JPS6168085A - ミシンの糸払い装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ミシンの糸払い装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来この種の装置として第４図に示すものがめった。図
において、１はミシンの糸払いソレノイド、２は糸払い
解除スイッチ、３はフライホイルダイオード、４は糸払
いソレノイド駆動用トランジスタ、５はマイコン制御装
置でるる。

次に第４図の動作について説明する。まず、図の糸払い
解除スイッチ２は通常ＯＮ状態で作業を行つものとし、
その動作内容は第５図に示すフローチャートに従って処
理される。すなわち、ステップ２においてミシンの縫糸
切断機構（図示せず）による糸切り動作か否かをマイコ
ン制御装置５で判断し、糸切り動作であるならばステッ
プ５の糸切り処理、およびステップ６による切断された
縫糸の針側縫糸を被縫糸製物の上面に引出す糸払い機構
（図示せず）による糸払い処理を実行する。

制御の様子は、第６図に示すタイミングチャートにより
説明する。まずミシンの回転数人が２００゜ｒｐｍから
糸切り回転数（２００ｒｐｍ　）に下がり針下位置信号
Ｅが来ると、糸切り動作Ｂに入りミシンの針が上位置信
号Ｆに同期して糸切り動作Ｂを完了すると、ブレーキ動
作Ｃに移り、同時に糸払いソレノイドＤが７時間だけ動
作し、縫製作業を完了する。ただし、第４図の糸払い解
除スイッチ２がＯＦＦ状態の時でも、糸切り作業の作業
能率は上記と同一である。すなわち、糸払い動作を実行
しない時も、糸払い動作時間Ｔだけ経過後縫製作業を完
了する。また、糸払いが不要な用途のときには、第４図
の糸払い解除スイッチ２をＯＦＦ状１！ＩＩＫするが、
ミシンの動作としては、あたかも糸払いが動作したと同
じように作用し、糸払い時間Ｔを経過した後縫製作業を
完了する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のミシンの糸払い装置は上記のように構成されてい
九ので糸払い解除スイッチ２がＯＦＦ状態でも、ミシン
の動作としては、糸払い解除スイッチ２がＯＮ状態と変
らず、作業能率の改善には全く寄与しないという問題点
があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、糸払い解除スイッチの作用を変更することによジ
、糸払いソレノイドが不必要の時にはタイミングチャー
トにおける糸払い時間Ｔを削除し、糸切り動作完了と同
時に縫製作業が完了するようにしたミシン糸払い装置を
得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は糸払い解除スイッチをマイコン制御装置の入
力端子に設け、該スイッチにより糸払い機構の動作、不
動作を指令したとき、動作時には一定時間の糸払い機構
を作動させるための信号を出力し、不動作時には信号を
出力しないようにしたものである。

〔作　用〕

この発明においてはマイコン制御装置を用い糸払い解決
スイッチを該マイコン制御装置の入力回路に設け、ＯＮ
、ＯＦＦ操作することによって糸払い機構を選択的に動
作させるようにしたので従来の大電流の切替えから小信
号電流の切替えとなり、かつ他のミシン動作と連繋して
マイコンのソフトを構築することができる。

〔実　施　例〕

第１図はこの発明の一実施例を示すミシンの糸払い装置
の構成図でアシ、構成要素は従来の糸払い装置と同一で
あるので説明を省略する。第１図において従来装置と異
なるのは、糸払い解除スイッチ２が糸払いソレノイド１
と切り離されて取り付けであることである。すなわち、
マイコン制御装置５の入力側に取り付けられた糸払い解
除スイッチ２は、ＯＮ、ＯＦＦすることにより、糸払い
ソレノイドが不必要の時には糸払い時間も削除できるよ
うにマイコン制御装置５の動作内容を変更したものでめ
る。第２図は本発明一実施例のフローチャートである。

第３図は本発明一実施例のタイミングチャートである。

上記のように構成されたミシンの糸払い装置の動作につ
いて第２図のフローチャートを用い説明する。まず、ス
テップ２において糸切り動作かどうかを判断し、糸切り
動作ならばステップ５の糸切り処理を実行し、次にステ
ップ５１の糸払い動作かどうかはマイクロコンピュータ
制御装置５が糸払い解除スイッチ２の０Ｎ１０ＦＦ　ｆ
ｔ判断し、糸払い動作でなければそのままリターンして
ステップ１の初期リセット完了時点にもどり、また糸払
い動作であるならばステップ６の糸払い処理を実行した
後リターンする。

制御の状況は、第３図のタイミングチャートにより説明
する。まず、第１図の糸払い解除スイッチ２がＯＮ状態
の時にはミシンの回転数Ａが２００Ｏｒｐｍから糸切り
回転数２０Ｏｒｐｍまで下がり針下位置信号Ｅが来た時
、糸切り動作Ｂに入り、針上位置信号Ｆが来た時、糸切
り動作Ｂを終了し、同　一時に糸払いソレノイドＤが７
時間だけ動作して縫製作業を完了する。また、第１図の
゛未払い解除スイッチ２がＯＦＦ状態の時には、ミシン
の回転数人が２００Ｏｒｐｍから糸切り回転数２００．
ｒｐｍｉで下がり針下位置信号Ｅが来た時、糸切り動作
Ｂに入り針が上位置信号Ｆに同期して糸切シ動作Ｂを完
了し、縫製作業を完了する。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、糸払い解除スィッチの
ＯＮ、ＯＦＦ状態により、マイコン制御装置の動作内容
を選択するようにしたのでミシンの糸払い動作不要時の
動作時間のむだを省き作業能率を著しく改善できる効果
がある。また前記糸払い解除スイッチは信号の切替が主
目的であるから小容量かつ小形、安価なものでよい等の
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例になるミシンの糸払い装置
の回路構成図、＃ｆ２図は第１図の７０−チャート、第
３図は第２図の制御状態を示すタイミングチャート、第
４図は従来のミシンの糸払い′　装置の回路構成図、＠
５図に従来のミシンの糸払い装置のフローチャート、第
６図は第５図の制御状態を示すタイミングチャートでる
る。 １・・・糸払いンレノイド、２・・・糸払い解除スイッ
チ、５・・・マイコン制御装置。 １　：　糸払いンレノイＲ゛ ２：　糸払い負孕隙スイッチ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ミシンの縫糸切断機構及び切断された該縫糸の針側縫糸
   を被縫製物の上面に引出す糸払い機構と、前記糸払い機
   構の作動状態を指令する糸払い解除スイッチおよび前記
   各機構を制御するためのマイコン制御装置とを備えたミ
   シンの糸払い装置において、前記糸払い解除スイッチを
   前記マイコン制御装置の入力端子に接続し、該糸払い解
   除スイッチのＯＮ、ＯＦＦにより前記糸払い機構の作用
   、不作用を指令したとき、作用時は一定時間糸払い機構
   を作動させるための信号を出力し、不作用時は信号を出
   力しないようになした前記マイコン制御装置を含むこと
   を特徴とするミシンの糸払い装置。