JPS617804A - 色分解用ストライプフイルタの製作方法 - Google Patents
色分解用ストライプフイルタの製作方法Info
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- JPS617804A JPS617804A JP59128425A JP12842584A JPS617804A JP S617804 A JPS617804 A JP S617804A JP 59128425 A JP59128425 A JP 59128425A JP 12842584 A JP12842584 A JP 12842584A JP S617804 A JPS617804 A JP S617804A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技批分1
本発明は、少なくとも幅方向に光透過率が変化したレッ
ドフィルタ、グリーンフィルタおよびブルーバイオレッ
トフィルタを有する色分解用ストライプフィルタの製作
方法に関する。 ′謹」1支権 帯電後の感光体を、色分解用ストライプフィルタを通じ
た原稿からの光によって露光し、該感光体上に、微細な
3原色分解ストライプ状の静電潜像を形成し、その各々
を色分解用ストライプフィルタの各フィルタと補色関係
にある色のトナーで順次現像してカラー画像を得るカラ
ー複写装置は、感光体を1回露光するだけでカラー原稿
画像を複写できる。所謂ワンショットカラー複写装置と
して従来より公知である。この種複写装置は、レッド、
ブルーバイオレット、グリーンの色分解フィルタを1回
毎切換えて露光光路に挿入し、感光体を31回露光して
その都度原稿画像の色に対応する静電潜像を感光体上に
形成し、そのそれぞれをシアントナー、イエロートナー
、マゼンタトナーで現像することにより各色のトナー像
を得、これらを同一転写紙上に順次重ねて転写する方式
のカラー複写装置に比べ、構成が簡単でコピー所要時間
を短縮できる利点を有している(ワンショッ1−カラー
複写装置に関してはたとえば特開昭58−’66954
号を参照)。
ドフィルタ、グリーンフィルタおよびブルーバイオレッ
トフィルタを有する色分解用ストライプフィルタの製作
方法に関する。 ′謹」1支権 帯電後の感光体を、色分解用ストライプフィルタを通じ
た原稿からの光によって露光し、該感光体上に、微細な
3原色分解ストライプ状の静電潜像を形成し、その各々
を色分解用ストライプフィルタの各フィルタと補色関係
にある色のトナーで順次現像してカラー画像を得るカラ
ー複写装置は、感光体を1回露光するだけでカラー原稿
画像を複写できる。所謂ワンショットカラー複写装置と
して従来より公知である。この種複写装置は、レッド、
ブルーバイオレット、グリーンの色分解フィルタを1回
毎切換えて露光光路に挿入し、感光体を31回露光して
その都度原稿画像の色に対応する静電潜像を感光体上に
形成し、そのそれぞれをシアントナー、イエロートナー
、マゼンタトナーで現像することにより各色のトナー像
を得、これらを同一転写紙上に順次重ねて転写する方式
のカラー複写装置に比べ、構成が簡単でコピー所要時間
を短縮できる利点を有している(ワンショッ1−カラー
複写装置に関してはたとえば特開昭58−’66954
号を参照)。
この方式の複写装置においても露光後の感光体上に形成
される静電潜像の表面電位は露光時の光像の光量に応じ
て変化しているが、ストライプ状の潜像の幅は極めて狭
く、通常は数100μ以下であるため、エツジ効果によ
って現像処理後の各ストライプ状潜像は、現像されてい
るか、あるいは現像されていないかという、■、oの画
像となり、完成したカラー画像の階調再現性および解像
力が劣化する欠点を有していた。かかる観点がら、本発
明者は色分解用ストライプフィルタにおける各フィルタ
、すなわちレッドフィルタ、グリーンフィルタ、ブルー
バイオレットフィルタの光透過率を、少なくともその幅
方向に変化させ、完成したカラー画像の階調再現性と解
像力を高め得るカラー複写装置を既に提案した(昭和5
9年6月21日付特許願;カラー複写装置)。
される静電潜像の表面電位は露光時の光像の光量に応じ
て変化しているが、ストライプ状の潜像の幅は極めて狭
く、通常は数100μ以下であるため、エツジ効果によ
って現像処理後の各ストライプ状潜像は、現像されてい
るか、あるいは現像されていないかという、■、oの画
像となり、完成したカラー画像の階調再現性および解像
力が劣化する欠点を有していた。かかる観点がら、本発
明者は色分解用ストライプフィルタにおける各フィルタ
、すなわちレッドフィルタ、グリーンフィルタ、ブルー
バイオレットフィルタの光透過率を、少なくともその幅
方向に変化させ、完成したカラー画像の階調再現性と解
像力を高め得るカラー複写装置を既に提案した(昭和5
9年6月21日付特許願;カラー複写装置)。
1敗
本発明の目的は、上述したカラー複写装置に用いられる
色分解用ストライプフィルタの特に好ましい製作方法を
提供することである。
色分解用ストライプフィルタの特に好ましい製作方法を
提供することである。
本発明は、リバーサルフィルムを、製版用網分解コンタ
クトスクリーンを介して、レッド光、グリーン光および
ブルーバイオレット光で露光することによりストライプ
フィルタを得る構成をその特徴とするものである。
クトスクリーンを介して、レッド光、グリーン光および
ブルーバイオレット光で露光することによりストライプ
フィルタを得る構成をその特徴とするものである。
以下1本発明の詳細な説明するが、先ず既に提案されて
いるカラー複写装置の構成から明らかにする。
いるカラー複写装置の構成から明らかにする。
第1図はカラー複写装置の一例を示し1表面にパンクロ
マチックな分光感度を有する光導電性絶縁層を備えたド
ラム状の感光体1の周囲に、その回転方向の順に帯電器
2、色分解用ストライプフィルタ3、シアントナーを収
容したシアン現像装置4、マゼンタトナーを収容したマ
ゼンタ現像装置5、イエロートナーを収容したイエロー
現像装置6、転写チャージャ7、除電器8、クリーニン
グ装置9がそれぞれ配列されている。
マチックな分光感度を有する光導電性絶縁層を備えたド
ラム状の感光体1の周囲に、その回転方向の順に帯電器
2、色分解用ストライプフィルタ3、シアントナーを収
容したシアン現像装置4、マゼンタトナーを収容したマ
ゼンタ現像装置5、イエロートナーを収容したイエロー
現像装置6、転写チャージャ7、除電器8、クリーニン
グ装置9がそれぞれ配列されている。
色分解用ストライプフィルタ3は、第2図に示す如くレ
ッドR、グリーンG、ブルーバイオレットBの微小幅な
フィルタが感光体1の軸方向にこの順序で繰返し多数配
列されている。各フィルタの幅aがたとえば127μm
であれば、同じ色のフィルタのピッチbは381μmと
なる。
ッドR、グリーンG、ブルーバイオレットBの微小幅な
フィルタが感光体1の軸方向にこの順序で繰返し多数配
列されている。各フィルタの幅aがたとえば127μm
であれば、同じ色のフィルタのピッチbは381μmと
なる。
複写動作時には、矢印方向に回転する感光体1の表面が
帯電器2によって所定の極性、本例では正極性に一様に
帯電される。一方、図示していない原稿で反射した光は
ストライプフィルタ3を通して感光体1を露光するが、
光はその波長に応じてストライプフィルタ3を選択的に
通過するので、感光体表面には原稿画像の色に対応した
微細なストライプ状の静電潜像が形成される。この静電
潜像は各現像装置4,5.6を通過するとき、各色のト
ナーによってトナー像化される。その際、シアン、マゼ
ンタ、イエローの各現像装@4,5゜6は、レッドR、
グリーンG、ブルーバイオレットBの各フィルタに対応
する感光体上の位置にトナーを供給するので、各フィル
タR,G、Bに対応する静電潜像はその各々と補色関係
にあるトナーで順次現像され、カラー画像が形成される
。すなわち、シアン現像装置4はレッドのフィルタRに
対応する感光体部分、マゼンタ現像装置5はグリーンの
フィルタGに対応する部分、そしてイエロー現像装置6
はブルーバイオレットのフィルタBに対応する感光体部
分にのみ、その表面電位に応じて各色のトナーをそれぞ
れ供給する。このようにして得られるカラー画像は転写
チャージャ7によって、転写紙】5上に一度に転写され
、図示していない定着装置によって定着される。
帯電器2によって所定の極性、本例では正極性に一様に
帯電される。一方、図示していない原稿で反射した光は
ストライプフィルタ3を通して感光体1を露光するが、
光はその波長に応じてストライプフィルタ3を選択的に
通過するので、感光体表面には原稿画像の色に対応した
微細なストライプ状の静電潜像が形成される。この静電
潜像は各現像装置4,5.6を通過するとき、各色のト
ナーによってトナー像化される。その際、シアン、マゼ
ンタ、イエローの各現像装@4,5゜6は、レッドR、
グリーンG、ブルーバイオレットBの各フィルタに対応
する感光体上の位置にトナーを供給するので、各フィル
タR,G、Bに対応する静電潜像はその各々と補色関係
にあるトナーで順次現像され、カラー画像が形成される
。すなわち、シアン現像装置4はレッドのフィルタRに
対応する感光体部分、マゼンタ現像装置5はグリーンの
フィルタGに対応する部分、そしてイエロー現像装置6
はブルーバイオレットのフィルタBに対応する感光体部
分にのみ、その表面電位に応じて各色のトナーをそれぞ
れ供給する。このようにして得られるカラー画像は転写
チャージャ7によって、転写紙】5上に一度に転写され
、図示していない定着装置によって定着される。
」二記構成および作用は従来公知のカラー複写装置と異
なるところはなく、その詳細、特に異なったフィルタR
,G、Bに対応するストライプ状の静電潜像毎に、各フ
ィルタと補色関係にあるj・ナーによって、対応限定し
て現像する構成は、たとえば先にも挙げた特開昭58−
66954号公報に詳しく開示されている。なお、この
公報では現像装置として、所謂LIsT方式の装置を用
いているが、第1図に示した複写装置でもLIST方式
の現像装置を用いてもよいことは当然である。
なるところはなく、その詳細、特に異なったフィルタR
,G、Bに対応するストライプ状の静電潜像毎に、各フ
ィルタと補色関係にあるj・ナーによって、対応限定し
て現像する構成は、たとえば先にも挙げた特開昭58−
66954号公報に詳しく開示されている。なお、この
公報では現像装置として、所謂LIsT方式の装置を用
いているが、第1図に示した複写装置でもLIST方式
の現像装置を用いてもよいことは当然である。
ところで従来公知のこの種複写装置においては。
色分解用ストライプフィルタを構成する各フィルタのフ
ィルタ濃度は均一となっており、各フィルタの幅方向の
光透過率分布は一定である。このため先にも説明したよ
うに、感光体の露光後に形成されるストライプ状の静電
潜像は、露光時の光像の光量に応じて表面電位が変化す
るが、電子写真特有のエツジ効果のため、この潜像が現
像されるときはストライプ全幅に亘って現像され、現像
されないときはストライプ状の潜像に実質的に全くトナ
ーが付着せず、完成したカラー画像の階調再現性、およ
び解像力に劣る欠点があった。
ィルタ濃度は均一となっており、各フィルタの幅方向の
光透過率分布は一定である。このため先にも説明したよ
うに、感光体の露光後に形成されるストライプ状の静電
潜像は、露光時の光像の光量に応じて表面電位が変化す
るが、電子写真特有のエツジ効果のため、この潜像が現
像されるときはストライプ全幅に亘って現像され、現像
されないときはストライプ状の潜像に実質的に全くトナ
ーが付着せず、完成したカラー画像の階調再現性、およ
び解像力に劣る欠点があった。
そこで図示したカラー複写装置においては、色分解用ス
トライプフィルタの各フィルタR,G。
トライプフィルタの各フィルタR,G。
Bにおける幅方向のフィルタ濃度ないしは光透過率が変
化している。図示した実施例では個々のフィルタの幅方
向のフィルタ濃度が第3図に示すような分布となってい
る。すなわち、個々のフィルタの幅aの中央(a/2の
位置)のフィルタ濃度が最大で1両端で最小となるよう
にフィルタ濃度が連続的に変化している。したがって各
フィルタの幅方向の光透過率分布曲線は、これを反転さ
せた第4図に示すような曲線となる。
化している。図示した実施例では個々のフィルタの幅方
向のフィルタ濃度が第3図に示すような分布となってい
る。すなわち、個々のフィルタの幅aの中央(a/2の
位置)のフィルタ濃度が最大で1両端で最小となるよう
にフィルタ濃度が連続的に変化している。したがって各
フィルタの幅方向の光透過率分布曲線は、これを反転さ
せた第4図に示すような曲線となる。
上述の如き光透過率分布を有し、第2図に示す如く配列
されたフィルタR,G、Bから成る色分解用ストライ・
ブフィルタ3の全体的な透過率分布は、第5図(b)に
示す如くなり、その下方に矢印で示す如く、′@々のフ
ィルタに均一゛かつ同一強度の白色光を照射したとき、
各フィルタ通過後の光強度は第5図(a)に示す如く、
各フィルタの幅方向中央部が最小となる。
されたフィルタR,G、Bから成る色分解用ストライ・
ブフィルタ3の全体的な透過率分布は、第5図(b)に
示す如くなり、その下方に矢印で示す如く、′@々のフ
ィルタに均一゛かつ同一強度の白色光を照射したとき、
各フィルタ通過後の光強度は第5図(a)に示す如く、
各フィルタの幅方向中央部が最小となる。
今、第6図(a)に示すように異なる色の3つのフィル
タR,G、Bに、原稿の赤色部から比較的強度の小なる
均一なレッド光L1が照射された場合に、グリーンのフ
ィルタGとブルーバイオレットのフィルタBに対応する
感光体上の表面電位がいかなる状態となるかについて考
えてみる(レッドフィルタは光L1が透過して、このフ
ィルタに対応する感光体上には、トナーが付着する程の
電位は残らないものとし、ここではレッドのフィルタR
に対応する感光体部分については考察の対象外とする)
。グリーンとブルーバイオレットのフィルタG、Bに上
述した弱い光Llが入射したとき。
タR,G、Bに、原稿の赤色部から比較的強度の小なる
均一なレッド光L1が照射された場合に、グリーンのフ
ィルタGとブルーバイオレットのフィルタBに対応する
感光体上の表面電位がいかなる状態となるかについて考
えてみる(レッドフィルタは光L1が透過して、このフ
ィルタに対応する感光体上には、トナーが付着する程の
電位は残らないものとし、ここではレッドのフィルタR
に対応する感光体部分については考察の対象外とする)
。グリーンとブルーバイオレットのフィルタG、Bに上
述した弱い光Llが入射したとき。
これらフィルタG、Bの光透過率分布は第4図に示した
通りであるため、この露光後の、両フィルタG、Bに対
応するストライプ状の両潜像の表、面電位は、第6図(
b)に示す如くその幅方向中央部が高くなる。このとき
、現像装置の現像開始電圧をDとすると、両潜像の表面
電位はその幅方向全体に亘ってD以上であるため、これ
ら各潜像がマゼンタトナーとイエロートナーとによって
それぞれ可視像化され、得られた各トナー像は第6図(
c)に示す如くストライプの幅いっばいに亘っている。
通りであるため、この露光後の、両フィルタG、Bに対
応するストライプ状の両潜像の表、面電位は、第6図(
b)に示す如くその幅方向中央部が高くなる。このとき
、現像装置の現像開始電圧をDとすると、両潜像の表面
電位はその幅方向全体に亘ってD以上であるため、これ
ら各潜像がマゼンタトナーとイエロートナーとによって
それぞれ可視像化され、得られた各トナー像は第6図(
c)に示す如くストライプの幅いっばいに亘っている。
次に、第7図(a)に示す如く3つのフィルタR,G、
Bに第6図(a)の場合よりも強い均一なレッド光L2
が入射したとすると、グリーンおよびブルーバイオレッ
トのフィルタG、Bに対応する静電潜像の表面電位は、
第7図(b)に示す如くなり、その幅方向中央が最大と
なることば第6図(b)の場合と変りはないが、入射す
る光L2の強度が強いため、両端においてD以下の値を
示しこの部分は現像されない。このため、これら潜像を
現像すれば、第7図(c)に示すようにやや小幅な1・
す、−像が形成される。
Bに第6図(a)の場合よりも強い均一なレッド光L2
が入射したとすると、グリーンおよびブルーバイオレッ
トのフィルタG、Bに対応する静電潜像の表面電位は、
第7図(b)に示す如くなり、その幅方向中央が最大と
なることば第6図(b)の場合と変りはないが、入射す
る光L2の強度が強いため、両端においてD以下の値を
示しこの部分は現像されない。このため、これら潜像を
現像すれば、第7図(c)に示すようにやや小幅な1・
す、−像が形成される。
第8図(a)に示す如く、さらに強い均一なレッド光L
3を各フィルタR,G、Bに当てると、静電潜像の表面
電位は第8図(b)に示す如くなり、そのトナー像は第
8図(c)に示すようにさらに細くなる。
3を各フィルタR,G、Bに当てると、静電潜像の表面
電位は第8図(b)に示す如くなり、そのトナー像は第
8図(c)に示すようにさらに細くなる。
上述の如く現像後のトナー像はストライプライルタ3に
入射する光量、換言すれば原稿の赤色部の明暗に応じた
幅となり、明るい赤色部からは細いドナー像が、暗い赤
色部からは太いトナー像が得られる6各トナ一像自体は
、エツジ効果により高濃度な画像に形成されるが、その
幅が異なっているので、これを全体的に見たときは1階
調性に優れた画像として認めることができる。
入射する光量、換言すれば原稿の赤色部の明暗に応じた
幅となり、明るい赤色部からは細いドナー像が、暗い赤
色部からは太いトナー像が得られる6各トナ一像自体は
、エツジ効果により高濃度な画像に形成されるが、その
幅が異なっているので、これを全体的に見たときは1階
調性に優れた画像として認めることができる。
原稿の他の色の画像も全く同じ原理に基いてトナー像化
され、これら画像を1枚の転写紙15に転写すれば完成
したカラー画像の階調再現性および解像力は高められ、
印刷によって得た画像に近いものを得ることが可能であ
る。
され、これら画像を1枚の転写紙15に転写すれば完成
したカラー画像の階調再現性および解像力は高められ、
印刷によって得た画像に近いものを得ることが可能であ
る。
上に示した例では、各フィルタの光透過率分布がその中
央で低く、両端で高くなるように構成したが、これはあ
くまでも−例であり、他の適宜な形態で光透過率を変化
させることができる。たとえば第9図に示す如く、第4
図と逆に各フィルタの幅方向中央にて透過率がピークと
なるようにする等、適宜改変できる。要するに各フィル
タに対応したトナー像が、原稿画像の明暗に応じた幅と
なるように光透過率分布を定めればよく、その場合、各
フィルタに対応するトナー像が複数になってもよい。
央で低く、両端で高くなるように構成したが、これはあ
くまでも−例であり、他の適宜な形態で光透過率を変化
させることができる。たとえば第9図に示す如く、第4
図と逆に各フィルタの幅方向中央にて透過率がピークと
なるようにする等、適宜改変できる。要するに各フィル
タに対応したトナー像が、原稿画像の明暗に応じた幅と
なるように光透過率分布を定めればよく、その場合、各
フィルタに対応するトナー像が複数になってもよい。
上述したストライプフィルタは各種方法で製作でき、た
とえばカラーリバーサルフィルムに製版用万線スクリー
ンを密着し、この上にスリットを設けた露光用のマスク
を重ね、レッド光、グリーン光、ブルーバイオレット光
でそれぞれ露光することによって所定のストライプフィ
ルタを得ることができ、この方法は先に示した先願の明
細書に開示したものである。ところがこの方法を採用し
た場合、市販の万緑スクリーンの線数は4ライン/1T
I11であるため、これでストライプフィルタを作製す
ると、1色当りの線数は4ライン/m÷3学1.3ライ
ン/n+n(3ピッチ762.um毎に1ライン254
μmn幅)となり、非常に粗い。したがってこれを用い
て得たカラー画像の解像力、シャープネスはあまり高い
ものとは言えない。
とえばカラーリバーサルフィルムに製版用万線スクリー
ンを密着し、この上にスリットを設けた露光用のマスク
を重ね、レッド光、グリーン光、ブルーバイオレット光
でそれぞれ露光することによって所定のストライプフィ
ルタを得ることができ、この方法は先に示した先願の明
細書に開示したものである。ところがこの方法を採用し
た場合、市販の万緑スクリーンの線数は4ライン/1T
I11であるため、これでストライプフィルタを作製す
ると、1色当りの線数は4ライン/m÷3学1.3ライ
ン/n+n(3ピッチ762.um毎に1ライン254
μmn幅)となり、非常に粗い。したがってこれを用い
て得たカラー画像の解像力、シャープネスはあまり高い
ものとは言えない。
そこで本発明では、万線スクリーン以外に一般に使用さ
れている製版用網分解コンタクトスクリーンを用いて、
ストライプフィルタの透過率に変化をつけることにより
、ストライプフィルタの密度を上げ、カラー画像の画質
を一層高め得るように構成されている。
れている製版用網分解コンタクトスクリーンを用いて、
ストライプフィルタの透過率に変化をつけることにより
、ストライプフィルタの密度を上げ、カラー画像の画質
を一層高め得るように構成されている。
第10図番よその具体例を模式的に示したもので。
ここで用いられるリバーサルフィルム10としては、た
とえばコダック社のエフタフローム、コントロール、小
西六写真株式会社のサクラクローム100プロフェッシ
ョナル、富士写真フィルム株式会社のフジクローム10
0プロフエツシヨナルタイプD等を挙げることができる
。またスクリーン11としては、大日本スクリーン株式
会社製の製版用網分解コンタクトスクリーンであって、
グレーポジN0.1 (GP 1) 、 NO,2(
GP2) 、NO,3(GP3)、グレーネガNO,2
(GN2)等を使用でき、ネガ用、ポジ用どちらでも使
用できる。
とえばコダック社のエフタフローム、コントロール、小
西六写真株式会社のサクラクローム100プロフェッシ
ョナル、富士写真フィルム株式会社のフジクローム10
0プロフエツシヨナルタイプD等を挙げることができる
。またスクリーン11としては、大日本スクリーン株式
会社製の製版用網分解コンタクトスクリーンであって、
グレーポジN0.1 (GP 1) 、 NO,2(
GP2) 、NO,3(GP3)、グレーネガNO,2
(GN2)等を使用でき、ネガ用、ポジ用どちらでも使
用できる。
そこでたとえばグレーポジNO,1(GPl)の200
ライン/インチのスクリーン11を使用し、これをリバ
ーサルフィルム10の上に重ね、この上にさらにスクリ
ーン11のピッチに合せ3ピツチ(381p m)毎に
1ピツチ幅(127μm)の図示する如き開口を設けた
露光用マスク12を重ね、リバーサルフィルム10を矢
印Y方向に等速で動かしながらレッド光して露光する。
ライン/インチのスクリーン11を使用し、これをリバ
ーサルフィルム10の上に重ね、この上にさらにスクリ
ーン11のピッチに合せ3ピツチ(381p m)毎に
1ピツチ幅(127μm)の図示する如き開口を設けた
露光用マスク12を重ね、リバーサルフィルム10を矢
印Y方向に等速で動かしながらレッド光して露光する。
次に露光用マスク12を1ピツチ(127μm)だけ矢
印X方向にずらし、同様にリバーサルフィルム10をY
方向に動かしながらグリーン光で露光する。さらに露光
用マスク12を1ピツチずらしてブルーバイオレット光
で同様に露光し、その後所定の現像処理を行うことによ
って、たとえば第9図に示すような透過率特性を有する
ストライプフィルタを得ることができる。勿論、各光の
露光順は任意であってよいし、またリバーサルフィルム
10の方を固定し。
印X方向にずらし、同様にリバーサルフィルム10をY
方向に動かしながらグリーン光で露光する。さらに露光
用マスク12を1ピツチずらしてブルーバイオレット光
で同様に露光し、その後所定の現像処理を行うことによ
って、たとえば第9図に示すような透過率特性を有する
ストライプフィルタを得ることができる。勿論、各光の
露光順は任意であってよいし、またリバーサルフィルム
10の方を固定し。
スクリーン11とマスク12を等速で移動させてもよい
。またリバーサルフィルム10を等速回転するドラム状
の支持体に担持し、これに近接固定したマスク1.2と
スクリーン11を通して露光して、ストライプフィルタ
を作製することもできる。
。またリバーサルフィルム10を等速回転するドラム状
の支持体に担持し、これに近接固定したマスク1.2と
スクリーン11を通して露光して、ストライプフィルタ
を作製することもできる。
スクリーンの線数を適当に選ぶことにより、さらにピッ
チの細かいストライプフィルタを作製することも可能で
ある。またレッド光、グリーン光、ブルーバイオレット
光の各色光露光時に、その露光以外に、スクリーンを除
いて間欠的に色光露光を行うなどして、補助露光を併用
すれば完成したストライプフィルタの光透過率特性を、
第11図に示す如く適宜変化させ、これを実質的に自由
にコントロールすることが可能である。
チの細かいストライプフィルタを作製することも可能で
ある。またレッド光、グリーン光、ブルーバイオレット
光の各色光露光時に、その露光以外に、スクリーンを除
いて間欠的に色光露光を行うなどして、補助露光を併用
すれば完成したストライプフィルタの光透過率特性を、
第11図に示す如く適宜変化させ、これを実質的に自由
にコントロールすることが可能である。
上述の如くして作製したストライプフィルタ3を第1図
に示した複写機に用い、既述の如く複写動作を行い、1
回露光によるストライプ状カラー画像を形成すれば、1
色当りの解像は2.6ライン/wlとなり、また第6図
乃至第8図を参照して説明したようにトナー像のストラ
イプ状トナー像の幅を変化させることにより階調性を再
現でき、高品質なカラー画像を得ることができる。
に示した複写機に用い、既述の如く複写動作を行い、1
回露光によるストライプ状カラー画像を形成すれば、1
色当りの解像は2.6ライン/wlとなり、また第6図
乃至第8図を参照して説明したようにトナー像のストラ
イプ状トナー像の幅を変化させることにより階調性を再
現でき、高品質なカラー画像を得ることができる。
本発明に係る方法によって製作されたス1−ライブフィ
ルタによれば、階調再現性に優れ、しかも解像度の高い
カラー画像を得ることが可能である。
ルタによれば、階調再現性に優れ、しかも解像度の高い
カラー画像を得ることが可能である。
第1図は本発明に係る方法によって作製された色分解用
ストライプフィルタを用いたカラー複写装置の一例を示
す部分断面概略説明図、第2図は第1図に示したカラー
複写装置に用いられた色分解用ストライプフィルタの、
一部を拡大して模式的に示す平面図、第3図は色分解用
ストライプフィルタの1つのフィルタにおけるフィルタ
濃度分布曲線の一例を示す図、第4図はこれに対応する
光透過率分布を示す図、第5図(a)、(b)は色分解
用ス1−ライブフィルタの光透過率分布と、これを透過
した光の強さの分布を示す図、第6図(a) 、 (
b) 、 (c) 、第7図(a) 、 (b)
。 (C)、第8図(a)、(b) 、(e)は、各フィル
タの作用を説明する説明図、第9図は光透過率の他の例
を示す図、第10図は本発明に係る方法を具体的に示し
た模式的説明斜視図、第11図は光透過率をコントロー
ルできる状態を示した説明 図である。 3・色分解用スl−ライブフィルタ 10・・・リバーサルフィルム 11・・・網分解コンタク1〜スクリーンR・・レッド
フィルタ G・・・グリーンフィルタ B・・・ブルーバイオレッI−フィルタL・・・光 第3図 第4図 第5図 第6図 (σ)ロゴ■=口 第7図 第8図
ストライプフィルタを用いたカラー複写装置の一例を示
す部分断面概略説明図、第2図は第1図に示したカラー
複写装置に用いられた色分解用ストライプフィルタの、
一部を拡大して模式的に示す平面図、第3図は色分解用
ストライプフィルタの1つのフィルタにおけるフィルタ
濃度分布曲線の一例を示す図、第4図はこれに対応する
光透過率分布を示す図、第5図(a)、(b)は色分解
用ス1−ライブフィルタの光透過率分布と、これを透過
した光の強さの分布を示す図、第6図(a) 、 (
b) 、 (c) 、第7図(a) 、 (b)
。 (C)、第8図(a)、(b) 、(e)は、各フィル
タの作用を説明する説明図、第9図は光透過率の他の例
を示す図、第10図は本発明に係る方法を具体的に示し
た模式的説明斜視図、第11図は光透過率をコントロー
ルできる状態を示した説明 図である。 3・色分解用スl−ライブフィルタ 10・・・リバーサルフィルム 11・・・網分解コンタク1〜スクリーンR・・レッド
フィルタ G・・・グリーンフィルタ B・・・ブルーバイオレッI−フィルタL・・・光 第3図 第4図 第5図 第6図 (σ)ロゴ■=口 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 少なくとも幅方向に光透過率が変化したレッドフィルタ
、グリーンフィルタおよびブルーバイオレットフィルタ
を有する色分解用ストライプフィルタの製作方法におい
て、 リバーサルフィルムを、製版用網分解コンタクトスクリ
ーンを介して、レッド光、グリーン光、ブルーバイオレ
ット光で露光することによりストライプフィルタを得る
ことを特徴とする前記製作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59128425A JPS617804A (ja) | 1984-06-23 | 1984-06-23 | 色分解用ストライプフイルタの製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59128425A JPS617804A (ja) | 1984-06-23 | 1984-06-23 | 色分解用ストライプフイルタの製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS617804A true JPS617804A (ja) | 1986-01-14 |
Family
ID=14984435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59128425A Pending JPS617804A (ja) | 1984-06-23 | 1984-06-23 | 色分解用ストライプフイルタの製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS617804A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63146568U (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-27 | ||
DE102019107086A1 (de) | 2018-04-13 | 2019-10-17 | Denso Corporation | Beschichtungsbehandlungslösung, Verfahren zum Herstellen derselben und Verfahren zum Herstellen eines Beschichtungsmaterials |
-
1984
- 1984-06-23 JP JP59128425A patent/JPS617804A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63146568U (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-27 | ||
DE102019107086A1 (de) | 2018-04-13 | 2019-10-17 | Denso Corporation | Beschichtungsbehandlungslösung, Verfahren zum Herstellen derselben und Verfahren zum Herstellen eines Beschichtungsmaterials |
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