JPS6171890A - 排水処理方法 - Google Patents

排水処理方法

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Publication number
JPS6171890A
JPS6171890A JP19257684A JP19257684A JPS6171890A JP S6171890 A JPS6171890 A JP S6171890A JP 19257684 A JP19257684 A JP 19257684A JP 19257684 A JP19257684 A JP 19257684A JP S6171890 A JPS6171890 A JP S6171890A
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JP
Japan
Prior art keywords
cyanide
treatment
waste solution
tank
chromic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19257684A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Murase
村瀬 史朗
Tsunehiko Inaguma
稲熊 恒彦
Koji Matsuda
光司 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP19257684A priority Critical patent/JPS6171890A/ja
Publication of JPS6171890A publication Critical patent/JPS6171890A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Removal Of Specific Substances (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、排水処理方法に関し、特にメッキ工場濃厚シ
アン廃液、コークスガス脱硫廃液、コークス工場シアン
廃水等の処理に適した方法に関する。
(従来の技術) アルミニウムお工びアルミニウム合金は、耐食性付与な
どの目的のため、クロム酸廃液に二り化成処理を行なっ
ている。この場合の処理液はクロメート処理液と称し、
高耐食性を要求される場合の該処理液には、クロム、弗
素などの他シアン約2000 ppmを含有している。
この処理液の老化更新廃液は、クロム排水処理系統で廃
棄のための排水処理を行なっているが、含有シアン錯塩
の分解、吸着沈殿に、はとんど期待できない。
このため、この処理液のシアンを下水道法第12条の排
水規制値の1 ppm以下とするには、従来、第2図に
示す如く希釈倍率が2〜5千倍になる工うにしてクロム
排水処理系統にて僅かづつ排水処理を行なう方法がとら
れており、排水処理費の増大おLび排水処理期間の長期
化などの欠点がある。
なお、第2図において、1は化成槽で、クロム酸廃液が
入れられた化成処理浴であり、2は化成槽1で化成処理
されためつき部品を水によって洗浄する水洗槽、5は水
洗槽2からの廃水及びシアン含有クロム酸廃液貯槽11
からの廃液を重亜硫酸ソーダや亜硫酸ソーダ等の還元剤
に1って6価クロムを5価クロムに還元するりロム反応
槽、4はクロム反応4g3で還元した後の液を消石灰や
苛性ソーダ等の中和剤によって中和する中和槽、5は中
和反応により生成した水酸化クロムを凝集剤で沈殿させ
、上澄液と沈殿物に分けて排出するだめの凝集沈殿槽、
6は砂1過槽で、上記上澄液をフィルタ等によって残留
固形物を1遇するためのものであり、7は砂1過槽6の
21JRを廃菓放流するに先立ってpHをA整し、問題
の生じない水質にしてから下水道へ排出するためのp!
(調整槽である。また、8は例えば酸洗廃液やアルカリ
洗浄排水などの他系統からの廃液を示し、9は上記した
凝集沈殿槽5からスラッジとして排出される沈殿物を脱
水するための脱水機、10は脱水機9で脱水された沈殿
物の固まり(ケーキ)で、コンクリート固化後、問題を
生じない場所へ埋立廃棄される。なお、上記のシアン含
有クロム酸廃液貯槽11は、老化更新のために化成槽1
から排出されるt′%厚廃液を貯えて、これを次工程へ
遂次微量に排出供給する作用をなす。
(発明が解決しょうとする問題点) 本発明に、希釈によらずクロム酸廃液から含有シアン錯
塩を効果的に分解減量させることに19、工場内で発生
するシアン含有クロム酸廃液を短期間に全部、生産工場
内で廃液処理し、処理費用を低減させるべく、既設クロ
ム排水処理系統への放流に先立ち含有シアン錯塩を酸化
分解し減量させ、クロム排水処理系統での処理を容易と
する方法を提案するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、シアン含有クロム酸廃液をpH10以上に調
整し、次亜塩素酸ソーダ等の酸化剤を添加した浴を温度
60℃以上に加熱保持しシアン錯塩を分解させることを
特徴とする排水処理方法に関する。
本発明方法はシアン含有クロム酸廃液をクロム排水処理
系統への放流に先立ち前段処理として行なうものである
第1図は本発明方法の一実施態様例を示す処理系統図で
ある。
第1図においてに、第2図の従来構成と同−又ハ類似の
部分については同一の符号を付し、その説明を省略する
12にシアン分解槽でシアン含有クロム酸廃液を計量し
て受は入れ、シアン錯塩を酸化分解後、クロム反応槽3
へ遂次排出供給する。12aはシアン分解槽12内の液
を60℃以上に加熱保持するための蒸気配管、12b[
シアン分解槽12内の液t?攪拌する攪拌機、12Cは
シアン分解槽12内の液のpH値を検出するpH計であ
る。13i;jpH調整剤で、シアン分解槽12内の液
がpH10以上になるまで添加する。14は酸化剤で、
シアン分解4W12内の液に添加する。
(作 用) +11  シアン含有クロム酸廃液の一定量にまずpH
調整剤を加えpH10以上とする。
本発明において、pHを10以上のアルカリ注とするの
に、シアン錯塩を酸化分解するためであり、この分解ハ
pH≧10の条件下で急速に進行し、pH(10では反
応が緩慢だからである。
また、pH調整剤としては苛性ソーダ、水酸化カリウム
、水酸化カルシウム等があげられるが、水酸化カリウム
は苛性ソーダに比べて高価であり、水酸化カルシウムは
カルシウムのスラッジが発生して後処理に問題が生じる
九め、苛性ソーダが一般的に使用される。
(2)  上記廃液に酸化剤を澗える。
酸化剤としては次亜塩素酸ソーダ、塩素ガス、次亜塩素
酸、次亜塩素酸カルシウム等が使用される。
酸化剤の添加量は、廃液中のシアンを分解する必要な酸
化剤の理論量を考慮して、該シアン含有重量に対し7〜
10重量倍とすることが好ましい。すなわち、例えばシ
アン1ゆに対し完全に酸化分解するには、次亜塩素酸ソ
ーダ(NaC20)でt!7.15kgトすることが好
ましいのである。
(3)上記浴を60℃以上に数時間(例えば4.5時間
)以上加熱保持する。
シアンの分解効果を上げるには、加熱温度を上昇させる
のが良く、上限としてハ砿沸状態が好ましい。ま九、保
持時間は加熱温度によって異なり、高温である程短時間
で工いが、分解率の点からは5時間程度の保持時間で加
熱温度を煮沸状態まで上昇させ友方が効果的である。
なお、加熱温度が60℃以下ではシアンの分解量が少な
く、60℃を越えることにエフ分解量が多くなり、高温
となる程その分解量が多くなる。
以上にエフ含有シアン錯塩が分解される。
本発明におけるシアン錯塩としては、Naxzn(CN
) s tNalod (ON)@ 、  NaAg 
(CN)z 、  Na、 )夏i (ON)4 a 
 Na*C’u(ON)a eNaAu(ON)1 、
 tia、aQ (CNLs 、 Na3Fe (ON
)@ 、 Na4Fe (CM)@ 。
K4Fe (ON) 、等が69、これら錯塩は例えば
次式の工つな反応で酸化分解される。
6に4F@ (CM)4  + 12NaOH+ 66
H10+0l−56N111+2Fe304+12HO
OONa+24HOOOK  (1)(加熱) 2HCOONa+2NaOH+O,−+  2by3.
co3+2H,o     +2)(加熱) また、本発明においては、上記シアン錯塩の他に、遊離
シアン(NaCN 、 KON等に由来する)も含まれ
、これらも次式の反応にエリ炭酸ガスと窒素ガスに酸化
分解される。
Na0N+2NthOH4−C1@→Na0NO+2N
aCt+H,Of31次に実験例をあげて本発明の効果
全具体的に示す。
実験値の一例を第1表に示す。第1表はシアン含有量が
2000 ppmの原液を日本ペイント製アロジンナ1
20G (商品名]の201/を水溶液で得て、これを
各加熱温度に5時間保持した場合の分解処理後のシアン
残留量を示す。
第1表 分解処理後のシアン残留量 なお、上記アロジンφ1’20G(粉末)の20t7を
水溶液(すなわち2−溶液)の組成は第2表の通りであ
り、該2チ溶液を苛性ソーダでp)111に調整し、有
効塩素12%の次亜塩素酸ソーダ水溶液を上記アロジン
ナ1200の2%溶液500tに対しVatの割合で添
加し、第1表の@度に加熱した。
(発明の効果) +1.1  含有シアンが15〜150 ppmと大幅
に減量できる。
(2)  処理液のクロム排水処理系統への放流量が大
幅(約150〜15倍)に増大可能となり、ランニング
コスト、処理期間の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施態様例を示す図、第2図は
従来の方法を示す図である。 復代理人  内 1)  明 復代理人  萩 原 亮 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シアン含有クロム酸廃液をpH10以上に調整し、酸化
    剤を添加して60℃以上に加熱保持することによつて前
    記廃液中に含有しているシアン錯塩を分解することを特
    徴とする排水処理方法。
JP19257684A 1984-09-17 1984-09-17 排水処理方法 Pending JPS6171890A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0277227A (ja) * 1988-09-13 1990-03-16 Olympus Optical Co Ltd 電子内視鏡装置
WO2015029648A1 (ja) * 2013-08-27 2015-03-05 栗田工業株式会社 鉄シアノ錯体を含む低濃度シアン含有水の処理方法
CN109279715A (zh) * 2018-11-27 2019-01-29 安徽省绿巨人环境技术有限公司 一种高浓度洗煤气废水高效处理系统

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