JPS6193282A - 流動体圧送用ピストンポンプの作動制御装置 - Google Patents

流動体圧送用ピストンポンプの作動制御装置

Info

Publication number
JPS6193282A
JPS6193282A JP59213124A JP21312484A JPS6193282A JP S6193282 A JPS6193282 A JP S6193282A JP 59213124 A JP59213124 A JP 59213124A JP 21312484 A JP21312484 A JP 21312484A JP S6193282 A JPS6193282 A JP S6193282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
piston
hydraulic
cylinder
pump cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59213124A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0243033B2 (ja
Inventor
Yasushi Yamashita
泰史 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP59213124A priority Critical patent/JPS6193282A/ja
Publication of JPS6193282A publication Critical patent/JPS6193282A/ja
Publication of JPH0243033B2 publication Critical patent/JPH0243033B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 +11  産業上の利用分野 本発明は、流動体圧送用ピストンポンプの作動制御装置
、特に、一対のポンプシリンダに一対の駆動用油圧シリ
ンダが同心に連設され、連設された両シリンダ間の隔壁
を油密的かつ変位自在に貫通して両シリンダ内にピスト
ン棒がそれぞれ収容され、各ピストン棒の一端には駆動
用油圧シリンダ内をポンプシリンダ側の先部室およびそ
れとは反対側の後部室にそれぞれ仕切る駆動ピストンが
それぞれ固定され、各ピストン棒の他端にはポンプシリ
ンダ内を摺動するポンプシリンダがそれぞれ固定され、
各ポンプシリンダにはピストン棒の動作に応じて開閉さ
れる吸引口および吐出口がそれぞれ設けられる流動体圧
送用ピストンポンプの作動制御装置に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる流動体圧送用ピストンポンプでは、一方の
駆動ピストンがその油圧シリンダの一端に達したことを
検出して、両ピストン棒の変位を− 一時停止し、その
間に両ピストンシリンダに設けた吐出口および吸引口の
開閉態様を切換えて、両ピストンシリンダから流動体た
とえばコンクリートが交互に吐出されるようにしている
(3)  発明が解決しようとする問題点上記従来の制
御によれば、次の(イ)、(ロ)の問題が生しる。
(イ)既に移送管内に圧送されたコンクリートなどの流
動体は、流動している途中で一時停止し、その後再び流
動することを繰返すことになるので、流動体の流れが逆
流して脈動し、これにより移送管が振動する。そのため
コンクリート圧送用ピストンポンプでは床に設置した配
筋を乱すことがある。さらに流動体が一時停止した後に
再び流動を開始するときには、大きなサージ圧が発生し
、これが騒音を誘起するという問題がある。
(ロ)流動体が流動性の劣るコンクリートのようなもの
であるときには、ポンプピストンの後退時にポンプシリ
ンダ内にその吸引容積を100%満すコンクリートが吸
引されることは不可能であり、空気を同時に吸込むこと
が多い。そのため、吸引したコンクリートを圧送すべく
吐出口を開いてポンプシリンダを吐出管に連通させると
、吐出管内に既に圧送されているコンクリートの重圧に
より、ポンプシリンダ内の空気を圧縮して吐出管内のコ
ンクリートがポンプシリンダ内に逆流し、圧送効率が劣
化する。しかも逆流してくるコンクリートをポンプピス
トンにより圧送しなければならないので、サージ圧が非
常に発生し易くなる。
このような従来の欠点を解消すべく、本出願人は、先、
に、一方のポンプシリンダで吐出動作が行なわれている
途中に、他方のポンプシリンダでは吸引した生コンクリ
ートの加圧動作を開始させ、一方のポンプシリンダの吐
出動作が終了する頃に他方のポンプシリンダの吐出口を
開放するようにした制御装置を提案している。このよう
な制御によれば、化コンクリートの吐出が連続的となり
、しかもポンプシリンダ内に吸引される生コンクリート
は充分加圧された状態で圧送される。しだがって、脈動
の発生が極力防止され、移送管の振動およびサージ圧の
発生が抑えられるとともに、逆流の発生が防止されて圧
送効率が向上する。
ところが、ホッパから一方のポンプシリンダ内に生コン
クリートを吸入するときのサクション効率が悪いと、加
圧過程での時間が長くなり、一方のポンプシリンダの加
圧過程が終了していないのに、他方のポンプシリンダで
は吐出過程を終了してしまうことがある。このような事
態が生じると、生コンクリートの吐出が途切れてしまい
、脈動が生じることになる。
本発明は、上記事情に薫みてなされたものであり、常に
コンスタントに流動体を吐出し得るようにした流動体圧
送用ピストンポンプの作動制御装置を提供することを目
的とする。
B2発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 本発明装置は、両駆動用油圧シリンダの先部室および後
部室に作動油を供給すべく両駆動用油圧シリンダに対応
して配設される一対の両方向可変容量式油圧ポンプと:
両駅動用油圧シリンダの後部側にそれぞれ設けられ駆動
ピストンのポンプシリンダから離反する方向の後退動作
を検知する一対の後退動作検知器と;該後退動作検知器
よりもポンプシリンダ側で両駆動用油圧シリンダにそれ
ぞれ設けられ、前記駆動ピストンの前進動作を検知する
一対の前進動作検知器と;前記後部側にそれぞれ設けら
れ、前記駆動ピストンの背圧が一定値以上となることを
検知する反転動作検知器と;一方の後退動作検知器の検
知信号によりその後退動作検知器に対応する一方のポン
プシリンダの吸引口および吐出口をともに閉じさせると
ともに一方の油圧シリンダの後部室へ作動油を流入させ
、さらに一方の反転動作検知器および他方の前進動作検
知器の両検知信号により他方の油圧シリンダの先部室内
に作動油を流入させるとともに、一方のポンプシリンダ
の吸入および加圧過程の時間と、他方のポンプシリンダ
の吐出過程の時間との差を設定値内とすべく前記両油圧
ポンプの吐出量を制゛御するように構成された制御手段
と;を含む。
(2)作 用 一方のポンプシリンダの吐出過程が終了する前に他方の
ポンプシリンダでは加圧過程開始が開始され、しかも一
方のポンプシリンダの吸入および加圧過程の時間と、他
方のポンプシリンダの吐出過程の時間との差が設定値以
内となるように制御される。このため、両ポンプシリン
ダからは流動体が途切れることなく連続的に吐出される
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、流動体たとえば生コンクリート
を圧送するための流動体圧送用ピストンポンプ1は一対
の第1および第2ポンプシリンダ2a、2bに、一対の
第1および第2駆動用油圧シリンダ3a、3bが同心に
連設され、両シリンダ2a、3a;2b、3b間の隔壁
4a。
4bを油密にかつ変位自在に貫通して両シリンダ2a、
3a;2b、3b内に第1および第2ピストン棒5a、
5bがそれぞれ収容され、各ピストン棒5a、5bの一
端には第1および第2駆動用油圧シリンダ3a、3b内
を第1および第2ポンプシリンダ2a、2b側の先部室
6a、6bおよびそれとは反対側の後部室7a、7bに
ぞれぞれ仕切る第1および第2駆動ピストン8a、8b
がそれぞれ固定され、各ピストン棒5a、5bの他端に
は第1および第2ポンプシリンダ2a、2b内を摺動す
る第1および第2ポンプピストン9a。
9bがそれぞれ固定され、各ポンプシリンダ2a。
2bには第1および第2吸引口10a、10b、ならび
に第1および第2吐出口11a’、llbが゛それぞれ
設けられて成る。
第1および第2ポンプシリンダ2a、2bならびに第1
および第2駆動用油圧シリンダ3a、3bに付属する部
分は同様に構成されており、これ以後、第1ポンプシリ
ンダ2aおよび第1駆動用油圧シリンダ3aに対応する
部分の構成について添字aを付して説明するが、第2ポ
ンプシリンダ2bおよび第2駆動用油圧シリンダ3bに
対応する部分の構成についても同様であり、図面上に添
字すを付した同一参照符号を示すのみで、詳細な説明を
省略する。なお添字a、bが付されていないものは、両
者に共通のものである。
両ポンプシリンダ2a、2bの各吸引口10a。
10bに対応して共通のホッパ12が設けられており、
両吸引口10a、10bを交互に閉じるべ 、く吸入切
換弁13が設けられる。また両ポンプシリンダ2a、2
bの各吐出口iia、llbに対応して共通の吐出管1
4が設けられており、前記両畦出口11a、llbを開
閉すべ(吸送切換弁15a、15bが設けられる。しか
もこれらの吸送、切換弁15a、15bは、第1および
第2吐出口11a、llbを開放するときには、第1お
よび第2吸引口10a、10bを閉じるように構成され
る。
第1駆動用油圧シリンダ3aの先部室6aおよび後部室
7aに作動油を供給して第1ピストン捧5aを駆動すべ
く第1油圧ポンプ16aが配設される。この第1油圧ポ
ンプ16aは斜板式両方向可変容量ポンプであり、その
両畦出口が作動油路17a、18aを介して先部室6a
および後部室7aにそれぞれ接続される。
第1駆動用油圧シリンダ3aにおける後部室7aの端壁
寄りには、リミットスイッチなどの後退動作検知器19
aが設けられる。この後退動作検知器19aは、第1駆
動ピストン8aの後退動作、すなわち第1駆動ピストン
8aが第1ポンプシリンダ2aから離反して該検知器1
9aに達したことを検知して検知信号を出力する。。
また第1駆動用油圧シリンダ3aには、前記後退動作検
知器19aよりも前方側、すなわち第1ポンプシリンダ
2a寄りの位置にリミットスイッチなどの前進動作検知
器20aが設けられる。この前進動作検知器20aは、
第1駆動ピストン8aが前進して前進動作検知器20a
まで達したことを検出し、検知信号を出力する。
さらに第1駆動用油圧シリンダ3aにおいて後部室7a
に臨む端壁には、圧力スイッチなどの反転動作検知器2
1aが設けられる。この反転動作検知器21aは第1駆
動ピストン8aの背圧すなわち後部室7aの油圧が設定
値以上となったときに検知信号を出力するものであり、
第1駆動ピストン8aが限界まで後退して一旦停止し、
次いで前進動作に移って第1ポンプシリンダ2a内の生
、 コンクリートを所定値まで加圧したことを検出する
第1および第2駆動用油圧シリンダ3a、3bの後退動
作検知器19a、19b、前進動作検知器20a、20
bおよび反転動作検知器21a。
21bの検知信号の入力に基づいて、制御手段23は、
第1および第2油圧ポンプ16a、16bの斜板を駆動
する第1および第2サーボモータ22a、22bを制御
するとともに、吸入切換弁13および製送切換弁15a
、15bの作動を制御する。
すなわち、制御手段23は、一方の後退動作検知器19
aの検知信号に応じて第1ポンプシリンダ2aの第1吸
引口LOaおよび第1吐出口11aをともに閉じさせる
とともに第1駆動用油圧シリンダ3aの後部室7aに作
動油を流入させるべくサーボモータ22aを駆動しさら
に一方の反転動作検知器21aおよび他方の前進作動検
知器20bの両検知信号により第2駆動用油圧シリンダ
3bの先部室6b内に作動油を流入させるべくサーボモ
ータ22bを駆動する。また上述と逆の動作も制御手段
23によって制御される。
また制御手段23は、第1ポンプシリンダ2aにおける
吐出過程の時間T1と、第2ポンプシリンダ2bにおけ
る吸入および加圧過程の時間T2とを計測し、その時間
差(TI−72)が設定値たとえば0.5秒以内となる
ように、第1および第2油圧ポンプ16a、16bの吐
出容量を制御する機能をも具有する。すなわち、反転動
作検知器21aで第1駆動ピストン8aを検知しかつ前
進動作検知器20bで第2駆動ピストン8bを検知した
ときが、第1ポンプシリンダ2aの吐出過程開始であっ
て第2ポンプシリンダ2bの吸入および加圧過程の開始
であり、前進動作検知器8aで第1駆動ピストン8aを
検知したときが第1ポンプシリンダ2aの吐出過程終了
、また反転動作検知器21bで第2駆動ピストン8bを
検知したときが第2ポンプシリンダ2bの吸入および加
圧過程終了であり、それらの時間Tl、T2がそれぞれ
計測されるとともに比較される。たとえば第1ポンプシ
リンダ2aにおける吐出過程の時間T1が第2ポンプシ
リンダ2bにおける吸入および加圧過程の時間T2より
も0.5秒以上大きくなったときには、第1駆動ピスト
ン8aの前進速度を速くすべく、第2駆動用油圧シリン
ダ3aの後部室7aへの第1油圧ポンプ16aからの作
動油供給量が増大される。またこれとは逆に、第1ポン
プシリンダ2aの時間T1が、第2ポンプシリンダ2b
の時間T2よりも小さくなったときには、第1駆動用油
圧シリンダ2aの後部室7aへの第1油圧ポンプ16a
からの作動油供給量を減少して第1駆動ピストン8aの
前進速度が遅くされる。
第2ポンプシリンダ2bの時間T1および第1ポンプシ
リンダ2aの時間T2についても上述と同様に比較され
、(Tl−72)が0.5秒以下となるように第2油圧
ポンプ16bの吐出量が制御される。
上記時間Tl、T2として吸入切換弁13および吸込切
換弁15a、15bの作動時間を含むようにしてもよく
、それらの作動時間は一定であるので、時間差(Tl−
T2)は変化しない。
次にこの実施例の作用について第2図(al〜(flを
参照しながら説明する。
先ず第2図(a)において、第1ポンプシリンダ2aは
吐出過程にあり、第1駆動ピストン8aが反転動作検知
器21aで検知されたときから吐出過程の時間TIが計
測される。このとき第1吸引口10aは吸入切換弁13
および吸込切換弁15aで閉じられており、第1吐出口
11aは開放されている。一方、第2ポンプシリンダ2
bは吸入過程にあり、第2駆動ピストン8bが前進動作
検知器20bで検知されたときから吸入および加圧過程
の時間T2の計測が開始される。このとき第2吸引口1
0bは開放しており、第2吐出口11bは吸込切換弁1
5bで閉じられている。したがって第1ポンプピストン
9aの前進動作により第1ポンプシリンダ2a内の生コ
ンクリートが吐出管14から吐出され、第2ポンプシリ
ンダ2b内には第2ポンプピストン9bの後退動作によ
りホッパ12から生コンクリートが吸入される。
第2図(b)において、第1ポンプシリンダ2aは吐出
過程の途中にあり、第2ポンプシリンダ2bは吸入過程
の終りにあって第2駆動ピストン8bが後退動作検知器
19bで検知される。これにより、第2油圧ポンプ16
bの作動が一旦停止されるとともに、吸入切換弁13が
第2吸引口10aを閉じるように制御され、その後第2
油圧ポンプ16bは第2駆動用油圧シリンダ3bの後部
室7bに作動油を供給するように制御される。これによ
り第2駆動ピストン8bは反転して前進し、第2ポンプ
シリンダ2bでは吐出過程が開始される。
第2図fc)において、第2駆動ピストン8bの前進動
作により第2ポンプシリンダ2b内は第2ポンプピスト
ン9bで加圧される。その第2ポンプシリンダ2b内の
圧力すなわち第2駆動ピストン8bの背圧が設定値たと
えば40kg/cAに達したときに反転動作検知器21
bが検知信号を出力し、第2油圧ポンプ16bの作動が
一旦停止されるとともに吸込切換弁15bが第2吸入口
10bを閉じるように制御される。これにより第2ポン
プシリンダ2bの加圧過程が終了し、時間T2の計測が
終了する。一方、第1ポンプシリンダ2aにおいては吐
出過程を継続中である。
第2図(dlにおいて、第1駆動ピストン8aが前進動
作検知器20aで検知されると、第1油圧ポンプ16a
の作動が停止され、吸込切換弁15aは第1吐出口11
aを閉じるように制御され、これによって時間T1あ計
測が終了する。また第2油圧シリンダ16bは第2駆動
用油圧シリンダ3bの後部室7bに作動油を供給すべく
制御され、第2駆動ピストン8bが前進動作を開始し、
第2ポンプシリンダ2bでは吐出過程が開始され、時間
T1の計測が開始される。
第2図(elにおいて、第1駆動用油圧シリンダ3aで
は先部室6bに作動油が供給されて吸入過程が開始され
るとともに時間T2の計測が開始される。第1 !SH
動ピストン8aが後退動作検知器19aで検知されると
、第1油圧ポンプ16aの作動が一旦停止されるととも
に吸入切換弁13が第1吸入口10aを閉じるように制
御され、さらに第1油圧ポンプ16aは第1駆動用油圧
シリンダ3aの後部室7aに作動油を供給するように制
御される。これにより、第1ポンプシリンダ2aは吸入
過程から加圧過程へと移行し、第2ポンプシリンダ2b
は吐出過程を’41!、Vf、している。
第2図(f)において、第1ポンプシリンダ2aの吐出
過程が終了したことを反転動作検知器21aで検知した
ときに、第1油圧ポンプ16aの作動が停止されるとと
もに、吸込切換弁15aは第1吸入口10aを閉じるよ
うに制御され、時間T2の計測が終了する。また第2駆
動ピストン8bが前進動作検知器20bで検知されると
、第2ポンプシリンダ2bの吐出過程が終了し、吸込切
換弁15bは第2吐出口11bを閉じるように制御され
、時間TIの計測が終了する。
このような第2図(a)〜(f)の動作を繰返すことに
より、生コンクリートが連続的に吐出される。ところが
両ポンプシリンダ2a、2b内への生コンクリートのサ
クション効率が悪いと、加圧過程の時間が比較的長くな
り、一方が吐出過程を終了しいるのにも拘らず、他方が
加圧過程の途中にあるような事態が生じる。このような
状態になると、吐出管14からの吐出が途切れることに
なる。しかるに制御手段23では時間差(Tl−T2)
を計測しており、その時間差(Tl−T2)がたとえば
0.5秒以内となるように第1および第2油圧ポンプ1
6a、16bの後部室7a、7bへの作動油供給量を制
御して、吐出過程の時間を延長あるいは短縮するように
制御している。したがって、常に吐出過程は加圧過程終
了後0.5秒以内に終了することになり、吐出管14か
ら、の連続的な吐出が行なわれる。
C1発明の効果 以上のように本発明によれば、一方のポンプシリンダで
吐出作用を終了する頃に他方のポンプシリンダでは加圧
作用を行なうので、流体の吐出が連続的に行なわれるよ
うになり、脈動の発生が極力防止され、移送管の振動お
よびサージ圧の発生が抑えられ、その結果、騒音の発生
が抑えられる。
また加圧状態で流動体の吐出が行なわれるので、逆流の
発生が防止され、圧送効率を向上させることができると
ともにサージ圧の発生を防止することができる。
しかも一方のポンプシリンダの吐出過程の時間と他方の
ポンプシリンダの吸入および加圧過程の時間との差が設
定値内となるように制御されるので、サクション効率が
悪くなったとしても、一方の吐出過程が他方の加圧過程
終了前に終了することはなく、流動体の連続吐出を確実
に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり第1図は全体
概略図、第2図(al〜(f)は動作状態を順次示す概
略説明図である。 1・・・流動体圧送用ピストンポンプ、2a、2b・・
・ポンプシリンダ、3a、3b・・・駆動用油圧シリン
ダ、4a、4b・・・隔壁、5a、5b・・・ピストン
棒、5a、5b・・・先部室、7a、7b・・・後部室
、8a、8b・・・駆動ピストン、9a、9b・・・ポ
ンプピストン、toa、10b・・・吸引口、11a、
llb・・・吐出口、16a、16b・・−油圧ポンプ
、19a、19b・・・後退動作検知器、20a、20
b・・・前進動作検知器、21a、21b・・・反転動
作検知器、23・・・制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一対のポンプシリンダに一対の駆動用油圧シリンダが同
    心に連設され、連設された両シリンダ間の隔壁を油密的
    にかつ変位自在に貫通して両シリンダ内にピストン棒が
    それぞれ収容され、各ピストン棒の一端には駆動用油圧
    シリンダ内をポンプシリンダ側の先部室およびそれとは
    反対側の後部室にそれぞれ仕切る駆動ピストンがそれぞ
    れ固定され、各ピストン棒の他端にはポンプシリンダ内
    を摺動するポンプピストンがそれぞれ固定され、各ポン
    プシリンダにはピストン棒の動作に応じて開閉される吸
    引口および吐出口がそれぞれ設けられる流動体圧送用ピ
    ストンポンプの作動制御装置において、前記先部室およ
    び後部室に作動油を供給すべく両駆動用油圧シリンダに
    対応して配設される一対の両方向可変容量式油圧ポンプ
    と;両駆動用油圧シリンダの後部側にそれぞれ設けられ
    駆動ピストンのポンプシリンダから離反する方向の後退
    動作を検知する一対の後退動作検知器と;該後退動作検
    知器よりもポンプシリンダ側で両駆動用油圧シリンダに
    それぞれ設けられ、前記駆動ピストンの前進動作を検知
    する一対の前進動作検知器と;前記後部側にそれぞれ設
    けられ、前記駆動ピストンの背圧が一定値以上となるこ
    とを検知する反転動作検知器と;一方の後退動作検知器
    の検知信号によりその後退動作検知器に対応する一方の
    ポンプシリンダの吸引口および吐出口をともに閉じさせ
    るとともに一方の油圧シリンダの後部室へ作動油を流入
    させ、さらに一方の反転動作検知器および他方の前進動
    作検知器の両検知信号により他方の油圧シリンダの先部
    室内に作動油を流入させるとともに、一方のポンプシリ
    ンダの吸入および加圧過程の時間と、他方のポンプシリ
    ンダの吐出過程の時間との差を設定値内とすべく前記両
    油圧ポンプの吐出量を制御するように構成された制御手
    段と;を含むことを特徴とする流動体圧送用ピストンポ
    ンプの作動制御装置。
JP59213124A 1984-10-11 1984-10-11 流動体圧送用ピストンポンプの作動制御装置 Granted JPS6193282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59213124A JPS6193282A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 流動体圧送用ピストンポンプの作動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59213124A JPS6193282A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 流動体圧送用ピストンポンプの作動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6193282A true JPS6193282A (ja) 1986-05-12
JPH0243033B2 JPH0243033B2 (ja) 1990-09-26

Family

ID=16633970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59213124A Granted JPS6193282A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 流動体圧送用ピストンポンプの作動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6193282A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63158589U (ja) * 1987-04-03 1988-10-18
JPH0218662U (ja) * 1988-07-15 1990-02-07
JP2012515294A (ja) * 2009-01-16 2012-07-05 シュヴィンク フリードリヒ 粥状の材料を圧送するための方法および粥状の材料を圧送するためのポンプ装置
JP2014526012A (ja) * 2011-08-03 2014-10-02 プレッシャー・ウェーブ・システムズ・ゲーエムベーハー 圧縮機デバイス、圧縮機デバイスを備える冷却デバイス、および圧縮機デバイスを備える冷却ユニット
US11231029B2 (en) 2012-07-27 2022-01-25 Pressure Wave Systems Gmbh Compressor for a cooling device and a refrigeration machine

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59208177A (ja) * 1983-05-11 1984-11-26 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 流動体圧送用ピストンポンプの作動制御方法
JPS6047885A (ja) * 1983-08-24 1985-03-15 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 流動体圧送用ピストンポンプの作動制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59208177A (ja) * 1983-05-11 1984-11-26 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 流動体圧送用ピストンポンプの作動制御方法
JPS6047885A (ja) * 1983-08-24 1985-03-15 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 流動体圧送用ピストンポンプの作動制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63158589U (ja) * 1987-04-03 1988-10-18
JPH0218662U (ja) * 1988-07-15 1990-02-07
JP2012515294A (ja) * 2009-01-16 2012-07-05 シュヴィンク フリードリヒ 粥状の材料を圧送するための方法および粥状の材料を圧送するためのポンプ装置
US9046086B2 (en) 2009-01-16 2015-06-02 Friedrich Schwing Method for feeding pasty masses and pump device for feeding pasty masses
JP2014526012A (ja) * 2011-08-03 2014-10-02 プレッシャー・ウェーブ・システムズ・ゲーエムベーハー 圧縮機デバイス、圧縮機デバイスを備える冷却デバイス、および圧縮機デバイスを備える冷却ユニット
US10578099B2 (en) 2011-08-03 2020-03-03 Pressure Wave Systems Gmbh Cooling device fitted with a compressor
US11231029B2 (en) 2012-07-27 2022-01-25 Pressure Wave Systems Gmbh Compressor for a cooling device and a refrigeration machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0243033B2 (ja) 1990-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6171075B1 (en) Process and device for controlling a two-cylinder thick medium pump
RU2127829C1 (ru) Шламовый насос с нагнетательными цилиндрами, в частности, двухцилиндровый бетононасос
US3846049A (en) Intensifier pump with half wave modulator
KR100606203B1 (ko) 펌프카의 콘크리트 압송변환시스템
CN105443468A (zh) 具有快速行程和负载行程的液压驱动装置
US6422840B2 (en) Hydraulic displacement pump having two stroke length
JP3019671B2 (ja) 超高圧制御装置
US7066353B2 (en) Fluid powered additive injection system
JP2000087846A (ja) 一定の吸込量または排出量を有するポンプを用いる流体吸込・排出方法およびシステム
JPS6193282A (ja) 流動体圧送用ピストンポンプの作動制御装置
JPH0125897B2 (ja)
NL8302943A (nl) Stroomsnelheidregel- en afmeetmiddelen voor afschuifgevoelige vloeistoffen.
US5639218A (en) High pressure water pump system having a reserve booster pump
US3013539A (en) Quick-acting reversing valve with speed compensation
JP3143772B2 (ja) コンクリートポンプの制御装置
JPH0435630B2 (ja)
JPS63176681A (ja) 往復ポンプ
JP2766765B2 (ja) 流体圧シリンダの駆動回路
JPH0381579A (ja) 生コンクリート圧送用ポンプにおける油圧シリンダの同調方法及びその装置
SU1753026A1 (ru) Пневмонасос
JPH0243034B2 (ja)
CN216429856U (zh) 一种双向运动的活塞泵
GB2053080A (en) Charging system for the fast- approach motion of hydraulic presses with a direct pump drive
JPS6214386Y2 (ja)
JPS59226288A (ja) 流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置