JPS61204665A - 静電記録装置 - Google Patents
静電記録装置Info
- Publication number
- JPS61204665A JPS61204665A JP4371685A JP4371685A JPS61204665A JP S61204665 A JPS61204665 A JP S61204665A JP 4371685 A JP4371685 A JP 4371685A JP 4371685 A JP4371685 A JP 4371685A JP S61204665 A JPS61204665 A JP S61204665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric layer
- electrostatic recording
- conductive substrate
- ceramic dielectric
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/75—Details relating to xerographic drum, band or plate, e.g. replacing, testing
- G03G15/751—Details relating to xerographic drum, band or plate, e.g. replacing, testing relating to drum
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、静電記録装置、特に複数回使用可能な静電記
録媒体を用いた圧力転写方式の静電記録装置に関する。
録媒体を用いた圧力転写方式の静電記録装置に関する。
従来、静電記録装置における記録媒体としては、記録層
と基紙の中間に導電層を設けた静電記録紙が一般に用い
られており、記録層表面にマルチタイラスなどの針電極
を用いて静電潜像を形成しこれをトナーで現像、定着さ
せて記録画像を得ている。
と基紙の中間に導電層を設けた静電記録紙が一般に用い
られており、記録層表面にマルチタイラスなどの針電極
を用いて静電潜像を形成しこれをトナーで現像、定着さ
せて記録画像を得ている。
しかしこのような靜′鑞記録紙を用いた場合、記録紙辰
面への余分なトナーの付着は避けられず、また使用時の
雰囲気(水分や熱など)に非常に左右され易い等の欠点
をもつばかりでなく、静電記録紙自体が特殊な製品であ
るため、消耗品として使用すると、ランニングコストの
著るしい高騰を招くという欠点があった。
面への余分なトナーの付着は避けられず、また使用時の
雰囲気(水分や熱など)に非常に左右され易い等の欠点
をもつばかりでなく、静電記録紙自体が特殊な製品であ
るため、消耗品として使用すると、ランニングコストの
著るしい高騰を招くという欠点があった。
この為、これらの欠点を解決するため普通紙に転写する
方式の静電記録装置が提案されている。
方式の静電記録装置が提案されている。
(例えば特公昭46−34077号公報)。この静電記
録装置は、例えば二軸延伸された?リエステル基材上に
I×1010Ω・儒以上の体積抵抗率を有する誘電体層
を設けた記録媒体をベルト状にしたものでちり、マルチ
スタイラスによって針電極と誘電体表面との間に高電圧
を印加し放電を生せしめることにより誘電体表面を帯電
し、ついで形成された静電潜像をトナーで現像しトナー
画像を得、これを普通紙に静電的に転写することにより
画像が得られる。しかしながら、この方式では、トナー
画像を転写するため、転写効率が80チ程度と低く、画
像濃度の低下、さらに残留トナーのクリーニング、飛散
の面で不利であるほか、静電転写による画像の乱れが生
じる。
録装置は、例えば二軸延伸された?リエステル基材上に
I×1010Ω・儒以上の体積抵抗率を有する誘電体層
を設けた記録媒体をベルト状にしたものでちり、マルチ
スタイラスによって針電極と誘電体表面との間に高電圧
を印加し放電を生せしめることにより誘電体表面を帯電
し、ついで形成された静電潜像をトナーで現像しトナー
画像を得、これを普通紙に静電的に転写することにより
画像が得られる。しかしながら、この方式では、トナー
画像を転写するため、転写効率が80チ程度と低く、画
像濃度の低下、さらに残留トナーのクリーニング、飛散
の面で不利であるほか、静電転写による画像の乱れが生
じる。
一方、導電性の剛体シリンダーの表面に誘電体層を設け
、この誘電体層狭面に静電潜像を形成し、この潜像をト
ナーで現像したのち、加圧ローラとの圧力により普通紙
に転写し定着する方式の静電記録装置が知られている(
例えば特開昭54−78134号公報)で知られている
。この方式においては、誘電体層が紙による摺擦を受け
ることとなり、表面を研摩されることとなる為、誘電体
の硬度を高くする必要がある。高硬度の誘電体としては
、陽極酸化アルミニウム、溶射によるAt20s %
プラスエナメル、などの無機誘電体及びポリアミド、ポ
リイミド、含フツ素樹脂等の有機誘電体の使用が報告さ
れているが、無機誘電体層は、一般に、雰囲気中の水分
の付着により著しい表面抵抗の低下を招いてしまい常に
安定な画像が得られない問題がある。一方、有機誘電体
層は、一般忙、その電気特性が比較的温湿度の環境依存
を受けにくい点で有利といえる。しかし有機誘電体層は
耐摩耗特性が不十分なため、転写方式の静電記録装置に
使用する場合、クリーナーによる狭面の切削や摺擦傷等
の問題から十分な耐久性が得られないのが現状である。
、この誘電体層狭面に静電潜像を形成し、この潜像をト
ナーで現像したのち、加圧ローラとの圧力により普通紙
に転写し定着する方式の静電記録装置が知られている(
例えば特開昭54−78134号公報)で知られている
。この方式においては、誘電体層が紙による摺擦を受け
ることとなり、表面を研摩されることとなる為、誘電体
の硬度を高くする必要がある。高硬度の誘電体としては
、陽極酸化アルミニウム、溶射によるAt20s %
プラスエナメル、などの無機誘電体及びポリアミド、ポ
リイミド、含フツ素樹脂等の有機誘電体の使用が報告さ
れているが、無機誘電体層は、一般に、雰囲気中の水分
の付着により著しい表面抵抗の低下を招いてしまい常に
安定な画像が得られない問題がある。一方、有機誘電体
層は、一般忙、その電気特性が比較的温湿度の環境依存
を受けにくい点で有利といえる。しかし有機誘電体層は
耐摩耗特性が不十分なため、転写方式の静電記録装置に
使用する場合、クリーナーによる狭面の切削や摺擦傷等
の問題から十分な耐久性が得られないのが現状である。
特に先述した圧力転写同時定着行程を行なう場合、転写
紙との摩擦も加味され有機誘電体層は一層使用が困難と
なる。一般に?リイミド系やポリアミド系の樹脂は、硬
度が比較的大きいが、衝撃に弱くクラック状の傷が出来
易くその場所から切削が生じる。又圧力転写方式では表
面エネルギーが大きいため転写効率が80チ以下と低い
傾向にある。フッ素系粛脂は転写効率は十分であるが軟
質のため摺擦傷が発生し易い傾向VC7j)る。
紙との摩擦も加味され有機誘電体層は一層使用が困難と
なる。一般に?リイミド系やポリアミド系の樹脂は、硬
度が比較的大きいが、衝撃に弱くクラック状の傷が出来
易くその場所から切削が生じる。又圧力転写方式では表
面エネルギーが大きいため転写効率が80チ以下と低い
傾向にある。フッ素系粛脂は転写効率は十分であるが軟
質のため摺擦傷が発生し易い傾向VC7j)る。
上述のように、空気中の水分の影響を受けにくく、転写
効率がよくかつ耐摩耗性及び耐衝撃性を同時に満足する
誘電体は得られていない。
効率がよくかつ耐摩耗性及び耐衝撃性を同時に満足する
誘電体は得られていない。
更に例えばフェニルメチルシリコン樹脂と無機質粉末と
からなる塗料を塗布、乾燥、焼成して得られるセラミッ
ク誘電体層は、ミクロン単位の薄いセラミック層を形成
でき硬度の高いものができるが、耐衝撃性が弱く、また
雰囲気中の水分の付着釦より著しい安置抵抗の低下を招
いてしまい、常に安定した画像が得られない問題がある
。
からなる塗料を塗布、乾燥、焼成して得られるセラミッ
ク誘電体層は、ミクロン単位の薄いセラミック層を形成
でき硬度の高いものができるが、耐衝撃性が弱く、また
雰囲気中の水分の付着釦より著しい安置抵抗の低下を招
いてしまい、常に安定した画像が得られない問題がある
。
本発明の目的は、前述した従来の問題点を解決し、圧力
転写方式、とりわけ圧力転写同時定着方式に適し、温湿
度の影響を受けにくく、高転写効率、高画質の記録が繰
り返し長期に亘って得られる静電記録装置を提供するこ
とにある。
転写方式、とりわけ圧力転写同時定着方式に適し、温湿
度の影響を受けにくく、高転写効率、高画質の記録が繰
り返し長期に亘って得られる静電記録装置を提供するこ
とにある。
上記目的は、導電性基体上に静電記録用の誘電、 体層
を有する記録媒体を備えた圧力転写方式の静電記録装置
において、前記静電記録用の誘電体層が、前記導電性基
体上に直接あるいは他の誘電体層を介して設けられ、体
積抵抗率1×10 Ω・傭以上の樹脂で空孔を封止され
たセラミック誘電体層から成ることを特徴とする本発明
の静電記録装置によって達成される。
を有する記録媒体を備えた圧力転写方式の静電記録装置
において、前記静電記録用の誘電体層が、前記導電性基
体上に直接あるいは他の誘電体層を介して設けられ、体
積抵抗率1×10 Ω・傭以上の樹脂で空孔を封止され
たセラミック誘電体層から成ることを特徴とする本発明
の静電記録装置によって達成される。
第1図は、本発明で使用する記録媒体の1構成例を示し
た部分横断面図である。
た部分横断面図である。
第1図に示した記録媒体1は、シリンダー状の導電性基
体2上に直接静電記録用の誘電体層3を設けてドラム状
に構成されている。記録媒体の形状は、このドラム状に
限定されず、ベルト状あるいは平板状等の形状とされて
いてもよい。
体2上に直接静電記録用の誘電体層3を設けてドラム状
に構成されている。記録媒体の形状は、このドラム状に
限定されず、ベルト状あるいは平板状等の形状とされて
いてもよい。
導電性基体2はアルミニウム、アルミニウム合金、ステ
ンレス鋼及びその他の金属から選ばれ、圧力転写又は圧
力転写同時定着のときの加圧によって変形しない程度の
厚みを有することが望ましい。例えばアルミニウム合金
の場合、10鱈以上あることが好ましい。また導電性基
体の表面を硬化させるため、又は導電性基材の表面積を
太きくしてコーティングされる誘電体層の密着力を向上
させるため、例えばアルミニウム合金表面の陽極酸(す
るいはステンレススチール表面の)・−ドクロムメッキ
を行なっても良い。
ンレス鋼及びその他の金属から選ばれ、圧力転写又は圧
力転写同時定着のときの加圧によって変形しない程度の
厚みを有することが望ましい。例えばアルミニウム合金
の場合、10鱈以上あることが好ましい。また導電性基
体の表面を硬化させるため、又は導電性基材の表面積を
太きくしてコーティングされる誘電体層の密着力を向上
させるため、例えばアルミニウム合金表面の陽極酸(す
るいはステンレススチール表面の)・−ドクロムメッキ
を行なっても良い。
次に誘電体層3は、例えば有機基と無機元素とからなる
ポリマーと無機質粉末とからなる混合物を用いて、導電
性基体上に直接あるいは他の誘電体層を介して成膜によ
り賦形した後、加熱処理により有機基を除去して形成す
るか、又はセラミックの溶射等により形成されたセラミ
ック誘電体層中の空孔を体積抵抗率I Xi O”Ω・
鍔以上の樹脂で封止してなるものである。
ポリマーと無機質粉末とからなる混合物を用いて、導電
性基体上に直接あるいは他の誘電体層を介して成膜によ
り賦形した後、加熱処理により有機基を除去して形成す
るか、又はセラミックの溶射等により形成されたセラミ
ック誘電体層中の空孔を体積抵抗率I Xi O”Ω・
鍔以上の樹脂で封止してなるものである。
有機基と無機元素とからなる。Je IJママ−、誘電
体層のバインダーとして作用し、しかも高温により焼成
されたときの分解生成物が無機質粉末の結合剤として作
用してより強固なセラミック層を生成させる作用を果た
すものであり、各種のシリコーン樹脂、変性シリコン樹
脂として例えば、シリコーン樹脂とメチルメタクリレー
ト、アクリロニトリル等他の有機モノマーとの共重合物
、あるいはシリコーン樹脂とアルキッド樹脂、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂等との共重合物、
さらにStと、TI、 B、 AL、 P、 Go、
A@及びsb等の元素の1種又は2種以上と、酸素とを
骨格に持ち、側鎖に有機基を有するポリマー、またSt
と、Tl、 B、 kl、 P、 Go、 As及びs
b等の元素の1種又は2種以上と、酸素と、炭素とを骨
格に持ち、側鎖に有機基を有するポリマー、さらにはA
tと酸素とを骨格に持ち側鎖に有機基を有するポリマー
、SIとCとを骨格に持ち側鎖に有機基を有するポリマ
ー、BとNとを骨格に持ち側鎖に有機基を有するポリマ
ー、PとNとを骨格に持ち側鎖に有機基を有するポリマ
ー、またはこれ等と前記例示した有機上ツマ−や樹脂と
の共重合物や混合物を使用することができる。
体層のバインダーとして作用し、しかも高温により焼成
されたときの分解生成物が無機質粉末の結合剤として作
用してより強固なセラミック層を生成させる作用を果た
すものであり、各種のシリコーン樹脂、変性シリコン樹
脂として例えば、シリコーン樹脂とメチルメタクリレー
ト、アクリロニトリル等他の有機モノマーとの共重合物
、あるいはシリコーン樹脂とアルキッド樹脂、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂等との共重合物、
さらにStと、TI、 B、 AL、 P、 Go、
A@及びsb等の元素の1種又は2種以上と、酸素とを
骨格に持ち、側鎖に有機基を有するポリマー、またSt
と、Tl、 B、 kl、 P、 Go、 As及びs
b等の元素の1種又は2種以上と、酸素と、炭素とを骨
格に持ち、側鎖に有機基を有するポリマー、さらにはA
tと酸素とを骨格に持ち側鎖に有機基を有するポリマー
、SIとCとを骨格に持ち側鎖に有機基を有するポリマ
ー、BとNとを骨格に持ち側鎖に有機基を有するポリマ
ー、PとNとを骨格に持ち側鎖に有機基を有するポリマ
ー、またはこれ等と前記例示した有機上ツマ−や樹脂と
の共重合物や混合物を使用することができる。
また無機質粉末としては、バインダーとして使用される
例えば前記の有機基と無機元素等からなるポリマーの分
解温度附近で半融乃至は浴融しないもので、電気絶縁性
の優れたものを用いることが望ましい、例えばアルミナ
、酸化マグネシウム、?ロンナイトライド、アスベスト
、シリカ、ガラス粉末、天然雲母、フッ素雲母、チタン
酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸ジルコニ
ウム、ジルコン、ベリリア、タルク及びこれらの混合物
等を使用することができる。
例えば前記の有機基と無機元素等からなるポリマーの分
解温度附近で半融乃至は浴融しないもので、電気絶縁性
の優れたものを用いることが望ましい、例えばアルミナ
、酸化マグネシウム、?ロンナイトライド、アスベスト
、シリカ、ガラス粉末、天然雲母、フッ素雲母、チタン
酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸ジルコニ
ウム、ジルコン、ベリリア、タルク及びこれらの混合物
等を使用することができる。
上記有機基と無機元素からなるポリマーと無機質粉末と
の混合比は、成膜性と、焼成後のセラミック層の導電性
基体との密着力及び硬度等に基すき決定される。バイン
ダーである有機基と無機元素とからなるポリマーの量が
多くなる程成膜性が良くなりまた焼成後の空孔率が高く
なる。焼成後のセラミック層の導電性基体との密着力及
び高硬度化の点で好ましい混合比は、バインダー101
0Ω重量部に対し、無機質粉末5〜1010Ω0重量部
である。
の混合比は、成膜性と、焼成後のセラミック層の導電性
基体との密着力及び硬度等に基すき決定される。バイン
ダーである有機基と無機元素とからなるポリマーの量が
多くなる程成膜性が良くなりまた焼成後の空孔率が高く
なる。焼成後のセラミック層の導電性基体との密着力及
び高硬度化の点で好ましい混合比は、バインダー101
0Ω重量部に対し、無機質粉末5〜1010Ω0重量部
である。
セラミック誘電体層の空孔を封止するには、300℃以
上で熱処理し、有機基を消失させたセラミック層圧、体
積抵抗率lXl0”Ω・傭以上の樹脂の液を例えば含浸
させることにより行なわれる。
上で熱処理し、有機基を消失させたセラミック層圧、体
積抵抗率lXl0”Ω・傭以上の樹脂の液を例えば含浸
させることにより行なわれる。
封止用樹脂としては、例えば、ポリイミド、ポリアミド
イミド、プリアミ ド、ポリエステルイミド、ポリエス
テル、ポリビニルホルマール、エポキシ樹脂、ポリウレ
タン、メラミン樹脂、アクリル樹脂、ポリアクリルアミ
ド、シリコーンポリイミド樹脂、イミドエポキシ樹脂、
ウレタンアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂
、ポリメチルメタクリレートなどが使用できる。封止樹
脂の体積抵抗軍を1×101010Ω・副以上とする理
由は、安定な静電潜像を得るためである。封止樹脂の体
積抵抗率が1×10 Ω−譚未満であると誘電体層の体
積抵抗率が低く、安定な静電潜像を得られにくい。
イミド、プリアミ ド、ポリエステルイミド、ポリエス
テル、ポリビニルホルマール、エポキシ樹脂、ポリウレ
タン、メラミン樹脂、アクリル樹脂、ポリアクリルアミ
ド、シリコーンポリイミド樹脂、イミドエポキシ樹脂、
ウレタンアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂
、ポリメチルメタクリレートなどが使用できる。封止樹
脂の体積抵抗軍を1×101010Ω・副以上とする理
由は、安定な静電潜像を得るためである。封止樹脂の体
積抵抗率が1×10 Ω−譚未満であると誘電体層の体
積抵抗率が低く、安定な静電潜像を得られにくい。
本発明で使用する静電記録用の誘電体層の層厚は、電気
絶縁性保持の為、少なくとも3μm必要であり、望まし
くは10μm以上である。
絶縁性保持の為、少なくとも3μm必要であり、望まし
くは10μm以上である。
なお、第1図の例では、静電記録用の誘電体層3が導電
性基体2上に直接設けられているが、本発明で使用する
記録媒体の構成は、これに限定されず、例えば誘電体層
3が他の誘電体層を介して導電性基体上に設けられてい
てもよい。
性基体2上に直接設けられているが、本発明で使用する
記録媒体の構成は、これに限定されず、例えば誘電体層
3が他の誘電体層を介して導電性基体上に設けられてい
てもよい。
なお静電記録ヘッド4で誘電体ドラム1に画像信号に応
じた静電潜像を記録するには、特開昭54−78134
号公報に開示された静電記録ヘッド(イオン発生器)を
使用することができる。
じた静電潜像を記録するには、特開昭54−78134
号公報に開示された静電記録ヘッド(イオン発生器)を
使用することができる。
その静電記録ヘッド4は、第3図に示すように、誘電体
35、ドライブ電極36、コントロール電極37、イオ
ン放出ア/4’−チャ38を有するスクリーン電極39
からなる。ドライブ電極36とコントロール電極37と
の間には電源34によって交流電圧が印加され、コント
ロール電極37と誘電体ドラム1の導電性基体3との間
にはスイッチ33を介して電源31から直流電圧が印加
され、スクリーン電極39と導電性基体3との間には電
@32から直流電圧が印加されている。Pライプ電極3
6とコントロール電極37との間に印加された交流電圧
により、正負のイオンが交互に発生する。画像信号によ
りスイッチ33がオン(接点Yに導通)していれば、負
イオンは加速され誘電体ドラム1の誘電体層2に到達し
、保持される。
35、ドライブ電極36、コントロール電極37、イオ
ン放出ア/4’−チャ38を有するスクリーン電極39
からなる。ドライブ電極36とコントロール電極37と
の間には電源34によって交流電圧が印加され、コント
ロール電極37と誘電体ドラム1の導電性基体3との間
にはスイッチ33を介して電源31から直流電圧が印加
され、スクリーン電極39と導電性基体3との間には電
@32から直流電圧が印加されている。Pライプ電極3
6とコントロール電極37との間に印加された交流電圧
により、正負のイオンが交互に発生する。画像信号によ
りスイッチ33がオン(接点Yに導通)していれば、負
イオンは加速され誘電体ドラム1の誘電体層2に到達し
、保持される。
このとき正イオンは加速されないのでコントロール電極
37との間で放電してしまう。画像信号がなくてスイッ
チ33がオフ(接点Xに導通)していれば、正負ともイ
オンは加速されないので共にコントロール電極37との
間で放電してしまう。
37との間で放電してしまう。画像信号がなくてスイッ
チ33がオフ(接点Xに導通)していれば、正負ともイ
オンは加速されないので共にコントロール電極37との
間で放電してしまう。
このようにして画像信号に応じた静電潜像を記録できる
。
。
第1図に示した様な記録媒体は、例えば第2図に示す様
な構成により組み込むことにより、本発明の静電記録装
置を構成することができる。第2図において、静電画像
の形成には記録ヘッド4を用いて行い、方式としては、
特公昭36−4119号に開示されたマルチスタイラス
又は特開昭53−96834号、同54−53537号
に開示されたイオン注入タイプのもののいずれのもので
も良く、基本的にはドツト形状で誘電体3の表面に静電
画像が形成され得るものであれば良い。望ましくは、後
者のイオン注入タイプの如く誘電体3と記録ヘッド4間
で直接放電を伴なわないものの方が良い。
な構成により組み込むことにより、本発明の静電記録装
置を構成することができる。第2図において、静電画像
の形成には記録ヘッド4を用いて行い、方式としては、
特公昭36−4119号に開示されたマルチスタイラス
又は特開昭53−96834号、同54−53537号
に開示されたイオン注入タイプのもののいずれのもので
も良く、基本的にはドツト形状で誘電体3の表面に静電
画像が形成され得るものであれば良い。望ましくは、後
者のイオン注入タイプの如く誘電体3と記録ヘッド4間
で直接放電を伴なわないものの方が良い。
次に前記の方法によって形成された静電画像は、現像部
5で顕像化された後、加圧ローラー7によって圧力によ
り転写紙に圧力転写同時定着される。
5で顕像化された後、加圧ローラー7によって圧力によ
り転写紙に圧力転写同時定着される。
次に実施例について説明する。なお、以下の実施例にお
いて、第2図に示した如き静電記録装置を用いたが、特
に記録媒体の構成部材は次のとおりの仕様とした。
いて、第2図に示した如き静電記録装置を用いたが、特
に記録媒体の構成部材は次のとおりの仕様とした。
1、 シリンダー(実施例1.2.比較例1.2)内径
70−0外径1010Ω m 、長さ230m1のステ
ンレス製シリンダー 2、 成膜用材料 (AI) 重
量部フェニルメチルシリコンIIII脂1010Ωアル
ミナ(平均粒径1.0μm) 70トル
エン 200(A2
) 重量部?
ロシロキサン樹脂 50(
特公昭58−50658号実施例1に記載された樹脂)
フェニルメチルシ!j ” :/m脂50酸化マグネシ
ウム(平均粒径0.2μm) 30アルミナ(平
均粒径1.0μm) 2ON−メチル
−2−ピロリドン 1503、
塗布、成膜条件、焼成条件 実施例1.2 イ)塗 布 ディラグコート +600℃X1hr 4、封止材料、封止条件、乾燥条件 材料 工4キシ樹脂 日本ベルノックス(株)の商品 佃106とX)I−1
488の1:1混合物。) (a!l脂分20% 溶媒モノクロルベンゼン)(成膜
後の体積抵抗率1.OX 1015Ω・3)封止条件 ディラグ、真空含浸3o分 乾燥条件 70℃X30分+150℃X30分 実施例1.2、比較例1.2 第1式に示した成膜用材料、封止状況、及び誘電体層厚
みの記録媒体を第1図に示した様に構成し、これを用い
て第2図に示した如き静電記録装置を作表した。
70−0外径1010Ω m 、長さ230m1のステ
ンレス製シリンダー 2、 成膜用材料 (AI) 重
量部フェニルメチルシリコンIIII脂1010Ωアル
ミナ(平均粒径1.0μm) 70トル
エン 200(A2
) 重量部?
ロシロキサン樹脂 50(
特公昭58−50658号実施例1に記載された樹脂)
フェニルメチルシ!j ” :/m脂50酸化マグネシ
ウム(平均粒径0.2μm) 30アルミナ(平
均粒径1.0μm) 2ON−メチル
−2−ピロリドン 1503、
塗布、成膜条件、焼成条件 実施例1.2 イ)塗 布 ディラグコート +600℃X1hr 4、封止材料、封止条件、乾燥条件 材料 工4キシ樹脂 日本ベルノックス(株)の商品 佃106とX)I−1
488の1:1混合物。) (a!l脂分20% 溶媒モノクロルベンゼン)(成膜
後の体積抵抗率1.OX 1015Ω・3)封止条件 ディラグ、真空含浸3o分 乾燥条件 70℃X30分+150℃X30分 実施例1.2、比較例1.2 第1式に示した成膜用材料、封止状況、及び誘電体層厚
みの記録媒体を第1図に示した様に構成し、これを用い
て第2図に示した如き静電記録装置を作表した。
かくして得られた4種の静電記録装置について、形成さ
れるti像の評価、並びに耐久性の試験を行なった。結
果を第1災に示した。
れるti像の評価、並びに耐久性の試験を行なった。結
果を第1災に示した。
第 1 茨
〔発明の効果〕
本発明によれば、温湿度の影響を受けず、かつ高耐摩耗
特性、高耐衝撃性を有し、長期の使用期間に亘って高画
質の画像を得ることのできる圧力転写方式の静電記録装
置を提供することができる。
特性、高耐衝撃性を有し、長期の使用期間に亘って高画
質の画像を得ることのできる圧力転写方式の静電記録装
置を提供することができる。
第1図は本発明で使用する記録媒体の1構成例を示した
部分横断面図である。 第2図は本発明の静電記録装置の1構成例を示した模式
図である。 第3図は本発明の静電記録装置に用いることのできる静
電記録ヘッドを説明するための模式図である0 1・・・誘電体ドラム、2・・・導電性基体、3・・・
誘電体層、4・・・記録ヘッド、5・・・現像器、6・
・・クリーナー、7・・・加圧ローラー、8・・・除電
器、9・・・転写紙。 代理人 弁理士 山 下 横 子 弟1図 第2図 第3図
部分横断面図である。 第2図は本発明の静電記録装置の1構成例を示した模式
図である。 第3図は本発明の静電記録装置に用いることのできる静
電記録ヘッドを説明するための模式図である0 1・・・誘電体ドラム、2・・・導電性基体、3・・・
誘電体層、4・・・記録ヘッド、5・・・現像器、6・
・・クリーナー、7・・・加圧ローラー、8・・・除電
器、9・・・転写紙。 代理人 弁理士 山 下 横 子 弟1図 第2図 第3図
Claims (2)
- (1)導電性基体上に静電記録用の誘電体層を有する記
録媒体を備えた圧力転写方式の静電記録装置において、
前記静電記録用の誘電体層が、前記導電性基体上に直接
あるいは他の誘電体層を介して設けられ、体積抵抗率1
×10^1^0Ω・cm以上の樹脂で空孔を封止された
セラミック誘電体層から成ることを特徴とする静電記録
装置。 - (2)セラミック誘電体層は、有機基と無機元素とから
成るポリマーと、無機粉末とを用いて賦形した後、加熱
処理により有機基を除去して形成されるものである特許
請求の範囲第(1)項記載の静電記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60043716A JPH073582B2 (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 静電記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60043716A JPH073582B2 (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 静電記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61204665A true JPS61204665A (ja) | 1986-09-10 |
JPH073582B2 JPH073582B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=12671525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60043716A Expired - Fee Related JPH073582B2 (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 静電記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073582B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0403299A2 (en) * | 1989-06-16 | 1990-12-19 | Victor Company Of Japan, Limited | Charge image recording medium |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444525A (en) * | 1977-09-16 | 1979-04-09 | Canon Inc | Image holding member |
JPS5895740A (ja) * | 1981-12-03 | 1983-06-07 | Ricoh Co Ltd | 静電記録体 |
-
1985
- 1985-03-07 JP JP60043716A patent/JPH073582B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444525A (en) * | 1977-09-16 | 1979-04-09 | Canon Inc | Image holding member |
JPS5895740A (ja) * | 1981-12-03 | 1983-06-07 | Ricoh Co Ltd | 静電記録体 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0403299A2 (en) * | 1989-06-16 | 1990-12-19 | Victor Company Of Japan, Limited | Charge image recording medium |
US5304438A (en) * | 1989-06-16 | 1994-04-19 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Charge image recording medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH073582B2 (ja) | 1995-01-18 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |