JPS61168553A - 硝子器物の加飾方法 - Google Patents
硝子器物の加飾方法Info
- Publication number
- JPS61168553A JPS61168553A JP490985A JP490985A JPS61168553A JP S61168553 A JPS61168553 A JP S61168553A JP 490985 A JP490985 A JP 490985A JP 490985 A JP490985 A JP 490985A JP S61168553 A JPS61168553 A JP S61168553A
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- Japan
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- glassware
- colorless
- colored
- inorganic pigment
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- Pending
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- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は無色硝子器物の艶消し加工面に無機質顔料を着
色させることからなる硝子器物の加飾方法に関する。
色させることからなる硝子器物の加飾方法に関する。
[従来の技術]
硝子器物への着色加飾方法としては、エナメル焼付加工
、無機顔料印刷焼付加工、負金属焼付加工、蒸着加工、
スライン加工、ラスター加工、転写紙貼付焼付加工など
がある。また有機塗料を用いて加飾する事も行なわれて
いる。
、無機顔料印刷焼付加工、負金属焼付加工、蒸着加工、
スライン加工、ラスター加工、転写紙貼付焼付加工など
がある。また有機塗料を用いて加飾する事も行なわれて
いる。
一方、硝子器物に艶消し加工を行う方法として酸液を用
いて腐蝕する70スト加工、研磨材を吹付けて行うサン
ドブラスト加工または砥石による摺り加工などがある。
いて腐蝕する70スト加工、研磨材を吹付けて行うサン
ドブラスト加工または砥石による摺り加工などがある。
同様に色硝子器物に艶消し加工を施して濃い色調を出す
加飾方法もある。硝子表面に着色加飾を行う場合、一般
には平滑な硝子表面上に上記のような着色を行う事が多
いが、一部の加飾を除き前記艶消し面上に着色加飾を施
すこと、も行なわれている。
加飾方法もある。硝子表面に着色加飾を行う場合、一般
には平滑な硝子表面上に上記のような着色を行う事が多
いが、一部の加飾を除き前記艶消し面上に着色加飾を施
すこと、も行なわれている。
前記加飾法の中で、淡い色調を出す加飾法としてよく行
なわれている色硝子に艶消し加工を行う方法について説
明すると、これは赤、緑などで作られた色硝子器物に対
して弗酸などの酸液によって腐蝕即ちフロスト加工を行
うか、又は研磨材吹付けによるサンドブラスト加工によ
って硝子器物表面の艶消し処理を行うものである。その
結果硝子表面の凹凸反射によって白さが加わることにな
り、色硝子素材のもつ色の強度が減殺されて淡い色調の
効果を生ずるものである。
なわれている色硝子に艶消し加工を行う方法について説
明すると、これは赤、緑などで作られた色硝子器物に対
して弗酸などの酸液によって腐蝕即ちフロスト加工を行
うか、又は研磨材吹付けによるサンドブラスト加工によ
って硝子器物表面の艶消し処理を行うものである。その
結果硝子表面の凹凸反射によって白さが加わることにな
り、色硝子素材のもつ色の強度が減殺されて淡い色調の
効果を生ずるものである。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら前述のような各種の着色の方法は、無色硝
子器物に対して淡く柔らかな印象をもつ品物を製作する
には不向きであった。即ちそれが平滑な硝子表面上に着
色されたものであれ、又は艶消し面上に着色加工を施し
たものであれ、例えば印刷法で行った場合、一般に付着
顔料層が厚い事、或いは顔料が不透明である事などによ
り、淡く柔らかな感じを出す事は困難であった。また蒸
着法による薄膜着色は平滑な硝子面に於て虹彩を生ぜし
めものであり、淡く柔らかな感じを出す目的に合わない
。更に透明性をもつ有機インクによる着色は付着強度や
耐候性など実用性の点で劣っている。一方、色硝子素材
に艶消し加工を施して淡い色調を作り出す方法は当然目
的の色硝子素材を使わなければならず多種類の色調を作
り出す事は一般に困難であり、容易に色調変化に対応出
来ず、製造費用もかさむものである。また色硝子は素材
全体が着色しているため部分@的、多色着色、或いはぼ
かし着色などが難しく、主として単一色の着色、艶消し
となるため、後加工による自由な着色加飾が困難である
。このため、本発明は無色の硝子器物を加飾するに対し
従来困難であった淡く柔らかで上品な感じの加飾量を容
易に製造することを目的とするものである。
子器物に対して淡く柔らかな印象をもつ品物を製作する
には不向きであった。即ちそれが平滑な硝子表面上に着
色されたものであれ、又は艶消し面上に着色加工を施し
たものであれ、例えば印刷法で行った場合、一般に付着
顔料層が厚い事、或いは顔料が不透明である事などによ
り、淡く柔らかな感じを出す事は困難であった。また蒸
着法による薄膜着色は平滑な硝子面に於て虹彩を生ぜし
めものであり、淡く柔らかな感じを出す目的に合わない
。更に透明性をもつ有機インクによる着色は付着強度や
耐候性など実用性の点で劣っている。一方、色硝子素材
に艶消し加工を施して淡い色調を作り出す方法は当然目
的の色硝子素材を使わなければならず多種類の色調を作
り出す事は一般に困難であり、容易に色調変化に対応出
来ず、製造費用もかさむものである。また色硝子は素材
全体が着色しているため部分@的、多色着色、或いはぼ
かし着色などが難しく、主として単一色の着色、艶消し
となるため、後加工による自由な着色加飾が困難である
。このため、本発明は無色の硝子器物を加飾するに対し
従来困難であった淡く柔らかで上品な感じの加飾量を容
易に製造することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するため、本発明は色硝子素材などを使
用せずに、無色硝子の艶消し面上に無機質顔料を均一で
極く薄い着色層を付着形成させることによつJ、淡く柔
らかな色調をもつ加飾量を製造するようにしたものであ
る。すなわち本発明は無色硝子器物の外表面に微細な艶
消し凹凸加工を施した後、当該硝子表面に液状の無機質
顔料を噴霧、付着させて焼付けし着色させることを特徴
とするものである。
用せずに、無色硝子の艶消し面上に無機質顔料を均一で
極く薄い着色層を付着形成させることによつJ、淡く柔
らかな色調をもつ加飾量を製造するようにしたものであ
る。すなわち本発明は無色硝子器物の外表面に微細な艶
消し凹凸加工を施した後、当該硝子表面に液状の無機質
顔料を噴霧、付着させて焼付けし着色させることを特徴
とするものである。
[実施例1
次に図面に基づいて本発明を具体的に説明する。
第1図はタンブラ−のごとき無色硝子器物の外表面に液
状の無機質顔料を吹付けている状態の斜視図、第2図は
部分的拡大断面図である。
状の無機質顔料を吹付けている状態の斜視図、第2図は
部分的拡大断面図である。
先づ被加飾方法タンブラ−1に弗酸などの酸液を用いた
70スト処理により外側全面に微細な艶消し加工を行な
い表面を清浄に保つ。しかる後タンブラ−を回転させな
がらスプレーガン3により冷間用ラスター液2をタンブ
ラ−全外表面に、適量を比較的薄く均一に噴霧し塗布す
る。ついで当該タンブラ−を焼付炉で500〜60G’
C位の温度で焼付した後、徐冷して着色加飾量を得る。
70スト処理により外側全面に微細な艶消し加工を行な
い表面を清浄に保つ。しかる後タンブラ−を回転させな
がらスプレーガン3により冷間用ラスター液2をタンブ
ラ−全外表面に、適量を比較的薄く均一に噴霧し塗布す
る。ついで当該タンブラ−を焼付炉で500〜60G’
C位の温度で焼付した後、徐冷して着色加飾量を得る。
また、タンブラ−の表面に微細な艶消し加工を行った後
、当タンブラー表面に粘着シール材で絵柄模様のマスク
を軽く貼付け、しかる後前記うズター液を噴霧付着させ
、マスクを剥してから焼付ることによって第3図のごと
く絵柄模様部分4が抜き模様となって一層魅力のある着
色加飾量を得る。
、当タンブラー表面に粘着シール材で絵柄模様のマスク
を軽く貼付け、しかる後前記うズター液を噴霧付着させ
、マスクを剥してから焼付ることによって第3図のごと
く絵柄模様部分4が抜き模様となって一層魅力のある着
色加飾量を得る。
前記実施例ではタンブラ−1の全外表面を艷消し加工後
、スプレーガンを用いて真表面全面にラスター液を噴霧
したが、場合によっては艶消し加工は全面でなく部分的
に行なってもよく、またラスター液塗布も艶消し部分全
体でなくとも効果的な加飾量は得られる。一方マスクを
施して絵柄模様をつける場合は、前記実施例のような抜
き模様に限らず、逆にステンシル型のマスクを被せるこ
とによって着色模様の加飾量を得ることが出来る。
、スプレーガンを用いて真表面全面にラスター液を噴霧
したが、場合によっては艶消し加工は全面でなく部分的
に行なってもよく、またラスター液塗布も艶消し部分全
体でなくとも効果的な加飾量は得られる。一方マスクを
施して絵柄模様をつける場合は、前記実施例のような抜
き模様に限らず、逆にステンシル型のマスクを被せるこ
とによって着色模様の加飾量を得ることが出来る。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、色硝子素地を使わずに硝
子器物の艶消し加工面にラスターのような無機質顔料を
噴霧、塗布、焼付することによって淡く、柔らかで上品
な落着きのある加飾量を得ることが出来て硝子器物に従
来にない付加価値を与えることが出来る。またこの方法
は色硝子を用いては困難な多色の着色が可能であると共
に、量産廃品にも適し安価な製造費用で加飾することが
出来る。
子器物の艶消し加工面にラスターのような無機質顔料を
噴霧、塗布、焼付することによって淡く、柔らかで上品
な落着きのある加飾量を得ることが出来て硝子器物に従
来にない付加価値を与えることが出来る。またこの方法
は色硝子を用いては困難な多色の着色が可能であると共
に、量産廃品にも適し安価な製造費用で加飾することが
出来る。
第1図は全面に艶消し加工を施した無色硝子器物の外面
に液状無機質顔料を塗布している状態の斜視図、第2図
は艶消し硝子器物の表面に無機質顔料が焼付、融着して
いる状態の拡大断面図、第3図は抜き模様をもつ着色前
飾品の斜視図である。 1・・・無色艶消しタンブラ−く無色硝子器物)、2・
・・冷間ラスター液(液状無機質顔料)、3・・・スプ
レーガン、4・・・抜き模様。
に液状無機質顔料を塗布している状態の斜視図、第2図
は艶消し硝子器物の表面に無機質顔料が焼付、融着して
いる状態の拡大断面図、第3図は抜き模様をもつ着色前
飾品の斜視図である。 1・・・無色艶消しタンブラ−く無色硝子器物)、2・
・・冷間ラスター液(液状無機質顔料)、3・・・スプ
レーガン、4・・・抜き模様。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 無色硝子器物の外表面に微細な艶消し凹凸加工を施
した後、当該硝子表面に液状の無機質顔料を噴霧、付着
、焼付けして着色させることを特徴とする硝子器物の加
飾方法。 2 微細な艶消し凹凸加工を施した無色硝子器物の外表
面にあらかじめ絵柄模様のマスクを施し、しかる後液状
の無機質顔料を噴霧、付着、焼付けして着色させること
により当該絵柄模様部分を抜き模様又は着色模様として
いる特許請求の範囲第1項記載の硝子器物の加飾方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP490985A JPS61168553A (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 | 硝子器物の加飾方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP490985A JPS61168553A (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 | 硝子器物の加飾方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61168553A true JPS61168553A (ja) | 1986-07-30 |
Family
ID=11596765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP490985A Pending JPS61168553A (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 | 硝子器物の加飾方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61168553A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100315482B1 (ko) * | 1999-11-02 | 2001-11-30 | 서태식 | 투명유리컵의 금박코팅방법 |
WO2019032067A3 (en) * | 2017-04-28 | 2019-03-07 | T.C. Istanbul Medipol Universitesi | SYSTEM USED IN DESIGN APPLICATIONS |
-
1985
- 1985-01-17 JP JP490985A patent/JPS61168553A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100315482B1 (ko) * | 1999-11-02 | 2001-11-30 | 서태식 | 투명유리컵의 금박코팅방법 |
WO2019032067A3 (en) * | 2017-04-28 | 2019-03-07 | T.C. Istanbul Medipol Universitesi | SYSTEM USED IN DESIGN APPLICATIONS |
US11524915B2 (en) | 2017-04-28 | 2022-12-13 | T.C Istanbul Medipol Üniversitesi | System used in design applications |
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