JPH0421395B2 - - Google Patents
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- JPH0421395B2 JPH0421395B2 JP57001830A JP183082A JPH0421395B2 JP H0421395 B2 JPH0421395 B2 JP H0421395B2 JP 57001830 A JP57001830 A JP 57001830A JP 183082 A JP183082 A JP 183082A JP H0421395 B2 JPH0421395 B2 JP H0421395B2
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- low
- carrier
- circuit
- signal
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 24
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 20
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 10
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/82—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
- H04N9/83—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はIC化に適した、ビデオテープレコー
ダ、特にトラツキング用パイロツト信号を周波数
多重して色信号を磁気記録する色信号記録装置に
関するものである。
ダ、特にトラツキング用パイロツト信号を周波数
多重して色信号を磁気記録する色信号記録装置に
関するものである。
高密度記録ビデオテープレコーダ(以下VTR)
では記録、再生時のトラツキングが難かしくな
る。これを解決する従来技術に映像信号にパイロ
ツト信号を重畳して記録し、再生時にこのパイロ
ツト信号を検出してテープ走行を制御するシステ
ムがある。このパイロツト信号を発生する回路
は、テープの互換性を保つため、X−tal発振器
と高速の分周回路で構成するため、IC化しにく
く経済効率が悪いという問題がある。この従来技
術の問題点を第1図にて詳細に説明する。
では記録、再生時のトラツキングが難かしくな
る。これを解決する従来技術に映像信号にパイロ
ツト信号を重畳して記録し、再生時にこのパイロ
ツト信号を検出してテープ走行を制御するシステ
ムがある。このパイロツト信号を発生する回路
は、テープの互換性を保つため、X−tal発振器
と高速の分周回路で構成するため、IC化しにく
く経済効率が悪いという問題がある。この従来技
術の問題点を第1図にて詳細に説明する。
第1図は、従来技術を説明するブロツク図であ
る。同図において1は周波数SCなる記録時色信
号の入力端子、2は周波数LSCなる再生色信号の
入力端子、11は記録時に図示の位置に切換えら
れるスイツチ回路、12は周波数CONVなるキヤ
リア信号で出力信号として記録時はCONV−SCと
CONV+SC、再生時はCONV−LSCとCONV+LSC
の信
号を得る第1の周波数変換回路(以下コンバータ
と略す)、13は記録時に前記CONV−SCなる周波
数の低域色信号を取り出す低域フイルタ、16は
低域色信号と後述するパイロツト信号を加算する
加算回路、5は記録時色信号の出力端子である。
14は再生時に前記CONV−LSCなる周波数の色信
号を取り出す帯域フイルタ、15は再生色信号処
理回路、6は再生時色信号出力端子である。24
はNH(Nは整数、Hは水平走査周波数)のキ
ヤリア信号SVCOを発生する位相同期回路(以下
PLL回路と略す)であり、17は発振周波数NH
の電圧制御発振器(以下VCOと略す)、18は
1/N分周回路、19は位相検波器、4は水平パル ス入力端子である。41は1/8分周回路、20は
位相シフト回路、21は発振周波数SCのXtal発振
器、22は入力周波数SCのキヤリアとLSCの信号
をもち、SC+LSCとSC−LSCの信号を出力する第
2のコンバータ、23はSC+LSC=CONVの信号を
出力する。ここで位相シフト回路20は、NTSC
方式の場合は、記録色信号周波数LSCの条件「1/
4Hの奇数倍のオフセツトを持つこと」「フイール
ド間で1/2Hの奇数倍のオフセツトを持つこと」
を同時に満足するように構成する。またPAL方
式の場合は、記録色信号間周波数LSCの条件「1/
8Hの奇数倍のオフセツトを持つこと」、「フイー
ルド間で1/4Hの奇数倍のオフセツトを持つこと」
を同時満足するように構成する。
る。同図において1は周波数SCなる記録時色信
号の入力端子、2は周波数LSCなる再生色信号の
入力端子、11は記録時に図示の位置に切換えら
れるスイツチ回路、12は周波数CONVなるキヤ
リア信号で出力信号として記録時はCONV−SCと
CONV+SC、再生時はCONV−LSCとCONV+LSC
の信
号を得る第1の周波数変換回路(以下コンバータ
と略す)、13は記録時に前記CONV−SCなる周波
数の低域色信号を取り出す低域フイルタ、16は
低域色信号と後述するパイロツト信号を加算する
加算回路、5は記録時色信号の出力端子である。
14は再生時に前記CONV−LSCなる周波数の色信
号を取り出す帯域フイルタ、15は再生色信号処
理回路、6は再生時色信号出力端子である。24
はNH(Nは整数、Hは水平走査周波数)のキ
ヤリア信号SVCOを発生する位相同期回路(以下
PLL回路と略す)であり、17は発振周波数NH
の電圧制御発振器(以下VCOと略す)、18は
1/N分周回路、19は位相検波器、4は水平パル ス入力端子である。41は1/8分周回路、20は
位相シフト回路、21は発振周波数SCのXtal発振
器、22は入力周波数SCのキヤリアとLSCの信号
をもち、SC+LSCとSC−LSCの信号を出力する第
2のコンバータ、23はSC+LSC=CONVの信号を
出力する。ここで位相シフト回路20は、NTSC
方式の場合は、記録色信号周波数LSCの条件「1/
4Hの奇数倍のオフセツトを持つこと」「フイール
ド間で1/2Hの奇数倍のオフセツトを持つこと」
を同時に満足するように構成する。またPAL方
式の場合は、記録色信号間周波数LSCの条件「1/
8Hの奇数倍のオフセツトを持つこと」、「フイー
ルド間で1/4Hの奇数倍のオフセツトを持つこと」
を同時満足するように構成する。
一方、40はパイロツト信号発生回路である。
25は発振周波数OSCのXtal発振器、26,27,
28,29はそれぞれXtal発振器の発振周波数
OSCを1,2,3,4なる周波数に分周する分周
回路、30は周波数選択回路である。周波数選択
回路30は、ヘツドパルス入力端子3の信号に応
じて第1のフイールドは1、第2のフイールドは
2、第3のフイールドは4、第4のフイールドは
3のごとくフイールド毎に所定の順序で記録す
る。パイロツト信号の周波数は低域色信号記の周
波数帯域より低く選ぶのが一般的であり例えば 16.5H,27.5H,39.5H,410.5
H のように選ぶ。またX−tal発振器25の発振周
波数OSCはパイロツト信号の周波数バラツキを小
さくするために充分高い周波数に設定し、例え
ば、OSC4.91MHz314H 分周回路26〜29の分周比をそれぞれ 1/l1,1/l2,1/l3,1/l4とすると l1=48 16.5H l2=42 27.5H l3=33 39.5H l4=30 410.5H となる。
25は発振周波数OSCのXtal発振器、26,27,
28,29はそれぞれXtal発振器の発振周波数
OSCを1,2,3,4なる周波数に分周する分周
回路、30は周波数選択回路である。周波数選択
回路30は、ヘツドパルス入力端子3の信号に応
じて第1のフイールドは1、第2のフイールドは
2、第3のフイールドは4、第4のフイールドは
3のごとくフイールド毎に所定の順序で記録す
る。パイロツト信号の周波数は低域色信号記の周
波数帯域より低く選ぶのが一般的であり例えば 16.5H,27.5H,39.5H,410.5
H のように選ぶ。またX−tal発振器25の発振周
波数OSCはパイロツト信号の周波数バラツキを小
さくするために充分高い周波数に設定し、例え
ば、OSC4.91MHz314H 分周回路26〜29の分周比をそれぞれ 1/l1,1/l2,1/l3,1/l4とすると l1=48 16.5H l2=42 27.5H l3=33 39.5H l4=30 410.5H となる。
再生されたパイロツト信号は再生色信号入力端
子2より入力し39のトラツキング信号発生回路
で処理される。トラツキング信号発生回路39に
おいてパイロツト信号は31の低域フイルタで分
離される。32は再生時のパイロツト周波数選択
順序を記録時と一致させるためのリセツト回路、
33は再生されたパイロツト信号と、周波数選択
回路の出力信号を乗算した信号を出力する第3の
コンバータである。34は中心周波数Hの第1の
周波数弁別回路35は中心周波数3Hの第2の周
波数弁別回路、36は差動増幅器、37は反転増
幅器、38は差動増幅器の出力信号をCH−1の
トラツクを再生する場合は図示の位置CH−2の
トラツクを再生する場合は逆の位置に切り換える
スイツチ回路、7はトラツキング信号出力端子で
ある。トラツキング出力端子7の出力信号は、テ
ープ走向制御回路(図示せず)に供給されテープ
の再生速度を制御する。
子2より入力し39のトラツキング信号発生回路
で処理される。トラツキング信号発生回路39に
おいてパイロツト信号は31の低域フイルタで分
離される。32は再生時のパイロツト周波数選択
順序を記録時と一致させるためのリセツト回路、
33は再生されたパイロツト信号と、周波数選択
回路の出力信号を乗算した信号を出力する第3の
コンバータである。34は中心周波数Hの第1の
周波数弁別回路35は中心周波数3Hの第2の周
波数弁別回路、36は差動増幅器、37は反転増
幅器、38は差動増幅器の出力信号をCH−1の
トラツクを再生する場合は図示の位置CH−2の
トラツクを再生する場合は逆の位置に切り換える
スイツチ回路、7はトラツキング信号出力端子で
ある。トラツキング出力端子7の出力信号は、テ
ープ走向制御回路(図示せず)に供給されテープ
の再生速度を制御する。
第2図はテープ上に記録されたトラツクと、再
生ヘツドの位置を示す図である。2a〜2fはト
ラツク、2l〜2oは正常にトラツキングしてい
る場合、2g〜2kはトラツキングのずれた場合
の再生ヘツドの位置、2Pはテープの走向方向を
示す。テープ上に記録されているパイロツト信号
の周波数は、CH−1の記録ヘツドで記録したト
ラツク2b,2d,2fはそれぞれ1,4,1,
CH−2の記録ヘツドで記録したトラツク2a,
2C,2eはそれぞれ3,2,3である。また、
切換えスイツチ38はCH−1で記録されたトラ
ツク(例えば2b,2d,2f)を再生する場合
は図示の位置、CH−2(例えば2a,2c,2
e)の場合は図示と逆の位置に切換える。
生ヘツドの位置を示す図である。2a〜2fはト
ラツク、2l〜2oは正常にトラツキングしてい
る場合、2g〜2kはトラツキングのずれた場合
の再生ヘツドの位置、2Pはテープの走向方向を
示す。テープ上に記録されているパイロツト信号
の周波数は、CH−1の記録ヘツドで記録したト
ラツク2b,2d,2fはそれぞれ1,4,1,
CH−2の記録ヘツドで記録したトラツク2a,
2C,2eはそれぞれ3,2,3である。また、
切換えスイツチ38はCH−1で記録されたトラ
ツク(例えば2b,2d,2f)を再生する場合
は図示の位置、CH−2(例えば2a,2c,2
e)の場合は図示と逆の位置に切換える。
再生ヘツドが2l〜2oの位置でトラツク2b
〜2eに対して正常にトラツキングしている場合
には、再生パイロツト信号の周波数は、それぞれ
1,2,4,3である。一方、周波数選択回路3
0の出力はリセツト回路32により記録時と同じ
周波数に一致して選択されるため第3のコンバー
タ33の出力には次のごとくの周波数が出力され
る。
〜2eに対して正常にトラツキングしている場合
には、再生パイロツト信号の周波数は、それぞれ
1,2,4,3である。一方、周波数選択回路3
0の出力はリセツト回路32により記録時と同じ
周波数に一致して選択されるため第3のコンバー
タ33の出力には次のごとくの周波数が出力され
る。
トラツク2bの場合には、
1−1=0と1+1=6.5H+6.5H=13H
トラツク2cの場合には
2−2=0と2+2=7.5H+7.5H=15H
トラツク2dの場合には
4−4=0と4+4=10.5H+10.5H=21
H トラツク2eの場合には 3−3=0と3+3=9.5H+9.5H=19H したがつて、第1の周波数弁別回路34、第2
の周波数弁別回路35のいづれにも出力は発生せ
ず、差動増幅器36の出力は“0”である。
H トラツク2eの場合には 3−3=0と3+3=9.5H+9.5H=19H したがつて、第1の周波数弁別回路34、第2
の周波数弁別回路35のいづれにも出力は発生せ
ず、差動増幅器36の出力は“0”である。
次に、テープの走向速度が遅く、再生ヘツドの
位置が2g,2h,2i,2jのごとくずれた場
合について説明する。CH−1のトラツク2bに
対して再生ヘツドが2gの位置では、再生パイロ
ツト周波数は3と1の2つの周波数となり、第3
のコンバータ32の出力には1 −1=01 +1=6.5H+6.5H=13H 3 −1=9.5H−6.5H=3H 3 +1=9.5H+6.5H=16H の4つの周波数が出力される。この場合には、中
心周波数3Hの第2の周波数弁別回路35は、2
−1=3Hを検出し、差動増幅器36、トラツキ
ング信号出力端子7に負の電圧が発生し、テープ
の走向速度を早くするように制御し再生ヘツドの
位置を2lにもどす。CH−2のトラツク2cに
対して再生ヘツドが2hの位置では、1と2のパ
イロツト信号が再生され、第3のコンバータ32
の出力には 2−1=7.5H−6.5H=H なる周波数を含んだ4つの周波数が出力される。
この場合には中心周波数Hの第1の周波数弁別回
路34に出力が発生し、差動増幅器36に正の電
圧が発生する。この場合は前述のごとく切換スイ
ツチ38が図示と逆に切換えられているためトラ
ツキング出力端子7には負の電圧が発生し上述と
同様の制御をおこなう。CH−1のトラツク2d
に対して再生ヘツドが2iの位置では2,4のパ
イロツト信号が再生され、CH−2のトラツク2
eに対して再生ヘツドが2jの位置では4,1の
パイロツト信号が再生される。したがつて第3の
コンバータ32の出力にはそれぞれ4 −2=10.5H−7.5H=3H 4 −3=10.5H−9.5H=H なる周波数を含んだ4つの周波数が出力され、ト
ラツキング信号出力端子7にはいづれも正の電圧
が発生するため上述と同様の制御が可能となる。
位置が2g,2h,2i,2jのごとくずれた場
合について説明する。CH−1のトラツク2bに
対して再生ヘツドが2gの位置では、再生パイロ
ツト周波数は3と1の2つの周波数となり、第3
のコンバータ32の出力には1 −1=01 +1=6.5H+6.5H=13H 3 −1=9.5H−6.5H=3H 3 +1=9.5H+6.5H=16H の4つの周波数が出力される。この場合には、中
心周波数3Hの第2の周波数弁別回路35は、2
−1=3Hを検出し、差動増幅器36、トラツキ
ング信号出力端子7に負の電圧が発生し、テープ
の走向速度を早くするように制御し再生ヘツドの
位置を2lにもどす。CH−2のトラツク2cに
対して再生ヘツドが2hの位置では、1と2のパ
イロツト信号が再生され、第3のコンバータ32
の出力には 2−1=7.5H−6.5H=H なる周波数を含んだ4つの周波数が出力される。
この場合には中心周波数Hの第1の周波数弁別回
路34に出力が発生し、差動増幅器36に正の電
圧が発生する。この場合は前述のごとく切換スイ
ツチ38が図示と逆に切換えられているためトラ
ツキング出力端子7には負の電圧が発生し上述と
同様の制御をおこなう。CH−1のトラツク2d
に対して再生ヘツドが2iの位置では2,4のパ
イロツト信号が再生され、CH−2のトラツク2
eに対して再生ヘツドが2jの位置では4,1の
パイロツト信号が再生される。したがつて第3の
コンバータ32の出力にはそれぞれ4 −2=10.5H−7.5H=3H 4 −3=10.5H−9.5H=H なる周波数を含んだ4つの周波数が出力され、ト
ラツキング信号出力端子7にはいづれも正の電圧
が発生するため上述と同様の制御が可能となる。
一方、テープの走向速度が速く、再生ヘツドの
位置が2h,2i,2j,2kのごとくずれた場
合について説明する。CH−1のトラツク2bに
対して再生ヘツドが2hの位置では、1と2のパ
イロツト信号が再生され第3のコンバータ32の
出力には 2−1=7.5H−6.5H=H なる周波数を含んだ4つの周波数が出力される。
この場合には、第1の周波数弁別回路35出力が
発生し、差動増幅器36に正の電圧が発生する。
したがつてトラツキング信号出力端子7には正の
電圧が発生し前述とは逆に負の電圧が発生し、テ
ープの走向速度を遅くするように制御し再生ヘツ
ドの位置を2lにもどす。トラツク2b,2c,
2dに対して再生ヘツドが2i,2j,2kの位
置では、それぞれ、2と4、4と3、3と1のパ
イロツト信号が再生される。したがつて第3のコ
ンバータ32の出力にはそれぞれ4 −2=10.5H−7.5H=3H 4 −3=10.5H−9.5H=H 3 −1=9.5H−6.5H=3H なる周波数を含んだ4つの周波数が出力されるた
めトラツキング信号出力端子7にはいづれの場合
にも正の電圧が発生し、テープの走向速度を遅く
するよう制御し、再生ヘツドの位置を正常な位置
にもどす。
位置が2h,2i,2j,2kのごとくずれた場
合について説明する。CH−1のトラツク2bに
対して再生ヘツドが2hの位置では、1と2のパ
イロツト信号が再生され第3のコンバータ32の
出力には 2−1=7.5H−6.5H=H なる周波数を含んだ4つの周波数が出力される。
この場合には、第1の周波数弁別回路35出力が
発生し、差動増幅器36に正の電圧が発生する。
したがつてトラツキング信号出力端子7には正の
電圧が発生し前述とは逆に負の電圧が発生し、テ
ープの走向速度を遅くするように制御し再生ヘツ
ドの位置を2lにもどす。トラツク2b,2c,
2dに対して再生ヘツドが2i,2j,2kの位
置では、それぞれ、2と4、4と3、3と1のパ
イロツト信号が再生される。したがつて第3のコ
ンバータ32の出力にはそれぞれ4 −2=10.5H−7.5H=3H 4 −3=10.5H−9.5H=H 3 −1=9.5H−6.5H=3H なる周波数を含んだ4つの周波数が出力されるた
めトラツキング信号出力端子7にはいづれの場合
にも正の電圧が発生し、テープの走向速度を遅く
するよう制御し、再生ヘツドの位置を正常な位置
にもどす。
ここで問題となるのは、パイロツト信号用とし
てXtal発振器25に高価なXtal素子を必要とす
ることである。このため、IC化において外付部
品とコストの増加を招く。
てXtal発振器25に高価なXtal素子を必要とす
ることである。このため、IC化において外付部
品とコストの増加を招く。
本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決し
た色信号記録装置を提供することにある。
た色信号記録装置を提供することにある。
上記目的のために、本発明では、パイロツト信
号用の発振器と低域色信号用PLL回路を構成す
るVCO回路とを兼用とし、かつVCO回路の発振
周波数を3Hの整数倍に選ぶ。また、NTSC方式
時とPAL方式時におけるVCOの発振周波数差を
3Hとする。
号用の発振器と低域色信号用PLL回路を構成す
るVCO回路とを兼用とし、かつVCO回路の発振
周波数を3Hの整数倍に選ぶ。また、NTSC方式
時とPAL方式時におけるVCOの発振周波数差を
3Hとする。
第3図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。第3図が第1図と異なる点は、第1図の
Xtal発振器25が削除されるとともに、この一
実施例ではVCO回路17の出力信号VCOがパイロ
ツト信号用の分周回路26〜29に導かれること
である。また、第1図のPLL回路24の分周回
路18が、第3図では第1の分周回路50と第2
の分周回路51に分割され、第1の分周回路50
の分周比が1/3に選ばれることである。
ある。第3図が第1図と異なる点は、第1図の
Xtal発振器25が削除されるとともに、この一
実施例ではVCO回路17の出力信号VCOがパイロ
ツト信号用の分周回路26〜29に導かれること
である。また、第1図のPLL回路24の分周回
路18が、第3図では第1の分周回路50と第2
の分周回路51に分割され、第1の分周回路50
の分周比が1/3に選ばれることである。
前述のごとく、記録パイロツト信号は低域色信
号LSCよりも低域に選ばれ、かつ夫々次の条件を
満たさなければならない。
号LSCよりも低域に選ばれ、かつ夫々次の条件を
満たさなければならない。
パイロツト信号は
(1) 4周波1〜4とも0.2H〜0.7Hのオフセツト
を持つ。
を持つ。
(2) 4周波1〜4が次式の関係を持つ。1
−2 3−4mH 1
−3 2−4nH
(ただしm≠n)
NTSC方式低域色信号LSCは
(3) 1/4Hの奇数倍のオフセツトを持つ。
(4) フイールド間で1/2Hの奇数倍のオフセツト
を持つ。
を持つ。
PAL方式低域色信号LSCは
(5) 1/8Hの奇数倍のオフセツトを持つ。
(6) フイールド間で1/4Hの奇数倍のオフセツト
を持つ。
を持つ。
本発明では、上記条件の内の(4),(6)を満足する
ためにNTSC方式では記録低域色信号を片フイー
ルドのみライン毎に位相反転する1トラツクPI
(Phase Invert)方式とし、フイールド間で1/2H
のオフセツトを持たせ、PAL方式では、記録低
域色信号を片フイールドのみライン毎に90度づつ
位相シフトする。1トラツクPS(Phase Shift)
方式とすることにより、フイールド間で1/4Hの
オフセツトを持たせている。
ためにNTSC方式では記録低域色信号を片フイー
ルドのみライン毎に位相反転する1トラツクPI
(Phase Invert)方式とし、フイールド間で1/2H
のオフセツトを持たせ、PAL方式では、記録低
域色信号を片フイールドのみライン毎に90度づつ
位相シフトする。1トラツクPS(Phase Shift)
方式とすることにより、フイールド間で1/4Hの
オフセツトを持たせている。
さらに、本発明が他の条件(1),(2),(3),(5)をも
満足することを、第3図の一実施例を用いて説明
する。
満足することを、第3図の一実施例を用いて説明
する。
NTSC方式において、第3図のPLL回路24
におけるVCO回路17の発振周波数をVCO=
378Hに選び、第2の分周回路51の分周比を
1/127とすると、位相検波器19において入力
端子4からの周波数HのREF信号と、第2の分周
回路51からの分周Hとの位相比較が行なわれ、
VCO回路17は常にREF信号に位相同期してい
る。したがつて、1/8分周回路41の出力周波数
はVCO回路17の出力VCOを1/8分周した(47+
1/4)Hとなる。この(47+1/4)Hの信号を位
相 シフト回路20で片フイールドのみライン毎に位
相反転し、第2のコンバータ回路22に導くこと
により、記録低域色信号は周波数が(47+1/4)H で、かつ一トラツクPI方式の信号となる。この
場合、低域色信号は1/4Hのオフセツトを持ち、
上記条件の(3)が満足される。
におけるVCO回路17の発振周波数をVCO=
378Hに選び、第2の分周回路51の分周比を
1/127とすると、位相検波器19において入力
端子4からの周波数HのREF信号と、第2の分周
回路51からの分周Hとの位相比較が行なわれ、
VCO回路17は常にREF信号に位相同期してい
る。したがつて、1/8分周回路41の出力周波数
はVCO回路17の出力VCOを1/8分周した(47+
1/4)Hとなる。この(47+1/4)Hの信号を位
相 シフト回路20で片フイールドのみライン毎に位
相反転し、第2のコンバータ回路22に導くこと
により、記録低域色信号は周波数が(47+1/4)H で、かつ一トラツクPI方式の信号となる。この
場合、低域色信号は1/4Hのオフセツトを持ち、
上記条件の(3)が満足される。
一方、パイロツト信号については、パイロツト
信号発生回路40を構成する分周回路26〜29
の分周比1/l1,1/l2,1/l3,1/l4を夫々1/36,
1/40, 1/50,1/58とすると、4周波のパイロツト周波数
は次のごとくとなる。
信号発生回路40を構成する分周回路26〜29
の分周比1/l1,1/l2,1/l3,1/l4を夫々1/36,
1/40, 1/50,1/58とすると、4周波のパイロツト周波数
は次のごとくとなる。
l1=36 110.50H
l2=40 29.45H
l3=50 37.56H
l4=58 46.52H
また、1
−2 3−4 H 1
−3 2−43H
となり、パイロツト信号の条件(1),(2)が満足され
る。
る。
次にPAL方式の場合について説明する。PAL
方式ではVCO回路17の発振周波数をNTSC方
式時に比べて−3Hとし、VCO375Hに選び、第
2の分周回路51の分周比を1/125とする。こ
の場合1/8分周回路41の出力周波数は(47−
1/8)Hとなり、この信号を位相シフト回路で片 フイールドのみライン毎に+90度位相シフトする
ことにより、記録低域色信号は周波数が(47−
1/8)Hで、かつ1トラツク+90度PS方式の信号 となる。したがつて、低域色信号は1/8Hオフセ
ツトを持ち、上記条件の(5)が満足される。
方式ではVCO回路17の発振周波数をNTSC方
式時に比べて−3Hとし、VCO375Hに選び、第
2の分周回路51の分周比を1/125とする。こ
の場合1/8分周回路41の出力周波数は(47−
1/8)Hとなり、この信号を位相シフト回路で片 フイールドのみライン毎に+90度位相シフトする
ことにより、記録低域色信号は周波数が(47−
1/8)Hで、かつ1トラツク+90度PS方式の信号 となる。したがつて、低域色信号は1/8Hオフセ
ツトを持ち、上記条件の(5)が満足される。
一方、PAL方式におけるパイロツト信号は、
分周回路26〜29をNTSC方式と同じとする
と、4周波パイロツト周波数は次のごとくとな
る。
分周回路26〜29をNTSC方式と同じとする
と、4周波パイロツト周波数は次のごとくとな
る。
l1=36 110.42H
l2=40 29.38H
l3=50 37.50H
l4=58 46.47H
また、1
−2 3−4 H 1
−3 2−43H
となり、パイロツト信号の条件(1),(2)が満足され
る。
る。
また、PAL方式では、VCO回路17の発振周
波数をNTSC方式時に比べて+3H異なる381Hに
選び、第2の分周回路51の分周比を1/127と
してもよい。この場合、記録低域色信号周波数は
(47+5/8)Hとなり、5/8Hオフセツトを持ち、 上記条件(5)が満足される。
波数をNTSC方式時に比べて+3H異なる381Hに
選び、第2の分周回路51の分周比を1/127と
してもよい。この場合、記録低域色信号周波数は
(47+5/8)Hとなり、5/8Hオフセツトを持ち、 上記条件(5)が満足される。
一方、4周波パイロツト信号は次のごとく
l1=36 110.58H
l2=40 29.53H
l3=50 37.62H
l4=58 46.57H
となり、1
−2 3−4 H 1
−3 2−43H
となり、パイロツト信号の条件(1),(2)が満足され
る。
る。
次に、上記の本発明の一実施例において、高速
分周回路の数および分周回路の数を削減する。
PLL回路24、パイロツト信号発生回路40、
1/8分周回路41の構成について説明する。
分周回路の数および分周回路の数を削減する。
PLL回路24、パイロツト信号発生回路40、
1/8分周回路41の構成について説明する。
第4図に、その一実施例を示す。第4図におい
て、52は1/8分周回路41の出力端子、53は
パイロツト信号の出力端子、54〜59はパイロ
ツト信号用の分周回路である。NTSC方式では第
2の分周回路51の分周比は1/126、PAL方式
では1/125または1/127に選ばれる。一方、パイロ
ツト信号用の分周回路54〜59はNTSC,
PAL方式に関係なく一定であり、兼用化ができ
る。また、パイロツト信号用の高速分周回路は分
周回路54の1個でよく、また分周回路55によ
り分周回路の削減が図れる。
て、52は1/8分周回路41の出力端子、53は
パイロツト信号の出力端子、54〜59はパイロ
ツト信号用の分周回路である。NTSC方式では第
2の分周回路51の分周比は1/126、PAL方式
では1/125または1/127に選ばれる。一方、パイロ
ツト信号用の分周回路54〜59はNTSC,
PAL方式に関係なく一定であり、兼用化ができ
る。また、パイロツト信号用の高速分周回路は分
周回路54の1個でよく、また分周回路55によ
り分周回路の削減が図れる。
第5図は、第4図における高速分周回路54を
さらに1個削減した一実施例である。第5図にお
いて、2つの分周回路60,61は第4図の1/8
分周回路41を1/2分周回路60と1/4分周回路6
1に分割したものである。ここではパイロツト信
号用の高速分周回路54を1/8分周回路41を構
成する高速分周回路60との兼用化を図つてい
る。
さらに1個削減した一実施例である。第5図にお
いて、2つの分周回路60,61は第4図の1/8
分周回路41を1/2分周回路60と1/4分周回路6
1に分割したものである。ここではパイロツト信
号用の高速分周回路54を1/8分周回路41を構
成する高速分周回路60との兼用化を図つてい
る。
次に、VCO回路17の発振周波数が異なる本
発明の一実施例について説明する。
発明の一実施例について説明する。
NTSC方式において第3図のVCO回路17の
発振周波数をVCO=366Hに選び、第2の分周回
路51の分周比を1/122とすると、1/8分周回路
41の出力周波数は(46−1/4)Hとなる。この 場合、記録低域色信号は周波数が(46−1/4)H で、かつ一トラツクPI方式の信号となり、上記
条件の(3)が満足される。このときのパイロツト信
号は、分周回路26〜29の分周比を夫々1/35,
1/39,1/49,1/57とすると、4周波のパイロツト
周波数は次のごとくとなる。
発振周波数をVCO=366Hに選び、第2の分周回
路51の分周比を1/122とすると、1/8分周回路
41の出力周波数は(46−1/4)Hとなる。この 場合、記録低域色信号は周波数が(46−1/4)H で、かつ一トラツクPI方式の信号となり、上記
条件の(3)が満足される。このときのパイロツト信
号は、分周回路26〜29の分周比を夫々1/35,
1/39,1/49,1/57とすると、4周波のパイロツト
周波数は次のごとくとなる。
l1=35 110.46H
l2=39 29.38H
l3=49 37.47H
l4=57 46.42H
また1
−2 3−4 H 1
−3 2−43H
となり、パイロツト信号の条件(1),(2)が満足され
る。
る。
PAL方式においては、VCO回路17の発振周
波数をNTSC方式時に比べて+3Hとし、VCO=
369Hに選び第2の分周回路51の分周比を1/
123とする。この場合、低域色信号は周波数が
(46+1/8)Hで、かつ1トラツク−90度PSの信 号とすると、上記条件の(5),(6)が満足される。
波数をNTSC方式時に比べて+3Hとし、VCO=
369Hに選び第2の分周回路51の分周比を1/
123とする。この場合、低域色信号は周波数が
(46+1/8)Hで、かつ1トラツク−90度PSの信 号とすると、上記条件の(5),(6)が満足される。
このPAL方式におけるパイロツト信号は、分
周回路26〜29をNTSC方式と同じとすると、
4周波パイロツト周波数は次のごとくとなる。
周回路26〜29をNTSC方式と同じとすると、
4周波パイロツト周波数は次のごとくとなる。
l1=35 110.54H
l2=39 29.46H
l3=49 37.53H
l4=57 46.47H
したがつて、パイロツト信号の条件(1),(2)が満
足される。
足される。
第6図に、上記の一実施例に適したPLL回路
24、パイロツト信号発生回路40、1/8分周回
路41を構成する一例を示す。第6図において、
第2の分周回路51の分周比はNTSC方式では
1/122に、PAL方式では1/123に選ばれる。
一方、パイロツト信号用の分周回路63〜68は
NTSC,PAL方式に関係なく一定である。
24、パイロツト信号発生回路40、1/8分周回
路41を構成する一例を示す。第6図において、
第2の分周回路51の分周比はNTSC方式では
1/122に、PAL方式では1/123に選ばれる。
一方、パイロツト信号用の分周回路63〜68は
NTSC,PAL方式に関係なく一定である。
第7図は、第6図におけるパイロツト信号用の
高速分周回路64を、第1の分周回路50とを兼
用化し、分周回路の削減を図つている。
高速分周回路64を、第1の分周回路50とを兼
用化し、分周回路の削減を図つている。
次にNTSC方式でのVCO回路の発振周波数が
上記の本発明の一実施例と同じであり、パイロツ
ト信号用分周回路の分周比が異なる本発明の一実
施例について説明する。
上記の本発明の一実施例と同じであり、パイロツ
ト信号用分周回路の分周比が異なる本発明の一実
施例について説明する。
NTSC方式におけるVCO回路17の発振周波
数VCO=366H、第2の分周回路51の分周比を
1/122に選ぶと、低域色信号は(46−1/4)Hとな り、上記条件の(3),(4)が満足される。
数VCO=366H、第2の分周回路51の分周比を
1/122に選ぶと、低域色信号は(46−1/4)Hとな り、上記条件の(3),(4)が満足される。
このとき、パイロツト信号用の分周回路26〜
29の分周比を夫々1/35,1/38,1/48,1/56とす
ると、4周波のパイロツト周波数は次のごとくと
なる。
29の分周比を夫々1/35,1/38,1/48,1/56とす
ると、4周波のパイロツト周波数は次のごとくと
なる。
l1=35 110.46H
l2=38 29.63H
l3=48 37.63H
l4=56 46.54H
したがつて、パイロツト信号の条件(1),(2)が満
足される。
足される。
PAL方式ではVCO回路17の発振周波数は
NTSC方式に比べて−3Hとし、VCO=303Hに選
び、第2の分周回路51の分周比を1/121に選ぶ
と、低域色信号は周波数が(45+3/8)Hとなり、 上記条件の(5),(6)が満足される。
NTSC方式に比べて−3Hとし、VCO=303Hに選
び、第2の分周回路51の分周比を1/121に選ぶ
と、低域色信号は周波数が(45+3/8)Hとなり、 上記条件の(5),(6)が満足される。
このとき、パイロツト信号用の分周回路26〜
29はNTSC方式と同じとすると、4周波のパイ
ロツト周波数は次のごとくとなる。
29はNTSC方式と同じとすると、4周波のパイ
ロツト周波数は次のごとくとなる。
l1=35 110.37H
l2=38 29.55H
l3=48 39.56H
l4=56 46.48H
したがつてパイロツト信号は上記条件(1),(2)を
満足する。
満足する。
第8図に上記の一実施例に適したPLL回路2
4パイロツト信号発生回路40、1/8分周回路4
1を構成する一例を示す。第6図において、第2
の分周回路51の分周比はNTSC方式では1/
122に、PAL方式では1/121に選ばれる。一方、
パイロツト信号用の分周回路69〜74は
NTSC,PAL方式とも同一である。
4パイロツト信号発生回路40、1/8分周回路4
1を構成する一例を示す。第6図において、第2
の分周回路51の分周比はNTSC方式では1/
122に、PAL方式では1/121に選ばれる。一方、
パイロツト信号用の分周回路69〜74は
NTSC,PAL方式とも同一である。
第9図は、第8図におけるパイロツト信号用の
高速分周回路69を1/8分周回路41を構成する
1/2分周回路60と兼用化し、高速分周回路の削
減を図つている。
高速分周回路69を1/8分周回路41を構成する
1/2分周回路60と兼用化し、高速分周回路の削
減を図つている。
次に本発明において、VCO回路17の発振周
波数が異なる他の一実施例について説明する NTSC方式において、第3図のVCO回路の発
振周波数をVCO=354Hに選び、第2の分周回路
51の分周比を1/118とすると、低域色信号の
周波数は(44+1/4)Hとなり、上記条件の(3)が 満足される。
波数が異なる他の一実施例について説明する NTSC方式において、第3図のVCO回路の発
振周波数をVCO=354Hに選び、第2の分周回路
51の分周比を1/118とすると、低域色信号の
周波数は(44+1/4)Hとなり、上記条件の(3)が 満足される。
このときのパイロツト信号は、分周回路26〜
29の分周比を夫々1/34,1/38,1/48,1/56とす
ると、4周波のパイロツト周波数は次のごとくと
なる。
29の分周比を夫々1/34,1/38,1/48,1/56とす
ると、4周波のパイロツト周波数は次のごとくと
なる。
l1=34 110.41H
l2=38 29.32H
l3=48 37.38H
l4=56 46.32H
したがつて、パイロツト信号の上記条件(1),(2)
が満足される。
が満足される。
PAL方式においては、VCO回路17の発振周
波数をNTSC方式に比べて−3Hとし、VCO=
351Hに選び、第2の分周回路51の分周比を
1/117とすると、低域色信号の周波数は(44−
1/8)Hとなり、かつ1トラツク+90度PSとする と、上記条件の(5)が満足される。
波数をNTSC方式に比べて−3Hとし、VCO=
351Hに選び、第2の分周回路51の分周比を
1/117とすると、低域色信号の周波数は(44−
1/8)Hとなり、かつ1トラツク+90度PSとする と、上記条件の(5)が満足される。
このときのパイロツト信号の分周回路26〜2
9はNTSC方式と同じとすると、4周波のパイロ
ツト周波数は次のごとくとなる。
9はNTSC方式と同じとすると、4周波のパイロ
ツト周波数は次のごとくとなる。
l1=34 110.33H
l2=38 29.24H
l3=48 37.31H
l4=56 46.27H
したがつて、パイロツト信号の条件(1),(2)が満
足される。また、PAL方式において、VCO回路
17の発振周波数をNTSC方式に比べて+3Hと
し、VCO=357Hに選び、第2の分周回路51の
分周比を1/119とすると、低域色信号の周波数
は(44+5/8)Hとなり、上記条件の(5)が満足さ れる。
足される。また、PAL方式において、VCO回路
17の発振周波数をNTSC方式に比べて+3Hと
し、VCO=357Hに選び、第2の分周回路51の
分周比を1/119とすると、低域色信号の周波数
は(44+5/8)Hとなり、上記条件の(5)が満足さ れる。
このときのパイロツト信号の分周回路26〜2
9はNTSC方式と同様とすると、4周波のパイロ
ツト周波数は次のごとくとなる。
9はNTSC方式と同様とすると、4周波のパイロ
ツト周波数は次のごとくとなる。
l1=34 110.50H
l2=38 29.39H
l3=48 37.43H
l4=56 46.38H
したがつて、パイロツト信号の条件(1),(2)が満
足される。
足される。
第10図に、上記の一実施例に適したPLL回
路24、パイロツト信号発生回路40、1/8分周
回路41を構成する一例を示す。第10図におい
て、第2の分周回路51の分周比はNTSC方式で
は1/118に、PAL方式では1/117または1/
119に選ばれる。一方、パイロツト信号用の分周
回路75〜80はNTSC,PAL方式とも同じで
ある。
路24、パイロツト信号発生回路40、1/8分周
回路41を構成する一例を示す。第10図におい
て、第2の分周回路51の分周比はNTSC方式で
は1/118に、PAL方式では1/117または1/
119に選ばれる。一方、パイロツト信号用の分周
回路75〜80はNTSC,PAL方式とも同じで
ある。
第11図は、第10図におけるパイロツト信号
用の高速分周回路75を1/8分周回路41を構成
する1/2分周回路60と兼用化し、高速分周回路
の削減を図つている。
用の高速分周回路75を1/8分周回路41を構成
する1/2分周回路60と兼用化し、高速分周回路
の削減を図つている。
第12図は第11図におけるパイロツト信号用
の1/4分周回路78を、1/8分周回路41を構成す
る1/4分周回路61と兼用化し、さらに分周回路
の削減を図つている。
の1/4分周回路78を、1/8分周回路41を構成す
る1/4分周回路61と兼用化し、さらに分周回路
の削減を図つている。
本発明を用いることにより、パイロツト信号を
発生するための高価なXtal素子を必要とせずIC
化において外付け部品の削減と、コスト低下を図
ることができる。また、本発明ではVCO回路の
出力信号で駆動される高速分周回路、およびパイ
ロツト信号用の分周回路の削減が図れ、素子数お
よび消費電子の大幅な低減ができる。パイロツト
信号用の分周回路をNTSC方式用とPAL方式用
とで兼用することができ、IO化に適したものと
なる。
発生するための高価なXtal素子を必要とせずIC
化において外付け部品の削減と、コスト低下を図
ることができる。また、本発明ではVCO回路の
出力信号で駆動される高速分周回路、およびパイ
ロツト信号用の分周回路の削減が図れ、素子数お
よび消費電子の大幅な低減ができる。パイロツト
信号用の分周回路をNTSC方式用とPAL方式用
とで兼用することができ、IO化に適したものと
なる。
第1図は従来技術を説明するブロツク図を示す
図、第2図は、パイロツト信号によるトラツキン
グ動作を説明する図、第3図は本発明の一実施例
を示す図、第4図は本発明の一実施例の構成図を
示す図、第5図は第4図とは異なつた構成図を示
す図、第6図は第4図の他の一実施例の構成図、
第7図は第6図と異なつた構成図を示す図、第8
図は第4図、第6図の実施例とは異なつた一実施
例の構成図を示す図、第9図は第8図とは異なつ
た構成図を示す図、第10図は、第4、第6、第
8図の実施例とは異なつた一実施例の構成図を示
す図、第11図は、第10図とは異なつた構成図
を示す図、第12図は第10、第11図とは異な
つた構成図を示す図である。 17…VCO回路、18…1/N分周回路、1
9…位相検波回路、20…位相シフト回路、24
…PLL回路、25…パイロツト信号用のXtal発
振器、26〜29…パイロツト信号用の分周回
路、40…パイロツト信号発生回路、41…1/8
分周回路、50…第1の分周回路、51…第2の
分周回路、54〜80…分周回路。
図、第2図は、パイロツト信号によるトラツキン
グ動作を説明する図、第3図は本発明の一実施例
を示す図、第4図は本発明の一実施例の構成図を
示す図、第5図は第4図とは異なつた構成図を示
す図、第6図は第4図の他の一実施例の構成図、
第7図は第6図と異なつた構成図を示す図、第8
図は第4図、第6図の実施例とは異なつた一実施
例の構成図を示す図、第9図は第8図とは異なつ
た構成図を示す図、第10図は、第4、第6、第
8図の実施例とは異なつた一実施例の構成図を示
す図、第11図は、第10図とは異なつた構成図
を示す図、第12図は第10、第11図とは異な
つた構成図を示す図である。 17…VCO回路、18…1/N分周回路、1
9…位相検波回路、20…位相シフト回路、24
…PLL回路、25…パイロツト信号用のXtal発
振器、26〜29…パイロツト信号用の分周回
路、40…パイロツト信号発生回路、41…1/8
分周回路、50…第1の分周回路、51…第2の
分周回路、54〜80…分周回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 特定の発振周波数で発振する基準発振器と、 上記基準発振器からの発振信号を基に、低域変
換キヤリアを発生する低域変換キヤリア発生器
と、 上記低域変換キヤリア発生器からの低域変換キ
ヤリアと記録されるべき搬送色信号とを混合して
低域変換搬送色信号を発生する第1混合器と、 周波数が異なる4種類のパイロツト信号をフイ
ールド周期で順に発生するパイロツト発生器と、 上記低域変換搬送色信号と上記パイロツト信号
と混合する第2混合器と、 上記第2混合器の出力信号を磁気テープに記録
する磁気ヘツドとからなり、 上記低域変換搬送色信号の搬送周波数が水平周
波数を47+1/4倍となり、この搬送波の位相が上
記一方のフイールドでは水平期間ごとに反転し、
他方のフイールドでは水平期間ごとの反転が生じ
ないように上記低域変換キヤリアが定められ、 上記4種類のパイロツト信号の周波数はそれぞ
れ水平周波数に189/29、189/25、189/18、および
189/20を乗じた周波数に定められる ことを特徴とする色信号記録装置。 2 特定の発振周波数で発振する基準発振器と、 上記基準発振器からの発振信号を基に、低域変
換キヤリアを発生する低域変換キヤリア発生器
と、 上記低域変換キヤリア発生器からの低域変換キ
ヤリアと記録されるべき搬送色信号とを混合して
低域変換搬送色信号を発生する第1混合器と、 周波数が異なる4種類のパイロツト信号をフイ
ールド周期で順に発生するパイロツト発生器と、 上記低域変換搬送色信号と上記パイロツト信号
と混合する第2混合器と、 上記第2混合器の出力信号を磁気テープに記録
する磁気ヘツドとからなり、 上記低域変換搬送色信号の換搬周波数が水平周
波数を47−1/8倍した値となり、この搬送波の位
相が一方のフイールドでは水平期間毎に90度づつ
進み、他方のチヤンネルでは水平期間毎の位相進
みが生じないように上記低域変換キヤリアが定め
られ、 上記4種類のパイロツト信号の周波数はそれぞ
れ水平周波数に375/58、375/50、375/36、および
375/40を乗じた周波数に定められる ことを特徴とする色信号記録装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57001830A JPS58119284A (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 色信号記録装置 |
DE8282111349T DE3270309D1 (en) | 1981-12-09 | 1982-12-08 | Magnetic recording system |
US06/447,797 US4550345A (en) | 1981-12-09 | 1982-12-08 | Magnetic video pilot signal recording/reproducing system |
EP82111349A EP0081802B1 (en) | 1981-12-09 | 1982-12-08 | Magnetic recording system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57001830A JPS58119284A (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 色信号記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58119284A JPS58119284A (ja) | 1983-07-15 |
JPH0421395B2 true JPH0421395B2 (ja) | 1992-04-09 |
Family
ID=11512478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57001830A Granted JPS58119284A (ja) | 1981-12-09 | 1982-01-11 | 色信号記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58119284A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60218996A (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-01 | Hitachi Ltd | ビデオテ−プレコ−ダの信号処理回路 |
-
1982
- 1982-01-11 JP JP57001830A patent/JPS58119284A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58119284A (ja) | 1983-07-15 |
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