率が高く、かつ長期間連続使用にさ
いして現像剤中の有機成分の付着がなく耐摩耗性が良好
で、且つ高画質の記録が行なえる静電記録用記録媒体を
提供することにある。
すなわち、本発明者らは前述の点に鑑み研究を重ねたと
ころ、前述の記録媒体を構成している誘電体層を形成す
る際、含フツ素ブロック共重合体を成膜用樹脂中に含有
yせることにより1)誘電体層の硬度を低下させずに誘
電体層表面の発水性、#型性、非粘着性、滑り性の向」
−及び誘電体層の導電性基材」−への密着力を向上させ
ることにより現像剤の転写効率が高く現像剤中の有機成
分が付着しにくくかつ耐摩耗特性の良い誘電体層が得ら
れること、2)静電潜像を形成する際に使用するイオン
発生器の動作(f¥に発生するオゾンにより誘電体層表
面の酸化を防止し、繰返し使用時の電気特性の悪化を防
1にできること、3)湿度等の環境変化による画質の変
動を抑制できること等が可能となることを見い出した。
従って、本発明により誘電体層と導電性基体を有する記
録媒体を備えた転写方式の静電記録装置において、前記
記録媒体が含フツ素ブロック共重合体を含有した誘電体
層を有している静電記録装置が提供される。
本発明の好ましい具体例では、前記誘電体層としては成
膜後H(日本工業規格JIS  K−840’Or鉛筆
引かき試験法」による測定)以上の鉛筆硬度特性及び1
013Ω・cm以上の体積抵抗率を有する成膜用樹脂と
含フツ素ブロック共重合体を含有yせたものが適してい
る。この際、含フツ素ブロック共重合体は前記誘電体層
中に0.5〜30重量%、好ましくは1〜1゜@量%の
範囲で含有される。含フツ素ブロック共重合体の添加清
か0.1重量%以下では発水性。
魔[型性効果が得られず、又50重蚤%以」−の場合で
は塗膜の耐衝撃性が低下してしまい好ましくない。
本発明で用いる含フツ素ブロック共重合体は、表面移行
性をもつ機能性セグメントと前述の成膜用樹脂に相溶す
る相溶性セグメントを有している。具体的には相溶性セ
グメントとして作用する重合体の一端に機能性セグメン
トとして作用する含フツ素モノマー成分(例えば下達の
含フツ素アルキル基)をブロック重合させたA−B型ブ
ロック共重体である。
機能性セグメントとして作用する含フツ素モノマー成分
としては、−CH2(CF2)2H。
−CH2(CF2)4H、−CH2CF3 。
−CH2CH2(CF2)7CF3、−CF3 。
配丑壬法シミとしては、ビニルモノマー成分ヲ含むもの
が好ましく、具体的にはポリメチルメタクリレート、ポ
リブチルメタクリレート。
ポリメチルアクリレート、ポリエチルアクリレートなど
が適している。
と このフルオロアルキル基翫−成分とするA−B型金フッ
素ブロック共重合体は、その相溶性セグメントが成膜用
樹脂と相溶し、塗膜の基体との密着力の向上、硬度の向
上が可能となり、さらには機能性セグメントとして作用
するフルオロアルキル基が表面に移行し、塗膜表面の発
水性、離型性、非粘着性、滑り性を向上させることがで
きる。これらの点は下達の比較例でも明らかにする様に
同一組成のランダムポリマーを用いた場合には得られな
いものである。
これらの含フツ素ブロック共重合体は、ポリメリックペ
ルオキシドを重合開始剤として合成することができるし
33回高分子学会年次大会予稿集第266頁(Vo l
 、 33 、 No、2 。
1984年)〕。又、含フツ素ブロック共重合体として
は、日本油脂(株)製のモバイパーF100、Fllo
、F200.F210を用いることができる。
以下、本発明を図面に従って説明する。
第1図は、導電性基体3に記録層として誘電体層2を設
けた記録媒体となる誘電体ドラム1を示す。
ここで記録媒体の形状は第1図に示す如きドラム形状に
限定されず、ベルト状あるいは平板状であっても差しつ
かえない。
導電性基体3はアルミニウム、アルミニウム合金、ステ
ンレススチール及びその他の金属から運ばれ、圧力転写
又は圧力転写同時定着のときの加圧によって変形しない
程度の厚さを有することが望ましい。また導電性基体の
表面を硬化させるため、又は導電性基材の表面積を犬き
くしてコーティングされる誘電体層の密着力を向上させ
るため、例えばアルミニウム合金表面の陽極酸化あるい
はステンレススチール表面のハードクロムメッキを行な
ってもよい。
次に誘電体層2は成膜後H以上の鉛筆硬度特性及び1Q
13Ω・0m以上の体積抵抗率を有する成膜用樹脂10
0重量部と含フツ素ブロック共重合体O31〜50重量
部好ましくは1〜10重量部とからなる混合物を導電性
基体上に直接あるいは他の誘電体層を介して成膜させた
ものである。
ここで成膜用樹脂は成膜後鉛筆硬度特性がH以」二好ま
しくは3H以上であることが耐摩耗性の向上という面よ
りみて適切であり、また体積抵抗率が1013Ωφcm
以上好ましくは1Q15Ω・Cm以上であることが良好
な画像が得られるという点よりみて適切である。
使用される成膜用樹脂は、具体的には例えばポリイミド
、ポリアミドイミド、ポリアミド。
ポリエステルイミド、ポリエステル、ポリビニルホルマ
ール、エポキシ樹脂、ポリウレタン。
メラミン樹脂、アクリル樹脂、ポリアクリルアミド、シ
リコーンポリイミド樹脂、イミドエポキシ樹脂、ウレタ
ンアクリレート樹脂。
エポキシアクリレート樹脂、ポリメチルメタクリレート
樹脂などが挙げられる。
次に記録媒体1の好ましい態様について述べる。ドラム
形状の記録媒体の場合、アルミニウム及びアルミニウム
合金、ステンレス鋼などの導電性基体からなるシリンダ
を作成する。このときのシリンダーの肉厚は圧力転写又
は圧力転写同時定着の際の圧力に耐える厚みが必要とな
る。アルミニウム、アルミニウム合金の場合10mm以
上あることが望ましい。次に前記シリンダー表面に直接
又は他の誘電体層を介して本発明に使用する成膜用樹脂
と含フツ素ブロック共重合体及び必要により溶媒、硬化
剤等を認加してなる塗料を塗布・乾燥して成膜する。こ
のときの膜厚は電気絶縁性保持の為少なくとも3pm必
要であり望ましくは10gm以上である。
次に前記のように作成した誘電体ドラムを記録媒体とし
て第2図に示す静電記録装置に組み込む。第2図の静電
記録装置の構成を略述すると、静電潜像の形成には記録
ヘッド4を用いて行い、方式としては、特公昭36−4
119号公報に開示されたマルチスタイラス又は特開昭
53−96834号公報、同54−53537号公報に
開示されたイオン注入タイプのものいずれのものでも使
用でき、基本的にはドツト形状で誘電体2の表面に静電
潜像が形成され得るものであればよい。望ましくは、後
者のイオン注入タイプの如く誘電体2と記録ヘッド4間
で直接放電を伴なわないものが使用される。次に前記の
方法によって形成された静電潜像は、現像部5で顕像化
された後、加圧ローラー7によって圧力により普通紙9
に転写される。この際圧力定着性のトナーを用いれば、
可視像の普通紙に転写されると同時に定着される。
ついで常法に従い、可視像転写後の記録媒体は除電器ユ
ニット8により除電され、クリーナーユニット6により
転写のこりのトナーが除去される。
又、圧力転写同時定着の条件としては、トナーの圧縮及
び定着の為に20 K g / c m2以上の圧力と
することが好ましい。又、使用するトナーとしては、カ
プセルトナーの他にポリエチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリアミド等の樹脂粒子にカーボンと磁性
体を外話した外添トナーあるいはポリエチレン等の樹脂
粒子内に磁性体を内添した内添トナーを用いることがで
きる。この他に荷電制御剤や研摩剤を外添トナー又は内
添トナーに加えることができる。
なお静電記録4で静電像保持シリンダlに画像信号に応
じた静電画像を記録するには、特開昭54−78134
号公報に開示された静電記録ヘッド(イオン発生器)を
使用することができる。その静電記録ヘッド4は、第3
図に示すように、誘電体35、ドライブ電極36、コン
トロール電極37、イオン放出アパーチャ38を有する
スクリーン電81i39からなる。ドライブ電極36と
コントロール電極37との間には電源34によって交流
電圧が印加され、コントロール電8i37と静電像保持
シリンダ1の導電性基体3との間にはスイッチ33を介
して電源31から直流電圧が加圧され、スクリーン電極
39と導電性基体3との間には電源32から直流電圧が
印加されている。ドライブ電極36とコントロール電極
37との間に印加された交流電圧により、正負のイオン
が交互に発生する。
画像信号によりスイッチ33がオン(接点Yに導通)し
ていれば、負イオンは加速され静電像保持シリンダlの
誘電体層2に到達し、保持される。このとき正イオンは
加速されないのでコントロール電極37との間で放電し
てしまう。
画像信号がなくてスイッチ33がオフ(接点Xに導通)
していれば、正負ともイオンは加速されないので共にコ
ントロール電極37との間で放電してしまう。このよう
にして画像信号に応じた静電潜像を記録できる。
又、静電潜像を形成する方法として、光導電層を有する
電子写真感光体の表面に形成された静電潜像を前述の誘
電体層に転写することによって静電潜像を形成する方法
を用いることもできる。
以下、本発明を実施例に従って説明する。
尚、以下の実施例及び比較例における鉛筆硬度測定は、
1コ木工業規格JIS  K−8400「鉛筆引かき試
験法」により行なった。
〔実施例1〕 環化ブタジェンゴム塗料JSRCBR−M(日本合成ゴ
ム株式会社の商標、キシレン80重量%含有)を内径6
0mm、外径100mm。
長さ230mmのアルミ合金製シリンダーの外周表面に
塗布後180°Cで60分加熱乾燥し塗膜厚37pmで
成膜されたシリンダーを得た。
このシリンダーに、紫外線硬化型エポキシアクリレ−1
・塗料ユニデックV−5502(大口木インキ化学工業
株式会社の商標、樹脂分100%)100gにベンゾフ
ェノンの25%MEK溶液8g及び反応促進剤としてト
リエタノールアミン4gを添加、混合した塗料にフルオ
ロアルキル基を一成分とするA−B型のブロックポリマ
ーであるディパーF200 (日本油脂株式会社の商標
)5go′)混合物を塗布し、80°010分乾燥後、
4KW集光型紫外線ランプを照射距離15cmで1分間
照射し、塗膜厚20pmで成膜された、環化ブタジェン
ゴム層と合わせて23pm厚の塗膜が成膜されたシリン
ダーを得た。鉛筆硬度は5H1体積抵抗率ハ5. I 
X 1015Ω・Cmであった。このシリンダーを使用
して図2に示す静電記録装置に組み込み、イオン注入式
記録ヘッドを使用して25°C1湿度60%及び35°
C,湿度90%の環境で画出しを行った。羊の結果を表
1に記す。
〔比較例1〕 実施例1のシリンダー表面塗布用塗料に使用したモデイ
パーF200 (同上)を除いた以外は実施例1と全く
同様の方法でシリンダーの作成及び画出しを行った。そ
の結果を表Iに記す。塗膜の鉛筆硬度はH1体積抵抗率
は4.7X1015ΩφCmであった。
〔実施例2〕 アクリル塗料デュラクロン5E−5377(三菱レイヨ
ン株式会社の商標、樹脂分50%)100gとフルオロ
アルキル基を一成分とするA−B型のプロツクポリマー
モデイパーF100(日本油脂株式会社の商標)1.o
gの混合物を実施例1と同じシリンダー」二に塗布し1
50°Cで1時間加熱乾燥し、塗膜厚15gmで成膜さ
れたシリンダーを得た。上記シリンダーを用いて画だし
を行った。その結果を表1に記す。鉛筆硬度は5H1体
積抵抗率は7×1015Ω・Cmであった。
〔比較例2〕 実施例2のシリンダー表面塗布用塗料に使用したモデイ
パーF100(同上)を除いた以外は実施例2と全く同
様の方法でシリンダーの作成及び画だしを行った。その
結果を表1に記す。塗膜の鉛筆硬度は2H1体積抵抗率
は6.2X10L5Ω・Cmであった。
〔比較例3〕 実施例2のシリンダー表面塗布用塗料に使用したデュラ
クロン5E−5377(同上)を除いた以外は実施例2
と全く同様の方法で塗膜厚14kmのシリンダーを得、
実施例2と同様の方法で画だしを行なった。その結果を
表1に記す。塗lりの鉛筆硬度は2H1体積抵抗率は1
. lXl0I4Ω拳cmであった。
〔比較例4〕 実施例1で用いたモデイパーF200に代えて、同量の
ポリテトラフルオロエチレン粉末を用いたほかは、全く
同様の方法で誘電体層を形成して記録媒体としてから、
画像出しを行なった。その結果を表1に示す。塗膜の鉛
筆硬度は5H1体積抵抗率は4.8 X 1015Ω6
Cmであった。
〔比較例5〕 実施例2で用いたモデイパーF100に代えて、同量の
ポリテトラフルオロエチレン粉末を用いたほかは、全く
同様の方法で誘電体層を形成して記録媒体としてから、
画像出しを行なった。その結果を表1に示す。塗膜の鉛
筆硬度は7H1体積抵抗率は6.4 X 1015Ω・
cmであった。
以上説明したように、圧力転写方式の静電記録装置にフ
ロロアルキル基を一成分とするA−B型のブロックポリ
マーを含有した誘電体層を記録媒体として用いることで ■)、圧力転写同時定着による現像剤の転写効率が高く
なった。
2)、 記録媒体への有機高分子の付着が軽減され湿度
依存がなく、長期的画像の良質化が可能になった。
3)、記録媒体の耐摩耗特性が向上し長期間使用が可能
となった。
4)、 オゾン酸化による耐久性劣化を防止することが
できた。
5)、湿度による特性変化を防止することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明で用いる記録媒体の部分断面図である
。第2図は、本発明の静電記録装置の断面図である。第
3図は、本発明の静電記録装置における静電潜像形成部
を模式的に表わした断面図である。 1:誘電体ドラム  2;誘電体層 3;導電性ノ、(体   4;記録ヘッド5;現像器 
    6;クリーナー 7:加圧ローラー  8;除電器 9;転写紙 31.32,34.電源 33;スイッチ 35;誘電体 36;ドライブ電極 37;コントロール電極 38;イオン放出アパーチャー 39ニスクリーン電極

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘電体層と導電性基体を有する記録媒体を備えた
    転写方式の静電記録装置において、前記記録媒体が含フ
    ツ素ブロツク共重合体を含有した誘電体層を有するとこ
    を特徴とする静電記録装置。
  2. (2)前記フツ素ブロツク共重合体が誘電体層中に0.
    1〜50重量%の範囲で含有している特許請求の範囲第
    1項記載の静電記録装置。
  3. (3)前記誘電体層が成膜後H以上の鉛筆硬度特性及び
    10^1^3Ω・cm以上の体積抵抗率を有する成膜用
    樹脂と含フツ素ブロツク共重合体を含有している特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の静電記録装置。
  4. (4)前記含フツ素ブロツク共重合体が重合体の一端に
    含フツ素モノマー成分として含フツ素アルキル基をブロ
    ツク重合させたブロツク共重合体である特許請求の範囲
    第1項記載の静電記録装置。
  5. (5)前記重合体がビニルモノマー成分を有している特
    許請求の範囲第4項記載の静電記録装置。
  6. (6)前記重合体がポリアルキルアクリレート又はポリ
    アルキルメタクリレートである特許請求の範囲第4項又
    は第5項記載の静電記録装置。
  7. (7)前記成膜形成用樹脂がポリイミド、ポリアミドイ
    ミド、ポリアミド、ポリエステルイミド、ポリエステル
    、ポリビニルホルマールエポキシ樹脂、ポリウレタン、
    メラミン樹脂、アクリル樹脂、ポリメチルメタアクリレ
    ートシリコーンポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、ポリ
    アクリルアミドイミド、エポキシ樹脂、ウレタンアクリ
    レート樹脂及びエポキシアクリレート樹脂からなる樹脂
    部から少なくとも1種を選択した樹脂である特許請求の
    範囲第3項記載の静電記録装置。
  8. (8)前記誘電体層が導電性基体上又は他の誘電体層を
    介して設けられている特許請求の範囲第1項記載の静電
    記録装置。
  9. (9)前記転写方式が圧力転写方式である特許請求の範
    囲第1項記載の静電記録装置。
  10. (10)前記圧力転写方式が圧力転写同時定着方式であ
    る特許請求の範囲第9項記載の静電記録装置。
JP21567784A 1984-10-15 1984-10-15 静電記録媒体 Granted JPS6194047A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21567784A JPS6194047A (ja) 1984-10-15 1984-10-15 静電記録媒体
US06/785,616 US4745030A (en) 1984-10-15 1985-10-09 Electrostatic recording device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21567784A JPS6194047A (ja) 1984-10-15 1984-10-15 静電記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6194047A true JPS6194047A (ja) 1986-05-12
JPH0352055B2 JPH0352055B2 (ja) 1991-08-08

Family

ID=16676329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21567784A Granted JPS6194047A (ja) 1984-10-15 1984-10-15 静電記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6194047A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6423259A (en) * 1987-07-20 1989-01-25 Canon Kk Electrophotographic sensitive body

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6423259A (en) * 1987-07-20 1989-01-25 Canon Kk Electrophotographic sensitive body
JPH054667B2 (ja) * 1987-07-20 1993-01-20 Canon Kk

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0352055B2 (ja) 1991-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5922440A (en) Polyimide and doped metal oxide intermediate transfer components
US20030190470A1 (en) Electrostatic fuser rolls and belts
US4745030A (en) Electrostatic recording device
JPS6194047A (ja) 静電記録媒体
JPS61184562A (ja) 静電記録装置
JPS61184563A (ja) 静電記録装置
JPS6019178A (ja) 電子写真装置用ロ−ラ
JPH0352052B2 (ja)
JPS61184564A (ja) 静電記録装置
JPH0352053B2 (ja)
JPH0352054B2 (ja)
JPH09197801A (ja) 導電性シリコーン系ゴムロール
JP2003140442A (ja) 帯電部材及び帯電装置
JP3465317B2 (ja) 帯電部材及び帯電装置
JPS61144650A (ja) 静電記録装置
WO2022163128A1 (ja) 帯電ロール
KR20000029430A (ko) 전자사진 감광체 및 이를 이용한 화상 형성 장치
JPS61204665A (ja) 静電記録装置
JP2002214876A (ja) 帯電部材及び帯電装置
JP2003098804A (ja) 帯電部材及び帯電装置
JP2001323160A (ja) 導電性部材
JP3140874B2 (ja) 導電性ローラ
JPS61176938A (ja) 絶縁性記録フイルム
JPH07160110A (ja) 樹脂フィルムのエレクトレット化方法及び該方法を用いた現像スリーブの製造方法
JPH1152717A (ja) 現像装置