JPS6166623A - 射出圧縮成形用金型装置 - Google Patents

射出圧縮成形用金型装置

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JPS6166623A
JPS6166623A JP18791984A JP18791984A JPS6166623A JP S6166623 A JPS6166623 A JP S6166623A JP 18791984 A JP18791984 A JP 18791984A JP 18791984 A JP18791984 A JP 18791984A JP S6166623 A JPS6166623 A JP S6166623A
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JP
Japan
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cavity
resin
mold
movable
injection
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JP18791984A
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Masamichi Takeshita
竹下 正道
Masayuki Muranaka
昌幸 村中
Hisao Inage
久夫 稲毛
Toshiji Sakuma
利治 佐久間
Shoki Eguchi
江口 昭喜
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/56Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
    • B29C45/561Injection-compression moulding
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2011/00Optical elements, e.g. lenses, prisms
    • B29L2011/0016Lenses

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ウェルドや内部歪がなく、面精度と形状寸法
精度の優れた樹脂製おうし/スを成形する忙好適な射出
圧縮成形用金型装置忙関する。
〔発明のf景〕
従来の射出圧a成形用金型装置によって、おうレンズを
成形すると、製造中に、材料の樹脂が金型内で流動し、
これが原因で、該レンズにウェルドや内部応力が発生し
た。また、該レンズの表面の精度を向上させるため、金
型内の樹脂に加熱や圧縮を行なう際忙、レンズの厚さ等
の形状寸法についてばらつきが増加する問題があった。
以下、従来^射出圧縮成形用金型装置の一例を第5図な
いし第8囚とともに説明する。
第5図および第6図は射出圧縮成形用金型装置を示す縦
断面図であり、1は樹脂を溶融可塑化して金型忙射出す
る射出成形機のシリンダ、2〜19はおうレンズ成形用
の成形金型構成要素であって、2.5.4は樹脂をキャ
ビティ5内に導入する、夫々スプル、ランナ、ゲートで
ある。5はキャビティ、6はキャビティ5の一方の表面
を形成する固定入駒、7は固定入駒6の大きさの変動に
対し、一定の範囲内で固定型8に挿入し得るようにした
固定スリーブ、8は固定入駒6や固定スリーブ7を嵌挿
支持する固定型、9はキャビティ5の他方の表面を形成
する可動入駒、10は可動入駒9を摺動可能に支持し、
且つ固定スリーブ7と同様に一定の範囲内で可動入駒9
の大きさの変動に対処して該可動入駒9を可動型11内
に挿入し得るようにした可動スリーブである。11は可
動入駒9と可動スリーブ10を嵌挿支持する可動型であ
る。12は型開きの1iK、スプル2内の樹脂を引き出
すZビン、13はう/す3内に進出して該ランナ3を分
断する押切りピン、14は可動スリーブ10が可動型1
1から脱落するのを防止し、且つ可動型11の補強を兼
ネルバックプレートである。15は可動スリーブ10内
に摺動可能に設けられた可動入駒9を介してキャビテf
5に圧力を加える加圧シリンダ16はランナ3内に押切
りピン13を進出させるための押切りシリンダ、17は
型開きの際に、2ピン12と押切りピン16及び可動入
駒9を介して、ランナ3とゲート4及びキャピテイ5内
の樹脂を型から押し出す押出板、18は固定型8を成形
機型締部(図示せず)に取付けるための固定型取付板、
19は固定型取付板18と同様、可動型11を前記成形
機型締部に取付けるための可動型取付板、20は加圧シ
リン資15及び押切りシリンダ16に油圧を送出するた
めの油圧発生器、21は前記射出成形機からの信号によ
り油圧発生器20の動作を制御する制御器である。
なお、第5図は射出成形時の動作状態を示し、第6図は
型開き時の動作状態を示す。
次に、かかる構成の射出圧縮成形用金型装置の動作につ
いて説明する。
まず、第5図において、射出成形時には、射出成形機の
シリンダ1から樹脂(図示せず、以下同様)が射出され
ると、この樹脂はスプル2、ランナ3、ゲート4を通り
、キャビティ5内に充填される。充填して所定時間の経
過後、前記射出成形機から制御器21に信号が送られ、
該信号に基づいて制御器2は、油圧発生器20を駆動し
て、押切りシリンダ16に油圧を送出させる。
油圧が送られた押切りシリンダ16は、押切りピン13
ヲランナ3内に進出させてランナ3を分断させ、キャビ
ティ5からランナ2に樹脂が逆流するのが防止される。
次に、加圧シリンダ15が駆動され、これに連動する可
動入駒9が前進してキャビティ5が加圧され、該キャビ
ティ5内の樹脂に精密賦形が行なわれる。
その後、キャビティ5内の樹脂を冷却固化させる。この
固化が終了した時点で、前記射出成形機よりの信号が制
御器21に送られ、これを受けた制御器21は油圧発生
器20の油圧を落とし、押切りピン13と可動入駒9の
前進力と加圧力が完全く解除される。
qうして、油田解除が完了すると、成形機型a部が型開
き動作を開始する。この型開き動作について第6図とと
もに説明すると、固定取付板18と可動型取付板19を
介している型締部に固着されている固定型8と可動型1
1が、同図上左右に開き、スプル2とランナ3及びゲー
ト4とキャビティ5内で固化された樹脂が可動型11に
付いて移動する。型開き動作が終了すると、射出成形機
の押出しロッド(図示せず)が押圧板17を前進させ、
これによりこの押圧板17の前に位置する2ピン12、
押切りシリンダ16と押切りピン13及び加圧シリンダ
15と可動入駒9が全て前進して、可動型11内の樹脂
が押し出され、取り出し可能となる。
こうして、樹脂、すなわち成形品が取り出された後、前
記射出成形機に制御信号を与えると、再び型締動作によ
り成形機型締部が作動して、これに固定型取付板1日お
よび可動型取付板19を介して固着された固定型8と可
動型11が閉じて、以上説明した成形動作が初めから繰
り返し行なわれる。
次に、所定の成形を行なうために、樹脂に加える温度や
圧力等に関する条件忙ついて、ポリスチレン樹脂を例に
説明する。
第5図において、ポリスチレン樹脂(以下、PSという
)は、対量成形機のシリンダ1内で200〜220℃に
溶融可塑化され、800〜900 kg/dの射出圧力
で射出され、スプル2、ランナ3、ゲート4を経てキャ
ビティ5に充填される。
この充填の終了後、キャビティ5内のPSが末だ半融状
態を保っている間(充填終了後、5〜30秒)に、押切
りビンを前進させ、ランナ3のPSを一分断することに
より、キャビティ5内のPSが賦形される際に、可動入
駒9による可圧力を受けてもスプル2側へ逆流するのを
防止する。
そして、加圧シリンダ15により、可動入駒9を介して
、キャビティ5内のPSに加圧を行なう。この時の加圧
力は、30〜50kg/c!で、前記射出圧力の800
〜900kg/c+aと比べると一桁低い値に設定され
る。これは、賦形もさることながら、キャビティ5内の
PSが、固定入駒6と可動入駒9に十分に接触を保ち、
熱の伝達が十分円滑に行なわれるようにするためである
すなわち、PSの温度低下忙伴う熱収縮に追随し得る加
圧力を加えることにより、キャビティ5内のPSが固定
入駒6および可動入駒9の表面に常に接触するようにし
て、熱の伝達が支障なく行なわれ、キャビティ5内のP
Sの温度分布が均一となるようにしている。
ここで、第7図に示すように、加圧により可動入駒9が
前進する際の移動量を設定するためのボテンシ日メータ
や、移動し過ぎないようにストッパ50が設けられ、キ
ャピテイ5の肉厚が小さい場合に、固定入駒9との接触
や衝突が防止されている。
キャビティ5を加圧するのと同時か、あるいは、加圧開
始から30秒程度経過してから金型の冷却を開始し、キ
ャビティ5内のPSを固化させる。
一般に、PSは熱変形温度が80〜90°Cであり、こ
の温度以下では概ね固化する。しかし、キャビティ5内
の温度を直接測定することができないので、キャビティ
5内が80〜90℃になると推定される金型温度が60
〜70°Cとなった時に成形を終了し、第6図に示すよ
うに、金型を開いて、成形品を取り出す。
次に、金型の温度制御について説明する。
金型の温度制御は、金型内に設置されたヒータ(図示せ
ず、以下同様)や、温度調節のための温調媒体(図示せ
ず、以下同様)により行なわれる。
PSの射出時の金型温度は90〜100°Cに保たれ、
通常、樹脂の熱変形温度より10〜20°C高く設定さ
れる。この温%t−i 、射出が終了し可動入駒9によ
る加圧が開始されるまでの間、ま′たは、該加圧が開始
されて30秒程度経過す−るまでの間一定に保持され、
可動入駒9の加圧力により、キャビティ5内のPSが十
分忙賦形されるようにしである。
その後、温調媒体により金型を60〜70℃に冷却し、
キャビティ5内のPSを十分に固化させた後、成形を終
了する。
そして、成形終了後、再び金型温度を90〜100℃に
昇温し、次の成形K (IQえる。
以上説明したような、従来の射出圧縮成形金型用装置に
よると、ゲルト4からキャビティ5内に樹脂が流入する
際に、第8図(a)に示すように、おうレンズ中央の薄
肉部51で、樹脂の流動が阻まれて、樹脂は、おうレン
ズの周辺厚肉部を双方から進入し、結局、第8図(b)
に示すように、ゲート4と反対[1!!IKウエルドラ
イン52が生じた。
一方、このウェルドライン52を少しでも短くする目的
で、饗脂を高速充填すると、キャピテイ5内圧が上昇し
て、レンズ内に内部歪が生じる。これは10〜20次の
光弾性縞が生じることによって確認される。また、キャ
ビティ5の中心厚が1.5n以下の場合、中心部に気泡
が混入したり欠陥を生じた。
更に、加圧の際に、金型温度や樹脂の温度等の要因が変
動することが原因で、樹脂の粘度が低下したり、射出樹
脂量のわずかな変化で、充填量が変動するのに伴い、極
端な場合、可動入駒9がストッパ5Gに当接して前進限
度で停止することにより、加圧力が利かなかなって、賦
形が十分に行なわれなくなるため、10μmを超える面
精度の低下や、5 / 100 tmを超える肉厚等形
状精度の低下を招いていた。
また、肉厚等形状精度については、前記した如く、金型
温度や樹脂温度、更に、樹脂射出量に依存しており、従
来、5/100m以内の目標値を達成するために、多く
の繰返し成形で条件を確定する必要があり、多大な時間
を要し、極端な場合には、可動入駒9の厚さ修正まで行
なわれなければ、所定の精度を廖ることができなかった
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除去し、ウェル
ドや内部歪がなく、面積度と形状寸法に優れ、且つ、中
心肉厚が1.5間以下であっても中心部忙欠陥を生じな
いおうレンズを成形するに好適な射出圧縮成形用金型装
置を提供するにある。
〔発明の概要〕
その目的を達成するため、本発明は、樹脂を金型へ射出
注入する際には、可動入駒を所定位置より後方に後退さ
せて、キャビティ中央の薄゛肉部寸法を正規の2.5〜
3倍に増加することによす、樹脂が該キャビティ中央部
を容易に通過できるようにして、ウェルドの発生を防止
し、また、この注入の際に、該キャビティに樹脂を充満
させないで必要量だけ注入することにより、該キャビテ
ィ内の圧力の上昇を防止して、内部歪みの発生を除き、
更に、樹脂がキャピテイの中央部に達したことを検知す
る検知センサを設けることにより、樹脂がキャビティの
中央薄肉部に必ず到達するようにし、そして、注入され
た樹脂を賦形する際には、キャビティ肉厚を検知センサ
で検知することにより、気泡や欠陥のない薄いレンズを
成形することができるようにし、また、該キャビティに
連通して設けられたrrIJhi部から該キャビティに
加圧力を加えることにより、精密な肉厚調整を行なって
形状寸法精度の向上を図り、更に該間隙部からの加圧力
を保持することにより・、面精度の向上を図ることがで
きるようにしたことを特徴とする。
〔発明の実施列〕
以下、本発明の一実施例を図面とともに説明する。第1
図と第2図は本発明の射出圧縮成形用金型装置の一実施
例を示す縦断面図、第3図と第4図はそのキャピテイ付
近を拡大して示す部分断面図である。
第1図ないし第4図において、22はキャビティ5の容
積が減少される際に、該キャビティ5内から流れ出す空
気や樹脂を導出するオーバーフロー間隙、23はこの流
れ出た樹脂を受けるオーバーフローボート、24は固定
入駒6と可動入駒9の夫々中央に嵌挿された超音波セン
サ、25はキャピテイ肉厚を検出するために、最小検出
精度が、 1/100.の精度を有するボテンシ冒メー
タ、26はオーバーフローボート23内に設けられた加
圧シリンダ15に比べて、十分に径が小さいバランスシ
リンダ、27は該バランスシリンダ26の位置を検出す
るために、最小検出精度が1/100fiの精度を有す
るボテンシ目メータであり、第5図と第6図に対応する
部分には同一符号をつけている。
なお、第1図と第2図中の28は成形される樹脂を示す
次に、かかる構成の射出圧縮成形用金型装置の成形動作
について説明する。
まず、第1図において、成形動作の開始とともに、キャ
ビテず5の可動入駒9と固定入駒6とからなる間隙を、
成形すべきレンズの中心肉厚の2.5〜3倍となるよう
に可動入駒9を後退させる。例えば、中心肉厚が2朋の
おうレンズを成形する場合、キャビティ5の間隙が5〜
6朋となるようにする。そして、金型温度を樹脂の流動
温度より10〜20゛C高くして、射出成形機シリンダ
1から、スプル2、ランナ3、ゲート4を経て、キャビ
ティ5内に、樹脂が注入される。
この時、ゲート4は、従来の場合と異なり、上方からキ
ャビティ5内へ、重力を利用して樹脂を注入する様にし
、且つ、成形されるべきレンズの中央部に確実に樹脂が
到達する位置に設けられている。
ここで、キャビティ5内忙注入される樹脂の景は、成形
すべきおうレンズの中心肉厚2111分のffiに、オ
ーバーフローボート25への流出量ヲ加えた量とし、加
圧以前のキャビティ5を完全に充填する量は注入しない
さらに、成形条件の点からも、樹脂温度、金型温度およ
び射出連間等を調整して、注入された樹脂がキャビティ
5の中央部に到達し1周辺部に偏らないようにしておく
。ただし、ゲート4に対向する位置に空気抜き孔を設け
るとともに、金型温度を成形機シリンダ1の温度と等し
くすることにより、キャビティ5の容積が減少しても、
樹脂が確実に中央薄肉部を乗り越え、且つ、前記第8図
(a)で示したような二分流となっても、空気は該空気
抜き孔から外へ逃げるため1巻き込みがなく、さらに、
樹脂が高い温度に維持されることから、ウェルドが生じ
なくなる。したがって、ゲート位置や成形条件の制約は
緩和される。
こうした方法によれば、ウェルドの発生が防止できるが
、キャビティ5の中心肉厚を増加しないと、やはり中央
部忙巻き込んだ空気が残ってしまい・高精度なレンズを
得るには、まだ十分でない。
そこで、樹脂の注入の際、第5図忙示すように、樹脂2
8がキャビティ5の中央部に到達したことを、超音波セ
ンサ24で確認し、この信号を超音波センサ24から制
御器21に送出す。この信号を受けた制is器21は、
油圧発生器20に駆動信号を送り、油圧発生器20は押
切りシリンダ16を駆動して、ランナ3内の樹脂を分断
させ、キャビティ5を加圧する際に、キャビティ5内の
樹脂がスプル2へ逆流するのを防止する。
次いで、制御器21は油圧発生器20を介して加圧シリ
ンダ15を前進させる。これに伴い、可動式ll119
とボテンシ■メータ25も前進し、可動入駒9によって
キャビティ5の容積を減少させ、ホ゛テンシ1メータ5
によって可動入駒9の移動量が検出される。
ここで、前記したように、可動入駒9を後退したときに
形成されるキャピテイ5には、おうレンズを成形するに
必要な正規の量よりも多少余分に樹脂が注入されており
、このようにキャビティ5の容積を減少させると、余分
の樹脂がオーバー70−間@22を通りオーバーフロー
ボート23へ流出する。
こうしてキャビティ5の容積が減少され、ボテンシ四メ
ータ25が所定の中心肉厚を検出した信号を制御器21
に送ると、制御器21は油圧発生器20を介して、オー
バー70−ボーl−23内のバランスシリンダ26に、
加圧シリンダ15と等しい油圧を送り、双方の油圧が均
衡した状態で可動入駒9を停止させ、次に、金型の冷却
を開始する。
一方、金型の冷却開始と同時に、制御器21 Kより、
バランスシリンダ26の圧力調節も開始される。これは
、該冷却の際にキャピテイ5内の樹脂が収縮するので、
これを補償するために行なう。まず、樹脂の収縮に伴っ
て可動入駒9が移動する量をボテンシ言メータ25で検
出し、ボートボテンシ冒メータ27でバランスシリンダ
26の位置を確認しつつ移動させることにより、該収縮
量忙見合った量の樹脂をキャビティ5内に供給する。こ
うすることにより、キャビティ5内の樹脂の収縮を補償
し、適正な肉厚のレンズが得られるようになっている。
ここで、第3図に示すように、可動入駒9の径に比シて
、バランスシリンダ26の径は十分小さくしであるので
、可動入駒9に比べて、バランスシリンダ26は Y2
/X2 倍のストロークがとれ、微細なキャピテイ肉厚
の調整が可能となっている。
この樹脂の収縮補償のための制御は、キャビティ5内の
樹脂が固化するまで行なわれ、樹脂が固化した時点で型
を開き、成形品を取り出す。
以上説明したように、この実施例によれば、従来の成形
金型装置に比べて、ウェルドや内部応力の発生がなく、
シかも、3μm以内の高い面精度と、1/100m以内
の形状寸法精度を有するおうレンズを成形することがで
きる。
また、可動入駒9を前進させて所定のレンズ中心肉厚を
得る際に、キャピテイ5の肉厚を検出スルタめのボテン
シ冒メータ25で、正確に中心肉厚が検出できる。この
ことから、従来は、中心肉厚が15fi以下のレンズを
成形すると、巻き込み空気やガスの影響でレンズの中央
に欠陥を生じたが、この実施例によると、中心肉厚が1
5n以下のおうレンズを成形することができる。
更に、ボテフシ1メータ25で所定の肉厚を得ることが
できるとともに、バランスシリンダ26の作用でキャビ
テf5の1/100mg以内の肉厚寸法精度が、金型の
外から特に調整することなく安定して得られるので、従
来のような肉厚調整のための時間が不要となり、且つ、
成形品の歩留まりの向上を図ることができる。
なお、上記実施例では、成形機よりキャビティ5内に樹
脂を注入した後、押切りビン13でランナ3を分断して
いるが、本発明はこれに限るものではなく、押切りピン
13で押切ることなく可動式#9を所定の位置まで前進
させると同時に、成形機の射出保圧力を、近傍に配した
ヒータで加Mしたスプル2とランナ3およびゲート4を
介して、キャビティ5内の樹脂に作用させ、この射出保
圧力を、可動入駒9の加圧力や前進量を読み取った制g
IJ器21によって制御することにヨリ、前記バランス
シリンダ26で得られるのと同等の効果が得られるよう
にしても良い。ただし、この場合、該射出保圧力は、キ
ャビティ5内の樹脂が固[ヒ温度以下になるまでの間、
継続して所定圧力Kfiたれていることが必須要件であ
る。
また、第4図に示すように、オーバーフローボート23
の一端に真空吸引装置29を設け、射出成形機からの樹
脂を注入する際に、キャビティ5内を該真空段グ1装置
29でg!にすjし、キャビティ5内の空気やガスを排
出することにより、ウェルドの発生や中央部の巻き込み
空気で生じる欠陥をなくすことができる、 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、樹脂の金型への
射出時に、可動入駒を後退させる等の動作により、おう
レンズ成型用のキャビティの中央薄肉部寸法を正規の2
.5〜3倍に増し、樹脂が中央薄肉部を通過するのを容
易ならしめる金型構造とし、且つ、センサにより樹脂の
通過を確実に検出し得るようにしたため、ウェルドが発
生しないおうレンズを成形することが可能となった。
また、この際、キャビティ内に樹脂を完全に充填さ・せ
ないので、内部応力の発生を回避することができる。ま
た、可動入駒を摺動させるので、所望の中心肉厚を得る
ことができるようになった。
さらに、キャビティ肉厚を検出するセンサを設けると同
時に、キャビティと連通ずる樹脂注入間隙を設け、この
樹脂注入間隙から、キャビティ内の樹脂に加圧すること
ができるので・1/100龍以内のm密な肉厚調整を行
なうことができる。
更にまた。上記樹脂注入間隙に加圧力を保持することに
より、冷却時に樹脂が収縮することによる圧力抜けを防
止し、3μm以内の面精度を確保することができる。
このように、ウェルドや内部応力の発生を回避し、肉厚
を中心とする形状寸法精度を17100龍以内にでき、
面精度を3μm以内にすることが可能で、精度の高いお
うレンズの成形に効果がある。
また、可動入駒を摺動可能に設け、この可動入駒の位置
なセンサで検知できるので、中心肉圧を制御できるため
、中央部に欠陥がなく、中心肉厚が1.5朋以下の薄い
レンズを成形することができる。
更に、肉厚形状寸法精度1 /100 tnytt以内
のレンズを、金型の外から特別な調整手段なしに安定し
て成形できるので、肉厚調整に要する時間が不要となり
、また、成形品の歩留まりの向上を図ることができる効
果がある。
このように、従来技術の欠点を除き、優れた機能の射出
圧縮成形金型装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本発明による射出圧縮成形用金型装置
の一実vFX例を示す断面図、第3図は第1図と第2図
の部分断面図、第4図は第1図と第2図のキャピテイに
連通して真空吸引装置を設けたことによる他の実施例を
示す部分断面図、第5図と第6図は従来の射出圧縮成形
用金型装置の一例を示す断面図、第7図は第5図と第6
図の部分断面図、第8図(a)は第5図ないし第7図に
示す従来の射出圧縮成形用金型装置で成形する際に樹脂
がキャビティ内を移動する時の流れを示す説明図、第8
図(′b)はレンズに形成されたウェルドを示すレンズ
の正面図である。 5・・・キャピテイ、   8・・・固定型、9・・・
可動人物、   11・・・可動型、23・・・オーバ
ーフローボート、 24・・超音波センサ、 25・・・ボテンシ舊メータ、 27・・・ポートポテンシコメータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶融樹脂を可動型と固定型間に形成されるキャビティに
    射出注入して圧縮成形する射出圧縮成形用金型装置にお
    いて、前記可動型内に摺動可能に設けられ進退動作によ
    り前記キャビティ容積を増減するとともに前記樹脂を賦
    形する可動入駒と、該可動入駒が後退したときの該キャ
    ビティの中央部まで該樹脂が注入されたのを検知し注入
    を停止させる手段と、該樹脂の賦形の際に該キャビティ
    肉厚を検出する検出手段と、該キャビティへ樹脂を微量
    に供給することにより該キャビティ内の圧力を微調整す
    る圧力調整手段とを設けたことを特徴とする射出圧縮成
    形用金型装置。
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