JPS6193848A - イオン風空気清浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用又は自動車用等の空気清浄器に関するも
のである。

従来の技術 従来イオン風空気清浄器に関しては、その歴史が浅く実
用に供するものがほとんど提示されてい　　、ないもの
であった。又、自動車用の空気清浄器について述べれば
、取付位置としてトランク内、リヤートレイ、インスト
ルメントパネル、％井す、！：”に色々な商品が作られ
ているが、タバコの煙は上方に散り上ることから天井で
清浄化出来れば理想であり、かつ又最も効果的である事
は明白であった。

しかしながら天井へ取付ける場合、従来の空気清浄器で
は人の耳の近くになる事から音が小さい事、形状が小さ
い事、特に薄型が必要とされていた。

発明が解決しようとする問題点 ところが現実には、性能と騒音・大きさは相反する関係
にあり、天井取付型でリヤートレイ、トランク取付型と
同性能の空気清浄器を作る事は困難であり、かつ電極洗
浄の手入れがやりにくいものであった。

本発明は上記問題点を解決して、薄型で手入れのしやす
い高性能の空気清浄器を提供せんとするものである。

問題点を解決するための手段 本発明はイオン化電極と一定距離をおいて平行に配設し
た平行板状の対向電極中間電極との間にイオン風を誘起
する゛と共に、箱体の対向電極に面する側壁を切欠き、
側壁を被うあて板を箱体に着脱自在に設け、該あて板に
対向電極を一体に取りつけたものである。

作用 イオン化電極と一定距離をおいて対向電極・中間電極を
配設することにより、イオン化線と別に対向電極・中間
電極は独立して取扱いが出来、あて板に直接対向電極・
中間電極を取付けることにより、電極の把手および電極
を取出す為の構造を１　　　　、う、！−，ヶい。−、
、、よイ、工、□□３、□洗浄する場合もあて板をはず
すことだけで出来かつあて板を持つて洗浄出来るので取
扱いが容易に出来るものである。

実施例 以下本発明の一実施例を図面にもとついて説明する。

第１．２．３図に於いて１はボデ一本体、２はボデーふ
たで、両者で箱体を形成している。３はイオン化電極で
対向電極４．中間電極５との間に高電界を加える事によ
りイオン風を誘起している。

対向電極４は接地され、中間電極６はイオン化電極３と
同極の場合は加速電極となり対向電極４が集塵電極とな
る。又中間電極６をイオン化電極と異極にした場合は中
間電極５が集塵電極となる。

７はあて板で、ボデ一本体の対向電極に面する切欠かれ
た側壁を被うように設けられており、ボルト８により対
向電極４を導通すべく一体に取りつけている。６はスペ
ーサーで中間電極６を保持してあて板７に対向電極と絶
縁した状態でナツト９により一体に締めつけ固定されて
いる。１ｏはあて板両端に設けられたつまみで爪１１を
ボデ一本体１の両側に設けられた孔１２に引掛けて着脱
自在としている。１３はボデ一本体正面に設けられた吸
気口、１４は高圧電源２１を収納した電源ケースで、接
地されている。１５はランプ１８の光を通す半透明のラ
ンプカバーで車の天井中央部に取付けた場合車室内を照
明する。１６は排気口１７に設けられた接地された金属
薄膜のハニカムである。１９はランプスイッチ、２０は
空気清浄器のスイッチである。

上記構成に於てスイッチ２ｏを入れると吸気口１３より
塵・煙を含んだ汚れた空気が吸込まれ、塵・煙はイオン
化されて対向電極４又は中間電極に集塵され、清浄とな
った空気は排気口より流出される。また手入れをする場
合はつまみ１ｏを引張って爪１１を孔によりはずしてあ
て板７をボデ一本体１よりはずし、あて板７を持って洗
剤・ブラシにより洗浄し乾燥して再びボデ一本体１にあ
て板を圧着して行なわれる。

イオン化電極３に加えられた高電界によりイオン化線３
より発せられるイオンは通常どの方向にも流れるが吸気
口周辺には電源ケース１４が設けられており、この電源
ケース１４で受は止められる。又排気側では接地された
ハニカムで対向電極４、中間電極６で捕えられなかった
イオンは受は止めて器体外へのイオンのもれを防いでい
る。

以上のように本発明の実施例によれば、電極を直接あて
板７に取りつけることにより、電極の把手および電極の
取出し構造を必要としないので薄型化出来ると共に、手
入れが極めて容易に行なえる特徴を有するものである。

又対向電極４を接地することによりあて板に近接した構
造と出来る事も薄型化に寄与している。

尚イオン空気清浄器は、他の電気集塵機のように電極間
にイオン化電極３を配置するのではなく、一定距離をお
いて対向電極４．中間電極６を配設しているので、取扱
いによって切断しやすいイオン化電極３は本体内に置い
たまま、対向電極４と集塵電極５を独立して取出せる特
徴もあり、本実施例はこの特徴をも生かしたものである
。

又ボデ一本体１の切欠き部は対向電極４を直接持つ必要
がない為、対向電極４よりやや大きい面積だけあければ
よいので、イオン化電極よりイオンがもれ出る事が少な
く小型薄型化出来る。

又中間電極をスペーサーを介して保持しているので構造
簡単に安価に形成出来る特徴を有する。

発明の効果 本発明はイオン風空気清浄器の箱体の対向電極に面する
側壁を切欠き、切欠いた側壁を被うあて板に対向電極・
中間電極を一体に取付けているので、電極の把手や取出
し構造を必要とせずかつ、切欠き部を最小限に出来るの
でイオンのもれる事がなく、簡単な構造で安価に出来る
だけでなく、自動車の天井等に取付けられる薄型高性能
で音のない空気清浄器を提供出来るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のイオン風空気清浄器の側断面
図、第２図は同後側半裁断面図、第３図は同正面図であ
る。 １・・・・・・ボデ一本体（箱体）、３・・・・・・イ
オン化電極、４・・・・・・対向電極、５・・・・・・
中間電極、６・・・用スペーサー、７・・・・・・あて
板、８・・・・・・ボルト。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）イオン化電極と一定距離をおいて平行に配設した
   平行板状の対向電極および中間電極との間にイオン風を
   誘起すると共に、箱体の対向電極に面する側壁を切欠き
   、この切欠いた側壁を被うあて板を箱体に着脱自在に設
   け、このあて板に対向電極および中間電極を一体に取り
   付けてなるイオン風空気清浄器。
2. （２）電極の取付けはあて板の一部にボルト取付孔を設
   けてボルトを箱体の外側より通して対向電極に導通すべ
   く取付けると共に接地し、かつ中間電極をスペーサーを
   介して絶縁保持して電界を加えてなる特許請求の範囲第
   １項記載のイオン風空気清浄器。