JPS6172059A - 熱可塑性樹脂とフライアツシユとの混合物 - Google Patents
熱可塑性樹脂とフライアツシユとの混合物Info
- Publication number
- JPS6172059A JPS6172059A JP19404484A JP19404484A JPS6172059A JP S6172059 A JPS6172059 A JP S6172059A JP 19404484 A JP19404484 A JP 19404484A JP 19404484 A JP19404484 A JP 19404484A JP S6172059 A JPS6172059 A JP S6172059A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fly ash
- thermoplastic resin
- mixture
- mixing
- hardness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は建築用材料、特に床材などとして用いられる
熱可塑性樹脂とフライアッシュとの混合物に関づるもの
である。
熱可塑性樹脂とフライアッシュとの混合物に関づるもの
である。
(ロ) 従来の技術
6炭を火力発電所などで燃焼させると、およそその17
%(重量比)の灰分が残る。近時、火力発電所などでは
、微粉炭燃焼方式が主流となり、灰分の内70〜85%
(重量比)がフライアッシュとして生成される。
%(重量比)の灰分が残る。近時、火力発電所などでは
、微粉炭燃焼方式が主流となり、灰分の内70〜85%
(重量比)がフライアッシュとして生成される。
このフライアッシュの国内1.成eは年間で175〜2
10万トンと+11定され、その内J3よそ30%がモ
ルタルやコンクリートの混和材として有効利用されてい
るに過ぎず、70%あまりは廃棄物として捨てられ、主
に埋立てなど海洋投棄されていた。
10万トンと+11定され、その内J3よそ30%がモ
ルタルやコンクリートの混和材として有効利用されてい
るに過ぎず、70%あまりは廃棄物として捨てられ、主
に埋立てなど海洋投棄されていた。
しかし、近時、環境問題や漁業権などの問題がからみ、
廃棄物として海洋投棄することもままならず、その処置
に苦慮していた。
廃棄物として海洋投棄することもままならず、その処置
に苦慮していた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点前記したように
、従来、火力発電所などで生成するフライアッシュの大
部分が廃棄物として海洋投棄されるなど、どちらかとい
えばやっかいもの扱いされており、本願発明者らは、こ
のフライアッシュを資源として有効活用する道を探し求
めていた。
、従来、火力発電所などで生成するフライアッシュの大
部分が廃棄物として海洋投棄されるなど、どちらかとい
えばやっかいもの扱いされており、本願発明者らは、こ
のフライアッシュを資源として有効活用する道を探し求
めていた。
なお、フライアッシュの主成分は、けい酸、アルミナ、
酸化鉄、石灰などで、不燃f[の球状微粒粉であり、粒
麿分子ljは150μ以下のものが99%を占めている
。
酸化鉄、石灰などで、不燃f[の球状微粒粉であり、粒
麿分子ljは150μ以下のものが99%を占めている
。
本願は、上述したようなフライアッシュの持つ特性と、
すでによく知られた熱可塑性樹脂の待慴に6目し、この
両者を適度の割合で混合して新しい建築材料、特に床材
などの成形に適した熱可塑性樹脂とフライアッシュどの
混合物を提供φることを目的とするものである。
すでによく知られた熱可塑性樹脂の待慴に6目し、この
両者を適度の割合で混合して新しい建築材料、特に床材
などの成形に適した熱可塑性樹脂とフライアッシュどの
混合物を提供φることを目的とするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
上述した目的を達成4“るため1本願による熱可塑性樹
脂どフライアッシュとの混合物のti4成は、小吊比に
、15いて、フライアッシュの最大含有率を70%とし
、残余の部分を熱可塑性樹脂とした。
脂どフライアッシュとの混合物のti4成は、小吊比に
、15いて、フライアッシュの最大含有率を70%とし
、残余の部分を熱可塑性樹脂とした。
(ボ) 作用
本願による熱可塑性樹脂とフライ7ツシユとの混合1力
は、熱可塑性樹脂が粘結剤としてのya x*+を11
い、一方フライアッシュが無機質のフィラー及び顔料と
しての役割を担い、両者の特性を生かし、以下に述べる
敗々の効果を発揮す°ることができた。
は、熱可塑性樹脂が粘結剤としてのya x*+を11
い、一方フライアッシュが無機質のフィラー及び顔料と
しての役割を担い、両者の特性を生かし、以下に述べる
敗々の効果を発揮す°ることができた。
(1・) 発明の効果
本願による熱可塑性任(脂とフライアッシュとの混合物
は、次のような効果を上げることができる。
は、次のような効果を上げることができる。
すなわら、混合物自体が熱可塑性の性71を保持しCい
るので、t)+1熱することにより可塑化し、成形が容
易となるので種々な形状の成形品を召ることができる。
るので、t)+1熱することにより可塑化し、成形が容
易となるので種々な形状の成形品を召ることができる。
またフライアッシュの特f1である球状微粒粉で粒度分
布か小さいことと、熱可塑性樹脂の可塑化による流動1
!1性とが生かされ、複雑な成形加工ができ、【Jとん
どプラスチックの加工法と同様の加工手段、例えば射出
成形加工、押出し成形加工、ロール成形加工などの成形
加りが可能ぐある。
布か小さいことと、熱可塑性樹脂の可塑化による流動1
!1性とが生かされ、複雑な成形加工ができ、【Jとん
どプラスチックの加工法と同様の加工手段、例えば射出
成形加工、押出し成形加工、ロール成形加工などの成形
加りが可能ぐある。
ま1.:フライアッシュそのものは不燃性であるので、
成形された製品ち難燃性の特性を示し、建築資材に適し
Cいる。
成形された製品ち難燃性の特性を示し、建築資材に適し
Cいる。
また実験例として熱可塑性樹脂にポリスチレンを用いた
成形品の硬度を測定すると、フライアッシュ50%含有
のものでトIV、14.2、フライアッシJ、 60%
含有のものでHV、19.9という値を示し、これは従
来の塩化ビニールに無1茂質フイラーを添加して成形さ
れた3g化ビニール系床材の持つ硬11UHV、8〜1
2に比べてかなり高い値であり、このことは引張り強さ
、耐摩耗特性も優れたものであることを示すもので、従
って床(オとして用いた場合、従来の塩化ビニール系床
材に比較して表面に閣がつきにくかったり、スI命が長
いといった効果をbたらす・ またフライアッシュは濶い灰色をしてJ3す、これがそ
のまま顔料としての役割を果し、床材<rとに成形した
場合G3Lその色彩、光沢、質感は天然石に似て千但硯
のある優れたものであり、商品1i11i 1Lrを高
める要素となる。
成形品の硬度を測定すると、フライアッシュ50%含有
のものでトIV、14.2、フライアッシJ、 60%
含有のものでHV、19.9という値を示し、これは従
来の塩化ビニールに無1茂質フイラーを添加して成形さ
れた3g化ビニール系床材の持つ硬11UHV、8〜1
2に比べてかなり高い値であり、このことは引張り強さ
、耐摩耗特性も優れたものであることを示すもので、従
って床(オとして用いた場合、従来の塩化ビニール系床
材に比較して表面に閣がつきにくかったり、スI命が長
いといった効果をbたらす・ またフライアッシュは濶い灰色をしてJ3す、これがそ
のまま顔料としての役割を果し、床材<rとに成形した
場合G3Lその色彩、光沢、質感は天然石に似て千但硯
のある優れたものであり、商品1i11i 1Lrを高
める要素となる。
また床材に成形した場合、フライアッシュの持つ1!r
性である球状微粒粉が成形品の表面に適度の粗度を与え
、滑りにくいといった効果もbたらす。
性である球状微粒粉が成形品の表面に適度の粗度を与え
、滑りにくいといった効果もbたらす。
以上述べた効果はむしろ熱可塑性1と1脂とフライアッ
シュとの混合物の特性といえるもので、それよりも従来
フライアッシュの大部分が廃棄物としてα分され、どら
らかといえばやつがいもの1及いされていたのを、資源
として有効活用り”る通を開いたことが最大の効果とい
える。史に床材における比較においても、従来製品に比
べてそのコストを茗るしく低減することがでさ゛た。
シュとの混合物の特性といえるもので、それよりも従来
フライアッシュの大部分が廃棄物としてα分され、どら
らかといえばやつがいもの1及いされていたのを、資源
として有効活用り”る通を開いたことが最大の効果とい
える。史に床材における比較においても、従来製品に比
べてそのコストを茗るしく低減することがでさ゛た。
イ【お本願でLLフライアツシIの含有率を最高7O%
と規定したが、これは各種の成形テストを繰り返し行っ
た結宋決めたものであり、すど1わらフライアッシュの
含有率が70%を越えると茗しく成形性が低下し、はと
んど熱可塑成形が不可能となるためである。
と規定したが、これは各種の成形テストを繰り返し行っ
た結宋決めたものであり、すど1わらフライアッシュの
含有率が70%を越えると茗しく成形性が低下し、はと
んど熱可塑成形が不可能となるためである。
また理想的なフライアッシュの含有率は40〜60%で
必り、30%未満になるとフライアッシュの特性がほと
んど失われる6!J″なわち色彩的にも美観が失われ、
硬度も低下し、耐摩耗特性も低下する。
必り、30%未満になるとフライアッシュの特性がほと
んど失われる6!J″なわち色彩的にも美観が失われ、
硬度も低下し、耐摩耗特性も低下する。
特訂出願人 株式会社 日本製鋼所代表者 舘
野万古
野万古
Claims (1)
- 重量比において、フライアッシュの最大含有率を70%
とし、残余の部分を熱可塑性樹脂となした、熱可塑性樹
脂とフライアッシュとの混合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19404484A JPS6172059A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 熱可塑性樹脂とフライアツシユとの混合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19404484A JPS6172059A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 熱可塑性樹脂とフライアツシユとの混合物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6172059A true JPS6172059A (ja) | 1986-04-14 |
Family
ID=16318002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19404484A Pending JPS6172059A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 熱可塑性樹脂とフライアツシユとの混合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6172059A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05294695A (ja) * | 1992-04-21 | 1993-11-09 | Morikawa Sangyo Kk | 成型体及びその製造方法 |
WO1999007531A1 (de) * | 1997-08-04 | 1999-02-18 | Huml Jiri | Verfahren zur verarbeitung von textilabfall mit einem thermoplastfaseranteil |
JP2007077335A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 金属メッキ用樹脂組成物、導電性部材及び導電性部材の製造方法 |
WO2010140908A3 (de) * | 2009-06-03 | 2011-03-17 | Moszczanski Janusz | Verfahren und anlage zum herstellen von verbundwerkstoffen aus abfällen thermoplastischer kunststoffe |
JP2012517510A (ja) * | 2009-02-13 | 2012-08-02 | 章建華 | 環境保護型セラミックス・プラスチック複合材料処方及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-09-18 JP JP19404484A patent/JPS6172059A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05294695A (ja) * | 1992-04-21 | 1993-11-09 | Morikawa Sangyo Kk | 成型体及びその製造方法 |
WO1999007531A1 (de) * | 1997-08-04 | 1999-02-18 | Huml Jiri | Verfahren zur verarbeitung von textilabfall mit einem thermoplastfaseranteil |
JP2007077335A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 金属メッキ用樹脂組成物、導電性部材及び導電性部材の製造方法 |
JP2012517510A (ja) * | 2009-02-13 | 2012-08-02 | 章建華 | 環境保護型セラミックス・プラスチック複合材料処方及びその製造方法 |
WO2010140908A3 (de) * | 2009-06-03 | 2011-03-17 | Moszczanski Janusz | Verfahren und anlage zum herstellen von verbundwerkstoffen aus abfällen thermoplastischer kunststoffe |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
MXPA02005597A (es) | Revestimientos resistentes a la abrasion. | |
MX2009011890A (es) | Composiciones de concreto durables. | |
US3719512A (en) | Brick composition | |
WO2006020724A3 (en) | Retentive concrete material | |
JPS6172059A (ja) | 熱可塑性樹脂とフライアツシユとの混合物 | |
US2993799A (en) | Plastic containing composition and the process of making the same | |
CN103772966A (zh) | 微硅粉增强尼龙材料及其制备方法 | |
JPS61178085A (ja) | 熱硬化性樹脂とフライアツシユとの混合物 | |
CN106587760B (zh) | 一种防水防腐蚀彩色预拌砂浆 | |
GB2451440A (en) | Building cladding material comprising crushed whelk shells | |
GB2300417A (en) | Composite material containing cellulosic component and inorganic binder | |
US1867180A (en) | Cementitious composition and method of making same | |
CA2932592A1 (en) | Synthetic aggregate and method of manufacturing same | |
CN109400025B (zh) | 一种建筑外墙防水砂浆及其制备方法 | |
CN106832677A (zh) | 一种超仿木质感pvc发泡板材 | |
US662643A (en) | Wall-plaster and cement for brickwork. | |
US1140559A (en) | Artificial stone. | |
JPS6168356A (ja) | 熱可塑性樹脂と赤泥との混合物 | |
JPH0446044A (ja) | 建築物の壁塗り混和材 | |
US1446238A (en) | Brick | |
Khristoforova et al. | Modeling the properties of lightweight polymer concrete produced from polyvinyl chloride and combined heat and power plant waste | |
US241281A (en) | William h | |
KR850000271B1 (ko) | 인조 석판재의 조성물 | |
US1014995A (en) | Cement material. | |
JPH0446041A (ja) | 建築物の壁塗り混和材 |