JPS61897A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は１台又は複数台の電子キャッシュレジスタを
使用して商品の販売データを登録処理する商品販売デー
タ処理システムに関する。

［発明の技術的背景とその問題点］ 従来、商品販売データ処理システムにおいては、キャッ
シャーがキー操作するか又はコードスキャナーを使用し
て商品に付された商品コードを読取らせるかして商品の
販売データを登録していた。

従って、従来では登録の為の入力操作を常にキャッシャ
ーが行なうことになり、キャッシャーの仕事量が多くな
る欠点があった。このため、例えばコードスキャナーに
よる商品コードの読取り操作を客に行なってもらうこと
が考えられるが、しかし、このようにした場合、キャッ
シャーは客が不正を行なわないかどうかを監視する必要
が生じ、このため席を一時的に離れることもできず作業
上類わしさが生じる問題がある。

［発明の目的］ この発明はこのような問題を解決するために為されたも
ので、キャッシャーの仕事量を軽減することができ、し
かもキャッシャーによる監視無しで客の不正を確実に防
止できる商品販売データ処理システムを提供することを
目的とする。

Ｌ発明の概要〕 この発明は商品の＠量を計量する第１、第２のスケール
と、前記商品に予め付された商品コードを読取るコード
スキャナーとを設け、第１のスケールによる計量値を第
１のスケール指示値メモリに格納するとともに第２のス
ケールによる計量値を第２のスケール指示値メモリに格
納し、また、第１のスケール指示値メモリの内容が変化
したときその変化量を第１のスケール変化量メモリに格
納するとともに第２のスケール指示値メモリの内容が変
化したときその変化量を第２のスケール変化量メモリに
格納し、第１のスケール変化ｍメモリの内容と第２のス
ケール変−化ωメモリの内容とを比較し、この両内容が
一致したときコードスキャナーによって読み取られた商
品コードに基づいて予め設定されている単価を読出し、
その単価を商品の売上金額として単品登録処理するよう
にしたものである。

［発明の実施例］ 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。な
お、この実施例はこの発明を電子キャッシュレジスタ単
体に適用したものについて述べる。

第１図は全体の構成を示す斜視図で、１は上面に商品の
重囲を計量する第１のスケール２及び第２のスケール３
を互いに所定の間隔を開けて設けるとともに、その各ス
ケール２．３の間に定置式のコードスキャナー４を設け
てなるサッカ一台である。５は前記第１、第２のスケー
ル２．３及びコードスキャナー４とケーブル（図示せず
）を介して接続された電子キャッシュレジスタである。

第２図は回路構成を示すブロック図で、前記キャッシュ
レジスタ５はＣＰｔＪ　（中央処理装＠）６を有し、そ
のＣＰＵ６にＲＯＭ（リード・オンリー・メモリ）７及
びＲＡＭ　（ランダム・アクセス・メモリ）８をアドレ
ス・パスライン９、データ・パスライン１０、コントロ
ールライン１１を介して接続している。また、前記ＣＰ
Ｕ６に前記第１、第２のスケール２．３からのデータを
入力処理するスケールインターフェース１２及び前記コ
ードスキャナー４からのデータを入力ｆｆ１Ｊｌするス
キャナーインターフェース１３を前記データ・パスライ
ン１０、コントロールライン１１を介して接続している
。また、前記ＣＰＵ６にプリンタ・ドロワインターフェ
ース１４、ディスプレイインターフェース１５及びキー
ボードインターフェース１６を前記データ・パスライン
１０．コントロールライン１１を介して接続している。

前記プリンタ・ドロワインターフェース１４はレシート
やジャーナルへの印字動作を行なうプリンタ１７にプリ
ントデータを出力する制御を行なうとともにドロ９１８
を開放制御する。前記ディスプレイインターフェース１
５はディスプレイ１つに対して表示データの出力制御を
行なう。前記キーボードインターフェース１６はキーボ
ード２０からキー信号の入力制御を行なう。前記ＣＰｔ
Ｊ６は前記ＲＯＭ７に格納されているプログラムデータ
に基づいて前記ＲＡ　Ｍ　８、各インターフェース１２
．１３．１４．１５．１６をそれぞれ制御する。

前記ＲＡＭ８には第３図に示すように、各商品毎に予め
付された商品コードを格納した商品コードエリアＭ１、
各商品の名前を格納した商品名エリアＭ２、各商品の単
価を格納した単価エリアＭ３．各商品の売上点数を累計
する売上点数エリアＭ４、各商品の売上金額を累計する
売上金額エリアＭ５からなる単品登録メモリ８１、前記
第１のスケール２での計量によって得られる計量値を格
納する第１のスケール指示値メモリ８２、前記第２のス
ケール３での計量によって得られる計量値を格納する第
２のスケール指示値メモリ８３、前記第１のスケール２
での計量値変化量を格納する第１のスケール変化量メモ
リ８４、前記第２のスケール３での計量値変化量を格納
する第２のスケール変化量メモリ８５、前記コードスキ
ャナー４によって読み込まれた商品コードを格納するス
キャニングデータメモリ８６、前記第１のスケール２に
よる最初の計量値を格納するスケール初期メモリ８７、
その他ワークメモリ８８、現金合計器８９などが設けら
れている。

前記キーボード２０には第４図に示すようにｒｏＯＪ　
ｒＯＪ　　ｒｌＪ〜「９」の置数キーに１、単品登録の
ためのＰＬＵキーに２、クリアキーＫＢ、単品登録をし
めるための現計キーに４．合計を表示だめの小計キーに
５　、両替のための替キーに６などが設けられている。

前記ＣＰＵ６は前記ＲＯＭ７のプログラムデータに基づ
いて第５図に示す制卸を行なっている。

すなわち、前記第１のスケール２に客の買上げる商品の
全てが載置されるとその第１のスケール２から計量値を
最込んで前記第１のスケール指示値メモリ８２に格納す
る。なお、この場合商品が簡に入れられているときには
籠の重量を差引いたものが計量値となる。続いてその第
１のスケール指示値メモリ８２の内容をスケ−ル指示メ
モリ８７及びワークメモリ８８にも格納する。また、第
２のスケール３から計量１直を取込んで前記第２のスケ
ール指示値メモリ８３に格納する。このときの計量値は
ゼロになっている。この状態で第１のスケール２の計量
値を第１のスケール指示値メモリ８２に格納する処理を
くり返しつつ第１のスケール指示値メモリ８２の内容が
ワークメモリ８８の内容と異なるのをチェックする。す
なわち、これは第１のスケール２から商品の１個が取ら
れるのをチェックすることになる。第１のスケール指示
値メモリ８２の内容がワークメモリ８８の内容と異なる
ようになるとワークメモリ８８の内容から第１のスケー
ル指示値メモリ８２の内容を減算して計量値の変化量を
求め、その変化量を前記第１のスケール変化量メモリ８
４に格納する。続いて前記第２のスケール指示値メモリ
８３の内容をワークメモリ８８に格納する。この状態で
前記コードスキャナー４による商品コードの読取りが行
われたか否かをチェックし、読取りが行われると読み取
った商品コードをスキャニングデータメモ９８６に格納
する。この状態で第２のスケール３の計量値を第２のス
ケール指示値メモリ８３に＋８納する処理をくり返しつ
つ第２のスケール指示値メモリ８３の内容がワークメモ
リ８８の内容と異なるのをチェックする。すなわち、こ
れは第２のスケール２にスキャニングが終了した商品が
載せられるのをチェックすることになる。第２のスケー
ル指示値メモリ８３の内容がワークメモリ８８の内容と
異なるようになるとワークメモリ８８の内容から第２の
スケール指示値メモリ８３の内容を減算して計量値の変
化量を求め、その変化■を前記第２のスケール変化量メ
モリ８５に格納する。

そして前記第１のスケール変化量メモリ８４の内容と第
２のスケール変化量メモリ８５の内容とを比較し、同内
容が一致しなければスキャンした商品が正しく載置られ
ていず別の商品が載せられたと判断してエラー処理する
。このエラー処理においてはランプやブザーなどによっ
てキャッシャーに知らせるようにすればよい。このエラ
ー処理を解除するにはキーボード２０のクリアキーに３
を操作すればよい。前記第１のスケール変化量メモリ８
４の内容と第２のスケール変化量メモリ８５の内容とが
一致したときにはスキャニングデータメモリ８６に格納
されている商品コードによって単品登録メモリ８１をサ
ーチし、該当する商品コードが格納されているメモリの
単価エリアＭ３、売上点数エリアＭ４、売上金額エリア
Ｍ５から単価、売上点数、売上金額のデータを呼出し、
売上点数に＋１して新たな売上点数にするとともに売上
金額に単価を加算して新たな売上金額とし、その更新し
た売上点数及び売上金額を前記売上点数エリアＭ４、売
上金額エリアＭ５にそれぞれ格納して商品１１！ｌｉｌ
の登録処理を行なう。次に前記第２のスケール指示値メ
モリ８３の内容と前記スケール初期メモリ８７の内容と
を比較し、この同内容が一致しない限りは商品のスキャ
ニングが終了していないと判断して処理を前述した第１
のスケール指示値メモリ８２の内容をワークメモリ８８
に格納する処理に戻し、次の商品のスキャニング操作に
備え−る。前記第２のスケール指示値メモリ８３の内容
と前記スケール初期メモリ８７の内容とが一致したとき
には客によるスキャニング操作が全ての商品について終
了したと判断して前記ディスプレイ１つに客の買上げた
全商品の合計金額を表示させる。この後前記キーボード
２０の現計キーに４のキー人力があると前記現金合計器
８９に合計金額を累計し、かつ前記プリンタ１７を駆動
してレシートを発行する。

この様に構成された本発明実施例装置においては商品に
付された商品コードをコードスキャナー４で読取ること
によって単品登録処理が行なえ、キーボード２０上のキ
ーを全く操作する必要が無いので、登録操作が簡単とな
る。しかも、商品をコードスキャナー４で読み取らせる
操作は客が行なうので、キャッシャーの仕事量を軽減す
ることができる。まト、客による商品コードの読取り操
作においては先ず客が買上げる全商品を第１のスケール
２に載せ、続いて第１のスケールから商品を１個ずつ取
ってコードスキャナー４で商品コードを読取らせ、それ
が終了すると商品を第２のスケール３に載せるようにし
ている。そしてこの操作において第１のスケール２から
商品を取る毎にその計量値の変化量を検出し、またその
商品を第２のスケール３に載せる毎にその計量値の変化
量を検出し、第１のスケール２での計量値の変化量と第
２のスケール３での計量値の変化量とを比較して両方の
変化ｍが一致しないときは同一の商品が第１のスケール
２から第２のスケール３に正しく移されていない、すな
わち何か不正が行われたと判断してエラー処理するよう
にしている。従って、キャッシャーは席を離れていても
客の不正を容易に知ることができ不正による登録を防止
することができる。このようにキャッシャーは客の操作
を常に監視する必要がなく作業上の煩わしさはない。

なお、前記実施例はこの発明を電子キャッシュレジスタ
単体のものに適用した場合について述べたが必ずしもこ
れに限定されるものではなく、例えば電子キャッシュレ
ジスタをＰＯＳターミナルとして複数使用し、その各キ
ャッシュレジスタをファイルメモリを持つターミナルコ
ントローラで制御する、いわゆるＰＯＳシステムにも適
用することができ、この場合単品登録メモリをターミナ
ルコントローラのファイルメモリに設けてもよい。

［発明の効果］ 以上詳述したようにこの発明によれば、キャッシャーの
仕事量を軽減することができ、しかもキャッシャーによ
る監視無しで客の不正を確実に防止できる商品販売デー
タ処理システムを提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示すもので、第１図は全体の構
成を示す斜視図、第２図はブロック図、第３図はＲＡＭ
の主なメモリ構成を示す図、第４図はキーボード図、第
５図はＣＰＵによる単品登録処理を示す流れ図である。 ２・・・第１のスケール、３・・・第２のスケール、４
・・・コードスキャナー、５・・・電子キャッシュレジ
スタ、６・・・ＣＰｔＪ　（中央処理装置）、７・・・
ＲＯＭ（リード・贅ンリー・メモリ）、８・・・ＲＡＭ
　（ラング、　　クセス・メモリ）、１９・・・ディス
プレイ、８１・・・単品登録メモリ、８２・・・第１の
スケール指示値メモリ、８３・・・第２のスケール指示
値メモリ、８４・・・第１のスケール変化量メモリ、８
５・・・第２のスケール変化量メモリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 商品の重量を計量する第１、第２のスケールと、前記商
   品に予め付された商品コードを読取るコードスキャナー
   と、前記第１のスケールによる計量値を格納する第１の
   スケール指示値メモリと、前記第２のスケールによる計
   量値を格納する第２のスケール指示値メモリと、前記第
   １のスケール指示値メモリの内容が変化したときその変
   化量を格納する第１のスケール変化量メモリと、前記第
   ２のスケール指示値メモリの内容が変化したときその変
   化量を格納する第２のスケール変化量メモリと、前記第
   １のスケール変化量メモリの内容と前記第２のスケール
   変化量メモリの内容とを比較し、この両内容が一致した
   とき前記コードスキャナーによって読み取られた商品コ
   ードに基づいて予め設定されている単価を読出し、その
   単価を商品の売上金額として単品登録処理する手段とを
   設けたことを特徴とする商品販売データ処理システム。