JPS6178346A - 製茶粗揉方法及び製茶粗揉装置 - Google Patents

製茶粗揉方法及び製茶粗揉装置

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JPS6178346A
JPS6178346A JP16630085A JP16630085A JPS6178346A JP S6178346 A JPS6178346 A JP S6178346A JP 16630085 A JP16630085 A JP 16630085A JP 16630085 A JP16630085 A JP 16630085A JP S6178346 A JPS6178346 A JP S6178346A
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Kawasaki Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規な製茶粗揉方法及び製茶粗揉装置に関する
。詳しくは、粗揉工程に関与する製茶条件、即ち、熱風
温度、熱風量、主軸回転数、主軸の位置等の製茶要素の
制御値の推移を、生葉品質や1#熱条件等によって決定
される蒸葉品質等に応して既成パターン化しておくと共
に、粗揉時間をユーザーが任意に設定できるようにもし
ておき、同一の既成パターンが選択されても上記設定さ
れた粗揉時間が異なれば当該既成パターンのうちの各ス
テップの制御値を異なった時間で推移せしめることがで
きるようにし、このようにすることによって、用意され
た既成パターンの数が限られていても無限に変化する蒸
葉品質に応じたより最適な粗揉条件を設定し易くして、
粗揉工程管理の経験の浅い者であっても、拒絶反応起こ
すことなく比較的短時間の内に練れることができ、また
、粗揉工程管理の熟練技術者がいるような場合あるいは
ある程度経験を積み既成パターンだけでは物足りず、も
っときめ細やかな独自の操作を行いたくなった場合等に
は、良好な製品を得ることができた前回操作と全く同一
なパターンでその後も各製茶要素の制御値を推移させ得
るようにすることで、熟練技術者は安心してその場を離
れることができ、経験の浅い者は再現される工程を観察
することでさらに技術を磨くことができ、一方、品質的
には、粗揉工程管理者の熟練度に関係なく常にある程度
以上の品質の粗揉葉を得ることができるようにした、新
規な製茶粗揉方法及び製茶粗揉装置を提供しようとする
ものである。
背景技術とその問題点 製茶粗揉工程の意義は、前工程で蒸した茶葉を操舵室内
で攪拌及び揉圧しながら茶葉含有残留水分が約50%に
なるまで熱風で徐々に乾燥することにある。
そして、このような製茶粗揉工程は一般に次のようにし
て為される。即ち、略半円筒状の揉胴を有する操舵室内
に回転自在に主軸を配置し、この1−軸に茶葉を揉胴の
内面に幻して押し付けて揉圧するための揉手と、茶葉を
かき上げて撹散を行うための浚手とを取着し、ごのよう
な操舵室内に蒸熱T稈を終了した茶葉を投入し、1:軸
を回転して茶葉に対する揉圧とttV敗とを行い、かつ
、操舵室内に熱風を供給して茶葉を徐々に乾燥さ一ロる
ものである。
とこ7)で、製茶粗揉工程は、その工程の進行中、葉温
を36〜37℃前後に保持しつつ十乾きさせることなく
、できるだLt tii率的乾燥を行わ−lることが重
要な要件とされており、ごれらの要(′1が満たされな
いと、茶葉が黄変し、葉切れを起こし、青臭みあるいは
ムレ香を発11−するようになる等様々な品質劣化を招
来することになる。
そこで、一般に、粗揉工程を行うには、粗揉工程に関与
する製茶条件、即ち、操舵室内に供給される熱風の温度
及びM、主軸の回転数、葉打ち止めの位置あるいは主軸
の揉胴内面に対する位置等の各製茶要素を適宜に制御す
ることが行われていところが、このような制御は極めて
難しいものであり、その制御値を一概に規定ずにことは
不可能である。というのは、茶はいわば生きものであり
、例えば、みる芽とこね芽というように摘採時期の違い
、茶の品種による違い、産地の違い、年毎の雨量、■前
時間の違い、摘採口前口の天候の違いなど、いろいろな
条(21の違いにより、〕1葉の状態が微妙に変化する
ものであり、更には前−1−稈の蒸熱処理如何によって
この粗揉工程に導入する蒸葉の品質が様々に変化するも
のだからである。
また、粗揉工程における茶葉の41、状はそのT稈の進
行に従って斬次変化されてゆくものである。
例えば、形状は次第に萎れて行き、含有水分量は次第に
減少されて行き、内部水分の浸出性は次第に鈍くなって
行き、葉団は次第にかたまりを形成して行くようになる
従って、前記した各製茶要素の制御は上記した蒸葉の品
質の違い及び工程の進行に従って行われる必要がある。
しかしながら、蒸葉品質の違いや工程の進行度に従って
制御するといっても、経験の浅い工程管理者にとっては
その蒸葉品質の違いあるいは工程の進行度を判断するこ
と自体が難しく、いわんや、製茶要素を具体的な制御値
で制御することは極めて困難なものとなっている。
しかも、上記した各製茶要素の制御に必要な要件は「制
御値」のみならず、該制御値を持続する時間、即ち、「
ステップ時間」もある。というのは、前記したように、
粗揉工程における茶葉の性状は工程の進行に従って斬次
変化されてゆくので、同じ制御値でもそれが持続される
時間が異なれば茶葉に対する製茶条件は異なるものであ
るし、殊に、粗揉工程においてはこの制御値の持続時間
の微妙な違いが粗揉葉の品質を大きく左右するからであ
る。
このような点から製茶粗揉作業では、茶筒と呼ばれる熟
練技術者が常に粗揉機の傍にいて、粗揉工程の進行を監
視し、例えば、茶の揉りの進み具合、1屋ったときの感
触、湿り具合などを参考にし、その経験と勘により粗揉
工程の進行中における各製茶要素、例えば熱風温度の推
移をコントロールしているのが実情である。また、製茶
作業はあたかも戦場のごとき様相の中で行われるもので
あり、粗揉工程の進行中随時変更する例えば風量ダンパ
ーの開度、該開度の持続時間など、いちいち記録してい
られるものでもない。
このような実情の中で斯界においては、従来から、経験
の浅い工程管理者でも一定品質以」―の品質の粗揉葉を
得ることができ、しかも、それらの者でも粗揉工程の操
作を容易に気楽に行うことができ、かつまたそれらの者
の技量を向上するようなことのできる製茶粗揉方法及び
製茶粗揉装置の開発が強く要望されで来た。
発明の目的 そこで、本発明は上記した問題点に鑑みて為されたもの
で、粗揉工程に関与する製茶要素の制御値の推移を既成
パターン化しておき、しかも、用意されたパターンの数
が限られていても無限に変化する蒸葉品質に応じたより
最適な粗揉条件を設定し易くして、経験の浅い者でも拒
絶反応起こすことなく練れ易くし、また熟練技術者等が
前回行ったのと全く同一なパターンでも各製茶要素の制
御値を推移させることができるようにして、熟練技術者
は安心してその場を離れることができ、また経験の浅い
者は再現される二「稈を観察することで技術を磨き、あ
る程度経験を積んだら、既成パターンを使用するのでは
なく独自のパターンを作成し、それを再現さ・してさら
に技術を磨(ようなこともでき、一方、品質的には粗揉
工程管理者のψ!練度に関係なく常にある程度以上の品
質の籾揉葉を得ることができるようにした、新規な製茶
粗揉方法及び製茶I′lI揉装置全装置することを目的
とする。
発明の概要 そこで本第二発明製茶粗揉方法は、操舵室内に送られる
熱風の温度、熱風量、揉手や浚手が装着されたし軸のト
1転数、主軸の位置等、製茶粗揉工程における各製茶要
素をその工程の進行に従って順次11[移させながらl
の粗揉工程を終了する製茶粗揉方法において、1ないし
2以りの製茶要素について、複数のステップに分割され
たlの粗揉工程に於けるt「移のti標となる既成パタ
ーンをYめ複数個用意しておくと共に、任意の粗揉T稈
についてその工程中ユーザーが所望に変更した当該製茶
要素の推移の経過をユーザー作成パターンとしてメモリ
ーに記憶させ、以後繰り返される粗揉工程において必要
に応じ、前記既成パターン及びユーザー作成パターンの
中から1つを選択し得るようにし、既成パターンを選択
したときは、III揉時開時間任意に設定できるように
しておき、選択された既成パターンの各ステップに割り
当てられる時間は上記設定された粗揉時間を全ステップ
数で除する演算によって求め、選択された既成パターン
及び設定時間の両者を指標とし、ユーザー作成パターン
を選択したときは、選択されたユーザー作成パターンを
そのまま指標とし、上記1ないし2以にの製茶要素を推
移させlの粗揉工程を終了するようにしたことを特徴と
し、本第二発明製茶粗揉方法は、複数の揉乾室を使用し
、操舵室内に送られる熱風の温度、熱風量、揉手や浚手
が装着された主軸の回転数、主軸の位置等、製茶粗揉工
程における各製茶要素を各揉乾室ごとにその工程の進行
に従って順次推移させながら1の粗揉工程を終了する製
茶粗揉方法において、1ないし2以十の製茶要素につい
て、複数のステップに分割されたlのtn揉T稈に於け
るIli移の指標となる既成パターンを予め複数個用意
しておくと共に、全部あるいは一部の揉乾室における任
意の粗揉工程についてその工程中ユーザーが所望に変更
した当該製茶要素の推移の経過をユーザー作成パターン
としてメモリーに記憶させ、以後繰り返される粗揉工程
において必要に応じ、前記既成パターン及びユーザー作
成パターンの中から1つをマスターパターンとして選択
し得るようにし、既成パターンを選択したときは、粗揉
時間をも任意に設定できるようにしておき、選択された
既成パターンの各ステップに割り当てられる時間は上記
設定された粗揉時間を全ステップ数で除する演算によっ
て求め、選択された既成パターン及び設定時間の両者を
指標とし、ユーザー作成パターンを選択したときは、選
択されたユーザー作成パターンをそのまま指標とし、上
記lないし2以上の製茶要素をtli移させ各揉乾室の
1の粗揉工程を終了するようにしたことを特徴とする。
また、本発明製茶II揉装置は、操舵室内に送られる熱
風の温度、熱風量、揉手や浚手が装着された主軸の回転
数、主軸の位置等、製茶粗揉工程における各製茶要素を
その工程の進行に従って順次推移させながら1のITl
揉王程工程了するようにされた製茶粗揉装置であって、
茶葉を揉圧し目つ乾燥させるための揉乾室と、熱風発生
手段と、熱風を操舵室内に供給する手段と、操舵室内に
回転自在に配置され操舵室内の茶葉を揉圧する揉手及び
茶葉をかき一部げる浚手を装着された主軸と、上記各製
茶要素のうち少なくとも一つを操作するための少なくと
も一つの操作部と、前記製茶要素の1の粗揉工程中にお
ける推移の指標となるパターンを記憶するメモリーと、
該メモリーによって記憶されたパターンによって前記操
作部を制御する制御部と、該制御部に任意の粗揉時間を
入力する11揉時間設定手段とを備えでおり、前記メモ
リーは予め定められたl又は複数の既成パターンを記1
aシていると共に、ユーザーが前記操作部を操11シた
ときに該操作による製茶要素のliI移をユーザー作成
パターンとして記1aシ1するようにされており、前記
制御部は前記既成パターン及びユーザー作成パターンの
うちの任意のパターンをユーザーのiM IRに応して
選択し、特に、既成パターンを選tRL、たときは、選
択された既成パターンの各ステップに割り当てられる時
間を設定されたれI揉時間を全ステップ数で除する演算
によって求めて前記操作部を制御しiするようにされて
いることを特徴とする。
実h&!例 以下に、本発明製茶*11揉力法及び製茶粗揉装置の詳
細を説明する。説明の順序は、便宜」−1始めに製茶I
II揉装置とし、次に製茶II揉方法とする。
装置の実施例 第1図乃至第10図は本発明製茶粗揉装置の実施の一例
を示す。
第1図は製茶粗揉機1の概略を示すものである。
2はこの製茶ttllt機lの併設された熱風発生機で
ある。3は製茶粗揉機のフレームであり、該フレーム3
には揉胴4と主軸駆動部5が載置されでいる。揉胴4は
両端が閉塞された樋状をなし、前面側下部に粗揉終了後
の茶葉を取り出すための開閉自在の増出扉6が形成され
ている。揉胴4内にはこれを軸方向に貫通して前記駆動
部5によって回転される主軸7が回転自在に設けられて
おり該主軸7には多数の揉手8・8・・・・・・・・・
と浚手9・9・・・・・・・・・とが取着されている。
lOは揉胴4の一1―端に連設された撹散室であり、前
面には開閉自在の窓11が設けられ、また、後面には熱
風吹込口12が開成されている。13は撹散室10の上
端排気口部に配置された茶葉プールで、この中に茶葉を
所定ff1llになるまで投入し、下側の扉14・14
を第2図に2点鎖線で示すように開くと、プール13内
の茶葉が揉胴4と撹散室】0とから構成される操舵室内
に投入される。尚、この茶葉プール13には、通常、茶
葉の重量計測装置が付設されている。15は撹散室10
の上端排気口を覆う金網である。16・16・・・・・
・・・・は撹散室10の」一端部で金網15の内側に配
置された排気口関節ダンパーで、フレーム3に固定され
たダンパー調節モータ17によってその開閉度が関節さ
れるようになっている。18は撹散室1oの後側に形成
された熱風導でその一端で熱風発生機2の熱風送出口1
9と連通されている。
熱風発生機2は熱交換部2oと送気ファン21とがら成
る。熱交換部20は、ケーシング22の中に炉筒23と
これに連結された熱気1?824・24・・・・・・・
・・とが配置されて成り、炉筒23にはバーナー25が
装着されていてバーナ25によって炉筒23内で発生し
た熱気がケーシング22内に迷路状に配置された熱気路
24を通って煙突26から排出される。尚、バーナー2
5には、例えば、図示していないが、発生処置の異なる
2つのノズルが設けられており、この2つのノズルを2
つの点火、一方を点火、他方を点火、というように3つ
の態様で稼働させることによって熱量を3段階に調整し
得るようになっている。
エアーは送気ファン21によって4部から直接に又は適
当なフィルターを経て導入され、送気ファン21とケー
シング22との間を連通する送気口27からケーシング
22内に入り、そして熱風送出口19から熱風導18内
に供給される。そして、エアーはケーシング22内を通
過する際に、高温化されたが筒23や熱気路24・24
・・・・・・・・・の表面と接触し加熱され熱風となる
。そして、この熱風は熱風導18を経て熱風吹込口12
・12・・・・・・・・・から操舵室内に供給される。
尚、送気ファン21と送気口27との間には、図示して
いないが、制御モータ28によって開閉度が制御される
熱風量調節用ダンパーが配置されている。
しかして、上記の如き粗揉機1を使用しての粗揉工程は
、以下のようにして為される。蒸し工程を終了した茶葉
はプール13に所定量導入され、それが、蒸葉プール1
3の扉14・14が開かれることによって揉胴4と撹散
室10とから成る操舵室内に投入される。熱風発生機2
によって発生された熱風は熱風導18を経て熱風吹込口
12・12・・・・・・・・・から操舵室内に供給され
る。そして、主軸7が回転され、茶葉は揉手8・8・・
・・・・・・・によって揉底に押圧揉捻され、また、浚
手9・9・・・・・・・・・によって上方へかきI−げ
られて撹散−υしめられる。そして、茶葉は揉捻とPM
敗とをされながら熱風と接触し、徐々に乾燥されて粗揉
−T:稈が進められる。そして、茶葉の残留水分が所定
の値になるまで上記作業が進められ、目的値になったと
き粗揉王程が完了し、取出扉6が開いて茶葉はその下の
輸送コンベヤ29上に取り出され、次の揉捻T稈へと送
られる。
以トのような製茶ネ11揉T稈は、前にも述べたように
、前−「稈で蒸した茶葉をその含有残留水分が約50%
になるまで乾燥する會養を有するものであるが、単に含
有残留水分を約50%にすれば良いというものでなく、
茶葉の色、香り等茶葉の品質に劣化を与えないように行
わなければならない。そのためには、Iの製茶ネ11揉
−「作中、操舵室内に(Jt給される熱風の温度、熱風
m、主軸の回転数、主軸の位置等の製茶粗揉T程におけ
る各製茶要素をその工程の進行に従って順次flffi
移させなければならない。そこで、十記製茶相揉機1に
おいて、これらの製茶要素の制御がどのような手段によ
って為されるかを、それら手段の一例を挙げで説明する
先ず、揉乾室に供給される熱風の温度はバーナー25の
燃焼度を調整することによって為される。
この場合、熱風導18の適当な箇所に温度センサーを配
置し、これによって、操舵室内に吹き込まれる熱風の温
度を検知し、この値と当該時における目的値との差によ
ってバーナーの燃焼度を調整即ち、2つのノズルを2本
とも点火、一方のみ点火他方のみ点火の3つの態様のい
ずれかをi!沢すれば良い。
操舵室内に供給される熱風の量は、送気ファン21の回
転数、揉乾室上部の排気量調節ダンパー16・16・・
・・・・・・・の開閉度、送気ファン21と熱交換部2
0の送気口27との間に配置されたダンパーの開閉度の
−又は複数を調整することによって制御することができ
る。
主軸7の回転数は例えば第3図に示すv!J、横によっ
て制御することができる。30は主軸駆動部5のフレー
ムで、ごのフレーム30上には減速1J3131が固定
されていて、この減速機31の出力軸(図示していない
、)が主軸7と直接に又はユニバーサルジヨイントなど
を介して連結されている。32は減速機プーリで、減速
機31の入力軸33に固定されている。34はフレーム
30に部分35で回動可能に支持された変速ヘースで、
該変速ベース34上に主軸駆動モータ36が固定されて
いる。主軸駆動モータ36の出力軸37には可変径ブー
IJ38が装着されており、この可変径プーリ38と減
速機プーリ32との間には■ヘルド39が架設されてい
る。この可変径プーリ38はヘルドを架ける溝が弾圧手
段によって接合されている2部材によって形成され、変
速ヘース34が実線矢印の方へ回動して該プーリ38が
相手のブー1732から遠ざかると、■ヘルド39によ
る弾圧力が前記溝を形成している2つの部材間に働いて
これらの間隔を押し広げる。この結果、ヘルドが架+j
られる溝の径が小さくなるようになっている。
又、変速ヘース34が点線矢印の方へ回動すると、溝を
形成している2部材が弾圧手段によって互いに近づき、
その結果溝の径が大きくなるようになっている。40は
中間の部分41でフレーム30に回動自在に支持された
変速ロンドである。変速ロッド40の一方の揺動端には
摺動ピン42が前記変速ベース34の遊端に設けられた
長孔状の摺動孔43に慴動自在に係合されている。尚、
変速ベース34の遊端はスプリング44によって常時点
線矢印の方向へ引張られている。変速ロッド40の他方
の揺動端には長孔状の摺動孔45が形成されている。4
6はフレーム30上に固定された制御モータで回転伝達
系47、減速機48を介して制御ロッド49を揺動せし
めるものである。そして、制御ロッド49の揺動端には
コロ50が回転自在に設けられており、このコロ50が
変速ロッド40の摺動孔45に慴動自在に係合されてい
る。
しかして、制御モータ46により制御ロッド49が揺動
されると変速ロンド40も揺動され、結果として変速ベ
ース34が揺動されて、その方向に応じて可変径プーリ
38の溝径が大きくされ、あるいはまた小さくされて、
プーリ32を介して、減速機31の入力軸33に付与さ
れる回転数が変化され、従って、主軸70回転数が変化
されることになる。
主軸7の揉底に対する相対的位置の調整は、例えば、第
4図乃至第6図に示すような機構を用いることによって
為すことができる。51は揉胴4の両側端の位置にてフ
レーム3に回転可能に支持された円盤状の軸受盤である
。軸受盤510回転中心から偏心した位置には主軸7の
端部を受ける軸受部52が形成されていて、この軸受部
52によって主軸7の端部が支持されている。53は一
端が軸受盤51に固定された変更ロノじで、他端には長
平方向に沿う長孔54が形成されている。55はフレー
ム3に固定された制御モータで、その出力軸56には制
御ロッド57が固定されている。制御ロッド57の先端
にはピン58が設けられており、このピン58が前述の
変更ロッド53の長孔54と慴動可能に係合されている
。尚、上述したような、軸受盤51、変更ロッド53及
び制御ロッド57は片側だけでなく、もう一方の側にも
設けられている。
しかして、制御モータ55によって制御口・ノド57が
モータ55の出力軸56の位置を中心にして回動される
と、この先端と係合されている変更ロッド53が軸受盤
51の中心を軸として回動する。従って、変更ロッド5
3と固定関係にある軸受盤51も回転され、その軸受部
52の位置が二点鎖線で示すように変更される。依って
、軸受部52によって支持されている主軸7の位置が変
更される。このような主軸の変更によって茶葉に対する
揉圧度が変更される。例えば、主軸7の位置が第4図に
実線で示す位置にある場合は、揉手8は点線Aで示ず軌
跡を描くが、主軸7の位置が第4図の二点鎖線で示す位
置になると、揉手8は二点鎖線Bで示すf+lI跡を描
くことになり、矢印Cが示す方向に回転されている揉手
8による茶葉への揉圧度はAの軌跡を描く場合に比して
増加されることになる。従って、主軸7の位置を適宜に
変更することによって、最適な揉圧度を選択することが
できる。
59は撹散室10の上方部略中央部に、これを長手方向
に横切るように配置された葉打止め板である。
葉打止め板59はリンク601.602.603機構を
介して制御モータ61と連結されており、第7図に二点
鎖線で示すように軸62を中心に回動されるようになっ
ている。そして、この葉打止め板59の位置によって、
浚手9・9・・・・・・・・・によってかき上げられた
茶葉の軌跡が変わる。即ち、第7図の葉打止め板の符合
「59」に付加した記号(伺〜(ニ)に対応した矢印(
イ)〜(ニ)に示すような軌跡を溝くことになる。そし
て、軌跡が(伺から(ニ)の方へと変わるに従い、茶葉
が主軸7の真下に落下し、茶葉の揉み込み度が増加する
次に本発明の詳細を4つの揉乾室を備えた、即ち、第1
図乃至第7図に示すような製茶粗揉機1を、第8図に示
すように、4槻1a〜1d配列して成る製茶粗揉装置に
ついて、所謂マイクロプロセッサを使用し、揉乾室に供
給される熱風の温度、熱風量、主軸7の回転数及び主軸
位置のみを自動制御する目的で実施した場合を例にとっ
て説明する。尚、第8図において、63は蒸葉処理機、
64は垂直ハケソト、65は傾斜コンベア、66は水平
コンベア、67・67は投入コンベアで、蒸しが終わっ
た茶葉は処理機63を経て、垂直パケット64、各コン
ベア65.66.67・67を経て前述の蒸葉ブールI
3内に投入される。また、68・68は振動コンヘア、
69・69は垂直パケット、70・70は揉捻機である
粗揉工程が終了した茶葉は振動コンベア6日・68、垂
直パケット69・69を経て揉捻機70・70へ供給さ
れる。
第9図は制御盤(制御部)の正面図、第10Il!Iは
制御部のブロックダイヤグラム、第11図は各製茶要素
を制御する際の手順を示すフローチャートである。
第9図において71は電源表示灯であり、電源の活死を
表す。72は電源ス仁、チである。73はフ゛ザーであ
り、パターンをロードしまたはストアし終わったとき及
び粗揉が終了し取出時期がきたときに鳴動する。74は
該ブザーの鳴動を停止するための押ボタンである。75
はストアエリア指定ノブであり、パターンを格納するエ
リアの番号を指定する。76はパターン選択スイッチで
あり、左側の各枠で囲まれた文字は既成パターンの指示
表示を示す刻印、左側の「閣別作成」はユーザーが各I
f機1a〜1dについて独立にパターンを作成するとき
のノブの位置を示す刻印、77a〜77dは表示ランプ
であり、マスターとする粗揉機1の番号を示すと共に、
4つのネ■揉機1のうち工程が最も進んでいるものの番
号を示すものが点灯するようにされている。「プログラ
ム保護」はパターンの書替え、消去を防止するときの位
置を示す刻印であり、他の作業者等が手を触れた場合、
折角作成したパターンが書替えられたりしないようにす
るためのものである。78はロードストアスイッチであ
り、呼出側に倒したときはストアエ!lア指定ノブ75
で指定した番号(記録ナンバー)のストアエリアのパタ
ーンをパターン選択スイッチ76で指定した番号の粗揉
機1に対するワーキングエリアへ移し替え、また、記録
側に倒したときはパターン選択スイッチ76で指定した
番号の粗揉機1に対応するワーキングエリアのパターン
をストアエリアを旨定ノブ75にて指定した番号のスト
アエリアへ格納する。
79は粗揉時間設定器であり、1の粗揉工程の時間、即
ち、蒸葉が前記揉胴4内に投入されてから揉胴4外へ取
り出されるまでの時間をユーザーが任意に設定するため
のものであり、この実施例においては該粗揉時間を[分
]単位で設定するようにされている。尚、粗揉時間の設
定はフッシュボタン式の設定スイッチ80・80を操作
するごとにより行われる。そして、この粗揉時間設定器
79により設定された粗揉時間は前記したパターン選択
スイッチ76によって選択された既成パターンの各スる テンプに割当てられる時間を演算す砲ための重要なデー
タともなる。即ち、本発明においては既成パターンが選
択された場合には選択された既成パターンの各ステップ
に割り当てられる時間は、ユーザーにより設定された粗
揉時間を当該選択された既成パターンの全ステップ数で
除する演算により求められるようにされでいる。例えば
、当該既成パターンが全40ステツプにより構成されて
おり、設定された粗揉時間が「40分」であれば、各ス
テップの時間は、40(分)+40(ステップ)−1(
分)となり、また、上記したと同じ既成パターンが選択
された場合でも設定された粗揉時間が「32分」であれ
ば、各ステップの時間は、32(分)+40(ステップ
) = 0.8 (分)となる。従って、1つの既成パ
ターンであっても、設定される粗揉時間の違いによって
、各ステップの時間、即ち、それぞれの制御値を持続す
る時間が異なって来るのであり、これによって、事実上
用意された既成パターンの数以上の数の制御パターンを
用いることができる。 81a〜81dは粗揉工程の経
過時間を示す表示器で、各粗揉機について投入から何分
経過しているかを示す。828〜82dは投入指令スイ
ッチであり、粗揉を開始するときの起動信号を出すため
のものである。
832〜83dは熱風温度設定スイッチであり、前述の
バーナー25の燃焼度を調節する等して揉乾室に供給さ
れる熱風の温度を該ノブ83a〜83dで指定した温度
に保つようになっている。84a〜84dは熱風量設定
スイッチであり、前述の排気量調節ダンパー16・16
・・・・・・・・・を適宜に調節することにより揉乾室
に供給される熱風の量を調整できるようになっている。
858〜85dは主軸回転数設定スイッチで、前述の制
御モータ46に指令を与えて主軸7の回転数を調節する
ことができるようになっている。86a〜86dは主軸
位置設定スイ・ノブであり、前述の制御モータ55に指
令を与えて主軸7の揉底に対する相対的位置を調整する
ことができるようになっている。そして、これらスイッ
チ82.83.84.85及び86は、4つの粗揉機1
 a 〜1 dに対応して4個づつ配置されている。
上記した熱風温度設定スイッチ83a〜83d、熱風量
設定スイッチ84a〜84d、主軸回転数設定スイッチ
858〜85d及び主軸位置設定スイッチ86a〜86
dは、粗揉工程をユーザーが作成した制御値のパターン
に従って実行せしめようとする場合に使用する。
87はメモシートであり、各ストアエリアに記録したパ
ターンの内容等を書きとめておくために任意に使用され
る。
次に、第10図において、cpuは中央処理装置である
。EPROMはCPUに接続された消去書込可能読俄専
用メモリーであり、この実施例においては、メモリーE
PROMに8個の既成パターンが書き込まれている。即
ち、この実施例におい゛ζ用意された既成パターンは第
9図の選択スイッチ76の左側に表示された8種類ある
。これらの既成パターンの種類は、蒸葉品質の区分、そ
れも主として生葉の品質と蒸熱の度合との組合せによっ
て区分したものであり、それぞれの区分に最も適したI
′Il揉条件が、ベテランの茶筒の経験あるいは過去の
データ等の資料を基にして具体的な制御値の推移として
複数のステップに分割された形で書き込まれている。R
AMはCP tJに接続されたランダムアクセスメモリ
ー、88はCP [Jに接続された入出力ボート、89
は入出力ボート88に接続されたゲートランチ制御回路
、83a〜83dは熱風温度設定スイッチ、84a〜8
4dは熱風温度設定スイッチ、85a〜85dは主軸回
転数設定スイッチ、86a〜86dは主軸位置設定スイ
ッチ、79は粗揉時間設定E(,76はパターン選択ス
イッチ、75はストアエリア指定ノブ、82a〜B2d
は投入指令スイッチ、90a〜90dは取出リミットス
イッチ、78はロードスイアスイソチであり、夫々、ゲ
ー1へラッチ制御器Ws89からの信号によって開閉さ
れる夫々のゲート回&!891・91・・・・・・・・
・を介して入力ボート8Bに接続されている。尚、取出
リミットスイッチ90a〜90dは揉胴4の取出扉6の
近くに配置され、その開閉と連動するようにされている
922〜92dはバーナー25の例えば2つのノズルの
稼働状態を切換えてバーナー火力を調整するための熱風
温度制御器、17a〜17dは排気量開部ダンパー16
・16・・・・・・・・・の開閉度を制御する熱風量制
御モータ、46a〜46dは主軸回転数制御モータ、5
5a〜55dは主軸位置制御モータ、各制御器及びモー
タに付設された#1〜#4は夫々制御器92やモータ1
7.46.55の駆動回路、77a〜77dは最も工程
が進んでいる粗揉機を示す表示ランプ、93“は該ラン
プの点滅を制御する回路、8]a〜8]dは粗揉時間表
示器、そして、73はブザーであり、夫々ゲートランチ
制御回路89により制御されるラッチ回路93・93・
・・・・・・・・を介して入出力ボード88に接続され
ている。尚、ブザー73は粗揉終了を知らせる場合には
ブザー止めボタン74を押すまで鳴動し、また、ロード
/ストア終了を知らせるときはモノマルチ94の動作に
より一定時間鳴動するようにされている。
95a 〜95dは熱風温度センサ、96a〜96dは
熱風量センサ、97a〜97dは主軸回転数センサ、9
8a〜98dは主軸位置センサであり、ゲートランチ制
御回路によって制御される夫々のゲー)91・91・・
・・・・・・・を介して入出力ボード88に接続されて
いる。
方法の実施例 次に、本発明製茶粗揉方法を前記した製茶粗揉装置を使
用し、かつ、第1+図に示したフローチャートに従って
行われる実施例の一例に従って説明する。
(1)例えば、茶の性状がはっきりしており8つの既成
パターン、即ち、過去の実験、実績に基づいて予め定め
られているパターン(例えば、第12図に示すような熱
風温度、熱風量、主軸回転数、主軸位置の推移のパター
ン)のいずれかを利用して粗揉を実施しうる場合。
+al  パターン選択スイッチ76を前記8つの既成
パターンのうちいずれかの位置に置く。例えば、これか
ら粗揉工程に投入しようとする蒸葉が普通の生葉を/l
:蒸したものであれば、「普通葉・深蒸」と表示された
位置に置(。
山)粗揉時間設定器79のブツシュボタン80・80に
より任意の粗揉時間を設定する。
tel  運転すべき揉乾室例えば第1の粗揉機1aの
揉乾室の投入指令スイッチ82aを押し、粗揉す4き蒸
葉を当該操舵室内に投入する。自動投入装置を使用する
ときは上記投入指令ボタン82により投入装置が起動さ
れるようにしておけば作業者の手がかからない。
+d+  この場合、第11図に示すように、プログラ
ムスタート後、あるいは前回の粗揉工程が終了した後、
熱風温度、熱風量、主軸回転数及び主軸位置を初期値、
即ち、WF!12図のスタートの時点の値にするという
イニシャルライズが行われている。そして投入指令スイ
ッチ82aが押され粗揉が開始されると、既成パターン
による操作であるから、[パターン選択は何か?]は[
既成1、従って、指定された既成パターンがメモリーR
OMからメモリーRAM内の当該粗揉機1aに対応する
り−キングエリアに書き移される。そして、これと共に
、当該既成パターンの各ステップに割り当てられる時間
が、前記したように、設定されたネ■揉時間を当該既成
パターンの全ステップ数で除することによって定められ
る。従って、例えば指定された既成パターンが第12図
に示すように全体を40ステツプに分割したパターンで
あり、また、i111時間が[40分−1に設定される
と、ネl揉)3311aは第12図に示すように各ステ
ップの制御値及びその時間に従って制御されることにな
る。
tel  さらに、当該粗揉機1aの各センサ95a、
96a97a及び98aによって検出され当該粗揉機1
aの熱風温度、熱風口、主軸7回転数及び主軸7位置の
値が読み込まれ、ワーキングエリアに書き込まれたパタ
ーンによって指示された当該時点の値と比較され、差が
あれば、その差がなくなるまで、熱風温度制御器92a
や各制御モータ17a、46a、55aに対し補正信号
が送られる。尚、開始直後のプログラムの実行の際は、
前述のイニシャルライズにより前述の各製茶要素は初期
値に設定されており、各製茶要素の値を読みをる必要は
ないが、プログラムが再び繰り返される時からは、この
ステップが必要になる。
このようなプログラムは粗揉時間設定器79で設定され
た粗揉時間が過ぎるまでは「粗揉時間終了か?」がrN
OJであるために繰り返し実行され、熱風温度等の前記
各制御要素の値は−1−記演算されたステンプ時間ごと
に例えば前記した例でいえば1分経過する毎に既成パタ
ーンによって定められる値、例えば第12図に示すよう
な値へと次々に推移されて行く。
ffl  そして、上記設定した時間、即ち、投入から
40分が経過すると[粗揉時間終了か?]は「YF、S
」となり、取出扉6を開く等、自動取出装置(図示せず
)へ取出動作指令がなされると共に、ブザー73が鳴り
、粗揉工程の終了を知らセる。
このような、操作は各粗揉機ごとにそのスタート時期が
異なっていても個別に既成パターンの最初から順を追っ
て別個に夫々の各制御要素の値の推移が行われる。
しかして、前記したようにしである既成パターンを指定
し、あるれ1揉時間を設定して粗揉工程を実行した結果
、良好な粗揉葉あるいは荒茶製品茶を得ることができた
場合は、今度の粗揉工程に投入される蒸葉品質が同じ種
類のものであるときは前回と同じ既成パターンを指定し
、かつ、前回と同じ粗揉時間を設定すれば良い。逆に、
粗揉工程を実行した結果、あまり良好でない粗揉葉ある
いは荒茶製品茶を得た場合は、今度は、例えば、前回と
同じ既成パターンを指定しても設定する粗揉時間を前回
と異ならしめて実行する。即ち、前記したように、同じ
既成パターンを指定しても、設定する粗揉時間を前回と
異ならしめて実行する。
即ち、前記したように同じ既成パターンを指定しても設
定する粗揉時間が異なれば、当該既成パターンの各ステ
ップの時間が伸縮され、結局、異な一37= った制御を行うことになるからである。
しかして、予め用意された既成パターンは、例えば、特
定の蒸葉品質(本実施例の場合には、生葉品質と蒸しの
度合との組合せによって区分された蒸葉品質である)に
最適な粗揉条件の制御値が与えられているものであるか
ら、これに通常の粗揉時間、例えば一番茶であれば40
分程度、また、1茶であれば35分程度といった粗揉時
間を設定すれば、経験の浅い粗揉工程管理者であっても
、標準的な品質以上の品質の粗揉葉をえることができる
。しかも、粗揉時間を適宜変更して設定すれば、更に良
質な粗揉葉を得ることができる。
(2)既成のパターンを使用せずに、ユーザーが各製茶
要素の値設定スイッチ83a〜83d、848〜84d
、85a〜85d及び86a〜86dを操作して各粗揉
機1a〜1dについて個別にパターンを作成する場合。
(al  パターン選択スイッチ76を「個別作成」の
位置に置く。
山)運転すべき粗揉機例えば第1の粗揉機1aの投入指
令スイッチ82aを押し、粗揉ずべき茶葉に投入する。
そして第11図フローチャートに示される、L・)に、
「パターン選択はIi!Iか′>1は「個別−1、従っ
て+li乾室ごとに個別パターンを使用1となり、各t
n揉機の各製茶要素はメモリーRAM内の各相H: t
jslに対応するワーキングエリアに記1aされている
個別パターンを1h標とL7てfit移するように回路
が構成される。尚ユーザーがパターンを作成する場合、
本実施例ではMl揉時間:分に対し10番地、合a16
4FII地を用意し、最ニ64分の粗揉工程における各
製茶要素のHE移の経過を記憶しうるようにしている。
そして、仮にメモリーRA Mの第1事11揉機1aに
対応するワーキングエリアの最初の1分間に対応する各
番地に、[熱風温度は95℃、熱風量150d/分、主
軸回転数42rpm 、主軸位置は1の位置]であるこ
とを示すワードが書き込まれていたとすると、これらの
各製茶要素の値は投入から1分間その値に保たれる。な
お、本実施例の場合、m往工程の開始にあたりメモリー
RAMのパターン記憶用ワーキングエリアについてはイ
ニシャルライズをしないようにしているので、実際の各
t111柔tJI11a〜1dに対応するワーキングエ
リアにはその前に実行された粗揉工程における熱風温度
等容製茶要素の推移の経過が記憶されていて、特にスイ
ソヂ類を操作しない限りこれら各製茶要素はそのような
パターンに従って推移をする。
fcl  そして例えば、1分が経過し、その粗揉機1
aに対応する主軸回転数設定スイッチ85aを操作L7
、主軸回転数42rpmから43rpmに上げた場合。
第11図フローチャートでは該スイッチ85aのj梨作
により割り込みが行われ、[パターン選択はli’Jか
?」は「揉乾室個別作成」となり、該変更した回転数4
3rpmに相当するワードがワーキングエリアの当該経
過時間に対応する番1山(例えばスタート後1分から2
分までに該当する番地)に記憶される。
本実施例では一旦各設定スイソチ83a〜83d、84
a−84d 、 I(5a−85d及び86a−416
dが)甲され該当する製茶要素の値が変わったとき、例
えば上述のように、1分経過の時点で主軸7の回転数を
変えたときは、メモリーRA Mのワーキングエリアの
当該時点に対応する番地から最後の64分の番地まで全
部該回転数43+ pmに相当するワードを書き込むよ
うにしており、その後これら設定スイ・ノチ85a〜8
5dが操作されなければ、第11図フローチャートに示
すように主軸の回転数は該メモリーに書き込まれた回転
数、即ち43rpmを保つようにされている。
fdl  以後粗揉工程が進行するに従って各製茶要素
の値が変更されると、その都度該変更した時点に対応す
る番地より後の番地の書替えが行われる。
tel  そして、所期の揉圧、整形が施された時点で
ユーザーが所定の取出ボタン(図示せず)を動かし、取
出扉6を開放して茶葉を取り出すと、該取出扉6に連動
する当該取出リミットスイッチ90aが閉じる。これに
より粗揉開始から終了までに要した時間、即ち、1の粗
揉工程の時間がメモリーRAMの所定の1kll!!に
記憶されると共に第11図において[粗揉時間は終了か
?]はrYEsJになり一〇− 8当該粗揉機1aの熱風温度、熱風量、主軸回転数及び
主軸位置は初期値に戻される。
以上の操作によりメモリーr?AMの該揉乾室に対応す
るワーキングエリアにはその揉乾室について1の粗揉工
程中ユーザーが操作した熱風温度等容製茶要素の推移が
ユーザー作成パターンとじ7記憶される。
従って、今の操作の結果、良好な粗揉葉あるいは荒茶製
品茶を得ることができた場合には、次の粗揉工程からは
必要に応じ、該ユーザー作成パターンを使用して熱風温
度等の各製茶要素を推移させれば良い。
逆に、あまり良好でない粗揉葉あるいは荒茶製品茶しか
得られなかった場合には、前述の1梨作を繰り返し、新
たにユーザー作成パターンを作り直し、余裕があれば、
いくらでも試行する。
経験の浅い者が操作しており、余裕がなければ、熟練技
術者に一度見てもらい、その場は熟練技術者の作成した
ユーザー作成パターンを使用して各製茶要素を推移させ
、その時、工程中の茶葉の性状変化を確認し、その後に
熟練技術者が作成したユーザー作成パターンを自分なり
にへ変形させてみるような事を行えば勉強にもなる。
なお、パターン選択スイッチを「個別作成」の位置に置
くときは他の揉乾室についても同様に粗揉の開始から終
了に至るまでの間、1桑作者が動かした各製茶要素の推
移がメモリーRAMの夫々のワーキングエリアの別々の
パターンとして記憶される。
(3)いずれかの揉乾室、例えば階1の揉乾室をマスタ
ーとする粗揉作業を実行する場合。
fal  パターン選択スイッチ76を1第1粗揉」に
する。
tb+  投入指令ボタン82aを押し、該揉乾室に粗
揉すべき茶葉を投入する。
(C)  これにより第11図において[パターン選択
は何か?]は「マスター0ρ」、となり該指定された揉
乾室に対応したワーキングエリアのみが使用されるよう
に回路が構成され、すべての揉乾室における熱風温度等
容製茶要素の推移は該マスターとした揉乾室のパターン
を指標として行われる。もちろん、マスターパターンに
よる操作の場合も前述と同様、各揉乾室ごとにそのスタ
ート時期が異なっていても個別にマスターパターンの最
初から順を追って各製茶要素の推移が行われる。
従って既に試行され良い結果が出た揉乾室のパターンに
ついてこれをマスターとすれば、他の揉乾室の各製茶要
素は該良好な結果が出た揉乾室のものと全く同一の動き
をすることになる。
fdl  また、マスターパターンを使用するこのよう
な操作は、熟練者が現在傍にきて熱風温度等の各製茶要
素を調整しなから粗揉工程を進めている揉乾室について
これをマスターとして他の揉乾室の各製茶要素を推移さ
せるという形でも行うことができる。
即ち、例えば第1 III揉機1aの揉乾室をマスター
とした場合、該第1粗揉機1aの揉乾室について例えば
主軸回転数設定スイッチ85aが操作されると、これに
従って該第1粗揉機の揉乾室の主軸回転数が変化すると
共に、第11図に示すように該スイッチ85aの操作に
よって割り込み動作が行われ、「パターン選択は何か?
」は「マスター0ρ」、従って個別作成の場合と同様の
手順で、マスターとした第1相揉機1aの揉乾室に対応
するワーキングエリアの当該操作時点に該当する番地以
後のすべての未実行部分に、変更後の主軸回転数に相当
するワードが書き込まれる。
(「)以後、回転数が推移されるたび第1粗揉機1aの
揉乾室に対応するり−キングエリアの当該時点に対応す
る番地以降の番地には該新たな回転数に相当するワー]
′が書き込まれる。
tg+  そして、粗揉工程が終了した時点で、個別作
成のときと同様に茶葉の取り出しを行えば、開始からの
経過時間がメモリーRAMの所定のエリアに記憶される
と共に、イニシャルライズ、即ち、各製茶要素の値が初
期の値に戻される動作が行われる。
fhl  この場合、マスターとした揉乾室以外の揉乾
室については茶葉投入準備ができたものがか順次没入指
令スイッチ82b〜82dを押し粗揉を開始すれば、例
えば、マスターとした揉乾室の主軸回転数が開始後1分
後に43rpm 、 2分後に45rpmとなったとす
るならば、第211揉tJ!llbの揉乾室の主軸回転
数も該揉乾室において粗揉が開始された後1分経過した
時点で43rpmへ、2分経過した時点で44rpmへ
、というようにマスターとした揉乾室についてのユーザ
ー作成パターンを指標として推移する。
(4)  最初既成パターンを指標として粗揉を開始し
たが途中経過が思わしくない場合。
fal  この場合は途中でパターン選択スイッチを「
個別作成」あるいは「マスター第1相揉〜第4粗揉」の
いずれかにする。
山) これにより当該切換時点以後は各設定スイッチ8
3a〜83d184a〜84d、85a〜85d、86
a〜86d1あるいはマスターとした揉乾室の設定スイ
ッチを操作するとことにより製茶要素の値を調節するこ
とができる。この場合、それぞれも揉乾室に対応するワ
ーキングエリアの切換時点に対応する番地より前の番地
にはメモリーROMから書き移されてあった既成パター
ンがそのまま残されておリ、又該番地以降の番地にはユ
ーザーによって操作された製茶要素推移が記録されるこ
とになり、これもまた新たなユーザー作成パターンとし
て使用することができる。
以上各パターンごとの操作を説明したが、本実施例の場
合、メモリーRAMはハソテリーによってハックアップ
されており、電源スィッチ72を[断1にしてもデータ
が保存されるようになっている。
従って、例えば第2相揉機1bの揉乾室における各製茶
要素の推移の結果が良(今後も続けて使用したいパター
ンであるときは、例えばパターン選択スイッチ76をマ
スターの第2粗揉に、ストアエリ−rtli定ノブ75
の位置を1にし、ロードストアスイッチ78を「記録」
側に倒す。この操作により第2相揉v&ibの揉乾室に
ついてのり−キングエリア内のパターンはメモリーRA
Mのストアエリア陽1に移され、転送が完了した時点で
ブザー73が鳴る。他の揉乾室のパターンについても同
様に保存することができる。
そして、このようなストアエリアに保存さねでいるパタ
ーンを指標として例えば第1籾揉機1aの揉乾室の熱風
温度等容製茶要素の推移を行わ一部ようとする場合は、
該指標とずべきパターンがf″!。
存されでいるストアエリアの番号にストアエリア指定ノ
ブ75を合わせ、また、該パターンにより推移させよう
とする揉乾室にパターン選択スイッチ76を合わせ、ロ
ードストアスインチアBを[呼出]側に倒す。これによ
り当該ストアエリアのパターンは選択された揉乾室のワ
ーキングエリアに転送されそれが終了したたときはブザ
ー73が鳴る。そして、当該揉乾室の粗揉Z[程を開始
すれば該揉乾室の各製茶要素は該パターンを指標してそ
の推移が行われる。
発明の効果 以上に記載したところから明らかなように、本の回転数
、主軸の位置等、製茶粗揉工程における各製茶要素をそ
の工程の進行に従って順次lft移さ・lながら1の粗
揉工程を終了する製茶粗揉方法において、lないし2以
上の製茶要素について、複数のステップに分割された1
の粗揉工程に於ける推移の指標となる既成パターンを予
め複数個用意しておくと共に、任意の粗揉工程について
その工程中ユーザーが所望に変更した当該製茶要素の推
移の経過をユーザー作成パターンとしてメモリーに記憶
させ、以後繰り返される粗揉工程において必要に応じ、
前記既成パターン及びユーザー作成パターンの中から1
つを選択し得るようにし、既成パターンを選択したとき
は、粗揉時間をも任意に設定できるようにしておき、選
択された既成パターンの各ステップに割り当てられる時
間は上記設定された粗揉時間を全ステップ数で除する演
算によって求め、選択された既成パターン及び設定時間
の両者を指標とし、ユーザー作成パターンを選択したと
きは、選択されたユーザー作成パターンをそのまま指標
とし、上記1ないし2以上の製茶要素を推移させ1の粗
揉工程を終了するようにしたことを特徴とし、本第二発
明製茶粗揉方法は1複数の揉乾室を使用し、操舵室内に
送られる熱風の温度、熱風量、揉手や浚手が装着された
主軸の回転数、主軸の位置等、製茶粗揉工程における各
製茶要素を各揉乾室ごとにその工程の進行に従って順次
推移させながら1の粗揉工程を終了する製茶粗揉方法に
おいて、1ないし2以上の製茶要素について、複数のス
テップに分割された1の粗揉工程に於ける推移の指標と
なる既成パターンを予め複数個用意しておくと共に、全
部あるいは一部の揉乾室における任意の粗揉工程につい
てその工程中ユーザーが所望に変更した当該製茶要素の
推移の経過をユーザー作成パターンとしてメモリーに記
憶させ、以後繰り返される粗揉工程において必要に応じ
、前記既成パターン及びユーザー作成パターンの中から
1つをマスターパターンとして選択し得るようにし、既
成パターンを選択したときは、粗揉時間をも任意に設定
できるようにしておき、選択された既成パターンの各ス
テップに割り当てられる時間は上記設定された粗揉時間
を全ステップ数で除する演算によって求め、選択さ4ま
た既成パターン及び設定時間の両者を指標とし、:1−
−チー1′I成パターンを選択したときは、選択された
ニーデー作成パターンをそのまま指標とし、1−記1な
いし2以−1−の製茶要素を推移させ各揉乾室のlのt
11揉I“稈を終了するようにしたことを特徴とする。
また、本発明製茶相性装置は、操舵室内に送られる熱風
の温度、熱風量、揉手や浚手が装着された主軸の回転数
、主軸の位置等、製茶粗揉工程における各製茶要素をそ
の工程の進行に従って順次(汁移さUoながら1の*■
揉工程を終了する、Lうにされた製茶ネIX揉装置であ
って、茶葉を揉圧し11つ乾燥させるための揉乾室と、
熱風発生手段と、熱風を操舵室内に供給する手段と、操
舵室内に回転自在に配置され操舵室内の茶葉を揉圧する
揉手及び茶葉をかき上げる浚手を装着された主軸と、上
記各製茶要素のうち少なくとも一つを1桑作するための
少なくとも一つの[槃作部と、前記製茶要素の1の粗揉
−「程中におりる推移の指標となるパターンを記憶する
メモリーと、該メモリーによっ゛(記憶されたパターン
によって前記操作部を制御する制御部と、該制御部に任
意のillll開時間力する粗揉時間設定手段とを備え
ており、前記メモリーは予め定められた1又は複数の既
成パターンを記憶していると共に、ユーザーが前記操作
部を操作したときに該操作による製茶要素の推移をユー
ザー作成パターンとして記憶し1qるようにされており
、前記制御部は前記既成パターン及びユーザー作成パタ
ーンのうちの任意のパターンをユーザーの選択に応して
選択し、特に、既成パターンを選択したときは、選択さ
れた既成パターンの各ステップに割り当てられる時間を
設定された粗揉時間を全ステップ数で除する演算によっ
て求めて前記操作部を制御し得るようにされていること
を特徴とする。
従って、本発明によれば、従来の粗揉方法あるいは粗揉
装置のように粗揉工程を繰り返している間、熟練技術者
が常に傍にいて操作する必要がなく、経験の浅い者でも
工程を管理することができるようになる。
すなわち、用意された既成パターンの数が限られていて
も、設定されるIIi揉時開時間って当該既成パターン
の各ステップに割り当てられる時間が異なるのであるか
ら、結局、1つの既成〕ぐターンから多数のパターンの
粗揉条件を得ることができ、無限に変化する蒸葉晶質に
応じたより最適な粗揉条件を設定することができ、その
設定も簡単である。
また、生葉の性状や蒸熱の対応がやや特殊で、既成パタ
ーンやそれらの粗揉時間だけの変形では十分に対応しき
れないような場合、また熟練技術者が傍にいて独自の操
作を行う場合、あるいは経験はまだ浅いが独自の操作を
してみたいと思ったような場合、自らが操作したのと全
く同一のパターンでその後も各制御要素を推移させるこ
とができるので、熟練者は安心してその場を離れること
ができ、経験の浅い者は自分の技術を磨くこともできる
ようになる。
一方、品質的には、粗揉工程管理者の熟練度に関係なく
富にある程度以上の品質の粗揉葉を得ることができる。
=53= 尚、前記した実施例においては、既成パターンの種類を
、生葉の品質と蒸葉の度合との組合せによる蒸葉品質の
種類に基づいて定めるようにしたが、このようにするこ
とによって、既成パターンの内容、即ち、粗揉工程を実
行する具体的な制御値を一層確かなものにすることがで
きると共に、工程管理者にとって、いずれの既成パター
ンを選択すべきかの判断を用意なものにすることができ
る。
なお、上記説明では、4つの揉乾室はそれぞれ独立した
粗揉機に1つ宛あるものとして説明されているが、1台
の粗揉機に複数の粗揉機を備えたものを使用しても差し
支えないことは勿論である。
また、本発明によって制御し得る製茶要素には、本明細
書で言及したもののほか、粗揉工程において茶葉の品質
に影響を与えるものが含まれる。
更に、上記実施例において、各製茶要素を設定するため
の操作部は4つの揉乾室のものが制御」二にまとめて配
置されているが、これらは各揉乾室毎にその近くに配置
するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施の一例を示すもので、第1図は11
1揉機の全体を示す一部切欠斜視図、第2図は操舵室内
の状態を説明する一部切欠側面図、第3図は主軸駆動部
を示す拡大側面図、第4図乃至第6図は主軸位置の関整
機横を示し、第4図は揉胴を断面で示す側面図、第5図
は一部を断面で示す要部の平面図、第6図は第5図の6
矢視図、第7図は操舵室内における茶葉の覆蔽の状態を
示す図、第8図は4台の粗揉機を配置した例を示す平面
図、第9図は制御盤の正面図、第1θ図は制御部のブロ
ックダイヤグラム、第11図はフローチャート、第12
図は各製茶要素の値の推移の一例を示す図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)操舵室内に送られる熱風の温度、熱風量、揉手や
    浚手が装着された主軸の回転数、主軸の位置等、製茶粗
    揉工程における各製茶要素をその工程の進行に従って順
    次推移させながら1の粗揉工程を終了する製茶粗揉方法
    において、1ないし2以上の製茶要素について、複数の
    ステップに分割された1の粗揉工程に於ける推移の指標
    となる既成パターンを予め複数個用意しておくと共に、
    任意の粗揉工程についてその工程中ユーザーが所望に変
    更した当該製茶要素の推移の経過をユーザー作成パター
    ンとしてメモリーに記憶させ、以後繰り返される粗揉工
    程において必要に応じ、前記既成パターン及びユーザー
    作成パターンの中から1つを選択し得るようにし、既成
    パターンを選択したときは、粗揉時間をも任意に設定で
    きるようにしておき、選択された既成パターンの各ステ
    ップに割り当てられる時間は上記設定された粗揉時間を
    全ステップ数で除する演算によって求め、選択された既
    成パターン及び設定時間の両者を指標とし、ユーザー作
    成パターンを選択したときは、選択されたユーザー作成
    パターンをそのまま指標とし、上記1ないし2以上の製
    茶要素を推移させ1の粗揉工程を終了するようにしたこ
    とを特徴とする製茶粗揉方法。
  2. (2)複数の操舵室を使用し、操舵室内に送られる熱風
    の温度、熱風量、揉手や浚手が装着された主軸の回転数
    、主軸の位置等、製茶粗揉工程における各製茶要素を各
    操舵室ごとにその工程の進行に従って順次推移させなが
    ら1の粗揉工程を終了する製茶粗揉方法において、1な
    いし2以上の製茶要素について、複数のステップに分割
    された1の粗揉工程に於ける推移の指標となる既成パタ
    ーンを予め複数個用意しておくと共に、全部あるいは一
    部の操舵室における任意の粗揉工程についてその工程中
    ユーザーが所望に変更した当該製茶要素の推移の経過を
    ユーザー作成パターンとしてメモリーに記憶させ、以後
    繰り返される粗揉工程において必要に応じ、前記既成パ
    ターン及びユーザー作成パターンの中から1つをマスタ
    ーパターンとして選択し得るようにし、既成パターンを
    選択したときは、粗揉時間をも任意に設定できるように
    しておき、選択された既成パターンの各ステップに割り
    当てられる時間は上記設定された粗揉時間を全ステップ
    数で除する演算によって求め、選択された既成パターン
    及び設定時間の両者を指標とし、ユーザー作成パターン
    を選択したときは、選択されたユーザー作成パターンを
    そのまま指標とし、上記1ないし2以上の製茶要素を推
    移させ各揉乾室の1の粗揉工程を終了するようにしたこ
    とを特徴とする製茶粗揉方法。
  3. (3)操舵室内に送られる熱風の温度、熱風量、揉手や
    浚手が装着された主軸の同転数、主軸の位置等、製茶粗
    揉工程における各製茶要素をその工程の進行に従って順
    次推移させながら1の粗揉工程を終了するようにされた
    製茶粗揉装置であって、茶葉を接圧し且つ乾燥させるた
    めの操舵室と、熱風発生手段と、熱風を操舵室内に供給
    する手段と、操舵室内に回転自在に配置され操舵室内の
    茶葉を揉圧する揉手及び茶葉をかき上げる浚手を装着さ
    れた主軸と、上記各製茶要素のうち少なくとも一つを操
    作するための少なくとも一つの操作部と、前記製茶要素
    の1の粗揉工程中における推移の指標となるパターンを
    記憶するメモリーと、該メモリーによって記憶されたパ
    ターンによって前記操作部を制御する制御部と、該制御
    部に任意の粗揉時間を入力する粗揉時間設定手段とを備
    えており、前記メモリーは予め定められた1又は複数の
    既成パターンを記憶していると共に、ユーザーが前記操
    作部を操作したときに該操作による製茶要素の推移をユ
    ーザー作成パターンとして記憶し得るようにされており
    、前記制御部は前記既成パターン及びユーザー作成パタ
    ーンのうちの任意のパターンをユーザーの選択に応じて
    選択し、特に、既成パターンを選択したときは、選択さ
    れた既成パターンの各ステップに割り当てられる時間を
    設定された粗揉時間を全ステップ数で除する演算によっ
    て求めて前記操作部を制御し得るようにされていること
    を特徴とする製茶粗揉装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010063393A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Terada Seisakusho Co Ltd 製茶機械の制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5479378A (en) * 1977-12-07 1979-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Cooking instrument
JPS54138774A (en) * 1978-04-17 1979-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Automatic cooker

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