JPH1158397A - 直圧式型締装置の型締方法 - Google Patents
直圧式型締装置の型締方法Info
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- JPH1158397A JPH1158397A JP9221450A JP22145097A JPH1158397A JP H1158397 A JPH1158397 A JP H1158397A JP 9221450 A JP9221450 A JP 9221450A JP 22145097 A JP22145097 A JP 22145097A JP H1158397 A JPH1158397 A JP H1158397A
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- mold clamping
- mold
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- oil
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C45/67—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
- B29C45/6764—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic using hydraulically connectable chambers of the clamping cylinder during the mould opening and closing movement
- B29C45/6771—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic using hydraulically connectable chambers of the clamping cylinder during the mould opening and closing movement the connection being provided within the clamping cylinder
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクバルブ内装の直圧式型締装置におけ
る後部油室側の負圧を、圧油の供給により型閉終了時に
既に解消し、型閉終了と同時に型締力の昇圧を開始させ
て昇圧時間を短縮化する。 【解決手段】 型締シリンダ1内を型締ラム2周囲の型
締ピストン3により前部油室4と後部油室5に区画す
る。両油室を型締ピストン3に穿設した通路6により連
通する。型締側となる後部油室5に通路6を開閉するデ
ィスクバルブ7を軸方向に可動自在に型締ラム2に嵌装
して設ける。ディスクバルブ7と型締ラム3との嵌合部
位にバルブ開放油室13を設ける。後部油室5への型締
用圧油の供給を、早送りシリンダ8による型閉工程のス
ローダウン終了間際に開始する。型閉終了と同時に型締
力の昇圧を自動的に開始させる。
る後部油室側の負圧を、圧油の供給により型閉終了時に
既に解消し、型閉終了と同時に型締力の昇圧を開始させ
て昇圧時間を短縮化する。 【解決手段】 型締シリンダ1内を型締ラム2周囲の型
締ピストン3により前部油室4と後部油室5に区画す
る。両油室を型締ピストン3に穿設した通路6により連
通する。型締側となる後部油室5に通路6を開閉するデ
ィスクバルブ7を軸方向に可動自在に型締ラム2に嵌装
して設ける。ディスクバルブ7と型締ラム3との嵌合部
位にバルブ開放油室13を設ける。後部油室5への型締
用圧油の供給を、早送りシリンダ8による型閉工程のス
ローダウン終了間際に開始する。型閉終了と同時に型締
力の昇圧を自動的に開始させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、射出成形機、ダ
イキャストマシンなどの成形機に用いることができる直
圧式型締装置の型締方法に関するものである。
イキャストマシンなどの成形機に用いることができる直
圧式型締装置の型締方法に関するものである。
【0002】型締シリンダ内を移動する型締ピストンの
油圧抵抗を低減し、型開閉速度を高速化する目的で、前
後2つの油室を型締ピストンに穿設した通路により連通
するとともに、型締側となる後部油室に上記通路を開閉
するディスクバルブを軸方向に可動自在に型締ラムの後
部周囲に嵌装して設け、そのディスクバルブと型締ラム
との嵌合部位にバルブ作動用の油室を設けた直圧式型締
装置は既に知られている。
油圧抵抗を低減し、型開閉速度を高速化する目的で、前
後2つの油室を型締ピストンに穿設した通路により連通
するとともに、型締側となる後部油室に上記通路を開閉
するディスクバルブを軸方向に可動自在に型締ラムの後
部周囲に嵌装して設け、そのディスクバルブと型締ラム
との嵌合部位にバルブ作動用の油室を設けた直圧式型締
装置は既に知られている。
【0003】このディスクバルブ内装の直圧式型締装置
では、型締ラムの後部内または型締シリンダの側部に並
設した早送りシリンダにより、ディスクバルブを型締ピ
ストン及び型締ラムと一緒に移動して金型の開閉を行う
ようにしている。また型閉後の型締は、早送りシリンダ
の作動による高速の型閉速度を低速・低圧にスローダウ
ンさせて型閉を終了してから、ディスクバルブを閉じて
前後2つの油室を遮断し、その後に後部油室側を圧油の
供給により昇圧し、大きな型締力を発生させて行ってい
る。
では、型締ラムの後部内または型締シリンダの側部に並
設した早送りシリンダにより、ディスクバルブを型締ピ
ストン及び型締ラムと一緒に移動して金型の開閉を行う
ようにしている。また型閉後の型締は、早送りシリンダ
の作動による高速の型閉速度を低速・低圧にスローダウ
ンさせて型閉を終了してから、ディスクバルブを閉じて
前後2つの油室を遮断し、その後に後部油室側を圧油の
供給により昇圧し、大きな型締力を発生させて行ってい
る。
【0004】このような型締方法では、型締ピストンの
前進移動に伴ない拡大される後部油室が、反対に縮小さ
れる前部油室からの圧油の流入により満たされるように
なるが、型締ピストンの高速移動による後部油室の拡大
率と、型締ピストンの押圧による圧油の流入量とに差が
あり、またその差は速度によって異るけれども、その殆
どは後部油室側の圧油が不足気味で負圧の状態にある。
このため型閉終了後の圧油の供給では、先ず負圧の解消
に圧油が費やされ、その後に圧油の圧縮と圧縮量の補償
とが行われてから、供給された圧油による後部油室側の
昇圧が開始される、とのごとき段階的な油圧作動を経る
ことになる。
前進移動に伴ない拡大される後部油室が、反対に縮小さ
れる前部油室からの圧油の流入により満たされるように
なるが、型締ピストンの高速移動による後部油室の拡大
率と、型締ピストンの押圧による圧油の流入量とに差が
あり、またその差は速度によって異るけれども、その殆
どは後部油室側の圧油が不足気味で負圧の状態にある。
このため型閉終了後の圧油の供給では、先ず負圧の解消
に圧油が費やされ、その後に圧油の圧縮と圧縮量の補償
とが行われてから、供給された圧油による後部油室側の
昇圧が開始される、とのごとき段階的な油圧作動を経る
ことになる。
【0005】この結果、型閉を高速で行っても型閉終了
後における昇圧に時間が掛かり、また型締力が設定圧力
に達するまでは、金型への樹脂の射出充填が行えないこ
とから、ハイサイクル成形を行う上において型締時間の
短縮が課題となっていた。
後における昇圧に時間が掛かり、また型締力が設定圧力
に達するまでは、金型への樹脂の射出充填が行えないこ
とから、ハイサイクル成形を行う上において型締時間の
短縮が課題となっていた。
【0006】この発明は、上記課題を解決するために考
えられたものであって、その目的は、型閉終了時に既に
後部油室側の負圧が解消され、型閉終了と同時に圧油の
圧縮量の補償が行われて、直ちに型締力の昇圧を開始さ
せることができる直圧式型締装置の型締方法を提供する
ことにある。
えられたものであって、その目的は、型閉終了時に既に
後部油室側の負圧が解消され、型閉終了と同時に圧油の
圧縮量の補償が行われて、直ちに型締力の昇圧を開始さ
せることができる直圧式型締装置の型締方法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、型締シリンダ内が型締ラム周囲の型締ピストンによ
り前後2つの油室に区画され、それら油室を型締ピスト
ンに穿設した通路により連通するとともに、型締側とな
る後部油室に上記通路を開閉するディスクバルブを軸方
向に可動自在に型締ラムに嵌装して設け、そのディスク
バルブと型締ラムとの嵌合部分に少なくともバルブ開放
油室を設けた直圧式型締装置において、上記後部油室へ
の型締用圧油の供給を、早送りシリンダによる型閉工程
のスローダウン終了間際に開始し、型閉終了と同時に型
締力の昇圧を自動的に開始させてなる、というものであ
る。
は、型締シリンダ内が型締ラム周囲の型締ピストンによ
り前後2つの油室に区画され、それら油室を型締ピスト
ンに穿設した通路により連通するとともに、型締側とな
る後部油室に上記通路を開閉するディスクバルブを軸方
向に可動自在に型締ラムに嵌装して設け、そのディスク
バルブと型締ラムとの嵌合部分に少なくともバルブ開放
油室を設けた直圧式型締装置において、上記後部油室へ
の型締用圧油の供給を、早送りシリンダによる型閉工程
のスローダウン終了間際に開始し、型閉終了と同時に型
締力の昇圧を自動的に開始させてなる、というものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図中1は型締シリンダで、内部は
型締ラム2の後部周囲に一体形成した型締ピストン3に
より前部油室4と後部油室5とに区画されている。
型締ラム2の後部周囲に一体形成した型締ピストン3に
より前部油室4と後部油室5とに区画されている。
【0009】また上記2つの油室は型締ピストン3に穿
設した複数の通路6,6により相互に連通しており、そ
の通路6,6は後部油室内に設けたディスクバルブ7に
より型締時に閉鎖される。
設した複数の通路6,6により相互に連通しており、そ
の通路6,6は後部油室内に設けたディスクバルブ7に
より型締時に閉鎖される。
【0010】上記型締ラム2は、型締シリンダ1の両側
に並設した早送りシリンダ8,8のピストンロッド9,
9と共に、固定盤10に対設した可動盤11の背部に連
結され、そのピストンロッド9,9により可動盤11を
介して型締シリンダ内を上記型締ピストン2及びディス
クバルブ7と一緒に進退移動する。
に並設した早送りシリンダ8,8のピストンロッド9,
9と共に、固定盤10に対設した可動盤11の背部に連
結され、そのピストンロッド9,9により可動盤11を
介して型締シリンダ内を上記型締ピストン2及びディス
クバルブ7と一緒に進退移動する。
【0011】また型締ラム2の後部油室5に位置する後
端部周囲は段部に形成され、その段部に上記ディスクバ
ルブ7が軸方向に可動自在に嵌装してある。このディス
クバルブ7の内周側に形成された環状凸部と上記段部と
の間の嵌合部位は、可動盤11から型締ラム2を経て導
入した油圧路12によりバルブ開放油室13となってお
り、そのバルブ開放油室13への圧油の供給によりディ
スクバルブ7は、ラム周囲のストッパーに接するところ
まで後退して上記通路6,6を開放し、閉鎖はディスク
バルブ7の両面の受圧面積の差から生ずる圧力差により
行われる。
端部周囲は段部に形成され、その段部に上記ディスクバ
ルブ7が軸方向に可動自在に嵌装してある。このディス
クバルブ7の内周側に形成された環状凸部と上記段部と
の間の嵌合部位は、可動盤11から型締ラム2を経て導
入した油圧路12によりバルブ開放油室13となってお
り、そのバルブ開放油室13への圧油の供給によりディ
スクバルブ7は、ラム周囲のストッパーに接するところ
まで後退して上記通路6,6を開放し、閉鎖はディスク
バルブ7の両面の受圧面積の差から生ずる圧力差により
行われる。
【0012】次に型閉及び型締工程について説明する。
図1に示す型開状態において、上記バルブ開放油室13
の圧油を維持して、早送りシリンダ8,8の後部油室に
圧油を供給すると、上記ピストンロッド9,9は前進移
動して可動盤11を固定盤10の方向に高速で送り出
す。この早送りにより固定盤10の固定金型14と可動
盤11の可動金型15との間隔が狭まる一方、可動盤1
1に上記型締ラム2が引っ張られて、型締ピストン3が
開放維持されたディスクバルブ7と一緒に型締シリンダ
1内を高速で前進移動する。
図1に示す型開状態において、上記バルブ開放油室13
の圧油を維持して、早送りシリンダ8,8の後部油室に
圧油を供給すると、上記ピストンロッド9,9は前進移
動して可動盤11を固定盤10の方向に高速で送り出
す。この早送りにより固定盤10の固定金型14と可動
盤11の可動金型15との間隔が狭まる一方、可動盤1
1に上記型締ラム2が引っ張られて、型締ピストン3が
開放維持されたディスクバルブ7と一緒に型締シリンダ
1内を高速で前進移動する。
【0013】型締ピストン3の前進移動に伴って前部油
室4が縮小され、反対に後部油室5が拡大されるととも
に、前部油室4の圧油が型締ピストン3により押圧され
て上記通路6,6から後部油室5に流出する。このため
前部油室4が縮小されても圧油の抵抗はなく型閉は高速
で進行する。
室4が縮小され、反対に後部油室5が拡大されるととも
に、前部油室4の圧油が型締ピストン3により押圧され
て上記通路6,6から後部油室5に流出する。このため
前部油室4が縮小されても圧油の抵抗はなく型閉は高速
で進行する。
【0014】高速による型閉が設定位置に達したとき、
前進移動はスローダウンに切換えられて型閉工程は低速
・低圧で行われる。この低速による型閉がスローダウン
終了時点(金型相互が接触して完全に閉じる時点)より
若干手前の終了間際、金型間の寸法としては、例えば2
mm程度に接近した時点で、上記後部油室5に型締用の圧
油の供給を開始する。
前進移動はスローダウンに切換えられて型閉工程は低速
・低圧で行われる。この低速による型閉がスローダウン
終了時点(金型相互が接触して完全に閉じる時点)より
若干手前の終了間際、金型間の寸法としては、例えば2
mm程度に接近した時点で、上記後部油室5に型締用の圧
油の供給を開始する。
【0015】後部油室5では、前部油室4からの圧油の
流入により満たされるようになるが、型締ピストン3の
高速移動による油室の拡大率と型締ピストン3の押圧に
よる圧油の流入量とには差があり、スローダウン時にお
いても後部油室5側は圧油が不足気味で負圧状態となっ
ている。このためスローダウンの終了間際に後部油室5
に圧油を供給すると、その供給圧油は拡大に伴う圧油の
不足分の補給に費やされるので、供給後においても通路
6,6からの圧油の流入は損なわれず、またディスクバ
ルブ7はバルブ開放油室13の圧油により開放状態が維
持されたままなので、型閉工程は金型相互が完全に閉じ
る位置まで可動盤11を低速移動して終了する。
流入により満たされるようになるが、型締ピストン3の
高速移動による油室の拡大率と型締ピストン3の押圧に
よる圧油の流入量とには差があり、スローダウン時にお
いても後部油室5側は圧油が不足気味で負圧状態となっ
ている。このためスローダウンの終了間際に後部油室5
に圧油を供給すると、その供給圧油は拡大に伴う圧油の
不足分の補給に費やされるので、供給後においても通路
6,6からの圧油の流入は損なわれず、またディスクバ
ルブ7はバルブ開放油室13の圧油により開放状態が維
持されたままなので、型閉工程は金型相互が完全に閉じ
る位置まで可動盤11を低速移動して終了する。
【0016】型閉終了時における後部油室5では、金型
相互が完全に閉じるまでの僅かな時間に、継続供給され
ている圧油により不足分が補われて負圧が解消された状
態となる。またディスクバルブ7は型締ピストン3に臨
む前面よりもその反対側の後面の受圧面積が広いことか
ら、後部油室5のディスクバルブ7に作用する圧油力に
差が生じているので、型閉終了と同時にバルブ開放油室
13の圧油を排出して自由状態となすと、ディスクバル
ブ7は直ちに型締ピストン3側に移動してピストン背面
と密着し、通路6,6を閉鎖して後部油室5を前部油室
4から完全に遮断する。
相互が完全に閉じるまでの僅かな時間に、継続供給され
ている圧油により不足分が補われて負圧が解消された状
態となる。またディスクバルブ7は型締ピストン3に臨
む前面よりもその反対側の後面の受圧面積が広いことか
ら、後部油室5のディスクバルブ7に作用する圧油力に
差が生じているので、型閉終了と同時にバルブ開放油室
13の圧油を排出して自由状態となすと、ディスクバル
ブ7は直ちに型締ピストン3側に移動してピストン背面
と密着し、通路6,6を閉鎖して後部油室5を前部油室
4から完全に遮断する。
【0017】この遮断と同時に後部油室5では圧油の圧
縮と圧縮量の補償とが生じて、型閉終了直後から圧油は
後部油室5の昇圧を自動的に開始し、予め設定された型
締力に達するようになる。この結果、型閉終了後の負圧
の解消に要する時間が省略され、少なくともその時間だ
け型閉終了から設定型締力に達するまでの昇圧時間が短
縮されて、射出充填工程への移行が早まり、直圧式型締
装置でもハイサイクル成形が可能となる。
縮と圧縮量の補償とが生じて、型閉終了直後から圧油は
後部油室5の昇圧を自動的に開始し、予め設定された型
締力に達するようになる。この結果、型閉終了後の負圧
の解消に要する時間が省略され、少なくともその時間だ
け型閉終了から設定型締力に達するまでの昇圧時間が短
縮されて、射出充填工程への移行が早まり、直圧式型締
装置でもハイサイクル成形が可能となる。
【0018】なお、上記後部油室5への圧油の供給開始
の設定は、タイマーやリミットスイッチ、位置センサー
などを使用して行うことができる。タイマーによる場合
には、スローダウン開始と同時にタイマーを起動し、タ
イムアップにより圧油の供給を開始すればよく、またミ
ットスイッチや位置センサーでは、完全な型閉位置を基
準として、その手前の所定位置にスイッチやセンサーを
配置して、圧油の供給を開始すればよい。いずれにして
も、その開始時の設定には困難さはなく容易に行い得
る。
の設定は、タイマーやリミットスイッチ、位置センサー
などを使用して行うことができる。タイマーによる場合
には、スローダウン開始と同時にタイマーを起動し、タ
イムアップにより圧油の供給を開始すればよく、またミ
ットスイッチや位置センサーでは、完全な型閉位置を基
準として、その手前の所定位置にスイッチやセンサーを
配置して、圧油の供給を開始すればよい。いずれにして
も、その開始時の設定には困難さはなく容易に行い得
る。
【図1】 この発明に係る型締方法の実施の対象となる
直圧式型締装置の型開時の説明図である。
直圧式型締装置の型開時の説明図である。
【図2】 同上の型閉終了間際の説明図である。
1 型締シリンダ 2 型締ラム 3 型締ピストン 4 前部油室 5 後部油室 6 通路 7 ディスクバルブ 8 早送りシリンダ 9 ピストンロッド 13 バルブ開放油室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 守 長野県埴科郡坂城町大字南条2110番地 日 精樹脂工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 型締シリンダ内が型締ラム周囲の型締ピ
ストンにより前後2つの油室に区画され、それら油室を
型締ピストンに穿設した通路により連通するとともに、
型締側となる後部油室に上記通路を開閉するディスクバ
ルブを軸方向に可動自在に型締ラムに嵌装して設け、そ
のディスクバルブと型締ラムとの嵌合部位に少なくとも
バルブ開放油室を設けた直圧式型締装置において、 上記後部油室への型締用圧油の供給を、早送りシリンダ
による型閉工程のスローダウン終了間際に開始し、型閉
終了と同時に型締力の昇圧を自動的に開始させてなるこ
とを特徴とする直圧式型締装置の型締方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22145097A JP3262215B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 直圧式型締装置の型締方法 |
US09/133,263 US6103174A (en) | 1997-08-18 | 1998-08-13 | Mold clamping method for straight hydraulic mold clamping apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22145097A JP3262215B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 直圧式型締装置の型締方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1158397A true JPH1158397A (ja) | 1999-03-02 |
JP3262215B2 JP3262215B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=16766928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22145097A Expired - Fee Related JP3262215B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 直圧式型締装置の型締方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6103174A (ja) |
JP (1) | JP3262215B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4146026B2 (ja) * | 1998-04-24 | 2008-09-03 | 株式会社プライムポリマー | 成形装置及び成形方法 |
AT411034B (de) * | 2001-02-14 | 2003-09-25 | Hoerbiger Hydraulik | Hydraulische spannvorrichtung |
US20040022894A1 (en) * | 2002-07-31 | 2004-02-05 | Kim Jong Hwan | Molding machine closing apparatus having movable platen both guided and driven by multiple actuators |
DE102005053802A1 (de) * | 2005-11-11 | 2007-05-16 | Demag Ergotech Gmbh | Schließvorrichtung für eine Spritzgießmaschine |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5342248A (en) * | 1976-09-30 | 1978-04-17 | Katashi Aoki | Mold cramping device for injection molder |
GB2193681B (en) * | 1986-07-30 | 1989-12-13 | Toshiba Machine Co Ltd | A method of controlling mold clamping and compression in an injection molding machine |
JPH068021B2 (ja) * | 1987-02-27 | 1994-02-02 | 青木 茂人 | 射出成形機の型締機構 |
IN168838B (ja) * | 1987-02-28 | 1991-06-22 | Nissei Plastics Ind Co | |
JPS63212525A (ja) * | 1987-02-28 | 1988-09-05 | Nissei Plastics Ind Co | 型締装置 |
JPS6487318A (en) * | 1987-09-30 | 1989-03-31 | Nissei Plastics Ind Co | Mold clamping device |
DE4018334C1 (en) * | 1990-06-08 | 1991-11-07 | Karl 7298 Lossburg De Hehl | Hydraulic appts. for mould closing unit of injection moulder - includes pump control valve on mould closure unit, hydraulic cylinder(s) controlled by 4-4 way valve |
JP2936379B2 (ja) * | 1994-04-20 | 1999-08-23 | 日精樹脂工業株式会社 | 射出圧縮成形機の型締方法 |
JP3096895B2 (ja) * | 1996-10-09 | 2000-10-10 | 日精樹脂工業株式会社 | 射出成形機の制御方法 |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP22145097A patent/JP3262215B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-08-13 US US09/133,263 patent/US6103174A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6103174A (en) | 2000-08-15 |
JP3262215B2 (ja) | 2002-03-04 |
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