JPH09255367A - 装飾ガラス容器とその装飾加工方法 - Google Patents
装飾ガラス容器とその装飾加工方法Info
- Publication number
- JPH09255367A JPH09255367A JP10062096A JP10062096A JPH09255367A JP H09255367 A JPH09255367 A JP H09255367A JP 10062096 A JP10062096 A JP 10062096A JP 10062096 A JP10062096 A JP 10062096A JP H09255367 A JPH09255367 A JP H09255367A
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- JP
- Japan
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- glass container
- ornamental
- satin
- container
- thin film
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/22—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with other inorganic material
- C03C17/23—Oxides
- C03C17/245—Oxides by deposition from the vapour phase
- C03C17/2456—Coating containing TiO2
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2218/00—Methods for coating glass
- C03C2218/10—Deposition methods
- C03C2218/15—Deposition methods from the vapour phase
- C03C2218/152—Deposition methods from the vapour phase by cvd
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2218/00—Methods for coating glass
- C03C2218/30—Aspects of methods for coating glass not covered above
- C03C2218/31—Pre-treatment
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成でデザイン的にも引き立ち、しか
も、コスト的に安価な装飾ガラス容器とその装飾加工を
提供する。 【解決手段】 ガラス容器（１）の表面に、エッチング
やサンドブラストによって梨地加工して細かい凹凸
（２）にする。この梨地加工面に文字、図柄（３）を印
刷し、全体を金属蒸着膜（４、４４）を形成する。これ
によりデザイン的に深みあるすぐれたものを得るように
した。金属蒸着膜をアルミ蒸着にした場合はさらに保護
としてクリヤラッカ塗装（５）するのがよい。
も、コスト的に安価な装飾ガラス容器とその装飾加工を
提供する。 【解決手段】 ガラス容器（１）の表面に、エッチング
やサンドブラストによって梨地加工して細かい凹凸
（２）にする。この梨地加工面に文字、図柄（３）を印
刷し、全体を金属蒸着膜（４、４４）を形成する。これ
によりデザイン的に深みあるすぐれたものを得るように
した。金属蒸着膜をアルミ蒸着にした場合はさらに保護
としてクリヤラッカ塗装（５）するのがよい。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は装飾ガラス容器と
その装飾加工方法に係り、特に化粧瓶などに用いて好適
なものに関する。
その装飾加工方法に係り、特に化粧瓶などに用いて好適
なものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば図４に示す要部拡大断面正
面図のように化粧瓶などガラス容器本体１に装飾デザイ
ン塗装するには、ガラスビーズ（ガラス粉末）Ｇを未乾
燥状態の下地塗装面Ｔにまぶして光線の乱反射を利用す
ることにより表面の深みを出し、その上に文字、図柄Ｍ
をシルク印刷し、さらに透明なクリヤラッカ塗装Ｒをし
て一部の文字、図柄に金属箔Ｈの熱転写できわだたせる
ようにしている。
面図のように化粧瓶などガラス容器本体１に装飾デザイ
ン塗装するには、ガラスビーズ（ガラス粉末）Ｇを未乾
燥状態の下地塗装面Ｔにまぶして光線の乱反射を利用す
ることにより表面の深みを出し、その上に文字、図柄Ｍ
をシルク印刷し、さらに透明なクリヤラッカ塗装Ｒをし
て一部の文字、図柄に金属箔Ｈの熱転写できわだたせる
ようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
装飾加工方法では、材料コストや加工に手間がかかり、
容器自体も高価なものとなってしまう問題がある。
装飾加工方法では、材料コストや加工に手間がかかり、
容器自体も高価なものとなってしまう問題がある。
【０００４】この発明の目的は、簡単な構成でデザイン
的に引き立ち、しかもコスト的に安価な装飾ガラス容器
とその装飾加工方法に提供しようとするものである。
的に引き立ち、しかもコスト的に安価な装飾ガラス容器
とその装飾加工方法に提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決しようとする手段】この発明は、従来のビ
ーズに代わる機能をガラス表面に形成すると共に、金属
膜の形成方法に工夫を加えることによって達成できる。
ーズに代わる機能をガラス表面に形成すると共に、金属
膜の形成方法に工夫を加えることによって達成できる。
【０００６】
【発明の実施の形態】上記課題を解決する実施手段とし
ては、ガラス容器の表面の少なくとも一部に梨地加工
し、この梨地加工面に所定の文字、図柄を印刷したあ
と、金属蒸着薄膜を形成してなるものである。この金属
蒸着薄膜が二酸化チタンであるのがよい。また、装飾加
工方法としては次の工程で達成できる。 １ ガラス容器の表面の少なくとも一部を梨地にする。 ２ この梨地加工面に所定の文字、図柄などを印刷す
る。 ３ この印刷部分を含めて少なくとも梨地加工面に金属
蒸着薄膜を形成する。
ては、ガラス容器の表面の少なくとも一部に梨地加工
し、この梨地加工面に所定の文字、図柄を印刷したあ
と、金属蒸着薄膜を形成してなるものである。この金属
蒸着薄膜が二酸化チタンであるのがよい。また、装飾加
工方法としては次の工程で達成できる。 １ ガラス容器の表面の少なくとも一部を梨地にする。 ２ この梨地加工面に所定の文字、図柄などを印刷す
る。 ３ この印刷部分を含めて少なくとも梨地加工面に金属
蒸着薄膜を形成する。
【０００７】このようにすると、梨地加工面に金属蒸着
薄膜を形成することで、ガラスビーズをまぶした表面を
同様な効果が得られ、文字、図柄部分への金属箔の熱転
写などの工程を削除することができる。
薄膜を形成することで、ガラスビーズをまぶした表面を
同様な効果が得られ、文字、図柄部分への金属箔の熱転
写などの工程を削除することができる。
【０００８】
【実施例】次に、この発明の一実施例の構成を図１に示
す要部拡大断面正面図で説明する。同図において、１は
ガラス製化粧瓶本体で、首部を除いて表面が全体にエッ
チングまたはサンドブラストなどによって梨地加工さ
れ、細い凹凸面２となっている。この梨地加工面にシル
ク印刷などによって文字（デザイン図柄文字）３が形成
される。このとき、下方の小さい文字３ａは乱反射を防
いで見やすくするためにマット感を出すインクで印刷さ
れる。この本体を真空蒸着槽にセットし、アルミ蒸着す
ることによりアルミ膜４を形成する。その上、さらに保
護のためクリヤラッカ５で塗装してなるものである。
す要部拡大断面正面図で説明する。同図において、１は
ガラス製化粧瓶本体で、首部を除いて表面が全体にエッ
チングまたはサンドブラストなどによって梨地加工さ
れ、細い凹凸面２となっている。この梨地加工面にシル
ク印刷などによって文字（デザイン図柄文字）３が形成
される。このとき、下方の小さい文字３ａは乱反射を防
いで見やすくするためにマット感を出すインクで印刷さ
れる。この本体を真空蒸着槽にセットし、アルミ蒸着す
ることによりアルミ膜４を形成する。その上、さらに保
護のためクリヤラッカ５で塗装してなるものである。
【０００９】このようにすると、梨地加工面の細い凹凸
があたかもガラスビーズと同等な効果となってデザイン
的に非常に深みのあるものが得られる。
があたかもガラスビーズと同等な効果となってデザイン
的に非常に深みのあるものが得られる。
【００１０】図２は、他の実施例の要部拡大断面正面図
であって、アルミ蒸着膜の代わりに二酸化チタン薄膜４
４をイオンプレーティング法によって形成したもので、
この薄膜は０、０１ないし０、１μｍと非常に薄いもの
で透明感を失うものでなく、見る位置によっては彩色相
に変化が生じ、メタリックに輝き、見る姿勢によって
は、にじ色に輝くなど美的感性にすぐれたものとなる。
しかも、二酸化チタン薄膜４４は紫外線によって光触媒
作用するため、容器の防汚効果があるし、容器内容液体
の変質も防止できる。
であって、アルミ蒸着膜の代わりに二酸化チタン薄膜４
４をイオンプレーティング法によって形成したもので、
この薄膜は０、０１ないし０、１μｍと非常に薄いもの
で透明感を失うものでなく、見る位置によっては彩色相
に変化が生じ、メタリックに輝き、見る姿勢によって
は、にじ色に輝くなど美的感性にすぐれたものとなる。
しかも、二酸化チタン薄膜４４は紫外線によって光触媒
作用するため、容器の防汚効果があるし、容器内容液体
の変質も防止できる。
【００１１】この発明の装飾加工方法をまとめると、図
３に示すようなものとなる。すなわち、ガラス本体の表
面に梨地加工する工程（Ａ）、この梨地加工面に文字、
図柄を印刷する工程（Ｂ）、この印刷部分を含めて少な
くとも梨地加工面に金属蒸着膜を形成する工程（Ｃ），
そして保護として全体をクリヤラッカで塗装する工程
（Ｄ）とからなる。なお、二酸化チタン薄膜４４で処理
される場合は、上記のクリヤラッカ塗装は除くことがで
きる。上記ガラス容器は化粧瓶に限定されるものでな
く、他の家庭用小物用品にも採用することは可能であ
る。
３に示すようなものとなる。すなわち、ガラス本体の表
面に梨地加工する工程（Ａ）、この梨地加工面に文字、
図柄を印刷する工程（Ｂ）、この印刷部分を含めて少な
くとも梨地加工面に金属蒸着膜を形成する工程（Ｃ），
そして保護として全体をクリヤラッカで塗装する工程
（Ｄ）とからなる。なお、二酸化チタン薄膜４４で処理
される場合は、上記のクリヤラッカ塗装は除くことがで
きる。上記ガラス容器は化粧瓶に限定されるものでな
く、他の家庭用小物用品にも採用することは可能であ
る。
【００１２】
【発明の効果】この発明は、上述のように従来のように
下地塗装後、未乾燥状態でガラスビーズをまぶして凹凸
感を出すのに対し、容器本体に細い凹凸面を形成して金
属蒸着薄膜を組み合わせて同等の効果を出すようにした
ので、構成が簡単で材料や加工コストの低減が図れ実用
上有利なものとなる。
下地塗装後、未乾燥状態でガラスビーズをまぶして凹凸
感を出すのに対し、容器本体に細い凹凸面を形成して金
属蒸着薄膜を組み合わせて同等の効果を出すようにした
ので、構成が簡単で材料や加工コストの低減が図れ実用
上有利なものとなる。
【図１】本発明の装飾ガラス容器の一実施例の要部拡大
断面平面図である。
断面平面図である。
【図２】同他の実施例の要部拡大断面平面図である。
【図３】本発明の装飾ガラス容器の装飾加工方法の工程
図である。
図である。
【図４】従来の装飾ガラス容器の要部拡大断面正面図で
ある。
ある。
１ ガラス製化粧瓶本体 ２ 凹凸面（梨地加工面） ３ 文字、図柄 ４ アルミ蒸着膜 ５ クリヤラッカー塗装面 ４４ 二酸化チタン薄膜 Ａ 梨地加工工程 Ｂ 印刷工程 Ｃ 金属蒸着膜形成工程 Ｄ 塗装工程
Claims (3)
- 【請求項１】 ガラス容器の表面の少なくとも一部に梨
地加工し、この梨地加工面に所定の文字、図柄などを印
刷したあと、金属蒸着薄膜を形成してなる装飾ガラス容
器。 - 【請求項２】 前記金属蒸着薄膜が二酸化チタンである
請求項１に記載の装飾ガラス容器。 - 【請求項３】 次の工程からなる装飾ガラス容器の装飾
加工方法。 １ ガラス容器の表面の少なくとも一部を梨地にする。 ２ この梨地加工面に所定の文字、図柄などを印刷す
る。 ３ この印刷部分を含めて少なくとも梨地加工面に金属
蒸着薄膜を形成する。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10062096A JPH09255367A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 装飾ガラス容器とその装飾加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10062096A JPH09255367A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 装飾ガラス容器とその装飾加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09255367A true JPH09255367A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14278893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10062096A Pending JPH09255367A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 装飾ガラス容器とその装飾加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09255367A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001009051A1 (en) * | 1999-07-29 | 2001-02-08 | Zima A.S. | Decorative coating |
| KR20110087911A (ko) * | 2010-01-27 | 2011-08-03 | 엘지전자 주식회사 | 가전기기용 외장 패널 및 그 제조 방법 |
| CN110809567A (zh) * | 2017-06-27 | 2020-02-18 | Ｎｉｓｓｈａ株式会社 | 装饰玻璃面板及其制造方法 |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP10062096A patent/JPH09255367A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001009051A1 (en) * | 1999-07-29 | 2001-02-08 | Zima A.S. | Decorative coating |
| KR20110087911A (ko) * | 2010-01-27 | 2011-08-03 | 엘지전자 주식회사 | 가전기기용 외장 패널 및 그 제조 방법 |
| CN110809567A (zh) * | 2017-06-27 | 2020-02-18 | Ｎｉｓｓｈａ株式会社 | 装饰玻璃面板及其制造方法 |
| US10981368B2 (en) | 2017-06-27 | 2021-04-20 | Nissha Co., Ltd. | Decorative glass panel and manufacturing method therefor |
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