JPS6191599A - 放射線遮蔽ブロツク - Google Patents

放射線遮蔽ブロツク

Info

Publication number
JPS6191599A
JPS6191599A JP21272584A JP21272584A JPS6191599A JP S6191599 A JPS6191599 A JP S6191599A JP 21272584 A JP21272584 A JP 21272584A JP 21272584 A JP21272584 A JP 21272584A JP S6191599 A JPS6191599 A JP S6191599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
radiation
casing
blocks
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21272584A
Other languages
English (en)
Inventor
川合 将義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Original Assignee
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Atomic Industry Group Co Ltd filed Critical Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Priority to JP21272584A priority Critical patent/JPS6191599A/ja
Publication of JPS6191599A publication Critical patent/JPS6191599A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は原子カプラント等において放射線を遮蔽するた
めの遮蔽体を構築するのに用いられる放射線遮蔽ブロッ
クに関する。
「従来の技術」 原子カプラント等では、放射線源から放出される各種の
放射線を吸収し、その有害な影響から人体を保護するた
めに、その周囲に放射線遮蔽体が設けられている。この
ような放射線遮蔽体には、半永久的に構築される−もの
と一時的に構築されるものとがある。
このうち後者の一時的に構築されるものには、例えば次
のようなものがある。
■原子炉で定期点検を行うときに、放射能の高い箇所例
えば冷却材配管に沿って放射線遮蔽体を構築し、点検終
了後に撤去する。
■加速器施設で実験装置を組み立てるときにその周囲に
放射線遮蔽体を構築し、実験終了後実験装置を解体する
とき撤去する。
■放射性物質処理貯蔵施設で放射性物質の検査を行うと
きに、必要な箇所に放射線遮蔽体を構築し、検査終了後
に撤去する。
■医療用放射線照射施設で必要な箇所に放射線遮蔽体を
構築し、不要となったら撤去する。
このように一時的に構築される放射線遮蔽体は、施設の
中に必要なときに追加的に構築され、不要となったら撤
去される。このためこのような放射線遮蔽体は、その構
築や解体更には補修を短期間で容易に行うことかで0き
るようにするために、ブロックで構築されることが多い
。従来のこのような放射線遮蔽ブロックの材料には、例
えば鉄、鉛、コンクリートが用いられている。
ところでウラン−235を核燃料とするために濃縮した
とき劣化ウランが副産物として大量に発生する。ところ
がこの副産物としての劣化ウランは、従来ではそのまま
貯蔵放置されている。
そこで本発明者は、この劣化ウランに着目し、放射線遮
蔽ブロックの材料として使用することを見い出した。
ところが劣化ウランは、金属ウランの場合そのままでは
酸化してボロボロとなり、また酸化ウランはもともと粉
末状である。このため劣化ウランだけで放射線遮蔽ブロ
ックを形成することはできない。また劣化ウランから放
出されるアルファ線の問題もある。
そこで本発明者は、鉄、アルミニウム等からなる筐体内
に劣化ウランを封入し、ブロック化することを見い出し
た。
ところで従来の放射線遮蔽ブロックの形状は、第11図
あるいは第12図に示すように、直方体状あるいは断面
はぼく字状となっている。
第11図に示すブロック1を用いて放射線’!!!;蔽
体(璧)を構築すると、側面的には第13図に示すよう
になり、平面的には第14図に示すようになる。第12
図に示すブロック11では、側面的には第15図に示す
ようになる。ところが前者の放射線遮蔽体では、ブロッ
ク1の水平方向および鉛直方向の接合部2.3が共に単
なる平面となってしまう。一方後者の放射線遮蔽体では
、水平方向の接合部12はほぼく字状となるが、鉛直方
向の接合部が単なる平面となってしまう。
ところで劣化ウランの比重は金属ウランの場合18.8
5g/cm3であり、酸化ウランの場合10.97g/
cm’ である。これに対し、劣化ウランをブロック化
するための筐体を鉄あるいはアルミニウムで形成した場
合、鉄の比重は7.86g、/cm’ 、アルミニウム
の比重は2.70g/cm3と劣化ウランの比重に比べ
てかなり小さい。一方特にガンマ線やエックス線に対す
る遮蔽性能は比重の大きい物質はど高い。このため劣化
ウランをブロック化するための筐体の形状が第11図あ
るいは第12図に示すような形状であると、放射線遮蔽
体を構築したとき、単なる平面からなる接合部の部分で
ガンマ線やエックス線が例えば第13図および第14図
に′おいてそれぞれ矢印で示すように透過してしまうこ
とになる。
このような問題点を解決するには、第11図に示すブロ
ック1の場合、例えば第16図に平面を示すように、千
鳥状に並べて二重壁にすると共に、これら両ブロック壁
を鉛直方向に互いにずらすことになる。一方第12図に
示すブロック1の場合、例えば第16図に示す場合と同
様に、千鳥状に並べて二重壁とすることになる。
「発明が解決しようとする問題点」 このように従来の形状の放射線遮蔽ブロックでは、接合
部を介しての放射線の透過を阻止するためには千鳥状に
並べて二重壁とすることになる。
ところがブロックの並べ方が悪いと、両ブロック壁の各
鉛直方向の接合部が互いに一致してしまうことがある。
従ってブロックを千鳥状に並べるとき、両ブロック壁の
各鉛直方向の接合部が互いに一致しないようにしなけれ
ばならず、作業が面倒であるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑み、単に並べたり積み重ね
たりするだけで接合部を介しての放射線の透過を確実に
阻止することのできる放射線遮蔽ブロックを提供するこ
とをその目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明では、劣化ウランをブロック化するための筐体の
周囲に、隣接する他の同種の筐体と接合される凹凸部を
形成し、この凹凸部により接合部が単なる平面とならな
いようにしたものである。
「実施例」 以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
「第1の実施例」 第1図は本発明の第1の実施例における放射線遮蔽ブロ
ックを表わしたものである。このブロック21は、竿体
22の内部に図示しない劣化ウランが封入された構造と
なっている。筐体22は、適宜に彎曲された筐体本体2
3の下部中央に台形状の凹部24が設けられ、また上部
中央に凹部24と同一形状の凸部25が設けられた構造
となっている。この筐体22は鉄やアルミニウム等によ
って形成され、劣化ウランが収容された後溶接等によっ
て密封されている。
このブロック21を用いて放射線遮蔽体を構築すると、
平面的には第2図に示すようになり、側面的には第3図
に示すようになる。すなわち水平方向では、ブロック2
1の筐体22の彎曲されて突出した部分と、これの右側
に配置される他のブロック21の筐体22の彎曲されて
凹んだ部分が互いに接合されている。一方鉛直方向では
、ブロック21の凸部25に、これの上側に配置される
他のブロック21の凹部24が係合されている。
なお最下層のプロ7り21の下部および最上層のブロッ
ク21の上部は共に平面となっている。
この放射線遮蔽体では、ブロック21の筐体22が彎曲
されており、また凸部25が設けられているので、互い
に隣接して配置されたブロック21の接合部が単なる平
面となることはない。従ってガンマ線やエックス線は筐
体22内の劣化ウランに吸収されることになる。
なお上記実施例ではブロック2Iを一列に並べているが
、例えば第4図に示すように、2列に並べて二重壁にす
ると共に1.これら両ブロック壁を鉛直方向に互いにず
らしてもよい。
また上記実施例では筐体22の上下面に設けられた凸部
25および凹部24を台形状としているが、これに限定
されるものではなく、例えば半円柱形状あるいは三角柱
形状であってもよいことはもちろんである。
「第2の実施例」 第5図は本発明の第2の実施例における放射線遮蔽ブロ
ックを表わしたものである。このブロック31の筐体3
2は、両側辺を互いに並行とされた断面五角形の筐体本
体33の下部の所定の箇所に台形状の凹部34が設けら
れ、また上部の所定の箇所に凹部34と同一形状の凸部
35が設けられた構造となっている。凹部34および凸
部35の形状は、半円柱形状あるいは三角柱形状等であ
ってもよい。
このブロック31を用いて放射線遮蔽体を構築すると、
平面的には第6図に示すようになり、側面的には第7図
に示すようになる。すなわち水平方向では、プロ・/り
31は千鳥状に並べられ、かつブロック31の筐体本体
33の三角形状に突出する部分と、これに対向して配置
される2つの他のブロック31の各筐体本体33の三角
形状に突出する部分の各片側が互いに接合されている。
一方鉛直方向では、ブロック31の凸部35に、これの
上側に配置される他のブロック31の凹部34が係合さ
れている。なお最下層のプロ、ツク31の下部および最
上層のブロック31の上部は共に平面となっている。
この放射線遮蔽体では、ブロック31が千鳥状に並べら
れ、また凸部35が設けられているので、互いに隣接し
て配置されたブロック31の接合部が単なる平面となる
ことはない。また各ブロック31の位置がそれに対向し
て配置される2つのブロック31によって規制されるの
で、単に並べるだけで放射線遮蔽体を所期の通り構築す
ることができる。
「第3の実施例」 第8図は本発明の第3の実施例における放射線遮蔽ブロ
ックを表わしたものである。このブロック41の筐体4
2は、断面はぼく字状の筐体本体43の一方の片と他方
の片が適宜にずらされ、これにより一方の片の両側部に
凹部44と凸部45がそれぞれ形成された構造となって
いる。
このブロック41を用いて放射線遮蔽体を構築すると、
平面的には第9図に示すようになり、側面的には第1O
図に示すようになる。すなわち水平方向では、ブロック
41の凹部44と、これの右側に配置される他のブD 
ツク41の凸部45が互いに係合されている。一方鉛直
方向では、ブロック41の筐体42の折曲されて突出し
た部分に、これの上側に配置される他のブロック41の
筐体42の折曲されて凹んだ部分が係合されている。
なお最下層のブロック41の下部は平面となっている。
この放射線遮蔽体では、ブロック41の筐体42が断面
はぼく字状であり、また凸部45が設けられているので
、互いに隣接して配置されたブロック41の接合部が単
なる平面となることはな「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、筐体の周囲に設け
られた凹凸部を互いに接合させることになるので、単に
並べたり積み重ねたりするだけで放射線遮蔽体を所期の
通り構築することができ、作業が簡単となる。また筐体
の周囲の凹凸部によって接合部が単なる平面とならない
ようにすることができるので、ガンマ線やエックス線を
筐体内の劣化ウランに吸収させることができ、遮蔽性能
が向上する。更に各ブロックの水平方向への滑りを筐体
の上下面の凹凸部によって阻止することができるので、
耐震上も強い放射線遮蔽体を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における放射線速4r’
tブロックを示す斜視図、第2図および第3図はそれぞ
れ同ブロックを用いて構築された放射線遮蔽体の一部の
・K面図および側面図、第4図は同ブロックを用いて二
重に構築された放射線遮蔽体の一部の側面図、第5図は
本発明の第2の゛実施例における放射線遮蔽ブロックを
示す斜視図、第°6図および第7図はそれぞれ同ブロッ
クを用いて構築された放射線a +Ir’を体の一部の
平面図および側面図、第8図は本発明の第3の実施例に
おける放射線速1(I2ブロックを示す斜視図、第9図
および第10図はそれぞれ同ブロックを用いて構築され
た放射線遮蔽体の一部の平面図および側面図、第11図
および第12図はそれぞれ従来の放射線遮蔽ブロックの
各側を示す斜視図、第13図および第14図はそれぞれ
第11図に示すブロックを用いて構築された放射線遮蔽
体の一部の側面図および平面図、第15図は第12図に
示すブロックを用いて構築された放射線遮蔽体の一部の
側面図、第16図は第11図に示すブロックを用いて二
重に構築された放射線遮蔽体の一部の平面図である。 2+、31.41・・・・・・ブロック、22.32.
42・・・・・・筐体、 23.33.43・・・・・・筐体本体、24.34.
44・・・・・・凹部、 25.35.45・・・・・凸部。 出 願 人    日本原子力事業株式会社代  理 
 人       弁理士  山  内  梅  雄第
1回   第3図 第8図      第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 筐体と、この筐体内に封入された劣化ウランとを具備し
    、前記筐体はその周囲に、隣接する他の同種の筐体と接
    合される凹凸部を備えていることを特徴とする放射線遮
    蔽ブロック。
JP21272584A 1984-10-12 1984-10-12 放射線遮蔽ブロツク Pending JPS6191599A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21272584A JPS6191599A (ja) 1984-10-12 1984-10-12 放射線遮蔽ブロツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21272584A JPS6191599A (ja) 1984-10-12 1984-10-12 放射線遮蔽ブロツク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6191599A true JPS6191599A (ja) 1986-05-09

Family

ID=16627396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21272584A Pending JPS6191599A (ja) 1984-10-12 1984-10-12 放射線遮蔽ブロツク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6191599A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63212379A (ja) * 1988-01-22 1988-09-05 ヤマハ発動機株式会社 四輪立乗りゴルフカート
JPH01117598U (ja) * 1988-02-03 1989-08-08
US5241573A (en) * 1992-01-08 1993-08-31 Thacker Michael S Shield apparatus
JP2007271297A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Iken Engineering Kk 放射線遮蔽壁の施工方法
JP2013170894A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Ihi Corp 放射線防護体
JP2013170891A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Ihi Corp 放射線防護体
JP2014089127A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Takenaka Komuten Co Ltd 放射線遮蔽壁
JP2017207371A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 株式会社竹中工務店 放射線遮蔽体及び放射線遮蔽ブロック
JP2023040798A (ja) * 2021-09-10 2023-03-23 明和興業ホールディングス株式会社 遮蔽体の製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63212379A (ja) * 1988-01-22 1988-09-05 ヤマハ発動機株式会社 四輪立乗りゴルフカート
JPH01117598U (ja) * 1988-02-03 1989-08-08
US5241573A (en) * 1992-01-08 1993-08-31 Thacker Michael S Shield apparatus
JP2007271297A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Iken Engineering Kk 放射線遮蔽壁の施工方法
JP2013170894A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Ihi Corp 放射線防護体
JP2013170891A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Ihi Corp 放射線防護体
JP2014089127A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Takenaka Komuten Co Ltd 放射線遮蔽壁
JP2017207371A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 株式会社竹中工務店 放射線遮蔽体及び放射線遮蔽ブロック
JP2023040798A (ja) * 2021-09-10 2023-03-23 明和興業ホールディングス株式会社 遮蔽体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4024406A (en) Spent fuel storage improvement
JPH06103359B2 (ja) 放射性構造体の貯蔵キャスク及びその製作方法
JPS6191599A (ja) 放射線遮蔽ブロツク
US10311989B2 (en) System for storage container with removable shield panels
JP2017207370A (ja) 放射線遮蔽体
EP0120232B1 (en) Storage of spent nuclear fuel
JP3443071B2 (ja) キャスク
JP3150676B1 (ja) バスケットおよびキャスク
JPS6191598A (ja) 放射線遮蔽体
US20210241933A1 (en) Apparatus and method for treating radioactive emission
Shen et al. Application of MCNP to study the shielding Effect of zinc bromide solution
JP2692215B2 (ja) 使用済燃料用キャスクへの燃料集合体の収納方法
JPS5827100A (ja) 使用済核燃料輸送法
JPH0772294A (ja) 原子炉しゃへい体
JPS59176700A (ja) 放射線漏洩防止装置
JP2002040192A (ja) 燃料集合体収納装置
JPH01119799A (ja) 核分裂性物質の貯蔵方法
JPH0719033Y2 (ja) ドリップトレイ
JP2001311794A (ja) 燃料集合体収納装置
JPH1062592A (ja) 遮蔽構造物の開閉部構造
JPH0580639B2 (ja)
JPS6234318Y2 (ja)
JPS58198792A (ja) 原子炉等の生体遮蔽壁構造
JPS6138491A (ja) 原子炉用燃料集合体
SU1588179A1 (ru) Экран дл защиты от совместного действи ионизирующих излучений двух видов