JPS60212761A - 銀錯塩拡散転写用処理液 - Google Patents

銀錯塩拡散転写用処理液

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JPS60212761A
JPS60212761A JP6955284A JP6955284A JPS60212761A JP S60212761 A JPS60212761 A JP S60212761A JP 6955284 A JP6955284 A JP 6955284A JP 6955284 A JP6955284 A JP 6955284A JP S60212761 A JPS60212761 A JP S60212761A
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靖雄 椿井
Atsuji Okazaki
岡崎 厚治
Matsuichi Horii
堀井 松一
Akio Yoshida
章男 吉田
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/02Photosensitive materials characterised by the image-forming section
    • G03C8/04Photosensitive materials characterised by the image-forming section the substances transferred by diffusion consisting of inorganic or organo-metallic compounds derived from photosensitive noble metals
    • G03C8/06Silver salt diffusion transfer

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  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 銀錯塩拡散転与法(以後、DTR法という)の原理け、
米国特許第2,352,014号明細書に記載されてお
り、その他にも多くの特許、文献があり、よく知られて
いる。すなわち、DTR法に於い1は、銀錯塩は拡散に
よってハロゲン化銀乳剤層から受像層へ像に従って転写
され、それら位多くの場合に物理現像核の存在下に銀像
に変換される。この目的のため、偉に従って露光された
ハロゲン化銀乳剤層は、現像主薬およびハロゲン化銀m
剤の存在下に受像層と接触配置するか、接触するように
もたらされ、未露光ハロゲン化銀を可溶性銀錯塩に変換
させる。ハロゲン化銀乳剤層の露光された部分に於いて
、ハロゲン化銀は鯖に現像され、従ってそれはそれ以上
溶解できず、従って拡散できない。ハロゲン化銀乳剤層
の未露光部分に於いて、ハロゲン化銀は、可溶性銀錯塩
に変換され、それが受像層へ転写され、そこでそれらが
通常は現像核の存在下に銀像を形成する。
DTR法は、書類の再生、平版印刷版の作製、版下材料
の作製およびインスタント写真などの広範囲の応用が可
能である。
特に、書類の再生あるいは版下材料の作製に於いては、
ハロゲン化銀乳剤層を有するネガ材料と物理現像核を含
む受像層を有するポジ材料とを、通常は銀錯塩形成剤を
含むDTR処理液中で密着せしめ、ポジ材料の受偉層に
銀儂を形成させる。
その銀11は、純黒色ないしは實味を有する黒色が要求
され、さらに濃度が十分に高い必要がある。
さらには、コントラストや鮮鋭度が高くかつ画像の再現
性が良好であることが重要であシ、また転写速度が速い
ものが望ましい。
しかも、ポジ材料の良好な品質が処理条件(たとえば時
間、温度)に大きく依存したり、ランニング処理(処理
液を長期に亘シ使用し続けること)によって品質低下し
たシしないことが必要である。
一般に、DTR法による画像形成システムは、非常に簡
便なプロセスが採用されている。例えば、プロセサーは
転写現像液を保持する為のトレイとネガシートとポジシ
ートを密着させる為のスクィーズローラー及び、そのス
クィーズローラーを回転させる為のモーターとから形成
されている。諸外国のメーカーに於ても各種のプロセサ
ーが設計され、実用に供されているが、一般的に、一部
を除いて、温度調節はなされておらず、室温下の処理が
一般的である。
又、グoセサーにより、搬送速度が異なっていたシ、現
像液中のパス長さが異なっていたシする。
前記のD’ra法の原理がらして、その画像形成のプロ
セスが処理の条件、特に、処理温度、処理速度、等に大
きな影響を受けるだろうことは容易に推察されるところ
であり、又当業界に於ても周知である。
DTR法に於ける処理環境の変化、特に処理温度の変化
及び搬送条件の変化によって生じる特性変化の一般的な
具体例を列記すると、 1)感度、調子、色調、濃度(反射濃度、透過濃度)の
変化 2)低温処理では、受像シート上に汚染(微粒子銀コロ
イドの形成による)が発生し易いこと 3)微小画像、例えば、細線もしくは微小点の形成能が
、処理温度の上昇又は搬送速度の低下とともに低下する
こと などがあげられる。
これらが、非常に重大な問題であるにもかかわらず、放
置されて来ている背景はDTR法が、化学現像と溶解、
拡散、物理現像の微妙なバランスの上に成り立っており
コントロールが困難であると考えられていたことにあろ
う。
又、更に別の、DTRシステムに於ける現実的な問題点
は、以下の点にある。即ち、上述した如き品質をある程
度満足するために、ネガ材料、ポジ材料およびDT几処
理液を組み合わせた製品として、それぞれの処方構成が
検討され、実用化されてきたことである。即ち、ネガ材
料としては、密着焼き付は用の低感産品、カメラワーク
用の高感産品、直接ポジ用乳剤を用いたもの、ポジ材料
としては、反射濃度を利用するもの、透過濃度を利用す
るもの、DT几処理液としては、現像主薬を含有するも
の、現像主薬を含有しないもの等々、使用方法、使用態
様によって各種の材料と処理液が選択されて組み合わさ
れる訳であるが、最高品質を得るべく組み合わされたポ
ジ材料、ネガ材料および処理液のいずれか1つを別の組
み合わせ製品の代替品として使用すると、いずれの組み
合わせ製品とも本来の最高品質が得られなくなる欠点を
有するものであった。
どのようなネガ材料、ポジ材料に対しても前述した如き
良好な特性を示す汎用性のある処理液が得られるならば
望ましいことである。
本発明の目的は、ネガ材料およびポジ材料の種類ならび
にその組み合わせによって品質悪化がなく、処理条件が
変わったり、ランニング処理しても常に、高濃度、高コ
ントラスト、高解偉力で良好な色調の銀画像と背景地汚
れのない高品質のポジ材料を得ることができる銀錯塩拡
散転写法用処理液および処理方法を提供することである
本発明の上記目的は、1リツトル尚り下記(4)乃至(
ト)を少なくとも含み、(イ)及びβ)の合計が0.4
〜0.8モルであシ、かつ(5)に対する(Blのモル
比が2゜0を越えることを特徴とする銀錯塩拡散転写用
処理液とすることによって達成されることを見出した。
(5)のアルカリ剤としては、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムなどがある。
(B)のアルカノールアミンとしては、下記一般式で表
わされる化合物がある。
(X及びX′は水素原子、ヒドロキシル基またはアミ7
基を表わす。L及びmは01九社1以上の整数、nは1
以上の整数を表わす。) 具体的には、エタノールアミン、ジェタノールアミン、
トリエタノールアミン、ジイソプロパツールアミン、N
−メチルエタノールアミン、N−アミ/エチルエタノー
ルアミン、N、N−ジエチルエタノールアミンなどを挙
げることができる。特に好ましくは2級または3級のア
ルカノールアミ/である。
(C)の亜TjlttR塩としては亜硫酸ナトリウム、
亜硫酸水素ナトリウムなどがある。
−のチオ硫酸塩として扛、チオ硫醸ナトリウムやチオv
t酸カリウムなどがある。
(6)のP−ジヒドロキシベンゼンとしては、ハイドロ
キノン、クロルハイドロキノン、メチルハイドロキノン
などがある。
促)のベンゾトリアゾールとしては、下記の一般式で示
される化合物が含まれる。
几。
(式中、几1、几2s”5、几、は、水素原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、アシルアミド基、
スルホンアミド基、シア/基、スルホ基、カルボキシ基
、アルコキシカルボニル基、アリ−/R ル基、ニトロ基、アミノカルボニル基、−N、几。
を表わす。ここで、JR/は、水素原子、アルキル基を
表わす。) 具体例としては下記のものがある。
1)ベンゾトリアゾール 2)5−エチルベンゾトリアゾール 3)5.6−シメチルベンゾトリアゾール4)5−フェ
ニルベンゾトリアゾール 5)5−エチルベンゾトリアゾール 6)5−メトキシベンゾトリアゾール 7)5−アミノベンゾトリアゾール 8)5−ジメチルアミノベンゾトリアゾール9)5−ア
セトアミドベンゾトリアゾール10)5−メタンスルホ
ンアミドベンゾトリアゾール11) 5−アミノカルボ
ニルベンゾトリアゾール12) 5−メトキシカルボニ
ルベンゾトリアゾール13)5−カルボキシベンゾトリ
アゾール14) 5−クロルベンゾトリアゾール15)
 5−ブロムベンゾトリアゾール16)5−ニトロベン
ゾトリアゾール 17)4−ニトロベンゾトリアゾール 18)5−シアノベンゾトリアゾール 19) 5−スルホベンツトリアゾール20) 4−ア
ミノベンゾトリアゾール前記(5)乃至(2)の各成分
は、良く知られているものである。しかし、これまで扛
本発明の目的でもって検討されなかったから、後述する
如き種々の欠点をもった処理液しか得ることができなか
ったのである。
(5)及び但)は、本発明の処理液におけるアルカリ成
分を実質的に構成する。しかし、(5)及び(13)に
ついて既述した個々の量、総量ならびにモル比の範囲内
での最大アルカリ度を越えない限り、他のアルカリ剤、
例えば炭酸ナトリウムなどを必要に応じて用いることを
妨げない。pHU、約10.0〜約12.5の範囲であ
る。
(5)のアルカリ剤は通常の量よりも少ない。但)のア
ルカノールアミンを使用しているため、(5)のアルカ
リ剤が02モル/1(NaOHとして8f/l)を越え
ると、例えば30℃のような高温現像で透過濃度が低下
したり、微小画像の形成能が低下したり、ランニング処
理によってポジ材料の背景白地部に黄色の汚染が発生し
易くなったりする。
好ましいアルカリ剛固の量は、0.1〜0.2モル/l
の範囲である。
CB)のアルカノールアミンを銀錯塩拡散転写用処理液
に用いることは例えば特開昭48−93338に記載さ
れており、色々な好ましい作用をすることが示されてい
る。しかし、その実施例1及び2から保恒剤として亜硫
酸塩を使用したときには、アルカノールアミンを増量す
るに従って透過濃度が著しく低下することが理解される
本発明者等は、膨大な実験を行った結果、上記の欠点は
、アルカノールアミンCB>の使用′jkヲ余りに多く
しないことは勿論のこと、既述したようにアルカリ剤(
5)の量も少なくし、且つアルカノールアミン(13)
の使用割合が高くなるようにアルカリ剤(イ)の2.0
倍以上(モル比として)にすると同時に(5)及びβ)
の総量を0.4〜0.8モル/lとすることによって殆
んど解決され、しかもランニング処理での濃度低下や黄
色汚染の発生が著しく少なくなることが判明した。
アルカノールアミンCB)tj:、アルカリ剤(5)に
対してモル比で2.0倍以上、好ましくtj2.5以上
である。
既述したように、アルカリ剤(イ)の量が多いことに基
づく1つの欠点である背景白地部に生じる黄色汚染は、
例えば特開昭58−116536に記載されているよう
にコロイド銀に起因していると考えられているものであ
る。
亜硫酸塩1c)を0.4〜0.7モル/lとすることに
よって濃度の向上が得られ、ランニング処理による黄色
汚染も大幅に改良されることが判明した。
すなわち、ランニング処理によってハイドロキノン現像
主薬は酸化され、亜硫酸塩が付加した、いわゆるサルフ
ェート塩になり、現像能力が低下することに黄色汚染が
発生する1つの原因があるものと考えられるのであシ、
十分な現像力を保持するために0.07モル/を以上、
好ましくは0.08モルフを以上のP−ジヒドロキシベ
ンゼン現像主薬(ト)に相応した亜硫酸塩を多く使用す
るのである。
亜硫酸塩の好ましい量は、0.4〜0.60モル/lで
ある。P−ジヒドロキシベンゼン(6)に対する亜vL
酸塩(C)の好ましい量は、モル比として3.5〜5゜
5の範囲である。
本発明の処理液は、P−ジヒドロキシベンゼン(ト)に
加えて、1−フェニル−3−ピラゾリドン(及びその誘
導体)を含むのが好ましい。但し、3−ピラゾリドンは
、各種のネガ材料または/およびポジ材料に含んでいて
も本発明の目的は達成することができる。1−フェニル
−3−ピラゾリドンは、2X10−5〜2 X 10−
2モル/lの範囲が好ましい。
チオ硫酸塩回も又、本発明の目的を達成させる為には非
常に重要な因子であり、その使用量範囲の設定は、(イ
)、(B)、IC)及び後述の(ト)成分の量選択との
関係で、変動するが、一般的な好ましい範囲は、0.0
3〜0.08モル/lで(チオ硫酸ナトリウム+15水
塩で約7〜20−f/l)、より好ましい範囲は、0.
04〜0.07モル/lの範囲である。(チオ硫酸ナト
リウム・5水塩で約10〜17 f/l )チオ硫酸塩
が過度に存在することにょp生ずる欠点は高温処理(2
8℃以上)もしくは、搬送速度の遅いグロセサーを使用
した時に、透過濃度が低下したり又は、微小画像の再現
特性が低下したシする。
チオシアン酸塩のような他のハロゲン化銀溶剤も組み合
わすことができる。
ベンゾトリアゾール(ト)は、カブリ防止剤として知ら
れている。前記特開昭55−79445には、アルカノ
ールアミンによる急速現像に伴う濃度低下をカリウムイ
オン濃度とカブリ防止剤としての臭化物により防止する
ことが記載されている。しかし、臭化物は、処理温度の
変化に対して濃度変化の割合が大きかったり、ランニン
グ処理での汚染が大きかった9、ネガ材料によっては銀
画像の色調が赤味を帯びたり、種々の不利益を有してい
ることがわかった。
前記(5)乃至(6)の処理液の特性を損なわずに本発
明の目的をよシ好ましく達成するためには、カブリ防止
剤としてベンゾトリアゾールを用いることが重要である
ことを見出した。すなわち、ベンゾトリアゾールは、例
えば同モル量の臭化カリウムに比べても良好なカブリ防
止剤として作用するだけでなく、含有量を変化させた場
合、10〜10モル/lの範囲内で光学濃度の極大値を
示し、またその光学濃度は臭化カリウムよりも高く、か
つ処理液温度依存性が小さいものであり、さらにランニ
ング処理での汚染が少なく、ネガ材料の種類に拘らず良
好な黒色銀画像を与え、かつ微小画像の形底能も向上さ
せた。特に黒色銀画像は、1−フェニル−5−メルカプ
トテトラゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾール、
2−メルカプト−5−73−=)L’ −1,3,4−
チアジアゾールの如きメルカプト化合物と組み合わすこ
とによって最良の結果が得られる。しかしながら、これ
ら単独での使用は、本発明の目的に対し、良好な結果を
与えない。
本発明の処理液は、必要に応じて臭化カリウム、沃化カ
リウムなどの無機カブリ防止剤も含有することができる
。本発明は、これらの化合物との併用をも排除するもの
ではない。
以上に述べた通り、本発明の処理液は、前記(5)乃至
(ト)の成分を必須として、各種材料の任意の組み合わ
せで良品質の画像を得ることができるという汎用性のあ
る処理液を鋭意研究した結果到達したものであり、本発
明の処理液があれば、どのようなネガ材料、ポジ材料お
よびその組み合わせであっても、処理液を交換すること
なく最良の品質が保証され、極めて有用なことが理解さ
れよう。
本発明の処理fL社、さらに粘稠剤、例えばカルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなど、
現像変性剤、例えばポリオキシアルキレン化合物、四級
アンモニウム塩など、硬水軟化剤、例えばヘキサメタ燐
酸ナトリウム、EDTAなどを含むことができる。
本発明の処理液を用いて行なう処理の条件、例えば時間
、温度などは、各種の因子、例えば写真要素の成分、処
理液組成物の成分等により異なるが限定されない。
一般的なりTR法用のネガ材料は、支持体上に設けられ
た少なくとも1つのハロゲン化銀乳剤層から構成され、
一般に硝酸銀に換算したハロゲン化銀は0.4M〜3.
5f/dの範囲で塗布される。このハロゲン化銀乳剤層
以外に必要によシ下塗層、中間層、保護層、剥離層など
の補助層が設けられる。例えば、本発明に使用されるネ
ガ材料は、特公昭38−18134、間開38−181
35等に記載のような水透過性結合剤、例えばメチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩
、アルギン酸ナトリウム等をハロゲン化銀乳剤層の被積
層とし、転写の均一化を計ることができ、この/llは
拡散を芙質的に阻止−またけ抑制しないように薄層とす
る。ネガ材料におけるハロゲン化銀乳剤層、及びポジ材
料の受像層などには、いずれも親水性コロイド物質、例
えばゼラチン、7タル化ゼラチンの如きゼラチン誘導体
、カルボキシメチルセルローズ、ヒドロキシメチルセル
ローズの如キセルローズ誘導体、デキストリン、可溶性
澱粉、ポリビニルアルコール、ポリスチレンスルホン酸
等の親水性高分子コロイド物質を一種以上含んでいる。
ハロゲン化銀乳剤は、上記の親水性コロイド中に分散さ
れたハロゲン化銀、例えば塩化銀、臭化銀、塩臭化銀及
びこれらに沃化物を含んだものからなる。ハロゲン化銀
乳剤はそれが製造されるとき又は塗布されるときに極々
な方法で増感されることができる。例えばチオ硫酸ナト
リウム、アルキルチオ尿素によって、または金化合物、
例えばロダン金、塩化金によって、またはこれらの両者
の併用など当該技術分野においてよく知られた方法で化
学的に増感されていてもよい。乳剤は更に約530〜約
560 nmの範囲に対して通常は増感されるが、パン
クロ増感もされ得る。直接ポジ用ハロゲン化銀乳剤も用
いうる。
ハロゲン化銀乳剤層および/または受像層などには銀錯
塩拡散転写法を実施するために通常使用されている任意
の化合物を含有しうる。これら化合物には例えばテトラ
ザインデンやメルカプトテトラゾール類などのカブリ抑
制剤、サポニンやボリアルキレンオキサイド類などの塗
布助剤、ホルマリンやクロム明ばんなとの硬膜剤、可塑
剤など金含むことができる。現像主薬を含んでいても良
い。ネガ材料あるいはポジ材料に使用する支持体は通常
使用される任意の支持体である。それには紙、ガラス、
フィルム例えばセルロースアセテートフィルム、ポリビ
ニルアセクールフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリ
エチレンテレフタレートフィルム等、紙で両側全被覆し
た金属支持体、片1111または両側をα−オレフィン
重合体、例えはポリエチレンで被覆した紙支持体も使用
できる。
ポジ材料は物理現偉核、例えば重金属あるいはその硫化
物などを含みうる。ポジ材料の一種以上の層中に、拡散
転写1象の形成に顕著な役割を果たす物質、例えは英国
特許第561875号およびベルギー特許第50252
5号明細書に記載されている如き黒色調色剤、例えば1
−フェニル−5=メルカプトテトラゾールを含んでいて
もよい。ポジ材料はまた約0.1〜約497dの量でチ
オfIIt酸ソーダの如き定着剤も含有しうる。
以下実施例により更に詳細に説明するが、勿論これらに
限定されるものではない。
実施例1 〔ポジ材料A〕 ポリエチレンで両側を被覆した1 10 t/rr?の
紙支持体の片側に硫化パラジウム核を含むPVAとエチ
レン・無水マレイン酸共重合物との加工物およびゼラチ
ンからなる受像層を乾燥重量39/rr?になるように
設けてポジ材料A′を作製した。
〔ポジ材料B〕
ポリエチレンテレフタレートフィルム上に硫化パラジウ
ム核を含む硬化されたゼラチン受像層3?/dとなるよ
うに設けてポジ材料Bを作製した。
〔ネガ材料M〕
ポジ材料Aと同じ紙支持体上に、ハレーシ璽ン防止用と
してのカーボンブラックを含む下塗層を設け、その上に
0.3μの平均粒径の塩臭化銀(臭化銀10モル%)を
硝m銀に換算して2.0 t/r?で含むオルト増感さ
れたゼラチンハロゲン化銀乳剤層を設けてネガ材料Mを
作製した。
〔ネガ材料N〕
特開昭57−96331の実施例1に記載の比較乳剤B
=iネガ材料Mの乳剤の代りに使用して直接ポジ用ハロ
ゲン化銀ネガ材料Nを作製した。
ネガ材料M及びNを、通常の製版カメラに装着し、画像
露光し、ポジ材料A、BKそれぞれ密着し、画1#!転
写をした。
転写用グロセサーは、三菱製紙製搬送スピード可変型 
08P−12(商品名)を使用し、処理液温変位、任意
に設定した。転写時間は、60秒とした。
画IIl!露光の際の原稿には、10μ〜100IIま
での細@!(10μ毎)と、反射用光学ウェッジを配置
させておき、転写儂のウェッジから露光量を管理し、又
、細線の形成状態から、微小画像の形成能を評価した。
撮影は原稿に対して70%の縮少撮影とした。
処理条件寛容度の評価 処理液温度を、16℃、23℃、30℃とし、搬送速度
は、スピード変化によりネガ材料のグロセ明細書の浄書
(内81こ変更なし)()−Jl、〜3aJj)サー液
中滞溜時間?変比させ友。評価設定水準は4秒、6秒、
9秒とした。
ランニング性の評価 現像液2を当たりA−4サイズのネガ(財)とポジ囚と
に60セット処理後、10日間開口経時させた後、各種
ネガとポジの系で転写処理し、その特性(gi過漏度1
反射濃度)を評価した。更に、汚染1色調、調子等?観
察して評価した。
(尼人T−宗6ン 表−1に現像液組成を示した。処理:IIl、D、 E
は本発明のものである。
表−2に処理結果tまとめて示した。なお本実験に於い
ては、プロセサーの搬送速度はネガの液中油溜時間が6
秒になる様にセットされた。
似千宋自) 本発明の処理液り、Eは透過濃度に於いて高濃度が得ら
れるばかりでなく、処理温度変化に対して安定している
こと、低温処理での汚染がないこと、ハーフトーンの色
調が良好で実用焼付感度の温度依存度(23℃処理での
感度’2iooとして相対感度で表示)が小さくかつ微
小画像の形成能が優れていた。
又同様の実験で処理液温と搬送速度との関係に於いて1
本発明のり、Eの処理液では低温高速搬送の条件で地肌
黄色汚染が出御いこと、一方高温低速搬送の条件で微小
画像形成能の低下が著しく少ないことtfi認した。
更に表−3は2ンニ/グ状態(疲労液)での転写画1象
を評価してまとめたものである。
(以下余白) 本発明の処理液り、Eはう/ニング特性も良好であった
実施例2 実施例1と同様の方法で次の各処理液について緒特性ヶ
チェックイ。(ネガ(財)、ポジ(5)、(B)使用) Cμス下下色6 結果t、高温処理性(30℃処理 搬送速度9秒での透
過濃度から相対的に評価した)、低温処理性(16℃搬
送速度4秒での、地肌黄色汚染の発生状況から判断)及
びランニング性(実施例1と同様、地肌黄色汚染より判
断)について総括的に示した。
本発明の処理液D/除きF−1〜F−4では、いずれか
の特性に於いて問題が発生した。
この実施例は非常に限られた範囲内で本発明の目的が達
成され得ること【示している。
実施例3 実施例1.処理液りのN−メチルアミノエタノールの代
りに、ジェタノールアミン又はN、N −ジエチルアミ
ノエタノール音用いたところ、良好な結果が得られた。
実施例4 実施例1.処理fiL)のベンゾトリアゾールの代りに
−5−メチルペ/シトリアゾール、又は5−クロルベン
ゾトリアゾールに置き換え7′c(同重量)系に於ても
良好な結果が得られた。
手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 銀錯塩拡散転写用処理液 3、補正をする者 4、代理人 居 所 〒100東京都千代田区丸の内三丁目4番2号
三菱製紙株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1リツトル当p下記(5)乃至V)を少なくとも
    含み、(イ)及び(B)の合計が0.4〜0.8モルで
    あり、かつ(5)に対する(B)のモル比が2.0を越
    えることを特徴とする銀錯塩拡散転写用処理液。
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