JP2551451Y2 - 圧電振動子 - Google Patents
圧電振動子Info
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- JP2551451Y2 JP2551451Y2 JP1991038864U JP3886491U JP2551451Y2 JP 2551451 Y2 JP2551451 Y2 JP 2551451Y2 JP 1991038864 U JP1991038864 U JP 1991038864U JP 3886491 U JP3886491 U JP 3886491U JP 2551451 Y2 JP2551451 Y2 JP 2551451Y2
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- JP
- Japan
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- piezoelectric vibrator
- copper foil
- vibrator element
- electrode
- fpc board
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- Expired - Lifetime
Links
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 30
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Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、圧電振動子素子にフレ
キシブル印刷回路基板を接着した円板状の圧電振動子に
関するものである。
キシブル印刷回路基板を接着した円板状の圧電振動子に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の薄型の円板状の圧電振動
子は、円板状の圧電振動子素子の両面の電極面に、スク
リーン印刷法等により均一な膜厚の導電接着剤を印刷塗
布し、その上に圧電振動子素子と同一形状のフレキシブ
ル印刷回路（以下、ＦＰＣと記す）基板の銅箔部を貼り
付け、加圧加熱し硬化させ接着して作られていた。
子は、円板状の圧電振動子素子の両面の電極面に、スク
リーン印刷法等により均一な膜厚の導電接着剤を印刷塗
布し、その上に圧電振動子素子と同一形状のフレキシブ
ル印刷回路（以下、ＦＰＣと記す）基板の銅箔部を貼り
付け、加圧加熱し硬化させ接着して作られていた。
【０００３】図３は従来の圧電振動子素子を示し、図３
（ａ）は平面図、図３（ｂ）は正面断面図である。図４
は、従来のＦＰＣ基板を示す平面図である。図５は、従
来の圧電振動子素子とＦＰＣ基板で組み立てた従来の圧
電振動子を示す断面図である。
（ａ）は平面図、図３（ｂ）は正面断面図である。図４
は、従来のＦＰＣ基板を示す平面図である。図５は、従
来の圧電振動子素子とＦＰＣ基板で組み立てた従来の圧
電振動子を示す断面図である。
【０００４】従来の圧電振動子は、図３に示すような両
面に電極１が加工された円板状の圧電振動子素子６に、
図４に示すポリイミド等の可とう性絶縁フィルム２をベ
ースとして、銅箔３が圧電振動子素子の径８（本実施例
では５０ｍｍ）とほぼ同じ大きさの銅箔の径９に加工さ
れたＦＰＣ基板７を接着して、組み立てられる。また、
図５に、この圧電振動子を示すように、圧電振動子素子
６の電極１の面にスクリーン印刷法により導電接着剤４
を印刷塗布し、ＦＰＣ基板７の銅箔３の面と貼合わせ、
加熱加圧して導電接着剤４を硬化させて接着し、組み立
てていた。尚、ここでＦＰＣ基板７の銅箔３の面積は、
圧電振動子素子６の電極１の面積と同じ大きさにする設
計が一般的であった。
面に電極１が加工された円板状の圧電振動子素子６に、
図４に示すポリイミド等の可とう性絶縁フィルム２をベ
ースとして、銅箔３が圧電振動子素子の径８（本実施例
では５０ｍｍ）とほぼ同じ大きさの銅箔の径９に加工さ
れたＦＰＣ基板７を接着して、組み立てられる。また、
図５に、この圧電振動子を示すように、圧電振動子素子
６の電極１の面にスクリーン印刷法により導電接着剤４
を印刷塗布し、ＦＰＣ基板７の銅箔３の面と貼合わせ、
加熱加圧して導電接着剤４を硬化させて接着し、組み立
てていた。尚、ここでＦＰＣ基板７の銅箔３の面積は、
圧電振動子素子６の電極１の面積と同じ大きさにする設
計が一般的であった。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記銅箔と導
電接着剤との接着強度は、圧電振動子素子の電極面との
接着強度に比べ低く、圧電振動子を駆動させている間に
銅箔と圧電振動素子との境界剥離が周辺から起こり使用
できなくなるという問題がある。
電接着剤との接着強度は、圧電振動子素子の電極面との
接着強度に比べ低く、圧電振動子を駆動させている間に
銅箔と圧電振動素子との境界剥離が周辺から起こり使用
できなくなるという問題がある。
【０００６】従って、本考案の課題は、薄型の円板状の
圧電振動子において、前述の問題点を解消するため、Ｆ
ＰＣ基板の構造を変更することで、圧電振動子素子から
のＦＰＣ基板の剥離を防止した信頼性の高い圧電振動子
を提供することである。
圧電振動子において、前述の問題点を解消するため、Ｆ
ＰＣ基板の構造を変更することで、圧電振動子素子から
のＦＰＣ基板の剥離を防止した信頼性の高い圧電振動子
を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の課題を
解決するため、円板状の圧電振動子素子に接着される円
板状のＦＰＣ基板の銅箔の外径を、接着される圧電振動
子素子の外径より小さくして、その小さくなった外周部
に、接着面が凹凸にならないようにＦＰＣ基板の銅箔と
同じ厚みのポリイミドフィルム等の可とう性絶縁フィル
ムで覆った。このようにしてＦＰＣ基板の接着面を平ら
な面とし、しかも、剥離しやすい外周部の銅箔を可とう
性絶縁フィルムにかえ、接着力の強い可とう性の絶縁フ
ィルム同士で接着できる構造としたことを特徴とする圧
電振動子である。
解決するため、円板状の圧電振動子素子に接着される円
板状のＦＰＣ基板の銅箔の外径を、接着される圧電振動
子素子の外径より小さくして、その小さくなった外周部
に、接着面が凹凸にならないようにＦＰＣ基板の銅箔と
同じ厚みのポリイミドフィルム等の可とう性絶縁フィル
ムで覆った。このようにしてＦＰＣ基板の接着面を平ら
な面とし、しかも、剥離しやすい外周部の銅箔を可とう
性絶縁フィルムにかえ、接着力の強い可とう性の絶縁フ
ィルム同士で接着できる構造としたことを特徴とする圧
電振動子である。
【０００８】即ち、本考案は、両面に電極を備えた円板
状の圧電振動子素子の両面に、可とう性絶縁フィルムに
銅箔を積層した前記圧電振動子素子とほぼ同一円形のＦ
ＰＣ印刷回路基板の銅箔面を接着し、前記電極と銅箔部
とを電気的に接合して成る圧電振動子において、前記Ｆ
ＰＣ印刷回路基板は、その銅箔部の外径を圧電振動子素
子の外径より小さくし、前記銅箔部の外周に、前記銅箔
と同じ厚さのリング状の可とう性絶縁フィルムからなる
カバーフィルムを接着して、電極との接着表面が同一平
面であることを特徴とする圧電振動子である。
状の圧電振動子素子の両面に、可とう性絶縁フィルムに
銅箔を積層した前記圧電振動子素子とほぼ同一円形のＦ
ＰＣ印刷回路基板の銅箔面を接着し、前記電極と銅箔部
とを電気的に接合して成る圧電振動子において、前記Ｆ
ＰＣ印刷回路基板は、その銅箔部の外径を圧電振動子素
子の外径より小さくし、前記銅箔部の外周に、前記銅箔
と同じ厚さのリング状の可とう性絶縁フィルムからなる
カバーフィルムを接着して、電極との接着表面が同一平
面であることを特徴とする圧電振動子である。
【０００９】
【作用】ＦＰＣ基板の銅箔部の外径を、接着される圧電
振動子素子の外径より若干小さくして、小さくなった部
分の大きさに等しく、かつ銅箔と同じ厚みの可とう性絶
縁フィルムで、小さくなった銅箔の外周部を補い、平ら
な接着面で、しかも、剥離しやすい外周部が直接銅箔と
接着されない構造としてあるので、外周部で剥離が起こ
りにくい圧電振動子が得られる。
振動子素子の外径より若干小さくして、小さくなった部
分の大きさに等しく、かつ銅箔と同じ厚みの可とう性絶
縁フィルムで、小さくなった銅箔の外周部を補い、平ら
な接着面で、しかも、剥離しやすい外周部が直接銅箔と
接着されない構造としてあるので、外周部で剥離が起こ
りにくい圧電振動子が得られる。
【００１０】
【実施例】以下、本考案の圧電振動子の実施例につい
て、図面を用いて説明する。図１は、本考案の実施例の
圧電振動子の断面図である。図２は、図１の本考案の実
施例の圧電振動子に用いられるＦＰＣ基板を示し、図１
（ａ）は平面図、図１（ｂ）は断面図である。
て、図面を用いて説明する。図１は、本考案の実施例の
圧電振動子の断面図である。図２は、図１の本考案の実
施例の圧電振動子に用いられるＦＰＣ基板を示し、図１
（ａ）は平面図、図１（ｂ）は断面図である。
【００１１】本考案による圧電振動子に用いられるＦＰ
Ｃ基板７は、図２に示すように、円板状のＦＰＣ基板の
外径１１が約５２ｍｍで、可とう性絶縁フィルム２０上
の銅箔３の銅箔の径１０が４０ｍｍであり、その外側に
内径が４０ｍｍで外径が５０ｍｍのポリイミドフィルム
よりなるカバーフィルム５を嵌合してある。このように
して接着面が同一平面になった円板状のＦＰＣ基板７
に、円板状の圧電振動子素子６の両面にスクリーン印刷
法により導電接着剤４を印刷塗布したものを貼合わせ、
図１に示す本考案の圧電振動子を組み立てた。
Ｃ基板７は、図２に示すように、円板状のＦＰＣ基板の
外径１１が約５２ｍｍで、可とう性絶縁フィルム２０上
の銅箔３の銅箔の径１０が４０ｍｍであり、その外側に
内径が４０ｍｍで外径が５０ｍｍのポリイミドフィルム
よりなるカバーフィルム５を嵌合してある。このように
して接着面が同一平面になった円板状のＦＰＣ基板７
に、円板状の圧電振動子素子６の両面にスクリーン印刷
法により導電接着剤４を印刷塗布したものを貼合わせ、
図１に示す本考案の圧電振動子を組み立てた。
【００１２】以上のように、本考案の圧電振動子の外周
部では、圧電振動子素子と可とう性絶縁フィルムに接着
されたカバーフィルムとが接着される構造になっている
ため、強靭に接着されることとなる。
部では、圧電振動子素子と可とう性絶縁フィルムに接着
されたカバーフィルムとが接着される構造になっている
ため、強靭に接着されることとなる。
【００１３】尚、接着されたＦＰＣ基板の垂直方向の剥
離強度を比較して見ると、従来品の場合、約１．８Ｋｇ
ｆであったが、本実施例の製品では、約３．９Ｋｇｆの
強度であった。又、駆動中の剥離は従来品で約０．１％
発生していたが、本実施例の製品では皆無であった。
離強度を比較して見ると、従来品の場合、約１．８Ｋｇ
ｆであったが、本実施例の製品では、約３．９Ｋｇｆの
強度であった。又、駆動中の剥離は従来品で約０．１％
発生していたが、本実施例の製品では皆無であった。
【００１４】
【考案の効果】以上、説明したように、本考案によれ
ば、円板状の圧電振動子において、ＦＰＣ基板が外周部
から剥離を起こす事なく、信頼性の高い圧電振動子が提
供できる。
ば、円板状の圧電振動子において、ＦＰＣ基板が外周部
から剥離を起こす事なく、信頼性の高い圧電振動子が提
供できる。
【図１】本考案の圧電振動子の断面図。
【図２】図１の本考案の圧電振動子に用いたＦＰＣ基板
を示し、図２（ａ）は平面図、図２（ｂ）は断面図。
を示し、図２（ａ）は平面図、図２（ｂ）は断面図。
【図３】従来の圧電振動子素子を示し、図３（ａ）は平
面図、図３（ｂ）は断面図。
面図、図３（ｂ）は断面図。
【図４】従来のＦＰＣ基板を示し、図４（ａ）は平面
図、図４（ｂ）は断面図。
図、図４（ｂ）は断面図。
【図５】従来の圧電振動子の断面図。
１ 電極 ２ 可とう性絶縁フィルム ３ 銅箔 ４ 導電接着剤 ５ カバーフィルム ６ 圧電振動子素子 ７ ＦＰＣ基板 ８ 圧電振動子素子の径 ９ （ＦＰＣ基板の）銅箔の径 １０ 外周を小さくした銅箔の径 １１ ＦＰＣ基板の外径 １２ カバーフィルムの外径
Claims (1)
- 【請求項１】 両面に電極を備えた円板状の圧電振動子
素子の両面に、可とう性絶縁フィルムに銅箔を積層した
前記圧電振動子素子とほぼ同一円形のフレキシブル印刷
回路基板の銅箔面を接着し、前記電極と銅箔部とを電気
的に接合して成る圧電振動子において、前記フレキシブ
ル印刷回路基板は、その銅箔部の外径を圧電振動子素子
の外径より小さくし、前記銅箔部の外周に、前記銅箔と
同じ厚さのリング状の可とう性絶縁フィルムからなるカ
バーフィルムを接着して、電極との接着表面が同一平面
であることを特徴とする圧電振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991038864U JP2551451Y2 (ja) | 1991-04-27 | 1991-04-27 | 圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991038864U JP2551451Y2 (ja) | 1991-04-27 | 1991-04-27 | 圧電振動子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739117U JPH0739117U (ja) | 1995-07-14 |
| JP2551451Y2 true JP2551451Y2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=12537074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991038864U Expired - Lifetime JP2551451Y2 (ja) | 1991-04-27 | 1991-04-27 | 圧電振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2551451Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63138722U (ja) * | 1987-03-04 | 1988-09-13 |
-
1991
- 1991-04-27 JP JP1991038864U patent/JP2551451Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739117U (ja) | 1995-07-14 |
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