JPS6163615A - 消炎鎮痛剤 - Google Patents

消炎鎮痛剤

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JPS6163615A
JPS6163615A JP18469884A JP18469884A JPS6163615A JP S6163615 A JPS6163615 A JP S6163615A JP 18469884 A JP18469884 A JP 18469884A JP 18469884 A JP18469884 A JP 18469884A JP S6163615 A JPS6163615 A JP S6163615A
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mefenamic acid
ointment
water
concentration
hydrophilic
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Shunichi Naito
俊一 内藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 比し吸収性、血中濃度持続性にすぐれるとともに皮下貯
溜特性を有し、その上副作用が大巾に少ないメフェナム
酸を有効成分とする消炎鎮痛剤中剤に関するものである
従来の技術 従来から各種の゛非ステロイド系消炎鎮痛剤が広く使用
されているが、周知の通り経口投与によるときは、一般
に消化器障害、すなわち悪心、or=吐、下痢、食欲不
振等を招来する副作用があり、薬剤によっては長期間の
服用により潰瘍を生起させる危険性がある。
このため生薬形態による投与も試みられているが、なお
依然として副作用を伴なうにもかかわらず、薬効は大巾
に変動し、場合によっては薬効が低下することを免かれ
なかった。
近時、これ等非ステロイド系消炎鎮痛剤を軟膏剤として
経皮的に吸収させる試みがなされている。
例えば、上記消炎鎮痛剤中、とくにインドメタシンを選
択した軟膏剤としては、特開昭53 − 81616号
、同昭56 − 5)410号、同昭57 − 126
414号、同昭58−189115号等がある。冒頭の
ものはインドメタシンが水に難溶性であるところから、
グリコール類、低級アルコール及び水の混合物からなる
溶媒にこれを溶解させ、ゲル化させることにより比較的
吸収性の良好な軟膏剤を提供しようとするものであり、
他の三者はインドメタシン配合軟せ剤の安定性を良好な
らしめるため、脂肪酸のポリエチレングリコールエステ
ルを添加し、クロミトンを添罪し、テルペノイド類ある
いはフェノール類を添加するものである。
また、上記インドメタシン軟膏剤は吸収性、安定性にお
いて不満足なものであるとし、非ステロイド系消炎鎮痛
剤中、とくにケトプロフェンを選択して配合したゲル剤
、軟膏剤も公知である(特開昭56−161323号、
同昭58−39616号、同昭58=103311号)
同様の理由から、フルフェナム酸を配合した軟膏剤(特
開昭56−110614号)、フルルビプロフェンを配
合した軟膏剤(特開昭56−161324号)もまた公
知である。
しかしながら、いずれの軟膏剤も経口投与に比し−(そ
の薬効シまきわめて低く不7a1足なものてあった。
究明の要約 本発明者は、この種消炎鎮痛剤のうち、とくにメフェナ
ム酸に着目し、種々σ1究を重ねた結果、各、腫軟r[
剤中、とくに含水・吹うT基剤(油中水型の吸水軟膏基
剤および水中油型の親水軟膏基剤)にメフェナム酸を配
合した軟汀剤、とくにその水1生相のpHを6〜8、好
ましくは約6〜約7.5に調整するときは、配合された
メフェナム酸の経皮的吸収、皮下貯溜量がきわめて高く
、さらには特定の吸収促進剤の添加がその吸収性向上に
とくに有効に働くことを見出した。この現象は親水軟膏
剤においてとくに顕著であった。
軟「(°削の調製 (1)  吸水軟膏剤 日本薬局方にもとづき、白色ワセリン400J、セタノ
ール180 ii’、パラオキシ安息香酸ブチル(また
はバラオキシ安息香酸プロピル)IF、ラウロマクロゴ
ール5)およびセスキオレイン酸ソルビタン501をと
り、水浴上で75°Cに保ちながらパラオキシ安息香酸
エチル(またはバラオキシ安息香酸メチル)IIを精製
水に加え、これを80°Cに加温して溶解した液に所定
量のメフェナム酸を配合し、これにアルカリ溶液を添加
して所定のpH値とした液を徐々に加えて全量を10O
f)jとなし、これを固まるまでよく攪拌して目的とす
るメフェナム酸配合の吸水載膏剤を得た。
(2)  親水軟膏剤 日本薬局方にもとづき、白色ワセリン250Jおよびス
テアリルアルコール2201を水溶上で溶解し、攪拌し
て約75℃に保ち、別にプロピレングリコール120 
g−、ラウリル硫酸ナトリウム15L?、パラオキシ安
息香酸エチル(またはバラオキシ安息香酸メチル)oj
s fおよびバラオキシ安息香酸プロピル0.15 f
を精製水に溶解して75℃に加温上記の溶解物を加えて
全量を1ooo 5cとし、固まるまで充分に攪拌して
目的とするメフェナム酸配合の親水軟膏剤を得た。
メフェナム酸血中濃度および皮下貯溜量の乙用定 いずれも常法により測定を行った。
被検体および軟膏剤塗布法 本発明においては、5羽1群のラビットの腹部の毛を剃
り、密封包帯法により6X]Omのリント布に100m
g/kgの割合で腹部に塗布した。
試験例1 本試験例においては、メフェナム酸の経口投与、静脈内
投与および直腸内(生薬)投与(吸水および親水軟膏使
用)と本発明による軟膏剤の経皮投tすとの作用効果の
差異について検討を行った。
すなわち試験例としては下記の6種を採用し、それぞれ
投与後のメフェナム酸の血中濃度を測定した。
(A)  メフェナム酸溶液の静脈内投与ラビットに対
し25 (1)SI /kgの割合でメフェナム酸溶液
の静脈内に投与し、メフェナム酸の血中濃度を時間の経
過によって測定した。結果は十1図に示す通りであった
(B)  メフェナム酸溶液の経口投与ラビットに対し
100m9/に9の割合でメフェナム酸(B 液を経口
投与し、メフェナム酸の血中濃度を時間の経過によって
測定した。結果:ま牙2図に示す通りであった。
削を5(11夕/に9の割合でラビットに直腸内投与し
、メフェナム酸の血中濃度を時間の経過)でよって測定
した。結果は第3図(点線)に示す通りであった。
(D)  親水軟膏剤による直腸投与(坐薬)pH7,
42、メフェナム酸濃度2.8%の親水軟膏剤を50m
9/kgの割合でラビットに直腸投与、メフェナム酸の
血中濃度を時間の経過によって測定した。結果は第3図
(実線)に示す通りであった。
(E)  吸水軟膏剤による経皮投与(本発明)pH7
,42、メフェナム酸濃度2.8%の本発明による吸水
炊iT +’illをラビットに密封包帯法により塗布
し、メフェナム酸の血中濃度を時間の経過によって測定
した。結果は矛4図(点線)に示す通りであった。
(F)  親水軟膏剤による経皮投与(本発明)pH7
,42、メフェナム酸濃度2.8%の本発明による親木
軟膏剤をラビットに密封包帯法により塗布し、メフェナ
ム酸の血中濃度を時間の経過によって画定した。結果は
第4図(実線)に示す通りであった。
牙1乃至4図に示す結果より下記のことが明らかとなっ
た。
静脈投与に関する第1図および経口投与に関する:1−
2図より、いずれの場合もメフェナム酸投与後1時間経
過後には血中におけるメフェナム酸濃度をま比較的急激
に低下する。
また直腸内投与に関する第3図においてシま、その坐薬
として本発明による吸水軟膏剤および親水状・汀剤を使
用したが、いずれも1時間経過においてメフェナム酸の
血中濃度は大巾に低下し、その後時間の経過とともに血
中濃度はさらに低下する。
これて対して本発明による吸水軟膏剤および親木軟膏剤
を密封包帯法により塗布した場合、時間の経過にともな
って、メフェナム酸の血中濃度は次オに増加した。
これ)ま後述するメフェナム酸の皮下貯溜特性と相まっ
て示されたメフェナム酸の効果の持続性を示すものであ
り、とくに親水軟膏剤においてはメフェナム酸の血中濃
度が大であり、吸水軟膏のそれの2倍である。
さらに、本発明による吸水軟膏剤および親水軟膏剤にお
いてシま、経口、静脈内あるいは直腸内投与と異なりメ
フェナム酸による副作用がきわめて少ないものである。
試 −5ン e2リ 2 本試験においては配合するメフェナム酸の濃度について
検討した。
すなわち、pH7,42に調整した本発明による親水軟
膏剤において、メフェナム酸濃度0.8%、1.−1条
、4,2%および10%のものを用い、密封包帯法によ
りラビットにそれぞれ親水軟膏剤を塗布し、メフェナム
酸の血中濃度を時間の経過によって測定した。結果’+
’!i5図に示す通りであったっ〕・5図に示す通り、
メフェナム酸濃度1.4%の親水軟膏剤(損の場合は経
過時間5時間より10時間にわたりメフェナム酸の血中
濃度シま約2μf/meを維持し、濃度4.2%の親水
軟膏剤(IN+の場合シま同様な経過時間においてメフ
ェナム酸の血中濃度は約3.5μf/mlを示した。
しかし、濃度0.8%の親水軟膏剤(1)の場合は同様
な経過時間においてメフェナム酸の血中濃度はきわめて
低く、はとんど吸収効果が発揮されず、また濃度lO%
の親水軟膏剤(IVIの血中濃度はメフェナム酸濃度4
.2%の場合、すなわち曲線■の場合ときわめて類似し
ている。
牙5図より明らかなように、本発明による親水状・IT
剤はメフェナム酸の濃度が約1チ以下ではその作用効果
が期侍できず、濃度が約5係以上、たとえば10%にお
いてもその作用効果は約5%の場合ときわめて類似する
。したがって約5%以上の濃度のものをあえて使用する
必要シまない。
したかってメフェナム酸濃度は約1〜約5%である。
なお、吸水軟膏剤に於ても親水軟膏剤の場合と頚イ以の
1頃向を示す。
試験例3 本試験例においては、本発明による吸水軟膏剤および親
水軟膏剤を密封包帯法により塗布した場合のメフェナム
酸の皮下貯溜特注について検討した。
(N 吸水軟膏剤塗布の場合 pH7,42、メフェナム酸濃度2.8係の本発明によ
る吸水軟膏剤を密封包帯法によりラビットに塗布し、メ
フェナム酸の血中濃度と経果はオ6図に示す通りであっ
た。
オ6図の結果において、メフェナム酸の血中濃度と経過
時間との関係は図示の曲線の通りであり、10時間経過
時で約1μf/rugであるが、本発明の吸水軟膏剤に
おいて特徴的なことは、メフェナム酸が皮下に貯溜する
ことである。
すなわち4時間経過時においてメフェナム酸の皮下貯溜
は約20μg−/cr?rであり、9時間経過時におけ
ろ皮下貯溜は約12μz/dであった。
(14)親水状11剤塗布の場合 pi−17、=l 2、メフェナム酸濃度2.8係の本
発明による親水軟膏剤を密封包帯法によりラビットに塗
布し、メフェナム酸の血中濃度と経過時間との関係およ
び4時間、9時間経過時のメフェナム酸の皮下貯溜状態
を検討した。
結果シま′A−7図に示す通りであった。
」・7図において、メフェナム酸の血中濃度シま10時
間経過時で約2μf/mlであり、含水軟・話七約2倍
量を示し、4時間および9時間経過時におけるメフェナ
ム酸の皮下貯溜はそれぞれ約75μデ/dであった。
本究明によろ含水軟膏剤は上述の如くメフェナム酸が皮
下貯溜し、それに基因して血中濃度が大であるとともに
、その持続性にすぐれている。
とくに吸水軟膏剤に比し、親水軟膏剤において)ま皮下
貯溜性にすぐれ、4時間経過時においては約4倍に近く
、9時間経過時においては約5.8倍であり、4時間経
過時が75μFt/cra、9時間経過時れ、血中濃度
も犬であり、その持続性においてもとくにすぐれている
また、本発明による含水軟■剤はかかるメフェナム酸の
皮下貯溜があるので、たとえば4時間経過後投与した軟
骨剤をとりのぞいても、その後依然として貯溜メフェナ
ム酸が血中に移行して、血中にメフェナム酸が存在し、
作用効果が持続される。
試験例4 本試験列においては、本発明による吸水軟膏剤をラビッ
トに密封包帯法により塗布した場合のpH値とメフェナ
ム酸の血中濃度との関係を時間の経過によって検討した
すなわち、メフェナム酸濃度2.8係の本発明による吸
水軟膏剤のpH値を5.0.6.0.7.42.7.8
5.8.0および8.5とし、6種の吸水軟膏剤につい
てそれぞれメフェナム酸の血中濃度と経過時間との関係
を測定した。結果はオ8図に示す通りであった。
〕・8図の結果において、pH6,0(1)は中性に近
いpH7,4だ(II)と時間経過によるメフェナム酸
の血中濃度の傾向が類似し、その10時間経過において
の血中濃度)ま約1μv−/ml″′C−あり、pH7
、85(If)とplI8 、 O(IV)とも上記の
関係において灯1似θ〕項回を示し、その10時間経過
におけるメフェナム酸の血中U l−ff1は前者の半
分間、すなわち約0.4μf/m、1で・あった。
一方、pi−I8.5(〜Qの場合はメフェナム酸の血
中濃度はきわめ−(低く、10時間経過時で0.1μ’
i−/me以Fであり、さらにpH5,o(S’Dの場
合はメフェナム酸の血中濃度はほとんど0であり、測定
か不可能で、ちった。
以上の事実より、本発明の吸水軟膏剤においてはそのp
Hが6〜8になすべきことが判明した。
なお、本発明による親水軟膏剤においてもきわめて類似
の傾向を示し、そのpHは同様に6〜8であった。
試験例5 すでに上述したように、本願発明による吸水軟膏剤およ
び親水軟膏剤の経皮投与においてはメフェナム酸の吸収
にすぐれ、その上皮下貯溜性があるので血中濃度の時間
経過における持続性にすぐれているが、本試験例では本
発明による含水軟膏剤に添加する吸収促進剤について検
討した。
本発明者は各種化合物についてその吸収促進剤について
検討した結果、本発明による含水軟膏剤にはニコチン酸
アミドおよびN−メチル−2−ビ01Jトンが吸収促進
に著効があることを見出した。
すなわち、pH7,42、メフェナム酸濃度2.8%の
親水軟膏剤にN−メチル−2−ピロリドンおよびニコチ
ン酸アミドなそれぞれ0.5%および2.0係配合し、
それぞれをラビットに密封包帯法により塗布して、それ
らの吸収促進効果を無配合の親水軟骨剤(p+−47,
42、メフェナム酸濃度2.8係)と比較した。結果は
オ9図および牙10図に示す通りであった。
矛9図はN−メチル−2−ピロリドンを0.5係および
2%配合した親木軟膏剤を塗布した場合の結果な示すも
のであり、N−メチル−2−ビOIJトン無配合のもの
に対し、0.5%および2%配合の親水軟膏剤の場合、
10時間経過時メフェナム酸の血中濃度が無配合におい
て約2μf/mlであるのに対し、配合したものはいず
れも約3μf/rn1強でル)す、無配合のものに対し
約1.5倍血中濃度が大であり、N−メチル−2−ピロ
リドンは吸収促進剤として著効があることが判った。
つぎに、牙10図はニコチン酸アミドを0.5%↑6よ
び2%配合した親水軟膏剤を塗布した場合の結果を示す
ものであり、ニコチン酸アミド無配合のものに対し、0
.5係配合の親水軟Aお−・てはその10時間経過時に
おけるメフェナム酸血中濃度に大差なく、やや吸収促進
性を示したにすぎないが、2係配合の場合はその10時
間経過時のメフェナム酸血中濃度が無配合の場合の約2
μ9−7m1に対し約3μ’i−/mlに上昇し、ニコ
チン酸アミド配合の場合は無配合のものに対し、約1.
5倍の吸収促進効果が示された。
なお、吸水軟膏剤においては、やや劣るが類似の(順向
を示した。
参考例1 すでに上述した如く、本発明による吸水軟膏剤および親
水軟膏剤はすべて密封包帯法により経皮投与試験を行っ
た。これはメフェナム酸配合金水軟膏剤においてはメフ
ェナム酸の放出傾向が存在するからであり、牙11図は
密封包帯法によるメフェナム酸放出抑制効果をメフェナ
ム酸の血中濃度と経過時間との関係において求めたもの
であり、I シま密封包帯法によるものであり、1!)
ま同法によらないものであり、いずれもメフェナム酸濃
度2.8%、pH7,42の親水軟骨剤を使用した。
第11図の結果に示すように本発明による軟膏において
はすべて密封包帯法を採用すべきである。
参考例2 本発明による吸水軟膏剤および親水軟膏剤は経皮投与を
特徴として著効な発揮するものであるが、塗布すべき部
位によりその効果に若干の差異が生フェナム酸濃度2.
8%の親水軟膏剤を密封包帯法によりラビットの腹部、
背部および大腿部に塗布した場合のメフェナム酸血中濃
度と経過時間との閏1系から塗布部位による吸収の差異
を求めたものでk〕ろ。
A′12図において、lは背部および腹部、II )ま
犬布した場合が、メフェナム酸の吸収にすぐれているこ
とが判明した。
発明の効果 本発明は、経口、静脈内あるいは直腸内(生薬)投L−
,に比し、有効成分の吸収性、血中濃度の持続性にすぐ
れているとともに皮下貯溜特性を有し、その上副作用が
大巾て少ない、メフェナム酸を有効成分として配合した
消炎鎮痛含水軟1′:f剤、すなわち吸水軟膏剤および
親水軟汀削に関するものである。
すでに上記に(詳述したように、本発明による含水軟膏
剤は添附図面に明示したように、有効成分であるメフェ
ナム酸の経皮吸収性においてすぐれ、しかも軟膏剤中の
水性相のpHを6〜8に調整することおよび軟膏剤に吸
収促進剤としてN−メチル−2−ピロリドンあるいはニ
コチン酸アミドを添加することによりメフェナム酸の血
中濃度をさらに高めて維持することを特徴とするもので
ある。
さらに本発明による含水軟膏剤は経皮投与においてメフ
ェナム酸な吸収ずろとともに皮下にメフェナム酸を貯溜
する特性を有するものである。したがって、この特性に
より血中濃度の持続性をさらに高めるとともに、たとえ
ば塗布した軟膏を数時間後に除去しても、皮下に貯溜し
たメフェナム酸が吸収されてその血中濃度が維持される
という犬ぎい刊点か存在ずろ。
なオ。、吸水軟膏剤に比し、親水軟膏剤におい℃1’:
lニー):記した各種の本発明による特徴をより顕著に
発揮する。
【図面の簡単な説明】
添附図面中、3□ 1図はメフェナム酸溶液を静脈中濃
度の経時変化を示すグラフ、第3図はメフェナム酸配合
の含水および親水軟膏剤を生薬として直腸内に投与した
場合のメフェナム酸の血中濃度ナム酸の血中濃度の経時
変化を示すグラフ、牙5図は本発明による親水軟膏剤中
のメフェナム酸の濃度とメフェナム酸の血中濃度との関
係を経時変化により示したグラフ、ぢ・6図は本発明に
よる吸水軟膏剤の経皮投与時のメフェナム酸の皮下貯溜
を示すグラフ、牙7図は本発明による親水軟膏剤の経皮
投与時のメフェナム酸を皮下貯溜を示すグラフ、第8図
は本発明による吸水軟膏剤の経皮投与時におけるpHメ
フェナム酸の血中濃度の経過時間との関係を示すグラフ
、牙9図は本発明による親水軟膏剤に吸収促進剤として
N−メチル−2−ビQ IJトンを添加した場合の経皮
投与におけるメフェナム酸の血中濃度の経時変化を示す
グラフ、第10図は本発明による親水軟膏剤に吸収促進
剤としてニコチン酸アミドを添加した場合の経皮投与に
おけるメフェナム酸の血中の度の経時変化を示すグラス
ミn図は本発明による親水軟汀剤の経皮投与時の密封包
帯法の効果をメフェナム酸の血中濃度の経時変化により
示すグラフ、牙12図は本発明による親水軟膏剤つ経皮
投与部位とメフェナム酸の血中濃度との関係を経時変化
により示したグラフである。 特許出願人   内  藤  俊  −代理人弁理士 
 1) 代  魚  治時間(h「) 第3図 g!1間(hr) 第5図 第6図 第7図 時bI (hr) 時1”Jl(hr) 第9図 鴫藺(hr) 9’!lIJ’l(hr)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)含水軟膏基剤にメフェナム酸を配合してなるメフ
    ェナム酸を有効成分とする消炎鎮痛剤。
  2. (2)含水軟膏基剤が吸水軟膏基剤である特許請求の範
    囲第1項に記載の軟膏剤。
  3. (3)含水軟膏基剤が親水軟膏基剤である特許請求の範
    囲第1項に記載の軟膏剤。
  4. (4)メフェナム酸を添加した水性相のpHを6〜8に
    調整して得た特許請求の範囲第2項または第3項に記載
    の軟膏剤。
  5. (5)吸収促進剤としてニコチン酸アミドあるいはN−
    メチル−2−ピロリドンを添加した特許請求の範囲第2
    項、第3項または第4項に記載の軟膏剤。
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