JPS6178829A - 曇りのないポリエステルの製造法 - Google Patents
曇りのないポリエステルの製造法Info
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- JPS6178829A JPS6178829A JP20067484A JP20067484A JPS6178829A JP S6178829 A JPS6178829 A JP S6178829A JP 20067484 A JP20067484 A JP 20067484A JP 20067484 A JP20067484 A JP 20067484A JP S6178829 A JPS6178829 A JP S6178829A
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- component
- acid
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- polyester
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- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は曇りのないポリエステルの製造法に関し、更に
詳しくは触媒等に起因するポリマー不溶性の微粒子を実
質的に含有しないかまたはこの含有量が極めて少なく、
透明性に優れたポリエステルを製造する方法に関する。
詳しくは触媒等に起因するポリマー不溶性の微粒子を実
質的に含有しないかまたはこの含有量が極めて少なく、
透明性に優れたポリエステルを製造する方法に関する。
従来技術
ポリエチレンテレフタレートに代表されろポリエステル
は力学特性、耐熱性、耐候性。
は力学特性、耐熱性、耐候性。
′#電気絶縁性、耐薬品性等に1ぐれ、フィルム、繊維
、ボトルその他の成形品として広(使用されているが、
近年これら用途における特性の高度化、高機能化或は細
分化が進み、それに伴ってこれに対応できるポリエステ
ルの開発が望まれている。
、ボトルその他の成形品として広(使用されているが、
近年これら用途における特性の高度化、高機能化或は細
分化が進み、それに伴ってこれに対応できるポリエステ
ルの開発が望まれている。
例えば二軸延伸フィルムにおいては要求特性の高度化特
に磁気テープにおける記録密度の高度化に伴い、テープ
表面の平坦性が要求されるようになり、ポリマー中にフ
ィルム表面の粗面化要因となる微粒子等を含有しないか
、そのfilのできるだけ少ないポリエステルの供給が
望まれている。また繊維においては糸切れのうめて少な
〜・、高生産性の製糸に対応できるポリエステルが望ま
れている。更にまた、ポリエステルボトルにおいては1
例えば清涼飲料用ではその商品価値を低減させることな
(既存のガラス容器に匹適する高透明なボトルが望まれ
、これに対応できるポリマーの供給が望まれている。
に磁気テープにおける記録密度の高度化に伴い、テープ
表面の平坦性が要求されるようになり、ポリマー中にフ
ィルム表面の粗面化要因となる微粒子等を含有しないか
、そのfilのできるだけ少ないポリエステルの供給が
望まれている。また繊維においては糸切れのうめて少な
〜・、高生産性の製糸に対応できるポリエステルが望ま
れている。更にまた、ポリエステルボトルにおいては1
例えば清涼飲料用ではその商品価値を低減させることな
(既存のガラス容器に匹適する高透明なボトルが望まれ
、これに対応できるポリマーの供給が望まれている。
ポリエステルの製造は通常二官性能カルボン敵とジオー
ルとからエステル化反応を、または二官能性カルボン酸
のエステル形成性誘導体とジオールとからエステル交換
反応を行ナイ、二官能性カルボン酸のヒスジオールエス
テルおよび/またはその低重合体を得る兜l工程と、得
られた前記化合物を重縮合せしめるtPJ2工程とから
なっているが1通常前記第1.2の工程においてはそれ
ぞれ触媒が使用される。これら旭採は、他方、最終ポリ
マー中に残存し、またポリマー不溶性の微粒子の生成要
因となり、ポリマーにごりの原因になっていることも知
られている。
ルとからエステル化反応を、または二官能性カルボン酸
のエステル形成性誘導体とジオールとからエステル交換
反応を行ナイ、二官能性カルボン酸のヒスジオールエス
テルおよび/またはその低重合体を得る兜l工程と、得
られた前記化合物を重縮合せしめるtPJ2工程とから
なっているが1通常前記第1.2の工程においてはそれ
ぞれ触媒が使用される。これら旭採は、他方、最終ポリ
マー中に残存し、またポリマー不溶性の微粒子の生成要
因となり、ポリマーにごりの原因になっていることも知
られている。
これらの対策としてポリマー可溶性の、またはポリマー
中で不溶物を形成しない触媒が研究され、かかる触媒を
使用してポリエステルを製造する方法が提案されている
。
中で不溶物を形成しない触媒が研究され、かかる触媒を
使用してポリエステルを製造する方法が提案されている
。
例えば、特公昭47−15703号、 PJ47−16
193号、同47−42756号公報等ではiルマニウ
ム化合物の使用が、特開昭54−11951号公報では
マンガン化合物の使用が、またlj;I公昭45−38
836号、 143F開昭54 L(51696号公
報等ではマグネシウム化合物の使用が、それぞれ開示さ
れている。
193号、同47−42756号公報等ではiルマニウ
ム化合物の使用が、特開昭54−11951号公報では
マンガン化合物の使用が、またlj;I公昭45−38
836号、 143F開昭54 L(51696号公
報等ではマグネシウム化合物の使用が、それぞれ開示さ
れている。
しかし、これら化合物にもそれぞれ欠点或は問題点がみ
られろ。すなわち、ゲルマニウム化合物を使用する場合
には、重縮曾反応中での副反応が太き(なるため、得ら
れろ水リマーの軟化点が低下し、その機械的強度が低下
するという欠点がある8また。マンガン化合物を使用す
る場自沈は、ポリマーの色調が悪化し、またポリマー中
にマンガン化合物に起因する微粒子が発生し、透明性が
低下するという問題がある。さらにまた、マグネシウム
化合物を使用する場合には、ポリマーの色調が悪化し、
さらて分解反応によりポリマーのカルホキシル基が増加
して耐熱性が低下するという問題がある。
られろ。すなわち、ゲルマニウム化合物を使用する場合
には、重縮曾反応中での副反応が太き(なるため、得ら
れろ水リマーの軟化点が低下し、その機械的強度が低下
するという欠点がある8また。マンガン化合物を使用す
る場自沈は、ポリマーの色調が悪化し、またポリマー中
にマンガン化合物に起因する微粒子が発生し、透明性が
低下するという問題がある。さらにまた、マグネシウム
化合物を使用する場合には、ポリマーの色調が悪化し、
さらて分解反応によりポリマーのカルホキシル基が増加
して耐熱性が低下するという問題がある。
一方、特公昭32−6897号、同33−3748号、
同36−10847号、同55−24457号公報等で
、ポリマーの色調を改善する目で着色防止剤としてリン
化合物を添加することおよびポリマー中の残存触媒に起
因する不溶性粒子を可溶化せしめて最終ポリエステルを
透明化させるためリン化合物を添加することが提案され
ている。しかしながら。
同36−10847号、同55−24457号公報等で
、ポリマーの色調を改善する目で着色防止剤としてリン
化合物を添加することおよびポリマー中の残存触媒に起
因する不溶性粒子を可溶化せしめて最終ポリエステルを
透明化させるためリン化合物を添加することが提案され
ている。しかしながら。
これらリン化合物の添加はマンガン化合物やマグネシウ
ム化合物の触媒能を不活性化させることも良(知られて
おり、またリン化合物の浩加愈が多すぎるとジエチレン
グリコールが副生する等好ましくない。
ム化合物の触媒能を不活性化させることも良(知られて
おり、またリン化合物の浩加愈が多すぎるとジエチレン
グリコールが副生する等好ましくない。
また、ジエチレングリコール等の副生を抑制し、得られ
るポリマーの軟化点の低下を抑制するためにアルカリ金
属化合物を添加する方法も知られているが、アルカリ金
属化合物の添加は他方例えば特開昭50−143894
号公報等に記載されているようにポリマー不溶性の微粒
子を発生し、透明性が損われることも知られているう 上述のように、ポリエステル製造において使用・添加さ
れる化合物にはそれぞれ利点と共に欠点があり、これ迄
c5りのないポリエステルは得られていない。
るポリマーの軟化点の低下を抑制するためにアルカリ金
属化合物を添加する方法も知られているが、アルカリ金
属化合物の添加は他方例えば特開昭50−143894
号公報等に記載されているようにポリマー不溶性の微粒
子を発生し、透明性が損われることも知られているう 上述のように、ポリエステル製造において使用・添加さ
れる化合物にはそれぞれ利点と共に欠点があり、これ迄
c5りのないポリエステルは得られていない。
これら化合物を組合せてポリエステルを製造する方法と
して、例えば特開昭55−84322号公報には特定量
のマグネシウム化合物、アルカリ金属化合物およびリン
化合物を添加し、ポリマーの透明性、軟化点を改良した
ポリエチレンテレフタレートを得る方法が開示され、ま
た特開昭58−19326号。
して、例えば特開昭55−84322号公報には特定量
のマグネシウム化合物、アルカリ金属化合物およびリン
化合物を添加し、ポリマーの透明性、軟化点を改良した
ポリエチレンテレフタレートを得る方法が開示され、ま
た特開昭58−19326号。
同58−193275号、同59−15428号公報等
には特定量のマンガン化合物および/またはマグネシウ
ム化合物、アルカリ金属化合物、アンチモン化合物およ
びリン化合物を添加し、ポリマーの透明性を改良したポ
リエチレンテレフタレートを得る方法が開示されている
が、これら方法でも本発明で目的としている0りのない
ポリエステルを得ることができない。
には特定量のマンガン化合物および/またはマグネシウ
ム化合物、アルカリ金属化合物、アンチモン化合物およ
びリン化合物を添加し、ポリマーの透明性を改良したポ
リエチレンテレフタレートを得る方法が開示されている
が、これら方法でも本発明で目的としている0りのない
ポリエステルを得ることができない。
発明の目的
本発明者等は、軟化点、耐熱性等のポリマー物性が良好
で、しかもポリマー中に不溶性の微粒子を含有しないか
、またはその含有量が極めて少なく、優れた透明性を有
し、曇りのないポリエステルを生産性よ(1品質のバラ
ツキを少(して製造する方法について鋭意研究した結果
、本発明に到達した。
で、しかもポリマー中に不溶性の微粒子を含有しないか
、またはその含有量が極めて少なく、優れた透明性を有
し、曇りのないポリエステルを生産性よ(1品質のバラ
ツキを少(して製造する方法について鋭意研究した結果
、本発明に到達した。
本発明の目的は、優れたろ明性を有し、曇りのないポリ
エステルを生産性よく1品質のバラツキを少くして製造
する方法を提供することにある。本発明の別の目的は、
軟化点。
エステルを生産性よく1品質のバラツキを少くして製造
する方法を提供することにある。本発明の別の目的は、
軟化点。
耐熱性等のポリマー物性にすぐれ、かつ優れた透明性を
有し、曇りのないポリエステルを生産性よ(、品質のバ
ラツキを少(して製造する方法を提供することにある。
有し、曇りのないポリエステルを生産性よ(、品質のバ
ラツキを少(して製造する方法を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、フィルム用途に適用する場合
、ポリマー中に不溶性微粒子を実質的に含有しないかそ
の含有量が極めて少な(、フィルム表面の凹凸が適めて
少ない平坦な延伸ポリエステルフィルムになるポリエス
テルの製造法を提供することにある。本発明の更に別の
目的は、六良時のピニング性が称めて良好なフィルム用
ポリエステルの製造法を提供することにある。本発明の
更に別の目的は、ポリマー濾過圧の経時変化が少な(、
かつ糸切れが極めて少ない、製糸生産性にすぐれたポリ
エステルの製造法を提供することにある。本発明の更に
別の目的は色調、軟化点及び耐熱性の良好なかつ曇りの
ない中空体の成形に好適なポリエステルの製造法を提供
することにある。
、ポリマー中に不溶性微粒子を実質的に含有しないかそ
の含有量が極めて少な(、フィルム表面の凹凸が適めて
少ない平坦な延伸ポリエステルフィルムになるポリエス
テルの製造法を提供することにある。本発明の更に別の
目的は、六良時のピニング性が称めて良好なフィルム用
ポリエステルの製造法を提供することにある。本発明の
更に別の目的は、ポリマー濾過圧の経時変化が少な(、
かつ糸切れが極めて少ない、製糸生産性にすぐれたポリ
エステルの製造法を提供することにある。本発明の更に
別の目的は色調、軟化点及び耐熱性の良好なかつ曇りの
ない中空体の成形に好適なポリエステルの製造法を提供
することにある。
発明の構成
本発明のかかる目的は1本発明によれば、芳香族ジカル
ボンQを主成分とする二官能性カルボン酸および/−1
:たはそのエステル形成性肪導体とジオールとを反応さ
せる第11桟と、該第1工程の反応生成物を重縮合させ
る第2工程とでポリエステルを製造する方法において、
(a)触媒量のグルマニラへ化合物、(b)グリフール
可溶性のマンガン化合物および/またはマグネシウム化
合物、 (c) フルカリ金工化合物、及び(d)亜す
ン醸、リン酸及びこれらのエステルより選ばれる少(と
も−株のリン化合物を用い、かつ(b)成分及び(c)
成分が下記式ill〜(31Mく50 ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・fi+Aく60 ・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)A/M
〉0.73 ・・・・・・・・・・・・(31を満
足する量で、上記製造を行うことを特徴とする曇りのな
いポリエステルの製造法によって達成できる。
ボンQを主成分とする二官能性カルボン酸および/−1
:たはそのエステル形成性肪導体とジオールとを反応さ
せる第11桟と、該第1工程の反応生成物を重縮合させ
る第2工程とでポリエステルを製造する方法において、
(a)触媒量のグルマニラへ化合物、(b)グリフール
可溶性のマンガン化合物および/またはマグネシウム化
合物、 (c) フルカリ金工化合物、及び(d)亜す
ン醸、リン酸及びこれらのエステルより選ばれる少(と
も−株のリン化合物を用い、かつ(b)成分及び(c)
成分が下記式ill〜(31Mく50 ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・fi+Aく60 ・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)A/M
〉0.73 ・・・・・・・・・・・・(31を満
足する量で、上記製造を行うことを特徴とする曇りのな
いポリエステルの製造法によって達成できる。
本発明で使用する二官能性カルボン酸は芳香族ジカルボ
ン酸を主成分とする二官能性カルボンぼ2である。芳香
族ジカルボン酸としてはテレフタル酸、インフタル酸、
ナフタレンジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボ
ン欲、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジ
カルボン酸等が例示でき、これらの中特にテレフタル酸
、ナフタレンジカルボン酸が好ましい。また、芳香族ジ
カルボン酸と併用し得る二官能性カルボン酸としてはア
ジピン酸、セパチン酸の如き脂肪族ジカルボン散;シク
ロヘキサン−L4−ジカルボン酸の如き脂環族ジカルボ
ン酸;オキシ安息香酸の如き芳香族オキシカルボン酸;
櫂−オキシカプロ/酸の如き脂肪族オキシカルボン酸等
を例示できる。本発IMにおいて特に好ましい態様は全
酸成分の80モル%以上がテレフタル酸または2,6−
ナフタレンジカルボン酸よりなるものである。
ン酸を主成分とする二官能性カルボンぼ2である。芳香
族ジカルボン酸としてはテレフタル酸、インフタル酸、
ナフタレンジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボ
ン欲、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジ
カルボン酸等が例示でき、これらの中特にテレフタル酸
、ナフタレンジカルボン酸が好ましい。また、芳香族ジ
カルボン酸と併用し得る二官能性カルボン酸としてはア
ジピン酸、セパチン酸の如き脂肪族ジカルボン散;シク
ロヘキサン−L4−ジカルボン酸の如き脂環族ジカルボ
ン酸;オキシ安息香酸の如き芳香族オキシカルボン酸;
櫂−オキシカプロ/酸の如き脂肪族オキシカルボン酸等
を例示できる。本発IMにおいて特に好ましい態様は全
酸成分の80モル%以上がテレフタル酸または2,6−
ナフタレンジカルボン酸よりなるものである。
本発明で使用する二官能性カルボン酸のエステル形成性
誘導体としては上述した二官能性カルボン酸の低級アル
キルエステル、7リールエステル等が例示でき、特にメ
チルエステルが好ましい。
誘導体としては上述した二官能性カルボン酸の低級アル
キルエステル、7リールエステル等が例示でき、特にメ
チルエステルが好ましい。
また、本発明で使用するジオールとしては炭素数2〜1
0のフルキレングリコール;シクロヘキサンジメタツー
ルの如き脂環族ジオール;ハイドロキノン、レゾルシン
、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタンtビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)スルホンの如き芳香族ジ
オール;l、4−ジヒドロキシメチルベンゼンの如き芳
香核を含む脂肪族ンオール;ポリ(オキシアルキレン)
グリコール等が例示できる。これらの中特にエチレング
リコールが好ましい。本発明において特に好ましい態様
は全ジオール成分の80モル九以上がエチレングリコー
ルよりなるものである。
0のフルキレングリコール;シクロヘキサンジメタツー
ルの如き脂環族ジオール;ハイドロキノン、レゾルシン
、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタンtビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)スルホンの如き芳香族ジ
オール;l、4−ジヒドロキシメチルベンゼンの如き芳
香核を含む脂肪族ンオール;ポリ(オキシアルキレン)
グリコール等が例示できる。これらの中特にエチレング
リコールが好ましい。本発明において特に好ましい態様
は全ジオール成分の80モル九以上がエチレングリコー
ルよりなるものである。
本発明においては、上述した二官能性カルボン酸または
そのエステル形成性誘導体とジオールとを反応させて二
官能性カルボン酸のビスジオールエステルおよび/また
はその低重合体を得る第1工糧と、該第1工程の反応生
成物を重縮合させる第2工程とからなる。
そのエステル形成性誘導体とジオールとを反応させて二
官能性カルボン酸のビスジオールエステルおよび/また
はその低重合体を得る第1工糧と、該第1工程の反応生
成物を重縮合させる第2工程とからなる。
かかる第1工糧及び@2工程はそれ自体良(知られてい
る方法であるが、本発明においてはこれら工程において
特定の化合物を用いることに特徴がある。
る方法であるが、本発明においてはこれら工程において
特定の化合物を用いることに特徴がある。
本発明で使用するグリコール可溶性のマンガン化合物、
マグネシウム化合物は第1工程の反応触媒として作用す
る。これらの具体例としては、マンガンあるいはマグネ
シウムの酢酸塩、シュウ酸塩、安息香酸塩等の有機酸塩
、ハロゲン化物、水酸化物等が挙げられ。
マグネシウム化合物は第1工程の反応触媒として作用す
る。これらの具体例としては、マンガンあるいはマグネ
シウムの酢酸塩、シュウ酸塩、安息香酸塩等の有機酸塩
、ハロゲン化物、水酸化物等が挙げられ。
更に具体的には酢酸マンガン、酢酸マグネシウム、シュ
ウ敲マグネシウム、シュウ酸マンガン、塩化マンガン、
塩化マグネシウム、臭化マグネシウム、水酸化マンガン
、水酸化マグネシウム等が例示できる。これらの中でも
透明性の面からはマグネシウム化合物が好ましく、また
ポリマー不溶性の微粒子の発生抑制特に粒径9個数等の
面からはマンガン化合物が好ましい。更に操業性とか、
入手しやすさの点を考慮すると酢酸マグネシウムと酢酸
マンガンが特に好ましい。
ウ敲マグネシウム、シュウ酸マンガン、塩化マンガン、
塩化マグネシウム、臭化マグネシウム、水酸化マンガン
、水酸化マグネシウム等が例示できる。これらの中でも
透明性の面からはマグネシウム化合物が好ましく、また
ポリマー不溶性の微粒子の発生抑制特に粒径9個数等の
面からはマンガン化合物が好ましい。更に操業性とか、
入手しやすさの点を考慮すると酢酸マグネシウムと酢酸
マンガンが特に好ましい。
これらマンガン化合物、マグネシウム化合物の使用量は
全酸成分に対し50 mmo1%以下特に好ましくは4
5 mmo7%以下である。またこの使pAftは5
mmo1%以上、10 mmoJ%以上であることが好
ましい。マンガン化合物、マグネシウム化合物の使用量
が50 mmoAt%より多(なると、反応速度は改良
されるものの。
全酸成分に対し50 mmo1%以下特に好ましくは4
5 mmo7%以下である。またこの使pAftは5
mmo1%以上、10 mmoJ%以上であることが好
ましい。マンガン化合物、マグネシウム化合物の使用量
が50 mmoAt%より多(なると、反応速度は改良
されるものの。
ポリマー中の不溶性微粒子の量が多(なり。
透明性が悪化するので好ましくない。
また、本発明で使用するグリフール可溶性のアルカリ金
族化合物としては、アルカリ金属の脂肪族カルボン酸塩
、芳香族カルボン酸塩、水酸化物、ハロゲン化物、フル
キル化物等が挙げられ、更に具体的には酢酸ナトリウム
、安息香酸ナトリウム、水酸化ナトリウム。
族化合物としては、アルカリ金属の脂肪族カルボン酸塩
、芳香族カルボン酸塩、水酸化物、ハロゲン化物、フル
キル化物等が挙げられ、更に具体的には酢酸ナトリウム
、安息香酸ナトリウム、水酸化ナトリウム。
ナトリウムメチラート、及びこれら化合物のナトリウム
元素をリチウム、カリウム元素に置きかえた化合物吟が
例示できる。これらは一種以上用いることができる。
元素をリチウム、カリウム元素に置きかえた化合物吟が
例示できる。これらは一種以上用いることができる。
グリフール可溶性のアルカリ金に化合物の・使用量は全
酸成分に対し60 mmo1%以下、好ましくは55
mmo/96以下、特に好ましくは50 rnmo/!
%発下であり、かつグリコール可溶性のマンガン化合物
、マグネシウム化合物忙対するモル比が0.73以上、
好ましくは0.74以上、I#に好ましくは0.75以
上である。この使用量が60 mrr+oJ%より多(
なると、ポリマー不溶性微粒子例えばテレフタル酸ナト
リウム塩の粒子が多(なり好ましくない。
酸成分に対し60 mmo1%以下、好ましくは55
mmo/96以下、特に好ましくは50 rnmo/!
%発下であり、かつグリコール可溶性のマンガン化合物
、マグネシウム化合物忙対するモル比が0.73以上、
好ましくは0.74以上、I#に好ましくは0.75以
上である。この使用量が60 mrr+oJ%より多(
なると、ポリマー不溶性微粒子例えばテレフタル酸ナト
リウム塩の粒子が多(なり好ましくない。
また、このモル比が0673より小さくなると、アルカ
リ金属化合物の添加条件例えば添加速度等や反応液の攪
拌速度によって不溶性微粒子が多(なったり、大きくな
ったりしてポリマー品質のバラツキが太き(なり好まし
くない。
リ金属化合物の添加条件例えば添加速度等や反応液の攪
拌速度によって不溶性微粒子が多(なったり、大きくな
ったりしてポリマー品質のバラツキが太き(なり好まし
くない。
更に1本発明で使用するリン化合物はリン酸、亜リン酸
及びこれらのエステルより選ばれるリン化合物である。
及びこれらのエステルより選ばれるリン化合物である。
リン酸、亜リン酸のエステルとしては、(亜)リン酸の
アルキルエステル、アリールエステル及びこれらの混合
エステル等を例示することができ、具体的には(亜)リ
ン酸の七ノー、ジー、トリーフルキルエステル、(亜)
リン酸の七ノー、:)−、トリー7リールエステル及び
混合エステル尋を挙げることができる。更にはアルキル
基としては炭素数1〜4の低級フルキルが、またアリー
ル基としてはフェニル基が好ましく用いられる。更忙具
体的には、(亜)リン酸のメチルエステル、エチルエス
テル、プロピルエステル、フェニルエステル等が好まし
く例示される。これらは一種以上を用いることができる
。
アルキルエステル、アリールエステル及びこれらの混合
エステル等を例示することができ、具体的には(亜)リ
ン酸の七ノー、ジー、トリーフルキルエステル、(亜)
リン酸の七ノー、:)−、トリー7リールエステル及び
混合エステル尋を挙げることができる。更にはアルキル
基としては炭素数1〜4の低級フルキルが、またアリー
ル基としてはフェニル基が好ましく用いられる。更忙具
体的には、(亜)リン酸のメチルエステル、エチルエス
テル、プロピルエステル、フェニルエステル等が好まし
く例示される。これらは一種以上を用いることができる
。
これらリン化合物の好ましい使用量は、次式
%式%
ここで1Mはグリコール可溶性のマンガン化合物、マグ
ネシウム化合物の使用量 (mmo11%/全酸放分)であり、Aはグリコール可
溶性のアルカリ金属化合物の使用量(mmo/%/全酸
成分)であり、Pはリン化合物の使用−M (mmo/
X/全酸成分)である。
ネシウム化合物の使用量 (mmo11%/全酸放分)であり、Aはグリコール可
溶性のアルカリ金属化合物の使用量(mmo/%/全酸
成分)であり、Pはリン化合物の使用−M (mmo/
X/全酸成分)である。
を満足する割合であり、更に好ましい使用量は次式
%式%:28
を「4足する割合であり、特に好ましい使用分は次式
%式%
を満足する割合である。リン化合物の使用量が多すぎる
とポリマーの耐熱性が低下し、例えば溶融熱保持すると
き早く着色したり、固有粘度が低下しやすい傾向がみら
れ、また少なすぎるとポリマー中の不溶性微粒子が太き
(なったり、多くなったりする傾向がみられ好ましくな
い。
とポリマーの耐熱性が低下し、例えば溶融熱保持すると
き早く着色したり、固有粘度が低下しやすい傾向がみら
れ、また少なすぎるとポリマー中の不溶性微粒子が太き
(なったり、多くなったりする傾向がみられ好ましくな
い。
本発明で使用するゲルマニウム化合物は重縮合反応の触
媒として作用する。ゲルマニウム化合物としては、例え
ば酸化ゲルマニウム。
媒として作用する。ゲルマニウム化合物としては、例え
ば酸化ゲルマニウム。
グルマニウムダリコレート、ゲルマニウムブトキサイド
、環化ゲルマニウム、酢酸ダルマニウム、水酸化ゲルマ
ニウムおよびそのナトリウム塩、カリウム塔などを挙げ
ることができる。これらの中特に二酸化ゲルマニウムが
好ましい。
、環化ゲルマニウム、酢酸ダルマニウム、水酸化ゲルマ
ニウムおよびそのナトリウム塩、カリウム塔などを挙げ
ることができる。これらの中特に二酸化ゲルマニウムが
好ましい。
ゲルマニウム化合物の使用量は1通常全酸成分当り70
mmolX以下であり、また5mmo1%以上、更に
は10 mmo7%以上、#に2゜m mad%以上で
あることが好ましい、ゲルマニウム化合物は重縮合触媒
として作用する。このゲルマニウム化合物の使用によっ
て不溶性微粒子の粒径が小さい、更にすぐれた透明性の
ものが得られるなど他の重縮合触媒にみられない利点が
得られる。
mmolX以下であり、また5mmo1%以上、更に
は10 mmo7%以上、#に2゜m mad%以上で
あることが好ましい、ゲルマニウム化合物は重縮合触媒
として作用する。このゲルマニウム化合物の使用によっ
て不溶性微粒子の粒径が小さい、更にすぐれた透明性の
ものが得られるなど他の重縮合触媒にみられない利点が
得られる。
本発明で使用する化合物類はその種類によって最適の添
加時期がある。グリフール可溶性のマンガン化合物及び
/またはマグネシウム化合物は第1工程の反応触媒とし
て作用するものであり1通常第1工程の反応開始前に添
加する。第1工程の反応がエステル化反応の場合は該反
応の初期の段階までに添加することもできる。かかる化
合物は2回以上に分Ifl添加しても良い。またグリフ
ール可溶性のアルカリ金属化合物は主としてポリマー不
溶性微粒子の発生の抑制ないし防止或は該微粒子の可溶
化または微分散化に作用するが1通常第1工程の反応開
始前に添加する。他の時期に添加することもできるが1
反応開始前に添加すると、第1工程の反応促進作用をも
奏するからそれだけ有利となる。更にまた、リン化合物
は第1工程の反応が実質的に終了してから男2工程の反
応初期段階(例えば固有粘度0.2以下の段階)までの
間に添加するのが好ましい。特に第2工程反応開始前に
添加するのが好ましい。更にまた。ゲルマニウム化合物
は通常第1工程の反応開始前から第2工程の反応初期(
例えば固有粘度0.3以下の段階)までの間に添加する
が、特に第1工程の反応終了後第2工程の反応開始前の
間に添加するのが好ましい。また、第1工程がエステル
化反応の場合には、ゲルマニウム化合物を該エステル化
反応開始前に添加するのも好空しい態様である。
加時期がある。グリフール可溶性のマンガン化合物及び
/またはマグネシウム化合物は第1工程の反応触媒とし
て作用するものであり1通常第1工程の反応開始前に添
加する。第1工程の反応がエステル化反応の場合は該反
応の初期の段階までに添加することもできる。かかる化
合物は2回以上に分Ifl添加しても良い。またグリフ
ール可溶性のアルカリ金属化合物は主としてポリマー不
溶性微粒子の発生の抑制ないし防止或は該微粒子の可溶
化または微分散化に作用するが1通常第1工程の反応開
始前に添加する。他の時期に添加することもできるが1
反応開始前に添加すると、第1工程の反応促進作用をも
奏するからそれだけ有利となる。更にまた、リン化合物
は第1工程の反応が実質的に終了してから男2工程の反
応初期段階(例えば固有粘度0.2以下の段階)までの
間に添加するのが好ましい。特に第2工程反応開始前に
添加するのが好ましい。更にまた。ゲルマニウム化合物
は通常第1工程の反応開始前から第2工程の反応初期(
例えば固有粘度0.3以下の段階)までの間に添加する
が、特に第1工程の反応終了後第2工程の反応開始前の
間に添加するのが好ましい。また、第1工程がエステル
化反応の場合には、ゲルマニウム化合物を該エステル化
反応開始前に添加するのも好空しい態様である。
本発明における第1工程及び第2工程の反応条件は、ポ
リエステルν)製造に適音用いられている条件で良い。
リエステルν)製造に適音用いられている条件で良い。
本発明において!l!遺されるポリエステルは、固有粘
度(0−クロロフェノールの溶液として35℃で測定す
る)が約0.4〜約1.2(dl/I)のものが好まし
い。更にポリエステルとしてはエチレンテレフタレート
またはエチレンナフタレートが80モル%以上を占める
ポリエチレンテレフタレートまたはポリエチレンナフタ
レートが好ましい。
度(0−クロロフェノールの溶液として35℃で測定す
る)が約0.4〜約1.2(dl/I)のものが好まし
い。更にポリエステルとしてはエチレンテレフタレート
またはエチレンナフタレートが80モル%以上を占める
ポリエチレンテレフタレートまたはポリエチレンナフタ
レートが好ましい。
本発明においては、またその目的を損わない範囲で他の
添加剤例えば染料、顔料、滑剤。
添加剤例えば染料、顔料、滑剤。
艷消剤、核剤等を添加することもできる。
発明の効果
X発明の方法によれば、ポリマーに不溶性の微粒子な災
質的ンこ含有しないか、またはこの含有盆の極めて少な
い、曇りのないポリエステルを製造することができる。
質的ンこ含有しないか、またはこの含有盆の極めて少な
い、曇りのないポリエステルを製造することができる。
このポリエステルは、フィルム表面の凹凸性の柩めて少
ない、平坦性のすぐれたフィルムの製造VC適し、特に
配録密度の高度化が要求されるメタルテープ、蒸着テー
プ等の磁気テープの製造に遇した二a延伸フィルムの製
造に適している。!たこのポリエステルは溶融?!低抵
抗低く、製膜時のピニング性にすぐれ、フィルムの生産
速度を速くすることができる。更にまた、このポリエス
テルは、製糸時の糸切れの砿めて少ない、高生産性の糸
を製造イるのに通している。また、このポリエステルは
、ガラス製ボトルに匹適する高透明を有し、かつ軽くて
破損しないボトルの製造にも適している。
ない、平坦性のすぐれたフィルムの製造VC適し、特に
配録密度の高度化が要求されるメタルテープ、蒸着テー
プ等の磁気テープの製造に遇した二a延伸フィルムの製
造に適している。!たこのポリエステルは溶融?!低抵
抗低く、製膜時のピニング性にすぐれ、フィルムの生産
速度を速くすることができる。更にまた、このポリエス
テルは、製糸時の糸切れの砿めて少ない、高生産性の糸
を製造イるのに通している。また、このポリエステルは
、ガラス製ボトルに匹適する高透明を有し、かつ軽くて
破損しないボトルの製造にも適している。
実 施 例
次に実施例を挙げて本発明を更に説明する。
なお、実施例中の部とはMfi1部であり、また各特性
の槙(1定法は次のとおりである。
の槙(1定法は次のとおりである。
0−クロロフェノールを溶媒として35℃てて測定した
。
。
ポリエステルチップな0−クロロフェノールに溶解して
Q、II!/Uの溶液とし、ASTM−D 1003
−52に準じてヘーズメーターにて測定した。
Q、II!/Uの溶液とし、ASTM−D 1003
−52に準じてヘーズメーターにて測定した。
ポリマーをheしてシートとし、その表面をイオンエツ
チング装置から発生した強力なイオンによってエツチン
グし、処理された該シートの表面を走査呈電子類似鏡に
て高倍率(釣1万倍以上)で観基し、シート表面に露出
された不溶性微粒子をL uze:t−5000(日本
レギュレーター社製)にて測定した。
チング装置から発生した強力なイオンによってエツチン
グし、処理された該シートの表面を走査呈電子類似鏡に
て高倍率(釣1万倍以上)で観基し、シート表面に露出
された不溶性微粒子をL uze:t−5000(日本
レギュレーター社製)にて測定した。
ポリマー100gを溶融し、その中に1dの面積の一対
のSUS製電極電極け、1α間の距離でlkvの電圧を
かけ、290℃の溶融ポリマーの電気抵抗を測定した。
のSUS製電極電極け、1α間の距離でlkvの電圧を
かけ、290℃の溶融ポリマーの電気抵抗を測定した。
実・施例1
テレフタル酸ジメ千ル100部とエチレングリコール7
0部の混合物に酢酸マンガン0.038部及び酢酸ナト
リウム0.018部を添加し、160℃から240℃に
徐々に昇温しながらエステル交換反応を行った。次いで
得られた反応物にリン酸トリメチル0.025部を添加
し、更に10分間反応させてから二酸化ゲルマニウム0
.011部を含む水浴液を添加し、続いて290℃まで
昇温し、0.2mmng以下の高真空下で3時間重縮合
反応を行い、固有粘度0.601 dノ/11のポリエ
チレンテレフタレートを得た。このポリエチレンテレフ
タレートは軟化点261.9℃。
0部の混合物に酢酸マンガン0.038部及び酢酸ナト
リウム0.018部を添加し、160℃から240℃に
徐々に昇温しながらエステル交換反応を行った。次いで
得られた反応物にリン酸トリメチル0.025部を添加
し、更に10分間反応させてから二酸化ゲルマニウム0
.011部を含む水浴液を添加し、続いて290℃まで
昇温し、0.2mmng以下の高真空下で3時間重縮合
反応を行い、固有粘度0.601 dノ/11のポリエ
チレンテレフタレートを得た。このポリエチレンテレフ
タレートは軟化点261.9℃。
溶液ヘーズ3.1%であり、更にポリマー中の微粒子数
及びポリマーの溶融電気抵抗は第1表に示す通りである
。
及びポリマーの溶融電気抵抗は第1表に示す通りである
。
このポリエチレンテレフタレートを用いて、小型′!B
i機にで未延伸フィルムとし、更に二軸延伸熱処理して
表面粗さくCLA)が0.006μの表面平坦なフィル
ムを得た。
i機にで未延伸フィルムとし、更に二軸延伸熱処理して
表面粗さくCLA)が0.006μの表面平坦なフィル
ムを得た。
実施例2
酢酸マンガン、酢酸ナトリウム及びリン酸トリメチルの
愈をそれぞれo、o s o部、 0.021部及び0
.032部に変更する他は実施例1と同様に行って、固
有粘度0.707のポリエチレンテレフタレートを得た
。このポリエチレンテレフタレートは軟化点262.1
℃、浴融ヘース3.4%、チップカラーL値70.9
、 b値0.3であり、更に他の特性は第1表に示す通
りであろうこのポリエチレンテレフタレートを用いて、
射出・吹込み成形機にてボトルを製造したところ色調及
び透明性にすぐれたボトルが得られた。
愈をそれぞれo、o s o部、 0.021部及び0
.032部に変更する他は実施例1と同様に行って、固
有粘度0.707のポリエチレンテレフタレートを得た
。このポリエチレンテレフタレートは軟化点262.1
℃、浴融ヘース3.4%、チップカラーL値70.9
、 b値0.3であり、更に他の特性は第1表に示す通
りであろうこのポリエチレンテレフタレートを用いて、
射出・吹込み成形機にてボトルを製造したところ色調及
び透明性にすぐれたボトルが得られた。
実施例3
酢酸マンガン、酢酸リチウム及びリン酸トリメチルの蛋
をそれぞれ0.025部、 0.0068部及び0.0
18部に変更する他は実施例1と同様に行って、固有粘
度0.605のポリエチレンテレフタレートを得た。こ
のポリエチレンテレフタレートの他の特性は第1表に示
す通りである。
をそれぞれ0.025部、 0.0068部及び0.0
18部に変更する他は実施例1と同様に行って、固有粘
度0.605のポリエチレンテレフタレートを得た。こ
のポリエチレンテレフタレートの他の特性は第1表に示
す通りである。
このポリエチレンテンフタレートを用いて、実施例1と
同様にしてフィルムを作ったところ該フィルムは平坦で
高込明なものであった。
同様にしてフィルムを作ったところ該フィルムは平坦で
高込明なものであった。
実施例4
酢酸マグネシウム、酢酸カリウム及びリン酸トリメチル
の量をそれぞれo、o s o部、 0.018部及び
0.036部に変更する以外は実施例1と同様に行って
、固有粘1!!0.642#/gのポリエチレンテレフ
タレートを得た。このポリエチレンテレフタレートの他
の特性は第1表に示す通りである。
の量をそれぞれo、o s o部、 0.018部及び
0.036部に変更する以外は実施例1と同様に行って
、固有粘1!!0.642#/gのポリエチレンテレフ
タレートを得た。このポリエチレンテレフタレートの他
の特性は第1表に示す通りである。
このポリエチレンテレフタレートを用いて、3000
m / 1j11の紡速にて製糸し、単糸1.5de+
総デニール48deの延伸糸を得た。製糸時の糸切れ率
は0.3%であり、また糸物性も良好であった。
m / 1j11の紡速にて製糸し、単糸1.5de+
総デニール48deの延伸糸を得た。製糸時の糸切れ率
は0.3%であり、また糸物性も良好であった。
実施例5
テレフタル酸100部とエチレングリコール52.3部
の混合物に酢酸マンガン0.022部及び酢酸ナトリウ
ム0.012部を添加し、3に9/dG加圧下で、16
0℃から240℃に徐々に昇温しつりエステル化反応を
行なった。次いで放圧後、常圧にて反応物にリン酸トリ
メチル0.0.18部を添加し、更に10分間反応させ
てから、二酸化ゲルマニウム0.016部を含む丞@液
を添加した。その彼、続いて290℃まで昇温し、0.
2顛時以下の高真空下で3時間の重縮合反応を行ない、
同宿粘度0.607L0u/lのポリエチレンテレフタ
レートを得た。このポリエチレンテレフタレートは、軟
化点260.7℃。
の混合物に酢酸マンガン0.022部及び酢酸ナトリウ
ム0.012部を添加し、3に9/dG加圧下で、16
0℃から240℃に徐々に昇温しつりエステル化反応を
行なった。次いで放圧後、常圧にて反応物にリン酸トリ
メチル0.0.18部を添加し、更に10分間反応させ
てから、二酸化ゲルマニウム0.016部を含む丞@液
を添加した。その彼、続いて290℃まで昇温し、0.
2顛時以下の高真空下で3時間の重縮合反応を行ない、
同宿粘度0.607L0u/lのポリエチレンテレフタ
レートを得た。このポリエチレンテレフタレートは、軟
化点260.7℃。
溶液ヘーズ3.θ%であり、その他の特性値は第1表に
示す通りであった。
示す通りであった。
この承りエチレンテレフタレートを用いて小呈M膜機に
てフィルムとなし、更に延伸熱処理してフィルム表面粗
さく CL A ) 0.006μの非常に表面平坦な
フィルムを得た。
てフィルムとなし、更に延伸熱処理してフィルム表面粗
さく CL A ) 0.006μの非常に表面平坦な
フィルムを得た。
比較例1
様に行って固有粘度0.602#/、9のポリエチレン
テレフタレートを得た。このポリエチレンテレフタレー
トは浴数ヘーズ5.5九であり、その他の特性は第1表
に示す通りである。
テレフタレートを得た。このポリエチレンテレフタレー
トは浴数ヘーズ5.5九であり、その他の特性は第1表
に示す通りである。
このポリエチレンテレフタレートは、浴液ヘーズが比較
的高(て透明性に劣り、かつポリマー中の微粒子数も実
施例1〜5のものに比して多い。
的高(て透明性に劣り、かつポリマー中の微粒子数も実
施例1〜5のものに比して多い。
比較例2
酢酸マンガン、酢酸ナトリウム及びリン酸トリメチルの
量をそれぞれ0.072部、 0.032部及び0.0
58部に変更する以外は実施例1と同様に行って固有粘
度0.605dl/J’のポリエチレンテレフタレート
を得た。このポリエチレンテレフタレートは溶液へ−ズ
6.896.溶融電気抵抗150MΩ−備であり、他の
特性はm1表に示す通りである。
量をそれぞれ0.072部、 0.032部及び0.0
58部に変更する以外は実施例1と同様に行って固有粘
度0.605dl/J’のポリエチレンテレフタレート
を得た。このポリエチレンテレフタレートは溶液へ−ズ
6.896.溶融電気抵抗150MΩ−備であり、他の
特性はm1表に示す通りである。
このポリエチレンテレフタレートは溶液へ一ズが高くて
透明性に劣り、かつポリマー中の微粒子数も実施例1〜
5のものに比して多い。
透明性に劣り、かつポリマー中の微粒子数も実施例1〜
5のものに比して多い。
比較例3
酢酸マンガンの代りIc酢欧マグネシウム0.138部
を用い、更に酢酸ナトリウムの代りに酢酸リチウム0.
024部を用い、かつリン酸トリメチルの量を0.11
5部に変更する以外は実施例1と同様に行って、固有粘
腿0.60941/Iのポリエチレンテレフタレートを
得た。このポリエチレンテレフタレートはf&液ヘーズ
7.8%と高く、その他の特性は第1表に示す通りであ
る。
を用い、更に酢酸ナトリウムの代りに酢酸リチウム0.
024部を用い、かつリン酸トリメチルの量を0.11
5部に変更する以外は実施例1と同様に行って、固有粘
腿0.60941/Iのポリエチレンテレフタレートを
得た。このポリエチレンテレフタレートはf&液ヘーズ
7.8%と高く、その他の特性は第1表に示す通りであ
る。
このポリエチレンテレフタレートを用いて実施例1と同
様にして二軸延伸フィルムを作ったところ、&fフィル
ムの表面粗さが0.008μであり、表面凹凸の多いも
のであった。
様にして二軸延伸フィルムを作ったところ、&fフィル
ムの表面粗さが0.008μであり、表面凹凸の多いも
のであった。
手続補正書
昭和60年1月P臼
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、芳香族ジカルボン酸を主成分とする二官能性カルボ
ン酸および/またはそのエステル形成性誘導体とジオー
ルとを反応させる第1工程と、該第1工程の反応生成物
を重縮合させる第2工程とでポリエステルを製造する方
法において、(a)触媒量のゲルマニウム化合物、(b
)グリコール可溶性のマンガン化合物および/またはマ
グネシウム化合物、(c)アルカリ金属化合物、及び(
d)亜リン酸、リン酸及びこれらのエステルより選ばれ
る少くとも一種のリン化合物を用い、かつ(b)成分及
び(c)成分が下記式(1)〜(3) M≦50・・・・・・・・・・・・・・・(1)A≦6
0・・・・・・・・・・・・・・・(2)A/M>0.
73・・・・・・・・・・・・・・・(3)但し、式中
Mは(b)成分の使用量(mmol%/全酸成分)であ
り、Aは(c)成分の使用量(mmol%/全酸成分)
である。 を満足する量で、上記製造を行うことを特徴とする曇り
のないポリエステルの製造法。 2、前記(d)成分が下記式(4) 0.8≦(M+1/2・A)/P≦3.0・・・・・・
・・・・・・(4)但し、式中、M及びAは前記定義と
同じ、 Pは(d)成分の使用量(mmol%/全酸成分)であ
る。 を満足することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のポリエステルの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20067484A JPS6178829A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 曇りのないポリエステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20067484A JPS6178829A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 曇りのないポリエステルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6178829A true JPS6178829A (ja) | 1986-04-22 |
Family
ID=16428350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20067484A Pending JPS6178829A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 曇りのないポリエステルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6178829A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1266923A1 (en) † | 2000-08-18 | 2002-12-18 | Teijin Limited | Polyester film as support for dry film resist |
JP2014132087A (ja) * | 2009-07-28 | 2014-07-17 | Toray Ind Inc | 高結晶性ポリエステル樹脂 |
JP2018062574A (ja) * | 2016-10-13 | 2018-04-19 | 東レ株式会社 | ポリエチレンテレフタレート樹脂組成物およびそれからなるフィルム |
-
1984
- 1984-09-27 JP JP20067484A patent/JPS6178829A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1266923A1 (en) † | 2000-08-18 | 2002-12-18 | Teijin Limited | Polyester film as support for dry film resist |
EP1266923B2 (en) † | 2000-08-18 | 2014-07-09 | Teijin Limited | Polyester film as support for dry film resist |
JP2014132087A (ja) * | 2009-07-28 | 2014-07-17 | Toray Ind Inc | 高結晶性ポリエステル樹脂 |
JP2018062574A (ja) * | 2016-10-13 | 2018-04-19 | 東レ株式会社 | ポリエチレンテレフタレート樹脂組成物およびそれからなるフィルム |
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