JPS6189837A - 内装材用紙製段ボ−ル基材 - Google Patents
内装材用紙製段ボ−ル基材Info
- Publication number
- JPS6189837A JPS6189837A JP21229784A JP21229784A JPS6189837A JP S6189837 A JPS6189837 A JP S6189837A JP 21229784 A JP21229784 A JP 21229784A JP 21229784 A JP21229784 A JP 21229784A JP S6189837 A JPS6189837 A JP S6189837A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liner
- corrugated
- base material
- core
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は自動車等の乗り物を始めとして、各種建築物に
用いられる内装材用の紙製段ボール基材に関する。
用いられる内装材用の紙製段ボール基材に関する。
従来の技術
自動車のルーフトリムやドアトリム等の内装材には、微
小な通気孔を形成して吸音効果を狙った紙製段ボールを
基材としたものが各種知られている。この紙製段ボール
基材の構造を第3.4図によって説明すると、段ボール
基材1は波形中芯2と、該波形中芯20両側面に貼合し
たライナー3とからなシ、これら波形中芯2とライナー
3とはポリエチレンフィルム等からなるホットメルトシ
ート4で接着しである。この段ボール基材1は図外の熱
プレス装置で加熱、加圧成形することにより、この熱プ
レス過程でホットメルトシート4が軟化、溶融し、型成
形後ホットメルトシート4が固化することによって所定
形状を保つ。前記段ボール基材1には吸音効果を付与す
るために吸音用の通気孔5を形成しであるが、波形中芯
2.ライナー3に予め通気孔を形成しておいたのでは波
形中芯2とライナー3との接着時あるいは基材1の型成
形時にホットメルトシート4で孔が塞がれてしまうため
、通常は基材1の型成形時、あるいは成形後にニードル
パンチで基材1を突き破って前述の通気孔5を形成する
ようにしている。図中Fは表皮材を示す。この類似構造
は、例えば実開昭59−87936号公報に示されてい
る。
小な通気孔を形成して吸音効果を狙った紙製段ボールを
基材としたものが各種知られている。この紙製段ボール
基材の構造を第3.4図によって説明すると、段ボール
基材1は波形中芯2と、該波形中芯20両側面に貼合し
たライナー3とからなシ、これら波形中芯2とライナー
3とはポリエチレンフィルム等からなるホットメルトシ
ート4で接着しである。この段ボール基材1は図外の熱
プレス装置で加熱、加圧成形することにより、この熱プ
レス過程でホットメルトシート4が軟化、溶融し、型成
形後ホットメルトシート4が固化することによって所定
形状を保つ。前記段ボール基材1には吸音効果を付与す
るために吸音用の通気孔5を形成しであるが、波形中芯
2.ライナー3に予め通気孔を形成しておいたのでは波
形中芯2とライナー3との接着時あるいは基材1の型成
形時にホットメルトシート4で孔が塞がれてしまうため
、通常は基材1の型成形時、あるいは成形後にニードル
パンチで基材1を突き破って前述の通気孔5を形成する
ようにしている。図中Fは表皮材を示す。この類似構造
は、例えば実開昭59−87936号公報に示されてい
る。
・発明が解決しようとする問題点
段ポール基材1にその型成形時、あるいは型成形後ニー
ドルパンチで通気孔5を突き破り形成するため、段ボー
ル基材1の厚みにより通気孔5を完全に穿けられなかっ
たり、波形中芯2.ライナー3のパリがスプリングバッ
クによって通気孔5を塞ぐ傾向にあって、吸音効果を損
なってしまう不具合があった。
ドルパンチで通気孔5を突き破り形成するため、段ボー
ル基材1の厚みにより通気孔5を完全に穿けられなかっ
たり、波形中芯2.ライナー3のパリがスプリングバッ
クによって通気孔5を塞ぐ傾向にあって、吸音効果を損
なってしまう不具合があった。
そこで、本発明は波形中芯、ライナーに予め通気孔を打
抜き成形することができ、しかも、これら波形中芯とラ
イナーとの接着強度を損なうことなく通気性、従って、
吸音性を十分に確保することができる内装材用紙製段ボ
ール基材を提供するものである。
抜き成形することができ、しかも、これら波形中芯とラ
イナーとの接着強度を損なうことなく通気性、従って、
吸音性を十分に確保することができる内装材用紙製段ボ
ール基材を提供するものである。
問題点を解決するための手段
ライナーと波形中芯とにそれぞれ吸音用の通気孔を打抜
き成形し、これらライナーと波形中芯とを、少くとも表
面が低融点の熱可塑性樹脂である繊維からなる通気性を
有する布状の接着材を介在させて加熱、加圧して接着し
である。ここで低融点とは、完成した内装材が熱せられ
る最高温度よシは高い温度であることが好ましく、実際
には約100℃以上が好ましい。又、製形性の点からは
160℃以下が好ましい。
き成形し、これらライナーと波形中芯とを、少くとも表
面が低融点の熱可塑性樹脂である繊維からなる通気性を
有する布状の接着材を介在させて加熱、加圧して接着し
である。ここで低融点とは、完成した内装材が熱せられ
る最高温度よシは高い温度であることが好ましく、実際
には約100℃以上が好ましい。又、製形性の点からは
160℃以下が好ましい。
作用
接着材は加熱2加圧時に繊維相互の接触している部分で
被膜同志が融着し、ライナー、波形中芯に対しては繊維
が接触している部分で被膜が融着してライナーと被形中
芯とを接着し、接着材自体の繊維間々隙はそのまま保た
れて通気性を確保し、ライナー、波形中芯の通気孔の閉
塞を回避する。
被膜同志が融着し、ライナー、波形中芯に対しては繊維
が接触している部分で被膜が融着してライナーと被形中
芯とを接着し、接着材自体の繊維間々隙はそのまま保た
れて通気性を確保し、ライナー、波形中芯の通気孔の閉
塞を回避する。
実施例
以下1本発明の実施例を図面と共に詳述する。
第1図において、ライナー3および波形中芯2には予め
通気孔5A、5Bをポンチ等によシ打抜き成形してあシ
、これらライナー3と波形中芯2とを通気性を有する布
状の接着材6を介在させて、例えば図外の熱プレス装置
による型成形時に加熱。
通気孔5A、5Bをポンチ等によシ打抜き成形してあシ
、これらライナー3と波形中芯2とを通気性を有する布
状の接着材6を介在させて、例えば図外の熱プレス装置
による型成形時に加熱。
加圧して接着しである。
接着材6は表面を低融点の熱可塑性樹脂で被膜処理した
BS系繊維と称せられている繊維7を、繊維相互間に十
分な通気を行える間隔をおいて交絡、散在させ%あるい
は編織して布状に成形しである。
BS系繊維と称せられている繊維7を、繊維相互間に十
分な通気を行える間隔をおいて交絡、散在させ%あるい
は編織して布状に成形しである。
前記繊維7は具体的には第2図に示すように、高融点(
例えば165〜170℃)の熱可塑性樹脂からなる繊維
コア8の表面を、低融点(例えば80〜110℃)の熱
可塑性樹脂の被膜9で処理されている。
例えば165〜170℃)の熱可塑性樹脂からなる繊維
コア8の表面を、低融点(例えば80〜110℃)の熱
可塑性樹脂の被膜9で処理されている。
このような布状の接着材6によれば、段ボール基材1の
熱プレス成形時に、加熱によって繊維相互の接触してい
る部分で被膜9同志が融着して、繊維コア8は原形をと
どめて繊維相互間の間隙を保って接着材6の通気性を確
保し、ライナー3゜波形中芯2に対しては前記tR維7
がライナー3゜波形中芯2に接触している部分で被膜9
が融着して、該ライナー3と波形中芯2とを接着する。
熱プレス成形時に、加熱によって繊維相互の接触してい
る部分で被膜9同志が融着して、繊維コア8は原形をと
どめて繊維相互間の間隙を保って接着材6の通気性を確
保し、ライナー3゜波形中芯2に対しては前記tR維7
がライナー3゜波形中芯2に接触している部分で被膜9
が融着して、該ライナー3と波形中芯2とを接着する。
従って、以上の実施例構造によれば、ライナー3および
波形中芯2に予め通気孔5A、5Bを打抜き成形してあ
っても、接着材6自体が通気性を有しているため、接着
時に前記通気孔5A、5Bが塞がれることはなく、段ボ
ール基材1全体として通気性を十分に確保することがで
きて高い吸音効果を得ることができる。また、ホットメ
ルトシート利用の場合と同様に段ボール基材1の熱プレ
ス成形と同時にライナー3と波形中芯2とを接着するこ
とができ、かつ、接着材6の冷却、同化によシ確実に保
形できるので成形性を何等損なうことはない。更に、通
常、ライナー3と波形中芯2の波形頂部との間に波形中
芯2のスプリングバック等によって部分的に間隙が生じ
てしまうため、従来のホットメルトシートのようなフィ
ルム状接着材では前記間隙部分で非接着部が生じてしま
うのであるが、布状の接着材6によれば繊維7の交絡あ
るいは編織によシ厚み幅があシ、しかも、柔軟に圧縮し
得るのでライナー3と中芯2の波形頂部間Q間隙を埋め
て両者を接着することができるので非接着部が生じるこ
とがなく、接着強度を高められるのである。
波形中芯2に予め通気孔5A、5Bを打抜き成形してあ
っても、接着材6自体が通気性を有しているため、接着
時に前記通気孔5A、5Bが塞がれることはなく、段ボ
ール基材1全体として通気性を十分に確保することがで
きて高い吸音効果を得ることができる。また、ホットメ
ルトシート利用の場合と同様に段ボール基材1の熱プレ
ス成形と同時にライナー3と波形中芯2とを接着するこ
とができ、かつ、接着材6の冷却、同化によシ確実に保
形できるので成形性を何等損なうことはない。更に、通
常、ライナー3と波形中芯2の波形頂部との間に波形中
芯2のスプリングバック等によって部分的に間隙が生じ
てしまうため、従来のホットメルトシートのようなフィ
ルム状接着材では前記間隙部分で非接着部が生じてしま
うのであるが、布状の接着材6によれば繊維7の交絡あ
るいは編織によシ厚み幅があシ、しかも、柔軟に圧縮し
得るのでライナー3と中芯2の波形頂部間Q間隙を埋め
て両者を接着することができるので非接着部が生じるこ
とがなく、接着強度を高められるのである。
発明の効果
以上のように本発明によれば、ライナー、波形中芯には
予め通気孔を打抜き成形しであるので孔径の狭搾変化は
なく、シかも、接滑材自体に通気性があるのでこれら通
気孔を閉塞することがなく、従って、吸音効果を一段と
高めることができる。
予め通気孔を打抜き成形しであるので孔径の狭搾変化は
なく、シかも、接滑材自体に通気性があるのでこれら通
気孔を閉塞することがなく、従って、吸音効果を一段と
高めることができる。
また、接着材は布状に形成されて柔軟に圧縮変化し得る
厚みを有しているため、波形中芯の波形頂部とライナー
との間に部分的に間隙が生じていても接着材がこの間隙
を埋めて確実に接着することができ、接着強度を高める
ことができるという実用上多大な効果を有する。
厚みを有しているため、波形中芯の波形頂部とライナー
との間に部分的に間隙が生じていても接着材がこの間隙
を埋めて確実に接着することができ、接着強度を高める
ことができるという実用上多大な効果を有する。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は接着
材の繊維の拡大図、第3図は従来の構造を示す断面図、
第4図は第3図の■範囲部の拡大図である。 1・・・段ボール基材、2・・・波形中芯、3・・・ラ
イナー、5A、5B・・・通気孔、6・・・接着材、7
・・・繊維、80@繊維コア、9・・・被膜。 第1図
材の繊維の拡大図、第3図は従来の構造を示す断面図、
第4図は第3図の■範囲部の拡大図である。 1・・・段ボール基材、2・・・波形中芯、3・・・ラ
イナー、5A、5B・・・通気孔、6・・・接着材、7
・・・繊維、80@繊維コア、9・・・被膜。 第1図
Claims (1)
- (1)ライナーと波形中芯とにそれぞれ吸音用の通気孔
を打抜き成形し、これらライナーと波形中芯とを、少く
とも表面が低融点の熱可塑性樹脂である繊維からなる通
気性を有する布状の接着材を介在させて加熱、加圧して
接着したことを特徴とする内装材用紙製段ボール基材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21229784A JPS6189837A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | 内装材用紙製段ボ−ル基材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21229784A JPS6189837A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | 内装材用紙製段ボ−ル基材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6189837A true JPS6189837A (ja) | 1986-05-08 |
JPH0363511B2 JPH0363511B2 (ja) | 1991-10-01 |
Family
ID=16620243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21229784A Granted JPS6189837A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | 内装材用紙製段ボ−ル基材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6189837A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4957377U (ja) * | 1972-08-26 | 1974-05-21 | ||
JPS5837156A (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-04 | Daido Steel Co Ltd | 胴材 |
-
1984
- 1984-10-09 JP JP21229784A patent/JPS6189837A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4957377U (ja) * | 1972-08-26 | 1974-05-21 | ||
JPS5837156A (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-04 | Daido Steel Co Ltd | 胴材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0363511B2 (ja) | 1991-10-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |