JPS617291A - 新規なコルチコイド誘導体およびその製法 - Google Patents

新規なコルチコイド誘導体およびその製法

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JPS617291A
JPS617291A JP12713784A JP12713784A JPS617291A JP S617291 A JPS617291 A JP S617291A JP 12713784 A JP12713784 A JP 12713784A JP 12713784 A JP12713784 A JP 12713784A JP S617291 A JPS617291 A JP S617291A
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新田 一誠
Akira Maruyama
章 丸山
Kenichiro Nakao
健一郎 中尾
Kiyoshi Miyake
三宅 基義
Hiroaki Ueno
裕明 上野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規なコルチコイド誘導体およびその製法に関
する〇 本発明に係るコルチコイドlりα−ノ・ロゲン化アルキ
ルカルボン酸エステル誘導体は、全身性抗炎症作用に比
べ局所抗炎症作用が強く、急性・慢性湿疹、脂漏性湿疹
、接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、乾解などの疾患の
治療に有用である。−1:た、該化合物は、局所の抗炎
症活性が極めて強い上に全身性副作用の指標である胸腺
萎縮作用が極めて弱いという特徴を有し、安全性の高い
皮膚炎症の治療薬として有用である。
(発明の要旨) 本発明の要旨は、下記一般式(I): は水素原子またはハロゲン原子な表わし;Bは水素原子
、オキソ基あるいはα−位もしくはβ−位のハロゲン原
子または低級アルキル基乞表わし;Zは水酸基、・・ロ
ゲン原子、下記式(■)ニー 0fEOR2(■) (式中 R2は炭素数/〜IOのアルキル基またはハロ
ゲン化アルキル基を表わす。)で示される基または下言
已式(m) 一000R3(■) (式中、R3は炭床数/−/ 0のアルキル基またはハ
ロゲン化アルキル基を表わす。)で示される基を表わし
;R1は水素原子またはα−位もしくはβ−位の炭素数
l〜10のアルキル基7表わ(−;nはθ〜3の整数欠
表わし;Xは)−ロゲン原子を表わし: ’1+02間
の結合は一重結合または二重結合であり;DはCI+0
2間が一重結合σ)とぎは水素原子、二MWj会のとき
は水素原子またはハロゲン原子7表わす。〕 で示さ」するコルチコイド17α−710ゲン化アルキ
ル力ルボン酸エステル誘導体およびその製法に存する。
(発明の構成) 本発明の詳細な説明すると、本発明のコルチコイド17
α−ハロゲン化アルキルカルボン酸エステル誘導体は、
下記一般式(i)で示される。
上記式中−01+02間の結合は一重結合または二し、
DはC1,02間が一重結合のとき水素原子を表わし、
二重結合のとき水素原子またはノ10ゲン原子乞表わす
。Yは水素原子または、フッ素。
塩素、臭素およびヨウ素から選ばれるノ・ロゲン原子を
表わすが1%に、フッ素および塩素原子が好ましい。
Bは、水素原子、オキソ基あるいはα−位もしくはβ−
位のハロゲン原子または低級アルキル基を表わすが、特
に水素原子およびオキソ基が好ましい。
2は水酸基;フッ禦、塩累、臭素およびヨウ素から選ば
れるハロゲン原子;次式(■):080、R2(TI) C式中 1(2は炭素数)〜/Q(1”Iアルキル基ま
たはハロゲン化アルキル基を表わす。)で示される基ま
tこは次式(III) ニ ーoaon3(■) C式中、R8は炭素数/、/ Qのアルキル基またはハ
ロゲン化アルキル基を表わす。ノで示される基を表わす
が、特にハロゲン原子が好ましい。
R2およびR3の具体例としては、メチル、エチル。
プロピル、ペンチル等の炭素数l〜IOのアルキル基お
よびトリフルオロメチル、フルオロメチル、クロロメチ
ル、クロロエチル、クロロプロピル等の炭素数1A−I
Oのハロゲン化アルキR1は水素原子またはメチル、エ
チル、プロピル、ブチル等の炭素数/−/ Qのアルキ
ル基を示し、α−位およびβ−位のいずれでもよく、特
にα−メチル基およびβ−メチル基が好ましい。
nはθ〜3の整数を表わし、Xは、フッ素。
塩素、臭素およびヨウ素から選ばれるハロゲン原子を表
わすが、特に塩素原子が好ましい。
本発明に係るコルチコイド17α−710ゲン化アルギ
ル力ルボン酸エステル誘導体の具体例としては、たとえ
ば2ノークロロ−7りα−(lI−クロロブチリルオキ
シ)−9α−フルオロ−//β−ヒドロキシーノロβ−
メチルプレグナーノ、lI−−ジエン−、?、:LO−
ジオン、21−クロロ−7りα−(q−クロロブチリル
オキシ)−9α−フルオロ−//β−ヒドロキシ=16
β−メチルプレグナ−7、クージエン−3,A、、20
−トリオン1.2ノークロロ−/7α−(ダークロロプ
チリルオキシJ−9α−フルオロ−1/=15− β−ヒドロキシ−/Aα−メチルプレグナー/4−ジエ
ン−3,コO−ジオン、21−クロロ−/’7α−クロ
ロアセトキシーqα−フルオロ−/ 、/β−ヒドロキ
シー/llI−メチルプレグナ−/、4L−ジエン−4
?、コO−ジオン、−7−りロローlりα−(3−クロ
ロプロピオニルオキシ)−9α−フルオロ−ノlβ−ヒ
ドロキシー/Aβ−メチルプレグナ−/、4−ジエン−
3,コ0−ジオン、21−クロロ−7りα−(S−クロ
ロバレリルオキシノ−9α−フルオロ−7lβ−ヒドロ
キシー/Aβ−メチルグレグナー/、lI−ジエン−3
,コ0−ジオン、2/−クロロ−1りα−クロロアセト
キシ−9α−フルオロ−1lβ−ヒドロキシ−/4β−
メチルプレグナー/、II−ジエン−3,6,−〇−ト
リオン、2/−クロロ−17α−(q−ブロモブチリル
オキシ)−9α−フルオロ−1/β−ヒドロキシ−16
β−メチルプレグナ−/、<Z−ジエン−3,20−ジ
オン、/7α−(ダークロロプチリルオキシ)−9α−
フルオロ−/lβ−ヒドロキシー/Aβ−メチルー、l
I−メタンスルホニルオキシプレグナ−/、4−ジエン
−3,:LO−ジオン、lりα−(4(−クロロブチリ
ルオキシ)−9α−フルオロ−//β、−1−ジオール
ー16β−メチルプレグナーノ、l−ジエン−3,,2
0−ジオン。
lりα−(41−クロロブチリルオキシ)−9α−フル
オロ−//β−ヒドロキシー16β−メチルー:1ノ−
プロピオニルオキシプレグナ−/、4(−ジエン−3,
−〇−ジオン、lりα−(ダークロロプチリルオキシ)
−9α−フルオロ−/lβ−ヒドロキシーノロβ−メチ
ル−,2/−メタンスルホニルオキシプレグナ−1,ク
ージエン〜3. t、、 、2(7−)ジオン、ツクα
−(ダークロロプチリルオキシ)−9α−フルオロ−/
/βコl−ジヒドロキシー16β−メチルプレグナ−/
、ll−ジエン−3,6,−〇−トリオン、lりα−(
lI−クロロブチリルオキシノ−9α−フルオロ−1/
β−ヒドロキシ−16β−メチルー−l−プロピオニル
オキシプレグナ=/、Q−ジエン−3,4,10−トリ
オン、/7α−クロロアセトキシー7α〜フルオロ−/
/β−ヒドロキシ−/Aβ−メチルー、2ノーメタンス
ルホニルオキシプレグナ−714t−ジエン−3,20
−ジオン、/りα−クロロアセトキシ−9α−フルオロ
−7lβ、:ll−ジヒドロキシ−16β−メチルプレ
グナ−/、4−ジエン−3,、zo−ジオン。
/lα−(4’−クロロブチリルオキシノ−9α−フル
オロ−/lβ、21lβ上ドロキシー16α−メチル−
プレグナ−/、+−ジエン−3,20−ジオン、9α、
コアージクロロ−17α−(4’−クロロブチリルオキ
シ)−11β−ヒドロキシ−76β−メチルプレグナ−
7、クージエン−3,コ0−ジオン、17α−(q−ク
ロロブチリルオキシ〕−9α、コl−ジフルオロ−//
β−ヒドロキシー16β−メチルプレグナ−/、4(−
ジエン−3,120−ジオン、lりα−(ll−クロロ
ブチリルオキシ) −/ /β1.21−ジヒドロキジ
プレグンーグーエン−3,20−ジオン、/7α〜(グ
ークロロブチリルオキシ−tiβ−ヒドロキシ−コン−
グロビオニルオキシプレグン=ダーエン−3,り0−ジ
オン。
17α−クロロアセトキシ−71β9.2ノージヒドロ
キシブレグン−4−エン−、?、jO−ジオン、17α
−(、?−クロロプロピオニルオキシ)−//β、:1
ノ−ジヒドロキシプレグンーグーエン−3,10−ジオ
ン、コノ−クロロ−/7α−(3−クロロプロピオニル
オキシ)−9α−フルオロ−//β−ヒドロキシーノt
β−メチルプレグナ−/、II−ジエン−3,61コO
−トリオン等カ挙げられコl−クロローツクα−クロロ
アセトキシ−9α−フルオロ−/ノβ−ヒドロキシーノ
tβ−メチルプレグナーノ、グージエン−3,,20−
ジオン、ニア−クロロ−17α−(3−クロロプロピオ
ニルオキシ)−9α−フルオロ−1/β−ヒドロキシ−
16β−メチルプレグナ−/、4−ジエン−3,−〇−
ジオン、−ノーりロローノ7α−(ll−クロロブチリ
ルオキシ)−9α−フルオロ−//β−ヒドロキシー/
Aβ−メチルプレグナ−/、4Z−ジエン−3、−〇−
ジオン、2ノーりクロロ17α−C左−19= 一クロロバレリルオキシ)−9α−フルオロ−1/β−
ヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−/、グージエン
−3,+20−ジオン、コノ−クロロ−17α−(lI
−クロロブチリルオキシ)−9α−フルオロ−7lβ−
ヒドロキシ−/Aβ−メチルプレグナー/、lI−ジエ
ン−3,コ0−ジオン、/7α−(タークロロブチリル
オキシ)−9α、コl−ジフルオロー//β−ヒドロキ
シ−16β−メチルプレグナ−/、lI−ジエン−3、
コO−ジオン、+27−クロロ−17α−クロロアセト
キシ−9α−フルオロ−//β−ヒドロキシー16β−
メチルプレグナーノ、4t〜ジエン−3,A、:10−
)ジオン、ユl−りクロロ17α−(,7−1’ロロプ
ロビオニルオキシ)−9α−フルオロ−/lβ−ヒドロ
キシー16β−メチルプレグナ−/、4(−ジエン−3
,6,−〇−トリオン、、2/−クロロ−7りα−(グ
ークロロブチリルオキシ)−9α−フルオロ−1/β−
ヒドロキシ−16β−メチルプレグナ−/、4/−ジエ
ン−3,A、、20−)ジオン、:lノークロロ−ノア
α−20〜 −(&−クロロバレリルオキシ)−9α−フルオロ−l
ノβ−ヒドロキシ−16β−メ千ルプl/グナーノ、4
/−ジエン−3,A、 20−トリオン等の、21位ハ
ロゲン化誘導体は局所抗炎症活性が極めて高いので特に
好ましい。
つぎに本発明化合物の製法について述べるが。
一般式(I)における2を4つの場合に分けて説明する
(A)  Zが水酸基の場合、すなわち、下記一般式%
式%): C式中、A、Y、B、D、R1,nおよびXは一般式(
T)で定義したとおりである。)で示されるコルチコイ
ド17α−ハロゲン化アルキルカルボン酸エステル誘導
体は、下記反応式に示すとおり、i7α、、!/−ノオ
ール誘導体CTV)を酸性条件下でオルトエステル(V
)と反応させて17α、、21−オルトエステル(■)
を得、これケ酸性条件下で力I水分解することにより製
造される。
(IV) (VI) (式中、A、B、D、Y、R1,nおよびXは一般式(
IJで定義したとおりであり%R4は低級アルキル基を
表わす。〕 該オルトエステル(V)としては、たとえば。
オルトクロロ酢酸トリメチル、オルト3−クロロプロピ
オン酸トリメチル、オルトl−りロロ酪酸トリメチル、
オルト3−クロロ吉草酸トリメチル、オルト<z−クロ
ロ酪酸トリエチルなどが挙げられ、使用量は17α、2
1−ジオール誘導体(fV) 1モルに対して7〜3モ
ルである。
上記17α、2ノーオルトエステル(VIJ Y得る反
応は無溶媒もしくは、ベンゼン、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、塩化メチレン。
酢酸エチル等の溶媒中で行われる。酸触媒としては、p
−トルエンスルホン酸、ピリジンヒドロクロリド、硫酸
等が使用される。通常。
反応温度は0〜Aθ℃1反応時間は、IQ分〜3時間程
度である。
加水分解反応では1通常、酢酸、プロピオン酸および吉
草酸等の有機カルボン酸、e−トルエンスルホン酸およ
びベンゼンスルホン酸等の有機スルホン酸、塩酸および
硫酸等の無機酸等が使用されろ。しかし、この場合には
、所望の17α−ハロゲン化アルキルカルボン酸エステ
ル以外に副生物としてコノ−エステルが生成する。そこ
で2/−エステルの副生な抑制するために、酢酸、プロ
ピオン酸などの有機カルボン酸に加えて酢酸ナトリウム
、プロピオン酸カリウムなどの有機酸のアルカリ金属塩
ン加えて反応液のpHをS−6にするか、あるいは塩化
アルミニウム、塩化亜鉛などのルイス酸が使用されるが
、ルイス酸が好ましい。
ルイス酸を用いる場合、溶媒として、含水アルコールあ
るいは含水テトラヒドロフラン。
含水ジオキサンなどの含水環状エーテルカ使用され、好
適には、含水アルコールが使用される。また、更に溶解
度を高めるため酢酸エチルなど7加えてもよい。使用す
るアルコールとしては、メタノール、エタノール、プロ
パツール、ブタノールなどが挙げられる。アルコール叩
に含まJlろ水の量は1通常o、r〜lθ重嗣゛%であ
り、反応温度は0〜50℃、反応時間はo、r〜3時間
程度tある。
(B)  Zが一8O□Bgの場合、すなわち、下記一
般式%式%): C式中、A、Y、B、D、R1,n、XおよびR3は、
一般式(I)および(II)で定義したとおりである。
フで示される。2ノ一スルホン酸エステル誘導体は、(
A)で得られた17α−ハロゲン化アルキルカルボン酸
エステル誘導体(Ia)に、下記一般式(IIa)また
は(Hb) :(R2802)20(■a) R280,Xi      (I’[b)(式中 R2
は一般式(Tl)で定義t7たとおりであり XIはハ
ロゲン原子を表わす。)で示されろスルボン酸無水物ま
たはスルホン酸ノ・ライドを反応させることにより製造
される。
該スルホン酸誘導体としては、たとえば。
メタンスルホニルクロリド、/)−)ルエンスルホニル
クロリド、トリフルオロメタンスルホニルクロリド、無
水トリフルオロメタンスルホン酸などが挙げられ、使用
量は、/7α−ハロゲン化アルキルカルボン酸エステル
誘導体(Ta)に対して7〜3モルである。
溶媒としては、ピリジンなどの芳香族アミン類またはト
リエチルアミンなどの三級アルキルアミン類が使用され
るが、その際、塩化メチレン、ジクロロエタンなどのノ
ーロゲン化炭化水素類などで稀釈してもよい。
反応温度は−tio〜40℃であり、反応時(C)  
Zがl夛@llの場合、すなわち、下記一般式%式%)
: 0式中、A、Y、B、D、R’、n、!およびR3は一
般式CI)および(R1)で定義したとおりである。フ
で示される。2ノ一カルボン酸エステル誘導体は、(A
)で得られた17α−ノ10ゲン化アルキルカルボン酸
エステル誘導体(IaJに下記一般式(■a)または(
mb) :(R” O)20      (THa)R
300Xi       (mbJ (式中、R3は一般式(mUで定義したとおりであり、
Xiはハロゲン原子を表わす。)で示されるカルボン酸
無水物またはカルボン酸ノ・ライドを反応させることに
より製造されろ。
該カルボン酸誘導体としては、たとえば、無水酢酸、無
水プロピオン酸、ブチリルクロリド、シクロプロパンカ
ルボン酸クロリドなとが拳げられ、使用量は、/7α−
ノ・ロゲン化アル搾ルカルボン酸エステル誘導体(Ia
J 1モルに対して7〜3モルである。
溶媒としては、ピリジンなどの芳香族アミン類またはト
リエチルアミンなどの三級アルキルアミン類が使用され
るが、その際、塩化反応温度は−xi o −sθ℃で
t)す、反応時間は、IQ分〜3時間程度である。
(D)  Zがハロゲン原子の場合、すなわち、下記一
般式(la) : C式中A、Y、B、D、n、XおヨヒR1バー28一 般式(IJで定義したとおりであり、rはハロゲン原子
を表わす。)で示される。21−ノ10ゲン化コルチコ
イドは、上記CB) K記載した方法に従って製造され
る:1.!−スルホン酸エステル誌導体(Ib)Kハロ
ゲンイオン放出剤る試剤を反応させることによって製造
される。
該ハロゲンイオン放出剤としては、たとえば塩化リチウ
ム、臭化リチウム、沃化リチウム、塩化カリウムなどが
挙げられる。使用量は一ノースルホン酸エステル誘導体
rIb) 1モルに対し、/−jモルである。
反応は、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
、ジメチルスルホキシドなどの非プロトン性溶媒中、o
−1oo℃で行い、反応時間はθ、、t−20時間程度
である。
(A)〜CD)の方法で得られるコルチコイドlりα−
ハロゲン化アルキルカルボン酸エステル誘導体(I)は
、再結晶等により精製することができる。
(発明の効果) 不発明のコルチコイド/7α−ハロゲン化アルキルカル
ボン酸エステル誘導体(I)は後述するとおり局所抗炎
症剤用が強く、かつ全身性副作用が弱い抗炎症剤、特に
局所抗炎症剤として極めて二汀用である。
(実施例) 以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが
、本発明はその要旨2趙えない限り。
これらθ)実施例に限定されるものではない。
実施例/  /’lα−(lI−クロロブチリルオキシ
)−9α−フルオロ−/lβずコア。
−ジヒドロキシ−/Aβ−メチルプレ グナー/、ll−ジエン−,3,jO−ジオン9α−フ
ルオロ−1/β、/7αヅコ/−)リヒドロキシーノ6
β−メチルプレグナ−/、4(−ジエン−3,:10−
ジオン/、Oyにテトラヒドロフラン/−ml、p′−
)ルエンスルホン酸θ、oコIおよびオルトグークロロ
酪酸トリメチル/、l’7gを加え、室温で/J時間攪
拌した。
得られた反応iv重曹を含む氷水中に注ぎ。
酢酸エチルで抽出し、水洗後乾燥する。溶媒を留去して
得た残渣をシリカゲルを用いたクロマトグラフィ(ベン
ゼン:酢酸エチル−=ll:/)によす精製し、?α−
フルオロー/Aβ−メチル−7,グープレグナジェン−
//β、/7α。
コノ−トリオ−ルー3.:10−ジオン17α。
−ノーメチルオルトクークロロブチレート1、コアgを
得た。融点13θ−/ as℃r分解フ分解−9αオロ
−/Aβ−メチルー1llI−プレグナジェン−1/β
、Itα、:L/−)リオールー3.so−ジオンノア
α、21−メチルオルトl−りロロブチレー)/、、2
.!9にメタノールSθml、酢酸エチル10m1およ
び01−g%塩化アルミニウム水溶液ユ、 / mlを
加え、室温で3時間反応させて一晩放置した。
反応液を飽和食塩水に注ぎ、酢酸エチルで抽出俵、乾燥
した。溶媒を留去して得られたt、 、7 s g ノ
1a定形固体Y酢酸エチルーn−ヘキサンで晶析し、1
7α−(ll−クロロブチリルオキシ)−9α−フルオ
ロ−//βlλ/−ジヒドロキシ−/Aβ−メチルプレ
グナー/、9−ジエン−、’?、20−ジオンt、tl
fJを得た。や声/Aj−IAg℃ 実施例コ :ll−クロロ−Iりα−(lI−クロロブ
チリルオキシノ−9α−フルオロ −ツノβ−ヒトヒドロキシ−/Aβ− メチルプレグナ−7、クージエン−3,:10−ジオン 実施例1で得た/7α−(lI−−クロロブチリルオキ
シJ−9α−フルオロ−//β、2i−ジヒドロキシー
16β−メチルプレグナ−/、lI−ジエン−J、J、
0−ジオン/A、!;Of/に塩化メチレン、? o 
o mlおよびトリエチルアミン3り、7ml Y加え
、氷冷下、更にメタンスルホニルクロライド3.gI、
mlを滴下して−411,を分間攪拌した。
反応my塩酸を含んだ氷水中に注ぎ、塩化メチレン層を
よく洗浄し1分液する。有機層を更に炭酸水素す) I
Jウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、乾燥する。
溶媒乞留去して、/A、グggのlりα−(グ一りロロ
プチリルオΦシ)−9α−フルオロ−1lβ−ヒドロキ
シ−J/−メタンスルホニルオキシ−16β−メチルプ
レグナ−/、lI−ジエン−3,−〇−ジオンな無定形
固体として得た。
17α−(4’−10ロブチリルオキシ)−9α−フル
オロ−//β−ヒドロキシー2/−メタンスルホニルオ
キシ−/6β−メチルプレグナー/、ダージエンー3.
20−ジオン/6.りgIにジメチルホルムアミトコ1
Oynlおよび塩化リチウム7.0119’l(加え、
90℃で5時間攪拌した。
反応液を冷却後、酢酸エチル!r00rnlを加え。
水でよく洗浄し、乾燥する。溶媒を留去して得ロロブチ
リルオキシ)−9α−フルオロ−/Iβ−ヒドロキシー
16β−メチルプレグナ−/、9−ジエン−3,コO−
ジオンA、gtf/を得た。
融点 19!;−19’1℃ 実施例3  /7α−(l−クロ口プチリルオキシ)−
9α−フルオロ−//β−ヒド ロキシー7乙β−メチル−、Iノープロピオニルオキシ
プレグナ−/、l−ジエン−3,、IO−ジオン 実施例1で得た17α−(グークロロブチリルオキシ)
−9α〜フルオロ−//β−ヒドロキシー16β−メチ
ルプレグナ−!、ゲタ−エンー3.コ0−ジオンO1り
ggに塩化メチレンl。
miおよびトリエチルアミンθ、5qrnly7カ目え
、水冷下更にプロピオン酸クロリド0.2m1q7’K
I工。
IO分後室温に戻し、更にq時間攪拌した。
反応液に塩化メチレンqomet7加え、−N−塩酸、
飽和炭酸水素す) IJウム、飽和食塩水で洗浄し乾燥
する。
溶媒を留去して得た残渣tシリカゲルを用いたクロマト
グラフィ(ベンゼン:酢酸エチル=り:l)で精製し、
o、lIqgのlりα−(グークロロブチリルオキシノ
−9α−フルオロ−1/β−ヒドロキシ−16β−メチ
ルーフl−プロピオニルオキシプレグナ−/、9−ジエ
ン−3,2θ−ジオン乞無定形固体として得た。
実11q コン−クロロ−/7α−(グークロロブチリ
ルオキシ)−9α−フルオロ −lノβ−ヒドロキシ−/Aβ−メチ ルプレグナ−7,クージエン−3,A、 、2θ−トリ
オン 9α−フルオロ−/lβ、17α、コ/−)ジヒドロキ
シ−16β−メチルプレグナ−/、9−ジエン−J、 
A、−〇−トジオンθ、bggにテトラヒドロフラン/
!;ml、p−)ルエンスルホン酸o、oqgおよびオ
ルトl−クロロ酪酸トリメチルo、q:1gy加え、室
温で/、3時間攪拌した。
得られた反応液を重曹を含んだ氷水に注ぎ酢酸エチルで
抽出し、飽和食塩水で洗浄後、乾燥する8 溶媒を留去して得た残直なシリカゲルケ用いたクロマト
グラフィ(ベンゼン:酢酸エチル=4” ’ ) テ’
fcfllDし、9α−フルオロ−16β−メチル−/
、4−プレグナジェン−1/β、/?α。
λ/−)リオールー3,6.−〇−)ジオンlりα。
コン−メチルオルトt−りcJOブチレートθ、1gg
を得た。融点/、tA〜166″(分解)9α−フルオ
ロ−16β−メチル−/、ll−プレグナジェン−//
βl 17α、:1t−)リオール−3.乙、20−)
リオールlりα、コl−メチルオルトダーりロロブチレ
ートθ、yg9にメタノール30m/、酢酸エチル11
m1.および0.Jざ優−塩化アルミニウム水溶液0.
gmlを加え、室温で3゛時間攪拌した。
反応gン飽和食塩水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、乾燥
する。
溶媒を留去すると/7α−(クークロ口プチリルオキシ
ノ−デα−フルオロ−l)β、21−ジヒドロキシー7
6β−メチルプレグナ−1、クージエン−3,鶴コ0−
トリオンQ、lIg9を得た。 随意194−一00℃ 17α−(グークロロブチリルオキシ)−9α−フルオ
ロ−7/βIユl−ジヒドロキシ−/Aβ−メチルプレ
グナー/、41−ジエン−31A、2(7−)ジオンo
、qggに塩化メチレン、20mlおよびトリエチルア
ミンθ、、34m1を加え、水冷下更にメタンスルホン
酸クロライドθ、Oqjmlを加えた。反応液は室温で
30分撹拌した後、/N−塩酸、飽和炭酸水素す) I
Jウム水溶液。
飽和食塩水で洗浄後、乾燥する。
溶媒を留去すると0.に2flの17α−(タークロロ
ブチリルオキシ)−9α−フルオロ−/lβ−ヒドロキ
シーーl−メタンスルホニルオキシ−16β−メチルプ
レグナ−/、lI−ジエン−3,6,−〇−)ジオンを
無定形固体として得た。
lりα−(弘−クロロブチリルオキシ)−タα−フルオ
ローノlβ−ヒドロキシ−コノ−メタンスルホニルオキ
シ−/Aβ−メチルプレグナー/、41−ジエン−3,
6,−〇−)ジオンO,Sコgにジメチルホルムアミド
ざdおよび塩化リチウム0.−tgを加えgO℃で7時
間攪拌した。
減圧下溶媒を留去し、塩化メチン/を加え、水でよく洗
浄後、“乾燥する。
塩化メチレンン留去すると0.1749の残渣が得られ
、こflをシリカゲルを用いたクロマトグラフィ(ベン
ゼン:酢酸エチル−11:/)により精製し−C’/−
クロローlりα−(U−クロロブチリルオキシ)−9α
−フルオロ−//β−ヒドロキシー/Aβ−メチルプレ
グナ−/、4Z −ジエン−3,A、、20−トリオン
0.3.2gを得た。
酢酸エチル−n−ヘキサンより再結晶′fろ。
融点 ココ0−ココyo(分解) 実施例s  ユノークロロー17α−(q−クロ口プチ
リルオキシノ−デα−フルオロ ー//β−ヒドロキシ−/Aα−メチ ルプレグナー/、+−ジエン−3,−〇−ジオン 9α−フルオロ−1/β、lりα、、2/−)リヒドロ
キシー16α−メチルプレグナ−/、4(−ジエン−3
,:)、0−ジオン/、l1gKテトラヒドロ7ラン/
jtm14−)ルエンスルホン酸0.03gおよびオル
)+−クロロ酪酸トリメチル7.3gを加え、室温でS
時間反応後、−晩装置した。
反応液ケ重曹を含む氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、
飽和食塩水で洗浄後、乾燥する。
溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルを用いたクロマト
グラフィ(ベンゼン:酢酸エチルーク二7)により精表
し、qα−フルオロ−/6α−メチルー/、lI−プレ
グナジェン−/lβ。
/りα、コ/−)リカールー3.コ0−ジオン17αl
 21−メチルオルトq−りクロブチレート1.グ3I
を結晶として得た。
9α−フルオロ−16α−メチル−/、lI−プレグナ
ジェン−1/β、ツクα、、2/−)リオールー3.−
〇−ジオン7りα、λノーメチルオル)f−クロロブチ
レートi、e3gにメタノールbom!、酢酸エチルl
!mlおよびO,コf%−塩化アルミニウム水溶液、?
、 9 m/を加え室温で2、S時間、更に40℃で1
時間攪拌した。
反応液ヶ飽和食塩水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、乾燥
後、溶媒ビ留去すると一/、1I79のlりα−(ター
クロロブチリルオキシ)−9α−フルオロ−7/β、!
/−ジヒドロキシー16α−メチル−プレグナ−/、4
1−ジエン−3,6−ジオンが無定形固体として得られ
た。
/?α−(lI−クロロブチリルオキシ〕−タα−フル
オロ−/lβ、コl−ジヒドロキシー/Aα−メチルψ
プレグナー7.lI−ジエン−3、−〇−ジオンl、l
Iqgに塩化メチレンコOm、1およびトリエチルアミ
ン1.121nI!l加え、水冷下更にメタンスルホニ
ルクロリド0.3omlf加えた。室温で一時間攪拌後
、−晩放置し1反応9’Q / N−塩酸、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄後乾燥した。
溶媒を留去すると1.A39のlりα−(4(−クロロ
ブチリルオキシ)−9α−フルオロ−1/β=ヒドロキ
シ−21−メタンスルホニルオキシ−16α−メチルプ
レグナ−/、4i−ジエン−3,コO−ジオンが無定形
固体として得られた。
17α−(4t−クロロブチリルオキシ〕−デα−フル
オロ−//β−ヒドロキシーコl−メタンスルホニルオ
キシ−7乙α−メチルプレグナ−/、クージエン−31
コQ−ジオン/、43gにジメチルホルムアミド30r
nl、塩化リチウム0、ざざgケ加え10℃で2S時間
攪拌しt−0反応後、減圧下溶媒を留去し、塩化メチレ
ンを加え、水でよく洗浄後乾燥する。塩化メチレンを留
去すると/、、19gの残渣が得られ、これをシリカゲ
ルな用いたクロマトグラフィ(ベンゼン:酢酸エチルー
ダ;l)で精製し、2/−クロロ−1りα−(ダークa
ロブチリルオキシノ−9α−フルオロ−/lβ−ヒドロ
キシー16α−メチルプレグナ−/、lI−ジエン−3
,:1θ−ジオyo、qo9を得た。酢酸エチル−n−
ヘキサンで再結晶する。 融点2QO−コダク℃(分解
)実施例6 s t−クロロ−7りα−クロロアセトキ
シ−9α−フルオロ−/lβ−ヒ ドロキシー/Aβ−メチルtプレグナ −/、II−ジエン−3,−〇−ジオン9α−フルオロ
ーlノβ、/7α、−ツートリヒドロキシー16β−メ
チルプレグナ−7,lI−ジエン−3,コ0−ジオンコ
、θgにテトラヒドロフランtorne、p−)ルエン
スルホン酸0. /g +、;ヨヒオル) りa 口酢
酸1−リメチ71/3. II Inl tl加え、室
温でig1時間攪拌た。
反応液に酢酸エチルを加えた後、飽和炭酸水素す) I
Jウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、乾燥する。
溶媒を留去して得た残渣はシリカゲルZ用いたクロマト
グラフィ(ベンゼン:酢酸エチA/ =9:/)により
反応原料ケ除き、9α−フルオロ−16β−メチル−7
、t−プレグナジェン−//  β 、  ノ  7 
α 、j/−)  リ オ − ル − 3.J、0−
ジオンlりα9.21−メチルオルトクロロアセテート
3.−ggを得た。
9α−フルオロ−/Aβ−メチルーi、ti−7’レグ
ナシエン−//β、/?α、5l−)リオールー3,2
0−ジオンlりαl 2ノーメチルオルトクロロアセテ
ート 201nノ、エタノール’l O mlおよび0.2g
%塩化アルミニウム水溶液A d ’a?加え室温でi
g時間攪拌(また。
反1tT, fffに塩化メチレンユoomlを加え、
炭酸水素ナトリウム水溶液,飽和食塩水で塩化メチレン
層を洗浄し.乾燥する。
溶媒を留去するとlりα−クロロアセトキシ−9α−フ
ルオローノlβ,−)−ジヒドロキシ−lAβ−メチル
プレグナ−/,1.t−ジエン−J, 、2 0−ジオ
ンが得られ,これに塩化メチレン3ornlおよびトリ
エチルアミン!. 3 m/ ’Y刀口え、更に水冷下
メタンスルホニルクロライド0.!;9wLlケ加え,
1時間攪拌した。
反応g.ヲ塩酸を含んだ氷水に注ぎ、塩化メチレンで抽
出し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液。
飽和食塩水で洗浄後,乾燥する。
溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルを用いたクロマト
グラフィ(ベンゼン:酢酸エチル−左=7)で精製し,
1.!.19のlりα−クロロアセ)7キシー9α−フ
ルオロ−ツノβ−ヒドロキシ−27−メタンスルホニル
−16β−メチルプレグナ−1.lI−ジエン−3.コ
0−ジオンな無定形固体として得た。
17α−クロロアセトキシ−9α−フルオロ一/lβー
ヒドロキシーλlーメタンスルホニル−/6βーメチル
ープレグナーt,y−ジエン−3,、20−ジオン/#
.39にジメチルホルムアミドl!rmlおよび塩化リ
チウムo.sqgy7加え、90℃で3時間攪拌した。
反応液を冷却した後酢酸エチルを加え,水でよく有機層
を洗浄し.更に飽和食塩水で洗浄後乾燥する。
溶媒を留去して得た残渣tシリカゲルを用いたクロマト
グラフィ(ベンゼン:酢酸エチル=1、!;:/)で精
製し,コl−りロローlりα−クロロアセトキシ−tα
−フルオロ−/lβーヒドロキシー16β−メチルプレ
グナ−/,4f −ジエン−3.−〇ージオン0.AO
gを得た。
融点 、207〜コlO′(分解) 試験例 く万 法〉 本発明の化合物の薬理作用を明らかにするために,局所
性抗炎症試験および全身性副作用の指標である胸腺萎縮
作用試験を下記の手順に従って行った。
l)局所抗炎症試験 体重!5〜209の雄性6.(17系マウスな無作為に
1Q匹ずつの群にわける。
蒸留水に塩化ナトリウムo.q%, Tweentoo
.y%、カルボキシメチルセルロース0、!r%、ベン
ジルアルコール0.9%ヲ溶解モしくは顕濁させた液を
懸濁溶媒として使用する。
被試験化合物を懸濁溶媒:ピリジン:ジエチルエーテル
=/:’I:!;の混合液に,所定濃度溶解し.等量の
10%クロトン油含有ジエチルエーテルと混和し,これ
を塗布液とする。
市販の厚さ左闘のフェルトをり酊XVmi片に切り、瞬
間接着剤を用いリングピンセットに付Mさせる。このフ
ェルトを塗布液に浸し。
無麻酔下でマウス右耳に一定圧力でこすりつけ塗布する
、左耳は無処置とする。3時間後マウスを殺し.左右耳
を切断して重量音測定する。浮腫率として,右耳重量の
左耳に対すろ増加率(φ)を算出する。被試験化合物の
作用を、対照群で得られた値と比較して浮腫抑制率とし
て表わす。
:l)@腺萎縮作用試験 体重/2θ〜/!09の雄性ウィスター系ラットを無作
為vc[匹ずつの群にわけろ。
被試験化合物をクロトン油:綿実油:エタノール=/:
I9:10の液に所定濃度溶解し、これを注入液とする
エーテルを吸入させてラットを麻酔し、細い注射針を用
い、ラットの背部皮下組織内に空気コo mlを注入し
て卵形の空気嚢をつくる。
ただちに上記薬物溶液o、 、t 1rLeu空気嚢内
へ投与する。麻酔から覚めたラットに飼料、水を自由摂
取させて飼育する。3日後、ラットな放血致死させ、解
剖して胸腺な摘出し、その湿重量を測定する。被試験化
合物の作用を、対照群で得られた値と比較して胸腺萎縮
率として表わす。
く結 果〉 抗炎症作用、胸腺萎縮作用とも、標準物質とシテクロベ
タゾールノクープロビオネートヲ使用し、平行線検定法
を用いてクロベタゾールlクープロピオネートに対する
抗炎症活性比および胸腺萎縮活性比を算出した。
表  l 上記表lより明らかなように、本発明化合物)抗炎症活
性は、ベタメタシン17.コン−ジプロピオネートと同
程度もしくはそれ以上であり、更に抗炎症活性と副作用
の分離度〔R−抗炎症活性比/胸腺萎縮活性比)は、ク
ロベタゾール17−プロピオ不−トよりも高い。
このように1本発明の化合物は1局所抗炎症活性が強く
、かつ、副作用との分離度が高く。
皮膚炎症の治療薬として有用である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I ); ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Aは▲数式、化学式、表等があります▼または
    ▲数式、化学式、表等があります▼を表わし;Yは水素
    原子またはハロゲン原子を表わし;Bは水素原子、オキ
    ソ基あるいはα−位もしくはβ−位のハロゲン原子また
    は低級アルキル基を表わし;Zは水酸基、ハロゲン原子
    、下記式(II); −OSO_2R^2(II) (式中、R^2は炭素数1〜10のアルキル基またはハ
    ロゲン化アルキル基を表わす。)で示される基または下
    記式(III) −OCOR^3(III) (式中、R^3は炭素数1〜10のアルキル基またはハ
    ロゲン化アルキル基を表わす。)で示される基を表わし
    ;R^1は水素原子またはα−位もしくはβ−位の炭素
    数1〜10のアルキル基を表わし;nは0〜3の整数を
    表わし;Xはハロゲン原子を表わし;C_1、C_2間
    の結合は一重結合または二重結合であり;DはC_1、
    C_2間が一重結合のときは水素原子、二重結合のとき
    は水素原子またはハロゲン原子を表わす。〕で示される
    コルチコイド17α−ハロゲン化アルキルカルボン酸エ
    ステル誘導体。
  2. (2)下記一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、Aは▲数式、化学式、表等があります▼または
    ▲数式、化学式、表等があります▼を表わし;Yは水素
    原子またはハロゲン原子を表わし;Bは水素原子、オキ
    ソ基あるいはα−位もしくはβ−位のハロゲン原子また
    は低級アルキル基を表わし;R^1は水素原子またはα
    −位もしくはβ−位の炭素数1〜10のアルキル基を表
    わし;C_1、C_2間の結合は一重結合または二重結
    合であり;DはC_1、C_2が一重結合のときは水素
    原子、二重結合のときは水素原子またはハロゲン原子を
    表わす。)で示されるコルチコイド17α、21−ジオ
    ール誘導体を下記一般式(V): (R^4O)_3C(CH_2)_nCH_2X(V)
    0〜3の整数を表わし;Xはハロゲン原子を表わす。)
    で示されるオルトエステルと反応させることを特徴とす
    る下記一般式(VI):▲数式、化学式、表等があります
    ▼(VI) (式中、A、Y、B、D、R^1、R^4、nおよびX
    は一般式(IV)および(V)で定義したとおりである。 ) で示されるコルチコイド17α、21−オルトエステル
    誘導体の製法。
  3. (3)下記一般式(VI): ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、Aは▲数式、化学式、表等があります▼または
    ▲数式、化学式、表等があります▼を表わし;Yは水素
    原子またはハロゲン原子を表わし;Bは水素原子、オキ
    ソ基あるいはα−位もしくはβ−位のハロゲン原子また
    は低級アルキル基を表わし;R^1は水素原子またはα
    −位もしくはβ−位の炭素数1〜10のアルキル基を表
    わし;R^4は低級アルキル基を表わし;nは0〜3の
    整数を表わし;Xはハロゲン原子を表わし;C_1、C
    _2間の結合は一重結合または二重結合を表わし;Dは
    C_1、C_2間が一重結合のとき水素原子を表わし、
    二重結合のとき水素原子またはハロゲン原子を表わす。 )で示されるコルチコイド17α、21−オルトエステ
    ル誘導体を加水分解することを特徴とする下記一般式(
    I a) ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) (式中、A、Y、B、D、R^1、nおよびXは一般式
    (VI)で定義したとおりである。) で示されるコルチコイド17α−ハロゲン化アルキルカ
    ルボン酸エステル誘導体の製法。
  4. (4)下記一般式( I a): ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) (式中、Aは▲数式、化学式、表等があります▼または
    ▲数式、化学式、表等があります▼を表わし;Yは水素
    原子またはハロゲン原子を表わし;Bは水素原子、オキ
    ソ基あるいはα−位もしくはβ−位のハロゲン原子また
    は低級アルキル基を表わし;R^1は水素原子またはα
    −位もしくはβ−位の炭素数1〜10のアルキル基を表
    わし;nは0〜3の整数を表わし;Xはハロゲン原子を
    表わし;C_1、C_2間の結合は一重結合または二重
    結合であり;DはC_1、C_2間が一重結合のとき水
    素原子を表わし、二重結合のとき水素原子またはハロゲ
    ン原子を表わす。)で示される化合物を、下記一般式(
    IIa)または(IIb): (R^2SO_2)_2O(IIa) R^2SO_2X^1(IIb) (式中、R^2は炭素数1〜10のアルキル基またはハ
    ロゲン化アルキル基を表わし、X^1はハロゲン原子を
    表わす。)で示されるスルホン酸誘導体と反応させるこ
    とを特徴とする下記一般式( I b): ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) (式中A、Y、B、R^1、D、n、XおよびR^2は
    一般式( I a)、(IIa)および(IIb)で定義した
    とおりである。)で示されるコルチコイド 17α−ハロゲン化アルキルカルボン酸エステル誘導体
    の製法。
  5. (5)下記一般式( I a): ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) (式中、Aは▲数式、化学式、表等があります▼または
    ▲数式、化学式、表等があります▼を表わし;Yは水素
    原子またはハロゲン原子を表わし;Bは水素原子、オキ
    ソ基あるいはα−位もしくはβ−位のハロゲン原子また
    は低級アルキル基を表わし;R^1は水素原子またはα
    −位もしくはβ−位の炭素数1〜10のアルキル基を表
    わし;nは0〜3の整数を表わし;Xはハロゲン原子を
    表わし;C_1、C_2間の結合は一重結合または二重
    結合であり;DはC_1、C_2間が一重結合のとき水
    素原子を表わし、二重結合のとき水素原子またはハロゲ
    ン原子を表わす。)で示される化合物を、下記一般式(
    IIIa)または(IIIb): (R^3CO)_2O(IIIa) R^3COX^1(IIIb) (式中、R^3は炭素数1〜10のアルキル基またはハ
    ロゲン化アルキル基を表わし、X^1はハロゲン原子を
    表わす。)で示されるカルボン酸誘導体と反応させるこ
    とを特徴とする下記一般式( I c): ▲数式、化学式、表等があります▼( I c) (式中、A、Y、B、R^1、D、n、XおよびR^3
    は一般式( I a)、(IIIa)および(IIIb)で定義
    したとおりである。)で示されるコルチコイド17α−
    ハロゲン化アルキルカルボン酸エステル誘導体の製法。
  6. (6)下記一般式( I b): ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) (式中、Aは▲数式、化学式、表等があります▼または
    ▲数式、化学式、表等があります▼を表わし;Yは水素
    原子またはハロゲン原子を表わし;Bは水素原子、オキ
    ソ基あるいはα−位もしくはβ−位のハロゲン原子また
    は低級アルキル基を表わし;R^1は水素原子またはα
    −位もしくはβ−位の炭素数1〜10のアルキル基を表
    わし;nは0〜3の整数を表わし;Xはハロゲン原子を
    表わし;R^2は炭素数1〜10のアルキル基またはハ
    ロゲン化アルキル基を表わし、C_1、C_2間の結合
    は一重結合または二重結合であり;DはC_1、C_2
    間が一重結合のとき水素原子を表わし、二重結合のとき
    水素原子またはハロゲン原子を表わす。)で示される化
    合物をハロゲンイオンを放出する試薬と反応させること
    を特徴とする下記一般式( I d):▲数式、化学式、
    表等があります▼( I d) (式中、A、Y、B、R^1、D、nおよびXは一般式
    ( I b)で定義したとおりであり、X^2はハロゲン
    原子を表わす。)で示されるコルチコイド17α−ハロ
    ゲン化アルキルカルボン酸エステル誘導体の製法。
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