JPS6173954A - 銀錯塩拡散転写処理方法 - Google Patents

銀錯塩拡散転写処理方法

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JPS6173954A
JPS6173954A JP19782484A JP19782484A JPS6173954A JP S6173954 A JPS6173954 A JP S6173954A JP 19782484 A JP19782484 A JP 19782484A JP 19782484 A JP19782484 A JP 19782484A JP S6173954 A JPS6173954 A JP S6173954A
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靖雄 椿井
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/02Photosensitive materials characterised by the image-forming section
    • G03C8/04Photosensitive materials characterised by the image-forming section the substances transferred by diffusion consisting of inorganic or organo-metallic compounds derived from photosensitive noble metals
    • G03C8/06Silver salt diffusion transfer

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  • Inorganic Chemistry (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 囚 産業上の利用分野 本発明は、銀錯塩拡散転写用処理液を用いる処理方法、
特にランニング処理方法に関するものである。
(B)  従来技術及びその問題点 訳錯塩拡散転写法(以後、DTR法という)の原理は、
米国特許第2.352,014号明細書に記載されてお
り、その他にも多くの特許、文献があり、よく知られて
いる。すなわち、DTR法に於いては、銀酸塩は拡散に
よってハロゲン化銀乳剤層から受像層へ像に従って転写
され、それらは多くの場合に物理現像核の存在下に銀像
に変換される。
この目的のため、像に従って露光されたハロゲン化銀乳
剤層は、現像主薬およびハロゲン化銀溶剤の存在下に受
像層と接触配置するか、接触するようにもたらされ、未
露光ハロゲン化銀を可溶性銀錯塩に変換させる。ハロゲ
ン化銀乳剤層の露光された部分に於いて、ハロゲン化銀
は銀に現像され、従ってそれはそれ以上溶解できず、従
って拡散できない。ハロゲン化銀乳剤層の未露光部分に
於いて、ハロゲン化銀は、可溶性銀錯塩に変換され、そ
れが受像層へ転写され、そこでそれらが通常は現像核の
存在下に銀像を形成する。
DTR法は、書類の再生、平版印刷版の作製、版下材料
の作製およびインスタント写真などの広範囲の応用が可
能である。
特に、書類の再生あるいは版下材料の作製に於いては、
ハロゲン化銀乳剤層を有するネガ材料と物理現像核を含
む受像層を有するポジ材料とを、通常は銀錯塩形成剤を
含むDTR処理液中で密着せしめ、ポジ材料の受像層に
銀像を形成させる。
その銀像は、純黒色ないしは青味を有する黒色が要求さ
れ、さらに濃度が十分に高い必要がある。
さらには、コントラストや鮮鋭度が高くかつ画像の再現
性が良好であることが重要であり、また転写速度が速い
ものが望ましい。 ゛ しかも、ポジ材料の良好な品質が処理条件(たとえば時
間、温度)に大きく依存したり、ランニング処理(処理
液を長期に亘り使用し続けること)によって品質低下し
たりしないことが必要である。
前記のDTR法の原理からして、その画像形成のプロセ
スが処理の条件、特に、処理温度、処理速度、等に大き
な影響を受けるだろうことは容易に推察されるところで
あり、又当業界に於ても周知である。
DTR法に於ける処理環境の変化、特に処理温度の変化
及び搬送条件の変化によって生じる特性変化の一般的な
具体例を列記すると、 1)感度、調子、色調、濃度・(反射濃度、透過濃度)
の変化 2)低温処理では、受像シート上に汚染(微粒子銀コロ
イドの形成による)が発生し易いこと3)微小画像、例
えば、細線もしくは微小点の形成能が、処理温度の上昇
又は搬送速度の低下とともに低下すること などがあげられる。
今日まで、上述した問題を解決する手段として、例えば
特開昭48−93338、同昭55−79445、同昭
55−157738、同昭57−176036、同昭5
8−72143等に示される如き処理液が数多く提案さ
れてきたにも拘らず、総合的に満足される手段となり得
ていない背景には、DTR法が化学現像と溶解、拡散、
物理現像との微妙なバランスの上に成り立っており、コ
ントロールが困難であると考えられていたことにあろう
また、上述した特性変化は、ランニング処理によって顕
著になり、更に新たに発生することもある。
一般に、DTR法による画像形成システムは、非常に簡
便なプロセスが採用されている。例えば、プロセサーは
転写現像液を保持する為のトレイとネガシートとポジシ
ートを密着させる為のスクイーズローラー及び、そのス
クィーズローラーを回転させる為のモーターとから形成
されている。
例えば、第1図に示されるようなものである。
このようなプロセサーで処理液をB程度使用してランニ
ング処理した場合、シート材料の処理能力(処理できる
量)と処理液の寿命(処理できる期間)に自ずと限界が
あり、未処理の状態の処理液(すなわち新1&)を放置
するだけでも精々数日間程度であった。従って、そのよ
うに疲労した処理液はTFr液に交換するか、さらにラ
ンニング処理を続ける場合には、新液または新液の濃厚
液を補充することが行われているのが実情である。
gt的にDTR処理液をランニング処理することによっ
て諸特性を変動する要因としては、次のようなものが考
えられる。即ち、DTR現像に主要な役割を果す処理剤
、例えばチオ硫酸塩の如きハロゲン化銀溶剤、亜硫酸塩
の如き保恒剤、水酸化ナトリウム、燐酸ナトリウムの如
きアルカリ剤の消費による減少および組成変化、プロセ
サーからの水に蒸発による処理剤の濃縮化、空気中の炭
酸ガスの吸収によるPHの低下、さらには現任主茎を含
む場合lこはその酸化などがあり、これらの要因が冴雑
に絡み合ってランニング処理特性を変力しているものと
考えられる。
本発明者は、このような背景の下にランニング処理性の
改良研究を続けた結果、従来のような補充液を用いるこ
とな(、従来のランニング寿命に比べてはるかに長期間
のランニング性が確保できる処理方法を見出した。
(C)  発明の目的 本発明の目的は、銀錯塩拡散転写用処理液によるランニ
ング性を飛躍的に改良した処理方法を提供することにあ
る。
本発明の別の目的は、処理条件の変化に対する依存性が
小さく良好な写真特性を得ることができるランニング処
理性が飛躍的に改良された銀錯塩拡散転写用処理液によ
る処理方法を提供することにある。
(Dl  発明の構成 本発明の上記目的は、銀錯塩拡散転写用処理液を用いて
ランニング処理する方法において、該処理液は少な(と
も1つのアミノアルコールを含むものであり、ランニン
グ処理によつてこ縮した無機塩類の濃度を水で希釈する
ことを特徴とする処理方法によって達成された。
以下、本発明を更に詳しく説明する。
DTR処理を夜にアミノアルフールを用いることは前記
の特許明細吉あるいはその他の特許明細書にも記載され
ており公知である。
本発明のランニング処理方法は以下に述べるような作用
に基づいているものと考えられる。即ち、一般的なりT
R処理液には、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、さら1ζ現像主
薬を実質的に含まない所謂アルカリ活性化液の場合には
燐酸ナトリウム(Nヶ、3P 04 )などの無機塩類
を比較的多種に含んでいる。
これらの無機塩類は、DTR現像に重要な役S1を果す
ものであるが、ネガ材料および(または)ポジ材料のゼ
ラチン層の膨潤を抑制する、すなわち処理液の吸液量を
抑制する性質をもっている。
従って、ランニング処理によって水が蒸発した分だけ、
これらの無機塩類の濃度が高(なり、現像が阻害される
ことになる。また、ランニング処理によって空気中の炭
酸ガスを吸収した処理液はPHが低下すると同時に、炭
酸塩が次第に増加することも加わって無機塩類の濃度は
更に高くなる。
さらにまた、ランニング処理によって、処理剤が消費さ
れる結果、処理剤の濃度、特に量的バランスが変化する
ことになる。これらランニング処理における変動要因の
中で、無機塩5A濃度の上昇に対しては、蒸発した水に
相当する量の水を補給してやり、初期、即ち新液の無機
塩類濃度に調整するのである。しかし、第1図に示した
ようなプロセサーでは、その塩類濃度の管理が困凝;(
であり、特にランニング処理においてはネガ材料とポジ
材料により持ち出される処理液があるので、蒸発した水
の量と圧別し難い面がある。従って、水の補給に過不足
があり、塩類濃度が低(なったり高くなったりし、所望
の結果が得られな(なることが多い。しかるに、本発明
者は、アミノアルコールを含む処理液でランニング処理
しながら水の補給を行なえば、か\る難点が解消され、
しかも初期の写真特性と変らない結果が極めて長期間、
例えば1ケ月以上も得られることを見出した。この理由
は定かでないが次のように考えられる。即ち、アミノア
ルコールの作用は、アルカリ剤としては勿論、ハロゲン
化銀溶剤として、更に保恒剤として作用することが知ら
れている。また、本発明者は、無機塩類の鰐口抑制を阻
止する作用、すなわちゼラチン層の膨潤剤として作用し
ていることを発見した。このことは、アミノアルコール
を含まない処理液でランニング処理すると、処理液から
の水の蒸発により無機塩類の濃度が高くなり、その処理
液で現像したネガ材料とポジ材料の剥gBが新液に比べ
て困難になってくるのに対して、アミ剖 ノアルコールを含む処理液においては上記した諮離の困
難性が緩和されるという事実により知ることができる。
従って、アミノアルコールは、比較的高濃度の無低塩類
を含む新液だけでなく、ランニング処理により濃縮され
た無機塩類に対してもゼラチン層の膨β°i抑制を緩和
するように働き、またその限界濃度(塩ぢ及びアミノア
ルコールの種類、量などで異なる)を越えた無機塩類を
希釈した1:)ス、初期の僚機塩類濃度より高い(即ち
希釈が不足)ときには上記と同禄に動くのである。さら
に、アルカリ剤、ハロゲン化銀溶剤および保恒剤として
の性質は、希釈し過ぎたとき及びランニングによる組成
変化、PH低下に対して、その影響が実質的にないよう
に補助的(場合により主体的)に作用しているものと思
われる。
以上述べたことから、本発明の処理方法においテハ、ラ
ンニング処理の変動要因に対してアミノアルコールの性
質が望ましい作用をするために、水の補給と相まって飛
躍的なランニング処理が可能になったことが理解されよ
う。
従って、本発明においては、ネガ材料及びポジ材料の処
理液持ち出し址は、予め、概略知ることができるから、
ランニング処理して濃縮した処理液のff14Mにより
蒸発した水のメも概略知ることができ、そ封を目安にし
て遮光に希釈すればよいのである。希釈は、ランニング
処理中の任意の時7−:】、塩類のTM e、量により
異なるが、一般に約10%以上の水が蒸発した時に行な
い、この操作を禄Qすとよい。プロセサーを工夫して、
例えば水補給容器を取付けて定朗的あるいは自動的に希
釈するようにしてもよい。
本発明に用いられる希釈のための「水」は、処”A /
l’Jを本質的に含まないものである。但し、DTR現
像による品質特性に実質上影響を与えない化合物である
とか、上記影響を与える化合物であってもその影響が無
視しうる斂であるような場合には、それらの化合物を含
む水溶液も本発明でいう「水」に包含されるものと理角
子すべきである。
新液の無機塩類濃度が高い程、ランニングの早い時期に
、また頻繁に希釈する必要がある。
従って、本発明に用いられるDTR処理液は、可能な範
囲において無機塩類の量が少ない方が良い。特にアルカ
リ活性化液のアルカリ剤として周知の燐酸塩(例えばN
a5POa)は、従来、処理液12当り0.15〜0.
25モルの1が使用されていたか、前述したIIEjW
抑制の作用が強いので約0.1モル以下の量か、含まな
いことが好ましい。亜硫酸塩は、約0.2〜約0.5モ
ル/l1チオ硫酸塩は、約0.02〜約0.15モル/
ぶの範囲が好ましく、無機塩類の総量は、約0.3〜約
0.7モル/ぶの範囲が好ましい。
本発明に用いられるDTR処理液は、さらに例えばMO
H(Mはアルカリ金属)0〜0.4モル/l1P−ジヒ
ドロキシベンゼン現像主薬0〜0.255モル/とする
ことができる。さらにまた所望により粘稠剤、例えばカ
ルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルロース、
カブリ防止剤、例えば臭化カリウム、ベンゾトリアゾー
ル、色調剤、例えば1−フェニル−5−メルカプト−テ
トラゾール、現像変性剤、例えばポリオキシアルキレン
化合物、四級アンモニウム塩、現像核、例えば英国特許
第1,001,558号明細書に記載されているもの及
び必要ならば1−フェニル−3−ピラゾリドア 5など
DTR処理液に用いられる各種化合物を含有できる。
本発明に用いられるDTR処理液に含まれるアミノアル
コールは、ヒドロキシアルキル基を少なくとも1つ有す
る第1.2及び3級アミン化合物である。好ましくは第
2及び3級アミノアルコールを用いる。アミノアルコー
ルは、下記一般式(Alで表わされる化合物を包含する
一般式(Al (X及びX′は水木原子、ヒドロキシル基またはアミノ
基を表わす。2及びmはOまたは1以上の差信、nは1
以上の整数を表わす。) 具体的には、エタノールアミン、ジェタノールアミン、
トリエタノールアミン、ジイソプロパツールアミン、N
−メチルエタノールアミン、N −アミノエチルエタノ
ールアミン、N、N−ジエチルエタノールアミン、N、
N−ジメチルエタノールアミン、N−メチルジェタノー
ルアミン、N −エチルジェタノールアミン、3−アミ
ノプロパツール、■−アミノープロパンー2−オーツへ
4−アミノブタノール、5−アミノ−ペンタン−1−オ
ール、3 、3’−イミノシブロバノール、N−エチル
−2,21−イミノジエタノールなどを孕げることかで
きる。
また、前記した2−アミノ−2−(ヒドロキシメチル)
プロパン−1,3−ジオールや2−アミノ−2−メチル
プロパン−1,3−ジオールなども用いることができる
アミノアルコールは、50重量%のエタノール含有水浴
液(25℃)中でのPKα値が9未屑のアミノアルコー
ルと9以上のアミノアルコールをそれぞれ少なくとも1
種含むことが特に好ましい。
アミノアルフールのPKα値は、例えばrSTABH,
ITY C0N5TANTS OF METAL−1O
NCOMPLEXESJ (sp@cial publ
icationN(117(1964年)及びNα25
(1971年)、THECHEMICAL  SOC:
IETY、LONDON発行)、[化学便室基礎編l1
l(改訂第3版、昭和59年6月25日丸善株式会社発
行)などに記載されており、また容易に測定することが
出来る。
本発明におけるPKα値は、重量比50:50のエタノ
ールと水との混合溶媒中、25“Cで測定したものと定
義される。
eKeL値9未満のアミノアルコールと9以上のアミノ
アルコールは、ランニング処理1ζよって炭酸ガスを吸
収した処理液、即ち炭酸cH2cO3)のPKα値に対
して、それぞれ低いPKα値と高いPKα値を示し、そ
して9未満の7ミノアルコールにより処理液の現像能力
が確保され、また9以上のアミノアルコールは、低温処
理時の写真特性やランニング処理時の汚染(ポジ材料)
防止を図ることができることが判明した。
一般にヒドロキシアルキル基を1個有するアミノアルコ
ールはPKα9以上であり、2または3個有するアミノ
アルコールはPKα9未満であると言える。これらのア
ミノアルコールは、モル比で2二8〜8:2の範囲で組
み合わすことが好ましい。アミノアルコールの使用量は
、単独または併用いずれの場合も処理液1λ当り0.2
〜2.0モル好ましくは0.3〜1.5モルの範囲であ
る。
処理液のPHは、現像主薬を賦活するPH1通常約10
〜14、好ましくは約11〜14である。
ある特定のDTR法での最適PHは、使用する写真要素
、所望の像、処理液組成物中に用いられる各種化合物の
11類および量、処理条件等により呉なる。
DTR法を実施するに当っては、例えば英国特許第1,
000,115号、第1,012,476号、第1.0
93,177号等の明細書に記載されている如く、感光
性ハロゲン化銀乳剤層および/または受@層、またはそ
れに隣接する他の水透過性コロイド必中に現像主薬を混
入することが通常行われている。従って、現像段階で使
用される処理液は、現像主薬を含まぬ、所謂アルカリ性
活性化液にすることができる。
一般的なりTR法用のネガ材料は、支持体上に設けられ
た少なくとも1つのハロゲン化銀乳剤層から構成され、
一般に硝酸銀に換算したハロゲン化銀は0.5P〜3.
5P/ゴの範囲で塗布される。
られる。例えば、本発明に使用されるネガ材料は、特公
昭38−18134、同昭38−18135等に記載の
ような水透過性結合剤、例えばメチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロースのナトリウム塩、アルギン酸ナ
トリウム等をハロゲン化銀乳剤層の被EWWとし、転写
の均一化を計ることができ、この層は拡散を実質的に阻
止または抑制しないように薄層とする。ネガ材料におけ
るハロゲン化銀乳剤層、及びポジ材料の受像層などには
、いずれも親水性コロイド物質、例えばゼラチン、フタ
ル化ゼラチンの如きゼラチン誘導体、カルボキシメチル
セルローズ、ヒドロキシメチルセルローズの如きセルロ
ーズシソ導体、デキストリン、可tli殿扮、ポリビニ
ルアルコール、ポリスチレンスルホン酸等の親水性高分
子コロイド物質を−Pi以上含んでいる。
ハロゲン化銀乳剤は、上記の浅水性コロイド中に分り(
されたハロゲン化工、例えば塩化用、臭化こ1、塩臭化
銀及びこれらに沃化物を含んだものからなる。ハロゲン
化銀乳剤はそれが製造されるとき又は塗布されるときに
t1々な方法で増感されることができる。例えばチオ硫
酸ナトリウム、アルキルチオ尿素によって、または金化
合物、例えばロダン金、塩化金によって、またはこれら
の両者の併用など当該技術分野においてよく知られた方
法で化学的に16されていてもよい。
7′、、剤は更に約530〜約560 nmの範囲に対
して通常は増感されるが、パンクロ増感もされ得る。
直接ポジ用ハロゲン化銀乳剤も用いつる。
ハロゲン化銀乳剤層および/または受像層などにはfu
錯塩拡散転写法を実施するために通常防用されている任
意の化合物を含有しつる。これらイビ合物には例えばテ
トラザインデンやメルカプトテトラゾール類などのカプ
リ抑制剤、サポニンやポリアルキレンオキサイド類など
の塗布助剤、ホルマリンやクロム明ばんなどの硬膜剤、
可塑剤などを含むことができる。
ネガ材料あるいはポジ材料に使用する支持体は逗常使用
される任意の支持体である。それには紙、ガラス、フィ
ルム例えばセルロースアセテートフィルム、ポリビニル
アセターフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム等、紙で両側を被覆した金属
支持体、片側または両側をα−オレフィン重合体、例え
ばポリエチレンで被覆した紙支持体も使用できる。
ポジ材料は物理現像核、例えば重金属あるいはその硫化
物などを含みうる。ポジ材料の一種以上の心中に、拡散
転写像の形成に顕著な役割を果たす#負、例えば英国特
許第561875号およびベルギー特許第502525
号明細書に記載されている如き黒色調色剤、例えば1−
フェニル−5−メルカプトテトラブールを含んでいても
よい。
ポジ材料はまた約0.1〜約41/d、の景でチ第4”
tb Qβソーダの如き定着側も含有しうる。
(El  実施例及び比較例 以下笑旅例により更に詳細に説明するが、方墳これらに
に一定されるものではない。
ヅ;〃;1例1 ポリエチレンで両側を被覆した1101/dの紙支持体
の片側に硫化ニッケル核を含むゼラチンとカルボキシメ
チルセルロース(4: 1)からなる受像層を≦1水性
コロイドが乾燥型ff139/dになるように設けてポ
ジ材料を作製した。
一方、ポジ材料と同じ紙支持体上1こ、ハレーション防
止用としてのカーボンブラックおよび11/m“のハイ
ドロキノンと0.31/?の1−フェニル−4−メチル
−3−ピラゾリドンを含むゼラチン下塗層(ゼラチン3
.5)/ハ)を設け、その上に0.3μの平均粒径の塩
臭化銀(臭化銀5モル%)を硝酸銀に換算して1.5F
/髪で含むオルト:1i75され、さらに0.2P/m
”のハイドロキノン等を含むゼラチンハロゲン化銀乳剤
層(ゼラチン1.5り/イ)を設けてネガ材料を作製し
た。
下記の処理液(A)及びCB)を調製した。
(A)   (B) 処理液(A)及びCB)それぞれ12を第1図に示すよ
うな市販のプロセサー(例えばワンステップSIプロセ
サー、三菱製紙商品名)に入れてネガ材料とポジ材料(
いずれもA4判)を30セツト処理した。
1セット当りの処理液持ち出し量は約3ばてあつた。ネ
ガ材料は連続調原稿を133線/インチのフンタクトス
クリーンを介して通常の製版カメラで露光した。処理液
温度は20℃であり、転写時間60秒で剥離した。
前述のように処理した各処理液(残量的900R1)に
ついて、プロセサーのフタをはずした開口状態で23℃
65%RHの環境下で10日間放置した。残量はいずれ
も約710*eであった。
この処理液のそれぞれに水を1004ずつ加えていき、
加えたときにネガ材料とポジ材料1セツトを同様に処理
した。
第1表に最高反射濃度値ならびに網点の良否、剥 刷離性および転写ムラを○(良好)、△(悪い)、×(
非常に悪い)で評価した結果を示している。
(以下余白) 第1表の結果は、処理液〔B〕でランニング処理して水
を補給すれば、各評価特性が回復し、しかも希釈する水
の量に寛容性のあることが判る。
実施例2 を補給してからネガ材料、ポジ材料30セツトを処理し
ながらランニングを続けたときの評価を第2表に示して
いる。開口経時は23℃6596RHの条件であった。
〔C〕
第2表 ることなく、従来よりはるかに(実質的には処理剤か無
くなるまで可能であろう)長期間のランニング処理が可
能であることが理解される。
実施例3 ネガ材料として特開昭59−45441号明細書の実施
例4に記載の直接ポジ用ハロゲン化銀感光材料を用い、
ポジ材料としてL化パラジウム核を含むゼラチン受像層
(3y/*)をポリエステルフィルム上に設けたものを
用いた。
処理液として下記CD]〜(F)を処理温度15°Cで
処理する以外は実施例2に準じた。結果を第3表に示し
ている。
CD) (E) CF) (以下余白) 尚、新液でのネガ及びポジ祠゛升30セット処理により
液残量は約8704であり、その液を2週間fJ′装置
した時に液残員は約620 dであった。従つて、水の
補給は250 Mlを加えたものである。
(p)  発明の効采 本発明のランニング処理方法によれば、従来より飛躍的
に長期間のランニング処理が新液時の良好な招待性を維
持したまま可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いることができる代表的なプロセ
サーの断面略図である。 1・・・・・・ スクイージ−ローラ 2・・・・・・ 仕切板 3・・・・・・ フタ 4・・・・・・ 処理液 第1図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銀錯塩拡散転写用処理液を用いてランニング処理
    する方法において、該処理液は少なくとも1つのアミノ
    アルコールを含むものであり、ランニング処理によって
    濃縮した無機塩類の濃度を水で希釈することを特徴とす
    る処理方法。
  2. (2)当該処理液の無機塩類濃度が約0.3〜約0.7
    モル/lである特許請求の範囲第1項記載の処理方法。
  3. (3)無機塩類として亜硫酸塩を約0.2〜約0.5モ
    ル/l及びチオ硫酸塩を約0.02〜約0.15モル/
    l含む特許請求の範囲第2項の処理方法。
  4. (4)当該処理液がアルカリ活性化液であり、M_3P
    O_4(Mはアルカリ金属)が0〜約0.1モル/lで
    ある特許請求の範囲第1項記載の処理方法。
  5. (5)アミノアルコールが第2級または第3級アミノア
    ルコールである特許請求の範囲第1項記載の処理方法。
  6. (6)アミノアルコールとして、ヒドロキシアルキル基
    が1個のものと2個または(および)3個のものを組み
    合わせた特許請求の範囲第1項記載の処理方法。
  7. (7)アミノアルコールが0.3〜1.5モル/lであ
    る特許請求の範囲第1項記載の処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5579445A (en) * 1978-12-11 1980-06-14 Mitsubishi Paper Mills Ltd Processing solution composition for silver complex salt diffusion transfer photography
JPS5674247A (en) * 1979-11-22 1981-06-19 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Method for continuously processing silver halide photographic material

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