JPS6214386Y2 - - Google Patents

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JPS6214386Y2
JPS6214386Y2 JP17250281U JP17250281U JPS6214386Y2 JP S6214386 Y2 JPS6214386 Y2 JP S6214386Y2 JP 17250281 U JP17250281 U JP 17250281U JP 17250281 U JP17250281 U JP 17250281U JP S6214386 Y2 JPS6214386 Y2 JP S6214386Y2
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line
solenoid valve
cylinder
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pressure oil
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JP17250281U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンクリートポンプ等のピストンの速
度をストロークエンド近くで低速に切替える運転
と特別な制御を行わずに吐出量が最大になるよう
に切換える運転とができるようにしたコンクリー
トポンプ運転制御装置に関するものである。
従来、往復動式のコンクリートポンプ等におい
ては、たとえば、コンクリートシリンダ内のコン
クリートピストンと一体となつている主油圧ピス
トンは第2図に示す如く起動、停止、切換時に高
速運動させられているため、第1図に示す如く各
吐出サイクルaの初期にサージ圧力bが発生して
コンクリート配管を振動させたり、あるいは主油
圧ピストンがストロークエンドでシリンダ圧力室
の壁に衝突して騒音を発する、というような問題
があつた。
この問題を解消するものとして、第3図に示す
如く、主油圧ピストンの移動開始時と移動停止時
を低速運転させると共に主油圧ピストンのストロ
ークエンドにおいて短時間であるが一定の時間t
一時停止させ、この停止中にコンクリート切替弁
の切替えを行うようにすることが考えられてい
る。
この方式では、第2図の場合におけるような問
題は解消できるが、最大吐出量で運転される時間
t′が吐出サイクルaよりも短かいため、吐出サイ
クル当りの吐出量が第2図の場合に比して著しく
減少するという問題がある、第2図の如く減速、
増速を特別に意図せずに切換える方式では、吐出
量は増加するが、振動が増加する欠点がある。
本考案は、コンクリートポンプの設置状況及び
作業能率上の要請に応じて、主油圧ピストンのス
トロークエンドの速度を制御して低振動にて切替
える運転と、第2図に示した如く吐出量が最大に
なるように切替える運転との2種類の運転ができ
るうにしようとするもので、コンクリートポンプ
の作動用油圧シリンダに圧油を供給する可変容量
油圧ポンプを備えると共にピストンの往復移動に
より上記ポンプの吐出方向を切換える傾転変更用
シリンダを備え、該シリンダの両側の室に圧油を
供給するラインの途中に切換弁を設け、且つ該切
換弁を切換える電磁弁を備え、又上記ラインの途
中に圧油の流量調整用の切換弁を備え、更に上記
電磁弁を励磁させて該電磁弁を切換作動させるリ
ミツトスイツチを、上記油圧シリンダのストロー
クエンドとその近傍に2組設けると共に上記流量
調整用の切換弁で上記ラインの流量大とした時に
上記ストロークエンドに設けたリミツトスイツチ
により上記電磁弁が励磁され、流量調整用の切換
弁で上記ラインの流量を絞つた時に上記ストロー
クエンド近傍に設けたリミツトスイツチにより上
記電磁弁が励磁される様構成したことを特徴とす
るものである。
以下、図面にもとづき本考案の実施例を説明す
る。
第5図は本考案の装置を構成する油圧回路を示
すもので、コンクリートの吸入、吐出を交互に繰
り返すように並設されているコンクリートシリン
ダと一体とした主油圧シリンダ1,1′内に、コ
ンクリートシリンダ内のコンクリートピストンと
一体とした主油圧ピストン2,2′を収納し、該
両主油圧シリンダ1,1′のロツド側圧力室は密
閉導管3で連絡すると共に、主油圧シリンダ1,
1′のヘツド側圧力室には、圧油ライン4,4′を
介して斜板式アキシヤル・ピストン型の油圧ポン
プ5を接続し、該ポンプ5から圧油ライン4又は
4′を通して主油圧シリンダ1又は1′に圧油を供
給することにより主油圧ピストン2,2′が交互
に前進、後退を繰り返すようにした構成におい
て、本考案の装置は次の如き構成を特徴とする。
すなわち、上記斜板式アキシヤル・ピストン型
の油圧ポンプ5における斜板6の傾転角を中立位
置(流量零)から正転側及び逆転側へ傾転角の最
大値(+θm)及び(−θm)まで傾転させて最
大の吐出流量を正逆の方向へ吐出できるよう制御
する傾転変更用シリンダ7を備え、該シリンダ7
のピストン8を往復移動させることにより斜板6
の傾転角が変えられるようにし、該シリンダ7の
ピストン8の移動方向及び移動速度を、主として
移動方向切換弁9,9′、該切換弁9,9′を切換
える電磁弁10、及び傾転速度(ピストン8の移
動速度)を調整するための電磁弁11等からなる
レギユレータで制御させるようにする。該レギユ
レータの電磁弁11は手動によるスイツチ操作に
より切換え、又電磁弁10は、主油圧シリンダ
1,1′のピストンのストロークエンド近傍位置
に設けたリミツトスイツチLS−1,LS−2,LS
−3,LS−4の作動で切換えられるようにす
る。
詳述するに、上記移動方向の切換弁9,9′
は、上記油圧ポンプ5と直通の油圧ポンプ12か
らシリンダ7の両圧力室に圧油を供給するよう配
管したライン13の途中にあつて、ヘツド側にス
プリングSを内蔵したシリンダ14,14′によ
り移動させられるスプール15,15′と、該ス
プール15,15′の外側にあつてライン13に
通ずる孔を有し且つスプールの移動方向に移動で
きるようにしてあるシリンダ16,16′と、よ
りなり、又電磁弁10は、油圧ポンプ12からの
圧油を上記移動方向切換弁9,9′のシリンダ1
4,14′のロツド側へ供給するライン17の途
中に設けてあり、該電磁弁10の切換えにより圧
油がシリンダ14又は14′に供給されて移動方
向切換弁9又は9′のスプール15又は15′を切
り換えて圧油ライン13の圧油が前記傾転変更の
シリンダ7のいずれかの圧力室に導入されるよう
にしてある。
又電磁弁11は、上記圧油ライン13の途中に
設けてあつて、下流側にライン13より分岐した
ライン13を設けて該ライン18の途中に流量制
御用のオリフイス19を設け、電磁弁11の切換
えにより、油圧ポンプ12からの圧油が、直接ラ
イン13か又はライン18を経てライン13に導
かれるようにし、ライン18を通り流量が制御さ
れることによりシリンダ7のピストン8の移動速
度が制御されるようにする。
尚、リミツトスイツチLS−1,LS−2,LS−
3,LS−4と電磁弁10,11との関係は、第
2図に示す如き吐出量が最大になるように主油圧
シリンダ1,1′を切換えるエコノミーオペレー
シヨンと、主油圧ピストン2,2′のストローク
エンドにおける速度を制御して低振動にて切換え
るソフトオペレーシヨンとにより異なり、前者の
場合は主油圧ピストン2又は2′がストロークエ
ンドに違してリミツトスイツチLS−1又はLS−
2が作動すると電磁弁10のソレノイドSol.1又
はSol.2が励磁されるようにし、又後者の場合
は、電磁弁11のソレノイドSol.3を手動のスイ
ツチ操作にて励磁させて該電磁弁11を切換え、
且つ主油圧ピストン2又は2′がストロークエン
ド近傍に達しリミツトスイツチLS−3又はLS−
4が作動すると電磁弁10のソレノイドSol.1又
はSol.2が励磁されるようにする。
20はシヤツトルバルブで、圧油ライン4,
4′の高圧側の圧力が異常に高くなつた場合に切
換わり圧油の一部をライン外に取り出すようにし
てある。21は上記ライン外に取り出した圧油を
冷却する油冷却器、22はフイルターである。2
3はアキユムレータ、24,25はコンクリート
の吸入口及び吐出口の開閉を行う弁駆動用の油圧
シリンダで、油圧ポンプ26から吐出される圧油
により交互に前進、後退を行い、弁駆動を行うよ
うにしてある。27はポンプ26からの圧油ライ
ン28の途中に設けた電磁弁である。
上記構成としてあるので、本考案では、エコノ
ミーオペレーシヨンとソフトオペレーシヨンの2
種類の運転を状況に合せて使い分けることができ
る。
先ず、エコノミーオペレーシヨンの場合には、
主油圧ピストン2又は2′をストロークエンドま
で速度制御することなく移動させて吐出量を最大
にするように切換操作するものである。この場合
は主油圧ピストン2又は2′がストロークエンド
に達するとリミツトスイツチLS−1又はLS−2
が作動するようにし、ピストン2又は2′がスト
ロークエンドに達してリミツトスイツチLS−1
又はLS−2が作動すると、電磁弁10のソレノ
イドSol.1又はSol.2が励磁されて該電磁弁10
がいずれかのポート側へ切り換えられる。今、ソ
レノイドSol.1が励磁されると、ポンプ12から
の圧油は電磁弁10を通つてシリンダ14′に入
つてスプール15′を図において下方へ移動させ
る。これにより電磁弁11を通る圧油が切換弁
9′を通つてシリンダ7の図における左側の圧力
室に流入し、ピストン8を右方へ移動させる。こ
のシリンダ7の作動によりポンプ5の斜板6が逆
転側から正転側へ傾転され、これに応じて圧油ラ
イン4′への供給が停止させられてライン4へ供
給されることになり、主油圧ピストン2はストロ
ークエンドで急激に減速され、このとき弁駆動側
の電磁弁27のソレノイドSol.4が励磁され吐出
側となるコンクリートシリンダ側の弁が閉じら
れ、コンクリートの吐出が急速に開始されること
になる。
リミツトスイツチLS−2が作動して電磁弁1
0のソレノイドSol.2が励磁された場合は、上記
と逆にポンプ5の斜板6が逆転側へ傾転されて圧
油がライン4′を経て主油圧シリンダ1′側へ流入
されることになる。
次に、ソフトオペレーシヨンに切換える場合に
は、電磁弁11を手動のスイツチ操作でソレノイ
ドSol.3を励磁させて、圧油がライン18を経て
ライン13に導かれるよう電磁弁11を切換え、
且つ主油圧ピストン2又は2′がストロークエン
ドに達する手前でリミツトスイツチLS−3又は
LS−4が作動するようにし、ピストン2又は
2′のストロークエンド近くでの速度を減少させ
ると共に次の起動時の速度も低下させるように切
換える。すなわち、今、主油圧ピストン2がリミ
ツトスイツチLS−3の位置を通過すると、該リ
ミツトスイツチLS−3が作動して電磁弁10の
ソレノイドSol.1が励磁され、該電磁弁10が切
換えられる。これにより前記エコノミー運転の場
合と同様に切換弁9′を通り、ライン13の圧油
がシリンダ7に入る。この際、ライン13の圧油
は、流量制御用のオリフイス19で流量制御され
ているので、シリンダ7のピストン8の移動速度
はエコノミー運転の場合に比して減速されてお
り、ポンプ5の斜板6の傾転は緩やかに行われ、
ピストン2は減速されてストロークエンドに達す
ることになる。次に、斜板6が中立位置が正転側
へ傾転し始めることにより圧油がライン4側へ供
給され始めてピストン2は低速でスタートするこ
とになる。これにより第4図に示すような運転が
できる。
以上述べた如く本考案の装置によれば、2つの
運転モードの切換えを容易に行うことができてコ
ンクリートポンプの設置状況及び作業能率上の要
請に応えることができ、又ソフト運転時は主油圧
ピストンのストロークエンドでの速度を制御でき
るので、衝突により騒音を発するというおそれが
なく、低振動で運転させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンクリートポンプにおいてサ
ージ圧が発生する状況を示す説明図、第2図及
び、3図はいずれもコンクリートポンプの吐出サ
イクルを示す説明図、第4図は本考案の装置によ
り切換運転される1運転方法の吐出サイクルを示
す説明図、第5図は本考案の装置の実施例を示す
回路図である。 1,1′……主油圧シリンダ、2,2′……主油
圧ピストン、4,4′……圧油ライン、5……斜
板式アキシヤル・ピストン型の油圧ポンプ、6…
…斜板、7……傾転変更用シリンダ、9,9′…
…移動方向切換弁、10,11……電磁弁、12
……油圧ポンプ、19……流量制御用オリフイ
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリートポンプの作動用油圧シリンダに圧
    油を供給する可変容量油圧ポンプを備えると共に
    ピストンの往復移動により上記ポンプの吐出方向
    を切換える傾転変更用シリンダを備え、該シリン
    ダの両側の室に圧油を供給するラインの途中に切
    換弁を設け、且つ該切換弁を切換える電磁弁を備
    え、又上記ラインの途中に圧油の流量調整用の切
    換弁を備え、更に上記電磁弁を励磁させて該電磁
    弁を切換作動させるリミツトスイツチを、上記油
    圧シリンダのストロークエンドとその近傍に2組
    設けると共に上記流量調整用の切換弁で上記ライ
    ンの流量大とした時に上記ストロークエンドに設
    けたリミツトスイツチにより上記電磁弁が励磁さ
    れ、流量調整用の切換弁で上記ラインの流量を絞
    つた時に上記ストロークエンド近傍に設けたリミ
    ツトスイツチにより上記電磁弁が励磁される様構
    成したことを特徴とするコンクリートポンプ運転
    制御装置。
JP17250281U 1981-11-19 1981-11-19 コンクリ−トポンプ運転制御装置 Granted JPS5877157U (ja)

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JP17250281U JPS5877157U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 コンクリ−トポンプ運転制御装置

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JPS5877157U JPS5877157U (ja) 1983-05-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2511470Y2 (ja) * 1988-06-29 1996-09-25 石川島建機株式会社 コンクリ―トポンプにおける油ポンプ吐出量制御装置
JP2511471Y2 (ja) * 1988-07-15 1996-09-25 石川島建機株式会社 コンクリ―トポンプの切換装置

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JPS5877157U (ja) 1983-05-25

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