JPS6173647A - 歯科用ハンドピース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、歯科用ハンドピースであって、グリップスリ
ーブと、このグリップスリー７の縦軸に対して折れ曲っ
たヘッドスリーブと、このヘッドスリーブの先端のヘッ
ド部に設けられた治療用器具を駆動し前記ハンドピース
内に支持され折曲位置の領域で横断方向に分けられてい
る駆動軸とを有し、２つの駆動軸部が係合％Ｎ置を介し
て相互に係合し、遊星ボール伝動装置が被動側駆動軸部
に設けられている歯科用ハンドピースに関する。

Ｃ従来の技術］ 上記の種類の歯科用ハンドピースは、例えば西独特許明
細１第１２　１９　１７０号の種類に基づくハンドピー
スの先端で＠脱容易に駆動部に接続されている。この発
明の遊星ボール伝動装置は、他の歯車装置と対照的に、
例えば、西独特許公告公報第１５　６６　２９１号によ
って公知であり治療領域の視野を制限するウオーム歯車
装置と対照的に、簡単な手段で操作される、過負荷に対
する安全装置を形成する。

産業上の利用分野に記載された歯科用ハンドピースは、
西独特許公告公報第２６　４４　４５８号によって公知
である。この公知の歯科用ハンドピースの場合、被動側
駆動軸部の遊星ボール伝動装置が、ヘッドスリーブのグ
リップスリーブ側端部の領域に、従ってハンドピースの
折曲位置の領域に設置されるので、ヘッドスリーブとグ
リップスリーブは、例えば組立ての為に、手数を掛けて
のみ操作中に着脱可能であり、従って、歯科臨床医が操
作することは出来ない。更に、折曲位置の領域での遊星
ボール伝動装置の配置によって、ヘッドスリーブとグリ
ップスリーブの取外しが不可能になる。その理由は、こ
のような取外しによって、遊星ボール伝動装置の安定的
な係合間係と駆動部品の正確な配置関係が乱され、又は
、再結合の際変えられ、従って歯車装置の故障が引起こ
されるからである。操作上乃至は治療上の理由から、他
の、例えば、より小さなヘッドで作業をしなければなら
ないことが、しばしば起こる。前記ヘッドスリーブとグ
リップスリーブは実際分離できないので、前述のことを
可能にするためには、従来、ハンドピース全体をｊ！！
！動部分から取外し、それを、所望の他のヘッドを含め
たヘッド全体と交換しなければならなかった。これによ
って、コストの掛かる軸受支２持部が必要となる。

［発明が解決しようとする問題点１ 本発明の目的は、過負荷に対する安全装置として作用す
る遊星ボール伝動装置を保持しつつ、多数のヘッドから
選択されたあるヘッドを使用しての作業へ素早く且つ簡
単な方法で移行することが、ハンドピース全体の交換な
しに可能であるような歯科用ハンドピースを提供するこ
とにある。、［効果１ 本発明により得られる主な利点は、カップリングによっ
てヘッドスリーブとグリップスリーブとの容易で素早い
着脱が可能となり、且つ、ヘッドスリーブの先端の近傍
に設けられ、係合の解除が確実になされる遊星ボール伝
動装置の位置によって、この遊星ボール伝動装置の故障
の恐れなしに上記の着脱が可能となることにある。

［実施例コ 以下、図面を参照して本発明を実施例に基づいて説明す
る。

歯科用ハンドピースは、グリップスリーブ１と、このグ
リップスリーブ１の縦軸２に対して鈍角で折れ曲ったヘ
ッドスリーブ３と、このヘッドスリーブ３の先端のヘッ
ド部３８に備わった治療用器具４を駆動し前記ハンドピ
ース内に支持され折曲位置６の領域で横断方向に分けら
れている駆動軸５とを有する。この駆動軸５は折曲位置
６の領域で横断方向に分けられているので、このように
形成された２つの駆動軸部７．８が、係合装置９を介し
て相互に係合し、遊星ボール伝動装置１０が波動側駆動
軸部７に設けられている。このことによって、波動側駆
動軸部７の、グリップスリーブ１と反対側の軸部分２６
と、波動側駆動軸部７のグリップスリーブ１側軸部分２
９とが形成されている。

波動側駆動軸部７の遊星ボール伝動装置１０は、先端の
領域に又はヘッドスリーブ３のヘッド３８の近傍に設け
られていることによって、ヘッドスリー７３がカップリ
ング１１を介して着脱容易にグリップスリーブ１と結合
している。

カップリング１１はヘッドスリーブ３の係合手段１６と
グリップスリーブ１の相補係合手段１７から成る。遊星
ボール伝動装置１０は、グリップスリーブ１側にあり′
ａ動副側駆動軸部７用開ロけられている。波動側駆動軸
部７を収容しグリップスリーブ１へ軸方向に挿入可能な
小径のヘッドスリーブ部１５が前記停止板１４がら延出
し、且つ、外側に、カップリング１１の一部である係合
手段１６を備え、この係合手段１６が、グリップスリー
ブ１に設けられカップリング１１の一部である相補係合
手段１７と係合可能である。これにより、グリップスリ
ーブ１とヘッドスリーブ３を分離する際の遊星ボール伝
動装置１０の適切な係合間係を特に簡単な方法で維持す
ることができる。

係合手段１６が、小径のヘッドスリーブ部１５の外側に
設けられた１又はそれ以上の窪みによって形成され、相
補係合手段１７がクランプボールによって形成されてい
る。このクランプボールを窪みと係合させ又窪みから離
脱させる回転スリーブ１８がグリップスリーブ１の上面
に設けられている。クランプボールがグリップスリーブ
１の削除部１つ内に設けられている。クランプボールと
係合するため、回転スリーブ１８の内壁が、扇形の断面
をしクランプボールに接触している凹部２０を有し、こ
の凹部２ｏの深さがこの凹部２０の縁部に向かって次第
に減少する。クランプボールの係合位置に対応する回転
位置で回転スリーブ１８を保持しようとするリセット部
材２１が回転スリーブ１８と関連している。リセット部
材２１の復原力に抗して回転スリーブ１８を回転させる
と、クランプボールが、係合手段１６を形成する凹部２
０から外れるので、カップリング１１が解放されていて
、ヘッドスリーブ３が外される。他のヘッドスリーブ３
の小径のヘッドスリーブ部１５をグリップスリーブ１へ
挿入すると、回転スリーブ１８は上記の回転位置で保持
される。回転スリーブ１８は、挿入完了後解放されるの
で、クランプボールを凹部と係合させると共にロックし
、従って、カップリング位置でカブプリング１１を保持
する回転位置へと、リセット部材２１の作用で回転する
。リセット部材２１が、グリップスリーブ１を取り囲む
コイルばねによって形成されていて、このコイルばねの
一端部がグリップスリーブ１に固定され、その他端部が
回転スリーブ１８に固定されている。回転スリーブ１８
が、その内壁において軸方向位置を達成するため、内側
へグリップスリーブ１の外周溝２２へ突出するガイドピ
ン２３を有する。円周溝２２は、回転スリーブ１８の回
動に必要な範囲に対応するような円周部分にまで延出し
ていればよい。

更に図面から明らかなように、グリップスリーブ１とヘ
ッドスリーブ３が、係合手段１６と相補係合手段１７と
の相互的係合を保証する回転位置における回転不能な相
互的結合のため、向い合った端面の領域で、対応するス
リーブ軸に関連して偏心的に設けられた係合手段２４と
相補係合手段２５とを備える。係合手段２４か軸方向突
出部として形成され、相補係合手段２５が軸方向の凹部
として形成されている。それぞれ１８０度ずれて設けら
れている、それぞれ２つの突出部と２つの凹部が備わっ
ている。遊星ボール伝動装置１０の方に向いた、波動側
駆動軸部７のグリップスリーブ１と反対側の軸部分２６
の端部が、円形フォーク状の開放ケージとして形成され
、軸方向に延びたケージフォークの叉２７が遊星ボール
伝動装置１０のボール２８の間へ係合する。このボール
２８が、摩擦係合の下で、被動側駆動軸部７のグリップ
スリーブ１側軸部分２９の端部の周囲と、ヘッドスリー
ブ３と反対側の回転不能な環状通路３０との間に支持さ
れている。環状通路３０が、ヘッドスリーブ３に固定さ
れた別個の環状部３０ａの内壁によって形成されている
。

２つの軸部分２６．２９のうちの一方、即ち、グリップ
スリーブ１側軸部分２つが、遊星ボール伝動装置１０の
ボール２８に作用する位置決め手段３１を有する。ケー
ジフォークの叉２７が、グリップスリーブ１と反対側に
ある軸部分２６に設けられている。

位置決め手段３１を形成するため、グリップスリーブ１
側軸部分２９が横断方向に分けられおり、こうして形成
された２つの軸部分の接触端部が、類似のカム面に作用
し協働する位置決めカム面３２によって向い合っている
。前記２つの軸部分２６．２９の両端部の接触圧力を減
少させ、コイルばねとして形成されている釣合いばね３
３が１帖わっでいる。釣合いばね３３が、図面では右側
の軸部分の端面の盲穴３４に設けられている。軸部分２
９の、グリップスリーブ１と反対側にある部分の円周部
がボール２８に接触していて、前記位置決め手段３１の
作用でボール２８と協働する環状部４２を有する。更に
、２つの軸部分を軸方向に整合させるセンタリング装置
３５が売ねっていて、それが、一方の軸部分に設けられ
釣合いはね３３を収容する盲穴３４と、他方の軸部分の
端面に設けられた盲穴３６へ突出しているセンタリング
ピンとから成る。釣合いばね３３が、位置決め装置３５
を形成するセンタリングピンへ圧力を加え、グリップス
リーブ１側軸部分２９の、第２図では左側の軸部分へと
前記センタリングピンを押圧する。

グリップスリーブ１と反対側の端部、即ち、グリップス
リーブ１側軸部２つの、図面では左側の端部が、玉軸受
３７によって大径のヘッドスリーブ部１２において支持
されている。

治療用器具４は、ヘッドスリーブ３のヘッド３内に支持
され、且つ、波動側駆動軸部７によって゛歯Ｉ駆動装置
４０を介して回転される駆動スリーブ３９へ挿入されて
いる。

係合装置９は、被動側駆動軸部７と駆動する駆ｖＪ軸部
８の相互に対向する両端部に設けられた相互に係合可能
な駆動ビニオンから成る。

【図面の簡単な説明】

第１図は歯科用ハンドピースの側面図及び部分断面図、
第２図は第１図に基づく歯科用ハンドピースのヘッドス
リーブの、断面図、部分側面図及び拡大図である。 １・・・グリップスリーブ、３・・・ヘッドスリーブ、
４・・・冶療用器具、５・・・駆動軸、７・・・波動側
駆動軸部、８・・・駆動軸部、１０・・・遊星ボール伝
動装置、１１・・・カップリング、１６・・・係合手段
、１７・・・相補係合手段、２８・・・ボール、３１・
・・位置決め手段、３２・・・位置決めカム面、３３・
・・釣合いばね、３５・・・センタリング装置、３８・
・・ヘッド部、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、歯科用ハンドピースであつて、グリップスリーブ（
   １）と、このグリップスリーブ（１）の縦軸（２）に対
   して折れ曲つたヘッドスリーブ（３）と、このヘッドス
   リーブ（３）の先端のヘッド部（３８）に設けられた治
   療用器具（４）を駆動し前記ハンドピース内に支持され
   折曲位置（６）の領域で横断方向に分けられている駆動
   軸（５）とを有し、２つの駆動軸部（７、８）が係合装
   置（９）を介して相互に係合し、遊星ボール伝動装置（
   １０）が被動側駆動軸部（７）へ挿入されている歯科用
   ハンドピースにおいて、 被動側駆動軸部（７）の遊星ボール伝動装置（１０）が
   、カップリング（１１）を介してグリップスリーブ（１
   ）と結合しているヘッドスリーブ（３）の、先端の領域
   に備わつていることを特徴とする歯科用ハンドピース。 ２、前記カップリング（１１）がヘッドスリーブ（３）
   の係合手段（１６）とグリップスリーブ（１）の相補係
   合手段（１７）とを有し、前記遊星ボール伝動装置（１
   ０）を備える大径のヘッドスリーブ部（１２）が、グリ
   ップスリーブ（１）側にあり被動側駆動軸部（７）用開
   口部（１３）を持つ停止板（１４）を有し、被動側駆動
   軸部（７）を収容しグリップスリーブ（１）へ軸方向に
   挿入可能な小径のヘッドスリーブ部（１５）が前記停止
   板（１４）から延出し、且つ、外側に、カップリング（
   １１）の一部である係合手段（１６）を備え、この係合
   手段（１６）が、グリップスリーブ（１）に設けられカ
   ップリング（１１）の一部である相補係合手段（１７）
   と係合可能であることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の歯科用ハンドピース。 ３、前記係合手段（１６）が、小径のヘッドスリーブ部
   （１５）の外側に設けられた１又はそれ以上の窪みによ
   つて形成され、前記相補係合手段（１７）がクランプボ
   ールによつて形成され、このクランプボールを窪みと係
   合させ又窪みから離脱させる回転スリーブ（１８）がグ
   リップスリーブ（１）の上面に設けられていることを特
   徴とする特許請求の範囲第２項記載の歯科用ハンドピー
   ス。 ４、前記相補係合手段（１７）を形成するクランプボー
   ルが、グリップスリーブ（１）の削除部（１９）内に設
   けられていることを特徴とする特許請求の範囲第３項記
   載の歯科用ハンドピース。 ５、前記回転スリーブ（１８）の内壁が、扇形の断面を
   しクランプボールに接触している凹部（２０）を有し、
   この凹部（２０）の深さがこの凹部（２０）の縁部に向
   かつて減少することを特徴とする特許請求の範囲第３項
   又は第４項に記載の歯科用ハンドピース。 ６、クランプボールの係合位置に対応する回転位置で回
   転スリーブ（１８）を保持しようとするリセット部材（
   ２１）が回転スリーブ（１８）と関連していることを特
   徴とする特許請求の範囲第３項乃至第５項のいずれかの
   １に記載の歯科用ハンドピース。 ７、前記リセット部材（２１）が、グリップスリーブ（
   １）を取り囲むコイルばねによつて形成されていて、こ
   のコイルばねの一端部がグリップスリーブ（１）に固定
   され、その他端部が回転スリーブ（１８）に固定されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第６項記載の歯科
   用ハンドピース。 ８、前記回転スリーブ（１８）が、その内壁において軸
   方向位置を達成するため、内側へグリップスリーブ（１
   ）の外周溝（２２）へ突出するガイドピン（２３）を有
   することを特徴とする特許請求の範囲第３項乃至第７項
   のいずれかの１に記載の歯科用ハンドピース。 ９、グリップスリーブ（１）とヘッドスリーブ（３）が
   、係合手段（１６）と相補係合手段（１７）との相互的
   係合を保証する回転位置における回転不能な相互的結合
   のため、向い合つた端面の領域で、対応するスリーブ軸
   に関連して偏心的に設けられた係合手段（２４）と相補
   係合手段（２５）とを備えることを特徴とする特許請求
   の範囲第２項乃至第８項のいずれかの１に記載の歯科用
   ハンドピース。 １０、前記係合手段（２４）が軸方向突出部として形成
   され、相補係合手段（２５）が軸方向の凹部として形成
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第９項記載
   の歯科用ハンドピース。 １１、遊星ボール伝動装置（１０）の方に向いた、被動
   側駆動軸部（７）の一方の軸部分（２６）の端部が、円
   形フォーク状の開放ケージとして形成され、ケージフォ
   ークの叉（２７）が遊星ボール伝動装置（１０）のボー
   ル（２８）の間へ係合し、このボール（２８）が、摩擦
   係合の下で、被動側駆動軸部（７）の他方の軸部分（２
   ９）の端部の周囲と回転不能な環状通路（３０）との間
   に支持されていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項乃至第１０項のいずれかの１に記載の歯科用ハンドピ
   ース。 １２、前記２つの軸部分（２６、２９）のうちの一方が
   、遊星ボール伝動装置（１０）のボール（２８）に作用
   する位置決め手段（３１）を有することを特徴とする特
   許請求の範囲第１１項記載の歯科用ハンドピース。 １３、前記位置決め手段（３１）がグリップスリーブ（
   １）側軸部分（２９）に設けられ、前記ケージフォーク
   の叉（２７）が、グリップスリーブ（１）と反対側にあ
   る軸部分（２６）に設けられていることを特徴とする特
   許請求の範囲第１２項記載の歯科用ハンドピース。 １４、前記位置決め手段（３１）を形成するため、前記
   軸部分（２９）が横断方向に分けられおり、こうして形
   成された軸部分の接触端部が、協動する位置決めカム面
   （３２）によつて向い合つていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１３項記載の歯科用ハンドピース。 １５、釣合いばね（３３）が軸部分の両端部の接触圧力
   を減少させることを特徴とする特許請求の範囲第１４項
   記載の歯科用ハンドピース。 １６、前記釣合いばね（３３）が一方の軸部分の端面の
   盲穴（３４）に設けられていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１５項記載の歯科用ハンドピース。 １７、軸部分（２９）の、グリップスリーブ（１）と反
   対側にある部分の円周部がボール（２８）に接触してい
   て、前記位置決め手段（３１）の作用でボール（２８）
   と協働する環状部（４２）を有することを特徴とする特
   許請求の範囲題１４項乃至第１６項のいずれかの１に記
   載の歯科用ハンドピース。 １８、センタリング装置（３５）が前記２つの軸部分を
   軸方向に整合させることを特徴とする特許請求の範囲１
   ４項乃至第１７項のいずれかの１に記載の歯科用ハンド
   ピース。 １９、前記センタリング装置（３５）が、一方の軸部分
   に設けられ釣合いばね（３３）を収容する盲穴（３４）
   と、他方の軸部分の端面に設けられた盲穴（３６）へ突
   出しているセンタリングピンとから成ることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１８項記載の歯科用ハンドピース。