JPS6179866A - 点火装置の入力信号遅延回路 - Google Patents
点火装置の入力信号遅延回路Info
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- JPS6179866A JPS6179866A JP20270384A JP20270384A JPS6179866A JP S6179866 A JPS6179866 A JP S6179866A JP 20270384 A JP20270384 A JP 20270384A JP 20270384 A JP20270384 A JP 20270384A JP S6179866 A JPS6179866 A JP S6179866A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/05—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using mechanical means
- F02P5/10—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using mechanical means dependent on fluid pressure in engine, e.g. combustion-air pressure
- F02P5/103—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using mechanical means dependent on fluid pressure in engine, e.g. combustion-air pressure dependent on the combustion-air pressure in engine
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
この発明は、エンジンなどの内燃機関に用いら［しる点
火装置の入力信号遅延回路に関する。
火装置の入力信号遅延回路に関する。
［発明の技術的背明］
第４図は内燃機関の点火装置の一般的な構成を示ツブロ
ック図である。入力信号発生器１１は例えばマグネット
誘導式ピックアップコイルから得られるエンジン同期の
、すなわちエンジンの回転数に対応した周期を持つ入力
信号を発生する。この入力信号は入力回路１２でパルス
信号に変換された後、遅延回路１３で所定の時定数でも
って遅延されて出力回路１４に供給される。出力回路１
４は出力トランジスタ１５のスイッチング制御を行なう
。この出力トランジスタ１５のコレクタには一端にバッ
テリの電圧ＶＢが印加されているイグニションコイル１
６の一次側の他端が接続されており、出力トランジスタ
１５がオン状態からオフ状態にされると、イグニション
コイル１６の二次側に高電圧が発生され、これによって
点火プラグ１７に火花放電が発生される。
ック図である。入力信号発生器１１は例えばマグネット
誘導式ピックアップコイルから得られるエンジン同期の
、すなわちエンジンの回転数に対応した周期を持つ入力
信号を発生する。この入力信号は入力回路１２でパルス
信号に変換された後、遅延回路１３で所定の時定数でも
って遅延されて出力回路１４に供給される。出力回路１
４は出力トランジスタ１５のスイッチング制御を行なう
。この出力トランジスタ１５のコレクタには一端にバッ
テリの電圧ＶＢが印加されているイグニションコイル１
６の一次側の他端が接続されており、出力トランジスタ
１５がオン状態からオフ状態にされると、イグニション
コイル１６の二次側に高電圧が発生され、これによって
点火プラグ１７に火花放電が発生される。
上記遅延回路１３は上記点火プラグ１７に火花放電が生
じている際に誘発されるノイズにより上記出力回路１４
が誤動作しないようにするため、入力回路１２からの出
力パルス信号を所定の時定数でもって遅延することにり
ノイズの影響を除去するものである。
じている際に誘発されるノイズにより上記出力回路１４
が誤動作しないようにするため、入力回路１２からの出
力パルス信号を所定の時定数でもって遅延することにり
ノイズの影響を除去するものである。
第５図は上記遅延回路１３の従来の構成を示す回路口で
ある。第５図において、前記バッテリ電圧Ｖａから形成
される電圧ＶＣＣ印加点とアース電圧印加点との間には
、抵抗２１およびコンデンサ２２からなる積分回路２３
が挿入されている。上記積分回路２３にあける積分動作
は、ベースに前記入力回路１２からの出力パルス信号が
供給されているトランジスタ２４によって制御されるよ
うになっている。
ある。第５図において、前記バッテリ電圧Ｖａから形成
される電圧ＶＣＣ印加点とアース電圧印加点との間には
、抵抗２１およびコンデンサ２２からなる積分回路２３
が挿入されている。上記積分回路２３にあける積分動作
は、ベースに前記入力回路１２からの出力パルス信号が
供給されているトランジスタ２４によって制御されるよ
うになっている。
すなわち、このトランジスタ２４がオン状態にされてい
るときには上記積分回路２３は積分動作を行なわず、オ
フ状態にされているときには抵抗２１およびコンデンサ
２２それぞれの値に応じた時定数で電諒電几Ｖｃｃを積
分する。上記積分回路２３の出力１８目は、ベース抵抗
２５．負荷抵抗２６およびトランジスタ２７等からなる
反転回路２８によって波形整形ｄ°れて前記出力回路１
４に供給される。
るときには上記積分回路２３は積分動作を行なわず、オ
フ状態にされているときには抵抗２１およびコンデンサ
２２それぞれの値に応じた時定数で電諒電几Ｖｃｃを積
分する。上記積分回路２３の出力１８目は、ベース抵抗
２５．負荷抵抗２６およびトランジスタ２７等からなる
反転回路２８によって波形整形ｄ°れて前記出力回路１
４に供給される。
この遅延回路における時定数Ｔ１は、抵抗２１の値を１
≧１、コンデンサ２２の値をＣ１、トランジスタのベー
ス、エミッタ間の電圧をＶＢＥとすると次の第１式で表
わされる。
≧１、コンデンサ２２の値をＣ１、トランジスタのベー
ス、エミッタ間の電圧をＶＢＥとすると次の第１式で表
わされる。
Ｔ’１＝Ｃ１ＸＲ１Ｘ （ＶＢＥ÷Ｖｃｃ）・・・ １
１’ ｌテ景技術の問題点］
ところで、上記の遅延回路における時定数Ｔ１は一般的
な点火装置では杓２００μｓ程度に設定ざ１１、上記Ｒ
１、ＶＢＥ、ＶＣＣそれぞれの値を一＃ 的ｈ ７８
Ｋ Ｏｌｏ、７■、６Ｖにｔ６．、！：、上記の時定数
を得るためには、上記コンデンサ２２のＭＩＣＩとして
、０．０２２μＦ程度のものが必要になる。この値はコ
ンデンサとしては比較的大きく、上記遅延回路１３を含
む点火装置全体を集積回路化する場合に同一集積回路に
内蔵させることができず、外付けにしなければならない
。
な点火装置では杓２００μｓ程度に設定ざ１１、上記Ｒ
１、ＶＢＥ、ＶＣＣそれぞれの値を一＃ 的ｈ ７８
Ｋ Ｏｌｏ、７■、６Ｖにｔ６．、！：、上記の時定数
を得るためには、上記コンデンサ２２のＭＩＣＩとして
、０．０２２μＦ程度のものが必要になる。この値はコ
ンデンサとしては比較的大きく、上記遅延回路１３を含
む点火装置全体を集積回路化する場合に同一集積回路に
内蔵させることができず、外付けにしなければならない
。
このため、従来の遅延回路を用いた点火装置では部品点
数が増加して製造価格が高価になるという欠点があり、
しかもコンデンサ２２のスペースが必要となるので装置
全体が大形化するという欠点がある。
数が増加して製造価格が高価になるという欠点があり、
しかもコンデンサ２２のスペースが必要となるので装置
全体が大形化するという欠点がある。
「発明の目的」
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
ありその目的は、回路全体を同一の集積回路に内蔵させ
ろことができ、もって点火装置の製造価格の低減化およ
び小型化を実現することができる点火装置の入力信号遅
延回路を提供することにある。
ありその目的は、回路全体を同一の集積回路に内蔵させ
ろことができ、もって点火装置の製造価格の低減化およ
び小型化を実現することができる点火装置の入力信号遅
延回路を提供することにある。
［発明の概要］
上記目的を達成するためこの発明の点火装置の入力信号
遅延回路にあっては、コレクタが第１の電位印加点に結
合された第１のトランジスタのベースにエンジンの回転
数に対応した周期のパルス信号を供給し、第２のトラン
ジスタのベースに上記第１のトランジスタのエミッタを
結合し、かつ第２のトランジスタのコレクタ、ベース間
にコンデンサを挿入し、上記第２のトランジスタのコレ
クタと上記第１の電位印加点との間に第１の電流源を挿
入し、上記第２のトランジスタのベースと上記第２の電
位印加点との間に第２の電流源を挿入し、上記第２のト
ランジスタのコレクタの１言号を波形整形することによ
って上記パルス信号の遅延信号を１ｑるようにしている
。
遅延回路にあっては、コレクタが第１の電位印加点に結
合された第１のトランジスタのベースにエンジンの回転
数に対応した周期のパルス信号を供給し、第２のトラン
ジスタのベースに上記第１のトランジスタのエミッタを
結合し、かつ第２のトランジスタのコレクタ、ベース間
にコンデンサを挿入し、上記第２のトランジスタのコレ
クタと上記第１の電位印加点との間に第１の電流源を挿
入し、上記第２のトランジスタのベースと上記第２の電
位印加点との間に第２の電流源を挿入し、上記第２のト
ランジスタのコレクタの１言号を波形整形することによ
って上記パルス信号の遅延信号を１ｑるようにしている
。
［発明の実施例１
以下、図面を参照してこの発明に係る点火装置の入力信
号遅延回路の一実施例を説明する。
号遅延回路の一実施例を説明する。
第１図はこの発明の入力信号遅延回路の一実施例に係る
構成を示す回路図である。図において、トランジスタ３
１のベースには前記入力回路１２がらの出力パルス信号
が供給されるようになっている。
構成を示す回路図である。図において、トランジスタ３
１のベースには前記入力回路１２がらの出力パルス信号
が供給されるようになっている。
このトランジスタ３１のコレクタは保護用の抵抗３２を
介して電源電圧Ｖｃｃ印加点に接続されている。
介して電源電圧Ｖｃｃ印加点に接続されている。
さらに上記トランジスタ３１のエミッタにはトランジス
タ３３のコレクタが１９ｖｃされている。この１−ラン
ジスタ３３のエミッタおよびベースは共にアース電圧印
加点に接続され、一種の電流源にされており、そのコレ
クタ、エミッタ間には微少な電流、例えば数十ｎへ程度
の一定電流が常時流されている。
タ３３のコレクタが１９ｖｃされている。この１−ラン
ジスタ３３のエミッタおよびベースは共にアース電圧印
加点に接続され、一種の電流源にされており、そのコレ
クタ、エミッタ間には微少な電流、例えば数十ｎへ程度
の一定電流が常時流されている。
上記トランジスタ３１のエミッタにはさらにトランジス
タ３４のベースが接続されている。このトランジスタ３
４のエミッタは上記アース電圧印加点に接続されており
、コレクタは定電流源３５を介して上記電源電圧Ｖｃｃ
印加点に接続されている。またこのトランジスタ３４の
コレクタ、ベース間にはコンデンサ３６が挿入されてい
る。
タ３４のベースが接続されている。このトランジスタ３
４のエミッタは上記アース電圧印加点に接続されており
、コレクタは定電流源３５を介して上記電源電圧Ｖｃｃ
印加点に接続されている。またこのトランジスタ３４の
コレクタ、ベース間にはコンデンサ３６が挿入されてい
る。
上記トランジスタ３４のコレクタにはトランジスタ３７
のベースが接続されており、このトランジスタ３７のコ
レクタは負荷抵抗３８を介して前記電源電圧Ｖｃｃ印加
点に接続され、さらにエミッタはアース電圧印加点に接
続されている。すなわち、上記トランジスタ３７および
負荷抵抗３８は、上記トランジスタ３４のコレクタ電圧
を波形整形する反転回路３９を構成しており、その出力
信号は前記出力回路１４に供給されている。
のベースが接続されており、このトランジスタ３７のコ
レクタは負荷抵抗３８を介して前記電源電圧Ｖｃｃ印加
点に接続され、さらにエミッタはアース電圧印加点に接
続されている。すなわち、上記トランジスタ３７および
負荷抵抗３８は、上記トランジスタ３４のコレクタ電圧
を波形整形する反転回路３９を構成しており、その出力
信号は前記出力回路１４に供給されている。
なお、上記トランジスタ３１．３３．３４および３７は
すへてｎｐｎ型のものである。
すへてｎｐｎ型のものである。
次に上記のような構成の遅延回路の動作を第２図の波形
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
第２図において、波形Ａは前記入力信号発生器１１で発
生される車軸同期の入力信号を、波形Ｂは前記入力回路
１２からの出力パルス信号を、波形Ｃは第１図中のトラ
ンジスタ３４のベース電圧を、波形りは同じくトランジ
スタ３４のコレクタ電圧を、波形［二は第１図中の反転
回路３９から出力される波形整形後の電圧を、波形Ｆは
前記出力トランジスタ１５のコレクタ電流をそれぞれ−
示す。
生される車軸同期の入力信号を、波形Ｂは前記入力回路
１２からの出力パルス信号を、波形Ｃは第１図中のトラ
ンジスタ３４のベース電圧を、波形りは同じくトランジ
スタ３４のコレクタ電圧を、波形［二は第１図中の反転
回路３９から出力される波形整形後の電圧を、波形Ｆは
前記出力トランジスタ１５のコレクタ電流をそれぞれ−
示す。
まず、第２図の波形Ａに示すような信号が入力信号発生
器１１で発生される。入力回路１２はこの信号を所定の
しきい値電圧Ｖｔｈ（第２図参照）と比較することによ
って、Ｂのようなパルス信号を得る。いま、トランジス
タ３１のベース電圧信号、すなわちパルス信号Ｂが゛１
′ルベルにされているとき、このトランジスタ３１はオ
ン状態にされているので、トランジスタ３４のベース電
圧信号Ｃも“１″レベルにされている。他方、上記パル
ス信号Ｂが“○゛レベル低下すると、トランジスタ３１
はオフ状態にされる。トランジスタ３４のコレクタ、ベ
ース間にはコンデンサ３６が接続されているので、その
ベース電圧信号Ｃは急速には“０″レベルに低下せず、
定電流源３５の電流源、コンデンサ３６の直およびトラ
ンジスタ３４の電流増幅率に応じた一定の時定数に従っ
た勾配で゛Ｏ′ルベルに順次低下していく。次にパルス
信号Ｂが゛１゛レヘルにされるとき、トランジスタ３１
は急速にオン状態にされ、トランジスタ３４のベース電
圧信号Ｃも急速に°゛１′°１′°レベル。
器１１で発生される。入力回路１２はこの信号を所定の
しきい値電圧Ｖｔｈ（第２図参照）と比較することによ
って、Ｂのようなパルス信号を得る。いま、トランジス
タ３１のベース電圧信号、すなわちパルス信号Ｂが゛１
′ルベルにされているとき、このトランジスタ３１はオ
ン状態にされているので、トランジスタ３４のベース電
圧信号Ｃも“１″レベルにされている。他方、上記パル
ス信号Ｂが“○゛レベル低下すると、トランジスタ３１
はオフ状態にされる。トランジスタ３４のコレクタ、ベ
ース間にはコンデンサ３６が接続されているので、その
ベース電圧信号Ｃは急速には“０″レベルに低下せず、
定電流源３５の電流源、コンデンサ３６の直およびトラ
ンジスタ３４の電流増幅率に応じた一定の時定数に従っ
た勾配で゛Ｏ′ルベルに順次低下していく。次にパルス
信号Ｂが゛１゛レヘルにされるとき、トランジスタ３１
は急速にオン状態にされ、トランジスタ３４のベース電
圧信号Ｃも急速に°゛１′°１′°レベル。
上記信号Ｃが゛１゛ルベルにされているとき、トランジ
スタ３４はオン状態にされているのでそのコレクタ電圧
りは“Ｏ′°レベルにされている。他方、上記信号Ｃが
“１パレベルから“０″レベルに低下する際のコレクタ
電圧りの” ｉ ”レベルへの立ち上がりは、信号Ｃと
同様に所定の勾配で順次上昇していく。
スタ３４はオン状態にされているのでそのコレクタ電圧
りは“Ｏ′°レベルにされている。他方、上記信号Ｃが
“１パレベルから“０″レベルに低下する際のコレクタ
電圧りの” ｉ ”レベルへの立ち上がりは、信号Ｃと
同様に所定の勾配で順次上昇していく。
反転回路３９は上記信号りを波形整形するので、その出
力信号Ｅは第２図に示すように前記信号Ｂに対して所定
期間だけ遅延されたものとなっている。そして前記出力
回路１４はこの信号Ｅを用いて出力ｌ・ランジスタ１５
をスイッチ制御する。すなわち、出力回路１４は信＠Ｅ
の立ち上がりのタイミング （第２図中のｔｏ、ｔｉ、
ｔ２・・・のタイミング）、すなわら前記信号Ａが高電
位の状態から低ドして前記入力回路１２におけるしきい
値１圧Ｖｔ［１を＋Ｍ １．７Ｊるタイミングのときに
出力トランジスタ１りをオフ状態にする。これにより、
前記のようにイグニションコイル１６の二次側に高電圧
が発生され、点火プラグ１７に火花放電が生じる。
力信号Ｅは第２図に示すように前記信号Ｂに対して所定
期間だけ遅延されたものとなっている。そして前記出力
回路１４はこの信号Ｅを用いて出力ｌ・ランジスタ１５
をスイッチ制御する。すなわち、出力回路１４は信＠Ｅ
の立ち上がりのタイミング （第２図中のｔｏ、ｔｉ、
ｔ２・・・のタイミング）、すなわら前記信号Ａが高電
位の状態から低ドして前記入力回路１２におけるしきい
値１圧Ｖｔ［１を＋Ｍ １．７Ｊるタイミングのときに
出力トランジスタ１りをオフ状態にする。これにより、
前記のようにイグニションコイル１６の二次側に高電圧
が発生され、点火プラグ１７に火花放電が生じる。
そし゛（この火花放電によって前記したようにノイズが
誘発され、上記ｔｏ、ｔ１、ｔ２・・・の各タイミング
の直後ではこのノイズが信号已に混入する。このノイズ
により、トランジスタ３１は極めて短時間の間に連続的
にオン、オフ状態を繰り返すことになる。するとトラン
ジスタ３４のベースの信号Ｃも“１°ルベルと゛０″レ
ベルとを連続的に繰り返すことになる。ところが、トラ
ンジスタ３４のコレクタ、ベース間にはコンデンサ３６
が挿入されており、トランジスタ３４のベース電圧信号
Ｃが゛０°゛レベルに低下する際の時定数が大きく設定
されているので、信号Ｃはトランジスタ３４のしきい値
電圧に達することなく再び゛１′°レベルに戻される。
誘発され、上記ｔｏ、ｔ１、ｔ２・・・の各タイミング
の直後ではこのノイズが信号已に混入する。このノイズ
により、トランジスタ３１は極めて短時間の間に連続的
にオン、オフ状態を繰り返すことになる。するとトラン
ジスタ３４のベースの信号Ｃも“１°ルベルと゛０″レ
ベルとを連続的に繰り返すことになる。ところが、トラ
ンジスタ３４のコレクタ、ベース間にはコンデンサ３６
が挿入されており、トランジスタ３４のベース電圧信号
Ｃが゛０°゛レベルに低下する際の時定数が大きく設定
されているので、信号Ｃはトランジスタ３４のしきい値
電圧に達することなく再び゛１′°レベルに戻される。
このため、トランジスタ３４では上記ノイズによる誤動
作が防止される。なお、トランジスタ３３はトランジス
タ３４がリーク電流によってオン状態のままとなること
を防止するリーク電流キャンセル用のものである。
作が防止される。なお、トランジスタ３３はトランジス
タ３４がリーク電流によってオン状態のままとなること
を防止するリーク電流キャンセル用のものである。
ここで、上記信号りの電圧の時間変化ｔに対する関数Ｖ
は、定電流源３５の電流値をＩ、トランジスタ３４の電
流増幅率ｈｆｅ３４、コンデンサ３６の値をＣ２とすれ
ば次の２式で表わされる。
は、定電流源３５の電流値をＩ、トランジスタ３４の電
流増幅率ｈｆｅ３４、コンデンサ３６の値をＣ２とすれ
ば次の２式で表わされる。
Ｖ＝’ｉ÷＜ｈｆｅ３４ｘｃ２）Ｘｔ−２すなわち、ト
ランジスタによるミラー効果により、上記間数に与える
コンデンサ３６の値の影響はトランジスタ３４の電流増
幅率（ｈｆｅ３４）倍にされている。従って、この遅延
回路における時定数Ｔ２は次の３式で与えられる。
ランジスタによるミラー効果により、上記間数に与える
コンデンサ３６の値の影響はトランジスタ３４の電流増
幅率（ｈｆｅ３４）倍にされている。従って、この遅延
回路における時定数Ｔ２は次の３式で与えられる。
Ｔ２＝ （ｈｆｅ３４ＸＣ２＞−１−ＩＸＶｅＥ・・・
３ このような関係において、トランジスタのベース、エミ
ッタ間の電圧ＶＢＥを従来と同様に０゜７Ｖ、ｈ’ｒｅ
３４の値を２００、Ｉの値を１０ｕ、へとし、時定数Ｔ
２として従来回路と同様の２００μｓを得るには、コン
デンサ３６の値Ｃ２は約１５ｏＦ程度となる。このＣ２
は従来の０．０２２μＦよりも小さく、ＭＯＳキャパシ
タやＰＮ接合容量として集積回路内部に容易に形成可能
な値である。このため、上記実施例による遅延回路では
出力トランジスタ等を除いた全体の集積回路化が可能で
ある。従って、従来回路で問題になっているコンデン１
すのスペースの問題や製造価格の問題がすべて解消され
、安価でかつ小型の点火装置を製造することができる。
３ このような関係において、トランジスタのベース、エミ
ッタ間の電圧ＶＢＥを従来と同様に０゜７Ｖ、ｈ’ｒｅ
３４の値を２００、Ｉの値を１０ｕ、へとし、時定数Ｔ
２として従来回路と同様の２００μｓを得るには、コン
デンサ３６の値Ｃ２は約１５ｏＦ程度となる。このＣ２
は従来の０．０２２μＦよりも小さく、ＭＯＳキャパシ
タやＰＮ接合容量として集積回路内部に容易に形成可能
な値である。このため、上記実施例による遅延回路では
出力トランジスタ等を除いた全体の集積回路化が可能で
ある。従って、従来回路で問題になっているコンデン１
すのスペースの問題や製造価格の問題がすべて解消され
、安価でかつ小型の点火装置を製造することができる。
第３図はこの発明の他の実施例に従った遅延回路の構成
を示す回路図である。この実施例回路が上記実施例回路
と異なっているところは、前記リーク電流キャンセル用
のトランジスタ３３の代わりに、トランジスタ３４のベ
ースとアース電圧印加点との間に定電流源４０を挿入す
るようにしたことである。この定電流ｒＡ４０の値は０
．１μ八へ度にされている。
を示す回路図である。この実施例回路が上記実施例回路
と異なっているところは、前記リーク電流キャンセル用
のトランジスタ３３の代わりに、トランジスタ３４のベ
ースとアース電圧印加点との間に定電流源４０を挿入す
るようにしたことである。この定電流ｒＡ４０の値は０
．１μ八へ度にされている。
この実施例回路ではトランジスタ３４のベース信号が゛
１°°レベルから゛０°°レベルに低下する際３ら に、定電流［４０の電流Ｉ２によってコンデンサ付から
電流が引き出されるので、前記第３式に対応した時定数
Ｔ３は次の４式で与えられる。
１°°レベルから゛０°°レベルに低下する際３ら に、定電流［４０の電流Ｉ２によってコンデンサ付から
電流が引き出されるので、前記第３式に対応した時定数
Ｔ３は次の４式で与えられる。
Ｔ３＝Ｃ２；１２ＸＶｓＥ ＋＋ ４すなわら、実
施例の場合、Ｔ３は電流Ｉ２の逆数に比例しているので
、コンデンサ３６として集積回路に内蔵可能な小さな値
のものを用いても十分大きな時定数を得ることができる
。
施例の場合、Ｔ３は電流Ｉ２の逆数に比例しているので
、コンデンサ３６として集積回路に内蔵可能な小さな値
のものを用いても十分大きな時定数を得ることができる
。
なお、この実施例の場合には、前記定電流源３５の代わ
りに単なる電流源を用いても良い。
りに単なる電流源を用いても良い。
［発明の効果］
以上説明したようにこの発明によれば、回路全体を集積
回路に内蔵させることができ、もって安（＋ｌＩｉでか
つ小型の点火装置が製造できる点火装置の入力信号遅延
回路を提供することができる。
回路に内蔵させることができ、もって安（＋ｌＩｉでか
つ小型の点火装置が製造できる点火装置の入力信号遅延
回路を提供することができる。
第１図はこの発明に係る点火装置の入力信号遅延回路の
一実施例の構成を示す回路図、第２図は燃機関の点火装
置の一般的な構成を示すブロック図、第５図は従来の遅
延回路の回路図である。 ３１、３３．３４・・・トランジスタ、３５．４０・・
・定電流源、（）Ｇ・・・コンデンサ、３９・・・反転
回路。
一実施例の構成を示す回路図、第２図は燃機関の点火装
置の一般的な構成を示すブロック図、第５図は従来の遅
延回路の回路図である。 ３１、３３．３４・・・トランジスタ、３５．４０・・
・定電流源、（）Ｇ・・・コンデンサ、３９・・・反転
回路。
Claims (3)
- （１）エンジンの回転数に対応した周期のパルス信号が
ベースに供給されコレクタが第１の電位印加点に結合さ
れた第１のトランジスタと、上記第１のトランジスタの
エミッタにベースが結合されエミッタが第２の電位印加
点に結合された第２のトランジスタと、上記第２のトラ
ンジスタのコレクタ、ベース間に挿入されるコンデンサ
と、上記第２のトランジスタのコレクタと上記第１の電
位印加点との間に挿入される第１の電流源と、上記第２
のトランジスタのベースと上記第２の電位印加点との間
に挿入される第２の電流源とを具備し、上記第２のトラ
ンジスタのコレクタから上記パルス信号の遅延信号を得
るようにしたことを特徴とする点火装置の入力信号遅延
回路。 - （２）前記第１の電流源が定電流源である特許請求の範
囲第１項に記載の点火装置の入力信号遅延回路。 - （３）前記第２の電流源が定電流源である特許請求の範
囲第１項に記載の点火装置の入力信号遅延回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20270384A JPS6179866A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 点火装置の入力信号遅延回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20270384A JPS6179866A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 点火装置の入力信号遅延回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6179866A true JPS6179866A (ja) | 1986-04-23 |
Family
ID=16461755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20270384A Pending JPS6179866A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 点火装置の入力信号遅延回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6179866A (ja) |
-
1984
- 1984-09-27 JP JP20270384A patent/JPS6179866A/ja active Pending
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