JPS6165253A - 電子写真用感光体 - Google Patents
電子写真用感光体Info
- Publication number
- JPS6165253A JPS6165253A JP18739184A JP18739184A JPS6165253A JP S6165253 A JPS6165253 A JP S6165253A JP 18739184 A JP18739184 A JP 18739184A JP 18739184 A JP18739184 A JP 18739184A JP S6165253 A JPS6165253 A JP S6165253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- selenium
- thallium
- surface layer
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の后１−る技術分野Ｊ
本発明は、ｆｆ通ｇ；？Ｊ［写Ｖあるいは光源としてＩ
Ｉ＠ｌ−Ｎｏレーザ、発光ダイオード、半導体レーザを
使用する光プリンタのような電子写真装置に用いられる
機能分離型の高怒度電子写真用感光体に関する。 【従来技術とその問題点］ 高感度感光体としては、例えば二に国特許第３６５５−
３７７号明細書あるいは通研実用化報告第３１巻、第３
号、 ５９７ 貝などで公知の３ＷＪ構造の感光層を有
す番感光体がある。このような感光体は、第１図に示す
ように、アルミニウム基体１の上にまず純セレンあるい
は低濃度セレン・テルル層からなるキャリア輸送１２を
設け、その上に場合によっては砒素が添加される高濃度
セレン・テルル層をキャリア発生層３として設け、さら
にその上に表面保護層４として場合によっては砒素ある
いはテルルが添加されるセレン層を積層したものである
。この樟な機能分離型の構造をとることによって、キャ
リア発生１１１３のテルル濃度を高くして高感度化して
も表面電荷１１のブロッキング性は表面ＷＪ４が但うた
め、帯電時、性や暗減衰特性をｍなうことなく高感度怒
光体を得ることができる。この感光体に表面層４の光学
吸収端の波長よりも短い波長の光１２が入射すると、光
１２は表面層４で吸収されて電子・正札対が形成され、
正孔１３がキャリア輸送層２を経て基板１に至る。一方
、表面層４の光学吸収端の波長より長い波長の光１５は
、表面層４をＬ１ｊ門してキャリア発生層３中で電子・
正孔対が形成される。そ、二で発生した正孔１３はキャ
リア輸送層２へ注入され、一方電子１４は表面層４へ注
入される。この結果、この感光体は第２図に示すような
分光特性を有する。すなわち、領域Ａでは表面層４で電
子・正孔対が発生し、ｉｌ Ｊ！！ｃ Ｂではキャリア
発生層３で電子・正孔対が発生する。しかし、キャリア
発生層３で形成された電子１４がバンドギャップの１交
いキャリア発生層からより広い表面層４に注入される際
一部がブロックされ、キャリア発生層３と表面ＪＦｇ４
の間に蓄積される。この様にして形成される電子の空間
電荷は、操り返しコピーあいは印字時において暗いＭＰ
の増大を引き起こし、百像湾度の低下の原因となる。 【発明の目的】 本発明は、機能分離型の感光層借造を有する感光体にお
いて、６３０〜８００ｎｌＩ＋の長波長光に対する高感
度を有しながら繰り返し画像形成時の帯電電位（現像部
暗部電位）の低下を抑制した電子写真用感光体を提供す
ることを目的とする。
Ｉ＠ｌ−Ｎｏレーザ、発光ダイオード、半導体レーザを
使用する光プリンタのような電子写真装置に用いられる
機能分離型の高怒度電子写真用感光体に関する。 【従来技術とその問題点］ 高感度感光体としては、例えば二に国特許第３６５５−
３７７号明細書あるいは通研実用化報告第３１巻、第３
号、 ５９７ 貝などで公知の３ＷＪ構造の感光層を有
す番感光体がある。このような感光体は、第１図に示す
ように、アルミニウム基体１の上にまず純セレンあるい
は低濃度セレン・テルル層からなるキャリア輸送１２を
設け、その上に場合によっては砒素が添加される高濃度
セレン・テルル層をキャリア発生層３として設け、さら
にその上に表面保護層４として場合によっては砒素ある
いはテルルが添加されるセレン層を積層したものである
。この樟な機能分離型の構造をとることによって、キャ
リア発生１１１３のテルル濃度を高くして高感度化して
も表面電荷１１のブロッキング性は表面ＷＪ４が但うた
め、帯電時、性や暗減衰特性をｍなうことなく高感度怒
光体を得ることができる。この感光体に表面層４の光学
吸収端の波長よりも短い波長の光１２が入射すると、光
１２は表面層４で吸収されて電子・正札対が形成され、
正孔１３がキャリア輸送層２を経て基板１に至る。一方
、表面層４の光学吸収端の波長より長い波長の光１５は
、表面層４をＬ１ｊ門してキャリア発生層３中で電子・
正孔対が形成される。そ、二で発生した正孔１３はキャ
リア輸送層２へ注入され、一方電子１４は表面層４へ注
入される。この結果、この感光体は第２図に示すような
分光特性を有する。すなわち、領域Ａでは表面層４で電
子・正孔対が発生し、ｉｌ Ｊ！！ｃ Ｂではキャリア
発生層３で電子・正孔対が発生する。しかし、キャリア
発生層３で形成された電子１４がバンドギャップの１交
いキャリア発生層からより広い表面層４に注入される際
一部がブロックされ、キャリア発生層３と表面ＪＦｇ４
の間に蓄積される。この様にして形成される電子の空間
電荷は、操り返しコピーあいは印字時において暗いＭＰ
の増大を引き起こし、百像湾度の低下の原因となる。 【発明の目的】 本発明は、機能分離型の感光層借造を有する感光体にお
いて、６３０〜８００ｎｌＩ＋の長波長光に対する高感
度を有しながら繰り返し画像形成時の帯電電位（現像部
暗部電位）の低下を抑制した電子写真用感光体を提供す
ることを目的とする。
本発明によれば、キャリア発生層の上に設けられる表面
層がタリウムを添加したセレン層よりなることによって
上記の目的が達成される０表面層にタリウムを添加する
ことにより、表面層の電子の深いトラップを減らすと同
時に正孔の深いトラップを増加させる。従ってタリウム
を添加した表面層は正孔の空間電荷を有しており、キャ
リア発生層で発生した電子が表面Ｎ側へ注入するのを電
界の力で助ける役割りを果たす、この結果繰り返し画像
形成時における電位低下が抑制される。
層がタリウムを添加したセレン層よりなることによって
上記の目的が達成される０表面層にタリウムを添加する
ことにより、表面層の電子の深いトラップを減らすと同
時に正孔の深いトラップを増加させる。従ってタリウム
を添加した表面層は正孔の空間電荷を有しており、キャ
リア発生層で発生した電子が表面Ｎ側へ注入するのを電
界の力で助ける役割りを果たす、この結果繰り返し画像
形成時における電位低下が抑制される。
第１図に示す構造をもつ機能分離型感光体として、１２
０ｍ＋＊の外径をもつアルミニウム素管を５５℃に保ち
、この基体ｌの上に純セレンを５５μ四の厚さに真空蒸
着してキャリア輸送層２とし、引続きセレン・テルル合
金を第３図の濃度分布を存する様にフラツンユ蒸着で形
成してキャリア発生層とした０次いで真空を破らずに以
下の４ｐＨの原料を用いて２μｍの厚さの表面層をフラ
ッシュ蒸着した。 （１） 純セレン（９９，９９９％純度）１２）タリ
ウム５０ｐｐｍを添加したセレン・タリウム合金（３）
タリウム５００ｐｐｌＫを添加したセレン・タリウ
ム合金ス４） 々リウム５０００ｐｐｍを添加したセ
レン・タリウム合金このようにして製作された感光体の
７８０ｎｍの単色光に対する初期電位８５０ｖからの半
減衰露光量はすべて０．６〜０．９μＪ／ｃｄの範囲に
あり、中低速の半導体レーデプリンタに好】轟の感度を
有している０次にこの感光体を第４１Ｔ！ｌに示すシー
ケンスで作りした。すなわち、初期から５回転（５サイ
クル）はレーザを消して帯電のみを操り返して現像部で
の暗部電位Ｖｄ、を測定し、その後帯電レーザｎ光を２
４０サイクル繰り返してから再びレーザをγＩ’ｌす、
このときの２４７サイクルの際の暗い部電位をＶｄ、と
して：；）電低下ΔＶＳを ΔＶ ３− Ｖｄ＋ Ｖｄｔ で定荀する。また２４４す・ｆクル時の明部電位を残留
電位Ｖ「とする。この精工をＴＹ１表に示す。 第１表 この結果から、表面層４にタリウムを添加することによ
り操り返し画像形成時の電位変動を抑制できること、反
面残留電位の上昇が著しく、残留電位を低くかつ電位変
動を少なくするためには、タリウムを５〜５００ｐｐ−
を添加することが有効であることが判かった。そのほか
この範囲のタリウムの添加により高温での電位変動を悪
くならないことも判かった。 なお、タリウムは表面層４の全体に添加してもよいが、
表面層の限定された部分、例えばキャリア発生層との界
面層にのみ添加しても良く、基本的には表面層のどこに
添加しても良い。
０ｍ＋＊の外径をもつアルミニウム素管を５５℃に保ち
、この基体ｌの上に純セレンを５５μ四の厚さに真空蒸
着してキャリア輸送層２とし、引続きセレン・テルル合
金を第３図の濃度分布を存する様にフラツンユ蒸着で形
成してキャリア発生層とした０次いで真空を破らずに以
下の４ｐＨの原料を用いて２μｍの厚さの表面層をフラ
ッシュ蒸着した。 （１） 純セレン（９９，９９９％純度）１２）タリ
ウム５０ｐｐｍを添加したセレン・タリウム合金（３）
タリウム５００ｐｐｌＫを添加したセレン・タリウ
ム合金ス４） 々リウム５０００ｐｐｍを添加したセ
レン・タリウム合金このようにして製作された感光体の
７８０ｎｍの単色光に対する初期電位８５０ｖからの半
減衰露光量はすべて０．６〜０．９μＪ／ｃｄの範囲に
あり、中低速の半導体レーデプリンタに好】轟の感度を
有している０次にこの感光体を第４１Ｔ！ｌに示すシー
ケンスで作りした。すなわち、初期から５回転（５サイ
クル）はレーザを消して帯電のみを操り返して現像部で
の暗部電位Ｖｄ、を測定し、その後帯電レーザｎ光を２
４０サイクル繰り返してから再びレーザをγＩ’ｌす、
このときの２４７サイクルの際の暗い部電位をＶｄ、と
して：；）電低下ΔＶＳを ΔＶ ３− Ｖｄ＋ Ｖｄｔ で定荀する。また２４４す・ｆクル時の明部電位を残留
電位Ｖ「とする。この精工をＴＹ１表に示す。 第１表 この結果から、表面層４にタリウムを添加することによ
り操り返し画像形成時の電位変動を抑制できること、反
面残留電位の上昇が著しく、残留電位を低くかつ電位変
動を少なくするためには、タリウムを５〜５００ｐｐ−
を添加することが有効であることが判かった。そのほか
この範囲のタリウムの添加により高温での電位変動を悪
くならないことも判かった。 なお、タリウムは表面層４の全体に添加してもよいが、
表面層の限定された部分、例えばキャリア発生層との界
面層にのみ添加しても良く、基本的には表面層のどこに
添加しても良い。
本発明に機能分離型の高温度セレン・テルル層からなる
キャリア発生層に到達する長波長ｓＪ！域の光によって
形成さ１１、る二Ｔ−正孔に１のうらの電子が表面層に
注入される「７ブｒ１ツクされて表面層との界面にゴミ
１されるのを防ぐために、表面層としてタリウノ、１添
加し／、：セレン欝を用いることにより表面−中への電
子の注入、柊勤を容易にするもので、１ｌｅ−Ｎｅレー
ザ、発光ダイオード、半導体レーザのような長波長領域
の光を露光光源とする電子写真装置に用いられる高感度
盛光体の疲労による帯’ｉ’ｉ ’ｍ、位の低下が防止
できるため得られる効果は極めて大きい。
キャリア発生層に到達する長波長ｓＪ！域の光によって
形成さ１１、る二Ｔ−正孔に１のうらの電子が表面層に
注入される「７ブｒ１ツクされて表面層との界面にゴミ
１されるのを防ぐために、表面層としてタリウノ、１添
加し／、：セレン欝を用いることにより表面−中への電
子の注入、柊勤を容易にするもので、１ｌｅ−Ｎｅレー
ザ、発光ダイオード、半導体レーザのような長波長領域
の光を露光光源とする電子写真装置に用いられる高感度
盛光体の疲労による帯’ｉ’ｉ ’ｍ、位の低下が防止
できるため得られる効果は極めて大きい。
第１図は本発明の実施される機能分離型感光体の一例の
椿遣を示す断面図、第２ＵｊＪはその分光電子写真特性
図、第３図はキャリア発生層の一例の濃度分布図、第４
図は繰り返し疲労評価シーケンス図である。 １ニアルミニウム基体、２：キャリア輸送層、３：キャ
リア発生層、４：表面層。 第１因 第 ２図 浪弄へ（）７Ｘｈχ）第３図 汽４図
椿遣を示す断面図、第２ＵｊＪはその分光電子写真特性
図、第３図はキャリア発生層の一例の濃度分布図、第４
図は繰り返し疲労評価シーケンス図である。 １ニアルミニウム基体、２：キャリア輸送層、３：キャ
リア発生層、４：表面層。 第１因 第 ２図 浪弄へ（）７Ｘｈχ）第３図 汽４図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）機能分離型であって、高濃度セレン・テルル層より
なるキャリア発生層を有するものにおいて、キャリア発
生層の上に設けられる表面層がタリウムを添加したセレ
ン層よりなることを特徴とする電子写真用感光体。 ２）特許請求の範囲第１項記載の感光体において、キャ
リア発生層が５〜５０ｐｐｍのタリウムを含むことを特
徴とする電子写真用感光体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18739184A JPS6165253A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 電子写真用感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18739184A JPS6165253A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 電子写真用感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6165253A true JPS6165253A (ja) | 1986-04-03 |
Family
ID=16205201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18739184A Pending JPS6165253A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 電子写真用感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6165253A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6315257A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-22 | Minolta Camera Co Ltd | 感光体 |
| JPS6315255A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-22 | Minolta Camera Co Ltd | 感光体 |
| JPS6315256A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-22 | Minolta Camera Co Ltd | 感光体 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4840434A (ja) * | 1971-09-02 | 1973-06-14 | Xerox Corp | |
| JPS48102632A (ja) * | 1972-03-07 | 1973-12-24 | ||
| JPS5136944A (ja) * | 1973-02-03 | 1976-03-29 | Int Standard Electric Corp | |
| JPS533393A (en) * | 1976-06-30 | 1978-01-13 | Ebara Mfg | Method and apparatus for n20 analysis |
| JPS58179843A (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-21 | Fuji Electric Co Ltd | 電子写真用感光体 |
| JPS58189644A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-05 | Fuji Electric Co Ltd | 電子写真用感光体 |
-
1984
- 1984-09-07 JP JP18739184A patent/JPS6165253A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4840434A (ja) * | 1971-09-02 | 1973-06-14 | Xerox Corp | |
| JPS48102632A (ja) * | 1972-03-07 | 1973-12-24 | ||
| JPS5136944A (ja) * | 1973-02-03 | 1976-03-29 | Int Standard Electric Corp | |
| JPS533393A (en) * | 1976-06-30 | 1978-01-13 | Ebara Mfg | Method and apparatus for n20 analysis |
| JPS58179843A (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-21 | Fuji Electric Co Ltd | 電子写真用感光体 |
| JPS58189644A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-05 | Fuji Electric Co Ltd | 電子写真用感光体 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6315257A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-22 | Minolta Camera Co Ltd | 感光体 |
| JPS6315255A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-22 | Minolta Camera Co Ltd | 感光体 |
| JPS6315256A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-22 | Minolta Camera Co Ltd | 感光体 |
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