JPS6178286A - ８ミリビデオの高速再生回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、８ミリビデオの高速再生回路の改良に関する
。

（ロ）従来技術 ＶＴＲは、高速再生時にテープを所定の速度で高速走行
せしめると、ノイズ位置が固定されて見易い高速再生が
可能になる。

そこで、特開昭５８−１９７９７４号公報には、８ミリ
ビデオの高速再生に際して、リファレンス信号を固定し
て得られるトラッキングエラー信号又は特定ビート信号
の変動周期を検出してキャプスタンモータの回転位相を
制御する方法が提案されている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかし、第４図に図示する様に、リファレンス信号局ｒ
ｉ故を例えばｆｌに固定して図示する様な走査跡を再生
する場合、１６ＫＨｚの第１ビート成分（Ｂ１）、４６
ＫＨｚの第２ビート成分（Ｂ２）、及びエラー成分（６
）は図示する様に変化する。即ち、リファレンス信号を
固定する限り、何れの成分もフィールド周期で不連続と
なり、前述の公報中に図示される様な連続的な変化を呈
し得ないことが確認された。

に）問題点を解決するだめの手段 本発明は第６図にも示す様にトラッキングエラー成分の
変動が常圧連続であってその周期が倍速度に応じて変化
することに着目し、トラッキングエラー成分の変動周期
が一定となる様にキャプスタンモータの回転位相を制御
することを特徴とする。

（ホ）作　用 よって、本発明では、トラッキングエラー成分が常に連
続的に変化することになり、キャプスタンの位相制御が
可能になる。

（へ）実施例 第１図は、本実施例の回路ブロック図を示す。

この図より明らかな様に、本実施例では、再生信号をバ
ンドパルスフィルタ（１）に入力して再生バイロッド信
号を分離している。一方ＲＦスイッチングパルス（１）
を入力するリファレンス信号発生回路（２）からは、フ
ィールド毎に順次周波数を切換えられたリファレンス信
号が導出される。このリファレンス信号と再生バイロッ
ド信号を入力するミキト成分のうち１６ＫＨｚのビート
成分は第１Ａ成分検出回路＋４１より導出され、４（Ｓ
ＫＨ２のビート成分は第２ビート成分検出回路＋５１よ
り導出される。

雨検出出力を入力するレベル比較回路（６）は、雨検出
出力レベルを比較して比較出力を導出する。この比較出
力は、極性反転回路（７）に於てフィールド周期で極性
を反転することＫより、トラッキングエラー成分（Ｅ）
を導出している。上述する構成は８ミリビデオに放て周
知の構成であり、詳しい説明は割愛する。

本実施例では、上述するトラッキングエラー検出回路に
、後述する回路を付加することにより、安定な高速再生
を為しており、第２図は５倍速再生時の信号波形説明図
を示す。

そこで、以下５倍速再生時のキャプスタンサーボ回路に
付いて以下に説明する。捷ず、トラッキングエラー成分
を入力する波形整形回路（８）は、トラッキングエラー
成分をＯレベルを境に矩形波とする。この矩形波状の波
形整形出力を入力するエツジパルス発生回路（９）は、
整形出力の立上りと立下りに同期するエツジパルスを導
出する。このエツジパルスを入力するサンプリングパル
ス発生回路０■け、エツジパルスを１／４　分周して得
られるフレーム周期のサンプリングパルスを導出する。

一方ＲＦスイッチングパルス（Ｉ）を入力する参照波発
生回路０１）は、ＲＦスイッチングパルスの立上りに同
期するスロープを形成する参照信号（Ｊ）を導出する。

位相比較回路は、参照信号（Ｊ）をサンプリングパルス
卸によってサンプリングすることにより得られる比較出
力をキャプスタンモータの位相制御出力として導出して
、キャプスタンの回転即ちテープの走行をコントロール
している。

尚、上述する実施例は、５倍速再生のため分周比を１／
４　にしているが、一般的Ｋｎ倍速再生時には、分局比
を１／（ｎ−１）とすれば、フレーム周期のサンプリン
グパルスを導出することが出来る。

これは、ｎ倍速再生時に於けるトラッキングエラー成分
の変動周期が（ｎ−１）　・ｆｖ／４　［但しｆｖはフ
ィールド周波数〕であることを示唆している。

従って、サンプリングパルス発生回路００は、モード設
定信号に応じて分周比を決定すれば逆転再生を含む任意
の倍速再生を自由に設定できる。

（ト）発明の効果 よって、本発明によれば、トラッキングエラー成分の特
性を利用して安定な高速再生を為すことができ、その効
果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路ブロック図、第２
図は要部波形説明図、第６図はトラッキングエラー成分
の波形説明図、第４図は従来技術の波形説明図を、それ
ぞれ顕わす。 （ト））・・・トラッキングエラー成分、（８）・・・
波形整形回路、（９）・・・エツジパルス検出回路、　
ＱＯＩ・・・サンプリングパルス発生回路、（１カ・・
・位相比較回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）４種類のトラッキング用バイロッド信号をビデオ
   トラックに多重記録する８ミリビデオに於て、 トラッキングエラー成分を波形成形する波形整形回路と
   、該波形整形出力の立上りと立下りに同期するエッジパ
   ルスを導出するエッジパルス発生回路と、該エッジパル
   スを１／（Ｎ−１）（但しＮは１以外の整数）分周して
   サンプリングパルスを導出するサンプリングパルス発生
   回路と、フレーム周期の基準信号とサンプリングパルス
   とを位相比較する位相比較回路とをそれぞれ配し、該位
   相比較出力によりキヤプスタンモータの回転位相を制御
   することによりＮ倍速再生を為すことを特徴とする８ミ
   リビデオの高速再生回路。