JPS6185455A - フラザンオキシドと遷移金属との塩を含有するゴム組成物 - Google Patents

フラザンオキシドと遷移金属との塩を含有するゴム組成物

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JPS6185455A
JPS6185455A JP60204554A JP20455485A JPS6185455A JP S6185455 A JPS6185455 A JP S6185455A JP 60204554 A JP60204554 A JP 60204554A JP 20455485 A JP20455485 A JP 20455485A JP S6185455 A JPS6185455 A JP S6185455A
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JP
Japan
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rubber
transition metal
oxide
mixture
metal salt
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Application number
JP60204554A
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English (en)
Inventor
デビツド・ピー・テイト
ダニエル・エフ・グレイブズ
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Bridgestone Firestone Inc
Original Assignee
Firestone Tire and Rubber Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L21/00Compositions of unspecified rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/35Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having also oxygen in the ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring

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  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は未硬化の(uncured)フラザンオキシド
ゴム、該ゴムの該ゴムを含むゴム組成物への改善された
処理方法、及びタイヤの回転(rol−1i ng)抵
抗の減少方法に関するものである。更に詳細には、本発
明は芳香族フラザンオキシドを含むゴム組成物の特性の
改善方法及び望ましくない臭いの減少方法、並びに該ゴ
ム組成物及び強化用充てん剤(flller)の混合物
を加硫することによシ製造される充てんされた加硫物(
vuleani−zate)に関するものである。
ゴム組成物は一般に硬化及び/′または使用する前に種
々の他の物質と配合する(combine)か、または
[調合する(compound)Jことは公知である。
これらの添加される物質のあるものは使用式れる最終生
成物の特性を改善し、一方他のものは未硬化の組成物の
処理特性を改善する。ある場合において、両方の効果を
達成し得る。またかくて使用される無機性及び有機性の
両方の種々の化学薬品、顔料及び他の物質を所望の、ま
たは有害な効果を生成させる九めに種々の方法で作用さ
せることができる。ここに使用されるゴム処理及び材料
に関する更に詳細は例えばジョ/・ウィリー・アンド・
サンズ(John W目ay  and 5ons)、
ニュー・ヨーク出版の重合体科学・技術百科辞典(En
cyclopadii  of  Polymer  
5cienceand  Technology)(1
970)の殊に第121280頁及びバンダービル)−
ゴム・ハンド/ック(The  Vanderhilt
  RubberHandbook)、K、T、バンダ
ービルト会社、ノーウオーク(Norwalk)、コネ
テイカット、06855(196B)の殊に6.7.8
.9及び11部参照。
加硫剤、可塑剤、増址剤、充てん刑、顔料等は一般にゴ
ム金型中で硬化または加硫して有用な製品を生成させ得
るように硬1じ可能なゴム組成物に配合する。成形及び
硬化前に処理助剤(aid) tゴム化合物に含めるこ
とがしばしば必要である。
これらの処理助剤は主に硬化されるゴムの特性に重大な
悪影響を及ぼさずにゴム化合物の成分の混合、処理中の
ゴムの処理性、ゴムの型またはミル(mill)からの
剥離性、タック(tack)及びグリーン(green
)強さを改善するものである。
カーがン・ブラックはゴム組成物に使用され、そしてゴ
ム組成物に対するその特性及び効果に従って広く変えら
れる。ゴム組成物において、カーざン・ブラックは強化
用充てん剤として使用される0種々の特性を有するチャ
ンネル(channel)及びツアーネス(furna
ce)タイプの多くのカーボン・ブラックが使用され、
その理由はこのものが種々の望ましい特性をゴムに与え
るからである。
ベンゾフラン酸化物並びにその同族体及び異性体は公知
の化合物でアシ、そしてこれらのもの及びその製造方法
に関する多くの文献が見られる。
例えばカウフマン(Kaufman)らによる「ケミカ
ル・レビュー(Chemical  Reviews)
J、第59巻、429頁以下(1959)及びマロリー
(Mailory)らによる有機合成(Or gan 
l cSyntheiia)全集第4巻、74及び75
頁、ジ:iンー’yイ’)−・アンドーサンズ、ニュー
・ヨーク(1965)参照、また次の米国特許は種々の
タイプのフラザンオキシドの製造方法全記載する:ファ
ー(Fahンによる米国特許第4.185゜018号;
ショー(Shaw)による米国特許第3゜52111.
098号;及びチル・ホースト(Te rHorst)
による米国特許第2,424,199号。
従来の7ラザンオキシド及び関連する化合物の記述を考
慮する際に、これらの化合物に使用される名称はある部
分においてその構造及び主に異性体形に関する不明確さ
により一致していなかったことを注目すべきである1例
えば、これらのものはフラザ/オキシドとして、オルト
ソニトロベンゼンまたはジにトリルオキシド)、インベ
ンゾフロキサン、ベンゾフロキサン、ベンゾフラザン−
N−オキシド及びベンゾフラザンオキシドとして記述さ
れている。後者の用語は現代的で、且つ好適な名称法で
あると考えられ、そしてこのものを本明細書及び付属の
特許請求の範囲に用いる。
ゴム中の7ラザンオキシド及びそれに関連する化合物の
研究は報告されている1例えばレーナー(Rehner
)及びフロリー(Flory)はインダストリアル・ア
ンド・エンジニアリング・ケミストリー(Indust
rial  and  EnglneeringChe
mistry)、第58巻、500頁以下に、オルトソ
ニトロンベンゼンが加硫剤としてブチルゴム中で不活性
であることを示した。これに対し、/4’う異性体は極
めて活性であると言われている。
ディビス(Davi8)らによる米国特許第4951゜
121号にポリ(クロロニトロン)化合物を用いるエラ
ストマー性重合体の硬化が記載されている。
クロスピー(Cro sby )らによる米国特許第4
951、106号にゴム交叉結合におけるソニトリルオ
キシド(フラザンからその場で発生)の使用が記載され
ている。
英国特許第1.58 /l、 861号に炭素−炭素不
飽和を飽む高分子物質全改質化する際に6員の芳香族環
上の隣接するニトロソ基の源である有機化合物の使用が
記載されている。かかる高分子物質の例にはポリブタジ
ェン、スチレン−ゲタジエン共重合体、ブチルゴム、天
然ゴム及びgPDMゴムが含まれる。高分子物質はカー
ボン・ブラック及び煙霧状シリカの如き充てん剤全含有
し得る。ベンゾフランオキシドは隣接するニトロン基に
対する原料物質の例である。この発明者(は通常のゴム
混合技術または他の通常のグラスチックもしくは塗料技
術を用いてフラザンオキシドを高分子物質と混合し、続
いてこの混合物を加熱して重合体の改質化、例えば重合
体の交叉結合を行い得ることを示唆している0通常のゴ
ム添加物はこのものを7ラザンオキシドと反応させる前
に重合体中に混合することができる。
ベンゾフラザンオキシドの如き芳香族フラザンオキシド
を含むゴム原料はやや強く且つ不快であり得る甘い臭い
t有する。この臭いは加硫された生成物にも存在する。
この臭いの問題はグリーン・ストック(stack)の
処理においてばかりでなく、硬化されたタイヤの貯蔵に
おいてもタイヤ・ストック及びトレッド責tread)
中のフラナンオキシドの使用に対する重大な問題となシ
得る。
この強力な臭いの原因蝶明確には知られていないが、1
つの可能な原因は芳香族フラザンオキシドの芳香族フラ
ナンへの転化がおり得る。
ミラー(Mi l far )による米国特許第2.9
74゜120号にゴムにおける酸化防止剤及び劣化防止
剤としての非芳香・原性フロキサンの使用が記載されて
いる。コールマン(Colemin)らによる米国特許
第2,905,582号にソニトロン化合物を含むニト
ロソ化合物の使用が記載されてお9、ここにニトロソ基
はポリウレタン樹脂全ゴム体に結合する方法において隣
接してない炭素上にある。
モリタ(Morita)はIIR,NR及びSBRのカ
ーボン・ブランク強化に対する活性化学的促進剤として
のN、4−ジニトロソ−N−メチルアニリンの使用を記
載している。ラバー・ケミストリー・アンド・チクノロ
ソー(Rubber  Chsm−iatry  an
d Technology)、第49巻、1019頁以
下(1976)参照、タナ力(Tanal<a)らは工
業化学雑誌Lノ(8)、1701〜6頁(1971)で
鎖開裂が見られるゴム中でのニトロンベンゼンの研究全
報告している。
芳香族フラザンオキシドを含み、従来見られた強い臭い
を有しない改質化されたゴム組成物を調製し得ることが
見い出された。更に詳細には(a)(i)不飽和炭素鎖
を含む少なくとも1つの未硬化の重合体ゴム、(ii)
少なくとも1つの部分的な式式中、示され几炭素原子は
単一の融合した芳香族環の一部である、 のフラナンオキシド、(iii)誠実(odor−re
ducLng)’ffiの少なくとも1つの遷移金属塩
、及び(1■)少なくとも1つの強化用フィルターから
なる混合物全調製し、そして (b)該混合物全豹200℃までの温度で機械的に混合
することによシ改質化されたゴム組成物が得られる1本
発明の未硬化のゴム組成物はこれらの物質の取扱い及び
貯蔵に役豆つフラナンまたはフラナンオキシドの強い特
徴的な臭いヲ有していない。
甘だ本発明は少なくとも1つの上記の未硬化ゴム組成物
からなる組成物を加硫することによシ製造される充てん
された加硫物を含む、またタイヤ、ホース、ベルト、ト
レッド、サイドウオール(sidawall)などの如
きかかる加硫物から製造されるゴム人品及びその部品並
びにかかるタイヤの回転抵抗を減少させる方法は本発明
の範囲内のものでろる。
本発明の最初の具体例におけるゴム組成物は硬化式tL
ない、換言すれば、このものは加硫されない、未加硫の
組成物は(IL)不飽和炭素鎖を含む少なくとも1つの
未硬化の重合体ゴム、(if)少なくとも1つの部分的
な式 式中、示され几炭素原子は単一の極合した芳香族環の一
部である、 のフラナンオキシド、(ii1)誠実量の少なくとも1
つの遷移金属塩、及び< +V >少なくとも1つの強
化用フィルターからなる混合物ヲ調製し、そして(b)
該混合物を約200℃までの湯度で機械的に混合するこ
とからなる、芳香族フラザンオキシドを含む未硬化の重
合体ゴム組成物の特性を改嵜する方法により天運される
本明細誉に用いるゴムは分子構造中に炭素−炭素不飽和
を含み、そしてこれらのゴムに天だ並びに合成ゴムを含
む1本発明に用いるゴム組成物は天然ゴム、及び脂肪族
、共役ジオレフィン、特に1分子当り4〜8個の炭素原
子を含むもの例えばブタツエン、イソプレン、ペンタツ
エンなト全重合することにより生成されるゴム状重合体
、゛まkはかかるツエンの共恵せ体全含む、不発明の未
硬化の組成物に用いるゴムは不飽和炭素鎖を有する。
即ち、その重合体骨格は他のめるタイプのゴムに見られ
るペンダント(pendant)またはビニル飽和と対
照して十分な量の不飽和を含有する1代表的には、かか
る不飽和ゴムの鎖は不飽和結合として少なくともその約
50%の炭素−炭素結合含有する。不飽和炭素鎖を有す
るゴムの48徴懺ANS I/ASThi  5tan
dard  D  1418−79Aにより示される通
シに本分野で公知であり、ここに不飽和鎖ゴムはRゴム
として称される。
クラスRゴムには天然ゴム及び少なくとも部分的にジオ
レフィンから誘導される稙々の合成ゴムが含まれる1次
のものは本発明の組成物に使用し得るRクラスゴムの一
般的リストである:ABR−アクリレートーゲタツエン BR−ブタジェン CIIR−クロロ−インブテン−インプレンCR−クロ
ロプレン IR−イソプレン、合成 NBR−ニトリルーグタソエ/ NCR−ニトリル−クロロブレ/ NIR−ニトリル−イソプレン NR−天然ゴム 5BR−スチレン−ブタツエン 5CR−スチレ/−クロログレン 5IR−スチレン−インプレンゴム これらの中で、NR,IRl BR,5BR47’cは
これらの2つもしくはそれ以上の混合物を代表的に用い
る。BR及びSBRが好ましい、多くの組成物が調製さ
れ、その際にゴムはNR,SBRまたはこれらの1つを
少なくとも約50チで含有する混合物である。ゴム部分
としてNRのみを含む組成物をしばしば用いる1本発明
に関して、NRはヘゲエア(hevea)及びグアニル
(guayulg)ゴムの両方並びにその混合物會含む
′また炭素−炭素不飽和を有する本明細書に用いるF、
PDMの如きRゴム以外のものであり得る。
EPDMゴムはエチレンープロピレンーソエ/単量体か
ら誘導され、そして一般的にその炭素結合の約5〜8%
が不飽和結合である。
本発明の未硬化のゴム組成物を調製する際に用いるフラ
ザンオキシドは融合した芳香族であり、即ちこれらのも
のはN−酸化された複素環式フラザ/環に融合する芳香
族環を有する。これらのものは部分式 式中、示される炭素原子は融合した、単一の芳香族環で
ある、 のものである、この芳香族環はベンゼン環の如き炭素環
式であり得るか、またはこのものはピリノン環の如き複
素環式でおり得る。このものはフラザン化合物において
追加の環のみであり得るか、ま−fcはこのものは結合
するか、もしくは融合した環系の部分でらり得る。示さ
れた炭素原子の両方とも同じ芳香族環の部分であること
のみが必要である。
本発明の未硬化のゴム組成物を調製する際に有用な式■
の範囲内のフラザンオキシドの好適な例には式■〜■で
表わし得るものがある。
式中、1つも無いか、1つまたはいずれか2つのm位[
は低級ヒドロカルビル、)10グン、ヒドロキシル、低
級ヒドロカルビルオキシ、低級ヒドロカルビルチオ、低
級ヒドロカルビルカルボニル、カルボニル低級ヒドロカ
ルビルオキシ、ニトロ、アミンまたはアミン基で置換す
ることができ、そしてYは結合原子ま几は基である。
これに関連して、低級ヒドロカルビルは炭素原子8個ま
たはそれ以下を有する炭素及び水素金倉む基、例えばメ
チル、エチル、メチル、ペンチル、ヘプチル、オクチル
(すべての異性体)を表わす。
結合原子まfcは基Yにはエーテル、チオエーテル、ス
ルホキシド、スルホン、アミン、メチレンナト(ビフェ
ニルに見られるような単一共有結合を含む)及び米国特
許第452&098号(これに関してその開示に対して
ここに参考として併記する)に示される他の結合基が含
まれる。ま友ヒドロカルビルオキサ、ヒドロカルビルチ
ア及び混合したヒドロカルビルオキサチア置換基も可能
で6す、ここにヒドロカルビル基は代表的には低級アル
キレン部分でわる。かかるものはしばしばグリコール、
ジチオール、エポキシド及びエピスルフィドから製造さ
れる。しばしばフ2ザンオキシドは式式中、1つも無い
か、1りまfcはいずれか2つの環位置は低級カルビル
、ハロゲン、低級カルビルオキシ、低級カルビルチオ、
低級ヒドロカルビルカルビニル、カルボニル低級ヒドロ
カルビルオキシ、ニトロ、アミンまたはアミノ基で置換
することができる、 のペンシフ2ザンオキクドである。
代表的には、マンガンオキシドはベンゾフラザンオキシ
ドまたはそのメチルもしくはメトキシ同族体である。
これらの化合物の製造、精製及び取扱方法は上記の文献
によシ示される通シ本分野で公知でるる。
ハロゲン化されたベンゾフラザンオキシド及び他の置換
された誘導体の製造はボウルトン(Eoulton)ら
によるツヤ−ナル・オブ・ケミカル・ソサイエテイー(
J、Chan、Soc、)(1965)、595aに記
載されている。ベンゾトリ(マンガンオキシド)はパー
リー(Barleyン及びタイプ(Case)によりテ
トラヘドロン(Tetrahedron)、5 (19
58) 115に記載される方法によυ製造することが
できる。これらのマンガンオキシドのあるもの、殊に比
較的大証の窒素及び酸素を含むもの例えばベンゾトリ(
マンガンオキシド)及び4.6−ジー(ニトロ)ベンゾ
フラザンオキシドは爆発的に急激に分解する傾向にあり
;すべてのものはある程度生理学的に活性であり得る。
従って、その取扱い及び使用には注意すべきである。
種々の遷移金属塩を本発明に用いて芳香族フラザンオキ
シドの使用から生じる望ましくない臭いを減少させ得る
。また遷移金属塩はゴムーフラザンオキシド混合物の処
理性全改善し、そして代表的にはある改善された特性を
生じさせる。
遷移金属塩は有機まfcは無機のタイプのものであり得
るが、ある有機塩が好ましい、また遷移金属塩はゴム混
合物に溶解するか、または適合することが好ましく、そ
してゴム可溶性の(炭化溶累可溶性の)遷移金属塩はこ
のものがゴム混合物に最も容易に分散する几め最も好ま
しい。不溶性の基金用いる場合、成分の混合上長く行い
、そして更にエネルギーを必要とする。使用し得る無機
塩には例えばへ〇グン化物、硫酸塩、炭酸塩、リン酸塩
などが含まれる。有機塩には例えばスルホン酸、カルボ
ン酸、ホスホン酸、ゲロン酸(boronia  ac
id)  などが含まれる。カルボン酸の塩が好ましく
、そしてこれらのものには例えばプロピオン酸コバルト
、酪酸コバルト、ヘキサン酸コバルト、プロピオン酸ニ
ッケル、オクタン酸ニッケル、オクタン酸鉄などが含ま
れる。
最も好ましくは、本発明に用いる遷移金属塩は炭化水素
またはゴム可溶性であり、そして代表的には有機カルボ
/酸の塩である。遷移全綱は一般に第−遷移系からのも
のである。かくて、金属はスカンジウム、チタン、バナ
ジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルトまfcはニッ
ケルスアり得る。
勿論、コバルト、鉄、マンガン及びニッケルが好ましい
0本発明に有用な遷移金属塩は有壁カル4?ン酸の正塩
ま比は塩基性塩であることができ、そして好ましくは1
つもしくはそれ以上の脂肪族または脂環式モノカルボ/
酸の塩である。?!移全金属塩好着しくは炭化水素可溶
性であるため、所望の浴解度を与えるためにはモノカル
ボン酸を選択すべきである。従って、モノカルボン酸に
は一般に少なくとも2tたは5個の炭素原子が含まれ、
そして更に好ましくは約6〜20乃至30個の炭素原子
が含まれるであろう、この遷移金属塩は単一のモノカル
ボン酸またはカルボン酸の混合物から調製することがで
きる0本発明に有用である可溶性金属塩を調製するため
に使用し得るモノカルボン酸の例にはヘゲタン酸、エチ
ル−ヘキサン酸、ネオデカン酸、ステアリン酸、オレイ
ン酸、ナフテン酸、トール油(tall  o目)酸、
他の天然及び合成酸並びに酸混合物が含まれる。1つよ
り多いモノカルボン酸を用いる場合、追加の酸はギ酸、
酢酸、プロピオン酸及び酪酸の如き低分子量@全含有し
得る。
本発明に有用な塩のある特殊な例にはパルミチン酸コバ
ルト、オクタン酸コバルト、オレイン酸コバルト、ネオ
デカン酸コバルト、ナフテン11>コバルト、ステアリ
ン叡コバルト、オクタン酸鉄、ネオデカン酸鉄、ナフテ
ン酸鉄、オクタンUニッケル、ネオデカン緻ニッケル、
ナフテン記ニッケル、ステアリン酸ニッケル、オクタン
酸マンガン、ネオデカン酸マンガン、ナフテン酸マンガ
ン、ステアリン酸マンが7、オクタン酸チタ/、ステア
リン酸チタン、ステアリン酸パナソウム、ナフテン酸バ
ナジウムなどが含まれる。混合物には例えばナフテン酸
コバルト及びプロピオン酸コバルト、並びにネオデカン
酸及びプロピオン酸の混合物のコバルト塩が含まれる。
上記のように、塩は正塩または塩基性塩のいずれかでめ
シ得る。塩基性塩は酸の中性または正金属塩と比較して
酸に対して化学量論的に過剰の金jIヲ有する1例えば
、ネオデカン酸の如きモノカルボ/酸の正コバルト塩の
溶液は約6%のコバルトを含み、一方塩基性ネオデタ/
酸コバルトの溶液は約2696までか、またはそれ以上
のコバルトは含有し得る。塩基性コバルト塩、殊にネオ
デカ/酸第−コバルトの調製の検討は米国特許第へ72
4152号に包含されている。まfc60%程度の金属
を含む高度に過剰塩基性化されたコバルト、鉄、ニッケ
ル及びマンガン組成物は本発明に有用である。高度に過
剰塩基性化されたコバルト、鉄、ニッケル及びマンガン
組成物は本質的に金属酸化物及びヒドロキシル−金属−
カルボキシレートまたはスルホン酸塩錯体からなシ、こ
こに金属含有量は部分的には多核金属酸化物微結晶コア
(core)中の酸素と、そして部分的には少なくとも
2つの相異なる脂肪族または脂環式モノカルボン酸或い
はヒドロキシル−金属−カルボキシレート及びヒドロキ
シル−金属−スルホネート基として少なくとも2個の炭
素原子を含む1つもしくはそれ以上の脂肪族または脂環
式モノカル−?ン酸並びに脂肪族まfcは芳香族モノス
ルホン酸の混合物との化学的組合せであり、その際に少
なくとも酸の1つは少なくとも7個の炭素原子を含むモ
ノカルざン敵でaす、そして第二の酸もモノカルボン酸
である場合、第二の酸には他のものにおいて炭素原子の
全数から少なくとも炭素原子2個異なったその最長鎖に
多数の炭素原子を含み、その際に少なくとも一部のカル
ボキシレート及びスルホネート基はコアの酸素原子に水
素結合し、カルボキシレート及びスルホネート基の残υ
のものは未結合であり、結合した基と平衡にあり、そし
て有機酸の全モルに対する全金属モルの比は1より多い
、かかる過剰塩基性化された組成物は米国特許第4,1
62,986号に記載され、そして該特許の開示をここ
に参考として併記する。
本発明に有用な遷移金属塩は1つよシ多い金属を含むこ
とができ、そしてiた遷移金属に加えてアルミニウムま
たはホウ素を含むことができる。
遷移金属及びアルミニウムまたはホウ素の両方を含む金
属−有機環は英国特許第972,084号に記載される
。かかる金属−有機塩はアルミニウムまたはホウ素のア
ルコキシドま7’(はアリールオキシド全遷移金属また
は遷移金属基のアルコキシドと縮合することにより得ら
れる。かかる遷移金属有機化合物の調製を記載する英国
特許第972゜804号の開示金ここに参考として併記
する。ホウ’Alcはアルミニウムも含有するかかる遷
移金属有機化合物の特殊な例にはアシレート部分に炭素
原子10個を含むコバルトホウ素アシレートと考えられ
ている一般的にManobond  Cと呼ばれる商標
のマンケム(Manchem)Ltd、から入手できる
組成物が含まれる。また対応するニッケルホウ素アシレ
ート及び鉄ホウ素アシレートも本発明に有用であり、そ
してマンケムLtd、から入手できる。
本発明の未硬化のゴム組成物中の強化用充てん剤にはゴ
ム配合に通常使用されるものがある。好ましくは充てん
剤はカーボン・ブラック、シリカまたはカーボン・ブラ
ンク及びシリカの混合物である。
カービン・ブランクにはいずれかの通常入手でき、商業
的に生成されるカーボン・ブラックが含まれるが、少な
くとも20 m” / t 、更に好ましくは少なくと
も55 m” / f、から200 m” / fまで
か、またはそれ以上の表面積(E M S A ) ′
に有するものが好ましい。本明細省に用いる表面積値は
臭化セチルトリメチル−アンモニウム(CTAB)法を
用いるASTM試験D−1765により測定されるもの
である。有用なカーボン・ブランクの中にはファーネス
・グラツク、チャンネル・グラツク及びラング(lam
p)・ブラックがある。更に詳細には、カービン・ブラ
ックの例には超摩耗(abrasion)ファーネス(
SAF)−ブラック、高摩耗ファーネス(HAF)・ブ
ラック、ファス)(fast)押出ファーネス(FEF
)・ブラック、ファイン(flne)・ファーネス(F
F)・ブラック、中間超摩耗ファーネス(ISAF)・
ブラック、準強化用ファーネス(SRF)・ブラック)
生処理(medium  processing)チャ
ンネル・ブランク、硬処理チャンネル・ブランク及びコ
ンダクテイング(conducting)ofキャンル
・ブラックが含まれる。使用し得る他のカーボン・ブラ
ックにはアセチレン・ブランクが含まれる。上のブラン
クの2つ′1fcはそれ以上の混合物を本発明のカーボ
ン・ブラック生成物を製造する際に用いることができる
。有用なカーメン・ブラックの表面積に対する代表的な
値を次の第1表に要約する。
第1表 N−110126 N−220111 N−559q5 N−55085 N−55042 N−66055 本発明の充てんされた加硫物の調製に使用されるカーボ
ン・ブランクはペレット化された状態か、またはペレッ
ト化されない柔毛状の塊であり得る。
好壕しくに、更に均一な混合のために4レツト化されて
いないカーボン・ブラックが好ましい。
本発明の方法には重合体ゴム組成物、芳香族フラザンオ
キシド、遷移金属塩及び強化用充てん剤の混合物ki製
し、そしてこの混合物を化学的に調合することが含まれ
る。一般に調合操作中に温度は上昇し、そして温度は1
50〜200℃程度の高さであり得る。この温度に達す
るように必要に応じて混合物を加熱することができる。
ゴム及び芳香族フラザンオキシドの相対量金変えること
ができるが、混合物は一般にゴムの重原金基準として約
10重ffi%までの芳香族フラザンオキシドを含有す
るであろう、好ましくは、混合物は5饅より少ないフラ
ザン酸化物金含有し、その理由は過剰量のフラザンオキ
シドによりゴム分子の開裂による高いヒステリシスの如
き望ましくない特性を有する改質化されたゴムが生成す
るからである、更に一般的には、ゴムの100重量部1
!i準として約15〜2重量部の芳香族フラザンオキシ
ドを反応混合物中に配合させる。
反応混合物中に含まれる込移金枳塩の量はゴムの重量を
基準として10重量%までの量であシ得るか、約α5〜
5部、更に好ましくL約α5〜2部の量全一般的に用い
る。しばしば、混合物中に含まれる遷移金Ji4塩の量
は混合物中に含まれる芳香族フラザンオキシドの墓に等
しいであろう。
混合物中に含まれる強化用充てん剤の量はかかるゴム系
に一般に使用される量である。この量はゴム1O0部当
υ(phr)約30〜150重量部の範囲であシ得る。
本発明の方法に用いる混合物は最初に重合体ゴムを遷移
金属塩と混合し、その後芳香族フラザンオキシド及び強
化用充てん剤を配合することにより調製することができ
るか、または未硬化の重合体ゴム金芳香族フラザンオキ
シドと混合し、続いて遷移金属塩及び充てん剤と混合す
ることができる。また、遷移金属塩及び芳′4i族フラ
ザンオキシド全同時に未硬化の重合体ゴムに加え、続い
て充てん剤を加えることができる。好ましくは、望まし
くない臭い【最大限減少させるために芳香族フラザンオ
キシドの添加前に遷移金属塩tゴムと混合する。
遷移金属塩の添加によシ望ましくない臭い全最少にする
機構は公知でない、しかしながら、遇移金力塩は芳香族
フ2ザンの生成を阻止することにより臭いの原因となる
分子の生成全防止するものと考えられる。望ましくない
只いに特ばかあるゴム組成物に見られた芳香族フ2ザ/
オキシドのおる分解生成物は芳誉族フ2ザ/である。本
発明の遷移金属塩のゴム組成物中への配合は未硬化のゴ
ム組成物及びかかる未硬化のゴム組成物から調製される
加硫物の両方に見られる芳誉族フラザンの量全減少させ
るように説明された。
通常の処理用ゴム添加物は一般に混@物中に、代表的に
は充てん剤の後に含めることができる。
かかる添加物の例には金属酸化物、ステアリン敲、酸化
防止剤、ワックス、遅延剤、促進Ml+などが含まれる
。未硬化のゴム、芳香族フラザンオキシド、遷移金属塩
及び充てん剤(及び@甘によっては通常の、調合用添加
物)の混合物全加硫または硬化剤及び加速剤を存在させ
ずに機械的に調合することが望ましく、その理由はかか
る物質は早期硬化を生じさせるからである。
次の実施例は本発明の未硬化の重合体ゴム組成物の製造
’r: ii明するものである。本実施例または他の本
明細書において、特記せぬ限シすべての部及び襲は重量
によるもので69、そして温度はセラ民度である。
未硬化の主バッチの調製 次の実施例にふ・いて、内部混合器、例えばプラベンダ
ー(Ilrab@nder)または小型のパンベリー(
Banhury)混合器を用いた9通常の方法は種々の
物質全所定の順序で、しばしば一部ずつ、混合器に加え
、そして所定の時間混合を続けることでちる1次に史に
かくて得られた主パッチ金加え、続いて混合する。標準
的方法は次の予定に従う。
時度(分)  混合器に添加 0     重合体、100;、iii[15遷移金属
塩水 ” 0芳’rki lフラザンオキシド本光てん剤+彪
化亜釣十 1.5〜2   ステアリン酸 5     加工油 160〜190℃でのドロラグ 6.0     (drop)混合した組成物*これら
2つの物質の添加の(−序は逆にすることができる。
次に小型のツイン・ロール−ミル(twinroll 
 m1ll)上でバンディングしくhand)、そして
7−ト状にす71. (3b e e t )未硬化の
生パッチを60グーソ(gauge)で設定した。
第■表 鉄塩混合物 実施例     11   12   1.5   1
4SBR157,5137,5757,5157,5B
FO01,251,251,25 ZnO4444 ステアリン酸  1.6   1.6   1.6t 
6上の実施例において、混合物の処理性は遷移金属塩の
包含により改善されるように見える。
硬化剤を本発明の改善され几ゴム組成物と混合する場合
、これらのものはイオウ−または過酸化物−ベースの硬
化系の如き通常のタイプであり得る。これらのものは通
常の量で用い、そして公知の技術及び方法で配合した。
充てん剤(力−ヴン・ブラック及びシリカに加えて)は
多分、そしてしばしば本分野に棺通せる者には公知のも
のとして存在する1代表的な充てん剤にはガラス、メル
ク及び同様の細かく分割された鉱物材料か含まれる。
本発明の改質化されたゴムを含む力時−可能な組成物は
本分野で公知である拙々のタイプのミル、−合冊及び混
合器を用いて通常の技術により調製−ることかできる、
硬化された組成物は同様の技4により硬化に続いて製造
することかできる。
本発明のゴム組成物を調製する際に用いる一度は周囲温
度から本分野で通常使用される温度、例えば75〜17
5℃までの範囲であるか、ま1こは特定な改質化された
ゴム組成物に依存してより高温でも処理される。ゴム組
成物を式製する際に含まれる剪断力のために調製工程で
は熱が発生し、そして高温が普通である。
本発明の加硫物は少なくとも1つの上記の正合体ゴム組
成物、芳香族7ヲザンオキシド、遷移金属塩、充てん剤
、通常の硬化系及び試薬例えばイオウ、酸化防止剤、加
速剤、遅延Act 、カンシリング剤、促進剤などから
なる混合物?加佐することにより製造する1本発明の加
硫物はこれらのものを本分野で通常使用感れる温度及び
時間の条件下で硬化させることにより調製する1代表的
には、ゴム、フラザンオキシド、遷移金属塩、カーピン
・ブラック並びに他の充てん剤及び調合剤を混合し、イ
オウ及び加速剤を加え、そしてこの混合物を硬化する、
他の混合順序を使用し得るが、ゴム、フラザンオキシド
及び遷移金属、カーボン・ブランク混合物全加硫前に調
製させることが本質的である。
次の実施例は本発明の加硫されたゴム組成物の製造を説
明する。特記せぬ限り通常のゴム調合用材料、条件、湿
度、方法及び評価技術を用いた。
実施例 A 実施例1で調製し几全混合物に加速剤1.0部及び41
9585部を加えた。内部混合器中にて約2分間の全混
合時間混合全行い、そしてこの混合物を約100〜12
0℃の温度で滴下した。
実施例 B −N 実施例B−Hにおいて、それぞれ実施例2〜14の生成
物に代えて実施例Aの方法をくり返して行った。
実施例A−Nで調製した加硫物の物理的特性を第V〜■
に要約する0本発明により調製された加硫物中のベンゾ
フラザンのお゛の分析から知り得る通り、金属塩を加硫
可能な混合物中に配合することにより生じる望ましくな
いベンゾフラザンの量全かなり減少させた。未硬化のゴ
ム組成物及び加硫物の両方の望ましくない臭いの減少が
見られた。
また本発明により調製された組成物は芳香族フラザンオ
キシド及び遷移金属塩で改質化されなかったゴム組成物
と比較した場合により高い反発性(rebound)そ
して減少したヒステリシスを表わした。
第V表 コバルトで改質化された硬化ストックの物理的
特性 % B F Z    N/D*  α27  α02
5 α0005  (α00〔% BFON10  l
1oos  α006  N/l)   N沖モンサ/
ト・レオメータ(500下) TS(2)      17,0  15.616.5
  15.0   12.5TC(90)     2
9.5    5r:Lo     52.0    
61.7     52.5最大トルク   41.4
  42.0  41.9  42.0   44.8
反発性(係) 7!S’F      40  44   45   
45   44212”F     65  68  
6a5  67   67に’       1160
 1050 1070 1150  1220に’  
     286  202  201  220  
 259第1表  鉄で改負化された硬化ストックの物
理的特性 % BFZ     N/D   (LO15(LOO
911006壬 B F ON/D   α006 α
002 11001TS  (2)      145
   L4.3  14.0  14.5TC(90)
    52.5  29,7  29.8  41.
2最大トルク     44.6   44.5   
42.8   41.2反発性(%) 757    57   41   59.5  40
212下     66  70  68  67に’
        1220 1140 1160 11
40に’        276  220  256
  241タン・デルタ     α226  α1?
5  α205  α211本発明の加硫可能なゴム組
成物は公知の技うbjにより所望の形に成型するか、ま
たは成形することができ、そしてこのものを同様の組成
¥7Jヲ用いる多くの目的に用いることができた。例え
ば、このものはタイヤ、チューブ、タイヤ・トレンド、
タイヤ・ケーシング(easing)、靴の底及びかか
と、レインコート、テーブル・カバー、液体連殿用ホー
ス、ベルト、プリンター・ロール、プリンターのブラン
ケット(blanket)、版画板、バッテリー・ケー
スなどに使用し得る。タイヤ・ストック(stock)
に用いることが殊に好ましい。
しばしば芳香族フラザンオキシドに伴なわれる望ましく
ない臭いの減少に加えて、本発明の未加硫及び加硫ゴム
組成物により示される望ましく、且つ有益な特性の中に
未硬化組成物の改@された処理性、反発性の増加、ヒス
テリシスの減少が生じ、そして本組成物をタイヤのトレ
ンドに用いた場合、タイヤは回転抵抗の減少の如き改善
された望ましい特性を示した。この望ましい特性を次の
実施例に示す。
実施例 O ベンゾフラザンオキシド及びニッケルホウ素アシレート
(NBA)を含むSBR/NR乗用車トレンド・ストッ
ク全代表的な組成物音用いて常法で製造した。またベン
ゾフラザンオキシドまたはニッケル塩ヲキまない対照−
1、及びベンゾフラザンオキシドは含むが、ニッケル塩
會含まない対照−2以外は巨jじ組成物から対照トレッ
ド・ストックを表造した。
約6分間の混合時間全必要とする182〜194℃の滴
下温度ヲ用いて各々の組成物のバッチ金混合し77、B
FO及びNBAの両方を含むストックにおいてはBFZ
の臭いは検出されなかつ′fc3 改善された回転抵抗に特徴があるタイヤ金製造する綜に
使用されるトレッド・ストックとしての本発明の組成物
の使用を次に示す。実施例0の組成物を用いてトレッド
及びタイヤを製造した。また実施例0に記載される対照
試料1及び2ケ用いて同様のトレッド及びタイヤを製造
した。ラソアル(radial)タイヤに対してはトレ
ッド・ストック金トレッド中にに’A)6シ、そしてト
レンド全生成カーケース(carcase)に塗布し^
・対照−2のトレッドは対照−1よりかなシ収柘臼i示
した。
しかしながら、実施例0のトレンドをよいずれの対照よ
シも少ない収縮を示した。こびツタイヤに対する回転抵
抗及びコーナリング(cornering)力のデータ
はドラム(drum)分析から得た。対照−1の仕様は
回転抵抗の9%減りとコーナリング力の損失が無いこと
を示し、そして実施例0の組成物は回転抵抗のZ7%減
少と物めて少ないコーナリング力の減少を示した。
t7cクレイトン(C18、yton) Oンウイン・
ロールを用いてタイヤの回転抵抗tjζり定した。この
試験において、BFOi含む対照−2の、組成物は12
%の回転抵抗の減少を生じ、そしてBFO及びNBAを
含む実施例0(木兄cA)のコ゛ム組収物?用いて製造
したタイヤは14条の回転抵抗の減少を示した。
特定の材料、機械、技術、方法及び実施し・j?参考に
本明細書に本発明全記述し、そして例示したが、不冗明
はこれらのいずれのものにも限定されず、そしで本分野
に桔通せる者には明らかなように本発明の範囲内で多数
の変法、組合せ及び変換全行い得ることが理解さfLよ
う。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)(i)不飽和炭素鎖を含む少なくとも1つの
    未硬化の重合体ゴム、 (ii)部分的な式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、示された炭素原子は単一の融合した 芳香族環の一部である、 の少なくとも1つのフラザンオキシド、 (iii)減臭量の少なくとも1つの遷移金属塩、及び (iv)少なくとも1つの強化用フィラー からなる混合物を調整し、そして (b)該混合物を約200℃までの温度で機械的に混合
    する、 ことを特徴とする芳香族フラザンオキシドを含む未硬化
    の重合体ゴム組成物の特性の改善方法。 2、遷移金属塩(iii)が少なくとも1つの有機カル
    ボン酸の塩である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、遷移金属塩(iii)が未使用の重合体ゴムに可溶
    性である特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、カルボン酸が脂肪族または脂環式モノカルボン酸で
    ある特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、遷移金属塩の遷移金属がニッケル、コバルト、鉄、
    マンガン、クロム、バナジウム、チタンまたはスカンジ
    ウムである特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、遷移金属塩がアルミニウムまたはホウ素も含有する
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、未硬化のゴムがNR、IR、BR、SBR、CR、
    CIIR、NIRまたは該ゴムの2つもしくはそれ以上
    の混合物である特許請求の範囲第1項記載の方法。 8、未硬化のゴムがNR、SBRまたは少なくとも約5
    0%のこれらの1つを含有する混合物である特許請求の
    範囲第7項記載の方法。 9、フラザンオキシドが式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼または(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 式中、1つも無いか、1つまたはいずれか2つの環装置
    は低級ヒドロカルビル、ハロゲン、ヒドロキシル、低級
    ヒドロカルビルオキシ、低級ヒドロカルビルチオ、低級
    ヒドロカルビルチア−、−オキサ、及び−チア、−オキ
    サ、低級ヒドロカルビルカルボニル、カルボニル低級ヒ
    ドロカルビルオキシ、ニトロ、アミンまたはアミノ基で
    置換することができ、そしてYは結合原子または基であ
    る、 のものである特許請求の範囲第1項記載の方法。 10、フラザンオキシドが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、1つも無いか、1つまたはいずれか2つの環装置
    は低級カルビル、ハロゲン、ヒドロキシル低級ヒドロカ
    ルビルオキシ、低級ヒドロカルビルチオ、低級ヒドロカ
    ルビルカルボニル、カルボニル低級ヒドロカルビルオキ
    シ、ニトロ、アミンまたはアミノ基で置換することがで
    きる、のものである特許請求の範囲第1項記載の方法。 11、加硫剤を存在させずに行う特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 12、強化用充てん剤が少なくとも1つのカーボン・ブ
    ラックである特許請求の範囲第1項記載の方法。 15、カーボン・ブラックが少なくとも20m^2/g
    の表面積を有する特許請求の範囲第12項記載の方法。 14、(a)(i)不飽和炭素鎖を含む少なくとも1つ
    の未硬化の重合体ゴム、 (ii)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、1つも無いか、1つまたはいずれか 2つの環装置は低級ヒドロカルビル、ハロ ゲン、ヒドロキシル低級ヒドロカルビルオ キシ、低級ヒドロカルビルチオ、低級ヒド ロカルビルカルボニル、カルボニル低級ヒ ドロカルビルオキシ、ニトロ、アミンまた はアミノ基で置換することができる、 の少なくとも1つのフラザンオキシド、 (III)減臭量の少なくとも1つの炭化水素可溶性であ
    る有機カルボン酸の遷移金属塩、及び(iv)カーボン
    ・ブラック、 からなる混合物を調製し、そして (b)該混合物を約200℃までの温度で機械的に混合
    する、 ことを特徴とするフラザンオキシドを含む未硬化の重合
    体ゴム、及びこのものから調製される加硫されたゴムの
    特性の改善及び減臭方法。 15、遷移金属塩が炭化水素可溶性である特許請求の範
    囲第14項記載の方法。 16、遷移金属塩の遷移金属がニッケル、コバルトまた
    は鉄である特許請求の範囲第14項記載の方法。 17、有機カルボン酸が脂肪族または脂環式有機カルボ
    ン酸である特許請求の範囲第14項記載の方法。 18、ゴム(a)がNR、IR、BR、SBR、CR、
    CIIR、NIRまたは該ゴムの2つもしくはそれ以上
    の混合物である特許請求の範囲第14項記載の方法。 19、ゴムがNR、SBRまたは少なくとも約50%の
    これらの1つを含む混合物である特許請求の範囲第18
    項記載の方法。 20、フラザンオキシドがベンゾフラザンオキシドまた
    はそのメチルもしくはメトキシ同族体である特許請求の
    範囲第14項記載の方法。 21、カーボン・ブラックが少なくとも20m^2/g
    の表面積を有する特許請求の範囲第14項記載の方法。 22、特許請求の範囲第1項記載の方法により得られる
    生成物。 23、特許請求の範囲第14項記載の方法により得られ
    る生成物。 24、少なくとも1つの特許請求の範囲第22項記載の
    未硬化のゴム組成物を含有してなる混合物を加硫するこ
    とにより製造された充てんされた加硫物。 25、ゴムがNR、SBRまたは少なくとも約50%の
    NRを含む混合物であり、そして充てん剤がカーボン・
    ブラックである特許請求の範囲第24項記載の加硫物。 26、フラザンオキシドがベンゾフラザンオキシドまた
    はそのメチルもしくはメトキシ同族体である特許請求の
    範囲第24項記載の加硫物。 27、少なくとも1つの未硬化の特許請求の範囲第23
    項記載のゴム組成物を含有してなる混合物を加硫するこ
    とにより製造された充てんされた加硫物。 28、少なくともその一部分が特許請求の範囲第24項
    記載の加硫物から製造されたタイヤ。 29、加硫物がNR、SBRまたは少なくとも50%N
    Rを含む混合物からなる特許請求の範囲第28項記載の
    タイヤ。 30、フラザンオキシドがベンゾフラザンオキシドまた
    はそのメチルもしくはメトキシ同族体である特許請求の
    範囲第28項記載のタイヤ、31、少なくともタイヤの
    トレッドを特許請求の範囲第24項記載の充てんされた
    加硫物から調製することからなる、タイヤの回転抵抗の
    低減方法。
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