JPH04238143A - テープ走行速度制御装置 - Google Patents

テープ走行速度制御装置

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Publication number
JPH04238143A
JPH04238143A JP3005878A JP587891A JPH04238143A JP H04238143 A JPH04238143 A JP H04238143A JP 3005878 A JP3005878 A JP 3005878A JP 587891 A JP587891 A JP 587891A JP H04238143 A JPH04238143 A JP H04238143A
Authority
JP
Japan
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signal
phase
control
error
control signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3005878A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Harasawa
行浩 原澤
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3005878A priority Critical patent/JPH04238143A/ja
Publication of JPH04238143A publication Critical patent/JPH04238143A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はテープ走行速度制御装
置に関し、特に、ヘリカルスキャン方式のビデオテープ
レコーダにおいて、磁気テープを定速回転させるための
キャプスタンモータの位相を制御するようなテープ走行
速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のモータ回転速度制御装置の
概略ブロック図である。図3を参照して、FG信号ヘッ
ド1はキャプスタンの回転にともなってFG(Freg
uency Generator )信号を発生する。 FG信号ヘッド1から発生されたFG信号は増幅器31
によって増幅され、速度検出器4に与えられる。速度検
出器4はキャプスタンモータの回転速度を検出して減算
器8に与える。一方、図示していない磁気記録テープの
コントロールトラック上に記録された30Hzのコント
ロール信号は再生コントロールヘッド2によって再生さ
れ、その出力は増幅器32によって増幅されてエッジ検
出器5に与えられる。 エッジ検出器5は30Hzのコントロール信号の立上り
エッジを検出するものであり、その検出出力は位相比較
器6に与えられる。位相比較器6には、3.58MHz
の信号を分周して得られた30Hzの基準信号が積分回
路12によって鋸波に波形整形されて与えられる。位相
比較器6は30Hzのコントロール信号と30Hzの基
準信号との位相を比較し、そのずれに応じた誤差信号を
ローパスフィルタ7に与える。ローパスフィルタ7は誤
差信号を直流電圧に変換して減算器8に与える。減算器
8はローパスフィルタ7の出力から速度検出器4の出力
を減算し、磁気記録テープを駆動するためのキャプスタ
ンモータ駆動回路(図示せず)に与える。
【0003】図4は従来のモータ回転速度制御装置の動
作を説明するためのタイミング図である。FG信号ヘッ
ド1はキャプスタンの回転にともなってFG信号を発生
する。このFG信号は増幅器31で増幅され、速度検出
器4によってキャプスタンの回転速度が検出される。一
方、再生コントロールヘッド2は磁気記録テープ上のコ
ントロールトラックに記録された図4(b)に示すよう
な30Hzのコントロール信号を再生する。再生コント
ロールヘッド2の出力は増幅器32によって増幅され、
エッジ検出器5に与えられる。エッジ検出器5は再生コ
ントロール信号の立上りを検出し、図4(c)に示すよ
うなエッジ検出信号を位相比較器6に与える。30Hz
の基準信号は積分回路12によって積分され、図4(a
)に示すような鋸波に波形整形されて位相比較器6に与
えられる。位相比較器6はエッジ検出器5で検出された
エッジ検出信号の立上りのタイミングで鋸波の基準信号
をサンプリングする。位相比較器6の出力は誤差信号と
して出力され、ローパスフィルタ7は位相比較器6の出
力の高周波成分のノイズを除去し、減算器8に与える。 減算器8はローパスフィルタ7の出力から速度検出器4
の出力を減算し、図示しないキャプスタンモータ駆動回
路に与える。キャプスタンモータ駆動回路は減算器8の
出力に応じて、キャプスタンモータを駆動する。キャプ
スタン駆動回路は、図4(d)に示されている位相検出
出力が0Vに近付くようにキャプスタンを制御する。こ
のように、キャプスタンモータが制御されることにより
、磁気記録テープの走行速度は予め定められた一定速度
に保たれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の磁気記録テープ
に記録されるコントロール信号の周期は、予め定められ
た一定の数値、たとえば30Hzである。したがって、
位相制御のためのサンプリング周波数はこの周波数以下
となる。たとえば、サンプリング周波数が30Hz以下
の場合には、無駄時間によるサーボ系の位相遅れが生じ
、位相余裕を悪くしていた。このため、位相制御のルー
プゲインを十分に上げることができずに、位相引込みが
遅く、定常走行時の磁気テープ走行速度に、位相ずれを
生じていた。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、よ
り精密に位相制御を行なうことができるようなテープ走
行速度制御装置を提供することである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は所定の直流
制御電圧に応じて直流サーボモータを一定回転数で回転
するように制御し、予め定める周期を有するコントロー
ル信号が記録された磁気テープを直流サーボモータで駆
動して定速で走行させるためのテープ走行速度制御装置
であって、磁気テープが走行方向に沿った予め定める位
置においてコントロール信号を再生するための再生手段
と、再生されたコントロール信号と第1の基準信号との
位相を比較して第1の誤差信号を出力する第1の位相比
較手段と、再生されたコントロール信号の周期を逓倍し
てその信号の位相と第2の基準信号の位相とを比較して
第2の誤差信号を出力する第2の位相比較手段と、第1
および第2の位相比較手段から出力された第1および第
2の誤差信号を合成して直流サーボモータを駆動する手
段を備えて構成される。
【0007】
【作用】この発明に係るテープ走行速度制御装置は、磁
気テープから再生されたコントロール信号と第1の基準
信号とを比較して第1の誤差信号を出力し、再生された
コントロール信号の立上りエッジと立下りエッジから周
期を逓倍したコントロール信号を作成し、そのコントロ
ール信号と第2の基準信号とを比較して第2の誤差信号
を出力し、第1および第2の誤差信号を加算して直流サ
ーボモータを駆動することにより、位相制御のためのサ
ンプリング周波数を実質的に倍加でき、テープ走行速度
を調整するためのサーボ系の位相遅れを減少させる。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の概略ブロック図
である。この図1に示した実施例は、以下の点を除いて
図3と同様にして構成される。すなわち、図3に示した
従来の第1のエッジ検出器5と第1の位相比較器6と第
1の積分回路12に加えて、第2のエッジ検出器9と第
2の位相比較器10と第2の積分回路13とが設けられ
るとともに、位相比較器6から出力される第1の誤差信
号と位相比較器10から出力される第2の誤差信号とを
加算するための加算器11が設けられる。位相比較器6
は従来と同様にして、コントロールトラック上に記録さ
れた30Hzのコントロール信号の立上りを、安定した
3.58MHzの信号を分周した30Hzの基準信号と
位相同期させるためのフレーミング制御を行うものであ
り、位相比較器10はサンプリング回数を2倍にするた
めに設けられている。もし、ここで位相比較器6がない
場合、つまり位相比較器10のみで動作させた場合には
以下の問題が生じる。
【0009】すなわち、磁気記録テープ上には奇数,偶
数トラック交互に並んでいるため、それぞれのトラック
は決まった再生ヘッドで読取る必要がある。従来は2ト
ラック(30Hz)に1周期の30Hzのコントロール
信号が記録され、それを再生していた。したがって、再
生された30Hzのコントロール信号は決められたトラ
ックにその立上りエッジが来るようになる(たとえば、
第1トラックは立上り、第2トラックは立下り、第3ト
ラックは立上り…つまり奇数トラックには、立上りエッ
ジのみが再生されるようになっている)。したがって、
2つのヘッドを切替え、それぞれのトラックを再生する
ためにヘッドスイッチングパルスと同期させる必要があ
ることは、上述の説明のとおりである。
【0010】しかし、30Hzのコントロール信号の立
上りおよび立下りを利用した60Hzのコントロール信
号は奇数,偶数両トラックに同じ立上りが存在するのと
同じであるため、正規の位相の同期のかかる位置になる
確率は1/2になり、常に位相の同期が不安定になる。 また、180度位相のずれた地点で位相の同期がかかる
とトラックと再生ヘッドとの相対アジマス角が違うので
再生されなくなる。このように、位相比較器10のみで
動作させたときの問題が生じる。
【0011】そこで、この発明の一実施例では、60H
zの基準信号を積分回路13に与えて鋸波に整形して位
相比較器10に基準信号として与え、エッジ検出器9に
よって検出されたコントロール信号の立上りエッジと立
下りエッジとを位相比較器10に与える。そして位相比
較器10から出力される第2の誤差信号と位相比較器6
から出力される第1の誤差信号とを加算器11で加算す
る。
【0012】図2は図1に示した実施例の動作を説明す
るためのタイミング図である。次に、図1および図2を
参照して、この発明の一実施例の具体的な動作について
説明する。まず、FG信号ヘッド1から再生されたFG
信号は増幅器31によって増幅され、速度検出器4によ
って速度誤差が出力される。ここまでは従来例の動作と
同じである。再生コントロールヘッド2によって再生さ
れた30Hzのコントロール信号は増幅器32によって
図4(b)に示すように増幅され、かつ波形整形され、
エッジ検出器5によって図4(c)に示すようにその立
上りエッジが検出されてパルス化される。位相比較器6
はエッジ検出器5から出力されたパルス信号によって、
積分回路12で積分されて図4(a)に示すように波形
整形された鋸波をサンプリングし、図4(d)に示すよ
うな第1の誤差信号を加算器11に与える。
【0013】エッジ検出器9は増幅器32によって増幅
し波形整形された30Hzのコントロール信号の立上り
および立下りを図2(f)に示すようにパルス化し、位
相比較器10に与える。位相比較器10は積分回路13
によって積分された図2(e)に示すような鋸波を立上
り,立下りパルスでサンプリングし、位相比較して図2
(g)に示すような第2の誤差信号を加算器11に与え
る。加算器11は位相比較器6,10でそれぞれ位相比
較し出力された誤差電圧を加算する。2つの誤差電圧が
加算されるということは、2つの直流電圧が一定の比率
で合成されていることになるので、一方の位相比較器が
位相同期されていない場合は、当然直流電圧は低下し、
モータの速度が低下するので、次のパルスで位相が同期
する。
【0014】実際は、キャプスタンモータをストップ,
サーチ,可変速再生などを行った後、通常再生のモード
にすると最初に同期するのは60Hzのコントロール信
号と60Hzの基準信号のそれぞれの位相を比較する位
相比較器10である。したがって、前述のごとく、フレ
ーミング制御は位相比較器6によって行なわれる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、位相
制御のためのサンプリング周波数を2倍にしたので、位
相誤差電圧の出力の値は従来のものに比べて半分の時間
間隔で変化していき、位相引込みを素早くすることがで
きる。このため、定常時においても発生する位相のずれ
を小さくすることが可能となる。しかも、第1の位相比
較手段によって再生映像信号のフレーム位相を基準信号
のフレーム位相に一致させる動作を行なうことによって
、常に安定した位相のヘッド切替えパルスで決まったフ
レームを再生することができる。したがって、従来より
精度の高い磁気テープの走行速度を制御することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概略ブロック図である。
【図2】この発明の一実施例における30Hzの制御信
号との位相比較を行なう位相比較器の動作を示す波形図
である。
【図3】従来のテープ走行速度制御回路のブロック図で
ある。
【図4】60Hzの基準信号と60Hzのコントロール
信号の位相比較を行なう位相比較器の動作を示す波形図
である。
【符号の説明】
1  FG信号ヘッド 2  再生コントロールヘッド 4  速度検出器 5,9  エッジ検出器 6,10  位相比較器 7  ローパスフィルタ 8  減算器 11  加算器 31,32  増幅器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定の直流制御電圧に応じて直流サー
    ボモータを一定回転数で回転するように制御し、予め定
    める周期を有するコントロール信号が記録された磁気テ
    ープを前記直流サーボモータで駆動して定速で走行させ
    るためのテープ走行速度制御装置であって、前記磁気テ
    ープの走行方向に沿った予め定める位置において前記コ
    ントロール信号を再生するための再生手段、前記再生手
    段によって再生されたコントロール信号と第1の基準信
    号との位相を比較して第1の誤差信号を出力する第1の
    位相比較手段、前記再生手段によって再生されたコント
    ロール信号の周期を逓倍し、その信号の位相と第2の基
    準信号の位相とを比較して第2の誤差信号を出力する第
    2の位相比較手段、および前記第1および第2の位相比
    較手段から出力された第1および第2の誤差信号を合成
    して前記直流サーボモータを駆動する手段を備えた、テ
    ープ走行速度制御装置。
JP3005878A 1991-01-22 1991-01-22 テープ走行速度制御装置 Withdrawn JPH04238143A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514