JP2511471Y2 - コンクリ―トポンプの切換装置 - Google Patents

コンクリ―トポンプの切換装置

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JP2511471Y2
JP2511471Y2 JP1988093750U JP9375088U JP2511471Y2 JP 2511471 Y2 JP2511471 Y2 JP 2511471Y2 JP 1988093750 U JP1988093750 U JP 1988093750U JP 9375088 U JP9375088 U JP 9375088U JP 2511471 Y2 JP2511471 Y2 JP 2511471Y2
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賢次 山下
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石川島建機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコンクリートシリンダを駆動させる主油圧シ
リンダを吸入側吐出側に切り換えるためのコンクリート
ポンプの切換装置に関するものである。
[従来の技術] 一般的なコンクリートポンプは、ホッパの吸入口と吐
出管とに吸入吐出切換弁を介して連通させられるように
した2本のコンクリートシリンダ内の各コンクリートピ
ストンを、2本の主油圧シリンダ内の各油圧ピストンに
各々ロッドを介して連結し、上記2本の主油圧シリンダ
内の油圧ピストンを交互に前後進させることにより2本
のコンクリートシリンダが交互にホッパ内のコンクリー
トを吸入して吐出管へ吐出させるようにしてある。
かかるコンクリートポンプを駆動させる油圧駆動装置
としては、たとえば、第3図に示す如く、2本の主油圧
シリンダ1,2のロッド側圧力室を密封回路3にて接続す
ると共に、上記主油圧シリンダ1,2のヘッド側圧力室を
主管路4,5を介し両傾転油ポンプ6に接続して、クロー
ズ回路とし、両傾転油ポンプ6の傾転方向を切り換える
ことによって主油圧シリンダ1と2の往復運転を行わせ
るようにしたものがあり、上記両傾転油ポンプ6を切り
換える方式として、電気信号によるものがある。
上記電気信号により両傾転油ポンプ6の傾転方向を切
り換える機構としては、第4図に示す如く、2本の主油
圧シリンダ1,2内の油圧ピストン7を2本のコンクリー
トシリンダ内のコンクリートピストンに連結するロッド
8を中空にし、該中空のロッド8内に挿入した小径の中
空ロッド9を主油圧シリンダ1,2の各ヘッド側に固定
し、且つ上記ロッド9の先端側、すなわち、主油圧シリ
ンダ1,2のロッド側の端に近いところに、磁気センサ
(又はリードスイッチ)10を設け、前進する油圧ピスト
ン7が磁気センサ10の位置を通過するときに磁気センサ
10が油圧ピストン7の通過を検知して切換信号を出し、
この切換信号が両傾転油ポンプの制御装置11に送られて
両傾転油ポンプ6の傾転方向(吐出方向)が切り換えら
れるようにしてある。
[考案が解決しようとする課題] ところが、両傾転油ポンプ6の傾転方向(吐出方向)
の切り換えには、一定の時間がかかる。すなわち、両傾
転油ポンプ6を用いたクローズ回路の場合は、切り換え
信号が出されて、傾転が切り換え始めて、主管路5側へ
の吐出量が減ってゆき、吐出量が零の位置を経過して、
反対側の主管路4側への吐出量が増えていって切り換え
が終るまで一定の時間を必要とする。そのため、第4図
に示す如く、油圧ピストン7内の磁石12が固定側の磁気
センサ10を通過する際に切換信号が出されてから油ポン
プ6の吐出量が零となって油圧ピストン7が止まって向
きが変わる直前まで油圧ピストン7は移動させられるの
で、この移動分を見込んでストロークエンドからの距離
X1を大きくとっておく必要がある。この距離X1をとるこ
とは、油圧ピストン7がストロークエドで主油圧シリン
ダ1,2の端に衝突することがなく、騒音が少なく脈動も
小さいという利点があるが、その反面、油圧ピストンが
磁気センサ10を通過してストロークエンド近くで停止し
た後、その位置から動き始めようとするとき、従来の方
式では油圧ピストン7内の磁石12が磁気センサ10を通過
して、動作範囲を超えているため切換信号が出ないの
で、両傾転油ポンプ6を切り換えることができなかっ
た。
そこで、本考案は、前記のように油圧ピストンが前進
時に磁気センサを通過した位置から動き始めるような場
合でも切換信号が出されて両傾転油ポンプを確実に切り
換えることができるようにしようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するために、2本の主油圧
シリンダを各々の主管路を介して両傾転油ポンプに接続
し、且つ上記主油圧シリンダ内の油圧ピストンが前進時
に通過したことを検知するセンサを、各主油圧シリンダ
内に固定して上記油圧ピストンを貫通するように配置さ
れた中空ロッド内の前端側位置に設け、該センサからの
切換信号により上記両傾転油ポンプを切り換えるように
する制御装置を備えたコンクリートポンプの切換装置に
おいて、上記各々の主管路の油圧を検出するため両主管
路に接続した1つの圧力センサと、上記主油圧シリンダ
内の油圧ピストンが上記中空ロッド内のセンサ位置を通
過して該センサから切換信号が出ないようなセンサの作
動範囲を超えた位置に停止したときに上記1つの圧力セ
ンサからの信号により上記制御装置に切換信号を出す反
転出力発生回路とを備え、上記圧力センサを反転出力発
生回路を介して制御装置に接続した構成とする。
[作用] 主油圧シリンダ内の油圧ピストンが前進して主油圧シ
リンダ内のセンサ位置を通過するとき、該センサにより
切換信号が出されて両傾転油ポンプの切換制御が行われ
るが、上記センサの位置(動作範囲)を過ぎた位置から
油圧ピストンが動き始めるときは上記センサから切換信
号が出されないので両傾転油ポンプは切り換えられな
い。この場合は動き始めようとする側の主管路の油圧を
検知して両傾転油ポンプを反転させるように切換信号が
出されて正常の往復運転が行われる。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の実施例を示すもので、全体的には、
第3図に示した切換装置と同様に、図示しない2本のコ
ンクリートシリンダを作動させる2本の主油圧シリンダ
1と2のロッド側を密封回路3にて接続すると共に、ヘ
ッド側を主管路4,5を介し両傾転油ポンプ6に接続して
クローズ回路とし、更に上記主油圧シリンダ1,2内の油
圧ピストン7に第4図に示す如く内蔵した磁石12を検知
する磁気センサ10を、主油圧シリンダ1,2内に固定した
ロッド9に設置し、油圧ピストン7のストロークエンド
から大きな距離X1を隔てた位置に上記磁気センサ10を位
置させ、該磁気センサ10が油圧ピストン7の通過を検知
して切換信号を出すと制御装置11により油ポンプ6の傾
転方向が切り換えられるようにしてある。
本考案の特徴とするところは、主管路4と5に圧力セ
ンサ13を接続し、且つ1個の圧力センサ13で主管路4又
は5の油圧を検出できるようにするためシャトル弁14を
設け、該圧力センサ13により主管路4又は5の油圧を検
知して両傾転油ポンプの切換信号が出されるようにす
る。そのために、第2図に示す如く、磁気センサ10が油
圧ピストン7の通過を検知して切換信号を出すとこの信
号を制御装置11に入力して切換制御を行わせるようにす
る回路のほかに、圧力センサ13からの信号により油圧ピ
ストン7の前進、後退を切り換えるようにするための切
換信号を発するようにした反転出力発生回路15を構成
し、該反転出力発生回路15を介して圧力センサ13と制御
装置とを接続し、上記磁気センサ10からの電気信号のほ
かに、油圧を検知した信号によっても切換信号が出され
るようにする。
今、第1図に示す如く、一方の主油圧シリンダ2内の
油圧ピストン7が、磁気センサ10の位置を通過して磁気
センサ10から切換信号が出ないような位置に停止してい
て、この位置から油圧ピストン7を前進させようとする
と、該油圧ピストン7は前進できるが切換信号が出ない
ので、主油圧シリンダ1,2の往復動を切り換えることが
できない。本考案では、この場合でも切換信号が出せる
ようにしようとするもので、主油圧シリンダ2の油圧ピ
ストン7が前進してストロークエンドで止まると、主管
路5の油圧が上昇するので、この油圧を圧力センサ13で
検出し、この検出信号により反転出力発生装置15で反転
のための出力が発生して制御装置11へ切換信号が送られ
て両傾転油ポンプ6の傾転方向が切り換えられ、主油圧
シリンダ1は前進させられて主油圧シリンダ2は後退さ
せられることになり、正常な往復運転が行われることに
なる。
前進側の主油圧シリンダ1の油圧ピストン7が磁気セ
ンサ10の位置を通過すると、該主油圧シリンダ1内の磁
気センサ10からの切換信号が制御装置11に入って切り換
えられる。
なお、2本の主油圧シリンダ1,2に内蔵した磁気セン
サ10が切換信号を出している通常の運転においては、油
圧ピストン7がストロークエンドに達して圧力が一時的
に上昇する場合には圧力センサ13は作動しても、その前
の磁気センサ10の切換信号が変わらないようなフリップ
フロップ回路が組み込まれているので、磁気センサ10と
圧力センサ13の両方から切換信号が出されることはな
い。
[考案の効果] 以上述べた如く、本考案のコンクリートポンプの切換
装置によれば、2本の主油圧シリンダを各々の主管路を
介して両傾転油ポンプに接続し、且つ上記主油圧シリン
ダ内の油圧ピストンが前進時に通過したことを検知する
センサを、各主油圧シリンダ内に固定して上記油圧ピス
トンを貫通するように配置された中空ロッド内の前端側
位置に設け、該センサからの切換信号により上記両傾転
油ポンプを切り換えるようにする制御装置を備えたコン
クリートポンプの切換装置において、上記各々の主管路
の油圧を検出するため両主管路に接続した1つの圧力セ
ンサと、上記主油圧シリンダ内の油圧ピストンが上記中
空ロッド内のセンサ位置を通過して該センサから切換信
号が出ないようなセンサの作動範囲を超えた位置に停止
したときに上記1つの圧力センサからの信号により上記
制御装置に切換信号を出す反転出力発生回路とを備え、
上記圧力センサを反転出力発生回路を介して制御装置に
接続した構成としてあるので、主油圧シリンダの油圧ピ
ストンが前進してセンサ位置を越えた位置からスタート
するような場合でも容易に切換信号を発して両傾転油ポ
ンプを切り換えて正常な往復運転を行わせることができ
る、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概略図、第2図は本考案
の電気回路ブロック図、第3図は従来の方式を示す概略
図、第4図は主油圧シリンダの内部を示す断面図であ
る。 1,2…主油圧シリンダ、4,5…主管路、6…両傾転油ポン
プ、7…油圧ピストン、10…磁気センサ、11…制御装
置、12…磁石、13…圧力センサ、15…反転出力発生回
路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本の主油圧シリンダを各々の主管路を介
    して両傾転油ポンプに接続し、且つ上記主油圧シリンダ
    内の油圧ピストンが前進時に通過したことを検知するセ
    ンサを、各主油圧シリンダ内に固定して上記油圧ピスト
    ンを貫通するように配置された中空ロッド内の前端側位
    置に設け、該センサからの切換信号により上記両傾転油
    ポンプを切り換えるようにする制御装置を備えたコンク
    リートポンプの切換装置において、上記各々の主管路の
    油圧を検出するため両主管路に接続した1つの圧力セン
    サと、上記主油圧シリンダ内の油圧ピストンが上記中空
    ロッド内のセンサ位置を通過して該センサから切換信号
    が出ないようなセンサの作動範囲を超えた位置に停止し
    たときに上記1つの圧力センサからの信号により上記制
    御装置に切換信号を出す反転出力発生回路とを備え、上
    記圧力センサを反転出力発生回路を介して制御装置に接
    続したことを特徴とするコンクリートポンプの切換装
    置。
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JPS5877157U (ja) * 1981-11-19 1983-05-25 石川島播磨重工業株式会社 コンクリ−トポンプ運転制御装置
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