JPS6181782A - 抗ウイルス・ヒト抗体を産生するマウス−ヒトハイブリド−マ及びその製造法並びにその使用方法 - Google Patents

抗ウイルス・ヒト抗体を産生するマウス−ヒトハイブリド−マ及びその製造法並びにその使用方法

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JPS6181782A
JPS6181782A JP59201992A JP20199284A JPS6181782A JP S6181782 A JPS6181782 A JP S6181782A JP 59201992 A JP59201992 A JP 59201992A JP 20199284 A JP20199284 A JP 20199284A JP S6181782 A JPS6181782 A JP S6181782A
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Yasuhiko Masuyasu
安彦 増保
Yoichi Matsumoto
洋一 松本
Toru Sugano
徹 菅野
Katsuhiko Tomibe
富部 克彦
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、抗ウィルス・ヒト抗体を産生するマ「クスー
ヒトハイブリドーマとその製造法、並びにその使用方法
に関する。その目的とするところは、!!’! 霧iT
hヘルペスウィルス H S)、水痘帯状包疹ウィルス( V aricel
 lazoster virus, V Z V ) 
、ナイトメガロウイルス(Cytomegalo  v
irus, CMV) 、インフルエン1Fウイルス、
狂犬病ウィルス、日本脳炎ウィルス。
おたふくかぎウィルス、B!l!肝炎ウィルス、ロタウ
ィルス等のウィルス感染症の診断及び治療等に役立つと
ころの抗ウィルス・ヒト抗体を産生ずる、マウス−ヒト
ハイブリドーマを提供することにある。
(C11  従来の技術 細胞融合の技術を用いて、特異的な抗体を産生するがや
がては死滅する運命にあるリンパ球又はB細胞(抗体産
生細胞)と、培養器の中で永久に増殖しつづけるミエロ
ーマ細胞(骨髄腫細胞)を融合させることにより、特異
抗体を永続的に産生分泌するハイブリドーマ(融合細胞
)株を樹立させる方法は公知である。かかる方法によつ
°C作成されたハイブリドーマが産生ずるモノクローナ
ル抗体は、高い精度と信頼度をもつ純粋な化学試薬とし
て、検査試薬や標識試薬,アフィニティークロマトグラ
フィーなどに応用ができる他.各種疾病の治療薬,予防
薬としての応用も期待できるものである。
ところで、モノクローナルなウィルス抗体をjqようと
する場合には、ウィルス抗体産生細胞とミエローマ細胞
とを融合さけ、クローニングにJ、ってウィルス抗体産
生性のハイブリドーマを得ればよいことは一般論として
は知られている。そして、11体的には、例えば、1,
°1公昭50ー2276g公報には、インフルエンザウ
ィルス又は狂犬病ウィルスで免疫されたBALB/cマ
ウスの牌臓柵胞(抗体産性細胞)と、同種のマウスのミ
エローマ細胞とを融合させハイブリドーマを得、これを
クローニゲすることによって、モノクローナルな抗ウィ
ルス・マウス抗体を産生ずるハイブリドーマを得たこと
が開示されている。また、特開昭58−175489号
公報には、単114ヘルペスウイルスで免疫したマウス
の牌臓細胞とマウスのミエローマ細胞とを融合させ、抗
単純ヘルペスウィルス・マウス抗体を産生するハイブリ
ドーマを19たことが開示されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 以上のごとく、抗ウイルス抗体を産生するハイブリドー
マに関しては、具体的な成功例は抗ウィルス・マウス抗
体を産生ずるマウス−マウスハイブリドーマだりである
。しかし、ヒトの病気の診断や治療のためには、同種タ
ンパクである抗ウィルス・ヒト抗体の方が有用でかつ安
全であり、そのためには、ヒトの抗体産性細胞を用いて
マウス−ヒトハイブリドーマやヒト−ヒトハイブリドー
マを樹立する必要がある。しかしながら、動物の場合と
異なり、ヒトの場合には、ヒトをあらかじめ多量のウィ
ルスで免疫し有効に刺激された抗体産生細胞を採取して
細胞融合に用いるといった方法をとるわけにはいかない
ので、適切な抗体産生細胞の採取・調整が困難であると
いった問題等があり、未だ明確な成功例の報告がない。
(4 問題点を解決するための手段(その1)本発明者
らは、抗ウィルス・ヒト抗体を産生するマウス−ヒトハ
イブリドーマを17ることを目的として鋭意研究を行な
った結果、in VitrOでマイト−ジエンの存在下
にウィルス又はウィルス由来の蛋白若しくは糖蛋白で感
作したヒトの抗体産生細胞と、マウスのミエローマ細胞
とを融合させるという方°法によって、抗ウィルス・ヒ
ト抗体を産生ずるマウス−ヒトバイブリド−7を1qる
ことができた。
本発明においてヒトの抗体産生細胞とは、ヒ1−のリン
パ球(又はB細胞)であって、抗体を分泌している又は
分泌づる能力を持った細胞をいう。
これは牌臓、リンパ節、末梢血、骨髄、扁桃、アデノイ
ド等の細胞の中に含まれている。本発明の目的のために
は、いかなるソースのリンパ球でも用いることができる
が、好ましいのは扁桃又はアデノイドから採取されたも
のである。
マウスのミエローマ細胞としては、8−アザグアニン耐
性株を用いるのが有利であり、公知のものとしては、B
ALB/CマウスのP3X63A(18株、P3−NS
I/1〜Ag4−1株、P3×63Aり81J1株、5
P210.J14株、P3X63△g  8.6,5.
3株、 MPCll−45,6,TG  1,7株。
5p−i株等がある。
本発明においては、ヒトの抗体産生細胞とマウスのミエ
ローマ細胞とを融合させるに先立って、ヒトの抗体産生
細胞をin VitrOでマイト−ジエンの(P右下に
感作する。
(ホ)  作  用 ヒトの場合、正常人でも各種ウィルスに対する抗体を産
生じ19る能力のあるリンパ球を有しているが、その数
が少ないためにそのままでは目的とするハイブリドーマ
を得るために利用することができない。また、例えば、
ヒトをインフルエンザワクチンで免疫すると、ヒトの体
内にインフルエンザウィルスに対する抗体を産生ずる抗
体産生細胞がある程度増加するけれども、その増加の程
廓は、目的とするハイブリドーマを効率良く冑るのに必
ずしも充分な程ではない。これに対し、本発明のin 
VitrOでヒトの抗体産生細胞を感作する方法によれ
ば、感作により細胞の分化及びWJ殖を促進し目的とす
る抗体産生細胞の故を任意に増大させることができる。
かくして感作された抗体産生細胞を用いて細胞融合を行
なうことによって、効率良く目的とするハイブリドーマ
を1昇ることができる。
(へ) 問題点を解決するための手段(その2)本発明
において用いられるウィルスとしては特に限定はなく、
例えば、H8V、VZV、CMV。
インフルエンザウィルス、狂犬病ウィルス、日本脳炎ウ
ィルス、J5だふくかぜウィルス、B型肝炎ウィルス、
ロタウィルスを用いることができるが、その後の細胞融
合によって、感作に用いたウィルスに対する抗体を産生
ずるハイブリドーマが得られるので、目的に応じて感作
用ウィルスは選択する必要がある。また感作のためには
、ウィルスそのものではなくても、ウィルス由来の蛋白
若しくはtj!J蛋白を用いることもできる。
マイト−ジエンは、リンパ球の分化及び増殖を12進ざ
けるらのなら何でもよいが、例えば、ポークウイドマイ
トージエン(PWM)、プロティンΔ、フィトヘムアグ
ルチニン(PHA)、コンカナバリンAがある。好まし
いのはPWMであり、通常2〜200μ7/d、好まし
くは20〜100μび/雇の示で用いられる。
感作の方法・条件は特に限定されるものではないが、抗
原(ウィルス又はウィルス由来の蛋白若しくは糖蛋白)
の温度は1  [7/d〜1μ≦l/d、。
リンパ球(抗体産生細胞)の溌磨は1x105〜1×1
07個/rr11が適当であり、培養温度は35〜40
°Cで培養時間は4〜10日、好ましくは6〜8日であ
る。培養液は人、牛、馬等の血清を含むものなら何でも
良いが、特に胎児生向清(Fe2)を含む培養液(例え
ばRP M I 1640)が好ましい。
かくして得られたウィルスで感作したヒトの抗体産生細
胞とマウスのミエローマ細胞とは、次いで公知の方法に
従って細胞融合せしめられる5例えば、抗体産生細胞と
ミエローマ細胞融を10:1〜1:10.好ましくは1
:1〜に3の比率で混合し、適当な細胞融合用溶液、例
えば約35%ポリエチレングリコール(分子H1,oo
o〜G、 000程度)および約7.5%ジメチルスル
ホキシドを含むRPM I 1640を加えて、空温〜
37°Cで1〜故分間撹拌し、その後10%FC3加R
PM I 1640で徐々に希釈し、洗浄の後f−IA
T(ヒポキサンチン−アミノプテリン−チミジン)選択
培養液にて細胞濃度か    ゛1〜5×105個/d
となるように調整する。これを0,2雇ず・つ、例えば
9G穴プレートに分注し、5%CO2を含む空気中T:
35〜38℃で2〜3週間培養する。HAT培た液中で
はハイブリドーマのみが生存し、8−アザグアニン耐性
のミエローマ細胞及びミエローマ同士の融合細胞は生存
し得ないく未融合の抗体産生細胞は数日で死滅する。)
培養後、培養液中の抗体価をチェックし、目的とする抗
体を産生じているハイブリドーマのみを選択し単離する
(クローニング)。培養液中の抗体価のチェックは、ラ
ジオイムノアッセイ法(R1へ)、酵素抗体法(ELI
SΔ)、螢光抗体法などの、抗原への抗体の結合そのも
のを検出する方法と、ウィルスの生物活性を阻害する抗
体の活性をみる方法等で行なうことができる。クローニ
ングによって選択された、本発明の抗ウィルス・ヒト抗
体を産生ずるマウス−ヒトハイブリドーマは、凍結して
保存することができ、また、これを適当な方法で大釘に
培養することもできる。かかるハイブリドーマのレルラ
イン(細胞株)又は複製された細胞も本発明の範囲に含
まれるものである。
また、クローン化されたハイブリドーマと実質的に同一
、の抗ウィルス・ヒト抗体を産生ずる限り゛、その変異
株等も本発明の範囲に含まれる。
(ト)  発明の効果 本発明のハイブリドーマを、適当な方法で大量に培養す
ると、培養上清から抗ウィルス・ヒト抗体を得ることが
できる。また、このハイブリドーマを動物に移植して腫
瘍化し、その腹水や血清から抗ウィルス・ヒト抗体を得
ることもできる。抗ウィルス・ヒト抗体の精製は、モノ
クローナル抗体を用いるアフィニティクロマトグラフイ
ー等の方法によって行なわれる。
(チ)以下、実施例により本発明を詳述する。
実施例1 (H8Vに対するモノクローナル抗体を産生
ずるハイブリドーマ) (1)H8V抗原の作製 単層に増殖したV ero細胞(約2 X 108個)
に。
4.4x 10’ P F U /蛇のH8V (K2
S株)を接種した。37℃で2時間吸着させたのち、2
%ウシ血清を含むMEM培地で24時間培養した。この
細胞をリン酸緩t111生il1食塩水で洗浄したのら
、超音波により細胞を破壊した。これを600Orpm
で30分間遠心した上清を得これを30%シヨ等溶液の
上に重層し、3000Orpmで3時間遠心した。遠心
管の底に沈澱したベレットをウィルス抗原として用いた
(2]H3Vによるリンパ球感作 ヒトの扁桃リンパ球を18養液A (RPM I lG
40+20%胎児牛血清+20711M  HEPES
+2mMグルタミン+1TrLMNaピルビン酸+ 0
.02 my/m(lセリン+80μ7/m1ゲンタマ
イシン)に:’!遊さけた。細胞濃度は17x 105
個/In1であった。このキ■胞浮遊液をLZdずつ、
培養プレート(24穴)の12穴に入れた。それらを3
穴ずつ4群に分け、第1群は無添加、第2群にはH3V
 (K2S株。
部分精製標品) 1(3ngタンパク/d、第3群には
PWlv120μび/威、第4群には同量のH8VとP
WMを添加した。この培養プレートを37℃、5%Co
2−空気で6日間培養した。
(3)  マウス・ミエローマ細胞P3x63A98U
 1株(P3U Iと略記する)とのill胞融合。
前もつU P 3 U 1を培養液B (RI’M I
 1640+10%胎児牛血清+2 mMグルタミン+
80μg/dゲンタマイシン)中で培養しCおいた。使
用時の細胞濃度は6X105個/dであった。上記(2
)の感作リンパ球(3穴を一緒にした)4群とP3UI
を、それぞれ別々に無血清RPM I 1640で2回
洗浄した。各群のリンパ球と5 x 10’個のP3U
 Iとを試験管の中で一緒にした。1500rpmで5
分間遠心し、上清を捨てた。細胞ベレットを、試験管を
たたくことによって、よく分散させた。これに0.5d
のポリエチレングリコール液(RPIVI11G405
.75蛇+ポリエチレングリコール10003.5d+
ジメチルスルホキサイド0.75 mfり  (PEG
液と略記する)を加えて、細胞をゆるやかに浮遊させた
。1分後に0.5ae + RP fvl I 164
0を加え、さらに1分後に1dRPMI、ざらに2分後
に屯dのHATj8養液(RPM I 1840+20
%胎児牛血清+80μg/dゲンタマインシン+95μ
Mヒボギサンチン+0.4μMアミノプテリン+ 1.
6μMチミジン)、さらに2分後には4 meのHA 
T 18た。1¥を加えた。最後に、l−I A T 
18養液で25m細胞浮遊液どした。これを培養プレー
ト(96穴)1枚に蒔いC137℃、5%CO2含有空
気中で培養した。
−週間毎に半量の培養液を新しいl−I T培養)1k
〈トIATからAを除去したもの)で交換していきハイ
ブリドーマを得た。
(4)  ヒトI(IGと抗H8V抗体の測定酵素抗体
法(ELISA)によって測定した。
ヒt−IqGを測定するためにヤギ抗ヒトIOG抗体(
10μ9/rd’)を、あるいは抗H8V抗体を測定す
るためにH8V (K2S株)1μびタンパク/rR1
をそれぞれファルコン・ミクロテスト■の96穴プレー
トに固定した。このプレートにハイブリドーマ培養上清
60μ文を加えて、室温で1時間放置した。0.05%
Tween20を含有するリン酸緩衝生理食塩水(Tw
een −P B S )で3回洗浄ののち、ヤギ抗ヒ
トI(IG抗体−アルカリフォスファターゼ(2000
倍希釈液)を60μ文加えて、室温で1時間反応させた
。さらにTween−PBSで3回洗浄しIcのら、P
−ニトロフェニルフオスクエ−1−を1Mジェタノール
アミン+1  mM  IVI(1(J2のpH9,8
溶液に0.6my/1rdlの割合で溶かしたi8 W
4100μ文を加えた。30分から60分後に405m
μの吸光度を測定し、標準1gG液あるいは標ハI−H
SV陽性血清との比較から、その値を算出した。
全群とも96穴プレ一ト1枚に細胞を蒔き、96穴中の
、ハイブリドーマが成育してきた穴の数、さらにそのう
ちヒトIgGを産生しているハイブリドーマをもつ穴の
数、そして抗1−I S V抗体を産生している穴の数
を第1表に示した。第1表には、3つの扁桃より、リン
パ球を分離した例を示したが、どの場合にもH3VとP
WMを加えたとぎに最も多くの抗H3V抗体産生ハイブ
リドーマが成育した。
(以下余白) 第1表 (以下余白) (5)抗H3V抗体産生ハイブリドーマのクローニング クローニングは限定希釈法を用いた。抗H8V抗体陽性
の穴より細胞を取り出し、細胞数を数え培養液Bを用い
1個/穴あるいは100個/穴細胞を蒔いた。2週間後
に細胞が十分増殖したの0、の上清に抗H8V抗体があ
るか否かをELISAによって測定し抗H3V抗体産生
ハイブリドーマをクローニングした。
(6)  抗H3Vモノクローナル抗体の調製得られた
ハイブリドーマの1つ[)34を無血ン4培地ITES
 (RPM 116402容+ダルペツトfvl 6M
1容十F121容+インシュリン8.5μび/1rdl
+トランスフェリン2μ7/d十エタノールアミン20
μM+セレナイト2.5x 1O−fl M )で培養
した。
その培養上清480dを得て、これを限外濾過(アミコ
ンPM30)で14m12にした。これを0.021v
lリン酸ナトリウム(+)H7,8)透析し、同緩廚液
で平衡化したDE52カラム(2cm×14cm )に
かけた。
未吸着分画(21d)にとl〜モノクローナル抗体が回
収された。酵素抗体法で測定したとき、培養上で西には
1.9μlJ/戒、精製モノクローナル抗体標品には2
8μ9/rdのヒトI(IGが含まれていた。
ドデシル6jt Mナトリウム−ポリアクリルアミド(
5%ゲル)電気泳動にかけると、分子量約16万の位置
に単一のバンドが形成された。
(刀 抗H8Vモノクローナル抗体の特異性螢光抗体法
により、モノクローナル抗体の特異性を調べた。H3V
I型のK2S株の感染したベロー細胞をスライドグラス
上にアセトンで固定し、これにモノクローナル抗体を含
むハイブリドーマ培養り清を室温で1時間反応させ、洗
浄後、さらにフルオレッセインイソチオシアネートでラ
ベルされたヤギ抗ヒトT(IG(10倍希釈液)を室温
で1時間反応させた。こうして作成したスライドを「ご
光顕微鏡で−rA察した。その結果、ハイブリドーマ[
)34,74.モして5−11の産生ずるモノクローナ
ル抗体はいずれもウィルスの感染した細胞の細胞膜と細
胞質に反応し、非感染細胞には全く反応しないことが判
った。ざらにH3Vの1型のHayashida株やH
8V2型のYS−4株の感染した細胞にも反応すること
が判った。
実施例2 (VZVに対するモノクローナル抗体を産生
ずるハイブリドーマ) (11VZV抗原の作製 ヒト胎児肺細胞(He L)の培養液中にVZV(K 
awaguc旧株)を接種し、細胞変性が現れてきた時
点で細胞をラバーポリスマンで取り出した。
細胞を1分間超音波処理して破壊したのち、3000r
pmで10分間遠心した。その上清をセシウム・クロラ
イドの層に乗せて、2300Oromで3時間遠心した
。密度1.4と1.2の間に■Svは集まった。このウ
ィルス分画をさらに25000rpm、 1時間半の遠
心で沈澱させ、沈澱をリン酸緩衝生理食塩水に分散させ
て、5秒間3回超音波処理を行なった。かくして得られ
たウィルス標品を紫外線照射によって不活化したのち、
以下の実験に用いた。
(2]VZVによるリンパ球の感作とハイブリドーマの
作製。
ヒト扁桃リンパ球を18養液八に2.6X 10”個/
dに)ネ遊させた。これに上記(1)で得られたVZV
(最終温度11nOプロティン/戒)とPWM(20μ
’J 、’ m(! )を加えC13,5,または7日
間培養した。こうして感作したリンパ球を実施例1−(
2)と同様にして細胞融合した。こうして形成されてき
たハイブリドーマの培俄上清について、I(IMあるい
はIgG抗vZVモノクローナル抗体を酵素抗体法によ
って測定した。その結果を第2表に示した。
第2表より、VZvに対するI(IG型のモノクローナ
ル抗体を産生ずるハイブリドーマが得られていることが
わかる。
(以下余白) 第2表 本 感作リンパ球とP3UIとを、1)EG浴溶液入れ
ないで6合したしのである。すなわら、ハイブリドーマ
を形成しない感作リンパ球では1(IGIAVZVが陽
性にならないことを確認するための、コントロールであ
る。
なお、サイトメガロウィルス(CMV)の場合ら、実施
例2と同様の方法で、同様の効率でハイブリドーマが形
成された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒトの抗体産生細胞とマウスのミエローマ細胞とを
    融合させて得られた、抗ウィルス・ヒト抗体を産生する
    マウス−ヒトハイブリドーマ及びそれに由来する細胞株
    。 2、抗ウィルス・ヒト抗体が、単純ヘルペスウィルス(
    HSV)又は水痘帯状包疹ウィルス(VZV)又はサイ
    トメガロウイルス(CMV)に対する抗体である、特許
    請求の範囲第1項記載のマウス−ヒトハイブリドーマ及
    びそれに由来する細胞株。 3、抗ウィルス・ヒト抗体がIgG抗体である、特許請
    求の範囲第1項記載のマウス−ヒトハイブリドーマ及び
    それに由来する細胞株。 4、ヒトの抗体産生細胞が扁桃又はアデノイドから採取
    された細胞にある、特許請求の範囲第1項記載のマウス
    −ヒトハイブリドーマ及びそれに由来する細胞株。 5、in vitroでマイト−ジエンの存在下にウィ
    ルス又はウィルス由来の蛋白若しくは糖蛋白で感作した
    ヒトの抗体産生細胞と、マウスのミエローマ細胞とを融
    合させることを特徴とする、抗ウィルス・ヒト抗体を産
    生するマウス−ヒトハイブリドーマの製造法。 6、マイト−ジエンがポークウイドマイトージエン(P
    WM)である、特許請求の範囲第5項記載のマウス−ヒ
    トハイブリドーマの製造法。 7、感作を胎児牛血清を含む培養液中で行なう、特許請
    求の範囲第5項記載のマウス−ヒトハイブリドーマの製
    造法。 8、感作に用いるウィルスが単純ヘルペスウィルス(H
    SV)又は水痘帯状包疹ウィルス(VZV)又はサイト
    メガロウイルス(CMV)である、特許請求の範囲第5
    項記載のマウス−ヒトハイブリドーマの製造法。 9、増殖せしめた細胞から抗ウィルス・ヒト抗体を得る
    ために、増殖用の細胞として、ヒトの抗体産生細胞とマ
    ウスのミエローマ細胞を融合させて得られた、抗ウィル
    ス・ヒト抗体を産生するマウス−ヒトハイブリドーマ及
    び/又は該ハイブリドーマに由来する細胞株を使用する
    ことを特徴とする方法。
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