JPS6186224A - 模様入りコンド−ムの製造方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の技術分野 この発明は模様入りコンドーム、詳しくは所望する任意
の模様入りコンドームの製造方法とその装置に関する。

（ロ）技術の背景 コンドームの製造は一般に浸漬法が採用されており、コ
ンドーム形状の製造型をゴムラテックスの液槽に浸漬し
て引き上げ、製造型の表面にゴムラテックスの薄膜を付
着させ、これを乾燥した後製造型から剥離して製品とす
る。

そして、コンドームを着色させるには、ゴムラテックス
の溶液中に着色液を予め混入する方法。

ゴムラテックスの液槽に製造型を浸漬して引き上げた後
、着色液を外側から吹き付ける方法等が採られているが
、いずれも所望する任意の模様出しが出来ず、係る技術
の開発が望まれている。

（ハ）従来技術と問題点 従来の模様出し技術としては、特公昭５７−５５０５８
号に示されるコンドームの着色方法がある。

これは、コンドームに着色液を付着させた後、空気を吹
き付け、付着した着色液を散らす方法であるが、所望す
る任意の模様出しが出来ない欠点があった。

仁）発明の目的 そこで本発明は、所望する任意の模様出しが簡単に行な
い得て、而も模様が薄れたり、剥がれたりすることの無
い模様入りコンドームの製造方法とその装置を提供する
ものである。

（ホ）発明の構成 この目的を達成する為の第一の本発明は、コンドーム製
造型をゴムラテックス浸漬槽に浸漬して引き上げ、該製
造型の表面にゴム薄膜を形成して乾燥させる工程と、所
望の模様をくり抜いた覆板の外側よりゴム薄膜が付着し
た前記製造型に向けて着色液を吹き付ける工程と、その
後再び該製造型をゴムラテックス浸漬槽に浸漬して引き
上げ、ゴム薄膜を新たに形成して乾燥させる工程とを順
次経させることにより模様入りコンドームを製造する方
法であり、第二の発明は、コンドーム製造型を垂下状態
で移送する無端へルトコンヘアと、このベルトコンベア
の走行途中にあって適宜の間隔で配置されるゴムラテッ
クスの第一浸漬槽及び第二浸漬槽と、此等浸漬槽の中間
にあって前記第一浸漬槽でゴム薄膜が付着された製造型
に近接配置された所望の模様がくり抜いてある覆板の外
側より該製造型へ向けて着色液を吹き付ける噴射ノズル
を有する模様転写手段とから成る模様入りコンドームの
製造装置である。

（へ）発明の実施例 以下に本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。

第１図において、１はコンドーム製造型を矢視方向に移
送する無端ベルトコンベアで、製造型は該コンベアに垂
下状態で適宜の間隔で多数本配設されている。２は前記
無端ベルトコンベアｌの走行途中に配置されたゴムラテ
ックスの第−浸漬槽で、製造型はこの第一浸漬槽でゴム
ラテックスを付着してから引き上げられ、乾燥工程を経
た後、模様転写手段３の中を通過して所望する任意の着
色液が吹き付けられ、その後再びゴムラテックスの第二
？＋？Ｒ槽４でゴムラテックスが付着される。

即ち、本発明により製造されるコンドームは、第一薄膜
と第二薄膜との間に着色模様を介在させた三層構造から
成り、これにより模様が薄れたり、剥がれたりするのを
防いでいる。

第二浸漬槽４から引き上げられた製造型は、前記第一浸
漬槽２から引き上げられた時と同様の乾燥工程を経た後
、薄膜が反転して剥離されて所望のコンドームが出来上
がる。

前記模様転写手段３は、第２図に示される如く製造型５
の湾曲面と略同−の曲面を有する覆板６７が製造型５を
挾んで対向配置され、その外側に着色液槽１０から延び
る噴射ノズル８．９が夫々配置されている。覆板６，７
には図示しない任意形状の（り抜き穴が形成されており
、通過する製造型５に向けて該覆板６，７の外側から着
色液が吹き付けられる。

即ち、覆板６．７のくり抜き大模様が製造型５の表面に
付着しているゴム薄膜に転写される。

模様の変更は、予め所望する模様にくり抜かれた覆板６
，７を取り替えれば良い。

尚、本実施例の場合、５１板６，７を製造型５を挾んで
対向して設けであるが、片側のみでも良いし、形状は問
わない。又、図示されていないが、着色液槽１０には着
色液を噴射ノズル８，９へ圧送する手段が設けである。

（ト）発明の効果 以上の構成に係る本発明によれば、製造型の表面に付着
したゴム薄膜の表面に任意の模様が簡単に転写でき、而
も着色した後再び製造型を？ｌ　？Ｒｉｆｆに入れてゴ
ム薄膜を形成するから、模様が薄れたり、剥がれたりす
ることが無く、きれいな模様入りのコンドームを製造す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は製造工程を示
す概略図、第２図は模様転写手段の概略図である。 ｌ・・・無端ベルトコンヘア、２・・・’Ａ　　？＋漬
槽、３・・・模様転写手段、４・・・第二浸漬槽、５・
・・製造型、６，７・・・覆板、８．９・・・噴射ノズ
ル、１０・・・着色液槽、１１゜１２．１３・・・スプ
ロケット。 第１図 １ス 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）コンドーム製造型をゴムラテックス浸漬槽に浸漬
   して引き上げ、該製造型の表面にゴム薄膜を形成して乾
   燥させる工程と、所望の模様をくり抜いた覆板の外側よ
   りゴム薄膜が付着した前記製造型に向けて着色液を吹き
   付ける工程と、その後再び該製造型をゴムラテックス浸
   漬槽に浸漬して引き上げ、ゴム薄膜を新たに形成して乾
   燥させる工程とを順次経ることを特徴とする模様入りコ
   ンドームの製造方法。
2. （２）コンドーム製造型を垂下状態で移送する無端ベル
   トコンベアと、このベルトコンベアの走行途中にあって
   適宜の間隔で配置されるゴムラテックスの第一浸漬槽及
   び第二浸漬槽と、此等浸漬槽の中間にあって前記第一浸
   漬槽でゴム薄膜が付着された製造型に近接配置された所
   望の模様がくり抜いてある覆板の外側より該製造型へ向
   けて着色液を吹き付ける噴射ノズルを有する模様転写手
   段とから成ることを特徴とする模様入りコンドームの製
   造装置。