JPS6175131A - ロ−デイングシヨベルの油圧回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、水平掘削可能なローディングショベルの油圧
回路に関りるものである。

（従来技術） 従来、この秤のローディングショベルにおいて、第５図
、第６図に示り゛ようにブームシリンダ３′によって俯
仰されるブーム４′　とアームシリンダ５′によって回
動されるアーム６′との間に、レベルシリンダ９′を設
【プ、該レベルシリンダ９′と、パケット８′を回動ざ
Ｖるバケットシリンダ７′とのロッド側油室同志および
ヘッド側油室同志を管路９’　ａおよび管路９’　　ｂ
により互いに連通さぜたものが知られている。

この従来のロープ・ｒングショベルによれば、アームシ
リンダ５′を伸長させてアーム押し動作をさせたときに
、このアーム押し動作に追従してブーム４′とアーム５
′間に設けられたレベルシリンダ９′が仲ばされ、この
とき、レベルシリンダ９′とバケットシリンダ７′　と
のロッド側油室同志およびヘッド側油室同志が管路９’
ａｄ３よび管路９’　　ｂにより互いに連通されている
ので、前記レベルシリンダ９′が伸びた分だけバケット
シリンダ７′が縮められ、以って、前記アーム押しに追
従してアーム６′に対するパケット８′の角度が補正さ
れ、パケット８′が地表に対して水平に保持されながら
水平掘削が行われる。

しかし、このような従来のローディングショベルでは、
レベルシリンダ９′とバケットシリンダ７′のＯラド開
演室同志およびヘッド開演“ｌ？同志が常時管路９’　
ａおよび管路９’　　ｂにより常時連通されたままであ
るため、アーム６′の押し動作時には、常にパケット８
′のアーム６′に対する角度が補正されながらパケット
８′が地表に対して水平移動することになり、アーム６
′の押し動作だけで、パケット８′のアーム６′に対す
る角度を一定にしてパケット８′の爪先を上げるように
掘削する円弧掘削を行うことはできない。

このため、アーム６′とパケット８′の角度を一定にし
た円弧掘削を行うには、アームシリンダ５′とバケット
シリンダ７′の双方を仲ず操作が必要であり、その操作
が面倒であった。

また、この種のローディングショベルの油圧回路では、
一般に第６図に示ずようにアームシリンダ５′に対し、
アーム１速用方向制御弁１３′からの圧油と、アーム２
速用方向１１制御弁１６′からの圧油とを合流させて供
給するアーム合流回路が用いられるが、アーム２速用方
向制！）１１弁１６′に対する油圧源と、バケットシリ
ンダ７′に接続されたパケット用方向制御弁１９′に対
づる油圧源とが同一である。

このような油圧回路において、前記従来のようにバケッ
トシリンダ７′とレベルシリンダ９′　とが常時連通さ
れたままであると、前記アーム６′とパケット８′を同
時に回動させてアーム６′とパケット８′の角度を一定
にした円弧掘削を行う場合、パケット用方向制御弁１９
′からの圧油がバケットシリンダ７′だけでなく、レベ
ルシリンダ９′にも流入し、このレベルシリンダ９′に
流入する流ｍ分だけ余分に流量が必要となり、それだけ
アーム２速用方向制御弁１６′を経てアームシリンダ５
′に流入する流患が少なくなり、７−ム６′の回動速度
が低下し、作業効率が悪くなる。

（発明の目的） 本発明は、このような点に鑑み、簡単な切換え操作によ
り、アームの回動だけで、バケツ１〜を地表に対して水
平状態で掘削する水平掘削と、アームとパケットの角度
を一定にした円弧掘削とを選択的に行うことができ、か
つ、その円弧掘削を行う際に、アームの速度を低下せず
に、効率よく掘削できるローディングショベルを提供す
るものである。

（発明の構成） 本発明は、走行体上の旋回体に設【プ７ｊブームを俯仰
させるブームシリンダと、ブーム先端に設りだアームを
回動させるアームシリンダと、アーム先端に設けたパケ
ットを回動させるバケットシリンダと、前記各シリンダ
にそれぞれ圧油を給排する圧油給排回路とを備えたロー
ディングショベルの油圧回路において、前記ブームとア
ームとの間にレベルシリンダを設け、このレベルシリン
ダとバケットシリンダとの間に、レベルシリンダとバケ
ットシリンダのヘッド側油室同志およびロッド開演空同
志をそれぞれ連通させる第１切換位置と、前記レベルシ
リンダとバケットシリンダとの連通を遮断ザるとともに
レベルシリンダをタンク回路に連通させる第２切換位置
とに切換自在の切換弁を設（プたことを特徴とするもの
である。

（実施例） 本発明の実施例をｇ：Ｊ１図乃至第４図によって説明す
ると、このローディングショベルは、走行体１上の旋回
体２にブームシリンダ３によってｆｆ＋７仰されるブー
ム４が設けられ、ブーム４の先端にアームシリンダ５に
よって回動されるアーム６、ｌ、ｑ　’、、Ｑ（ブられ
、アーム６の先端にバケットシリンダ７によって回動さ
れるパケット８が設けられ、かつ、ブーム４とアーム６
との間にレベルシリンダ９が設けられている。

前記ブーム、アーム、パケットの各シリンダ３゜５．７
には第４図に示ずコントロールバルブ１０゜１１から圧
油が給排される。一方のコントロ−ルバルブ１０は走行
、アーム１速、旋回、ブーム２速の各方向制御弁１２，
１３，１４．１５を有し、他方のコントロールバルブ１
１はアーム２速、走行、ダンプ、パケット、ブーム１速
の各方向制御弁１６．１７，１８，１９．２０を員漏し
ている。

そして、アームシリンダ５には前記アーム１速およびア
ーム２速の各方向制御弁１３．１６からの圧油が合流し
て給排され、バケットシリンダ７にはパケット用方向制
御弁１９から圧油が給排されるようになっている。

前記バケットシリンダ７とレベルシリンダ９の間には切
換弁２１が設けられている。この切換弁２１は、バケッ
トシリンダ７とレベルシリンダ９のヘッド側油室同志お
よびロッド側油室同志をそれぞれ連通させる第１切換位
置２１ａと、前記バケットシリンダ７とレベルシリンダ
９の連通を遮断り°るとともにレベルシリンダ９のヘッ
ド側およびロンド側の各？Ｉｌｌ室をタンク２２に連通
さ♂る第２切換１を置２１ｂとを右するもので、図例で
は、パイロット式切換弁が用いられ、探作弁２３の切換
えによってパイロットポンプ２４から給排されるパイロ
ット圧によって切換えられるようになっている。

次に、作用について説明する。

まず、第１図の状態からパケット８を地表に対して水平
に保持した水平掘削を行うとぎは、第４図の切換弁２１
を図示の第１切換１ヴ置２１ａに保持した状態で、アー
ム１速およびアーム２速の各方向制御弁１３．１６を切
換え、アームシリンダ５のヘッド側油室に圧油を供給し
て同シリンダ５を伸ばす。これによりアーム６がブーム
４の先端において前方に回動し、アーム押し動作が行わ
れる。

このとぎ、アーム６の回動に追従してブーム３とアーム
５との間に設けられたレベルシリンダ９が伸ばされる。

さらにこのとき、切換弁２１が第１切換位置２１ａにあ
ってレベルシリンダ９とバケットシリンダ７のヘッド側
油室同志およびロッド側油室同志が互いに連通されてい
るので、前記レベルシリンダ９の伸長に伴ってレベルシ
リンダ９のロンド開演室内の作動油がバケットシリンダ
７のヘッド側油室に流入するとともに、バケットシリン
ダ７のロンド開演宇内の作動油がレベルシリンダ９のロ
ッド開演宇に流入し、レベルシリンダ９が伸びた分だけ
バケットシリンダ７が縮められ、アーム６に対づるパケ
ット８の角度が補正され、以って、第２図に示すように
、パケット８が地表に対して水平に保持された状態で、
アーム６の押し動作のみで水平掘削が行われる。

なお、上記水平掘削時にＪ３いて、アームシリンダ５の
伸長によるアーム６の押し動作とＯＦ　’Ｉｒ　Ｌ、で
、ブームシリンダ３を縮め、前記パケット８が地表に対
して浮上った分だ（ブブーム４を下げることにより、こ
のアーム６の押し動作とブーム４の下げ動作を組合せて
前記パケット８を地表に対して水平でかつ平行に押出ず
いわゆる水平押出しを行うことができる。

次に、第１図の状態からアーム６の押し動作のみでアー
ム６に対するバケツ１−８の角度を一定にした円弧掘削
を行うときは、第４図の燥作弁２３を図示の位置から上
［？に切換えて、パイロットポンプ２４からバフロット
圧を切換弁２１のパイロットボートに導き、切換弁２１
を第２切換位置２１ｂに切換え、この状態で、アーム１
速Ｊ３よびアーム２速の各方向制御弁１３．１６を切換
え、アームシリンダ５のヘッド側油室に圧油を供給して
同シリンダ５を伸ばす。

これによりアーム６が前記同様にブーム４の先端におい
て前方に回動され、アーム押し動作が行われ、このアー
ム６の回動に追従して前記レベルシリンダ９が伸ばされ
るが、このとぎ、切換弁２１が第２切換位置２１ｂにあ
ってレベルシリンダつとバケットシリンダ７の連通がＭ
ＩＦｆ’ｔされ、かつ、レベルシリンダ９のヘッド側油
室およびロッド側油室同志が互いに連通されてタンク２
２に連通されているので、レベルシリンダ９は無きに等
しい状態で、バケットシリンダ７に関係なく自由に伸縮
し、かつ、バケットシリンダ７は前記切換弁２１の第２
切換位首２１ｂＪ５よびパケット用方向制御弁１９によ
りブロックされて一定長さに保持されたままである。従
って、パケット８＆まアーム６に対して一定の角度に固
定されたままで、アーム６の回動に伴ってその爪先を上
げるように円弧運動し、以って、アーム６の押し動作の
みで円弧掘削が行われる。

またこの場合、バケットシリンダ７がパケット用方向制
り１１弁１９および切換弁２１の第２Ｖ′Ｊ換位ｆ＋’
！２１ｂでブロックされ、かつ、レベルシリンダ９がタ
ンク２２に連通されて無きに等しい状態となっているの
で、アーム２速用方向制御弁１６からアームシリンダ５
に給排される圧油がバケットシリンダ７およびレベルシ
リンダ９に干渉されることなく、アームシリンダ５に対
し、前記アーム１速およびアーム２速の各方向制御弁１
３．１６の切換量に見合った圧油が供給され、以って、
前記従来のようなＲｆｆｉ損失が生じることなく、アー
ム６の押し動作のみによる円弧掘削を効率よく行うこと
ができる。

なお、上記実施例では、切換弁２１にパイロット式ＩＪ
Ｊ換弁を用い、そのＶＪ挽手段として、パイロットポン
プ２４からのパイロット圧を導く操作弁２３を用いたが
、該切換弁２１にはレバーと［１ツド等により機械的に
切換える切換弁また（よスイッチ操作によって電気的に
切換える電磁切（灸すＣを用いてもよい。

（発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、切換弁を第１切
換位置に切換えて６３　＜ことによって、アームの押し
動作だけで、レベルシリンダとバケットシリンダによる
補正作用により、バケツ１〜を地表に対して水平に保持
した水平掘削を行うことができ、また、前記切換弁を第
２切換位置に切換えておくことによって、レベルシリン
ダを無きに簀しい状態にし、アームの押し＋ｈ　’にだ
けで、アームとパケットの角度を一定にした円弧掘削を
行うことができる。かつ、前記切換弁の切換えだけで水
平掘削と円弧掘削を随意に選択して行うことができるの
で、鍬械の汎用性を向上ぐきるのである。

しかも、前記アーム押し動作のみによる円弧掘削時には
、アーム２速がレベルシリンダおよびバケットシリンダ
に干渉されることなく、アーム速度を低下せずに円弧掘
削を行わぼることができ、作業能率を向上できるのであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すローディングショベルの
側面図、第２図はその水平掘削時の作動状態を示す側面
図、第３図はその円弧掘削時の作動状態を示す側面図、
第４図はその油圧回路図、第５図は従来のローディング
ショベルの側面図、第６図はその油圧回路図であ、る。 １・・・走行体、２・・・旋回体、コ・・・ブームシリ
ンダ、４・・・ブーム、５・・・アームシリンダ、６・
・・アーム、７・・・バケットシリンダ、８・・・パケ
ット、９・・・レベルシリンダ、１０１１１・・・コン
トロールバルブ、２１・・・切換弁、２１ａ・・・第１
切換位置、２１ｂ・・・第２切換位置、２２・・・タン
ク。 特許出願人　　　石炭露天掘は械技術研究組合第　　１
　　し１ 第　　２　　図 第３図 第　　４　　図 第　　５　　図 第　　６Ｉ２Ｉ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、走行体上の旋回体に設けたブームを俯仰させるブー
   ムシリンダと、ブーム先端に設けたアームを回動させる
   アームシリンダと、アーム先端に設けたバケットを回動
   させるバケットシリンダと、前記各シリンダにそれぞれ
   圧油を給排する圧油給排回路とを備えたローディングシ
   ョベルの油圧回路において、前記ブームとアームとの間
   にレベルシリンダを設け、このレベルシリンダとバケッ
   トシリンダとの間に、レベルシリンダとバケットシリン
   ダのヘッド側油室同志およびロッド側油室同志をそれぞ
   れ連通させる第１切換位置と、前記レベルシリンダとバ
   ケットシリンダとの連通を遮断するとともにレベルシリ
   ンダをタンク回路に連通させる第２切換位置とに切換自
   在の切換弁を設けたことを特徴とするローディングショ
   ベルの油圧回路。