JPS619145A - モ−ルドコイルの製造法 - Google Patents

モ−ルドコイルの製造法

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Publication number
JPS619145A
JPS619145A JP12751384A JP12751384A JPS619145A JP S619145 A JPS619145 A JP S619145A JP 12751384 A JP12751384 A JP 12751384A JP 12751384 A JP12751384 A JP 12751384A JP S619145 A JPS619145 A JP S619145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
pressure
molding
coil
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP12751384A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Mizutani
雄二 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS619145A publication Critical patent/JPS619145A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/12Impregnating, heating or drying of windings, stators, rotors or machines

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はモータの固定子周辺のコイル外殻部を構造体又
は絶縁体として合成樹脂により成形するモールドコイル
の製造法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
モールドモータはその構造から小形軽量化や磁気音の低
減、或いは高湿度や汚損下での絶縁特性(耐環境性)等
が向上する特徴を有する。このモールドモータの構造及
び製造方法の従来技術を、第1図乃至第3図を参照しな
がら説明する。
第1図において巻線を収納した固定子鉄心1を、金属で
形成された下型2のコア3に挿入後、上型4を閉じる。
そしてゲート5より図示しない成形機(例えば移送成形
機或いは射出成形機)等を用いて、樹脂6(例えばプリ
ミックス、フェノール。
エポキシ、ナイロン、PBT)等を注入し、硬化後取出
し製造される。
しかしこのような製造方法は次のような問題点がある。
ゲート6より注入した樹脂6は、第2図に示すようにゲ
ート6近くの巻線部分7(以下コイルエンドという)に
まず接触する。この時コイルエンド7は樹脂6の注入圧
力を受け、固定子鉄心1の内径側に度形する。するとコ
イルエンド7は上型4のコアに接触して樹脂成形完了後
、固定子鉄心1の内径軸方向線上の樹脂面に露出し、コ
イルエンド7は樹脂6で完全に包囲されないとい゛う問
題点がある。これはコイル線間の破壊電圧(以下、線間
B、 D、Vという。)の低下あるいは断線が生じる。
この影響はコイルの線寸法が細いほど大きく又、樹脂の
流動性、樹脂圧力、樹脂流動速度に依存する。成形時の
この関係を調査した結果を樹脂圧力、流動速度とコイル
の線間B、D、Vとに分けて第6図及び第7図に示した
。この結果から、成形圧力と流動速度を低くし、成形す
ることはコイル品質への影曽又コイルの変形防止に有効
であることが判る。しかし、重要なことに、この様な条
件で樹脂成形した電磁コイル等は、樹脂表面の外観(仕
上り状態)が著しく悪くなり、商品価値上問題となる。
これら外観が悪くなる理由として次の様なもの4   
 が考えられる。
(1)  樹脂圧力を低くすると、成形圧力が樹脂に十
分加わらないため成形品の強さが低下したり、収縮率が
大きくなる。更に重要な欠点として樹脂の流動接合部(
ウェルドライン)でのクラック、剥離が生じやすい。
(2)樹脂の流動速度を遅くすると、金型内の高温に圧
縮された空気により、樹脂表面が白く(ガス焼け)なっ
たり、先端が発熱により、硬化が進み、樹脂が融合しな
い。(ウェルドライン)又、逆に速くすると、コイルの
断線、コイルの線間B、D、 Vが低下する。
(3)  樹脂そのものの流動性を向上させると、コイ
ルの変形、コイルの線間B、D、Vの低下は少なくなる
が反面、樹脂に圧力が加わらないために成形品にウェル
ドラインが発生しやすい欠点かある。
以上の理由からも判る様に成形品の外観とコイルの品質
低下の抑制とは表裏の関係があり、その製造条件が特に
重要である。
〔発明の目的〕                  
一本発明は上記欠点を改良したもので、巻線の端部が樹
脂面に露出せず成形後の仕上り外観を良くする様に、合
成樹脂成形時の注入圧力を低圧から高圧へと二段に切換
えて成形するモールドコイルの製造法を提供することを
目的とする。
〔発明の概要〕
本発明はモータの固定子コイル周辺部を熱硬化性合成樹
脂による成形時に、金型における内部樹脂圧に対応し、
その成形注入圧力を低圧から高圧へと二段に切換えて成
形するモールドコイルの製造法である。この結果固定子
鉄心の両端面から突出する巻線の端部(コイルエンド)
は、固定子鉄心の内径側へ変形することなく樹脂面に露
出しない。このため巻線間の破壊電圧は向上し断線も防
止される。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。尚
従来と同一部分は同一符号を使用し詳細説明は省略する
。第1図は本発明の一実施例を示すモールドモータ製造
時の金型断面図で、図示しない成形機のフローコントロ
ールバルブなM整りながら、熱硬化性合成樹脂5(以下
単に樹脂という)の流動速度を1〜100an/秒に保
つ。次にこの樹脂5をゲート5より20〜30kg/a
dの低圧力で注入する。そして樹脂5が金型に充満され
る直前に、注入圧力を低圧から40〜50kg/adの
高圧力に切換えて、モールドコイルの成形を完了する。
この圧力は樹脂の種類、充填材の種類、又夫々の量や金
型構造により選定する。
このように初期の樹脂5の注入圧力を低圧で且つ比較的
低流動速度で行うので、コイルエンド9への衝撃は小さ
くなり、コイルエンド9の変形現象がなくなる。このた
めコイルエンド9は、樹脂5からの注入衝撃減少と樹脂
5で完全に包囲されるので、線間B、D、Vが向上する
。又注入圧力も金型内への樹脂5充満直前に低圧から高
圧に切換えられるので、樹脂5は高圧力で金型内を流動
し流動接合部(ウェルドライン)でのクランク、剥離の
発生を防止し、ガス溜りやガス焼は等も防止する。
〔他の実施例〕
本発明は電磁コイルの成形にとどまらず、他の部分、例
えばIC,LSIなどの電子部品のモー$ルドや他の金
属、部品へのモールドにも同様の効果を示すものである
〔発明の効果〕
本発明により従来の製造方法の欠点である成形時の圧力
、材料流動によるコイルの変形、コイルの線間B、1)
、Vの低下によるレアーショートの防止、あるいはこれ
らを防止するためあらかじめおこなうコイル固着処理(
例えばフェス処理等)も不要となり、安定で容易にモー
ルドコイル等を製造可能とするものである。
4、 簡単な図面の説明 第1図は本発明によるモールドモータ製造時の金型断面
図、第2図は本発明によるモールドコイル製造時の圧力
を変化させる条件を示す説明図、第3図は従来のモール
ドモータ製造時の金型断面図、第4図は従来のモールド
モータ製造時、発生したコイルの変形図、第5図はモー
ルドモータ製ワ 造時の樹脂の流れを示す第2図の上視断面図、第6図は
モールドコイルの成形圧力を変化ささせた時のコイルの
線間B、f)、Vの変化特性図、第7図はモールドコイ
ルの樹脂流動速度を変化させた時のコイルの線間B、 
D、 Vの変化特性図である。
1・・・固定子鉄心、    2・・・下型。
4・・・上型、       5・・・ゲート。
6・・・ikt Jll 、        7・・・
コイルエンド。
代理人 弁理士  則 近 憲 佑(ほか1名)シ 第1図 第2図 ト躾副 アL5ヤーG杼勲距埠 第3図 第4図 第6図 (kV) F [’>/cy茫] 第7図 〔kV] v[c−屏]

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの固定子コイル周辺部を熱硬化性合成樹脂
    による成形時に、金型における内部樹脂圧に対応し、そ
    の成形注入圧力を低圧から高圧へと二段に切換えて成形
    することを特徴とするモールドコイルの製造法。
  2. (2)熱硬化性合成樹脂の注入流速は樹脂注入口断面の
    線速度で1乃至100cm/秒とした特許請求の範囲第
    1項記載のモールドコイルの製造法。
  3. (3)低圧から高圧への切換操作は熱硬化性合成樹脂材
    料が金型に充満される直前に行なう特許請求の範囲第1
    項記載のモールドコイルの製造法。
JP12751384A 1984-06-22 1984-06-22 モ−ルドコイルの製造法 Pending JPS619145A (ja)

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ID=14961858

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103762799A (zh) * 2013-12-31 2014-04-30 宁波菲仕运动控制技术有限公司 一种无壳体定子的环氧树脂灌封工装

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103762799A (zh) * 2013-12-31 2014-04-30 宁波菲仕运动控制技术有限公司 一种无壳体定子的环氧树脂灌封工装
CN103762799B (zh) * 2013-12-31 2016-01-27 宁波菲仕运动控制技术有限公司 一种无壳体定子的环氧树脂灌封工装

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