JPS6185724A - 電気接触子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は電気接触子、特に、電磁接触器および電磁継
電器等における電気接触子に関するものである。

（従来技術〕 第１図は電気接触子の概要を示すもので、中央部を略コ
字形に折曲げ九台金１の両端面に接点２を取付けている
。

従来、上記の接点２は第２図に示すように接点部材３の
一面にベースメタル４をクラッドし、このベースメタル
４の接合面に形成したグロジエクション５を利用して、
台金１上にロウ付、ｉ＠接等の手段で接合している。

第３図は上記接点２の作υ方の１例を示す斜視図で、テ
ープ状の接点部材３の一面にベースメタル４をクラッド
して接点素材を形成し、この接点素材を所定の長さに切
断して接点としている。

ところが、上記の接点を用いる電気接触子では、要求さ
れる電路遮断特性を確保しかつアークによる接点消耗に
も強くするために、電気接触子の円滑な動き、つｔ＃）
、動作特性などの他の特性を若干犠牲にしても接点部材
３の厚みを厚くしているのが現状である。従って、銀を
主体とする接点部材の使用量が多く高価になるという欠
点があった。

〔発明の概要〕

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めＫなされたもので、ベースメタルでアークを引きつけ
るように構成することによシ、接点のアーク消耗を少な
くし該アーク消耗が片寄って生じても使用可能な電気接
触子を提供することにある。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面について説明する。第
４図はこの発明の電気接触子に用いる接点２０の正面図
で、下面を凸円弧状に形成した接点部材３の該下面にベ
ースメタル４をクラッドし、このベースメタル４を接点
部材３０両側方へ突出させて該突出部６の厚みを接点部
材側へ厚くした構成である。

第５図は上記接点２０の作〕方の１例を示すもので、前
記第３図と同じ作シ方である。つまシ、下面を幅方向に
凸円弧状に形成したテープ状の接点部材３の該下面にベ
ースメタル４を該接点部材の両側方へ突出させ、かつ、
この突出部６の厚みが上記接点部材側（厚くなるように
クラッドして接点素材を形成する。そして、この接点素
材を所定の長さく切断して接点２０とし、第６図に示す
ように接点２０を台金１にロウ付、ｆａ接等の手段で接
合して電気接触子を構成する。

なお、上記の実施例では接点部材３の両側方にベースメ
タル４を突出させたものを示したが、接点部材３０片側
にベースメタル４を突出させてもよい。また、ベースメ
タル４としてはアークを吸収しやすく台金との接合性の
よいものを用いる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、下面を凸円弧状にし
た接点部材の該下面にクラッドしたベースメタルを該接
点部材の何方へ突出するように構成したので、電路遮断
時に発生するアークはベースメタルの側方突出部に吸収
されて迅速に切断され、接点部材を消耗することが少な
くなる。また、接点部材が対向接点部材との関係によっ
て、中央部が他の部分に比べて消耗量が多くな夛、著し
く片寄った不均一な消耗が生じても接点部材は中央部の
厚みが厚いので使用不能となることはない。

この結果、銀を主体とする高価な接点部材の使用量を大
幅に削減できると共に接点部材には電気特性、ベースメ
タルにはアーク吸収特性および接合特性のように各々の
部材に夫々優れた特性を発揮させることによ〕、接点ま
わシの機構を大幅に改善することができるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は電気接触子の概要を示す斜視図、第２図は従来
の電気接触子に用いられている接点の正面図、第３図は
その接点の作シ方の説明図、第４図はこの発明の電気接
触子に用いる接点の正面図、第５図はその接点の作シ方
の説明図、第６図はこの発明の一実施例による電気接触
子を示す一部の斜視図である。 １・・・台金、２＃２０・・・接点、３・・・接点部材
、４・・・ベースメタル、５・・・プａジエクション、
８・・・突出部。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　下面を凸円弧状に形成した接点部材の該下面にベース
   メタルをクラッドし、このベースメタルを前記接点部材
   の側方へ突出させて突出部の厚みを該接点部材側へ厚く
   した接点と、この接点を接合した台金と、を備えた電気
   接触子。