JPS6191195A - 新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−5′−ホスフエ−ト誘導体およびその塩 - Google Patents
新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−5′−ホスフエ−ト誘導体およびその塩Info
- Publication number
- JPS6191195A JPS6191195A JP59212681A JP21268184A JPS6191195A JP S6191195 A JPS6191195 A JP S6191195A JP 59212681 A JP59212681 A JP 59212681A JP 21268184 A JP21268184 A JP 21268184A JP S6191195 A JPS6191195 A JP S6191195A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluoro
- salt
- compound
- deoxy
- uridine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
で表わされる新規な5−フルオロ−2′−デオキシクリ
ジン−5′−ホスフェート誘導体およびその填r関する
。
ジン−5′−ホスフェート誘導体およびその填r関する
。
本発明の化合物およびその塩は抗腫瘍活性が強く、しか
も低毒性であるため抗@瘍剤として有用でめる。
も低毒性であるため抗@瘍剤として有用でめる。
従来、5−フルオロ−2′−デオキシ−β−ウリジン(
通称FudR)は、試験管内(1nvitro)におい
ては5−フルオロウラシル(通称5−Fu)よシ殺細胞
性が強いことが知られている[ CJ(eidelbe
rgeretal、 ; CancerRes、 、
28 、2529〜2538 (1968))。
通称FudR)は、試験管内(1nvitro)におい
ては5−フルオロウラシル(通称5−Fu)よシ殺細胞
性が強いことが知られている[ CJ(eidelbe
rgeretal、 ; CancerRes、 、
28 、2529〜2538 (1968))。
またFudRは細胞内において5−フルオロ−2′−デ
オキシウリジン−5′−モノホスフェ−)(通称1;’
duMP )となり、これがチミジル酸合成酵素を阻害
し、その結果DNA合成を阻害することkよって、制癌
作用を発揮すると言われている[C。
オキシウリジン−5′−モノホスフェ−)(通称1;’
duMP )となり、これがチミジル酸合成酵素を阻害
し、その結果DNA合成を阻害することkよって、制癌
作用を発揮すると言われている[C。
Heidelberger et al、 ; Mo1
. Pharmcol、 、工、14〜30(1965
)]。
. Pharmcol、 、工、14〜30(1965
)]。
しかし、臨床的には、FudRは5−Fu と同程度
の有効性しか得られず、その上毒性も強く現在米国にお
いて動性剤としてのみ使用されているにすぎない(PH
YSICIANS’ DESK REFERgNCE
32edition 、 1387 (1978) ]
。
の有効性しか得られず、その上毒性も強く現在米国にお
いて動性剤としてのみ使用されているにすぎない(PH
YSICIANS’ DESK REFERgNCE
32edition 、 1387 (1978) ]
。
FudRは生体内(1nvivo )にオイて、排泄が
速く、持続性がないうえ、ヌクレオシドホスホリラーゼ
によって容易に分解され、5−Fuを経てα−フルオロ
−β−アラニンとして代謝されてしまい[C、Heid
elberger ; Cancer Res、 、
30 、1549〜1569 (1970) ]、チミ
ジル酸合成酵素阻害作用を有する時間依存性の代謝拮抗
剤としての性質が十分に発揮されなくなるという欠点を
有する。また、FduMPはFudRの活性体であるが
、それ自体では細胞内にとりこまれず、いったん細胞外
でpudlとなった後、細胞内に入シ再び活性体Fdu
MPに変わシ抗腫瘍活性を示すCR,N、 Hunst
on et al 、 ;J、Med、 Chem、
、 27.440 (1984) ) ことから、F
duMPについてもFudRと同様の欠点があった。
速く、持続性がないうえ、ヌクレオシドホスホリラーゼ
によって容易に分解され、5−Fuを経てα−フルオロ
−β−アラニンとして代謝されてしまい[C、Heid
elberger ; Cancer Res、 、
30 、1549〜1569 (1970) ]、チミ
ジル酸合成酵素阻害作用を有する時間依存性の代謝拮抗
剤としての性質が十分に発揮されなくなるという欠点を
有する。また、FduMPはFudRの活性体であるが
、それ自体では細胞内にとりこまれず、いったん細胞外
でpudlとなった後、細胞内に入シ再び活性体Fdu
MPに変わシ抗腫瘍活性を示すCR,N、 Hunst
on et al 、 ;J、Med、 Chem、
、 27.440 (1984) ) ことから、F
duMPについてもFudRと同様の欠点があった。
このような状況下にあって、本発明者らは生体内で分解
がおさえられ、抗m瘍活性が強く、しかも低毒性である
FudR誘導体を見出すべく鋭意研究した結果、Fud
Rの5′−位に nは前記した意味を有する)を導入した一種のりン脂質
ともいえる一般式〔I〕で表わされる5−フルオロ−2
’−チオキシウリジン−57−ホスフェート訪導体およ
びその塩が目的とする性質を有することを見出し、本発
明を完成するに至った。
がおさえられ、抗m瘍活性が強く、しかも低毒性である
FudR誘導体を見出すべく鋭意研究した結果、Fud
Rの5′−位に nは前記した意味を有する)を導入した一種のりン脂質
ともいえる一般式〔I〕で表わされる5−フルオロ−2
’−チオキシウリジン−57−ホスフェート訪導体およ
びその塩が目的とする性質を有することを見出し、本発
明を完成するに至った。
以下、本発明化合物について詳説する。
R1におけるC1〜4アルキル基としては、たとえげ、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、see、−ブチル、tert、−ブチルなど
のC1〜4直鎖または分枝アルキル基が挙げられる。
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、see、−ブチル、tert、−ブチルなど
のC1〜4直鎖または分枝アルキル基が挙げられる。
R2およびR4におけるC1〜3o脂肪族カルボン酸残
基としては、01〜3o飽和まだは03〜30不飽和脂
肪族カルボン酸残基が挙げられる。c1〜3o飽和脂肪
族カルボン酸残基としては、たとえば、ホルミルまたは
アセチル、プロピオニル、ブチリル、バレリル、ヘキサ
ノイル、カプリリル、デカノイル、ラウロイル、ミリス
トイル、バルミトイル、ステアロイ”ル、アラキトイル
またはペヘノイルなどの02〜3oアルカノイル基が挙
げられ、c3〜3o不飽和脂肪族カルボン酸残基として
は、たとえば、アクリロイル、クロトニル、パルミトレ
オイル、オレオイル、エライジニル、リルオイル、リノ
エライジニルまたはリルノイルなどの03〜3oアルケ
ノイル基が挙げられる。
基としては、01〜3o飽和まだは03〜30不飽和脂
肪族カルボン酸残基が挙げられる。c1〜3o飽和脂肪
族カルボン酸残基としては、たとえば、ホルミルまたは
アセチル、プロピオニル、ブチリル、バレリル、ヘキサ
ノイル、カプリリル、デカノイル、ラウロイル、ミリス
トイル、バルミトイル、ステアロイ”ル、アラキトイル
またはペヘノイルなどの02〜3oアルカノイル基が挙
げられ、c3〜3o不飽和脂肪族カルボン酸残基として
は、たとえば、アクリロイル、クロトニル、パルミトレ
オイル、オレオイル、エライジニル、リルオイル、リノ
エライジニルまたはリルノイルなどの03〜3oアルケ
ノイル基が挙げられる。
R3における塩形成陽イオンとしては、当該分野で知ら
れているもの、たとえば、リチウムイオン、ナトリウム
イオンまたはカリウムイオンなどのアルカリ金属イオン
jマグネシウムイオン、カルシウムイオンまたはバリウ
ムイオンなどのアルカリ土類金属イオンJアルミニウム
イオンなどの遷移金属イオンノアンモニウムイオン、テ
トラ−n−プチルアンモニクムイオン、ピリジニウムイ
オン、ジシクロヘキシルアンモニウムイオンまたはトリ
エチルアンモニウムイオンなどの置換されてぃてもよい
アンモニウムイオンが挙げられる。
れているもの、たとえば、リチウムイオン、ナトリウム
イオンまたはカリウムイオンなどのアルカリ金属イオン
jマグネシウムイオン、カルシウムイオンまたはバリウ
ムイオンなどのアルカリ土類金属イオンJアルミニウム
イオンなどの遷移金属イオンノアンモニウムイオン、テ
トラ−n−プチルアンモニクムイオン、ピリジニウムイ
オン、ジシクロヘキシルアンモニウムイオンまたはトリ
エチルアンモニウムイオンなどの置換されてぃてもよい
アンモニウムイオンが挙げられる。
INおよびR4のヒドロキシル基の保護基としては、通
常ヒドロキシル基の保護基として知られた基が挙げられ
る。
常ヒドロキシル基の保護基として知られた基が挙げられ
る。
一般式[I)で表わされる化合物の塩としては、薬理学
的に許容されるものであればよく、具体的には、たとえ
ば、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属との塩j
マグネシウム、カリウム、ノくリウムなどのアルカリ土
類金属などとの塩が挙げられる。
的に許容されるものであればよく、具体的には、たとえ
ば、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属との塩j
マグネシウム、カリウム、ノくリウムなどのアルカリ土
類金属などとの塩が挙げられる。
また本発明は、一般式〔■〕で表わされる化合物および
その塩の光学異性体、幾何異性体などを包含するもので
あシ、さらにすべての水和物および結晶形をも包含する
ものである。
その塩の光学異性体、幾何異性体などを包含するもので
あシ、さらにすべての水和物および結晶形をも包含する
ものである。
つぎに本発明の化合物またはその塩の製造法について説
明する。
明する。
本発明の化合物またはその塩は、たとえば、つぎの方法
によって製造することができる。
によって製造することができる。
(以下余白)
R5におけるノ10ゲン原子としては、たとえば、フル
オロ、クロロ、ブロモ、ヨードなどを、および保護され
ていてもよいヒドロキシル基としては、たとえば、ヒド
ロキシル、2,2,2−トリクロロエチル芽キシ、2−
ピリジルエチルオキシ、ベンズヒドリルオキシ、p−ニ
トロベンジルオキシ、フェニルオキシなどの基が挙げら
れる。
オロ、クロロ、ブロモ、ヨードなどを、および保護され
ていてもよいヒドロキシル基としては、たとえば、ヒド
ロキシル、2,2,2−トリクロロエチル芽キシ、2−
ピリジルエチルオキシ、ベンズヒドリルオキシ、p−ニ
トロベンジルオキシ、フェニルオキシなどの基が挙げら
れる。
また、R6における保護されたヒドロキシル基の保護基
としては、通常ヒドロキシル基の保護基として知られた
基が挙げられる。
としては、通常ヒドロキシル基の保護基として知られた
基が挙げられる。
一般式[n)および因で表わされる化合物の反応性誘導
体としては、たとえば、ホスホロノ・ライド、ホスホリ
ルイミダゾールまたはホスホリルトリアゾール形などの
反応性誘導体が挙げられる。
体としては、たとえば、ホスホロノ・ライド、ホスホリ
ルイミダゾールまたはホスホリルトリアゾール形などの
反応性誘導体が挙げられる。
上記した一般式〔■〕および因で表わされる化合物並び
にそれらの反応性誘導体は自体公知方法またはそれに準
じた方法によって得ることができる。
にそれらの反応性誘導体は自体公知方法またはそれに準
じた方法によって得ることができる。
つぎに、各製造法を詳説する。
製造法(1)および(2)はほぼ同様の条件で実施する
ことができる。
ことができる。
製造法f1)および(2)における一般式[TI]“ま
たは因で表わされる化合物またはそれらの反応性誘導体
と一般式〔■〕または〔V〕で表わされる化合物との反
応は、反応に不活性な溶媒の存在下まだは不存在下で実
施される。この反応に使用される溶媒としては、たとえ
ば、アセトン、メチルエチ、ルケトンなどのケトン類、
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、アセトニト
リル、プロピオニトリルなどのニトリル類、ベンゼン、
トルエンなどの芳香族炭化水素、ジクロロエタン、塩化
メチレン、クロロホルム、四塩化炭素などのハなどのア
ミド類、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェ
−)、2,2.2−)リクロロエチル種以上混合して使
用してもよい。
たは因で表わされる化合物またはそれらの反応性誘導体
と一般式〔■〕または〔V〕で表わされる化合物との反
応は、反応に不活性な溶媒の存在下まだは不存在下で実
施される。この反応に使用される溶媒としては、たとえ
ば、アセトン、メチルエチ、ルケトンなどのケトン類、
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、アセトニト
リル、プロピオニトリルなどのニトリル類、ベンゼン、
トルエンなどの芳香族炭化水素、ジクロロエタン、塩化
メチレン、クロロホルム、四塩化炭素などのハなどのア
ミド類、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェ
−)、2,2.2−)リクロロエチル種以上混合して使
用してもよい。
業たこの反応は塩基の存在下に行うことができる。ここ
で用いることのできる塩基としては、たとえば、炭酸水
素アルカリ、炭酸アルカリ、酢酸アルカリなどの無機塩
基、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、N、N−ジメチルア
ニリン、N、N−ジエチルアニリン、ピリジン、2,6
−ルチジン、キナルジンなどの有機塩基が挙げられる。
で用いることのできる塩基としては、たとえば、炭酸水
素アルカリ、炭酸アルカリ、酢酸アルカリなどの無機塩
基、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、N、N−ジメチルア
ニリン、N、N−ジエチルアニリン、ピリジン、2,6
−ルチジン、キナルジンなどの有機塩基が挙げられる。
塩基の使用量は一般式[m〕または〔V〕で表わされる
化合物に対して等モル以上である。
化合物に対して等モル以上である。
また、一般式[I[]または因で表わされる化合物を遊
N1酸で使用する場合は適轟な縮合剤を用いることがで
きる。ここで用いることのできる縮合剤としては、たと
えば、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド、N
−シクロヘキシル−N′−モルホリノエチルカルボジイ
ミド、N−シクロヘキシ/l/−N’ (4−ジエチ
ルアミノシクロヘキシル)カルボジイミド、N−エチル
−N’−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ドなどのN、N’−ジ置換カルボジイミド、トリフェニ
ルホスフィン−2,2’−シに:11’)ルジスルフイ
ド、ベンゼンスルホニルクロリド、2,4,6−)リイ
ソブロビルベンゼンスルホニルクロリドなどが挙げられ
る。縮合剤の使用量は、一般式〔■]または〔■で表わ
される化合物に対して等モル以上である。
N1酸で使用する場合は適轟な縮合剤を用いることがで
きる。ここで用いることのできる縮合剤としては、たと
えば、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド、N
−シクロヘキシル−N′−モルホリノエチルカルボジイ
ミド、N−シクロヘキシ/l/−N’ (4−ジエチ
ルアミノシクロヘキシル)カルボジイミド、N−エチル
−N’−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ドなどのN、N’−ジ置換カルボジイミド、トリフェニ
ルホスフィン−2,2’−シに:11’)ルジスルフイ
ド、ベンゼンスルホニルクロリド、2,4,6−)リイ
ソブロビルベンゼンスルホニルクロリドなどが挙げられ
る。縮合剤の使用量は、一般式〔■]または〔■で表わ
される化合物に対して等モル以上である。
また、反応温度および反応時間は特に限定されないが、
−50℃〜100℃、好ましくは水冷下〜室温下で行わ
れ、このとき通常lO分〜48時間で反応は完結する。
−50℃〜100℃、好ましくは水冷下〜室温下で行わ
れ、このとき通常lO分〜48時間で反応は完結する。
そして、一般式〔■〕または因で表わされる化合物また
はそれらの反応性誘導体は、それぞれ一般式〔■〕また
は〔v〕で表わされる化合物に対し等モル以上、好まし
くは1.0〜2.0倍モル使用される。
はそれらの反応性誘導体は、それぞれ一般式〔■〕また
は〔v〕で表わされる化合物に対し等モル以上、好まし
くは1.0〜2.0倍モル使用される。
上記した如く反応を行った後、常法に従って、反応混合
物から一般式団で表わされる化合物を単離し、カラムク
ロマトグラフィーおよび/または再結晶などの操作を施
すことによシ精製することができる。また、立体異性体
が存在する場合は、さらに必要に応じて通常の光学分割
方法に従って異性体tl−尿離することかできる。また
、一般式〔■で表わされる化合物のうちR7が)・ロゲ
ン原子および保護されたヒドロキシル基である場合は、
さらに公知の方法を適用して加水分解または保護基の除
去を施し、一般式[I]で表わされる化合物を得ること
ができる。この場合、一般式CVI)で表わされる化合
物は単離せず直接反応系内で変換させてもよい。
物から一般式団で表わされる化合物を単離し、カラムク
ロマトグラフィーおよび/または再結晶などの操作を施
すことによシ精製することができる。また、立体異性体
が存在する場合は、さらに必要に応じて通常の光学分割
方法に従って異性体tl−尿離することかできる。また
、一般式〔■で表わされる化合物のうちR7が)・ロゲ
ン原子および保護されたヒドロキシル基である場合は、
さらに公知の方法を適用して加水分解または保護基の除
去を施し、一般式[I]で表わされる化合物を得ること
ができる。この場合、一般式CVI)で表わされる化合
物は単離せず直接反応系内で変換させてもよい。
また、一般式[VI]で表わされる化合物の塩としては
、薬理学的に許容されるものであればよく、具体的には
、たとえば、ナトリタム、カリウムなどのアルカリ金属
との塩、マグネシウム、カルシウム、バリウムなどのア
ルカリ土類金属などとの塩が挙げられる。
、薬理学的に許容されるものであればよく、具体的には
、たとえば、ナトリタム、カリウムなどのアルカリ金属
との塩、マグネシウム、カルシウム、バリウムなどのア
ルカリ土類金属などとの塩が挙げられる。
つぎに、一般式CI]で表わされる化合物の塩を得るに
は、反応系内で直接生成している場合は、それを常法に
よシ凰離すればよく、また一般式[I]で表わされる化
合物を遊離の形で得た場合は、医薬に対して繁用される
無機または有機塩基を用いてそれらの塩を生成せしめ常
法に従って単離、精製することによシ一般式CI]で表
わされる化合物の塩を得ることができる。
は、反応系内で直接生成している場合は、それを常法に
よシ凰離すればよく、また一般式[I]で表わされる化
合物を遊離の形で得た場合は、医薬に対して繁用される
無機または有機塩基を用いてそれらの塩を生成せしめ常
法に従って単離、精製することによシ一般式CI]で表
わされる化合物の塩を得ることができる。
なお、これら各製造法における条件は、これに限定され
るものではなく、反応試剤の種類によって適宜選択し得
る。
るものではなく、反応試剤の種類によって適宜選択し得
る。
つぎに、本発明の代表的化合物の薬理作用について述べ
る。
る。
1、抗腫瘍効果
一群8匹のddY系マウス(雄、5週令、体重的25f
)を用いEhrl ich Carcinoma細胞5
X 10’個を鼠蹟部皮下に移植した。生理食塩水に
溶解または懸濁させた被検化合物を移植後1日目から1
日1回6日間腹腔内に連続投与した。対照化合物として
F u d Rを用い、対照群には生理食塩水のみを投
与した・移植後12日月に腫瘍の重量を測定し、生理食
塩水のみを投与した対照群の腫瘍重量に対する比充(”
/c:俤)で抗腫瘍活性を示した。
)を用いEhrl ich Carcinoma細胞5
X 10’個を鼠蹟部皮下に移植した。生理食塩水に
溶解または懸濁させた被検化合物を移植後1日目から1
日1回6日間腹腔内に連続投与した。対照化合物として
F u d Rを用い、対照群には生理食塩水のみを投
与した・移植後12日月に腫瘍の重量を測定し、生理食
塩水のみを投与した対照群の腫瘍重量に対する比充(”
/c:俤)で抗腫瘍活性を示した。
その結果を表−1に示す。
(以下余白)
2、 マウス急性毒性試験
一群5匹のddY系マウス(雄、5週令)に、生理食塩
水に溶解または懸濁させた被検化合物をそれぞれ腹腔内
に1回投与した。投与後14日0にマクスの生死を判定
し、LDso値を算出した。
水に溶解または懸濁させた被検化合物をそれぞれ腹腔内
に1回投与した。投与後14日0にマクスの生死を判定
し、LDso値を算出した。
その結果を表−2に示す。
表−2
以上の結果から明らかなように、本発明の一般式〔1〕
で表わされる化合物およびその塩は優れた抗腫瘍活性を
有し、かつ低毒性であるため抗腫瘍剤として有用な化合
物である。
で表わされる化合物およびその塩は優れた抗腫瘍活性を
有し、かつ低毒性であるため抗腫瘍剤として有用な化合
物である。
本発明の一般式[I]で表わされる化合物およびその塩
を医薬として用いる場合それ自体でまたは医薬上許容さ
れる賦形剤、担体、希釈剤などの添加剤を適宜混合し、
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、注射剤または坐剤な
どの形態で経口的または非経口的に投与できる。投与量
は、通常成人1日あたシl〜500 vq程度であシ、
これを1回または敬回に分けて投与するが、投与量は年
令、体重および症状に応じて適宜選択される。
を医薬として用いる場合それ自体でまたは医薬上許容さ
れる賦形剤、担体、希釈剤などの添加剤を適宜混合し、
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、注射剤または坐剤な
どの形態で経口的または非経口的に投与できる。投与量
は、通常成人1日あたシl〜500 vq程度であシ、
これを1回または敬回に分けて投与するが、投与量は年
令、体重および症状に応じて適宜選択される。
つぎに、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
これに限定されるものではない。
実施例1
スフエート
オキシ塩化リン0.67 Fおよび2,6−ルチジン0
.47Fを無水ジオキサン10dに溶解させ、これに水
冷下で攪拌しながら、1t−1,2−ジノくルミトイル
グリセリン2.50tを無水ジオキサン10ゴに溶解さ
せた溶液を10分を要して滴′ 下する。滴下終了後
、反応液を室温で2時間攪拌する。ついで、この反応液
に5−フルオロ−27−ジオキシ−β−ウリジン0.9
8fおよび2゜6−ルチジン0.47flf加え、室温
で一夜反応させた後、減圧下に反応液を濃縮する。得ら
れた残留物をクロロホルム20−に溶解させ、これに水
10−およびトリエチルアミン2.67Fを加え、水冷
下で1時間攪拌する。さらに反応液を室温で1時間攪拌
した後、希塩酸でpH1,0に調整する。ついで、これ
にメタノール2〇−を加え、有機層を分取し、減圧下に
溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(和光シ
リカゲルC−200、展開溶媒;クロロホルム:メタノ
ール=50:1〜10 : l)でfR辺すれば、白色
無定形状の5−フルオロ−27−ジオキシ−β−ウリジ
ン−5’−(2,3−ジパルミトイルグリセリル)ホス
フェ−)1.26f(収率36俤)を得る。
.47Fを無水ジオキサン10dに溶解させ、これに水
冷下で攪拌しながら、1t−1,2−ジノくルミトイル
グリセリン2.50tを無水ジオキサン10ゴに溶解さ
せた溶液を10分を要して滴′ 下する。滴下終了後
、反応液を室温で2時間攪拌する。ついで、この反応液
に5−フルオロ−27−ジオキシ−β−ウリジン0.9
8fおよび2゜6−ルチジン0.47flf加え、室温
で一夜反応させた後、減圧下に反応液を濃縮する。得ら
れた残留物をクロロホルム20−に溶解させ、これに水
10−およびトリエチルアミン2.67Fを加え、水冷
下で1時間攪拌する。さらに反応液を室温で1時間攪拌
した後、希塩酸でpH1,0に調整する。ついで、これ
にメタノール2〇−を加え、有機層を分取し、減圧下に
溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(和光シ
リカゲルC−200、展開溶媒;クロロホルム:メタノ
ール=50:1〜10 : l)でfR辺すれば、白色
無定形状の5−フルオロ−27−ジオキシ−β−ウリジ
ン−5’−(2,3−ジパルミトイルグリセリル)ホス
フェ−)1.26f(収率36俤)を得る。
融点:170〜175℃(分解)
IR(KBr)cm″″1 : 3420,2910
,284.0,1730゜1700、1660.146
0.1260゜1200.1100,1010 5ON (CDCIs ” CD5OD = 2 :
1 )δ値;0.88(t、6H,J=5Hz)。
,284.0,1730゜1700、1660.146
0.1260゜1200.1100,1010 5ON (CDCIs ” CD5OD = 2 :
1 )δ値;0.88(t、6H,J=5Hz)。
1.02〜1.80 (m 752H) 。
″ 2.lO〜2.60 (m、 6H) p3.8
0〜4.70(m、’8H)。
0〜4.70(m、’8H)。
5−02〜5−36 (m p I H) t6.05
〜6.40 (m 、 IH) p7.76(d、 I
H,J=6Hz) 実施例2 無水ジオキサンのかわシに無水テトラヒドロフランを用
い、実施例1と同様にして表−3の化合物を得た。
〜6.40 (m 、 IH) p7.76(d、 I
H,J=6Hz) 実施例2 無水ジオキサンのかわシに無水テトラヒドロフランを用
い、実施例1と同様にして表−3の化合物を得た。
実yfJ例3
(1)5−フルオロー3’−0−アセチル−2’−デオ
キシ−β−ウリジン−5’−(2、3−ジバルミトイル
グリセリル)ホスフエート オキシ塩化リン0.67fおよび2,6−ルチジン0.
47fを無水テトラヒドロフランlO−に溶解させ、こ
れに水冷下で攪拌しながら、dfi−1,2−ジパルミ
トイルグリセリン2.5Ofを無水テトラヒドロフラン
1ONLtに溶解させた溶液f、lO分を要して滴下す
る。滴下終了後、反応液を室温で2時間攪拌する。つい
で、この反応液に5−フルオロ−3′−〇−アセチルー
2′−デオキシーβ−クリジン1.15Fおよび2,6
−ルチジン0.47ft加え、室温で一夜反応させた後
、減圧下に反応液を濃縮する。得られた残留物をクロロ
ホルム20−に溶解させ、これに水0mlおよびトリエ
チルアミン2.67gを加え冷下で1時間攪拌する。さ
らに反応液を室温で1時攪拌した後、希塩酸でpH1,
0に調整する。これにメタノール20mを加え、有機層
を分取する。減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物を
カラムクロマトグラフィー(和光シリカゲルC−200
、展開溶媒jクロロホルム:メタノール= 50 !
1〜10:l)で精製すれば、白色無定形状の5−フル
オロ−3′−〇−アセチルー2′−デオキシーβ−クリ
ジン−5’−(2,3−ジパルミトイルグリセリル)ホ
スフェート1.29f(収率35%)を得る。
キシ−β−ウリジン−5’−(2、3−ジバルミトイル
グリセリル)ホスフエート オキシ塩化リン0.67fおよび2,6−ルチジン0.
47fを無水テトラヒドロフランlO−に溶解させ、こ
れに水冷下で攪拌しながら、dfi−1,2−ジパルミ
トイルグリセリン2.5Ofを無水テトラヒドロフラン
1ONLtに溶解させた溶液f、lO分を要して滴下す
る。滴下終了後、反応液を室温で2時間攪拌する。つい
で、この反応液に5−フルオロ−3′−〇−アセチルー
2′−デオキシーβ−クリジン1.15Fおよび2,6
−ルチジン0.47ft加え、室温で一夜反応させた後
、減圧下に反応液を濃縮する。得られた残留物をクロロ
ホルム20−に溶解させ、これに水0mlおよびトリエ
チルアミン2.67gを加え冷下で1時間攪拌する。さ
らに反応液を室温で1時攪拌した後、希塩酸でpH1,
0に調整する。これにメタノール20mを加え、有機層
を分取する。減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物を
カラムクロマトグラフィー(和光シリカゲルC−200
、展開溶媒jクロロホルム:メタノール= 50 !
1〜10:l)で精製すれば、白色無定形状の5−フル
オロ−3′−〇−アセチルー2′−デオキシーβ−クリ
ジン−5’−(2,3−ジパルミトイルグリセリル)ホ
スフェート1.29f(収率35%)を得る。
IR(KBr)z−1: 3450. 2910. 2
840. 1735゜1700、 1660. 146
0. 1240゜1200、 1100. 1050.
101015N (CDCj s ’ CDs 00
= 2 : 1 )δ値:0.88 (t 、 6H
,J=5Hz ) 。
840. 1735゜1700、 1660. 146
0. 1240゜1200、 1100. 1050.
101015N (CDCj s ’ CDs 00
= 2 : 1 )δ値:0.88 (t 、 6H
,J=5Hz ) 。
1.02〜L87 (m p 52 H) /1.97
〜2.55(m、 6H)。
〜2.55(m、 6H)。
2.09(s、3H)。
3−88〜4−63 (m 、7 H) p5−02〜
5.43 (m p 2H) p6.12〜6.46(
m71H)7 7.82 (d 、 IH、J=6Hz )上記と同様
にしてっぎの化合物を得た。
5.43 (m p 2H) p6.12〜6.46(
m71H)7 7.82 (d 、 IH、J=6Hz )上記と同様
にしてっぎの化合物を得た。
05−フルオロ−2′−デオキシ−3′−〇−バルミト
イルーβ−ウリジンーダー(2−バルミトイルエチレン
クリコリル)ホスフェート収ぶ816% 融点:175〜177°C IR(KBr)cfn−! : 3450. 2910
. 2840. 1720゜1700、 1660.
1460.1240゜1210、 1170.1110
.1050゜00O NMR(CDC1s ” CDn0D = 2 : 1
) J値:0.89(t、6H,J=5Hz)。
イルーβ−ウリジンーダー(2−バルミトイルエチレン
クリコリル)ホスフェート収ぶ816% 融点:175〜177°C IR(KBr)cfn−! : 3450. 2910
. 2840. 1720゜1700、 1660.
1460.1240゜1210、 1170.1110
.1050゜00O NMR(CDC1s ” CDn0D = 2 : 1
) J値:0.89(t、6H,J=5Hz)。
1.00〜1.80(m、52H)。
2.08〜2.55(m、6H)。
3.85〜4.60 (m y 7 H) p5.12
〜5.40 (m、 IH) 。
〜5.40 (m、 IH) 。
6.06〜6.42 (m J I H) p’7−7
2 (d / l H/ J=6Hz )二監二(1辷
づケシワ)−4/l/ ! IJ −を諧土]土スフエ
ート +11テ得ラレ九5−フルオロ−3′−〇−7セチルー
2′−デオキシーβ−ウリジン−5’−(2,3−ジパ
ルミトイルグリセリル)ホスフェート0.46?をメタ
ノール20mに溶解させ、濃アンモニア水5−を加えて
室温で一夜攪拌する。ついで、減圧下に反応混合物を濃
縮し、残留物をクロロホルム20−およびメタノール2
0mの混合溶媒に溶解させる。これを冷IN塩酸1oI
11tおよび水101dで順次洗浄した後、減圧下に溶
媒を留去し、ベンゼンを加えて共沸脱水を縁シ返せば、
白色無定形状の5−フルオロ−2′−デオキシ−β−ウ
リジン−5’−(2,3−ジパルミトイルグリセリル)
ホスフェ−)0.39P(収率89%)を得る。なお、
このものの物性は実施例1で得られたものの物性と一致
した。
2 (d / l H/ J=6Hz )二監二(1辷
づケシワ)−4/l/ ! IJ −を諧土]土スフエ
ート +11テ得ラレ九5−フルオロ−3′−〇−7セチルー
2′−デオキシーβ−ウリジン−5’−(2,3−ジパ
ルミトイルグリセリル)ホスフェート0.46?をメタ
ノール20mに溶解させ、濃アンモニア水5−を加えて
室温で一夜攪拌する。ついで、減圧下に反応混合物を濃
縮し、残留物をクロロホルム20−およびメタノール2
0mの混合溶媒に溶解させる。これを冷IN塩酸1oI
11tおよび水101dで順次洗浄した後、減圧下に溶
媒を留去し、ベンゼンを加えて共沸脱水を縁シ返せば、
白色無定形状の5−フルオロ−2′−デオキシ−β−ウ
リジン−5’−(2,3−ジパルミトイルグリセリル)
ホスフェ−)0.39P(収率89%)を得る。なお、
このものの物性は実施例1で得られたものの物性と一致
した。
実施例4
イルグリセリル)ホスフェート
オキシ塩化リン0.67 fおよび2,6−ルチジン0
.47fを無水テトラヒドロフラン1OsdK溶解させ
、これに水冷下で攪拌しながら、5−フルオロ−3′−
〇−アセチルー2/ デオキシ−β−クリジン1.2
7fを無水テトラヒドロフランlO−に溶解させた溶液
を10分を要して滴下する。滴下終了後、反応液を室温
で2時間攪拌する。ついで、この反応液にdf−1,2
ニジバルミトイルグリセリン2.28?およヒ2,6−
ルチジン0.47tを加え、室温で一夜反応させた後、
減圧下に反応液を濃縮する。得られた残留物をクロロホ
ルム20mに溶解させ、これに水10dおよびトリエチ
ルアミン2.67tを加え、水冷下で1時間攪拌する。
.47fを無水テトラヒドロフラン1OsdK溶解させ
、これに水冷下で攪拌しながら、5−フルオロ−3′−
〇−アセチルー2/ デオキシ−β−クリジン1.2
7fを無水テトラヒドロフランlO−に溶解させた溶液
を10分を要して滴下する。滴下終了後、反応液を室温
で2時間攪拌する。ついで、この反応液にdf−1,2
ニジバルミトイルグリセリン2.28?およヒ2,6−
ルチジン0.47tを加え、室温で一夜反応させた後、
減圧下に反応液を濃縮する。得られた残留物をクロロホ
ルム20mに溶解させ、これに水10dおよびトリエチ
ルアミン2.67tを加え、水冷下で1時間攪拌する。
さらに、反応液を室温で1時間攪拌した後、希塩酸でp
H1,Oic調整し、メタノール20FrItを加え、
有機層を分取する。減圧下に溶媒を留去し、得られた残
留物をカラムクロマトグラフィー(和光シリカゲルC−
200、展開溶媒iクロロホルム:メタノール=501
1−10:l)で精製すれば、白色無定形状の5−フル
オロ−3’−0−アセチル−2’−デオキシ−β−クリ
ジン−5’−(2,3−ジパルミトイルグリセリル)ホ
スフェ−)0.74P(収率20優)を得る。なお、こ
のものの物性は実施例3−il)で得られたものの物性
と一致した。
H1,Oic調整し、メタノール20FrItを加え、
有機層を分取する。減圧下に溶媒を留去し、得られた残
留物をカラムクロマトグラフィー(和光シリカゲルC−
200、展開溶媒iクロロホルム:メタノール=501
1−10:l)で精製すれば、白色無定形状の5−フル
オロ−3’−0−アセチル−2’−デオキシ−β−クリ
ジン−5’−(2,3−ジパルミトイルグリセリル)ホ
スフェ−)0.74P(収率20優)を得る。なお、こ
のものの物性は実施例3−il)で得られたものの物性
と一致した。
実施例5
2、2.2−トリクロロエチルジクロロホスフェ−)0
,59fを無水ピリジン8IIdに溶解させ、これに水
冷下で攪拌しながう、dfi−1,2−ジパルミトイル
グリセリン1.14 tを無水ピリジンlO−に溶解さ
せた溶液を30分を要して滴下する。滴下終了後、反応
液を室温で4時間攪拌する。ついで、この反応液Vc5
−フルオローゴー〇−アセチル−2′−デオキシ−β−
クリジン0.52Fを加え、室温で一夜反応させた後、
減圧下に反応液を濃縮する。得られた残留物をクロロホ
ルム50−に溶解させ、IN塩酸2〇−2よび水20I
!Ltで順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下に溶媒を留去する。
,59fを無水ピリジン8IIdに溶解させ、これに水
冷下で攪拌しながう、dfi−1,2−ジパルミトイル
グリセリン1.14 tを無水ピリジンlO−に溶解さ
せた溶液を30分を要して滴下する。滴下終了後、反応
液を室温で4時間攪拌する。ついで、この反応液Vc5
−フルオローゴー〇−アセチル−2′−デオキシ−β−
クリジン0.52Fを加え、室温で一夜反応させた後、
減圧下に反応液を濃縮する。得られた残留物をクロロホ
ルム50−に溶解させ、IN塩酸2〇−2よび水20I
!Ltで順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下に溶媒を留去する。
得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(和光シリ
カゲルC−200、展開溶媒ノクロロホルム:メタノー
ル= Zoo + 1〜SO:X )で精製すれば、白
色無定形状の5−フルオロ−3′−〇−アセチルー2′
−デオキシーβ−ウリジン−5’−C(2,3−ジパル
ミトイルグリセリル)−(2,2,2−)リクロロエチ
ル)〕〕ホスフェー 0.56 f (収率30係)を
得る。
カゲルC−200、展開溶媒ノクロロホルム:メタノー
ル= Zoo + 1〜SO:X )で精製すれば、白
色無定形状の5−フルオロ−3′−〇−アセチルー2′
−デオキシーβ−ウリジン−5’−C(2,3−ジパル
ミトイルグリセリル)−(2,2,2−)リクロロエチ
ル)〕〕ホスフェー 0.56 f (収率30係)を
得る。
IR(KBr)cx−1: 2920. 2840.
1730. 1700゜1660、 1460. 12
40. 1200゜1100、 103O NMR(103ON )δ値: 0.89 (t p 6Hp に5Hz ) 。
1730. 1700゜1660、 1460. 12
40. 1200゜1100、 103O NMR(103ON )δ値: 0.89 (t p 6Hp に5Hz ) 。
1.05〜1.89(m、52H)。
2.09 (873H) p
2.12〜2.60 (m p 6 H) 。
4.03〜4.60 (m、 7H) 。
4.63 (d 、 2H,J=7Hz ) 。
5−06〜5.40 (m p 2 H) p6.06
〜6.42(m、IH)。
〜6.42(m、IH)。
7.69(d、IH,J=6Hz)
+2) (1)で得られた5−フルオロ−3′−〇−
アセチルー2′−デオキシーβ−ウリジン−5’−C(
2゜3−ジパルミトイルグリセリル)−(2,2,2−
トリクロロエチル)〕ホスフェート0.4Ofを90’
j酢酸4−に溶解させ、これに亜鉛末0.10tを加え
、室温で2時間攪拌する。ついで、反応液から亜鉛末を
戸別し、亜鉛末を酢酸2−で洗浄した後、p液および洗
浄液を合せて減圧下にamする。得られた残留物をクロ
ロホルムおよびメタノールの混合溶媒(i:i)20m
&C溶解させ、IN塩’fi 5 mおよび水5−で順
次洗浄した後、減圧下に溶媒を留去する。得られた残留
物をカラムクロマトグラフィー(和光シリカ’1kC−
200、展開溶媒Jクロロホルム:メタノール=50:
l 〜10!1 ) で精製すレバ、白色無定形状の
5−フルオロ−a / ++ O−アセチルー2′−デ
オキシ−β−ウリジン−s’−(2,3−ジパルミトイ
ルグリセリル)ホスフェートo、z5fc収率7x1)
を得る。なお、このものの物性は実施例3−(11で得
られたものの物性と一致した。
アセチルー2′−デオキシーβ−ウリジン−5’−C(
2゜3−ジパルミトイルグリセリル)−(2,2,2−
トリクロロエチル)〕ホスフェート0.4Ofを90’
j酢酸4−に溶解させ、これに亜鉛末0.10tを加え
、室温で2時間攪拌する。ついで、反応液から亜鉛末を
戸別し、亜鉛末を酢酸2−で洗浄した後、p液および洗
浄液を合せて減圧下にamする。得られた残留物をクロ
ロホルムおよびメタノールの混合溶媒(i:i)20m
&C溶解させ、IN塩’fi 5 mおよび水5−で順
次洗浄した後、減圧下に溶媒を留去する。得られた残留
物をカラムクロマトグラフィー(和光シリカ’1kC−
200、展開溶媒Jクロロホルム:メタノール=50:
l 〜10!1 ) で精製すレバ、白色無定形状の
5−フルオロ−a / ++ O−アセチルー2′−デ
オキシ−β−ウリジン−s’−(2,3−ジパルミトイ
ルグリセリル)ホスフェートo、z5fc収率7x1)
を得る。なお、このものの物性は実施例3−(11で得
られたものの物性と一致した。
実施例6
ナトリクム=5−フルオロー2′−デオキシ−β−’)
lJシアー5/−(2°−)(ルミトイルエチレング
リコリル)ホスフェート 実施例2で得られた5−フルオロ−2′−デオキシ−β
−クリジン−5’−(2−)くルミトイルエチレンクリ
コリル)ホスフェート0.61ft−蒸留水10dKl
!!濁させ、炭酸水素ナト1Jウム0.084gを加え
て、攪拌下室温で溶解させる。
lJシアー5/−(2°−)(ルミトイルエチレング
リコリル)ホスフェート 実施例2で得られた5−フルオロ−2′−デオキシ−β
−クリジン−5’−(2−)くルミトイルエチレンクリ
コリル)ホスフェート0.61ft−蒸留水10dKl
!!濁させ、炭酸水素ナト1Jウム0.084gを加え
て、攪拌下室温で溶解させる。
ついで、得られた溶液を凍結乾燥すれば、白色無定形状
のナトリウム=5−フルオロー2′−1オキシ−β−ウ
リジン−5’−(’ 2−)くルミトイルエチレンクリ
コリル)ホスフェート0.631(収率99.6係)を
得る。
のナトリウム=5−フルオロー2′−1オキシ−β−ウ
リジン−5’−(’ 2−)くルミトイルエチレンクリ
コリル)ホスフェート0.631(収率99.6係)を
得る。
融点ノ198〜200°C(分解)
IR(KBr)cm−1; 3450. 2925.
2855. 1720゜1710、 1670. 1
530. 1460゜1350、 1260. 123
0. 1075゜1060、 970
2855. 1720゜1710、 1670. 1
530. 1460゜1350、 1260. 123
0. 1075゜1060、 970
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素原子またはC_1_〜_4アルキ
ル基を;m個のR^2は同一もしくは異なつてC_1_
〜_3_0脂肪族カルボン酸残基を;R^3は水素原子
、ヒドロキシル保護基または塩形成陽 イオンを;R^4は水素原子、ヒドロキシル保護基また
はC_1_〜_3_0脂肪族カルボン酸残基を;mおよ
びnは同一もしくは異なつて1また は2をそれぞれ示す。〕 で表わされる5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−
5′−ホスフェート誘導体およびその塩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59212681A JPS6191195A (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | 新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−5′−ホスフエ−ト誘導体およびその塩 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59212681A JPS6191195A (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | 新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−5′−ホスフエ−ト誘導体およびその塩 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6191195A true JPS6191195A (ja) | 1986-05-09 |
JPH0473440B2 JPH0473440B2 (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=16626646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59212681A Granted JPS6191195A (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | 新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−5′−ホスフエ−ト誘導体およびその塩 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6191195A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5032680A (en) * | 1988-02-29 | 1991-07-16 | Kuraray Co., Ltd. | 2'-deoxy-5-fluorouridine derivatives |
WO1992017487A1 (en) * | 1991-04-04 | 1992-10-15 | Toyo Jozo Kabushiki Kaisha | 5'-phosphatidyl-5-fluorouridine derivative |
US7749983B2 (en) | 2006-05-03 | 2010-07-06 | Chimerix, Inc. | Metabolically stable alkoxyalkyl esters of antiviral or antiproliferative phosphonates, nucleoside phosphonates and nucleoside phosphates |
-
1984
- 1984-10-12 JP JP59212681A patent/JPS6191195A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5032680A (en) * | 1988-02-29 | 1991-07-16 | Kuraray Co., Ltd. | 2'-deoxy-5-fluorouridine derivatives |
WO1992017487A1 (en) * | 1991-04-04 | 1992-10-15 | Toyo Jozo Kabushiki Kaisha | 5'-phosphatidyl-5-fluorouridine derivative |
US7749983B2 (en) | 2006-05-03 | 2010-07-06 | Chimerix, Inc. | Metabolically stable alkoxyalkyl esters of antiviral or antiproliferative phosphonates, nucleoside phosphonates and nucleoside phosphates |
US7994143B2 (en) | 2006-05-03 | 2011-08-09 | Chimerix, Inc. | Metabolically stable alkoxyalkyl esters of antiviral or antiproliferative phosphonates, nucleoside phosphonates and nucleoside phosphates |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0473440B2 (ja) | 1992-11-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100343481B1 (ko) | N4-아실-5'-데옥시-5-플루오로시티딘유도체의제조방법 | |
WO1984000759A1 (en) | Desoxyuridine derivatives, processes for their preparation and their use as pharmaceuticals | |
JPS61152694A (ja) | 新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−5′−ホスフエ−ト誘導体およびその塩 | |
HU221808B1 (hu) | Spikamicinszármazékok, eljárás előállításukra és ezeket tartalmazó gyógyszerkészítmények | |
JPH0393787A (ja) | 抗ウイルス活性を有する薬剤、燐脂質誘導体及びその製造方法 | |
JPS6191195A (ja) | 新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−5′−ホスフエ−ト誘導体およびその塩 | |
EP0373485B1 (en) | Pyrimidine 2'-methylidene nucleoside compounds | |
EP0160546A2 (en) | Cephalosporin compounds, and their production, and medicaments containing them | |
JPS61238797A (ja) | 新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−3′−ホスフエ−ト誘導体およびその塩 | |
US4740503A (en) | Novel 5-fluoro-2'-deoxyuridine derivatives and salts thereof, process for producing the same, and antitumor agents containing the same | |
GB2025419A (en) | M 1 d-arabinofuranosylcytosine-5-oleyl phosphate | |
KR0136869B1 (ko) | 2'-메틸리덴피리미딘 뉴클레오시드 화합물, 그의 용도 및 제조방법 | |
JPH0655755B2 (ja) | 新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン−3′−ホスフエ−ト誘導体およびその塩 | |
KR880000704B1 (ko) | 글리 코시드의 제조방법 | |
JPH0153879B2 (ja) | ||
JPH0931092A (ja) | 2’−3’−ジ−o−アシルatpの製造法 | |
EP0355899B1 (en) | Nucleotide derivatives | |
EP0378706B1 (en) | 5-substituted uridine derivatives and intermediates for their preparation | |
US5401726A (en) | 2'methylidenepyrimidine nucleoside compounds, their use and method for production thereof | |
Schmitt et al. | Synthesis of the Optically Active Carbocyclic Analogs of the Four 2′-Deoxyribonucleoside Monophosphates | |
JPS62169797A (ja) | 新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン誘導体およびその塩 | |
JPH01308295A (ja) | 2′―デオキシ―5―フルオロウリジン誘導体、その製造方法及びそれを有効成分として含有する抗腫瘍剤 | |
JPS61271298A (ja) | 新規な5−フルオロ−2′−デオキシウリジン誘導体およびその塩 | |
JPH02157292A (ja) | 2’−デオキシ−2’−メチリデンピリミジンヌクレオチド化合物 | |
JP3101474B2 (ja) | 4’−デメチル−4−ホルミルメチル−4−デソキシ−4−エピポドフィロトキシン誘導体の製造法 |