JPS6167493A - イソプロピルアルコ−ルの製造法 - Google Patents
イソプロピルアルコ−ルの製造法Info
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- JPS6167493A JPS6167493A JP18916384A JP18916384A JPS6167493A JP S6167493 A JPS6167493 A JP S6167493A JP 18916384 A JP18916384 A JP 18916384A JP 18916384 A JP18916384 A JP 18916384A JP S6167493 A JPS6167493 A JP S6167493A
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- JP
- Japan
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- clostridium
- medium
- culture
- isopropyl alcohol
- ipa
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はイソプロピルアルコール(以下r I P A
Jと略称する)の製造法に関し、更に詳細には有機化学
工業上有用なIPAを微生物を用いる発酵法で製造する
方法に関する。
Jと略称する)の製造法に関し、更に詳細には有機化学
工業上有用なIPAを微生物を用いる発酵法で製造する
方法に関する。
IPAは現在では専ら石油化学により生産されているが
、石油資源の減少、入手難に備え、他の資源からの効率
的生産法を用意することは有意義なことである。
、石油資源の減少、入手難に備え、他の資源からの効率
的生産法を用意することは有意義なことである。
従来、IPAをよく生成する微生物としては、バチルス
−サラ力ロプテリクム・ベータ(Bacillussa
ccharobutylicurn −beta )、
りoxトリジウA−トアナム(Clostridium
toanum )、クロストリジウム・ダイスジファ
シェンス(C1,visclfaciens)、クロス
トリジウム・アミロサツカロブチルプロピリフA (C
1,amylo saccharobutylprop
ylicum )等が報告されている( [微生物工業
jp、299(昭31)朝倉書店ン。しかし、これらは
いずれも生成するIPAの量が全発酵生成物中30%程
度ないしそれ以下であって未だ十分に満足のゆくもので
はなかった。
−サラ力ロプテリクム・ベータ(Bacillussa
ccharobutylicurn −beta )、
りoxトリジウA−トアナム(Clostridium
toanum )、クロストリジウム・ダイスジファ
シェンス(C1,visclfaciens)、クロス
トリジウム・アミロサツカロブチルプロピリフA (C
1,amylo saccharobutylprop
ylicum )等が報告されている( [微生物工業
jp、299(昭31)朝倉書店ン。しかし、これらは
いずれも生成するIPAの量が全発酵生成物中30%程
度ないしそれ以下であって未だ十分に満足のゆくもので
はなかった。
したがって、更に効率良<IPAを生産する菌株の検索
及びこれを利用したIPAの効率の良い製造法の開発が
求められていた。
及びこれを利用したIPAの効率の良い製造法の開発が
求められていた。
発明者らは、アセトン・ブタノール発酵の研究過程にお
いて、茨城県西茨城郡及び静岡県賀茂郡の土壌中より新
翫たに分離した二種の微生物が、異常に高いIPAの生
産能を示すことを知り、これに基いて研究を重ねた結果
、本発明を完成するに到った。
いて、茨城県西茨城郡及び静岡県賀茂郡の土壌中より新
翫たに分離した二種の微生物が、異常に高いIPAの生
産能を示すことを知り、これに基いて研究を重ねた結果
、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明はクロストリディウム(clostr
idium ) @ Sp、 172 CY O2又
はクロストリディウム・sp、64CY−05を培地中
で培よし、該培養液中からイソプロピルアルコールを分
離すること特徴とするイソプロピルアルコールの製造法
を提供するものである。
idium ) @ Sp、 172 CY O2又
はクロストリディウム・sp、64CY−05を培地中
で培よし、該培養液中からイソプロピルアルコールを分
離すること特徴とするイソプロピルアルコールの製造法
を提供するものである。
本発明で使用する微生物、クロス) IJデイウム−s
p、 172 CY−02及びクロストリディウム・
3p−64CY−95はいずれも本発明者らによって初
めて分離されたものである。このうちクロストリディウ
ム・sp、172 CY−02の特徴を挙げれば次の
通りである。
p、 172 CY−02及びクロストリディウム・
3p−64CY−95はいずれも本発明者らによって初
めて分離されたものである。このうちクロストリディウ
ム・sp、172 CY−02の特徴を挙げれば次の
通りである。
(1)形態的性質
グルコース・ブイヨン培地C以下GB培地と略記、グル
コース1.0%、肉エキス1.0%、ペプトン1.0%
塩化ナトリウム0.5%、p)I7゜0の組成)及びト
ウモロコシ培地を用い、ガス詮換型嫌気培養器フォーマ
製モデル1o24型(N2、Ct、使用)により、35
℃で嫌気培養を行った。
コース1.0%、肉エキス1.0%、ペプトン1.0%
塩化ナトリウム0.5%、p)I7゜0の組成)及びト
ウモロコシ培地を用い、ガス詮換型嫌気培養器フォーマ
製モデル1o24型(N2、Ct、使用)により、35
℃で嫌気培養を行った。
その結果は次のとおυであった。
栄養細胞(24時間培培養:端部に、円味のある桿状で
、多くは単独であるが、2個あるいは数個連結するもの
もある。大きさは0.6〜1、0 p X 3.0〜4
.5μである。
、多くは単独であるが、2個あるいは数個連結するもの
もある。大きさは0.6〜1、0 p X 3.0〜4
.5μである。
胞子食細胞:24時間を過ぎる頃から紡錘状または種棒
状に変った細胞が出現する。
状に変った細胞が出現する。
胞子(120時間培養):楕円形で、大きさは1.0〜
1.6μ×1.3〜2.4μである。
1.6μ×1.3〜2.4μである。
染色性ニゲラム陽性
運動性:若い栄養細胞は活発に運動する。
(2)培4的性質
a)平面培養
35℃で、フォーマ製モデル1024型61fi培発器
により培4しだ結果は以下のとおりでおるっ 麹汁寒天培地およびグルコース贋天培地ニア日間で全く
繁殖をみとめない。
により培4しだ結果は以下のとおりでおるっ 麹汁寒天培地およびグルコース贋天培地ニア日間で全く
繁殖をみとめない。
ポテトグルコース寒天培地:光沢のある粘性を悼った乳
白色円形及落を作る。
白色円形及落を作る。
加糖ブイヨン寒天培地:1日で深YISに乳白色円形及
落を作り、2日で責落は拡大し、ガスを発生して周囲は
羽毛状になる。3日に到り、ガスのため亀裂を生じ、ペ
トリ皿−面に繁殖する。
落を作り、2日で責落は拡大し、ガスを発生して周囲は
羽毛状になる。3日に到り、ガスのため亀裂を生じ、ペ
トリ皿−面に繁殖する。
トウモロコシブY天培地:わずかに生育し、ブクノール
臭を発し、ガスの発生も半う。
臭を発し、ガスの発生も半う。
b)画線培養
a)と同一の方法により嫌気培務した。
麹汁寒天培地およびグルコース寒天培地:ともに7日間
培養で繁殖を認めない。
培養で繁殖を認めない。
ポテト・グルコース寒天培地=1日月で生育し、3日目
では菌の表面に多量の粘質物を形成する。
では菌の表面に多量の粘質物を形成する。
C)穿刺培養
嫌気培養装置による培4は行わず通常の培養方法により
行った。
行った。
麹汁寒天培地、ブイヨン4天培地およびグルコース寒天
培地:いずれも7日間で肉眼でみとめられる程の繁殖は
ない。
培地:いずれも7日間で肉眼でみとめられる程の繁殖は
ない。
ペプトン添加ル均汁寒天培地:2日間で穿刺7腺に沿っ
て繁殖して乳白色の責落を生じ、3日間でガス圧のため
m5裂を生じ、−而に9殖する。。
て繁殖して乳白色の責落を生じ、3日間でガス圧のため
m5裂を生じ、−而に9殖する。。
グルコース添加ブイヨンIV:天培地:2日で穿刺性全
部にわたって乳白色の責落が、おびただしく繁殖し、3
日でガス発生によって亀裂を各所に発生し、その間[り
に′?iつで繁殖する。
部にわたって乳白色の責落が、おびただしく繁殖し、3
日でガス発生によって亀裂を各所に発生し、その間[り
に′?iつで繁殖する。
d)液体培養
トウモロコシ汁培地:(・責かづつガスを発生し、3日
間で、はソ発酵を終了する。その発酵の程度は非常に微
弱である。
間で、はソ発酵を終了する。その発酵の程度は非常に微
弱である。
麹汁培地、ブイヨン培地およびグルコース液培地:いず
れも7日間で全く繁殖が見られない。
れも7日間で全く繁殖が見られない。
グルコース添加ブイヨン汁培地:1日で湧きつき盛んに
ガスを発生して対流し、や\濁り、3日で菌体は沈降し
、4日で発酵を終了する。
ガスを発生して対流し、や\濁り、3日で菌体は沈降し
、4日で発酵を終了する。
牛乳培地:1日で湧きつくが、泡は僅かで、リドマス牛
乳はや一桃色になるが、カゼインはI疑問しない。15
日日月pH5,05となる。
乳はや一桃色になるが、カゼインはI疑問しない。15
日日月pH5,05となる。
C)ゼラチン培地
培養温度を20℃とした。
麹汁ゼラチン培地、ペプトン添加麹汁ゼラチン培地およ
びグルコースゼラチン培地:いづれも10日間で溶謬し
ない。
びグルコースゼラチン培地:いづれも10日間で溶謬し
ない。
(3)生理的性質
;l) fftft前条件: pH7,0、温度30
℃、嫌気性 b)生育しうる条件: I)H’7.0において、温度
15〜45℃ C)ダラム染色二陽性 d)抗酸性:なし e) メチルレッド試験:陽性 f)フォーゲス・プロスカラエル反応=翁性g)インド
ール生成:陰性 h)硫化水素生成:14性 υ 硝酸塩の還元性:なし j) カタラーゼ生成:陰性 k)澱粉の加水分m:陽性 1)クエン酸の利用性:なし m) 牛乳の凝固性:なし n) アンモニウム塩の利用性:有 O)硝酸塩の利用性:有 p)グルタミン酸の利用性:有 q)溶血性:なし く4)炭素源の利用性 スピークマン塩類(J、 Biol、 Chem、 5
8 。
℃、嫌気性 b)生育しうる条件: I)H’7.0において、温度
15〜45℃ C)ダラム染色二陽性 d)抗酸性:なし e) メチルレッド試験:陽性 f)フォーゲス・プロスカラエル反応=翁性g)インド
ール生成:陰性 h)硫化水素生成:14性 υ 硝酸塩の還元性:なし j) カタラーゼ生成:陰性 k)澱粉の加水分m:陽性 1)クエン酸の利用性:なし m) 牛乳の凝固性:なし n) アンモニウム塩の利用性:有 O)硝酸塩の利用性:有 p)グルタミン酸の利用性:有 q)溶血性:なし く4)炭素源の利用性 スピークマン塩類(J、 Biol、 Chem、 5
8 。
395(1923))にペプトン0.5%添加したもの
に、それぞれの炭素源を添加して利用性を検討した。結
果は第1表のとおりである。
に、それぞれの炭素源を添加して利用性を検討した。結
果は第1表のとおりである。
第1表
また、クロストリディウム・sp、64 CY−05
の特徴は大部分クロストリディウム・Sp−172CY
−02のそれと同一であるが、!時機の異なる部分を挙
げれば次の通りである。
の特徴は大部分クロストリディウム・Sp−172CY
−02のそれと同一であるが、!時機の異なる部分を挙
げれば次の通りである。
1、胞子の大きさ
0.7〜1.0μ×1,3〜2.4μ
2、糖の資化性
第2表
これらの特徴を、「パージエイズ−マニュアル・オブ・
デイターミネイティブ・バクテリオロジイ第7版及び第
8版」、日本農芸化学会誌、第18巻339頁(194
2)及び同第19巻191頁(1943)に記載された
近似する菌株の性質と対比すると、第3表のとおりであ
る。
デイターミネイティブ・バクテリオロジイ第7版及び第
8版」、日本農芸化学会誌、第18巻339頁(194
2)及び同第19巻191頁(1943)に記載された
近似する菌株の性質と対比すると、第3表のとおりであ
る。
以下余白
第3表
(1) パージエイズ・マニュアル・オフ魯ティター
ミネイティブ・バクテリオクジ−8版(2) バージ
エイズ−マニュアル噛オフ゛・デイターミネイティブ・
バクチオロジー8版び (3) 日本6芸化学会誌第18巻及第19巻d:1
1〜89%の株で十 n*a:記載なし 叙上の結果をパージエイズ伽マニュアル・オフ・デイタ
ーミネイティブ・バクチオロジー8版に照し、172C
Y−02株及び640Y−05株を分類すればこれら菌
株はクロストリジウム属グループI K JrAするも
のと考えるのが妥当でありいずれもクロストリジウム・
ブチリカム(clostridlumbutyricu
m )の近縁菌と思われる。しかし、糖の資化性につい
てはクロストリジウム・ブタノロゲナム(clostr
idium butanologenutnの方が近縁
と考えられるが、このものとはゼラチンの液化、カタラ
ーゼ産生の点では異なり、クロストリジウム・ブチリカ
ム及びクロストリジウム・トアナム(C1,toanu
m )とは糖の資化性で異なる点がある。
ミネイティブ・バクテリオクジ−8版(2) バージ
エイズ−マニュアル噛オフ゛・デイターミネイティブ・
バクチオロジー8版び (3) 日本6芸化学会誌第18巻及第19巻d:1
1〜89%の株で十 n*a:記載なし 叙上の結果をパージエイズ伽マニュアル・オフ・デイタ
ーミネイティブ・バクチオロジー8版に照し、172C
Y−02株及び640Y−05株を分類すればこれら菌
株はクロストリジウム属グループI K JrAするも
のと考えるのが妥当でありいずれもクロストリジウム・
ブチリカム(clostridlumbutyricu
m )の近縁菌と思われる。しかし、糖の資化性につい
てはクロストリジウム・ブタノロゲナム(clostr
idium butanologenutnの方が近縁
と考えられるが、このものとはゼラチンの液化、カタラ
ーゼ産生の点では異なり、クロストリジウム・ブチリカ
ム及びクロストリジウム・トアナム(C1,toanu
m )とは糖の資化性で異なる点がある。
従って172CY−02株及び64CY−05株は、ク
ロストリジウム叫グループ■の一新種乃至クロストリジ
ウム・ブチリカムの一’&F1と判断し、工業技術院微
生物工粟研究所へ機工ω(菌寄第7738号(FERM
P−7738)及び做工研菌寄第7823号(FER
M P−7823)として寄託した。
ロストリジウム叫グループ■の一新種乃至クロストリジ
ウム・ブチリカムの一’&F1と判断し、工業技術院微
生物工粟研究所へ機工ω(菌寄第7738号(FERM
P−7738)及び做工研菌寄第7823号(FER
M P−7823)として寄託した。
本発明方法により、IPAを弾造するには、通常のクロ
ス) IJジウム属機微生物培7方法に従って前記クロ
ストリジウム@Sp、172 0Y−02又は5p−6
4CY−05を培養し、培養物中にIPAを蓄積せしめ
、これを分離、収得すれば良い。
ス) IJジウム属機微生物培7方法に従って前記クロ
ストリジウム@Sp、172 0Y−02又は5p−6
4CY−05を培養し、培養物中にIPAを蓄積せしめ
、これを分離、収得すれば良い。
培養のための栄養源としては、各種のものが用いられ、
炭素源としては、とうもろこし、グルコース、ガラクト
ース、糖蜜などが単2tIまたは組合せて用いられる。
炭素源としては、とうもろこし、グルコース、ガラクト
ース、糖蜜などが単2tIまたは組合せて用いられる。
″また、窒素源としては、無機または有機のものが用い
られるが塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、尿素、
硝酸アンモニウム、硝酸ソーダ等、また天然窒素源のペ
プトン、肉エキス、酵母エキス、乾燥酵母、コーン・ス
テイープ・リカー、大豆粉、きな粉、カザミノ酸、ンリ
ュブル・ベジタブル・プロティン等が単独または組合わ
せて使用可能である。七のほか、食塩、塩化カリ、炭峻
カルシウム、燐酸塩等の無機塩類を加えるほか本口の生
育やインプロパツールの生産を亢進する有磯物または無
機物を更に添加しても良い。
られるが塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、尿素、
硝酸アンモニウム、硝酸ソーダ等、また天然窒素源のペ
プトン、肉エキス、酵母エキス、乾燥酵母、コーン・ス
テイープ・リカー、大豆粉、きな粉、カザミノ酸、ンリ
ュブル・ベジタブル・プロティン等が単独または組合わ
せて使用可能である。七のほか、食塩、塩化カリ、炭峻
カルシウム、燐酸塩等の無機塩類を加えるほか本口の生
育やインプロパツールの生産を亢進する有磯物または無
機物を更に添加しても良い。
培°々方法としては、液体培養法、特に深部静置培摩法
が最も適している。小規模J合養の場合は嫌気状態を必
要とする。培産渦団は30〜;35℃pHは中性かやや
酸性で培養するのが望ましい。液体培養の場合、通常2
ないし4日の培養でIPAが培P?夜中に生産される。
が最も適している。小規模J合養の場合は嫌気状態を必
要とする。培産渦団は30〜;35℃pHは中性かやや
酸性で培養するのが望ましい。液体培養の場合、通常2
ないし4日の培養でIPAが培P?夜中に生産される。
斯くして得られた培゛都物中からIPAを分離、収得す
るには、微生物生浬請閘をその培養液から単Fiflす
るために用いられる一般的な分nt ffl ?’!手
段が用いられる。例えば陪#F 液を分留塔を付せる蒸
留装置にて数回蒸留に付し、漸次油分を濃縮し、粉J
4Hy水炭酔カリを9和して油分を塩析分)潰し、得ら
れた油分を更にWldmer分溜塔を付せる装置を用い
て分溜しIPAとして得ることができる。
るには、微生物生浬請閘をその培養液から単Fiflす
るために用いられる一般的な分nt ffl ?’!手
段が用いられる。例えば陪#F 液を分留塔を付せる蒸
留装置にて数回蒸留に付し、漸次油分を濃縮し、粉J
4Hy水炭酔カリを9和して油分を塩析分)潰し、得ら
れた油分を更にWldmer分溜塔を付せる装置を用い
て分溜しIPAとして得ることができる。
次にIPA生産菌として知られているクロストリジウム
・インプaピリクムの31株(IAM19101 、I
AM19102及びIAM19239)と本発明で用い
るクロストリジウムsp、 172CY−02及びsp
、640Y−05について生成するンルベント斌を比較
した結果を第4表に示す。
・インプaピリクムの31株(IAM19101 、I
AM19102及びIAM19239)と本発明で用い
るクロストリジウムsp、 172CY−02及びsp
、640Y−05について生成するンルベント斌を比較
した結果を第4表に示す。
第4表
なお、上記比較における培地組成、培」臭方法及び条件
は次の通りである。
は次の通りである。
(培地組成)
液化とうもろこし 7.5 % (ぶどう糖として6%
)(スピターゼ0.01 %添加、温度80℃で1時間
液化) ポリペプトン 0.5% 硫酸アンモニウム 0.1 炭酸カルシウム 0.5 pi(無補整(培養方
法及び条件) 温度35℃で前記嫌気培養機で3日間培養した。
)(スピターゼ0.01 %添加、温度80℃で1時間
液化) ポリペプトン 0.5% 硫酸アンモニウム 0.1 炭酸カルシウム 0.5 pi(無補整(培養方
法及び条件) 温度35℃で前記嫌気培養機で3日間培養した。
以上の結果から、本願方法のIPA収叶が高いことは明
らかである。
らかである。
次に実施例を挙げ、本発明の詳細な説明する。
実施例1
液、化トウモロコシ(ぶどう糖として6チ;スピターゼ
0.01%添加、温度80Cで1時間液化)7、5
% (ブドウ糖として6%)、ポリペプトン05%、硫
酸アンモニウム 01%及び炭酸カルシウム 0.5%
(pH無調整)を含む培地にクロストリジウム・31)
−172CY−02を接種し、35℃で72時間培養し
た。
0.01%添加、温度80Cで1時間液化)7、5
% (ブドウ糖として6%)、ポリペプトン05%、硫
酸アンモニウム 01%及び炭酸カルシウム 0.5%
(pH無調整)を含む培地にクロストリジウム・31)
−172CY−02を接種し、35℃で72時間培養し
た。
培養戸液をガスクロマトグラフィーにて分析したところ
、ブタノール8.7 ?/l、 I P A 6.3
5’μ、アセトン0.2 ?/l 、エタノールo、
1 y7tで、全ソルベントに対するIPAの比率は4
1.1 %であった。
、ブタノール8.7 ?/l、 I P A 6.3
5’μ、アセトン0.2 ?/l 、エタノールo、
1 y7tで、全ソルベントに対するIPAの比率は4
1.1 %であった。
実施例2
液化トウモロコシ(ぶどうtgとして11.75%;ス
ピターゼ 0.01%添加、温度80℃で1時間液化)
13.99%、ポリペプトン 0.5%、硫酸アンモニ
ウム 0.1%及び炭酸カルシウム 0.5%(pH無
調整)を含む培地にクロストリジウム・sp・172
CY−02株を接種し、35℃で72時間培養した。
ピターゼ 0.01%添加、温度80℃で1時間液化)
13.99%、ポリペプトン 0.5%、硫酸アンモニ
ウム 0.1%及び炭酸カルシウム 0.5%(pH無
調整)を含む培地にクロストリジウム・sp・172
CY−02株を接種し、35℃で72時間培養した。
実施例1と同様に分析し、第4表にタイプ力ルチュアと
比較したンルベント生産量を示した。
比較したンルベント生産量を示した。
本口のブタノール生成世は9.9 ?/l、I P A
は7、2 t/l 1全ンルベント生成婦は17.9
fμで、IPAの生成比率は40.2 %であった。
は7、2 t/l 1全ンルベント生成婦は17.9
fμで、IPAの生成比率は40.2 %であった。
第5表
実Mg例3
1夜化トウモロコシ(ぶどう糖として5%)6..58
係、ポリペプトン 0.5%及び硫酌アンモニウム01
係を含む培地を用い、更にこれに炭酸カルシウムを6≦
加< 0.1 % ) シた培地と無添加の培地をA嫂
し、172CY−02株を使用して発酵試験を行った。
係、ポリペプトン 0.5%及び硫酌アンモニウム01
係を含む培地を用い、更にこれに炭酸カルシウムを6≦
加< 0.1 % ) シた培地と無添加の培地をA嫂
し、172CY−02株を使用して発酵試験を行った。
結果を第6表に示す。
第6表
なお、培養条件は35℃、72時間培養である。
炭酸カルシウムの添加により生成するンルベント量が増
加し、かつIPA比率が増大した。
加し、かつIPA比率が増大した。
実施例4
クロストリジウム・sp、172 CY−02をクロ
ストリジウム・sp、64CY−05に換える以外は実
施例1と同様に培養をおこなった。培”蓚P液中の生成
分をガスクロマトグラフィーで分析した結果、ブタノー
ル8.2 ?/l、I P A 5.8 tμ、アセト
ン0.12μ、エタノール0.19μで、全ソルベント
に対するIPAの比率は408%であった。
ストリジウム・sp、64CY−05に換える以外は実
施例1と同様に培養をおこなった。培”蓚P液中の生成
分をガスクロマトグラフィーで分析した結果、ブタノー
ル8.2 ?/l、I P A 5.8 tμ、アセト
ン0.12μ、エタノール0.19μで、全ソルベント
に対するIPAの比率は408%であった。
実施例5
クロストリジウム・Sp、172CY−Q2をクロスト
リジウム@sp、 64 0Y−05に換える以外は実
施例2と同様に培ぶをおこなった。培叉P液中の生成分
をガスクロマトグラフィーで分析した結果、ブタノール
9.8971% I P A 6.9 tμ、アセトン
0.2 ?/l 、エタノール0.3 ?/lで、全ソ
ルベントに対するIPAの比率は401%であった。
リジウム@sp、 64 0Y−05に換える以外は実
施例2と同様に培ぶをおこなった。培叉P液中の生成分
をガスクロマトグラフィーで分析した結果、ブタノール
9.8971% I P A 6.9 tμ、アセトン
0.2 ?/l 、エタノール0.3 ?/lで、全ソ
ルベントに対するIPAの比率は401%であった。
実施例6
クロストリジウム・Sp、64CY−05について、実
施例3と同様にして発酵試験をおこなった。この績果は
第7表の通りである。
施例3と同様にして発酵試験をおこなった。この績果は
第7表の通りである。
第7表
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、クロストリディウム(clostridium)・
sp.172CY−02又はクロストリディウム・sp
.64CY−05を培地中で培養し、該培養液中からイ
ソプロピルアルコールを分離することを特徴とするイソ
プロピルアルコールの製造法 2、培地が炭素源としての炭水化物、窒素源としての有
機又は無機の窒素化合物並びに栄養源としての無機塩類
及びビタミンを含有するものである特許請求の範囲第1
項記載のイソプロピルアルコールの製造法。 3、培地がトウモロコシ及び蛋白消化物を含むものであ
る特許請求の範囲第1項記載のイソプロピルアルコール
の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18916384A JPS6167493A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | イソプロピルアルコ−ルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18916384A JPS6167493A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | イソプロピルアルコ−ルの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6167493A true JPS6167493A (ja) | 1986-04-07 |
JPH0358713B2 JPH0358713B2 (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=16236509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18916384A Granted JPS6167493A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | イソプロピルアルコ−ルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6167493A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008052047A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Fuji Seal International Inc | シュリンクラベル用印刷物およびその印刷のために用いるシュリンクラベル用印刷インキ組成物 |
WO2009008377A1 (ja) | 2007-07-11 | 2009-01-15 | Mitsui Chemicals, Inc. | イソプロピルアルコール生産細菌及びこれを用いたイソプロピルアルコール生産方法 |
WO2010064500A1 (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | 三井化学株式会社 | オレフィンの製造方法 |
JP2010241790A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-10-28 | Mitsui Chemicals Inc | オレフィンの製造方法 |
US8552239B2 (en) | 2009-03-16 | 2013-10-08 | Mitsui Chemicals, Inc. | Olefin production process |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP18916384A patent/JPS6167493A/ja active Granted
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008052047A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Fuji Seal International Inc | シュリンクラベル用印刷物およびその印刷のために用いるシュリンクラベル用印刷インキ組成物 |
WO2009008377A1 (ja) | 2007-07-11 | 2009-01-15 | Mitsui Chemicals, Inc. | イソプロピルアルコール生産細菌及びこれを用いたイソプロピルアルコール生産方法 |
JP5156017B2 (ja) * | 2007-07-11 | 2013-03-06 | 三井化学株式会社 | イソプロピルアルコール生産細菌及びこれを用いたイソプロピルアルコール生産方法 |
US9074226B2 (en) | 2007-07-11 | 2015-07-07 | Mitsui Chemicals, Inc. | Isopropyl alcohol-producing bacterium and method of producing isopropyl alcohol using the same |
WO2010064500A1 (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | 三井化学株式会社 | オレフィンの製造方法 |
JP2010241790A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-10-28 | Mitsui Chemicals Inc | オレフィンの製造方法 |
CN102227393A (zh) * | 2008-12-01 | 2011-10-26 | 三井化学株式会社 | 烯烃的制造方法 |
RU2469998C1 (ru) * | 2008-12-01 | 2012-12-20 | Митсуи Кемикалс, Инк. | Способ получения олефинов |
US8680355B2 (en) | 2008-12-01 | 2014-03-25 | Mitsui Chemcials, Inc. | Olefin production process |
TWI455908B (zh) * | 2008-12-01 | 2014-10-11 | Mitsui Chemicals Inc | 烯烴之製造方法 |
US8552239B2 (en) | 2009-03-16 | 2013-10-08 | Mitsui Chemicals, Inc. | Olefin production process |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0358713B2 (ja) | 1991-09-06 |
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