JPS6181475A - 薄状金属体の接着方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、薄状金属体の接着方法、例えばアモルファ
ス磁性金属よりなる薄状金属体を接着体に接着するとき
の接着方法に関するものである。

〔従来の技術〕

第ダ図は従来の方法により薄状金属体が接着体に接着さ
れたときの構成を示す断面図であって。

接着体である筺体ｌには接着剤−を介して被接着体Ｊが
接着されている。

筐体ｌに被接着体３を接着するに当って、被接着体Ｊが
銅、鉄等の金属、ゴムあるいはアクリル等の樹脂の場合
には、両者／、３の接着は容易になすことができる。と
ころで、薄状の被接着体３として１例えば各種電気機器
を電気的にシールドする。アモルファス凪性金属、アル
ミニウム等が薄形、軽量化を目的として使用されている
。特に。

アモルファス磁性金属は、直流、可聴周波数のような低
周波の磁界を、アルミニウムは、放送電波のような高周
波の磁界をそれぞれシールドする目的で使用されている
。そして、これ等薄状のアモルファス磁性金属、アルミ
ニウム等は電気機器のシールドすべき箇所に接着されて
いる。

し発明が解決しようとする問題点〕 上述のアモルファス出仕金属、アルミニウム等よりなる
薄状金酋体の場合には、それ等金属の表面の住状が他の
金属と異なり表面に凹凸がなく。

接着しても剥れ易いという問題点があった。特に。

アモルファスＳ性金属においては、金属原子は不規則配
列をしている非結晶性のものであるため。

前処理を施しても接着体に強固に接着されないという問
題点があった。

この発明け、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、薄状金属体が接着体に強固に接着される薄状金属
体の接着方法を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る薄状金属体の接着方法は、あらかじめ多
数の細孔部が形成された薄状金属体の裏面および接着体
の表面の少なくともいずれか一方の面に接着剤を塗布し
１次に前記薄状金属体を接着体に押圧して薄状金属体の
表面の細孔部に接着剤の突起部を形成し、その後接着剤
を硬化させる、ものである。

〔作　用〕

この発明においては、細孔部を通って薄状金属体の表面
に突起した接着剤は、接着体と薄状金属体との間に介在
する接着剤とともに一体に硬化し。

ｆ９状金金属は接５１２体に強固にｇ着される。

し実施例〕 以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。第
１図はこの発明の一実施例を示す断面図であって、第に
図と同一または相当部分は同一符号を付し、その説明は
省略する。薄状金属体としてアモルファス磁性金属より
なる薄状金属片弘の表面には、多数の細孔部５が第２図
に示すように形成されている。

この薄状金属片弘は次のよ５Ｋｔ、て、筐体ｌに接着さ
れる。まず、粘度の高い接着剤コを筐体ｌの接着箇所ま
たは薄状金属片弘の裏面に塗布する。

次に、筒体ｌの表面に薄状金属片グを押圧する。

その押圧中に、接着剤２は細孔部５を通って、薄状金属
片弘の表面に突起し、薄状金属片グの表面には細孔部５
と同数の突起部６が形成される。その後、接着剤２を硬
化させろことにより、薄状金属片ｑは一体ｌ′に強固と
接着される。

このように、薄状金、ｈ片グと筺体ｌとの接着に当って
、柵孔部左内の接着剤コも薄状金属片ダ。

筐体ｌの接着に寄与する。つまり前述のものと比ＱＩ２
１．て薄状金属片弘と筐体ｌとの間の接着面積が増大１
〜．それだけ強固に接着される。また、細孔部夕は、筐
体ｌに薄状金属片ダを接着するに際し。

薄状金属片４．２体１間の接着強度を弱める空気の抜は
道としての役割を果たしている。

第３図はこの発明の他の実施例を示す断面図である。こ
の場合には、あらかじめ薄状金楓片ダの両面に接着剤−
を塗布ｌ−０この薄状金属片グを筺体ｌに押圧１２．接
着してなされたものである。この方法は、薄状金属片ダ
に筐体ｌを押圧した際。

接着剤コの１掌等の性質により突起部６が形成されない
ような場合に特に効果的である。

なお、上記実施列では薄状今に体としてアモルファス磁
性金属よりなる薄状金属片弘の場合について説明したが
、勿論これに限定されるものではなく１表面に凹凸のな
い例えばアルミニウム等のものでも適用できる。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明の薄状金属体の接着方法に
よれば、あらかじめ薄状金属体に形成された多数の細孔
部に接着剤を侵入させ、かつこの接着剤を薄状金属体の
表面に突起させた状態で硬化させたことにより、薄状金
属体と接着体との間の接着剤を介しての接触面ＩＲは増
大し、薄状金属体は接着体に強固に接着される。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第一実施例によりなされた筐体と薄
状金属片との接着状態を示す断面図、涼コ図は薄状金和
片の千圃図、第３−はこの発明の第二実施例によりなさ
れた断面図、第９図は従来の接着方法によりなされた断
面図である。 ｌ・・筐体（芳着体）、コ・・接着剤、弘・・薄状金属
片（薄状金属体）、夕・・細孔部、６・・突起部。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 １゛筐東釉相　　馬咽 ２；捧看列 ４　　：　　、：４１プ”、づａシ〕（ｊ５）ｌ”、　
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Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）あらかじめ多数の細孔部が形成された薄状金属体
   の裏面および接着体の表面の少なくともいずれか一方の
   面に接着剤を塗布し、次に前記薄状金属体を前記接着体
   に押圧して前記薄状金属体の表面の前記細孔部に前記接
   着剤の突起部を形成し、その後前記接着剤を硬化させる
   薄状金属体の接着方法。
2. （２）薄状金属体の表面および裏面に接着剤を塗布する
   特許請求の範囲第１項記載の薄状金属体の接着方法。
3. （３）薄状金属体は、アモルファス磁性金属よりなる特
   許請求の範囲第１項または第２項記載の薄状金属体の接
   着方法。