JPH0325138B2 - - Google Patents

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JPH0325138B2
JPH0325138B2 JP1292879A JP29287989A JPH0325138B2 JP H0325138 B2 JPH0325138 B2 JP H0325138B2 JP 1292879 A JP1292879 A JP 1292879A JP 29287989 A JP29287989 A JP 29287989A JP H0325138 B2 JPH0325138 B2 JP H0325138B2
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JP
Japan
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tea
pattern
rolling
rough rolling
rough
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JP1292879A
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English (en)
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JPH02186941A (ja
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Susumu Masuda
Kyoshi Komai
Ryuichi Fujita
Haruo Sugyama
Hiroshi Yoneyama
Fumio Tomita
Masayuki Suzuki
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Kawasaki Kiko Co Ltd
Original Assignee
Kawasaki Kiko Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な製茶粗揉方法及び製茶粗揉装置
に関し、詳しくは、従来は熟練技術者でもなかな
かその操作が困難であるとされていた揉室内に送
られる熱風の温度、熱風量、揉手や浚手が装着さ
れた主軸の回転数、葉打止めの位置等、製茶粗揉
工程における各制御要素の推移を、操作者が選択
する仕上品質レベル、あるいはこれを更に原葉品
質によつて細区分したものと対応する形で予め設
定しておいた既成のパターンあるいは試行して良
好な製品を得ることができたときのパターンを指
標として行なわせ、連続的に繰り返される粗揉工
程において熟練技技術者自身がその操作をする必
要がなく、また、熟練していない者に粗揉工程の
実行を任せても熟練技術者が行なつた場合と同様
ないしはそれ以上の良好な製品を得ることでき、
かつ品質が均一化されるようにした新規な製茶粗
揉方法及び製茶粗揉装置を提供しようとするもの
である。
製茶粗揉工程は、前工程で蒸した茶葉を揉室内
で揉圧し或いは撹散しながら茶葉含有残留水分が
約50%になるまで熱風で徐々に乾燥する意義をも
つものであり、操作中、葉温を36〜37℃前後に保
持しつつ上乾きさせることなく、しかもできるだ
け恒率的乾燥を行なわせることが重要なポイント
であつて、これらを誤ると葉色の黄変、細粉化、
青臭み或いはムレ香の発生等々の品質劣化を招来
することになるわけである。
このような製茶粗揉工程は一般に次のようにし
て為される。即ち、略円筒状の揉胴を有する揉室
内に回転自在に主軸を配置し、この主軸に茶葉を
揉胴に対して押し付けて揉圧するための揉手と、
茶葉をかき上げて撹散を行なうための浚手とを取
着し、このような揉室内に前工程を終了した茶葉
を投入し、主軸を回転して茶葉に対する揉圧と撹
散とを行ない、かつ、揉室内に熱風を供給して茶
葉を徐々に乾燥させるものである。そして、揉室
内への茶葉の投入量、揉室内に供給される熱風の
温度及び量、主軸の回転数、葉打ち止めの位置、
主軸の揉胴に対する位置等の制御要素を適宜に制
御することによつて、最良の粗揉が為されるもの
である。
ところが、このような製茶粗揉工程において、
各制御要素、例えば、熱風温度をどの位にすれば
良いか、又、工程の進行に従つてそれをどのよう
に推移させれば良いかは、一概には云えず、ある
標準的な基準を設定して画一的に処理することは
不可能である。というのは、茶はいわば生きもの
であり、例えば、みる芽とこわ葉というように摘
採時期の違い、茶の品種による違い、産地の違
い、年毎の雨量、日照時間の違い、摘採日前日の
天候の違いなど、いろいろな条件の違いにより、
生葉の状態が微妙に変化するものであり、更には
前工程の蒸熱処理如何によつてこの粗揉工程に導
入する蒸葉の状態が様々に変化するものだからで
ある。
従つて前年あるいは前回の摘採時の粗揉工程に
おいて良い結果がでていたから今回の粗揉工程で
もそれと同じように各制御要素を推移させれば良
いかと云えば必らずしもそうではなく、同じよう
に良い結果がでる場合もあれば、そうでない場合
もある。また、製茶作業はあたかも戦場のごとき
様相の中で行なわれるものであり、粗揉工程の進
行中随時変更する例えば風量ダンパーの開度、該
開度の持続時間など、いちいち記録して入られる
ものでもない。
この点は粗揉工程における他の制御要素、例え
ば、主軸の回転数、主軸の位置等他の制御要素の
推移に関しても同様である。
このような点から製茶粗揉作業では、茶師と呼
ばれる熟練技術者が常に粗揉機の傍にいて、粗揉
工程の進行を監視し、例えば、茶の揉りの進み具
合、握つたときの感触、湿り具合などを参考に
し、その経験と勘により粗揉工程の進行中におけ
る各制御要素、例えば熱風温度の推移をコントロ
ールしているのが実情である。
また、熟練技術者が常に傍いて熱風温度等をコ
ントロールしている場合でも、その推移を全く同
一にすることはできず1回ごとにその結果に微妙
な違いがあることは否めないものである。
本発明はこのような点に鑑みて為されたもので
ある。
本発明は、一の粗揉工程中制御要素推移の指標
となる多数の既成パターンを用意しておき、ユー
ザーが茶葉の希望する仕上品質レベルを選定する
ことを通じて前記パターンの一を選定し、該選定
されたパターンに従つて各揉室の制御要素を推移
させながら夫々の揉室の一の粗揉工程を終了する
ようにした複数の揉室を有する製茶粗揉方法及び
製茶粗揉装置を提供することを目的とする。
これによつて、熟練技術者でなくとも粗揉工程
を大過なく行なうことができる。即ち、パターン
を選定する場合、各制御要素とその推移は仕上品
質に関して複数かつ微妙にからみ合うため、熟練
技術者と云えども、その具体的なプロセス制御値
を決定し、それに該当したパターンを選択するこ
とはなかなか困難である。そこで、仕上品質の希
望レベルを選定することによつてそれに対応した
パターン(これは事前の試行によつて各希望品質
レベルに対応したものを作成しておけば良い。)
を選び出せるようらしておくことは、作業者を仕
上品質と制御要素との間の複雑かつ微妙な相関関
係について考える煩わしさから開放すると共に、
より確実な粗揉工程における仕上がりを保証する
こととなる。また、パターンを選定した後は作業
者が粗揉機の傍についていなくとも該パターンに
従つて各制御要素が推移され粗揉工程の終了まで
作業者は手を触れる必要がない。
次に本発明は、パターン選択の要素として生葉
性状、蒸熱態様等の粗揉工程に導入される前の茶
葉の品質を加え、これと希望仕上品質レベルとか
ら選定されたパターンに従つて各揉室の制御要素
を推移させながら夫々の揉室の一の粗揉工程を終
了するようにした複数の揉室を有する製茶粗揉方
法及び製茶粗揉装置を提供することを目的とす
る。
これによつてよりきめの細かなパターンの選択
を行なうことができる。即ち、例えば2つの異な
る粗揉工程において制御要素を全く同一に推移さ
せたとしても、粗揉工程に導入される前の茶葉の
品質が異なれば、それぞれに異なつた仕上品質の
茶葉が得られるからである。そこで、パターン選
択の要素として粗揉工程に導入される前の茶葉の
品質を加味することは、より適確なパターンの選
択に役に立つ。
又、本発明は、パターンの選択を、希望仕上品
質レベルの選定によつて、又はこれに粗揉工程に
導入される前の茶葉の品質の設定を加味すること
によつて為すと共に、1の揉室について工程の進
行中必要に応じて随時希望仕上品質レベルを変更
し、当該変更時点以後の各揉室の制御要素の推移
を前記1の揉室におけるレベル変更によつて新た
に選択されたパターンに従つて為し得るようにし
た複数の揉室を有する製茶粗揉方法及び製茶粗揉
装置を提供することを目的とする。
予めパターンを選定し粗揉工程を開始した場合
でも、工程の途中で、茶葉の状態を見て仕上品質
が希望どうりにはならないと判断される場合があ
り、そのような場合は当然に制御要素のプロセス
制御値を変更して軌道修正をすることが必要とな
る。ところが、仕上品質と制御要素との相関関係
は複雑かつ微妙であり、その制御要素をどの位修
正したら良いかはにわかには決定しがたいもので
ある。例えば、このまま工程が進むと色が少し濃
くなり過ぎると判断された場合、仕上の色に最も
関与するには熱風量であるから、熱風量が少し少
な目になるように推移させれば良いことになる
が、熱風量は茶温にも関与しており、熱風量を少
な目にすることによつて茶温が下がつてしまうと
いう結果になる。そこで、例えば茶温に最も関係
するところの主軸回転数を上げて熱風量の減小に
伴う茶温の降下を補償して茶温が下がらないよう
にしなければならなくなる。このように、仕上品
質と制御要素とは互いに一対一で対応しているも
のではなくそれぞれが複数のものと複雑にからみ
合つているので、このような軌道修正をすること
はきわめてむずかしいことである。そのようなこ
とから、従来においては、茶師と呼ばれる熟練技
術者が常に粗揉機の傍にいて、粗揉工程の進行を
監視し、例えば、茶葉の揉りの進み具合、握つた
ときの感触、湿り具合などを参考にし、専らその
経験と勘とのみに頼つて粗揉工程の進行中におけ
る各制御要素の推移をつききりでコントロールし
ているわけである。ところが、この発明によれ
ば、専前に何千回、何万回と行なわれた粗揉工程
における各制御要素の推移のパターンの中から良
い結果の得られたものを選び出し、それらとそれ
らパターンによつて粗揉された茶葉の仕上品質と
を対応させておけば、仕上品質を選ぶことによつ
て自ずと上記相関関係がうまく生かされたパター
ンが選択されることになり、熟練技術者がつきつ
きりでいなくとも、希望の仕上品質レベルの茶葉
を容易に得ることができる。
更に本発明は、既成のパターンの選択を希望仕
上品質レベルの選定によつて、又はこれに粗揉工
程に導入される前の茶葉の品質の設定を加味する
ことによつて為し、1の揉室について工程の進行
中必要に応じて随時希望仕上品質レベルを変更
し、当該変更時点以後の各揉室の制御要素の推移
を前記1の揉室におけるレベル変更によつて新た
に選択されたパターンに従つて為し得るようにす
ると共に、当該一の粗揉工程において行なわれた
制御要素の推移を新たなユーザー作成パターンと
してメモリーに記憶させ、以後繰返される粗揉工
程において必要に応じて前記ユーザー作成パター
ンを読み出し、このパターンに従つて各揉室にお
ける各制御要素を推移させながら夫々の揉室の一
の粗揉工程を終了し得るようにした複数の揉室を
有する製茶粗揉方法及び製茶粗揉装置を提供する
ことを目的とする。
これによつて、良い結果を得ることができたパ
ターンを以後の粗揉工程においてそのまま使用す
ることができ、茶の品質の均一化と優良化に役立
つ。即ち、順次粗揉操作をするような場合、該良
い結果が出たときと同じパターンで各制御要素を
推移させるようにすれば同一の優良な仕上り品質
を確保しうることは極めて単純明快な論理である
が、前述のとおり、製茶作業は極めてあわただし
い雰囲気の中で行なわれており、茶師のいわば経
験と堪に頼つて一の粗揉工程中随時変更した品質
レベルについて、その変更時点、変更したレベル
等をいちいち正確に記憶していられるものではな
く、また、該変更が良いか悪いかは結果を見なけ
れば判らないという性質のものでもあるから、忙
しいさなか、そのような変更についてそれを全て
正確に記憶あるいは記録しておくことなど、到底
できよう筈もない。従つて本発明により、何回か
の試行錯誤を重ねてようやく得たところの当該茶
葉の性状に合致したパターンを容易に再現するこ
とができ、品質の均一化、優良化を容易に実現す
ることができる。
更に、本発明は、上述したように、複数の揉室
を用意したものであつて、既成パターンの選択
を、各揉室ごとに希望仕上品質レベルを選定する
ことによつて、又はこれに粗揉工程に導入される
前の茶葉の品質の設定を加味することによつて各
揉室ごとに為し、各揉室について工程の進行中必
要に応じて随時希望仕上品質レベルを変更し、当
該変更時点以後の制御要素の推移を前記レベル変
更によつて新たに選択されたパターンに従つて為
し得るようにすると共に、当該一の粗揉工程にお
いて行なわれた制御要素の推移を新たなユーザー
作成パターンとしてメモリーに記憶させ、以後繰
返される粗揉工程において必要に応じて前記ユー
ザー作成パターンを読み出し、このパターンに従
つて各制御要素を推移させ一の粗揉工程を終了し
得るようにし、更に一の揉室における制御要素の
推移をマスターとして各揉室の制御要素を推移さ
せながら一の粗揉工程を終了し得るようにしたも
のであるから、1の揉室における制御要素の推移
をマスターとして複数の揉室における制御要素を
推移させることができる。従つて、各揉室におい
て同じ条件の茶葉の粗揉を行なう場合に、最も良
い結果が出ている揉室における制御要素の推移を
他の揉室においても適用することができ、仕上品
質の均一化、優良化に寄与する。
以下、本発明の詳細な説明をするが、はじめ
に、本発明を実施するに適した製茶粗揉機の一例
について説明する。
第1図は複数の揉室を備えた製茶粗揉装置の一
部を構成する製茶粗揉機1の概略を示すものであ
る。2はこの製茶粗揉機1に併設された熱風発生
機である。3は製茶粗揉機のフレームであり、該
フレーム3には揉胴4と主軸駆動部5が載置され
ている。揉胴4は両端が閉塞された樋状をなし、
前面側下部に粗揉終了後の茶葉を取り出すための
開閉自在の取出扉6が形成されている。揉胴4内
にはこれを軸方向に貫通して前記駆動部5によつ
て回転される主軸7が回転自在に設けられてお
り、該主軸7には多数の揉手8,8,…と浚手
9,9,…とが取着されている。10は揉胴4の
上端に連設された撹散室であり、前面には開閉自
在の窓11が設けられ、また、後面には熱風吹込
口12が開成されている。13は撹散室10の上
端排気口部に配置された蒸葉プールで、この中に
茶葉を所定重量になるまで投入し、下側の扉1
4,14を第2図の2点鎖線で示すように開く
と、プール13内の茶葉が揉胴4と撹散室10と
から構成される揉室内に投入される。尚、この蒸
葉プール13には、通常、茶葉の重量計測装置が
付設されている。15は撹散室10の上端排気口
部を金網である。16,16,…は撹散室10の
上端部で金網15の内側に配置された排気量調節
ダンパーで、フレーム3に固定されたダンパー調
節モータ17とそれに付設されたリンク17′a,
17″b,17cとによつてその開閉度が調節
されるようになつている。18は撹散室10の後
側に形成された熱風導でその一端で熱風発生機2
の熱風送出口19と連通されている。
熱風発生機2は熱交換部20と送気フアン21
とから成る。熱交換部20は、ケーシング22の
中に炉筒23とこれに連結された熱気路24,2
4,…とが配置されて成り、炉筒23にはバーナ
ー25が装着されていて、バーナー25によつて
炉筒23内で発生した熱気がケーシング22内に
迷路状に配置された熱気路24,24を通つて煙
突26から排出される。尚、バーナー25には、
例えば、図示していないが、発生熱量の異なる2
つのノズルが設けられており、この2つのノズル
を2つ点火、一方を点火、他方を点火、というよ
うに3つの態様で稼動させることによつて熱量を
3段階に調整し得るようになつている。エアーは
送気フアン21によつて外部から直接に又は適当
なフイルターを経て導入され、送気フアン21と
ケーシング22との間を連通する送気口27から
ケーシング22内に入り、そして、熱風送出口1
9から風導18内に供給される。そして、エアー
はケーシング22内を通過する際に、高温化され
た炉筒23や熱気路24,24,…の表面と接触
し加熱され熱風となる。そして、この熱風は熱風
導18を経て熱風吹込口12,12,…から揉室
4−10内に供給される。尚、送気フアン21と
送気口27との間には、図示していないが、制御
モータ28によつて開閉度が制御される熱風量調
節用ダンパーが配置されている。
しかして、上記の如き粗揉機1を使用しての粗
揉工程は、以下のようにして為される。蒸し工程
を終了した茶葉は蒸葉プール13に所定量導入さ
れ、それが、蒸葉プール13の扉14,14が開
かれることによつて揉胴4と撹散室10とから成
る揉室内に投入される。熱風発生機2によつて発
生された熱風は熱風導18を経て熱風吹込口1
2,12,…から揉室内に供給される。そして、
主軸7が回転され、茶葉は揉手8,8,…によつ
て揉底に押圧揉捻され、また、浚手9,9…によ
つて上方へかき上げられて撹散せしめられる。そ
して、茶葉は揉念と撹散とをされながら熱風と接
触し、徐々に乾燥されて粗揉工程が進められる。
そして、茶葉の残留水分が所定の値になるまで上
記作業が進められ、目的値になつたとき粗揉工程
が完了し、取出扉6が開いて茶葉はその下の搬送
コンベア29上に取り出され、次の揉念工程へと
送られる。
以上のような製茶粗揉工程は、前にも述べたよ
うに、前工程で蒸した茶葉をその含有残留水分が
約50%になるまで乾燥する意義を有するものであ
るが、単に含有残留水分を約50%にすれば良いと
いうものではなく、茶葉の色、香り等茶葉の品質
に劣化を与えないように行なわなければならな
い。そのためには、一の製茶粗揉工程中、揉室内
に供給される熱風の温度、熱風量、主軸の回転
数、葉打止めの位置、主軸の位置等の製茶粗揉工
程における各制御要素をその工程の進行に従つて
順次推移させなければならない。そこで、上記製
茶粗揉機1において、これら制御要素の制御がど
のような手段によつて為されるかを、それら操作
部の一例を挙げて説明する。
先ず、揉室に供給される熱風の温度はバーナー
25の燃焼度を調整することによつて為される。
25′はバーナーコントローラーで、熱風導18
の適当な箇所に温度センサーを配置し、これによ
つて、揉室内に吹き込まれる熱風の温度を検知
し、この値と当該時における目的値との差によつ
てバーナーの燃焼度を調整即ち、2つのノズルを
2本とも点火、一方のみ点火、他方のみ点火の3
つの態様のいずれかを選択するようになつてい
る。
揉室内に供給される熱風の量は、その操作部た
るモータ17や28等を動作させて、送気フアン
21の回転数、揉室上部の排気量調整ダンパー1
6,16,…の開閉度、送気フアン21と熱交換
部20の送気口27との間に配置されたダンパー
の開閉度の一又は複数を調整することによつて制
御することができる。
主軸7の回転数はその操作部に該当するところ
の例えば第3図に示す主軸駆動部5によつて制御
することができる。30は主軸駆動部5のフレー
ムで、このフレーム30上には減速機31が固定
されていて、この減速機31の出力軸(図示して
ない。)が主軸7と直接に又はユニバーサルジヨ
イントなどを介して連結されている。32は減速
機プーリで、減速機31の入力軸33に固定され
ている。34はフレーム30に部分35で回動可
能に支持された変速ベースで、該変速ベース34
上に主軸駆動モータ36が固定されている。主軸
駆動モータ36の出力軸37には可変径プーリ3
8が装着されており、この可変径プーリ38と減
速機プーリ32との間にはVベルト39が架設さ
れている。この可変径プーリ38はベルトを架け
る溝が弾圧手段によつて接合されている2部材に
よつて形成され、変速ベース34が実線矢印の方
へ回動して該プーリ38が相手のプーリ32から
遠去かると、Vベルト39による押圧力が前記溝
を形成している2つの部材間に働いてこれらの間
隔を押広げる。この結果、ベルトが架けられる溝
の径が小さくなるようになつている。又、変速ベ
ース34が点線矢印の方へ回動すると、溝を形成
している2部材が弾圧手段によつて互いに近づ
き、その結果溝の径が大きくなるようになつてい
る。40は中間の部分41でフレーム30に回動
自在に支持された変速ロツドである。変速ロツド
の一方の揺動端には摺動ピン42が設けられてお
り、この摺動ピン42が前記変速ベース34の遊
端に設けられた長孔状の摺動孔43に摺動自在に
係合されている。尚、変速ベース34の遊端はス
プリング44によつて常時点線矢印の方向へ引張
られている。変速ロツド40の他方の揺動端には
長孔状の摺動孔45が形成されている。46はフ
レーム30上に固定された制御モータで回転伝達
系47、減速機48を介して制御ロツド49の揺
動せしめるものである。そして、制御をロツド4
9の揺動端にはコロ50が回転自在に設けられて
おり、このコロ50が変速ロツド40の摺動孔4
5に摺動自在に係合されている。
しかして、制御モータ46により制御ロツド4
9が揺動されると変速ロツド40も揺動され、結
果として変速ベース34が揺動されて、その方向
に応じて可変径プーリ38の溝径が大きくされ、
あるいはまた小さくされて、プーリ32を介して
減速機31の入力軸33に付与される回転数が変
化され、従つて、主軸7の回転数が変化されるこ
とになる。
51は撹散室10の上方部略中央部に、これを
長手方向に横切るように配置された葉打止め板で
ある。葉打止め板51はリンク521,522,5
3機構を介して制御モータ53と連結されてお
り、第4図に2点鎖線で示すように軸54を中心
に回動されるようになつている。そして、この葉
打止め板51の位置によつて、浚手9,9,…に
よつてかき上げられた茶葉の軌跡が変わる。即
ち、第4図の葉打止め板の符号「51」に付加し
た記号(1)〜(7)に対応した矢印(1)〜(7)に示すような
軌跡を描くことになる。そして、軌跡が(1)から(7)
の方へと変るに従い、茶葉が主軸7の真下に落下
し、茶葉の揉り込み度が増加する。
次に本発明の詳細を4つの揉室を備えた、即
ち、第1図乃至第4図に示すような製茶粗揉機1
を、第5図に示すように、4機1a〜1d配列し
て成る製茶粗揉装置について、所謂マイクロプロ
セツサを使用し、揉室に供給される熱風の温度、
熱風量、主軸7の回転数及び葉打止め板の位置の
みを自動制御する目的で実施した場合を例にとつ
て説明する。尚、第5図において、55は処理
機、は垂直バケツト、57は傾斜コンベア、58
は水平コンベア、59,59は投入コンベアで、
蒸しが終つた茶葉は処理機55を経て、垂直バケ
ツト56、各コンベア57,58,59,59を
経て前述の蒸葉プール13内に投入される。ま
た、60,60は振動コンベア、61,61は垂
直バケツト、62,62は揉捻機である。粗揉工
程が終了した茶葉は振動コンベア60,60、垂
直バケツト61,61を経て揉捻機62,62へ
供給される。
第6図は制御盤(制御部)の正面図、第7図は
制御部のブロツクタイヤグラム、第8図は各制御
要素を制御する際の手術を示すフローチヤートで
ある。
第6図において63は電源表示灯であり、電源
の活死を表わす。64は電源スイツチである。6
5はブザーであり、ユーザー作成パターンをロー
ドしまたはストアし終つたとき及び粗揉が終了し
取出時期がきたときに鳴動する。66は該ブザー
の鳴動を停止するための押ボタンである。67a
〜67fはストアエリア指定ボタンであり、ユー
ザー作成パターンを格納するエリアの番号を指定
するためのものである。68は制御方式選択スイ
ツチであり、「第1」〜「第4」はマスターとす
る揉室の番号あるいは後述のメモリーのユーザー
作成パターンストアエリアとの間でパターンのス
トア・ロードのやりとりをするワーキングエリア
を有する揉室の番号を示す刻印、69a〜69d
は表示ランプであり、マスターオペレーシヨンの
ときにマスターとする揉室を示し、マスターオペ
レーシヨン以外のときに4つの揉室のうち工程が
最も進んでいるものの番号を示すものが点灯する
ようにされている。「揉室個別」はユーザーが各
揉室について独立にパターンを選択して工程を進
行させるときのノブの位置を示す刻印、「プログ
ラム保護」はユーザー作成パターンの書き替え、
消去を防止するときの位置を示す刻印であり、他
の作業者等が手を触れた場合、折角作成したパタ
ーンが書き替えられたりしないようにするための
ものである。70はロードストアスイツチであ
り、呼出側に倒したときはストアエリア指定ボタ
ン67a〜67fで指定した番号(記憶ナンバ
ー)のストアエリアのパターンを制御方式選択ス
イツチ68で指定した番号の揉室1に対応するワ
ーキングエリアへ移し変え、また、記録側に倒し
たときは制御方式選択スイツチ68で指定した番
号の揉室1に対応するワーキングエリアのパター
ンをストアエリア指定ボタン67a〜67fにて
指定した番号のストアエリアへ格納するようにな
つている。71は粗揉時間設定器で、既成パター
ンを使用する場合の1の粗揉工程の時間を「分」
単位で設定するものである。72a〜72dは粗
揉工程の経過時間を示す表示器で、各揉室につい
て茶葉の投入から何分経過しているかを示すもの
である。
73a〜73dは仕上品質レベル選択部であ
り、各揉室ごとに希望する仕上品質レベルを設定
するためのものである。各仕上品質レベル選択部
73a〜73dにはそれぞれレベル選定ボタン7
4〜76が設けられている。74a〜74dは仕
上色のレベルを選択するボタンで、それぞれ7段
階にレベルを選択できるように、付加符号「1」
〜「7」までが付いた7個のボタンが用意されて
いる。75a〜75dは仕上軟度のレベルを選択
するボタンで、これも7段階のレベルを選択でき
るように7個のボタンが用意されている。76a
〜76dは粗揉工程中の茶温のレベルを選択する
ボタンで、これも7個のものが用意されている。
尚、茶温は粗揉工程中におけるものであつて厳密
な意味では茶葉の仕上品質ということはできな
い。しかし、粗揉工程中かくかくの茶温に制御さ
れたことによるある品質を有する茶葉という点で
とらえて、やはり仕上品質の一つとみることがで
きるので、ここでは茶温も仕上品質であるとみな
した。77は原葉種別設定スイツチであり、生葉
の性状に応じて、「みる芽」、「普通芽」あるいは
「硬葉」という刻印の位置に合わせるようにする。
78は蒸熱態様設定スイツチであり、粗揉工程前
の製茶工程である蒸し工程における蒸熱の態様に
応じて、このスイツチ78を、「普通蒸」、「準深
蒸」、「深蒸」あるいは「特蒸」という刻印の位置
に合わせるものである。しかして、この実施例に
おいては、原葉種別設定スイツチ77によつて指
示された原葉種別、蒸熱態様設定スイツチ78に
よつて指示された蒸熱態様、及び各揉室について
レベル選定ボタン74〜76によつて選定された
仕上品質レベルの組み合わせによつて、その組み
合わせに応じた既成のパターンが選択されるよう
になつている。
次に第7図において、CPUは中央処理装置、
EPROMはCPUに接続された消去書込可能読取
専用メモリー、RAMはCPUに接続されたランダ
ムアクセスメモリー、79はCPUに接続された
入出力ポート、80は入出力ポート79に接続さ
れたゲートラツチ制御回路、74a〜74dは仕
上品質(色)レベル選択ボタン、75a〜75d
は仕上品質(軟度)レベル選択ボタン、76a〜
76dは仕上品質(茶温)レベル選定ボタン、7
7は原葉種別設定スイツチ、78は蒸熱態様設定
スイツチ、71は粗揉時間設定器、68は制御方
式選択スイツチ、67はストアエリア指定ボタ
ン、81a〜81dは投入指令スイツチ、82a
〜82dは取出リミツトスイツチ、70はロード
ストアスイツチであり、それぞれ、ゲートクラツ
チ制御回路80からの信号によつて開閉されるそ
れぞれのゲート回路83,83,…を介して入出
力ポート79に接続されている。尚、投入指令ス
イツチ81a〜81dは粗揉を開始するときの投
入指令を出すためのものであり、取出リミツトス
イツチ82a〜82dは揉胴4の取出扉6の近く
に配置され、その開閉と連動するようにされてい
る。
25′a〜25′dはバーナー25の例えば2つ
のノズルの稼動状態を切換えてバーナー火力を調
整するためのバーナーコントローラー、46a〜
46dは主軸回転数制御モータ、17a〜17d
は排気量調節ダンパー16,16,…の開閉度を
制御する熱風量制御モータ、53a〜53dは葉
打止め板51の角度を調節するための葉打止め板
制御モータ各コントローラー及びモータに付設さ
れた#1〜#4はそれぞれコントローラー25′
やモータ46,17,53の駆動回路、69a〜
69dはマスターとされている揉室を示す表示ラ
ンプ、72a〜72dは粗揉経過時間表示器、そ
して、65はブザーであり、それぞれゲートラツ
チ制御回路80により制御されるラツチ回路84
を介して入出力ポート79に接続されている。
尚、ブザー65は粗揉終了を知らせる場合にはブ
ザー止めボタン66を押すまで鳴動し、また、ロ
ード/ストア終了を知らせるときは一定時間鳴動
した後、停止するようになつている。
85a〜85dは熱風温度センサ、86a〜8
6dは主軸回転数センサ、87a〜87dは熱風
量センサ、88a〜88dは葉打止め位置センサ
であり、ゲートラツチ制御回路によつて制御され
るそれぞれのゲート回路83,83,…を介して
入出力ポート79に接続されている。
しかして、このような回路を使用しての、熱風
温度、熱風量、主軸回転数、葉打止め位置等を推
移させて行なう製茶粗揉工程は第8図に示したフ
ローチヤートに従つて実施される。
(1) 先ず、最初に選択した既成のパターンのみに
よつて粗揉工程を終了し得る場合について説明
する。
(a) 先ず制御方式選択スイツチ68を揉室個別
に合わせる。また、原葉種別選定スイツチ7
7を当該揉室に投入される茶葉の生葉性状を
示す刻印に合わせ、更に、蒸熱態様設定スイ
ツチ78を当該揉室に投入される茶葉の蒸し
工程における蒸熱態様を示す刻印に合わせ
る。例えば、生葉性状が普通葉で、普通に蒸
されたものであれば、それぞれのスイツチ7
7,78を第6図に示すように合わせる。更
に、各揉室に関して設けられている、「色」、
「軟度」、「茶温」等の仕上品質レベル選択ボ
タン74,75,76によつて仕上品質を好
みのものに選択する。
(b) すると、前の粗揉工程を終つた茶葉が揉室
から既に取り出されていれば、「取出は終了
しているか?」は「Yes」、上記各スイツチ
77,78及びボタン74,75,76がそ
れぞれ操作されたことによつて、「データ選
択は行なわれたか?」「Yes」となり、そし
て、「制御方式は何か?」は個別となるため、
中央処理装置CPUは各スイツチ及びボタン
によつて設定ないし選択されたデータを読
み、それに応じたパターンをメモリー
EPROM内からメモリーRAM内の当該揉室
に対応したワーキングエリアに書き込む。
例えば、原葉種別が「普通葉」、蒸熱態様
が「普通蒸」、希望品質レベルをすべて普通、
即ち、色レベル「4」、軟度レベル「7」、茶
温レベル「4」、に選択すると、第9図に示
すようなパターンが選択される。また、色レ
ベルを少し濃い目の「3」にして、他の条件
を前記と同じにすると、第10図に示すよう
なパターンが選択される。更に、これから軟
度レベル「6」にすると第11図に示すよう
なパターンが選択される。
(c) しかして、CPUは上記において各揉室の
ワーキングエリアに書き込まれたパターンに
従つて、各揉室における制御要素の推移をコ
ントロールする。先ず、使用パターンによつ
て支持された初期値と各揉室の各制御要素の
各センサ85〜88によつて検知した現在制
御値とを比較し、差があれば、それを初期値
に合致させるべく、その値に応じた信号を当
該制御要素操作部25′,46,17,53
の駆動回路に出力する。そして、各制御要素
の現在制御値が初期値に達すると、茶葉を投
入する指令が発せられ、茶葉は揉室内に投入
されると共に、当該揉室につき粗揉時間のカ
ウントを開始する。このように、制御要素の
現在値が初期値に達したものから粗揉が開始
されるわけであるから、投入指令スイツチ8
1が操作されても、制御要素の現在値が初期
値に達しない限りは茶葉の揉室内への投入は
行なわれないし、又、各揉室相互の間では、
初期値に達したものから順次粗揉が開始され
ることになる。
そして、遂次に、各センサー85〜88に
よつて検出された熱風温度、熱風量、主軸回
転数及び葉打止め位置の現在値が読み込ま
れ、それらが、ワーキングエリアに書き込ま
れているパターンによつて指示された当該時
点の制御目標値と比較され、差があれば、そ
の差がなくなるまで、バーナーコントローラ
ー25′、や各制御モヘータ46,17,5
3等の操作部に対して補正信号が送られる。
このようなプログラムは粗揉時間設定器7
1で設定された粗揉時間が過ぎるまでは「粗
揉時間終了か?」が「No」であるために繰
返し実行され、熱風温度等の前記各制御要素
の値は所定の時間ごとに既成パターンによつ
て定められた値、例えば第9図〜第11図に
示すような値へと次々に推移されて行く。
なお、本実施例の場合は、1の粗揉工程に
おける熱風温度等各製茶要素の値の推移を40
ステツプに分けており、粗揉時間設定器71
により、粗揉時間を例えば40分に設定すれ
ば、40/40分毎に熱風温度等各制御要素の値
が次のステツプに示される値に変えられるよ
うにしている。
(d) そして、上記設定した時間、例えば、投入
から40分が経過すると「粗揉時間終了か?」
は「YES」となり、取出扉6を開く等、自
動取出装置(図示せず)へ取出動作指令がな
されると共に、ブザー65が鳴り、粗揉工程
の終了を知らせる。
取出扉6が開くとこれと連動して取出リミ
ツトスイツチ82が作動し、これによつて、
各制御要素の現在値をパターンが示す初期値
に合わせるイニシヤライズが行なわれ、投入
指令スイツチ81による投入指令があり次
第、再び粗揉工程を開始することができるよ
うに、待機の状態となる。
このような操作は各揉室ごとにそのスター
ト時期が異なつていても個別に既成パターン
の最初から順を追つて別個に夫々の各制御要
素の値の推移が行なわれる。
(2) 当初選択したパターンに従つて制御要素を推
移させたが、途中で粗揉工程中の茶葉をサンプ
リングした結果、そのままでは、仕上品質レベ
ルが希望どうりにならないと判断されたとき。
(a) 仕上がりが希望どうりにならないと判断さ
れた仕上品質につき、その選択ボタンを押し
直す。例えば、第1の揉室について当初第9
図に示されたパターンによつて開始したが、
途中サンプリングした結果、このままでは
「色」が少し淡くなつてしまいそうだと判定
したときは、それ以後は色が少し濃い目にな
るように制御要素を推移させれば良いわけで
あるから、仕上品質レベル選択ボタン74a
のうち74a3を押してやる。すると、それに
よつて、それ以後は、第10図に示すパター
ンに従つて制御要素が推移される。例えば、
粗揉時間を40分に設定してあつて、粗揉開始
から14分後に仕上色レベル選択ボタン74a
のうち74a3を押したとすると、第1の揉室
のワーキングエリアに書かれていた第9図の
パターンの末実行部分、即ち15ステツプ以降
が第10図のパターンの15ステツプ以降のも
のに書き替えられる。
その状態で、工程を進行させていたが、再
びサンプリングをしたところ、今度は「軟
度」が少し硬目になりそうだと判定したとす
る。その場合は、軟度レベル選択ボタン75
aうち75a6を押してやる。すると、それ以
降は第11図に示すパターンに従つて制御要
素が推移される。例えば、粗揉開始から25分
後にレベル選択ボタン75a6が押されたとす
ると、第1の揉室のワーキングエリアに書き
込まれているパターンの末実行部分、即ち26
ステツプ以降が第11図のパターンの26ステ
ツプ以降と書き替えられる。
(b) そして、以後、変更の必要がなければ、そ
のまま40ステツプまで第11図のパターンを
使用して粗揉が行なわれることとなる。
上記の例では、結果として、第1の揉室に
おける制御要素は第12図に示すようなパタ
ーンを用いて推移されたこととなり、そし
て、又、第1の揉室のワーキングエリアには
この第12図に示すようなパターンが書き込
まれていることになる。そして、このように
途中で仕上品質レベルを選択し直しながら粗
揉を行なつたところ、良い結果が得られた。
という場合には、以後の粗揉工程にそのパタ
ーンを使えば、粗揉工程に導入される茶葉の
状態が同じであれば、同様に良い結果が得ら
れるはずである。そこで、当該粗揉工程に導
入された茶葉と同じ状態の茶葉について当該
揉室及び他の揉室において続いて粗揉を行な
う場合には当該パターンをマスターとして使
用すれば良い。
(3) 上記例において、第1の揉室のワーキングエ
リアに書き込まれたパターン(第12図に示し
たようなパターン)をマスターとして他の揉室
についても粗揉を行なう場合。
(a) 制御方式選択スイツチ68を「マスター」
の「第1」に合わせる。これにより、マスタ
ーとして指定された揉室、この場合は第1の
揉室に対応したワーキングエリアのみが使用
されるように回路が構成され、すべての揉室
における熱風温度等各制御要素の推移は該マ
スターとした揉室のパターンを指標として行
なわれる。もちろん、マスターパターンによ
る操作の場合も前述の「揉室個別」の場合と
同様、各揉室ごとにそのスタート時期が異な
つていても個別にマスターパターンの最初か
ら順を追つて各制御要素の推移が行なわれ
る。
従つて既に試行され良い結果が出た揉室の
パターンについてこれをマスターとすれば、
他の揉室の各制御要素は該良好な結果が出た
揉室のものと全く同一の動きをすることにな
る。
(b) 投入指令スイツチ81aを押す。
(c) これによつて、第1の揉室において制御要
素の現在値がマスターパターンに定められた
初期値に達すると、当該揉室への茶葉の投入
が行なわれ、粗揉工程が開始される。
(d) マスターとした揉室以外の揉室についても
投入指令スイツチ81b〜81dを押してお
けば、制御要素の現在値がマスターパターン
に定められた初期値に達したものから、茶葉
の投入が行なわれ、粗揉が開始される。
(e) そして、各揉室についてマスターパターン
による制御要素の推移が為され、粗揉が終了
すると茶葉が取り出されて前述したようなイ
ニシヤライズが為させれる。
尚、マスターパターンを使用するこのよう
な操作は、熟練者が現在傍にいて前述のよう
に仕上品質レベルを調整しながら粗揉工程を
進めている揉室についてこれをマスターとし
て他の揉室の各制御要素を推移させるという
形でも行なうことができる。
即ち、例えば第1粗揉機1aの揉室をマス
ターとした場合、該第1粗揉機1aの揉室に
ついて、途中サンプリングしながらその仕上
品質レベル選択ボタンを操作し、結果として
第12図に示すようなパターンに従つて、制
御要素を推移させたとすると、他の粗揉機1
b〜1dの揉室についても、マスターとした
揉室のパターンに従つた制御要素の推移が行
なわれる。
以上各制御方式ごとの操作を説明したが、本実
施例の場合、メモリーRAMはバツテリーによつ
てバツクアツプされており、電源スイツチ64を
「断」にしてもデータが保存されるようになつて
いる。
従つて例えば第1粗揉機1aの揉室における各
制御要素の推移の結果が良く今後も続けて使用し
たいパターンであるときは、例えば制御方式選択
スイツチ68をマスターの第1に、該パターンを
保存しておくストアエリアの番号に該当するスト
アエリア指定ボタン、例えば67bを押し、ロー
ドストアスイツチ68を合わせ、ロードストアス
イツチ70を「記録」側に倒す。この操作により
第1粗揉機1aの揉室についてのワーキングエリ
ア内のパターンはメモリーRAMのストアエリア
No.2に移され、転送が完了した時点でブザー65
が鳴る。他の揉室のパターンについても同様に保
存することができる。
そして、このようなストアエリアに保存されて
いるパターンを指標として例えば第2粗揉機1b
の揉室の熱風温度等各制御要素の推移を行なわせ
ようとする場合は、該指標とすべきパターンが保
存されているストアエリアの番号に相当するスト
アエリア指定ボタン例えば67bを押し、また、
該パターンにより推移させようとする揉室を示す
「第2」に制御方式選択スイツチ68を合わせ、
ロードストアスイツチ70を「呼出」側に倒す。
これにより当該ワーキングエリアのパターンは選
択された揉室のワーキングエリアに転送されそれ
が終了したときはブザー65が鳴る。そして、当
該揉室の粗揉工程を開始すれば該揉室の各制御要
素は該パターンを指標としてその推移が行なわれ
る。
また、このようにしてストアエリアから呼び出
されたパターンをマスターパターンとして使用す
ることも勿論できる。例えば、上述の例で、2番
目のストアエリア(ボタン67bで指定される)
に保存されているパターンを第2粗揉機1bの揉
室に対応するワーキングエリアに呼び出してマス
ターとする場合は、制御方式選択スイツチ68の
位置をそのまま「マスター」の「第2」にしてお
き、各揉室につき投入指令スイツチ81a〜81
dを投入すれば、上述したマスター操作の場合と
同様にして粗揉工程が行なわれる。
尚、上記説明では、4つの揉室はそれぞれ独立
した粗揉機に1つ宛あるものとして説明されてい
るが、1台の粗揉機に複数の揉室を備えたものを
使用しても差し支えないことは勿論である。
また、本発明によつて制御し得る制御要素に
は、本明細書で言及したもののほか、粗揉工程に
おいて茶葉の品質に影響を与えるものが含まれ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施の一例を示すもので、第1
図は本発明製茶粗揉装置の一部を構成する粗揉機
の全体を示す一部切欠斜視図、第2図は揉室内の
状態を説明する一部切欠側面図、第3図は主軸駆
動部を示す拡大側面図、第4図は揉室内における
茶葉の撹散の状態を示す図、第5図は4台の粗揉
機を配置した例を示す平面図、第6図は制御盤の
正面図、第7図は制御部のブロツクダイヤグラ
ム、第8図はフローチヤート、第9図乃至第11
図はそれぞれ既成パターンの例を示す図、第12
図はユーザー作成パターンの例を示す図である。 符号の説明、2……熱風発生手段、4−10…
…揉室、7……主軸、8……揉手、9……浚手、
17……熱風量操作部、21……熱風供給手段、
25′……熱風温度操作部、46……主軸回転数
操作部、53……葉打止め位置操作部、74〜7
6……仕上品質選択スイツチ、77,88……原
葉品質設定スイツチ、EPROM,RAM……メモ
リ、CPU−EPROM−RAM−79−80−83
−84……制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の揉室を有し、粗揉工程における茶葉の
    仕上品質に関与する熱風温度、熱風量、主軸の回
    転数、葉打止めの位置等の製茶粗揉工程における
    諸制御要素をその工程の進行に従つて順次推移さ
    せながら夫々の揉室の一の粗揉工程を終了する製
    茶粗揉方法において、 上記制御要素のうち適宜の1ないし2以上のも
    のについて一の粗揉工程に於ける推移の指標とな
    るプロセス制御値を定めたパターンを多数用意し
    ておき、 これらパターンをそれぞれ茶葉の色、軟度、茶
    温等の粗揉工程による茶葉の仕上品質のうちいく
    つかのもののレベルの組み合わせと対応させてお
    き、 当該仕上品質をそれぞれ希望するレベルの組み
    合わせと対応させておき、 当該仕上品質をそれぞれ希望するレベルのもの
    に任意に選択することによつて上記多数のパター
    ンのうち該選択された希望仕上品質レベルの組み
    合わせに対応した1を読み出し、 この読み出されたパターンをマスターとして各
    揉室の制御要素を推移させながら夫々の揉室の一
    の粗揉工程を終了するようにした ことを特徴とする製茶粗揉方法。 2 複数の揉室を有し、粗揉工程における茶葉の
    仕上品質に関与する熱風温度、熱風量、主軸の回
    転数、葉打止めの位置等の製茶粗揉工程における
    諸制御要素をその工程の進行に従つて順次推移さ
    せながら夫々の揉室の一の粗揉工程を終了する製
    茶粗揉方法において、 上記制御要素のうち適宜の1ないし2以上のも
    のについて一の粗揉工程に於ける推移の指標とな
    るプロセス制御値を定めたパターンを多数用意し
    ておき、 これらパターンをそれぞれ生葉性状、蒸熱態様
    等の粗揉工程に導入される茶葉の原葉品質のうち
    のいくつかのものの組み合わせによつて細区分さ
    た茶葉の色、軟度、茶温等の粗揉工程による茶葉
    の仕上品質のうちいくつかのもののレベルの組み
    合わせと対応させておき、 粗揉工程に導入される茶葉に応じて原葉品質の
    うちいくつかのものの組み合わせを設定し、かつ
    上記仕上品質をそれぞれ希望するレベルのものに
    任意に選択することによつて上記多数のパターン
    のうち該選択された希望仕上品質レベルの組み合
    わせに対応した1を読み出し、 この読み出されたパターンをマスターとして各
    揉室の制御要素を推移させながら夫々の揉室の一
    の粗揉工程を終了するようにした ことを特徴とする製茶粗揉方法。 3 複数の揉室を有し、粗揉工程における茶葉の
    仕上品質に関与する熱風温度、熱風量、主軸の回
    転数、葉打止めの位置等の製茶粗揉工程における
    諸制御要素をその工程の進行に従つて順次推移さ
    せながら夫々の揉室の一の粗揉工程を終了する製
    茶粗揉方法において、 上記制御要素のうち適宜の1ないし2以上のも
    のについて一の粗揉工程に於ける推移の指標とな
    るプロセス制御値を定めたパターンを多数用意し
    ておき、 これらパターンをそれぞれ茶葉の色、軟度、茶
    温等の粗揉工程による茶葉の仕上品質のうちいく
    つかのもののレベルの組み合わせと対応させてお
    き、 1の揉室について当該仕上品質をそれぞれ希望
    するレベルのものに任意に選択することによつて
    上記多数のパターンのうち該選択された希望仕上
    品質レベルの組み合わせに対応した1を読み出
    し、 この読み出されたパターンを指標として当該制
    御要素を推移させると共に、その工程中必要に応
    じて随時上記仕上品質の選択レベルを変更し、こ
    れによつて変更された仕上品質レベルの組み合わ
    せに応じた新たなパターンを読み出し、当該変更
    時点以降の工程進行では当該新たなパターンに従
    つて当該制御要素を推移させ一の粗揉工程を終了
    するようにし、そして、当該1の揉室における各
    制御要素の推移のパターンをマスターとして残り
    は他の揉室における制御要素を推移させ夫々の揉
    室の一の粗揉工程を終了するようにした ことを特徴とする製茶粗揉方法。 4 複数の揉室を有し、粗揉工程における茶葉の
    仕上品質に関与する熱風温度、熱風量、主軸の回
    転数、葉打止めの位置等の製茶粗揉工程における
    諸制御要素をその工程の進行に従つて順次推移さ
    せながら夫々の揉室の一の粗揉工程を終了する製
    茶粗揉方法において、 上記制御要素のうち適宜の1ないし2以上のも
    のについて一の粗揉工程に於ける推移の指標とな
    るプロセス制御値を定めたパターンを多数用意し
    ておき、 これらパターンをそれぞれ生葉性状、蒸熱態様
    等の粗揉工程に導入される茶葉の原葉品質のうち
    のいくつかのものの組み合わせによつて細区分さ
    れた茶葉の色、軟度、茶温等の粗揉工程による茶
    葉の仕上品質のうちいくつかのもののレベルの組
    み合わせと対応させておき、 1の揉室について粗揉工程に導入される茶葉に
    応じて上記原葉品質のうちいくつかのものの組み
    合わせを設定し、かつ上記仕上品質をそれぞれ希
    望するレベルのものに任意に選択することによつ
    て上記多数のパターンのうち該選択された希望仕
    上品質レベルの組み合わせに対応した1を読み出
    し、 この読み出されたパターンを指標として当該制
    御要素を推移させると共に、その工程中必要に応
    じて随時上記仕上品質の選択レベルを変更し、こ
    れによつて変更された仕上品質レベルの組み合わ
    せに応じた新たなパターンを読み出し、当該変更
    時点以降の工程進行では当該新たなパターンに従
    つて当該制御要素を推移させ一の粗揉工程を終了
    するようにし、そして、当該1の揉室における各
    制御要素の推移のパターンをマスターとして残り
    の他の揉室における制御要素を推移させ夫々の揉
    室の一の粗揉工程を終了するようにした ことを特徴とする製茶粗揉方法。 5 複数の揉室を有し、粗揉工程における茶葉の
    仕上品質に関与する熱風温度、熱風量、主軸の回
    転数、葉打止めの位置等の製茶粗揉工程における
    諸制御要素をその工程の進行に従つて順次推移さ
    せながら夫々の揉室の一の粗揉工程を終了する製
    茶粗揉方法において、 上記制御要素のうち適宜の1ないし2以上のも
    のについて一の粗揉工程に於ける推移の指標とな
    るプロセス制御値を定めたパターンを多数用意し
    ておき、 これらパターンをそれぞれ茶葉の色、軟度、茶
    温等の粗揉工程による茶葉の仕上品質のうちいく
    つかのもののレベルの組み合わせと対応させてお
    き、 当該仕上品質をそれぞれ希望するレベルのもの
    に任意に選択することによつて上記多数のパター
    ンのうち該選択された希望仕上品質レベルの組み
    合わせに対応した1を読み出し、この読み出され
    たパターンを指標として当該制御要素を推移させ
    ると共に、その工程中必要に応じて随時上記仕上
    品質の選択レベルを変更し、これによつて変更さ
    れた仕上品質レベルの組み合わせに応じた新たな
    パターンを読み出し、当該変更時点以降の工程進
    行では当該新たなパターンに従つて当該制御要素
    を推移させ一の粗揉工程を終了するようにし、 更に、当該一の粗揉工程において行なわれた制
    御要素の推移を新たなユーザー作成パターンとし
    てメモリーに記憶させ、以後繰返される粗揉工程
    において必要に応じて前記ユーザー作成パターン
    を読み出しこのパターンをマスターパターンとし
    て各揉室における各制御要素を推移させ夫々の揉
    室の一の粗揉工程を終了し得るようにした ことを特徴とする製茶粗揉方法。 6 複数の揉室を有し、粗揉工程における茶葉の
    仕上品質に関与する熱風温度、熱風量、主軸の回
    転数、葉打止めの位置等の製茶粗揉工程における
    諸制御要素をその工程の進行に従つて順次推移さ
    せながら夫々の揉室の一の粗揉工程を終了する製
    茶粗揉方法において、 上記制御要素のうち適宜の1ないし2以上のも
    のについて一の粗揉工程に於ける推移の指標とな
    るプロセス制御値を定めたパターンを多数用意し
    ておき、 これらパターンをそれぞれ生葉性状、蒸熱態様
    等の粗揉工程に導入される茶葉の原葉品質のうち
    のいくつかのものの組み合わせによつて細区分さ
    た茶葉の色、軟度、茶温等の粗揉工程による茶葉
    の仕上品質のうちいくつかのもののレベルの組み
    合わせと対応させておき、 粗揉工程に導入される茶葉に応じて上記原葉品
    質のうちいくつかのものの組み合わせを設定し、
    かつ上記仕上品質をそれぞれ希望するレベルのも
    のに任意に選択することによつて上記多数のパタ
    ーンのうち該選択された希望仕上品質レベルの組
    み合わせに対応した1を読み出し、 この読み出されたパターンを指標として当該制
    御要素を推移させると共に、その工程中必要に応
    じて随時上記仕上品質の選択レベルを変更し、こ
    れによつて変更された仕上品質レベルの組み合わ
    せに応じた新たなパターンを読み出し、当該変更
    時点以降の工程進行では当該新たなパターンに従
    つて当該制御要素を推移させ一の粗揉工程を終了
    するようにし、 更に、当該一の粗揉工程において行なわれた制
    御要素の推移を新たなユーザー作成パターンとし
    てメモリーに記憶させ、以後繰返される粗揉工程
    において必要に応じて前記ユーザー作成パターン
    を読み出しこのパターンをマスターパターンとし
    て各揉室における各制御要素を推移させ夫々の揉
    室の一の粗揉工程を終了し得るようにした ことを特徴とする製茶粗揉方法。 7 揉室内に送られる熱風の温度、熱風量、揉手
    や浚手が装着された主軸の回転数、葉打止めの位
    置等、粗揉工程における茶葉の仕上品質に関与す
    る各制御要素をその工程の進行に従つて順次推移
    させながら一の粗揉工程を終了するようにされた
    製茶粗揉装置であつて、 茶葉を揉圧しかつ乾燥させるための複数の揉室
    と、熱風発生手段と、熱風を揉室内に供給する手
    段と、揉室内に回転自在に配置され揉室内の茶葉
    を揉圧する揉手及び茶葉をかき上げる浚手を装着
    された主軸と、上記各制御要素のうち少なくとも
    一つを操作するための少なくとも一つの操作部
    と、前記制御要素の一の粗揉工程中における推移
    の指標となるパターンを記憶するメモリーと、該
    メモリーによつて記憶されたパターンによつて前
    記操作部を制御する制御部と、各揉室に対応して
    設けられ茶葉の色、軟度、茶温等の粗揉工程によ
    る茶葉の仕上品質のうちいくつかのもののレベル
    を選択する仕上品質レベル選択スイツチとを備え
    ており、 前記メモリーは予め定められた複数の既成パタ
    ーンを記憶しており、前記制御部は各揉室につい
    て前記既成パターンのうちの前記仕上品質レベル
    選択スイツチによつて選択された各仕上品質レベ
    ルの組み合わせに応じたパターンを選択して各揉
    室ごとに操作部を制御し得るようにされていると
    共に、1の揉室について選択されたパターンをマ
    スターとして全ての揉室に関する操作部を制御し
    得るようにもされている ことを特徴とする製茶粗揉装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5480467A (en) * 1977-12-06 1979-06-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Programed cooker
JPS54117097A (en) * 1978-02-28 1979-09-11 Kawasaki Kiko Kk Method for rough rolling of tea leaves
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