JPS6183009A - 軟質モ−ルドポリウレタンフオ−ムの製造法 - Google Patents

軟質モ−ルドポリウレタンフオ−ムの製造法

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Publication number
JPS6183009A
JPS6183009A JP59204550A JP20455084A JPS6183009A JP S6183009 A JPS6183009 A JP S6183009A JP 59204550 A JP59204550 A JP 59204550A JP 20455084 A JP20455084 A JP 20455084A JP S6183009 A JPS6183009 A JP S6183009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
carbon
polyurethane foam
heating
microwave
Prior art date
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Pending
Application number
JP59204550A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Mori
茂男 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd filed Critical Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軟質モールドポリウレタンフォームの製造法に
関するものである。
通常、軟質ホ・ントキュアモールド法によりポリウレタ
ンフォームを製造する場合は、金属製のモールドにポリ
ウレタンフォーム用原料を注入し発泡を行わしめ、 1
50〜300″Cの高温炉内で6〜lO分間外部加熱に
より硬化させた後、脱型し製品を得ている。このため製
造に消費される熱エネルギーは非常に大きく、また硬化
時間も長いため、より効率的にポリウレタンフォームを
製造する方法が課題となっている。
より効率的にポリウレタンフォームを製造する方法の一
つとして、マイロク波による内部加熱硬化方法が試みら
れている。
しかしながら、マイクロ波加熱には従来の軟質ホットキ
ュアモールド法で用いる金属製のモールドを使うことが
できず、マイクロ波加熱に適したモールドの材質が重要
な問題となっている。
マイクロ波加熱に必要なモールドの材質としては、例え
ば、 マイクロ波を吸収し、ポリウレタンフォームを硬化させ
る温度まですばやく発熱すること、未硬化のポリウレタ
ンフォームはマイクロ波ヲ吸収シ、フオーム内部にスコ
ーチを発生するので、これを防ぐためマイクロ波を遮蔽
する性質を有すること 等が必要不可欠な条件である。
マイクロ波加熱による硬化の試みは、Journalo
f Ce1lular Plastics、 Apri
l 1985 (285〜280頁)等に記載されてい
る。しかしながら、上記モールド材としての条件を満た
しているものは、現在まで見い出されていないのが実情
である。
本発明者等は、かかる実情に鑑み、鋭意研究を重ねた結
果、本発明を提供するにいたったものである。すなわち
ポリウレタンフォーム用原料をモールドに注入し、発泡
させたものを加熱、硬化して軟質モールドポリウレタン
フォームを製造するにおいて、 (イ)モールドが熱硬化性樹脂とカーボンを主成分とす
るもの。
(ロ)加熱がマイクロ波を照射することから成る軟質モ
ールドポリウレタンフォームの製造法である。
本発明に用いられる熱硬化性樹脂とは、 100”C:
以上の耐熱性を有する熱硬化性樹脂が好ましく、例えば
、フェノール、ユリア、メラニン、不飽和ポリエステル
、アルキッド、ジアリルフタレート、シリコーン、フラ
ン、エポキシ等の樹脂が挙げられ、エポキシ及びフェノ
ール樹脂等がより好ましい。
本発明に用いられるカーボンとは、形状が粒状であるか
又は格子状に織られたものが挙げられる・粒状の場合は
、平均粒子径が500m g以下が好ましい。
このカーボンは、すばやくモールドの温度を上げること
ができるので 硬化時間を短縮させる、マイクロ波を遮
蔽するので ポリウレタンフォーム内部のスコーチを発
生させない、モールドのローカルヒートを防ぐことがで
きる等の優れた効果を付与する。
本発明にかかるモールドとは、前記熱硬化性樹脂と前記
カーボンを主成分とするものが挙げられる。
熱硬化性樹脂とカーボンの配合比は、重量で88:l〜
50:50の割合が好ましい。
カーボンの重量が1に満たない場合、マイクロ波を吸収
して発熱する効果とマイクロ波を遮蔽する効果が少なく
、実用性に欠ける。また。
カーボンが50を越えた場合、熱硬化性樹脂に配合する
場合に粘度上昇が著しく、均一にカーボン粒子を分散さ
せることが困難である。モールドは熱硬化性樹脂の公知
の硬化方法に従って、カーボン粒子を熱硬化性樹脂中に
均一に分散させた後、又は格子状のカーボンに熱硬化性
樹脂を含浸あるいは張り付けた後、硬化することによっ
て得られる。
さらに必要により樹脂の強度を強化するために−ガラス
センイ等を併用してもよく、またモールドの表面を耐蝕
性の樹脂でコーティングしてもよい。
本発明の加熱に用いられるマイクロ波とは、通常使用さ
れているものである。その周波数は300〜3G、OO
OMHzで、一般には2,450MHzが使用されてい
る。
本発明に従えば、通常の軟質ホットキュアモールド法の
外部加熱方式に比べて、マイクロ波による内部加熱のた
め熱効率が良く、エネルギー消費が少ない。
硬化時間が3〜4分と半分になるので、生産性が著しく
向上するとともに、ポリウレタンフォーム製造設備がコ
ンパクトになり、工場床面積を節約することができる等
の大きな利点がある。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実  施  例 1、モールドの製作 公知の方法により下記熱硬化性樹脂とカーボンを用い、
厚み5.lll1で350X 350X  100Iの
モールドを製作した。それらを第1表に示す。
第  1  表 注1)エピコート828(Shel1社製):メタン7
x ニレンジアミン= 100:15注2) ノボラッ
ク樹脂tsooo(三井東圧化学社製):ヘキサメチレ
ンテトラミン= 100:122、軟質ポリウレタンフ
ォームの調整 2文官のポリビーカーにグリセリンにプロピレンオキサ
イドを付加し、末端に10%のエチレンオキサイドを付
加した0HV58.分子量3000のポリオールを38
0g、水15.2.、トリエチレンジアミン0.30 
g、シリコーンL−5740M (日本ユニカ社製) 
2.7 gを採り。
20〜22℃に温調し、3000〜4000rp■の回
転数のミキサーで80秒間均一に混合した後、u−28
(日東化成社製) 0.38gを加え、さらにTDI−
80(2,4)リレンジイソシアネート/2.8 トリ
レンジイソシアネート= 80720)を化学量論量(
NGOインデックス 1.00)を加え、直ちに5秒間
攪拌して40℃に温調した各種モールドに注入してフオ
ーム化を行い、次に、このモールドをマイクロ波キュア
オープン(1,5kw、2450MHz)に入れ硬化さ
せた後、脱型した。結果を第2表に示す。
第  2  表 注1)  Oはフオーム表面(スキン部)の硬化が十分
であることを示す。
Xはフオーム表面(スキン部)の硬化力坏十分であるこ
とを示す。
注2)  Oはフオーム内部(コア部)にスコーチの発
生がなく、フオーム物性が良好であることを示す。
×はフオーム内部(コア部)にスコーチが発生し、フオ
ーム物性の劣化があることを示す。
3、マイクロ波遮蔽度の測定 11のポリ(−力−に500gの水を入れたもノヲモー
ルトノ内部ニオキ、 1.5kw、2450MHzのマ
イクロ波キュアオーブン中で2.5分間加熱し、マイク
ロ波照射前の水温と照射後の水温を測定し、モールドの
遮蔽度とした。結果を第3表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ポリウレタンフォーム用原料をモールドに注入し、発泡
    させたものを加熱、硬化して軟質モールドポリウレタン
    フォームを製造するにおいて、 (イ)モールドが熱硬化性樹脂とカーボンを主成分とす
    るもの、 (ロ)加熱がマイクロ波を照射すること から成る軟質モールドポリウレタンフォームの製造法。
JP59204550A 1984-09-29 1984-09-29 軟質モ−ルドポリウレタンフオ−ムの製造法 Pending JPS6183009A (ja)

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JP59204550A JPS6183009A (ja) 1984-09-29 1984-09-29 軟質モ−ルドポリウレタンフオ−ムの製造法

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ID=16492356

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JP59204550A Pending JPS6183009A (ja) 1984-09-29 1984-09-29 軟質モ−ルドポリウレタンフオ−ムの製造法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0367409A2 (en) * 1988-10-06 1990-05-09 Roseangle Forty One Limited Method of producing a foamed polymer
EP0371309A2 (de) * 1988-11-28 1990-06-06 Illbruck GmbH Verfahren zur Herstellung von elastischen Schaumstoffen auf Polyurethan-Basis durch Mikrowellenverschäumung
WO1991012391A1 (en) * 1990-02-06 1991-08-22 Rexrode Donald G Method of manufacturing rigid foam-filled building panels
JPH08229961A (ja) * 1995-02-27 1996-09-10 Nec Corp ポリウレタン樹脂成形体の製造方法

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