JPS6168356A - 熱可塑性樹脂と赤泥との混合物 - Google Patents
熱可塑性樹脂と赤泥との混合物Info
- Publication number
- JPS6168356A JPS6168356A JP59188859A JP18885984A JPS6168356A JP S6168356 A JPS6168356 A JP S6168356A JP 59188859 A JP59188859 A JP 59188859A JP 18885984 A JP18885984 A JP 18885984A JP S6168356 A JPS6168356 A JP S6168356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- red mud
- thermoplastic resin
- mixture
- properties
- thermoplastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/04—Waste materials; Refuse
- C04B18/0409—Waste from the purification of bauxite, e.g. red mud
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は建築用材料、特に床材などとして用いられる
熱可塑性樹脂と赤泥どの混合物に関するものである。
熱可塑性樹脂と赤泥どの混合物に関するものである。
(ロ) 従来の技術
ボーキサイトからアルミナを精練する際、特にバイヤー
法によって精IIt!ljる場合には、ボーキサイ]−
1に対し、精練されるアルミナはおよそその1/4(重
量比)程度であり、残りの部分は赤泥と称し産業廃棄物
として捨てられ、主に埋立てなど海洋投棄されていた。
法によって精IIt!ljる場合には、ボーキサイ]−
1に対し、精練されるアルミナはおよそその1/4(重
量比)程度であり、残りの部分は赤泥と称し産業廃棄物
として捨てられ、主に埋立てなど海洋投棄されていた。
しかし、近時、環境問題や漁業権などの問題がからみ、
廃棄物として尚洋役東することもままならず、その処置
に苦慮していた。
廃棄物として尚洋役東することもままならず、その処置
に苦慮していた。
(ハ) 発明が解決しようとする181題点前記したよ
うに、従来、アルミナ精練過程で生ずる赤泥が、産業廃
棄物として海洋投棄されるなど、どららかといえばやっ
かいもの扱いされてJ3す、本願発明者らは、この赤泥
を資源として有効活用する道を探し求めていた。
うに、従来、アルミナ精練過程で生ずる赤泥が、産業廃
棄物として海洋投棄されるなど、どららかといえばやっ
かいもの扱いされてJ3す、本願発明者らは、この赤泥
を資源として有効活用する道を探し求めていた。
なあ、赤泥の主成分は、酸化鉄、アルミナ、けい酸、酸
化チタン、ソーダなどで、不燃性であり、また多債に含
まれる酸化鉄によりその色は赤褐色(れんが色)をして
おり、さらにその粒度分布は500μ以下でしかもその
内250μ以下のものが50%以上を占めている。
化チタン、ソーダなどで、不燃性であり、また多債に含
まれる酸化鉄によりその色は赤褐色(れんが色)をして
おり、さらにその粒度分布は500μ以下でしかもその
内250μ以下のものが50%以上を占めている。
本願は、上述したような赤泥の持つ特性と、すでによく
知られた熱可塑性樹脂の特性に首目し、この両者を適度
の割合で混合して新しい建築材料、特に床材などの成形
に適した熱可塑性樹脂と赤泥との混合物を提供すること
を目的とするものである。
知られた熱可塑性樹脂の特性に首目し、この両者を適度
の割合で混合して新しい建築材料、特に床材などの成形
に適した熱可塑性樹脂と赤泥との混合物を提供すること
を目的とするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
上述した目的を達成するため、本願による熱可塑性樹脂
ど赤泥との混合物の構成は、重G)比において、赤泥の
最大含有率を70%とし、残余の部分を熱可塑性樹脂と
した。
ど赤泥との混合物の構成は、重G)比において、赤泥の
最大含有率を70%とし、残余の部分を熱可塑性樹脂と
した。
(ボ) 作用
本願による熱可塑性樹脂と赤泥との混合物は、熱可塑性
樹脂が粘結剤としての役割を担い、一方赤泥が無機質の
フィラー及び顔料としての役割を担い、両者の特性を生
かし、以下に述べる数々の効果を発揮することができた
。
樹脂が粘結剤としての役割を担い、一方赤泥が無機質の
フィラー及び顔料としての役割を担い、両者の特性を生
かし、以下に述べる数々の効果を発揮することができた
。
(ト) 発明の効果
本願による熱可塑性樹脂と赤泥との混合物は、次のよう
な効果を上げることができる。
な効果を上げることができる。
すなわち、混合物自体が熱可塑性の性質を保持している
ので、加熱することにより可塑化し、成形性が容易とな
るので種々な形状の成形品を得ることができる。
ので、加熱することにより可塑化し、成形性が容易とな
るので種々な形状の成形品を得ることができる。
また赤泥の特性である粒度分布が小さいことと、−熱可
塑性樹脂の可塑化による流動特性とが生かさ枕、複雑な
成形加工ができ、はとんどプラスチックの加工と同様の
加工手段、例えば射出成形加工、押出し成形加工、ロー
ル成形加工などの成形加工が可能である。
塑性樹脂の可塑化による流動特性とが生かさ枕、複雑な
成形加工ができ、はとんどプラスチックの加工と同様の
加工手段、例えば射出成形加工、押出し成形加工、ロー
ル成形加工などの成形加工が可能である。
また赤泥の持つ赤褐色がそのまま顔料としての役割を果
し、床材などに成形した場合はその色彩、光沢、質感は
優れたものであり、商品価値を高める要素となる。
し、床材などに成形した場合はその色彩、光沢、質感は
優れたものであり、商品価値を高める要素となる。
また赤泥そのものは不燃性であるので、成形された製品
も難燃性の特性を示し、建築資材に適している。
も難燃性の特性を示し、建築資材に適している。
また実験例として熱可塑性樹脂にポリスチレンを用いた
成形品の硬度を測定すると、赤泥50%含有のものでH
V、14.2、赤泥60%含有のものでl−1V、19
.9という値を示し、これは従来の塩化ビニールに無機
質フィラーを添加して成形された塩化ビニール系床材の
持つ硬度HV、8〜12に比べてかなり高い値であり、
このことは引張り強さ、耐摩耗特性も優れたものである
ことを示すもので、従って床材として用いた場合、従来
の塩化ビニール系床材に比較して表面に傷かつきにくか
ったり、野分が良いといった効果をもだらす。
成形品の硬度を測定すると、赤泥50%含有のものでH
V、14.2、赤泥60%含有のものでl−1V、19
.9という値を示し、これは従来の塩化ビニールに無機
質フィラーを添加して成形された塩化ビニール系床材の
持つ硬度HV、8〜12に比べてかなり高い値であり、
このことは引張り強さ、耐摩耗特性も優れたものである
ことを示すもので、従って床材として用いた場合、従来
の塩化ビニール系床材に比較して表面に傷かつきにくか
ったり、野分が良いといった効果をもだらす。
また床材に成形した場合、赤泥が成形品の表面に適度の
粗度を与え、滑りにくいといった効果ももたらす。
粗度を与え、滑りにくいといった効果ももたらす。
以上述べた効果はむしろ熱可塑性樹脂と赤泥との混合物
の特性といえるもので、それよりも従来産業廃棄物とし
てやっかいもの扱いされ、その処買に苦慮していた赤泥
を資源として有効活用する道を開いたことが最大の効果
といえる。更に床材における比較においても、従来製品
に比べてそのコストを著るしく低減ツることができた。
の特性といえるもので、それよりも従来産業廃棄物とし
てやっかいもの扱いされ、その処買に苦慮していた赤泥
を資源として有効活用する道を開いたことが最大の効果
といえる。更に床材における比較においても、従来製品
に比べてそのコストを著るしく低減ツることができた。
なお本願では赤泥の含有率を最高70%と規定したが、
これは各種の成形テストを繰り返し打つた結果決めたも
のであり、すなわち赤泥の含有率が70%を越えると著
しく成形性が低下し、はとんど熱可塑成形が不可能とな
るためである。
これは各種の成形テストを繰り返し打つた結果決めたも
のであり、すなわち赤泥の含有率が70%を越えると著
しく成形性が低下し、はとんど熱可塑成形が不可能とな
るためである。
また理想的な赤泥の含有率は40〜60%であり、30
%未満になると赤泥の特性がほとんど失われる。すなわ
ち色彩的にも美観が失われ、硬度も低下し、耐摩耗特性
も低下する。
%未満になると赤泥の特性がほとんど失われる。すなわ
ち色彩的にも美観が失われ、硬度も低下し、耐摩耗特性
も低下する。
特許出願人 株式会社 日本製鋼所代表者 舘
野万吉
野万吉
Claims (1)
- 重量比において、赤泥の最大含有率を70%とし、残余
の部分を熱可塑性樹脂となした、熱可塑性樹脂と赤泥と
の混合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59188859A JPS6168356A (ja) | 1984-09-11 | 1984-09-11 | 熱可塑性樹脂と赤泥との混合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59188859A JPS6168356A (ja) | 1984-09-11 | 1984-09-11 | 熱可塑性樹脂と赤泥との混合物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6168356A true JPS6168356A (ja) | 1986-04-08 |
Family
ID=16231104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59188859A Pending JPS6168356A (ja) | 1984-09-11 | 1984-09-11 | 熱可塑性樹脂と赤泥との混合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6168356A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014518902A (ja) * | 2011-03-23 | 2014-08-07 | フルオシュミ フランクフルト ゲーエムベーハー | 防炎剤 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4932905A (ja) * | 1972-07-21 | 1974-03-26 | ||
JPS5150323A (en) * | 1974-10-29 | 1976-05-01 | Japan Exlan Co Ltd | Seikeibutsuno seizoho |
-
1984
- 1984-09-11 JP JP59188859A patent/JPS6168356A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4932905A (ja) * | 1972-07-21 | 1974-03-26 | ||
JPS5150323A (en) * | 1974-10-29 | 1976-05-01 | Japan Exlan Co Ltd | Seikeibutsuno seizoho |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014518902A (ja) * | 2011-03-23 | 2014-08-07 | フルオシュミ フランクフルト ゲーエムベーハー | 防炎剤 |
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